JPH02122206A - 光ファイバー干渉計およびその信号処理方法 - Google Patents

光ファイバー干渉計およびその信号処理方法

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JPH02122206A
JPH02122206A JP63274600A JP27460088A JPH02122206A JP H02122206 A JPH02122206 A JP H02122206A JP 63274600 A JP63274600 A JP 63274600A JP 27460088 A JP27460088 A JP 27460088A JP H02122206 A JPH02122206 A JP H02122206A
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JP
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light
optical fiber
fiber
polarization
mode polarization
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JP63274600A
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English (en)
Inventor
Bii Raito Oribaa
オリバー ビー.ライト
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は物体表面の微振動や位置の測定に用いる非接触
の光干渉による測定法に関する。例えばこの方法はマイ
クロホンの振動板の振動の計測、固体の音響光学的な振
動の計測、或いは振動センサー中の共鳴周波数の決定な
どに用いることが出来る。更にまた、この発明は位置セ
ンサー又は距離センサーとして用いることが出来る。
〔従来の技術〕
光干渉計は小さな変位の測定に適している。これは、測
定対象が波長の数分の1変位するだけで光干渉計の出力
が最大から最小まで変化するためである。
光干渉計に対する光ファイバーの使用は広く行われてい
る。光ファイバーの持つ利点は例えば、小型の計測端、
電気或いは磁気干渉に対する不感性、危険性の高い環境
や化学的に活性な環境における安全な使用性、或いは計
測器から遠く離れた所での使用が可能であることなどが
あげられる。
誘起された光の位相の変化に対する干渉計の感度は干渉
計の応答の周期的性質のため一定ではない。センサーと
してこの光干渉計を使用する場合、この変動する感度は
受は入れがたく、小さな周囲の温度変化や圧力変動ある
いは機器のクリープ変形などに起因して信号がフェーデ
ィングする原因となる。応答が光の位相変化に対して直
線的な関数とするために、そして信号のフェーディング
をさけるために、多数の技術が提案されている。単モー
ド光ファイバー干渉計に関するこれら幾つかの技術が、
例えばり、八0.Jackson、 J、Phys、E
、Vo118 p981−1001.1985に記載さ
れている。そのうち能動的ホモダイン技術においては、
位相変調器がマツハツエンダ−(Mach−Zehnd
er)型干渉計の参照ファイバーアーム中に設置され、
干渉計の感度が最高になるようにサーボフィードバック
ループが形成されている。またヘテロゲイン技術におい
ては、干渉計の1つのアームが例えばBraggセルの
ような音響光変調器によって周波数シフトを受ける。干
渉計の出力は信号処理されて、干渉計の位相の信号へと
変換される。これらの方法は位相または周波数変調ユニ
ットを必要としコストを上昇させるとともに装置が繁雑
となる。能動システムにはこのような問題点のあること
から、このような問題点のない受動システムが発達して
来ている。
幾つかの単一モード光ファイバー干渉計受動システムが
S、に、Sheem、 T、G、Giallorenz
i and K、Koo。
^ppl+ed 0ptrcs、 Vow、21 p6
78−693.1982に記載されている。また、光フ
ァイバーを使用しない受動システムがA、D、Kers
ey、 D、A、’Jacks’onandM、Cor
ke、  Electronics Letters、
 Vol、18. p392393、1982に記載さ
れている。これらのシステムにおいては、一般的に用い
られる方法と異なり、2つの出力信号がマツハツエンダ
−干渉計により得られる。2つの出力信号はπ/2ラジ
アンの位相差が保たれる。2つの出力信号を結合するこ
とにより小さな位相差((2π)に比例した信号が得ら
れる。この信号は前述のような信号のフェーディングを
こうむらない。2つの出力信号のπ/2ラジアンの位相
差は種々の方法で作り出すことが出来る。ファイバーを
使用しないマンハツェンダー干渉計においては1/4波
長板が干渉計の参照アーム中の直線偏光の光を円偏光に
変えるために用いられる。ファイバー型のマツハツエン
ダ−干渉計においては、2つの異なった波長間のスイッ
チングにより、または複屈折単一モード光ファイバーで
2つの垂直の偏光を用いることにより、または2番目の
ビームスプリッタ−として3X3方向性結合器を用いる
ことによりπ/2の位相差かえられる。
しかしながら、マツハツエンダ−光ファイバー干渉計は
ファイバーケーブルのような光伝送路を用いて測定端を
光源や電子機器から分離することが必要である場合のフ
ァイバー光センサーに用いるには適していない。例えば
温度、圧力変化等によりもたらされるマツハツエンダ−
干渉計の光像送路周囲の変動は位相に受は入れがたい変
動をもたらすからである。
ファイバーを使用しないマイケルソン干渉計による位置
や変位の測定法がT、Kubota、 M、Nara 
andT、Yoshino、 0ptics Lett
ers、 Vol、12. No5.、p310312
、1987で提案されている。ここではλ/8波長板を
用いてπ/2の位相差を干渉計に導入している。また偏
波面保存ファイバーを使った同様の技術がT、 Kub
ota等(T、Kubota、T、Yoshino、 
T、Ose。
0ptics Letters、 Vol、9 p31
.1984)によって提案されている。それは流体の屈
折率変化を測定するためのものであり、2つの信号ビー
ムと参照ビームを作るために、ファイバーの出力端で2
つのレンズを用いる。ビームの1つはλ/8波長板を通
過する。これらのビームは2つの流体の入った容器を横
切る。そして、この流体の屈折率差が測定できる。この
マイケルソン干渉計の技術でファイバー中での位相のゆ
らぎの問題を解決できる。なぜならば信号ビームも参照
ビームも同じファイバーを通るからである。しかしなが
ら、ファイバーの曲がりや温度変化によるファイバーの
減衰の変化の影響はこのシステムでの受信信号を変化さ
せる。
実際のファイバー光干渉計は光伝送路における位相また
は信号強度の変動が相殺される補償システムが含まれる
べきである。偏光回転反射干渉計と称されているこのよ
うな補償システム付の干渉計がA、Bnokihara
、  M、Izuzu and T、5ueta、  
J、ofLightwave’Technology、
 Vol ILT−5,p1584−1590゜198
7に記載されている。彼等の方法は基本的にマイケルソ
ン(Michelson’5’干渉計であり、単一モー
ド偏波面保存光ファイバーの偏光の直交する2つの固有
モードを使用するものである。彼等の方法の原理は2つ
の固有モードが両方ともファイバーの成る長さの端面に
おいて励振されることである。
光出力端面から出力された光はファイバーの偏光面にた
いして偏光面を45度に傾けて配置した1/4波長板或
いは45度ファラデー回転子の何れかを通過し、測定体
によって光の位相が変化して、再び上記1/4波長板ま
たはファラデー回転子によって偏光方向が変化しファイ
バーに再反射される。ファイバーの入力端面において、
戻って来た光はビームスプリッタ−により、混合され、
2つのファイバー固有モードの光は互いに干渉する。
偏光分離素子により2つの出力が得られ、ファイバー中
の損失や光源の強さに影響されない信号を与えるように
信号処理される。これらの方法は1/4波長板を使用し
た場合は磁場測定に適し、ファラデー回転子を使用した
場合は変位測定に適する。しかしながらこのシステムは
応答が位相の周期的なザイン曲線の関数であることから
信号がフェーディングするという不利益がある。
〔発明が解決すべき課題〕
上記のような問題点に鑑み、本発明は従来技術の欠点を
持たない新しく改良された干渉計を供給することを目的
とする。即ち、 a)信号のフェーディングを補償する受動的測定システ
ム b)光伝送路の周囲の変動或いは光源のゆらぎの影響を
除く振動測定に対する補償システムについて提供するも
のである。
〔課題を解決すべき手段〕
この発明は物体の表面の振動或いは位置の非接触干渉法
を用いた測定方法を提供するものである。
即ぢ レーザからの平行光線化した偏光した光を光アイソレー
タを通過させ、次いで光学レンズで前記偏光した光を単
一モード偏波面保存光ファイバーの端面に集光して前記
単一モード偏波面保存光ファイバーの2つの偏光した光
を双方ともファイバー中を伝播させ、前記単一モード偏
波面保存光ファイバーを通過した光を方向性結合器9て
2つに分岐し、1方の光は単一モード偏波面保存光ファ
イバーを経由して前記単一モード偏波面保存光ファイバ
ーの端面から測定体に照射され、反射光がふたたび前記
単一モード偏波面保存光ファイバーの端面に入射し、他
方の光は単一モード偏波面保存光ファイバー7により前
記ファイバーのコアと屈折率の等しい光学的無反射終端
に照射させるとともに、前記再入射した反射光をホトダ
イオードで直交する2つの成分に分けて計測する方法に
おいて、前記単一モード偏波面保存光ファイバーの端面
と振動振幅δzで振動している測定体の間にλ/8の奇
数倍の波長板を前記波長板の偏光軸が前記単一モード偏
波面保存光ファイバーの偏光軸に一致するように設置し
、前記単一モード偏波面保存光ファイバーに再入射した
光の直交する2つの偏光成分の位相差をπ/2ラジアン
または3π/2ラジアンとなし、前記直交する2つの偏
光成分の光強度をホトダイオードで測定し電気信号v+
(t) 、 v2(t)を得、該V+(t) 、 V2
(t)をソレソれハイパスフィルターに入力して交流信
号V I a c(t)、 V2.C(t)を得、前記
V1(t) 、 V2(t)をそれぞれローパスフィル
ターに入力して直流信号V 1dc(t)、 V2ac
(t)を得て、前記V+ac (t)、 V2.c(t
)Vl、1゜(t)、v2a。(1)をマイクロプロセ
ッサ−に入力して K(t) −(V1ac (t)・v2dc(t))/
(V2.c(t)・V1ac (t) )tan δ。
(1−vSlnδ0) / (1−vcosδ。)の式
からQ<v≦0.707の条件下で2個のδ。の解を求
めるとともに、前記V + ac(t ) 、 V 2
□。(1)をロックインアンプリファイヤー入力して得
た信号V1r(t)、 v2r(t)、l、  、 W
2をマイクロプロセッサ−に入力することにより正しい
δ。の解を計算で求めたのち、前記圧しいδ。の解と既
知のVgおよびλより振動振幅δzを求めることを特徴
とする光干渉計による信号処理方法および本方法を具現
化するための各種装置である。
但し V1ac (t) v26c(t) Vldc (t) V2dc (t) Vl、(t) V2r(t) ここで VIO、V2o:ホトダイオードで測定した光の強さを
示す電気信号 δ。:平均位相差 δz′振幅の振動 但し δバλ v+0(Lyrδzv/λ)sinδoSlnωtV2
0(4ff δzv/λ)cosδ。sin ωしV 
+ o (1vcosδ0) V2O(1−vsinδ0) gV+0(4πδzv/λ)ISlnδOgV2o (
4πδzv/λ)lcosδ0V :信号のコントラス
ト(0<V<1)ω :角周波数 t :時間 ψ1 ・ψ2 :ロックインアンプリファイヤーからの
VlaC(t)、V2aC(t)より求めた位相出力 g :ロックインアンプリファイヤーの利得λ :光の
波長 〔作 用〕 以下、本発明の作用について好適な実施例の図面を用い
て詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例に関する干渉計の模式図である
。レーザlから平行光線化した光は光アイソレータ2を
通り、光学レンズ3により単一モード偏波面保存光ファ
イバーカプラー9の1つのアーム5の端面4に集光され
る。このカプラー9はアーム5に入射した光を2本の反
対側のアーム6及び7に分配する。ファイバー4の端面
はファイバーの偏光面がアイソレータから照射された入
力先の偏光方位に対して約45度となるように配置され
る。或いは少なくとも直交する2つの固有モードが両方
とも励振するように配置される。アーム7の端面16は
マツチング液あるいはファイバーコアと屈折率の等しい
無反射終端17に浸漬される。この結果、アーム7から
カプラー9への光の反射は無くなる。アーム6には一定
長さの単一モード偏波面保存光ファイバーが接続される
この光ファイバーは光源や測定系をなす部分10から計
測端12まての光伝送路として作用する。
ファイバー6の端面13は滑らかな表面を確保するため
に鏡面研磨あるいは切断法により調製する。
ファイバー6の端面13の前面にλ/8の奇数倍の波長
板14が設置される(λは光の波長)。この波長板14
の光学軸はファイバー6の端面13の軸と平行に設置す
る。振動の測定される物体の反射面15はλ/8の奇数
倍の波長板14の後面に設置される。λ/8の奇数倍の
波長板14を通過した光は振動の測定される物体の反射
面15に当たり、そして再びλ/8の奇数倍の波長板1
4を通過した光がファイバ一端面13に再入射される。
一般的に、反射面15とファイバ一端面13との間の複
数回の反射はファイバーに再入射する光の出力にたいし
て影響をもたらす。本発明の現実施例においては、干渉
計の出力信号と振動面15の変位との間の関係をサイン
曲線の関数とするために振動面15からの2回目以降の
再反射を少なくする公知技術(M、V、Andres、
 M、J、Tudor andK、W、H,Fould
s、  Electronics Letters、 
Vol、23゜ρ774−7’75.1987)を適用
することが可能である。即ち、光ファイバー6の端面1
3と反射面15の間の距離、この2つの面の角度、光フ
ァイバーの端面13の反射係数、反射面15の反射係数
と表面粗度を適当に選択することにより達成できる。本
発明においては更にλ/8の奇数倍の波長板14からの
不要な反射があり、これに対してはλ/8の奇数倍の波
長板14を光ファイバーの端面13の平面にたいして傾
けることにより回避できる。
λ/8の奇数倍の波長板14を使用するということは、
ファイバーの偏光軸に平行な偏光の2つの垂直成分はフ
ァイバーに再入射するにあたって、ファイバーを励起し
た時の位相差よりもさらにπ/2ラジアンまたは3π/
2ラジアンの位相差が追加された位相差となるというこ
とを意味している。ファイバーに再入射した光のこのよ
うな2つの成分は干渉計の2つの信号光成分となる。さ
らにファイバーの端面I3において反射してファイバー
内へ戻される光もあり、この光の2つの偏光成分はファ
イバーの偏光軸に平行であり、干渉計の2つの参照光成
分となる。
ファイバーカプラーのアーム8の計測端面18において
、測定部12から戻ってきた光はレンズ20によって平
行光線化されたのち、偏光ビームスプリッタ−(PBS
) 19によってファイバー軸に対し平行および垂直の
成分に分割される。これらの光はフォトダイオード21
.22によって別々に計測される。尚ここでは信号光ビ
ームと参照光ビームは干渉する。
信号光および参照光が同じファイバー内を伝送するため
、ファイバー内での光の位相にだいする外部からの影響
は信号光、参照光とも同じとなる。
すなわち、信号測定への影響を無くすることが可能とな
る。マイケルソン干渉計において、2つのフォトダイオ
ードからの出力電圧V1およびV2は振動面の移動距離
にだいしサイン曲線となる。
しかし両者間のπ/2の位相差により、Vl =kP+
o (1vcosδ)    (1)Vl = k P
2O(1vslnδ)    (2)ここで に:フォトダイオードの入力にだいする電気信号への変
換効率 plO’p20:δの一周期に渡って平均した2つのフ
ォトダイオードに照射される平均の光パワーレベル ■二信号のコントラスト (0くVS2)δ 位相差 である。(2)式の負の符号はファイバー軸にだいする
波長板の方向によって正の符号となる。あるいは用いら
れる波長板の種類(例えばλ/83λ/8.5λ/ 8
 =−)によっても異なってくる。
しかしこのことは信号の解析にかんする基本原理を変え
るものではなく、この技術分野の人にとっては自明のこ
とである。位相差は次式で与えられる。
δ二(4πZ/λ)十重 ここで Z:振動面15とファイバ一端面13の距離λ:光の波
長 IP=波長板の厚みと屈折率に依存する一定の位相 上式はファイバー周囲の空気の屈折率を1として適用す
る。しかし、本発明はファイバーの周囲が如何なる透明
な媒質であっても勿論等しく適用可能となる。
この発明は特に2πラジアンより小さな位相変化または
振動の測定に適する。Z;/l<Z=Zo+△2 (こ
こでZ。は初期の位置である。)とすると δ=δo+4π△Z/λ ここてδ。−(4π20/λ)+9は初期の位相である
。λに比較して△2が小さいとき(1)(2)式は次の
ように近似される。
V+=V+0(1−vcosδO)+VIO(4πΔ2
/λ)vsinδo (3) ν2=V20(1−vsinδ0)  V2O(4π△
2/λ)vcosδ。 (4) ここでV+o=kP+o、V2o=kP20である。δ
依存性の異なる信号が2つ存在するためフェーディング
のない出力信号を得ることが可能となる。
特に興味深いことはサイン曲線の振動の測定である・△
Z−δzsinω直ωは角周波数、δzは振動の振幅)
であり Vl (t)  =V 1t+(1−vcos(Jo 
+−/I  yr  δzsin ωt/ λ))L(
t) =V20(1−vsin(δ。+4πδzsin
ωt/λ))これらの式は次のように展開できる。
v1(t)  −Vl[+(1−VJO(4πδz/λ
)cosδ0)+2V+ovJ1(4rrδz/λ)s
inδoslnωj+高次高調波 V2(1−V2O(1−VJO(4πδz/λ)sin
δ0)2V20VJl (47rδz/λ)cosδo
 S l n (D t+高次高調波 ここてJ。(X) −J l (X)はx=4πδz/
λのときのそれぞれ0次および1次のベッセル関数であ
る。
与えられたXが1より小さいとすれば、これらの式はJ
0(x) = 1− J 1(X) −X/ 2を用い
て下式が得られる。
V1(t) −Vl0(1−vcosδ。)十υ、、(
4πδzv/λ)sinδ。sinωt  (5)V2
(t)  =V20(1−vsinδ0)L0(4yr
δzv/λ)cosδ。sinωt  (6)V l 
O”” V 20の特殊な例において、例えば、八、 
D。
Kersey etal、lE]ectronics 
Letters、  Vol、18p392−393.
1982のような従来の信号処理で(5)。
(6)式をもちいて、位相差δ。、に無関係に信号を得
ることができた。そのようなシステムの一例を第2図a
)に示す。検知器2L22からの(5)(6)式のπ/
2の位相差を有する信号はハイパスフィルター23.2
4を通過し、直流(dc)信号を取り除き下記の交流(
ac)信号をうる。
V+、、(t) −VlO(/I  π δzv/ λ
)sin δ、sin ωt’   (7)V2Il0
(t) −−V2o (4πδzv/λ)cosδ、s
ir+cc+t (8)これらの信号は別々に周波数ω
の参照信号を供給されたロックインアンプリファイヤー
25.26に入力される。もしV I O”’ V 2
0ならば、ロックインアンプリファイヤーの2つの振幅
出力の2乗の和の平方根がδzに比例した信号を与える
。他の従来技術の例を第2図b)に示す。検知器21 
、22から(5)、’(6)式で与えられるπ/2の位
相差を有する信号がハイパスフィルター23.24を通
過する。
1つの信号はπ/2位相シフター27に供給され、そし
てこの信号は周波数ωの参照信号を供給されたロックイ
ンアンプリファイヤー25に他の信号とともに入力され
る。もしV I O−V 20ならば、ロックインアン
プリファイヤーの振幅出力はδzに比例し、位相の出力
はδ。である。
本発明においては、信号v1(t) 、 v2(t)は
光ファイバーの別々の2つの垂直偏光モードの光の伝達
によりもたらされる。そして一般的にファイバ−の先は
湾曲や温度変化のような周囲の動揺に起因して減衰する
。このことはこれら2つのモードそれぞれに減衰の影響
をもたらす。その結果、V + o f V 2 Qと
なる。上記した従来技術の信号処理技術はこのような変
化にだいし安定した独立の出力を与えない。さらにレー
ザ光源の強さの変動の可能性もある。
本発明の新しい信号処理システムはこのような欠点を克
服するものであり、そのシステムを第3図に示す。干渉
計の2つの信号に相当するフォトダイオード21.22
からの信号はハイパスフィルター23.24を経て、(
7)、  (8)式のac倍信号与え、またフォトダイ
オード21.22からの信号は又ローパスフィルター2
8.29も経てdc倍信号次式)%式%(9) (7)〜(10)式の4つの信号はマイクロプロセンサ
ー30に入力され、そして次式のように合成される。
K (t) −(V la、、(1)v2.+c(0)
/(V2.c(t)Vldc(t))tanδ0(1−
vsinδ0) / (1−vcosδ0)(IL定数
にはδ。、Vのみの関数である。■は測定により求めら
れる。δ0はマイクロプロセッサ−を用いて゛(11)
式を解くことにより求められる。
ニニートンーラプソン法のような繰り返し法がこの式の
解を得るのに用いられる。v = 0.5のときのδ。
の関数としてのKのグラフを第4図に示す。
■が0707以下とすれば(11)式を満足する値はδ
0が0〈δ。〈2πの範囲内で2つ存在する。
正しいδ。の値は以下に説明するac倍信号位相を測定
することにより決定できる。■が0.707より大きい
場合、(11)式はKの解を求めることが出来ないため
、この方法はVS2.707に制限される。この条件は
ファイバーの検出端の幾何学的な又は光学的パラメータ
を選択することにより容易に得られる。信号のコントラ
ストVは前記パラメータにのみ従属し、V + oやV
 2’Oからは独立である。
ac倍信号位相は5in(ωt+φ)に比例した参前信
号を基準として測定される。ここでφは一定の位相差で
ある。上記参照信号は例えば発信器からのサイン信号か
ら得られる。信号を第3図のハイパスフィルター23.
24からロックインアンプリファイヤー25.26に入
力することで位相が測定される。V1ac’(t)、 
V2ac(t) に相当する出力位相型、、ψ2は(7
)、  (8)式かられかるようにδ。
の値に依存して、φまたはφ十πの値をとる。即ち、 0くδ。〈π/2   ψ1=φ、  ′lI2−φ十
ππ/2〈δoくπ   ψ1−φ、  甲。−φπく
δ。く3π/2   ”+=φ十π、甲、−φ3π/2
くδ。〈2π ψ1−φ+π、ψ2−φ+πもしφがわ
かれば、0から2πの間のどの領域にδ。が存在するか
π/2の範囲で求めることができる。かくすればVS2
.707のとき、(11)式における正しい解が求めら
れる。もしφが未゛知数で、φが成る知られている範囲
φ1−〜φm1n(ここでφmaX−φ□0..〈πと
する)の間にある場合でさえ、まだ重、、ψ2の値から
δ。かどの領域に存在するかπ/2の範囲で求めること
ができ、φの値も求まる。例えば、ψ1 、ψ2ともφ
max とφmanの範囲に存在するならばπ/2〈δ
0〈πである。出力位相’I’、、’P2 はマイクロ
プロセッサーに入力され、(11)式における正しい解
を求めるのに用いられる。
導き出されたδ。の値を用いてVIOやV 20は(9
)、  (10)式によりマイクロプロセッサ−で計算
を行う。ロックインアンプリファイヤーから信号V+a
c ct)、 V2.6(t)の振幅に比例するdc出
力信号V+r(t)、 V2r(t)がまたマイクロプ
ロセッサ−に入力される。
Vlr(t) −gVlo (4πδzv/λ)  j
sinδo1ν2r(t) =gV2o (4yrδz
v/λ)  i cosδ。
gはロックインアンプリファイヤーの既知の利得である
。」1式を既知のg V +o 2g V2Oで除し、
く4 π δ zv/ λ)  I S1nδ、1.(
4π δ Z  X1/λ)ICO8δo 1が求釣ら
れる。このようにして得られた値は4πδzv/λに比
例する信号を与えるべくそれぞれの値を2乗して和を求
め、この和の平方根を求める。λやVは既知であるので
、振動振幅δzが得られる。δzなる出力はファイバー
の減衰、レーザの強度の変動のみならず位相δ。からも
独立の値となる。
VIO1V20あるいはδ。の変動を補償できる速さは
ロックインアンプリファイヤーの時定数設定により、ま
たマイクロプロセッサ−の計算時間により決定される。
〔実施例〕
実施例1 以下、本発明について第1図以外の幾つかの実施例につ
いて述べる。第5図は本発明の他の実施例の1つを示す
模式図である。レーザ1から平行光線化した光がアイソ
レータ2およびビームスプリッタ−31を通過し、単一
モード偏波面保存光ファイバー5の端面4上に光学レン
ズ3によす集光する。光学レンズ3と光フアイバ一端面
4は両者とも他の構成物からの反射光を避けるために無
反射コープインク材が蒸着される。光ファイバーの端面
4は光ファイバーの偏光面がアイソレータから出力され
た偏光面の軸にだいし約45度になるように方向づける
。或いは少なくとも互いに直交する偏光モードの双方を
励振するように方向づける。また、測定部12および測
定部を構成する13.14.15は第1図に示した装置
と同じである。
測定部からの反射光はファイバ一端末4からビームスプ
リッタ−31に達し、分岐され、偏光ビームスプリッタ
−19に供給される。信号光と参照光とが干渉している
2つの光はフォトダイオード21 、22によってそれ
ぞれ計測される。このシステムはファイバーカプラーを
必要としないが、無反射コーティングが必要である。
実施例2 第6図a)、b)は本発明の他の例を示したものである
。第6図a)において光学レンズ32がファイバ一端末
13とλ/8の奇数倍の波長板14との間に置かれる。
これはファイバ一端末13からの光の平行度を改善する
ために設置するものである。試料位置のある微小部分を
測定するために、またファイバーへの反射光量を増加す
るために、試料面上の光のスポットサイズが絞られる。
もう1つの利点は試料位置の信号のコントラス)Vに対
する従属性が減少することであり、信号処理システムの
キャリブレーションを必要としない試料位置の幅が広が
ることである。光がファイバーから放出され、もどって
来るまでの最大の光路長はレーザのコヒーレント長ある
いは、ファイバーに戻る光強度を制限する回折によって
定まる。レンズは無反射コーティング材が蒸着されレン
ズからファイバーへの擬似の反射光を避けるためにわず
かに傾ける。波長板14もまた傾けられ、無反射コーテ
ィング材が蒸着される。第6図b)はレンズがλ/8の
奇数倍の波長板14の後ろに置かれた例である。
実施例3 第7図は本発明の他の実施例の1つである。この装置は
測定端12が第1図のλ/8の奇数倍の波長板14のか
わりに2つの偏光ビームスプリッタ−(PBS) 35
 、36と2つのミラー33.34から構成されている
ものである。偏光ビームスプリッタ−はファイバーの光
学軸と平行に並べられる。光学レンズ32はファイバ一
端末13からの光の平行度を改善するためにファイバ一
端末13とPBS35の間に設置する。偏光モードの光
の1つはPBS3536を直進する。そしてファイバー
に同じ経路で反射されて戻ってくる。偏光モードの光の
他の1つはPBS35によって反射され、引続きミラー
33.34で反射し、PBS36で他の光と再び一緒と
なる。この光は同じ経路で試料で反射されて戻ってくる
ミラー33.34を経由する別のパス長は(2n+1)
λ/4 (n二0.1.2・・・)となるように調整さ
れる。これにより2つの干渉した光の間にπ/2の位相
差が与えられる。
実施例4 第8図は本発明の他の実施例の1つである。この装置は
2つのレーザ1,1′が同じ波長で直交する偏光を与え
るために用いられる。レーザlからの平行光線化した光
は光アイソレータ2を通過し、次いでPBS37を通過
する。光アイソレータ2からの偏光した光は偏波面保持
カプラー9のアーム5の出力端面4の偏光軸の1つと平
行にする。
レーザ1′からの平行光線化した光は光アイソレータ2
′を通過する。光アイソレータ2′からの偏光した光は
光アイソレータ2の光と直交する。
そして光アイソレータ2からの光と同じようにPBS3
7で反射され、光学レンズ3を経てアーム5の出力端面
4に達する。この実施例は上記のように偏波面保持光フ
ァイバーへの2つの偏光した光を分離した2つのレーザ
から構成される装置であり、残りの設備は第1図に示し
た物と同じである。
この実施例の利点は偏波面保持光ファイバー内でのクロ
ストークが減少することである。2つの偏光のモード間
のファイバーにおける残留クロストークは1つのモード
から直交するモードへの光の漏れを意味する。これは例
えばファイバーの湾曲によって増加する。もしこの漏洩
光が直交する光に干渉しないならば、この信号の動揺効
果が最小化される。
2つのレーザ間の許容できる波長差の最大限はδλ(π
λ2/4zoである。この範囲であれば、波長差による
位相の差はπ/2に比べ非常に小さくなることが保証さ
れる。
PBS37の代わりに、レーfl、1’からの光の他の
合成法として偏波面保持光ファイバーカプラーがもう一
つ用いられる。このカプラーの出力端の1つはアーム5
の出力端面4に接続され、他の出力端は無反射終端に浸
漬される。
実施例5 第9図は光マイクロフォンに本発明を適用した例である
。偏波面保持光ファイバー6がハウジング38に接続さ
れる。λ/8の奇数倍の波長板14がファイバ一端面1
3と振動板15の間に固定される。振動板15の振動数
が測定できる。空気抜孔39がハウジング内外の圧力の
均一化をもたらす。この装置は例えば与えられた周波数
における圧力変動の測定に用いられる。
実施例6 第10図a)はシリコンマイクロセンサーのような共鳴
センサーに本発明を用いた例である。周波数fで強度変
調された励振光が光ファイバー40から発せられる。光
は共鳴体15上に照射され、周波数fの振動が励振され
る。偏波面保持光ファイバー6への光の授受は第1図の
例と同じである。即ち、ファイバ一端面13からの光は
λ/8の奇数倍の波長板14を通過し、そして表面が振
動する共鳴体から反射される。共鳴体の共鳴周波数は励
振光の変調周波数を走査して最高振動振幅を見出すこと
により決定される。このタイプのセンサーは共鳴周波数
が圧力により変化するシステムとすることにより圧力測
定に用いられる。
第10図b)は本発明における共鳴センサーに関する他
の実施例を示す。第1図において、アイソレータ2と光
学レンズ3の間に2色性ビームスプリッター42を設置
したものである。これは励振レーザ45からの光と測定
系レーザ1からの光を結合するものである。レーザ45
からの光は周波数fで光を変調する強度変調器46を通
過する。
レーザ45の波長はレーザ1と異なる波長が選ばれる。
測定端12で偏波面保存光ファイバー6は測定端12に
固定される。ファイバ一端面13から照射された変調励
振光は共鳴板15に当たり、周波数fの振動を励振する
。レーザlからの測定光は励振光と同じ経路に沿って照
射される。ファイバ一端面13からλ/8の奇数倍の波
長板14を通過し、振動板15で反射し、λ/8の奇数
倍の波長板14を再度通過し、ファイバーにもどる。
ファイバーの計測端面18において、フィルタ43がフ
ァイバーに存在している励振光を除くために挿入される
。尚、波長の異なる測定光は除かれない。この系の利点
は光源及び検出ンステムとセンサーのヘッドとを結合す
るのが1本のファイバーのみであることである。
実施例7 第11図は固体表面−にの表面波によって作り出される
小さな音響振動の測定のための本発明の他の実施例であ
る。偏波面保存光ファイバー6がハウジンク44に固定
される。このハウジング44は表面15の上面に位置す
る。λ/8の奇数倍の波長板14がハウジング内の偏波
面保存光ファイバー6の端面13の前に設置される。
〔発明の効果〕 本発明により、従来の光ファイバーを使用した光干渉装
置における信号処理の欠点を改善し、ファイバー伝送線
周辺の環境の変動による影響を補償する機能を備えた干
渉装置を完成した。この装置は微小の振動や位置の測定
に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な光ファイバー干渉法による測
定法の模式図、第2図a)、b)は本発明に用いられる
信号処理法の先行技術を示した図、第3図は本発明によ
る新しい信号処理方法を示した図、第4図は本発明の信
号処理方法に用いられた関数の解を示した図、第5図は
本発明の他の実施例を示す図、第6図a)、b)は本発
明にファイバ一端面の前部に光学レンズを用いた例、第
7図、第8図は本発明の他の実施例を示す図、第9図は
本発明によるマイクロフォン振動板の振動数測定に関す
る実施例、第10図a)、b)は本発明による共鳴セン
サーに関する実施例を示す図、第11図は本発明による
表面の音響振動測定に関する実施例を示す図である。 1・・・レーザ、      2・・・光アイソレータ
、3 、20 、32・・・光学レンズ、4.13.1
6.18・・・単一モード偏波面保存光ファイバ一端面
、 5.6.7.8・・・単一モード偏波面保存光ファイ 
ノく− 9・・・方向性結合器、 10・光源および計測系、 12・・測定部、 14・・・λ/8の奇数倍の波長板、 15・・測定体表面、   17・・・無反射終端、1
9・・・偏光ビームスプリッタ− 21、22・・・フォトダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平行光線化した入射光線を供給するレーザと、該入
    射光線を単一モード偏波面保存光ファイバー(5)に集
    光するアイソレータ(2)および光学系レンズ(3)と
    、前記単一モード偏波面保存光ファイバー(5)からの
    光を分岐する方向性結合器(9)と、該方向性結合器(
    9)から分岐された測定端末までの光伝送路を形成する
    単一モード偏波面保存光ファイバー(6)と、前記方向
    性結合器から分岐された光反射防止用の単一モード偏波
    面保存光ファイバー(7)および前記ファイバー(7)
    と屈折率の同じ光学的無反射終端を入れた容器と、前記
    方向性結合器から分岐された計測端に光を導く単一モー
    ド偏波面保存光ファイバー(8)と、前記単一モード偏
    波面保存光ファイバー(8)からの光を偏波面の直交す
    る2成分に分割する偏光ビームスプリッター(19)と
    、前記偏光ビームスプリッター(19)で分割された前
    記2成分の光をそれぞれ計測するホトダイオード(21
    、22)からなる光干渉測定装置において、測定体表面
    と前記単一モード偏波面保存光ファイバー(6)の端面
    (13)との間にλ/8の奇数倍の波長板(14)(λ
    :前記入射光線の波長)を設置し、前記ホトダイオード
    (21、22)からの2つの電気信号を交流電気信号化
    する2個のハイパスフィルター(23、24)と、参照
    信号と前記交流電気信号を処理する2個のロックインア
    ンプリファイヤー(25、26)と、前記ホトダイオー
    ド(21、22)からの2つの電気信号を直流電気信号
    化する2個のローパスフィルター(28、29)と、前
    記2つの交流信号と前記2つの直流信号とから前記測定
    体の特性値を求めるマイクロプロセッサー(30)とか
    らなることを特徴とする光ファイバー干渉計。 2、単一モード偏波面保存光ファイバー(5)に平行光
    線化した光を供給する装置が、直交する2成分の光を供
    給する2個のレーザ(1、1′)および2個のアイソレ
    ータ(2、2′)と、1個の偏光ビームスプリッター(
    37)とからなることを特徴とする請求項1記載の光フ
    ァイバー干渉計。 3、単一モード偏波面保存光ファイバー(5)に平行光
    線化した光を供給する装置が、レーザ(1)およびアイ
    ソレータ(2)と励振レーザ(45)および一定周波数
    で変調させる強度変調器(46)と2色性ビームスプリ
    ッター(42)とからなり、ファイバーの計測端面18
    の前面に前記励振レーザ(45)からの光を除去するフ
    ィルター(43)を設置することを特徴とする請求項1
    記載の光ファイバー干渉計。 4、平行光線化した光を供給するレーザ(1)と、アイ
    ソレータ(2)と、ビームスプリッター(31)と、無
    反射コーティング材を蒸着した光学レンズ(3)と、入
    射端面を無反射コーティング材を蒸着した単一モード偏
    波面保存光ファイバー(5)と、λ/8の奇数倍の波長
    板(14)と、被測定体(15)とを直列に配置すると
    ともに、前記ビームスプリッター(31)から分岐され
    た光を偏波面の直交する2成分に分割する偏光ビームス
    プリッター(19)とホトダイオード(21、22)か
    らなり、前記ホトダイオード(21、22)からの2つ
    の電気信号を交流電気信号化する2個のハイパスフィル
    ター(23、24)と、参照信号と前記交流電気信号を
    処理する2個のロックインアンプリファイヤー(25、
    26)と、前記ホトダイオード(21、22)からの2
    つの電気信号を直流電気信号化する2個のローパスフィ
    ルター(28、29)と、前記2つの交流信号と前記2
    つの直流信号とから前記測定体の特性値を求めるマイク
    ロプロセッサー(30)とからなることを特徴とする光
    ファイバー干渉計。 5、λ/8の奇数倍の波長板(14)前面または後面に
    光学レンズ(32)を設置することを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の光ファイバー干渉計。 6、λ/8の奇数倍の波長板(14)が、光学レンズ(
    32)と1方向のみの偏光成分を分岐合成するビームス
    プリッター2個(35、36)と反射鏡2個(33、3
    4)から形成される系である請求項1、2、3または4
    記載の光ファイバー干渉計。 7、単一モード偏波面保存光ファイバー(6)の端面が
    、1面が測定体から構成されている筐体(38)の前面
    に固定され、前記ファイバー(6)の端面と、前記測定
    体の中間にλ/8の奇数倍の波長板(14)を設置する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の光フ
    ァイバー干渉計。 8、単一モード偏波面保存光ファイバー(6)の端面が
    、1面をλ/8の奇数倍の波長板(14)から構成され
    ている筐体(44)の前面に固定されていることを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載の光ファイバー干
    渉計。 9、レーザ(1)からの平行光線化し光アイソレータ(
    2)を通過した光又は2つのレーザ(1、1′)からの
    直交した偏光を偏光ビームスプリッター(37)で合成
    した光又はレーザ(1)からの平行光線化した光と励振
    光とを2色性ビームスプリッター(42)により合成し
    た光を、光学レンズ(3)で前記偏光した光を単一モー
    ド偏波面保存光ファイバー(5)の端面(4)に集光し
    て前記単一モード偏波面保存光ファイバーの2つの偏光
    した光を双方ともファイバー中を伝搬させ、前記単一モ
    ード偏波面保存光ファイバー(5)を通過した光を方向
    性結合器(9)で2つに分岐し、1方の光は単一モード
    偏波面保存光ファイバー(6)を経由して前記単一モー
    ド偏波面保存光ファイバー(6)の端面から測定体に照
    射され、反射光がふたたび前記単一モード偏波面保存光
    ファイバー(6)の端面に入射し、他方の光は単一モー
    ド偏波面保存光ファイバー(7)により前記ファイバー
    のコアと屈折率の等しい光学的無反射終端(17)に照
    射させるとともに、前記再入射した反射光をホトダイオ
    ード(21、22)で直交する2つの成分に分けて計測
    する方法において、前記単一モード偏波面保存光ファイ
    バー(6)の端面と振動振幅δzで振動している測定体
    の間にλ/8の奇数倍の波長板を前記波長板の偏光軸が
    前記単一モード偏波面保存光ファイバーの偏光軸に一致
    するように設置し、前記単一モード偏波面保存光ファイ
    バー(6)に再入射した光の直交する2つの偏光成分の
    位相差をπ/2ラジアンまたは3π/2ラジアンとなし
    、前記直交する2つの偏光成分の光強度をホトダイオー
    ド(21、22)で測定し電気信号V_1(t)、V_
    2(t)を得、該V_1(t)、V_2(t)をハイパ
    スフィルター(23、24)に入力して交流信号V_1
    _a_c(t)、V_2_a_c(t)を得、前記V_
    1(t)、V_2(t)をローパスフィルター(28、
    29)に入力して直流信号V_1_d_c(t)、V_
    2_d_c(t)を得て、前記V_1_a_c(t)、
    V_2_a_c(t)、V_1_d_c(t)、V_2
    _d_c(t)をそれぞれマイクロプロセッサー(30
    )に入力して K(t)=(V_1_a_c(t)・V_2_d_c(
    t))/(V_2_a_c(t)・V_1_d_c(t
    ))=−tanδ_0(1−vsinδ_0)/(1−
    vcosδ_0) の式から0<v≦0.707の条件下で2個のδ_0の
    解を求めるとともに、前記V_1_a_c(t)、V_
    2_a_c(t)をロックインアンプリファイヤー(2
    5、26)に入力して得た信号V_1_r(t)、V_
    2_r(t)、Ψ_1、Ψ_2をマイクロプロセッサー
    (30)に入力することにより正しいδ_0の解を計算
    で求めたのち、前記正しいδ_0の解と既知のv、gお
    よびλより振動振幅δzを求めることを特徴とする光フ
    ァイバー干渉計による信号処理方法。 但し V_1_a_c(t)=V_1_0(4πδzv/λ)
    sinδ_0sinωt V_2_a_c(t)=−V_2_0(4πδzv/λ
    )cosδ_0sinωt V_1_d_c(t)=V_1_0(1−vcosδ_
    0) V_2_d_c(t)=V_2_0(1−vsinδ_
    0) V_1_r(t)=gV_1_0(4πδzv/λ)|
    sinδ_0| V_2_r(t)=gV_2_0(4πδzv/λ)|
    cosδ_0| ここで V_1_0、V_2_0:ホトダイオードで測定した光
    の強さを示す電気信号 δ_0:平均位相差 δz:振動の振幅但しδz≪λ v:信号のコントラスト(0<v<1) ω:角周波数 t:時間 Ψ_1、Ψ_2:ロックインアンプリファイヤーからの
    V_1_a_c(t)、V_2_a_c(t)より求め
    た位相出力 g:ロックインアンプリファイヤーの利得 λ:光の波長
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4226552A1 (de) * 1991-08-14 1993-02-18 Akio Yamamoto Halter fuer ein befestigungsmittel
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JP2018501964A (ja) * 2014-10-20 2018-01-25 プレシテック ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー 溶接シームの深さをリアルタイムで測定するための装置

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