JPH08290518A - 土、セメント及び麻を主原材料とした成型品の製造方法 - Google Patents
土、セメント及び麻を主原材料とした成型品の製造方法Info
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- JPH08290518A JPH08290518A JP9665895A JP9665895A JPH08290518A JP H08290518 A JPH08290518 A JP H08290518A JP 9665895 A JP9665895 A JP 9665895A JP 9665895 A JP9665895 A JP 9665895A JP H08290518 A JPH08290518 A JP H08290518A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入手容易なセメントを使用して、軽量で、強
度が強く、簡易で、環境の汚染破壊がなく、低廉なコス
トの成型品の製造方法を提案する。 【構成】 土(70〜85重量%)とセメント(15〜
30%)と増粘剤(1.5〜5%)と水(土とセメント
と増粘剤合計の25〜40%)とを、練出し機(ニーダ
ー)により混合し、練出す。次に、素材1の硬化の開始
前に、ロール成型、プレス成型等により成型し、素材1
の表面の一面又は両面に麻布2を貼付して補強する。
土、セメント、水及び増粘剤の原料の配合を調整するこ
とによって、圧縮強度、粘性、柔らかさ等を成型品の大
きさや施工性に適合させる。 【効果】 素材の主な原料のセメントは、どこでも入手
でき、また、種々の成型方法を採用できるため、製造が
好都合である。更に、成型品は、比重が小さく、コスト
が低廉である。
度が強く、簡易で、環境の汚染破壊がなく、低廉なコス
トの成型品の製造方法を提案する。 【構成】 土(70〜85重量%)とセメント(15〜
30%)と増粘剤(1.5〜5%)と水(土とセメント
と増粘剤合計の25〜40%)とを、練出し機(ニーダ
ー)により混合し、練出す。次に、素材1の硬化の開始
前に、ロール成型、プレス成型等により成型し、素材1
の表面の一面又は両面に麻布2を貼付して補強する。
土、セメント、水及び増粘剤の原料の配合を調整するこ
とによって、圧縮強度、粘性、柔らかさ等を成型品の大
きさや施工性に適合させる。 【効果】 素材の主な原料のセメントは、どこでも入手
でき、また、種々の成型方法を採用できるため、製造が
好都合である。更に、成型品は、比重が小さく、コスト
が低廉である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床材、壁材、天井材、
屋根材、間仕切壁材等の建築関係部材、浄化槽、浴槽、
タンク、流し台、排水管等の建築設備関係部材等の成型
品の製造方法に関するものである。
屋根材、間仕切壁材等の建築関係部材、浄化槽、浴槽、
タンク、流し台、排水管等の建築設備関係部材等の成型
品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前述した建築関係部材や建築設備
関係部材の成型品の原材料としては、鉄、アルミニウ
ム、プラスチック、レンガ、陶器等が、主要な原料又は
材料として使用されている。しかし、これらの原材料
は、エネルギー多消費型のもので、また、容易には入手
し難いものが多く、輸入に依存するか、又は、生産のた
めの研究開発や工場設備に多額な投資と高度な技術が必
要であった。また、多量の原材料を入手するには、環境
の汚染破壊やエネルギー不足等の難題が伴い、どの一つ
をとっても大きい社会問題であり、前述した原材料とな
る資源の獲得は、一つの国では解決することができない
世界諸国共通の問題である。
関係部材の成型品の原材料としては、鉄、アルミニウ
ム、プラスチック、レンガ、陶器等が、主要な原料又は
材料として使用されている。しかし、これらの原材料
は、エネルギー多消費型のもので、また、容易には入手
し難いものが多く、輸入に依存するか、又は、生産のた
めの研究開発や工場設備に多額な投資と高度な技術が必
要であった。また、多量の原材料を入手するには、環境
の汚染破壊やエネルギー不足等の難題が伴い、どの一つ
をとっても大きい社会問題であり、前述した原材料とな
る資源の獲得は、一つの国では解決することができない
世界諸国共通の問題である。
【0003】前述した原材料と対比し、セメントは、単
位容積当りのエネルギー消費が少なく、原料を安価に入
手することができる。しかし、セメント製品の補強材に
は、重量が重い鉄を使用し、また、セメントに混合する
砂利や砂も重量が重く、更に、製品を製造するには型枠
が必要である。その上、大型パネル等の成型品を製造す
るには、自重が大きいため、移動が容易でなく、しか
も、成型品間の接続が強固で大仕掛けとならざるを得な
い。これらのセメントの性質に起因して製造に要する諸
処置は、現状ではコンクリート製品の成型のネックとな
っている。
位容積当りのエネルギー消費が少なく、原料を安価に入
手することができる。しかし、セメント製品の補強材に
は、重量が重い鉄を使用し、また、セメントに混合する
砂利や砂も重量が重く、更に、製品を製造するには型枠
が必要である。その上、大型パネル等の成型品を製造す
るには、自重が大きいため、移動が容易でなく、しか
も、成型品間の接続が強固で大仕掛けとならざるを得な
い。これらのセメントの性質に起因して製造に要する諸
処置は、現状ではコンクリート製品の成型のネックとな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】住宅の建設等に使用さ
れる壁板、床板、浴槽等の大型の成型品は、性能の他に
重量を軽くして運搬時や据付時の取扱いの便宜を図るこ
とが重要である。
れる壁板、床板、浴槽等の大型の成型品は、性能の他に
重量を軽くして運搬時や据付時の取扱いの便宜を図るこ
とが重要である。
【0005】本発明は、従来のコンクリート成型品の製
造方法を改良し、世界中のどこででも容易に入手するこ
とができるセメントを使用して、軽量で、強度が強く、
簡易で、環境を汚染破壊することがなく、低廉なコスト
の成型品の製造方法を提案するものである。
造方法を改良し、世界中のどこででも容易に入手するこ
とができるセメントを使用して、軽量で、強度が強く、
簡易で、環境を汚染破壊することがなく、低廉なコスト
の成型品の製造方法を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するため、土とセメントと水と増粘剤とを混合
し、練って成型し、麻材で補強して構成する土、セメン
ト及び麻を主原材料とした成型品の製造方法を、手段と
して採用する。
を解決するため、土とセメントと水と増粘剤とを混合
し、練って成型し、麻材で補強して構成する土、セメン
ト及び麻を主原材料とした成型品の製造方法を、手段と
して採用する。
【0007】本発明の素材は、固化以前には任意の形状
に変形可能で粘土に類似した可塑性を有するとともに、
成型に際して成型品の大きさが小さい場合には固化する
まで型枠中に保持する必要がない。これらの性質によっ
て、本発明の素材は、従来のモルタルでは不可能なロー
ル成型、プレス成型等の種々の成型が可能であり、プラ
スチックとモルタルの長所を兼備した中間的な素材とい
うことができ、成型して硬化した後は従来のモルタルと
同様の特性を有する。
に変形可能で粘土に類似した可塑性を有するとともに、
成型に際して成型品の大きさが小さい場合には固化する
まで型枠中に保持する必要がない。これらの性質によっ
て、本発明の素材は、従来のモルタルでは不可能なロー
ル成型、プレス成型等の種々の成型が可能であり、プラ
スチックとモルタルの長所を兼備した中間的な素材とい
うことができ、成型して硬化した後は従来のモルタルと
同様の特性を有する。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を以下に説明する。
【0009】本発明の素材は、土(どろ、石炭灰)、セ
メント、水及び増粘剤の原料から構成される。
メント、水及び増粘剤の原料から構成される。
【0010】以下に本発明の一実施例の成型品の製造方
法及び性質等を順次説明する。
法及び性質等を順次説明する。
【0011】1.原料の混合 土、セメント、水及び増粘剤の原材料を混合して練る
と、粘土状の性質物体となるから、人の手によっては混
合と練りを多量に継続することは、物理的に不可能な状
況に到る。そこで、次の練出し機(ニーダー)を使用す
る。
と、粘土状の性質物体となるから、人の手によっては混
合と練りを多量に継続することは、物理的に不可能な状
況に到る。そこで、次の練出し機(ニーダー)を使用す
る。
【0012】a.混合には陶業等の分野で慣用されてい
る練出し機を使用すると、適切である。その理由は、成
型品としての素材の粘性や水の分量等を練出し時にチェ
ック可能であることと素材を大量生産可能であることの
利点があるためである。
る練出し機を使用すると、適切である。その理由は、成
型品としての素材の粘性や水の分量等を練出し時にチェ
ック可能であることと素材を大量生産可能であることの
利点があるためである。
【0013】b.練出し機は、原料を十分に混合し、素
材全体の粘性を混合と練りの時間経過とともに向上する
機能を営み、素材内部に空気穴を巻き込まない密で均一
の粘土状の素材を製造することができる。この結果、成
型品の品質向上に役立つ。
材全体の粘性を混合と練りの時間経過とともに向上する
機能を営み、素材内部に空気穴を巻き込まない密で均一
の粘土状の素材を製造することができる。この結果、成
型品の品質向上に役立つ。
【0014】c.練出し機から練出された素材は、板
状、棒状等に連続して押し出され、次の成型品を加工す
る素材として使用される。この成型品の素材は、粘土状
の性質であるため切断し易く、次のステップまで素材を
管理し易い。
状、棒状等に連続して押し出され、次の成型品を加工す
る素材として使用される。この成型品の素材は、粘土状
の性質であるため切断し易く、次のステップまで素材を
管理し易い。
【0015】2.素材の成型 素材の成型を、ロール成型、プレス成型、押出し成型、
鋳型成型、型への張付け成型等により、硬化の開始前に
行う。土、セメント、水及び増粘剤の原料の配合を調整
することにより、圧縮強度、粘性、柔らかさ等を成型品
の大きさや施工性に適合させ、好都合の素材状態に製造
することができる。
鋳型成型、型への張付け成型等により、硬化の開始前に
行う。土、セメント、水及び増粘剤の原料の配合を調整
することにより、圧縮強度、粘性、柔らかさ等を成型品
の大きさや施工性に適合させ、好都合の素材状態に製造
することができる。
【0016】土、セメント、水及び増粘剤の配合の重量
百分率の数値範囲の適切な例としては、土が70〜85
%、セメントが15〜30%、増粘剤が1.5〜5%で
あり、水は、土とセメントと増粘剤合計の25〜40%
である。
百分率の数値範囲の適切な例としては、土が70〜85
%、セメントが15〜30%、増粘剤が1.5〜5%で
あり、水は、土とセメントと増粘剤合計の25〜40%
である。
【0017】3.素材の麻による補強 本発明の素材は、一般のコンクリート、セメントモルタ
ルより弱く、圧縮強度は、15〜100kg/cm2 程
度であり、大型成型品を製造するには補強手段が必要と
なる。
ルより弱く、圧縮強度は、15〜100kg/cm2 程
度であり、大型成型品を製造するには補強手段が必要と
なる。
【0018】成型品の曲げ強度を向上するには、図1
(a)に示すように素材1の表面の一面又は図1(b)
に示すように両面に麻布2又は麻紙を貼付する。また、
図1(c)に示すように素材の四隅等の随所に麻ロープ
3を挿通する。麻は、耐候性、耐アルカリ性及び引張強
度に優れ、軽くて安価の利点を有する。素材の性質の粘
着性を利用し、素材の硬化前に麻布(紙)を素材に貼付
する補強を行う。ただし、麻ロープは、型枠中で素材が
硬化する以前に所要の箇所に挿入する。麻は、水分に強
く、素材に著しくなじみ易い性質を有するので、素材と
強固に一体となり、硬化すると、軽くて強い繊維強化プ
ラスチック(FRP)に類似した製品が完成する。
(a)に示すように素材1の表面の一面又は図1(b)
に示すように両面に麻布2又は麻紙を貼付する。また、
図1(c)に示すように素材の四隅等の随所に麻ロープ
3を挿通する。麻は、耐候性、耐アルカリ性及び引張強
度に優れ、軽くて安価の利点を有する。素材の性質の粘
着性を利用し、素材の硬化前に麻布(紙)を素材に貼付
する補強を行う。ただし、麻ロープは、型枠中で素材が
硬化する以前に所要の箇所に挿入する。麻は、水分に強
く、素材に著しくなじみ易い性質を有するので、素材と
強固に一体となり、硬化すると、軽くて強い繊維強化プ
ラスチック(FRP)に類似した製品が完成する。
【0019】固化完成した成型品は、密度1.1〜1.
7t/m3 でセメント製品の1/2〜2/3程度であ
り、大型成型品の厚さは、両面麻布(紙)補強が可能な
場合には1/2〜2/3程度になるため、大型成型品が
現状のコンクリート製品の1/2以下の重量で製造可能
である。
7t/m3 でセメント製品の1/2〜2/3程度であ
り、大型成型品の厚さは、両面麻布(紙)補強が可能な
場合には1/2〜2/3程度になるため、大型成型品が
現状のコンクリート製品の1/2以下の重量で製造可能
である。
【0020】4.成型品の接続 いくつかの小型成型品や大型成型品同士を強固に接続す
る必要や、床面や壁面等に成型品を強固に接続又は設置
する必要がある場合がある。
る必要や、床面や壁面等に成型品を強固に接続又は設置
する必要がある場合がある。
【0021】成型品に加わる力の分散や成型品の振動防
止及び移動防止を行うには、接続ジョイントが重要な手
段である。
止及び移動防止を行うには、接続ジョイントが重要な手
段である。
【0022】本発明に係る成型品の接続ジョイントに
は、図2(a),(b)及び(c)にそれぞれ示すよう
に、一般のコンクリート製品で実施しているメスとオス
のかん合、相じゃくり及び突き付けの加工を簡易に施工
することができる。
は、図2(a),(b)及び(c)にそれぞれ示すよう
に、一般のコンクリート製品で実施しているメスとオス
のかん合、相じゃくり及び突き付けの加工を簡易に施工
することができる。
【0023】また、図3に示すように、型枠4中に存在
し、表面を麻布等で補強した製作中の素材1に火ばし状
の鉄棒5等で人力により穴6を明けると、穴6がふさが
らずに素材が固化する利点が生じる。
し、表面を麻布等で補強した製作中の素材1に火ばし状
の鉄棒5等で人力により穴6を明けると、穴6がふさが
らずに素材が固化する利点が生じる。
【0024】成型品7と成型品7との接続は、図4
(a)及び(b)に示すようにそれぞれに明けられた穴
6と穴6とに麻ロープ3や針金等を挿通して結ぶか、又
は、ボルトで締め付けて行い、また、製品運搬時の手段
として利用することでがきる。
(a)及び(b)に示すようにそれぞれに明けられた穴
6と穴6とに麻ロープ3や針金等を挿通して結ぶか、又
は、ボルトで締め付けて行い、また、製品運搬時の手段
として利用することでがきる。
【0025】5.養生時間 素材がセメント系統のため、養生には一般のセメントコ
ンクリートと同様の養生方法と時間を必要とする。
ンクリートと同様の養生方法と時間を必要とする。
【0026】6.仕上、補修及び補強 素材は、養生と脱型を終了し、十分な強度が確認されて
製品となる。製品の仕上には、一般のセメントモルタル
と同様の仕上作業を後に施工することができる。素材及
び補強材の麻布等の不良箇所を、成型品の全体強度を確
認しながら、小型のみやブレーカー等ではつりとり、そ
こに本体と同質の素材、麻にてでき上りの良好な補修を
施す。また、補強材の麻布等の不良箇所に薄手で強い品
質の麻布を補張して、素材を補強することができる。
製品となる。製品の仕上には、一般のセメントモルタル
と同様の仕上作業を後に施工することができる。素材及
び補強材の麻布等の不良箇所を、成型品の全体強度を確
認しながら、小型のみやブレーカー等ではつりとり、そ
こに本体と同質の素材、麻にてでき上りの良好な補修を
施す。また、補強材の麻布等の不良箇所に薄手で強い品
質の麻布を補張して、素材を補強することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を奏することができる。
によれば、以下の効果を奏することができる。
【0028】(1)成型品が軽量となり、一般のコンク
リート製品の1/2〜2/3程度の重量となる。
リート製品の1/2〜2/3程度の重量となる。
【0029】(2)素材を麻材によって補強したから、
軽量であるにもかかわらず、一般のコンクリート、セメ
ントモルタル製品と同等程度の曲げ強度となる。
軽量であるにもかかわらず、一般のコンクリート、セメ
ントモルタル製品と同等程度の曲げ強度となる。
【0030】(3)どこででも入手することができるセ
メントを使用し、素材の成型に種々の成型方法を採用す
ることができるから、製造方法が簡易である。
メントを使用し、素材の成型に種々の成型方法を採用す
ることができるから、製造方法が簡易である。
【0031】(4)一般のコンクリート、セメントモル
タル製品と同様に、毒性を有さず、また、廃棄物公害が
少なく、環境を汚染破壊しない成型品の製造方法を得
る。
タル製品と同様に、毒性を有さず、また、廃棄物公害が
少なく、環境を汚染破壊しない成型品の製造方法を得
る。
【0032】(5)高価な原材料を多く使用せずに原材
料費用を節減することができ、その上、製造方法が簡易
であるため、コストが低廉となる。
料費用を節減することができ、その上、製造方法が簡易
であるため、コストが低廉となる。
【図1】本発明の実施例における断面図であり、(a)
は片面補強のものを、(b)は両面補強のものを、
(c)は麻ロープ補強のものを、それぞれ示す。
は片面補強のものを、(b)は両面補強のものを、
(c)は麻ロープ補強のものを、それぞれ示す。
【図2】本発明の実施例に係る成型品の接続ジョイント
の3つの構造を示し、(a)はオスとメスのかん合、
(b)は相じゃくり、(c)は突き付けである。
の3つの構造を示し、(a)はオスとメスのかん合、
(b)は相じゃくり、(c)は突き付けである。
【図3】本発明の一実施例における製造中の素材に穴を
明けるときの断面図である。
明けるときの断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る2つの成型品を麻ロー
プで結んだ状態を示し、(a)は断面図、(b)は平面
図である。
プで結んだ状態を示し、(a)は断面図、(b)は平面
図である。
1 素材 2 麻布 3 麻ロープ 4 型枠 5 鉄棒 6 穴 7 成型品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 32/02 C04B 32/02 E
Claims (1)
- 【請求項1】 土とセメントと水と増粘剤とを混合し、
練って成型し、土とセメントと増粘剤との重量百分率の
数値範囲が、それぞれ70〜85、15〜30、1.5
〜5とし、水は土とセメントと増粘剤合計の25〜40
%とし、麻材で補強することを特徴とする土、セメント
及び麻を主原材料とした成型品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9665895A JPH08290518A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 土、セメント及び麻を主原材料とした成型品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9665895A JPH08290518A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 土、セメント及び麻を主原材料とした成型品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08290518A true JPH08290518A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14170939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9665895A Pending JPH08290518A (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 土、セメント及び麻を主原材料とした成型品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08290518A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013180934A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Naomi Nakagawa | 土を主原料とした成型構造物の製造方法 |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP9665895A patent/JPH08290518A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013180934A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Naomi Nakagawa | 土を主原料とした成型構造物の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040915 |