JPH08290348A - 眼鏡レンズ加工システム - Google Patents

眼鏡レンズ加工システム

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JPH08290348A
JPH08290348A JP9275195A JP9275195A JPH08290348A JP H08290348 A JPH08290348 A JP H08290348A JP 9275195 A JP9275195 A JP 9275195A JP 9275195 A JP9275195 A JP 9275195A JP H08290348 A JPH08290348 A JP H08290348A
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JP
Japan
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box
processing
data
frame
lens
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JP9275195A
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English (en)
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Hisanori Akiyama
久則 秋山
Koji Daimaru
孝司 大丸
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定したフレームデータを受ける処理と、受
けたフレームデータを加工装置が受ける処理とを分け
て、これらのデータ転送処理を同時にすることができ、
さらに、測定済みデータの再利用が可能な眼鏡レンズ加
工システムを構成する。 【構成】 被加工レンズ、処方箋、加工指示票などを入
れておく加工箱2と、フレーム形状測定データ1とする
フレームデータの受け付けを行うコンピュータ3と、受
け付けたフレームデータを加工箱2の箱番号に関連付け
たメモリ領域に格納するメモリボックス4と、運ばれて
きた加工箱2の箱番号に対応するメモリボックス4のメ
モリ領域からフレームデータを読み出し、そのデータに
従ってレンズの加工を行う加工装置5とによって構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眼鏡レンズ加工システム
に関し、特に眼鏡フレームの形状に合わせてレンズを加
工する眼鏡レンズ加工システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、眼鏡店などにおいて、眼鏡レンズ
の発注に対して、眼鏡レンズの加工を行うシステムで
は、眼鏡フレームの形状を測定するフレーム形状測定装
置とレンズを加工する加工装置とによって構成されてい
る。まず、フレーム形状測定装置で眼鏡フレームのデー
タを取って、そのデータを加工装置に転送し、加工装置
はそのフレームデータを元にしてレンズの加工を行う。
システムによっては、フレーム形状を測定する装置とレ
ンズを加工する装置とが一体になっているものもある。
【0003】また、複数の加工装置を備えて集中加工を
行うようなシステムでは、フレーム形状測定装置と各加
工装置とにそれぞれカードリーダーを設け、ICカード
を媒体にしてフレーム形状測定装置から加工装置へフレ
ームデータを転送するようにしている。
【0004】さらに別の構成としては、たとえば、特開
平4−13539号公報に開示されているような眼鏡レ
ンズ加工システムもある。このシステムでは、発注者側
に用意された、眼鏡フレーム測定装置に連結されたパソ
コンと、加工者側に用意された、眼鏡レンズ加工装置に
直結されたパソコンとを通信回線で接続し、加工者側で
集中的にレンズ加工を行うようにしている。
【0005】フレーム形状測定装置は、通常、眼鏡店な
どに設置され、加工装置は店舗の加工室またはチェーン
店の集中加工室に設置され、あるいは眼鏡レンズ製造メ
ーカに加工を依頼することもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、眼鏡店などか
らレンズ加工の発注があると、加工者側のパソコンは、
受け取ったフレームデータを加工装置に転送してレンズ
加工を行うことになるが、その加工装置との交信中はそ
の加工装置に占有されることになる。加工者側のパソコ
ンはそのオペレーティングシステムなどの制約によって
同時処理を行うことができないので、加工装置との交信
中に発注者側から発注データが送信されてきても、それ
を処理することができない、という問題点があった。
【0007】また、眼鏡店などにおいては、加工者側へ
送信する眼鏡フレームのデータはその都度測定されるた
め、良く売れる眼鏡フレームに関しては、フレーム形状
の毎回の測定およびフレームデータの転送処理は無駄で
あり、効率が悪いという面があった。さらに、フレーム
のない眼鏡の場合には、アダプタを用いてフレームデー
タに相当するパターンデータを測定して、送信するよう
にしているが、このようなパターンデータはある程度あ
らかじめ決まっているものなので、そのようなパターン
についても毎回測定が必要であった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、眼鏡店などからフレームデータを受ける処理
と、加工装置がフレームデータを受ける処理とを分ける
ことができて、それぞれ同時処理ができ、さらに、測定
済みのフレームデータまたはパターンデータを再利用す
ることができるような眼鏡レンズ加工システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、眼鏡フレームの形状に合わせてレンズを
加工する眼鏡レンズ加工システムにおいて、被加工レン
ズを収容する加工箱と、フレーム形状測定データを受信
し、前記加工箱の箱番号を入力するコンピュータと、前
記測定データおよび前記箱番号を記憶するメモリボック
スと、前記加工箱の箱番号を元にして前記メモリボック
スに記憶された前記測定データを読み出し、前記測定デ
ータに従ってレンズを加工する加工装置と、を有するこ
とを特徴とする眼鏡レンズ加工システムが提供される。
【0010】
【作用】上述の手段によれば、眼鏡フレームの形状を測
定した測定データは、コンピュータを介してメモリボッ
クスの所定のメモリ領域に格納される。そのメモリ領域
は加工箱の箱番号を元にして決められる。加工装置は運
ばれてきた加工箱の箱番号を元にしてメモリボックスの
所定のメモリ領域にアクセスし、測定データを読み出
し、その測定データに従ってレンズを加工する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の眼鏡レンズ加工システムの原理
構成図である。
【0012】本発明の眼鏡レンズ加工システムは、基本
的に、フレーム形状測定データ1と、加工箱2と、コン
ピュータ3と、メモリボックス4と、加工装置5とによ
って構成される。フレーム形状測定データ1は眼鏡店な
どに設置され、それ以外は店舗の加工室あるいは加工工
場などに設置される。
【0013】フレーム形状測定データ1は、たとえば3
次元フレームトレーサと呼ばれるフレーム形状測定装置
で、眼鏡フレームの形状を立体的に測定して得られたフ
レームデータである。加工箱2は加工しようとする被加
工レンズを、眼鏡フレーム(存在しなくてもよい)、処
方箋、加工指示票などとともに入れて、レンズ加工を受
け付けたコンピュータ3からレンズ加工を行う加工装置
5まで運ぶための箱である。この加工箱2には、それを
識別することができるものであって、眼鏡店あるいは加
工室独自の管理番号である箱番号が付けられている。コ
ンピュータ3は、フレーム形状測定データ1とするフレ
ームデータを受信したり、受信したフレームデータに加
工箱2に付けられた箱番号を関連付けして、メモリボッ
クス4に記憶させる機能を有し、たとえばパソコンが使
用される。メモリボックス4は、受信したフレームデー
タを箱番号に対応するメモリ領域に記憶したり、箱番号
に対応するメモリ領域に記憶されたフレームデータを加
工装置5からの請求に従って読み出す機能を有する。加
工装置5は、運ばれてきた加工箱2の箱番号を元にし
て、メモリボックス4からフレームデータを読み出し、
読み出されたフレームデータに従って加工箱2に入って
いたレンズを加工する。
【0014】フレーム形状測定データ1とするフレーム
データを受信すると、オペレータは加工装置5の場所か
ら回収されてきた加工箱2の1つを選択してその箱番号
をコンピュータ3に入力する。コンピュータ3はメモリ
ボックス4の中の、入力された箱番号に対応するメモリ
領域にフレームデータを記憶させて受け付け処理を終了
する。
【0015】加工者は運ばれてきた加工箱2の箱番号を
加工装置5に入力し、加工装置5はメモリボックス4か
ら箱番号に相当するメモリ領域のフレームデータを読み
出し、読み出されたフレームデータに従って加工を行
う。
【0016】図2は眼鏡レンズ加工システムの一実施例
を示す構成図である。この眼鏡レンズ加工システムによ
れば、2台のフレーム形状測定装置1a,1bを備え、
フレーム形状測定装置1aはコンピュータ3に接続さ
れ、フレーム形状測定装置1bはメモリボックス4に直
接接続されている。これらのフレーム形状測定装置1
a,1bは同じ眼鏡店に設置されていてもよいし、別々
の眼鏡店に設置されていてもよい。コンピュータ3には
バーコードリーダ6が設けられている。また、コンピュ
ータ3にはメモリボックス4が接続され、さらに、外部
加工システム8が接続されている。この外部加工システ
ム8は、たとえば眼鏡レンズ製造メーカが有するオンラ
イン受注ネットワークシステムとすることができる。メ
モリボックス4に接続された複数の加工装置5a,5b
にもバーコードリーダ7a,7bが設けられている。そ
して、加工箱2には、箱を識別するための箱番号とこの
箱番号を表すバーコードとを印刷したシール2aが適当
な場所に貼付されている。
【0017】フレーム形状測定装置1aからフレームデ
ータを受けると、オペレータはバーコードリーダ6によ
り加工箱2のバーコードを読み取り、箱番号の情報に変
換してコンピュータ3に入力する。フレーム形状測定装
置1bからのフレームデータについては、途中に加工箱
2の情報を入力する手段がないので、オペレータはメモ
リボックス4に設けられた領域指定用のスイッチを操作
して記憶させるメモリ領域を指示する。フレーム形状測
定装置1aまたは1bからのフレームデータとしては、
たとえば、フレームをトレースした寸法データ、硝種
(ガラス、プラスチック)、フレーム種(メタル、プラ
スチック、ツーポイント、ナイロール)などがある。
【0018】コンピュータ3は受信したフレームデータ
に、読み取った箱番号、およびデータをメモリボックス
4のどのメモリ領域に記憶させるかを指示する番地番号
を付加してメモリボックス4に転送する。もし、バーコ
ードリーダ7a,7bがコンピュータ3に接続されてい
ないか故障の場合は、バーコードとともに印刷されてい
る箱番号をキーボードより直接入力する。データ転送が
終了したら、加工箱2にレンズおよびフレーム(もし、
あったならば)を入れて加工室に送る。
【0019】一方、加工室では、加工者がバーコードリ
ーダ7a,7bにより加工箱2のバーコードを読み取
り、加工装置5a,5bに入力する。加工装置5a,5
bはそれぞれ独立にメモリボックス4にアクセスして、
読み取った箱番号に対応するメモリ領域からフレームデ
ータを読み出し、読み出したフレームデータに基づいて
加工箱2に入っていた眼鏡レンズを加工する。
【0020】もし、コンピュータ3が受け付けた加工指
示が加工装置5a,5bのいずれによっても処理するこ
とが難しい場合には、加工を外部加工システム8に依頼
することもできる。
【0021】また、メモリボックス4に格納されるフレ
ームデータは、フレーム形状測定装置1a,1bによる
測定データに限らず、眼鏡フレーム製造メーカにより提
供される設計データを利用することもできる。このよう
なデータは、フロッピーディスクまたはメモリカードの
ような記憶媒体に格納されており、コンピュータ3を介
して、またはメモリボックス4に別途接続された読み取
り装置を介して、メモリボックス4にフレーム形状測定
データとして転送することもできる。
【0022】次に、フレーム形状測定装置1bまたはコ
ンピュータ3からメモリボックス4へフレームデータを
転送する転送動作について説明する。ここでは、メモリ
ボックス4へのデータ転送動作を説明するが、フレーム
形状測定装置1aからコンピュータ3へのデータ転送も
基本的に同じである。
【0023】図3はフレーム形状測定装置またはコンピ
ュータのデータ転送動作の流れを示すフローチャートで
あり、図4はメモリボックスの転送データ記憶時の動作
の流れを示すフローチャートである。
【0024】ここでは、図3および図4を用いてフレー
ム形状測定装置からメモリボックスへデータを転送する
場合について説明する。これらの図において、フレーム
形状測定装置においてフレームのトレースが終了する
と、メモリボックスとの通信開始の準備を行う。まず、
フレーム形状測定装置は、”T”を送信する(ステップ
S1)。メモリボックスでは、”T”の受信を監視して
いて(ステップS11)、”T”を受信すると、メモリ
ボックスは”T”を送信する(ステップS12)。その
間にフレーム形状測定装置は、10秒間のタイマセット
をして(ステップS2)、”T”の受信を待つ(ステッ
プS3)。タイマセットされた10秒の間に、”T”が
受信されなければ、すなわち、タイムアップすれば(ス
テップS4)、”E”を送信して(ステップS5)、異
常終了となる。
【0025】フレーム形状測定装置は、10秒の間
に、”T”が受信されれば、トレースデータの送信を開
始する(ステップS6)。一方、メモリボックスは、1
0秒間のタイマセットをして(ステップS13)、トレ
ースデータの受信を待つ(ステップS14)。ここで、
10秒の間にトレースデータが受信されずにタイムアッ
プすれば(ステップS15)、異常終了となる。ステッ
プS14において、トレースデータの受信が開始される
と、トレースデータの受信終了が監視される(ステップ
S16)。フレーム形状測定装置が、トレースデータ送
信終了となり(ステップS7)、メモリボックスが、ト
レースデータの受信終了と判断すると(ステップS1
6)、”F”を送信して(ステップS17)、正常終了
となる。ここで、受信終了が判断されないで、タイムア
ップしてしまえば(ステップS18)、異常終了とな
る。フレーム形状測定装置は、トレースデータ送信終了
後、10秒間のタイマセットをして(ステップS
8)、”F”の受信を待つ(ステップS9)。タイマセ
ットされた10秒の間に、”F”が受信されれば、正常
終了となり、受信完了となる。もし、”F”が受信され
ないでタイムアップすれば(ステップS10)、”E”
を送信して(ステップS5)、異常終了となる。その
後、メモリボックスは、受信したデータをチェックし
て、異常がなければ所定のメモリ領域に格納するという
作業を行う。
【0026】次に、このメモリボックスが、加工装置か
ら呼び出されて、格納されているデータを加工装置へ転
送する動作について説明する。図5はメモリボックスに
おけるデータ転送動作の流れを示すフローチャートであ
り、図6は加工装置におけるデータ転送動作の流れを示
すフローチャートである。
【0027】これら図5および図6を用いてメモリボッ
クスから加工装置へデータを転送する場合について説明
する。まず、メモリボックスは常に加工装置からのデー
タ請求待ちの状態になっている(ステップS21)。加
工装置は転送開始の要求をすると、バーコードを読み込
んだり、または手入力で箱番号を入力して、それに対応
するメモリ領域の番地番号を、番地番号の送信を指示す
るヘッダ”N”とともに送信する(ステップS41)。
メモリボックスはヘッダ”N”と番地番号とを受けて、
指定の番地にデータがあるかどうかをチェックする(ス
テップS22)。指定の番地にデータがない場合に
は、”E”を送信して(ステップS23)、終了とな
り、あれば、”T”を送信する(ステップS24)。
【0028】加工装置では、”E”を受信したかどうか
を判断し(ステップS42)、”E”を受信した場合に
は、そのまま終了する。続いて、”T”を受信したかど
うかを判断し(ステップS43)、”T”を受信した場
合には、データ受け入れ準備状態を示すDATA−LE
Dの点滅を開始する(ステップS44)。そして、”
T”を送信する(ステップS45)。メモリボックスで
は、”T”の送信後、10秒間のタイマセットをして
(ステップS25)、”T”の受信を待っている(ステ
ップS26)。タイマセットされた10秒の間に、”
T”が受信されないでタイムアップすれば(ステップS
27)、”E”を送信して(ステップS23)、終了と
なる。加工装置では、”T”を送信後に”E”を受信し
たかどうかを判断し(ステップS46)、”E”が受信
されれば、終了となる。メモリボックスは、ステップS
26において、”T”が受信されれば、データ送信を開
始し(ステップS28)、加工装置はデータを受信開始
する(ステップS47)。メモリボックスからのデータ
送信が終了すると(ステップS29)、加工装置ではデ
ータ受信終了となり(ステップS48)、”F”を送信
して(ステップS49)、終了する。メモリボックスで
は、データ送信終了後、10秒間のタイマセットをして
(ステップS30)、”F”の受信を待っている(ステ
ップS31)。タイマセットされた10秒の間に、”
F”が受信されないでタイムアップすれば(ステップS
32)、”E”を送信して(ステップS23)、終了と
なる。
【0029】図7はメモリボックスのメモリ領域の割り
当てを示す説明図である。メモリボックスのメモリ領域
は、2種類の領域M1,M2より構成されている。いず
れの領域M1,M2もバッテリによってバックアップさ
れているので、これらに記憶されているフレームデータ
は電源を切っても消去されることなく保存される。
【0030】領域M1は、加工装置からフレームデータ
を呼び出しても、そのフレームデータは消去されずにそ
のまま記憶保持されている領域である。この領域M1
は、別のフレームデータを上書きすることにより、記憶
されているフレームデータの更新が可能である。このよ
うなフレームデータの呼び出しによってフレームデータ
が消去されない領域M1は、主として、ナイロール、ツ
ーポイント、定番のフレームのデータを登録するのに使
用され、一度登録しておけば、これらのデータは何度で
も使用することができ、フレーム形状測定のためのトレ
ースの手間を省くことができる。
【0031】領域M2は、加工装置からフレームデータ
を呼び出すと、そのデータは自動的に消去される領域
で、フレーム形状測定装置からのフレームデータを一時
的に保存するために使用される。
【0032】領域M1および領域M2は、それぞれ1件
ずつフレームデータを記憶する複数のメモリ領域に分け
られている。各メモリ領域は、たとえば4キロバイトご
とに分けられ、それぞれ番地番号が付けられている。領
域M1および領域M2が全体で2メガバイトあるとすれ
ば、500件までのフレームデータを記憶することがで
きる。番地番号はたとえば「001」、「002」、・
・と付けられており、フレームデータを記憶させるとき
には、それぞれ、箱番号に対応させた番地番号のメモリ
領域に記憶される。この番地番号は、箱番号をイメージ
スキャナで読み取る場合はコンピュータによってあらか
じめ決められたルールに従って自動的に付けられる。フ
レームデータをフレーム形状測定から直接入力する場合
には、メモリボックスに装備されたスイッチを操作し
て、箱番号に対応する番地番号を選択設定することにな
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、フレー
ムデータを蓄積しておくメモリボックスを備えたことに
より、コンピュータはもっぱらフレームデータを受けて
メモリボックスに記憶させる処理をし、加工装置はコン
ピュータの都合に関係なくフレームデータをメモリボッ
クスから読み出して加工することができ、しかも複数の
加工装置が同時にメモリボックスにアクセスして同時に
加工する処理が可能である。さらに、測定済みのフレー
ムデータまたはパターンデータをメモリボックスに蓄積
保存しておくことができるため、これらのデータを再利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼鏡レンズ加工システムの原理構成図
である。
【図2】眼鏡レンズ加工システムの一実施例を示す構成
図である。
【図3】フレーム形状測定装置またはコンピュータのデ
ータ転送動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】メモリボックスの転送データ記憶時の動作の流
れを示すフローチャートである。
【図5】メモリボックスにおけるデータ転送動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図6】加工装置におけるデータ転送動作の流れを示す
フローチャートである。
【図7】メモリボックスのメモリ領域の割り当てを示す
説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム形状測定データ 2 加工箱 3 コンピュータ 4 メモリボックス 5 加工装置 6 バーコードリーダ 7a,7b バーコードリーダ 8 外部加工システム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡フレームの形状に合わせてレンズを
    加工する眼鏡レンズ加工システムにおいて、 被加工レンズを収容する加工箱と、 フレーム形状の測定データを受信し、前記加工箱の箱番
    号を入力するコンピュータと、 前記測定データおよび前記箱番号を記憶するメモリボッ
    クスと、 前記加工箱の箱番号を元にして前記メモリボックスに記
    憶された前記測定データを読み出し、前記測定データに
    従ってレンズを加工する加工装置と、 を有することを特徴とする眼鏡レンズ加工システム。
  2. 【請求項2】 眼鏡フレームの形状を測定して前記コン
    ピュータに測定データを送信するフレーム形状測定装置
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の眼鏡レ
    ンズ加工システム。
  3. 【請求項3】 眼鏡フレームの形状の設計データを記憶
    し、前記コンピュータに測定データとして送信する記憶
    媒体をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の眼
    鏡レンズ加工システム。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータおよび前記加工装置
    は、前記加工箱に付された箱番号を読み取るバーコード
    リーダをそれぞれ有することを特徴とする請求項1記載
    の眼鏡レンズ加工システム。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータは、外部の加工システ
    ムに接続されるよう構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の眼鏡レンズ加工システム。
  6. 【請求項6】 眼鏡フレームの形状に合わせてレンズを
    加工する眼鏡レンズ加工システムにおいて、 眼鏡フレームの形状を測定するフレーム形状測定装置
    と、 被加工レンズを収容する加工箱と、 前記フレーム形状測定装置からの測定データを前記加工
    箱の箱番号に対応するメモリ領域に記憶するメモリボッ
    クスと、 前記加工箱の箱番号を元にして前記メモリボックスに記
    憶された前記測定データを読み出し、前記測定データに
    従ってレンズを加工する加工装置と、 を有することを特徴とする眼鏡レンズ加工システム。
  7. 【請求項7】 前記メモリボックスは、前記測定データ
    を記憶するメモリ領域を指定する手段を有することを特
    徴とする請求項6記載の眼鏡レンズ加工システム。
JP9275195A 1995-04-18 1995-04-18 眼鏡レンズ加工システム Pending JPH08290348A (ja)

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