JPH082900Y2 - 反射形光電センサ用反射板 - Google Patents

反射形光電センサ用反射板

Info

Publication number
JPH082900Y2
JPH082900Y2 JP1987183572U JP18357287U JPH082900Y2 JP H082900 Y2 JPH082900 Y2 JP H082900Y2 JP 1987183572 U JP1987183572 U JP 1987183572U JP 18357287 U JP18357287 U JP 18357287U JP H082900 Y2 JPH082900 Y2 JP H082900Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
photoelectric sensor
reflector
light emitting
projected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987183572U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0188438U (ja
Inventor
昭博 青井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP1987183572U priority Critical patent/JPH082900Y2/ja
Publication of JPH0188438U publication Critical patent/JPH0188438U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH082900Y2 publication Critical patent/JPH082900Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、反射形光電センサに使用される反射板で
あって、光電センサに対し適正位置に設置し得る反射形
光電センサ用反射板に関する。
(ロ) 従来の技術 第5図は、従来の反射形光電センサ用反射板を示す斜
視図である。
この反射板は、通常、回帰反射板が使用されている。
回帰反射板9は、ケース体91の前面に、反射用レンズ体
92を備えている。このレンズ体92は、例えば6辺からな
る3つの反射面を、それぞれ互いに直角状に配置した複
数のコーナーキューブ93から構成されている。
使用に際しては、この反射板は図示しない反射形光電
センサ(ケース本体内に投・受光素子を備えた光電セン
サ)に対し、一定距離を開いて対向状に設置される。こ
の対向設置状態において、反射形光電センサの投光素子
より反射板に対し光を投射し、反射板(コーナーキュー
ブ)にて反射した反射光を受光素子が受光する。そし
て、反射形光電センサと反射板との対向間、つまり投光
線に対し被検出物体を直交状に移動させる。移動物体が
投光線を通過する時、受光素子が反射光を受光し得ず、
被検出物体の有無を確認し得る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 光電センサに対する反射板の設置は、光電センサの投
・受光面と反射板の反射面とが適正に対向位置し、光電
センサの投光素子より投射された光が、反射板により適
正に反射され、受光素子が受光するように設置される必
要がある。従って、従来は光電センサ側にLED動作確認
表示灯を設けている。このLED動作確認表示灯は、光電
センサの投光素子から投射した光が、反射板によって反
射し、この反射光を受光素子が受光した時、点灯するよ
うに設定されている。反射板を設置する場合、設置者は
所定位置に固定された光電センサの投・受光素子を駆動
させ、光電センサのLED動作確認表示灯を目視で見なが
ら反射板を移動させ、適正位置、つまり光電センサの投
・受光面と反射板とが適正に対応する位置を検出する。
仮に、任意位置に運んだ反射板が、光電センサの投・受
光面に適正に対向位置する場合は、光電センサの投光素
子から投射された光が反射板により反射され、この反射
光を受光素子が受光し、この受光信号により動作確認表
示灯(LED)が点灯する。従って、設置者は光電センサ
のLED動作確認表示灯の点灯状況を指標とすることで、
反射板の適正設置位置を検出し得る。
ところが、光電センサを設置する設置環境条件は区々
であり、時により設置者において光電センサのLED動作
確認表示灯の点灯有無状況を確認し得ない場合がある。
例えば光電センサが装置内部に内装配備されている場
合、或いはLED動作確認表示灯が方向(角度)的に目視
し得ないような障害物のある場所に、光電センサを取付
ける場合、又は検出距離が長いため(光電センサと反射
板との対向間が離れているため)LED動作確認表示灯の
点灯有無状況の確認が困難な場合等である。このような
場合、設置者は光電センサのLED動作確認表示灯を指標
として反射板を取付けることが不可能となる。従って、
反射板の取付け位置が適正でなくなる許かりでなく、適
正位置への取付けに多大な時間を必要とする等の不利が
あった。
この考案は、以上のような問題点を解消させ、光電セ
ンサの設置固定場所(環境条件)の如何に拘らず、簡易
に、且つ常に適正位置に取付け得る反射形光電センサ用
反射板を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の反射形光電
センサ用反射板は、次のような構成としている。
反射形光電センサ用反射板は、反射板の適所に、光電
センサ本体の投光素子から投射する光を受光する受光部
と、この受光部が投射光を受光した時にその受光光量に
対応した光度で発光する発光部を備えて構成されてい
る。
このような構成を有する反射形光電センサ用反射板
を、光電センサに対し対向状に設置する場合は、次のよ
うに実施する。所望位置に設置固定された光電センサの
投・受光素子を駆動させる。つまり、光電センサの投光
素子から光を投射させる。この状態で、反射板を光電セ
ンサの投・受光面に対応すると思われる位置に運ぶ。仮
に、所望位置に運んだ反射板が、光電センサの投・受光
面に対し適正位置に対向していない場合は、反射板の受
光素子(受光部)は投射光を受光しない。従って、受光
素子は受光信号を出力せず、発光部は発光しない。これ
により、設置者は反射板が光電センサに対し適正位置に
ない事を知る。逆に、反射板の移動位置が適正位置であ
る場合は、光電センサの投光素子より投射する光を反射
板の受光素子が受光する。この時、受光素子がその受光
光量に応じた受光信号を発光部に出力し、発光素子(発
光部)を受光光量に対応した光度で点灯させる。これに
より、設置者は、発光素子の発光度合を確認することで
反射板が光電センサに対し適正位置にある事を知る。
(ホ) 実施例 第2図は、この考案に係る反射形光電センサ用反射板
の具体的な一実施例を示す正面図である。
反射板1は、上開口有底のケース体11の開口面に平面
形状矩形のレンズ体12を備えた回帰用反射板である。つ
まり、従来公知のように、反射板は例えば6辺からなる
3つの反射面を、それぞれ互いに直角状に配置した複数
のコーナーキューブ12aから構成されており、数度の拡
がりを持つ反射特性に設定してある。
この考案の特徴は、上記反射板1に受光部2と、この
受光部2が光電センサ(図示せず)よりの投射光を受光
した時、その受光光量に対応した光度で発光する発光部
3とを設けた点にある。
第1図は、実施例反射板1を示す断面図である。
前記反射板1のケース体11の開口底面(開口中空底面)
には、プリント基板13を設け、このプリント基板13に受
光部(フォトダイオード等の受光素子21)2と、後述す
る電子回路部4及び発光部(発光ダイオード等の発光素
子31)3を電気的に接続している。この発光部(発光素
子31)3は、ケース体11より臨出させ、外部ら点灯状況
が目視し得るように設定してある。また、ケース体11に
は開閉蓋板14を介して内部に小型電池15を内蔵し、この
電池15を上記プリント基板13に電気的に接続してある。
一方、前記レンズ体12の面内中央には窓孔22を開口し、
この窓孔22に透光レンズ23を嵌着している。前記受光素
子21は、この窓孔22に対応位置するように設置されてい
る。
第3図は、実施例反射板1の回路構成例を示すブロッ
ク図である。
受光素子21は、窓孔(透光レンズ23)22を介して、光
電センサからの投射光を受光し、受光信号(出力電流)
を増幅回路41に出力する。増幅回路41では、受光信号を
増幅しLED駆動回路42に出力する。LED駆動回路42が、受
光信号の出力を受けた時、発光素子31を駆動させる。受
光素子21は、光電センサの投光素子から投射される光の
受光光量に応じた電流を出力するため、発光素子31はこ
の受光光量に対応した光度で点灯するように構成されて
いる。従って、反射板1が光電センサの投・受光面に対
し最も適正な位置にある場合には、反射板1の発光素子
31は最も高い光度で点灯する。
このような構成を有する反射板1を、第4図に示す反
射形光電センサ5に対し、対向状に設置する場合は、次
のように実施する。
第4図において、反射形光電センサ5は、装置体6内
に内蔵配備されている。従って、仮に光電センサ5に動
作確認表示灯が備えてあっても、反射板設置者は目視し
得ない。また、装置体6の前面の前方側、つまり反射形
光電センサ5の投・受光面に対し、平行状に被検出物体
7の移動路8が設けてある。被検出物体7は、この移動
路8上を光電センサ5の投光線に対し直交状に移動す
る。今、反射板1を移動路8を挟んで光電センサ5に対
し対向状に設置する場合は、反射形光電センサ5の投光
素子を駆動させ、光を投光させる。そして、反射板1の
電源スイッチ(図示せず)をオンし、反射板1を移動路
8を挟んだ光電センサ5の対向位置と思われる場所に運
ぶ。この時、仮に反射板1の移動場所が光電センサ5の
投・受光面に適正に対向位置していない場合には、光電
センサ5の投光素子から投射する光を、反射板1の受光
素子21が受光しない。従って、発光素子31は発光(点
灯)せず、設置者はこの位置が適切でないことを知る。
また、仮に受光素子21が光電センサ(投光素子)5より
の光を受光した場合であっても、光軸が適正に合致して
いない場合には、受光素子21の受光量が小さい。従っ
て、発光素子31は受光量に比例した受光度合で点灯する
ため(この場合、発光素子31の点灯が弱いため)、設置
者は光軸が合致しておらず、反射板1の位置が未だ適正
でないことを知る。
逆に、反射板1の移動場所が光電センサ5の投・受光
面に対し適正位置である場合、この時、受光素子21は光
電センサ5の投光素子が投射する光を、完全に受光す
る。従って、受光素子21の受光量は大きく、発光素子31
はこの受光信号に比例した大きな光度で点灯する。これ
により、設置者は反射板1の適正な設置位置、つまり完
全に光軸が合致した位置を簡易に知ることができる。か
くして、第4図に示すように反射板設置者が、光電セン
サ5の動作確認表示灯を目視し得ない場合であっても、
極めて簡易な作業で反射板1を適正位置に設置すること
が可能となる。
尚、この実施例の反射板1は、受光部2及び発光部3
を具備しない従来の反射板を設置するための適正位置検
出用反射具として、使用しても良いし、実施例反射板1
を従来の反射板に代えて直接設置するように使用しても
良いこと勿論である。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、反射板の適所に光電セ
ンサの投光素子より投射する光を受光する受光部と、受
光部が投射光を受光した時にその受光光量に対応した光
度で発光する発光部とを備えることとしたから、反射板
の発光部の点灯を確認することで、反射板設置者は容易
に反射板の適正な設置位置を知ることができる。
従って、従来のように光電センサの動作確認表示灯
が、仮に目視し得ないような設定状況の下であっても、
常に反射板を光電センサの投光面に対し適正位置に設置
することができ、光電センサを最も安定した状態で使用
し得る等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例反射形光電センサ用反射板を示す正面
図、第2図は、実施例反射形光電センサ用反射板を示す
断面図、第3図は、実施例反射形光電センサ用反射板の
回路構成例を示すブロック図、第4図は、実施例反射形
光電センサ用反射板を光電センサに対向状に取付けた状
態を示す説明斜視図、第5図は、従来の反射形光電セン
サ用反射板を示す斜視図である。 1:反射板、2:受光部、3:発光部、21:受光素子、31:発光
素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射板の適所に、光電センサ本体の投光素
    子から投射する光を受光する受光部と、この受光部が投
    射光を受光した時にその受光光量に対応した光度で発光
    する発光部を備えてなる反射形光電センサ用反射板。
JP1987183572U 1987-11-30 1987-11-30 反射形光電センサ用反射板 Expired - Lifetime JPH082900Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987183572U JPH082900Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 反射形光電センサ用反射板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987183572U JPH082900Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 反射形光電センサ用反射板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0188438U JPH0188438U (ja) 1989-06-12
JPH082900Y2 true JPH082900Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=31474990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987183572U Expired - Lifetime JPH082900Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30 反射形光電センサ用反射板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH082900Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61108025A (ja) * 1984-10-30 1986-05-26 Ichikoh Ind Ltd 自動防眩ミラ−

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418185Y2 (ja) * 1986-04-03 1992-04-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61108025A (ja) * 1984-10-30 1986-05-26 Ichikoh Ind Ltd 自動防眩ミラ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0188438U (ja) 1989-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2902780B2 (ja) 車両用衝突回避システム
JP2786030B2 (ja) 光電センサーの投光器
US20070291469A1 (en) Switch panel assembly with a light-guiding rod
JPH082900Y2 (ja) 反射形光電センサ用反射板
US7209272B2 (en) Object detecting apparatus having operation monitoring function
US5406083A (en) Motion detector with two-sided PIR sensor in reflective arrangement
JPH07159519A (ja) 光学式測距装置
KR20200033373A (ko) 송광축과 수광축이 일치된 구조를 갖는 라이다
US5159378A (en) Light projector for range finding device
JPH0562573A (ja) 光電スイツチ
JP3004867U (ja) 自動ドア用物体検知装置
EP0422685B1 (en) Photoelectric switch
JP2545114Y2 (ja) 光電スイッチ
JP3495320B2 (ja) ピッキングセンサ
JPH10186053A (ja) 生体検知センサ
JP2000029516A (ja) ガイドセンサ
JP3328405B2 (ja) 光学レーダ装置の送受光部
JP2003248878A (ja) 導光体部材およびそれを用いた火災感知器
CN110411487B (zh) 光电传感器
JP2588035B2 (ja) 駐車車両検知装置
JPH10300460A (ja) 距離測定装置
JPH0416927Y2 (ja)
JPH03131790A (ja) 車両用障害物検知装置
JP2517378Y2 (ja) 光データ伝送装置
TW202407382A (zh) 空間掃描之光學雷達裝置