JPH08290096A - 粉体塗装設備における粉体塗料供給装置 - Google Patents
粉体塗装設備における粉体塗料供給装置Info
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Abstract
用を可能とすることにより、設備費の低減が図れる粉体
塗装設備における粉体塗料供給装置を提供すること。 【構成】 流動タンク1、中継タンク2、スクリューフ
ィーダーユニット3及びインジェクターユニット6をそ
れぞれ分離可能にすると共に、スクリューフィーダーユ
ニット3のモーターもモーターユニット28として分離
可能とした。
Description
る粉体塗料供給装置に関するものである。
によって粉体塗料を流動状態で収容する流動タンクと、
流動タンクに接続され、流動タンクから供給される粉体
塗料を収容する中継タンクと、この中継タンクの下部に
設置され、中継タンク内の粉体塗料を定量排出するスク
リューフィーダーユニットと、スクリューフィーダーユ
ニットから排出された粉体塗料を吸収して粉体塗装ガン
に供給するインジェクターユニットによって構成したも
のがある。
において、流動エアーによって固まりがほぐされ、かつ
除湿された粉体塗料を、中継タンクに一旦供給し、中継
タンク内において余分な空気を抜いて単位容積当たりの
粉体塗料の量を一定にしてから、スクリューフィーダー
ユニットによって粉体塗料を、インジェクターユニット
の吸引口に定量供給することができるので、塗装ガンか
ら吐出される粉体塗料の定量性が高く、良好な膜厚管理
が行えるという利点がある。
塗装設備の色替えを行う場合は、粉体塗料供給装置の粉
体塗料が通過する通路内をエアーブローによって清掃し
たり、あるいは粉体塗料供給装置を各色毎に用意してお
くことによって混色を防止している。
る中継タンク、スクリューフィーダーユニットあるいは
インジェクターユニット内の清掃はなかなか困難であ
り、清掃に時間を要するという問題があった。
ておくことは、清掃の手間が省けるが、設備費が高く付
くという問題があった。
することができ、また、粉体塗料供給装置を構成する装
置を、色替えの際に可能な限り共用できるようにして、
設備費の低減を図ろうとするものである。
を解決するために、まず、流動タンクを、中継タンクに
対して着脱自在に接続するようにしたのである。
中継タンクの下部に設置されるスクリューフィーダーユ
ニットとを着脱自在に構成すると共に、スクリューフィ
ーダーユニットの後面にスクリューのモーター連結部を
設け、このモーター連結部に着脱自在に連結される連結
プラグを、駆動軸の先端に有するモーターユニットを、
スクリューフィーダーユニットに対して分離可能に設け
ることもできる。
構成されているので、次のような色替え作業が可能とな
る。
着脱自在に接続しているため、予め使用する粉体塗料の
色数に応じた流動タンクを用意しておくことができるの
で、色替えの際に、流動タンクを交換することにより、
色替え時間が短縮される。
ユニット、スクリューフィーダーユニットとインジェク
ターユニットをそれぞれ分離可能とすることによって、
色替えの際に、中継タンク、スクリューフィーダーユニ
ット及びインジェクターユニットの清掃が容易になる。
クリューを駆動するモーターユニットをスクリューフィ
ーダーユニットに対して分離可能とすることにより、粉
体塗料の色数に応じたスクリューフィーダーユニットに
対して、高価なモーターユニットは一つで共用すること
も可能となるから、色替えの際における清掃の困難性も
考慮して、色数に応じたスクリューフィーダーユニット
を用意しても、モーターユニットを共用することによっ
て、設備費を最小限に抑えることができる。
について説明する。
流動タンク1と、流動タンクから供給される粉体塗料を
収容する中継タンク2と、この中継タンク2の下部に設
置されたスクリューフィーダーユニット3と、スクリュ
ーフィーダーユニット3から排出された粉体塗料を吸引
してホース4を介して粉体塗装ガン5に供給するインジ
ェクターユニット6とからなる。
下2段に設置された流動タンク載置台7とスクリューフ
ィーダーユニット8上に載置されている。流動タンク1
と中継タンク2とは、図4に示すように、流動タンク1
の側壁前面に設けた排出口9に突設した供給口ユニット
10を介して互いに着脱自在に接続され、流動タンク1
内の粉体塗料が、供給口ユニット10を通じて中継タン
ク2内に流入するようになっている。
た多孔板から流動エアーが供給されている。この流動エ
アーによって、流動タンク1内の粉体塗料の固まりがほ
ぐされると共に、除湿が行われている。
の側壁に形成した排出口9の前面側に、ネジ11によっ
て固定される供給口本体12と、後端が、供給口本体1
2に固定され、先端が、中継タンク2の側壁の後面に形
成した供給口13に挿し込まれる供給パイプ14と、こ
の供給パイプ14の周囲に設けられた、ばね15によっ
て中継タンク2の側壁の後面に押し付けられるシールリ
ング16とからなる。上記供給口本体12には、エアー
供給管17が接続されており、このエアー供給管17か
ら流動タンク1の排出口9に向けてエアーを噴出させる
ことにより、流動タンク1の排出口9部分での粉体塗料
の詰まりを防止している。
数個設けられ、それに対応して中継タンク2には、供給
口13が複数形成されている。
入した粉体塗料は、中継タンク2内において静置される
ので、中継タンクの下方部分では、粉体塗料間の余分な
空気が抜けて、単位容積当たりの粉体塗料の量が一定に
なる。
積当たりの量が一定になった粉体塗料を、定量排出する
スクリューフィーダーユニット3が設置されている。
中継タンク2の下方に、バックル金具18によって着脱
自在に設置されている。
スクリューフィーダーユニット載置台8上に、着脱自在
に載置されている。
が開口し、前面に排出口を有するスクリューガイド19
と、このスクリューガイド19内に収容されているスク
リュー20と、スクリューガイド19の前面に着脱自在
に取付けられた排出口本体21と、スクリューガイド1
9の後面に引き出されたモーター連結部22とからな
る。
並列に複数設置されている。この複数のスクリューガイ
ド19は、スクリューガイド固定プレート23によって
両側から挾まれて固定一体化されている。
ド19の前面の排出口に装着される供給口を後面に有
し、かつ下面に排出口、上面に空気取入口を有し、スク
リューガイド19の前面の排出口に供給口を合わせてク
ランプ金具によって着脱自在に取付けられるようになっ
ている。
左右のスクリューガイド固定プレート23の下部に挿通
した固定シャフト24を、スクリューフィーダーユニッ
ト載置台8の上面に形成した固定金具25に係合するこ
とによって、スクリューフィーダー載置台8に固定され
るようになっている。
8に載置されたスクリューフィーダーユニット3の後面
には、スクリューフィーダーユニット3のスクリュー2
0の数に対応した数のモーター26がモーターベース2
7上に並列するモーターユニット28が設けられてい
る。このモーターユニット28の各モーター26の駆動
軸には、スクリューフィーダーユニット3の各スクリュ
ー20の後端に設けられたモータ連結部22に、挿し込
んで連結する連結プラグ29が設けられている。モータ
ーユニット28のモーターベース27は、スクリューフ
ィーダーユニット載置台8の後方側に設置されたモータ
ーユニット載置台30上に着脱自在に載置されている。
モーターユニット載置台30の前後縁には、モーターベ
ース27の前後両側縁を保持するスライドガイド31が
複数設けられ、モーターベース27を側方から前後のス
ライドガイド31間に差し入れることによって、モータ
ーベース27をモーターユニット載置台30上に設置で
きるようになっている。モーターユニット載置台30に
は、モーターベース27の位置決めを行うロックピン3
6が設けられている。
は、スクリューフィーダーユニット載置台8の両側方向
に延長するように設けたモーターブラケット32にシフ
トレバー33の回転によって前後にスライド自在に設け
られている。即ち、モーターユニット載置台30は、図
5に示すように、モーターブラケット32に、スライド
自在に装着されたスライドブロック34にボルト35に
よって固定され、スライドブロック34は、シフトレバ
ー33の回動シャフト36に取付けられた偏心カム37
の回転によってモーターブラケット32に沿って前後に
スライドするようになっている。そして、図6に示すよ
うに、モーターユニット載置台30が後方に位置する状
態からモーターユニット載置台30を前方側にスライド
させることによって、図7に示すように、モーターユニ
ット28のモーター26の連結プラグ29がスクリュー
フィーダーユニット3のスクリュー20のモーター連結
部22に挿し込まれて、モーター26とスクリュー20
とが連結される。反対に、モーターユニット載置台30
を後方側にスライドさせることによって、図6に示すよ
うに、モーター26の連結プラグ29がスクリュー20
のモーター連結部22から引き抜かれて、モーター26
とスクリュー20との連結状態が解除され、この状態で
モーターユニット載置台30上からモーターユニット2
8を側方にスライドさせて引き抜くことができる。モー
ターユニット28のモーターベース27の両側には、モ
ーターユニット28を持ち運べるように、ハンドル38
が設けられている。
面に位置する排出口本体21の下方には、インジェクタ
ーユニット6が設置されている。
フィーダーユニット3の排出口本体21の数に対応した
数のインジェクター本体39をインジェクターベース4
0に並列に設けた構造になっている。
供給管41が接続され、このエアー供給管41から吹き
入れられたエアーによって、上面の吸引口42から粉体
塗料が吸引されてホース4を通じて粉体塗装ガン5に粉
体塗料が供給されるようになっている。
ューフィーダーユニット載置台8の脚部に昇降機構によ
って昇降可能に設置され、上昇位置でインジェクター本
体39の上面の吸引口42が、スクリューフィーダーユ
ニット6の排出口本体21の下面の排出口に圧接するよ
うになっている。上記昇降機構は、スクリューフィーダ
ーユニット載置台8の脚部に昇降リンク43と、昇降ア
ーム44を平行に、かつ回動自在に設け、この昇降リン
ク43と昇降アーム44の前端を、インジェクターユニ
ット6に固定した昇降ブラケット45に回動自在に取付
けて構成されている。昇降アーム44の後端には、バラ
ンスウェイト46が取付けられており、バランスウェイ
ト46の重みによってインジェクター本体39の吸引口
42が、スクリューフィーダーユニット3の排出口に圧
接するように、インジェクターユニット6が上方へ付勢
されている。そして、バランスウェイト46の重みより
も大きな力で、インジェクターユニット6の前端を、下
方に押し下げると、インジェクターユニット6が、スク
リューフィーダーユニット3から離れて下方に回転する
ようになっている。
排出口本体21部分には、エアー供給管41から分岐さ
れたバイパスエアー管47が接続され、排出口本体21
の詰まりを防止している。
は、構成機器を、図2に示すように、それぞれ分離可能
であるから、色替え作業の際に、機器内部の清掃が容易
である。
面に、供給口プラグ10を挿し込むことによって簡単に
接続できるので、予め使用する粉体塗料の色数に応じた
流動タンク1を用意しておくことができる。
ために、使用する粉体塗料の色数に応じた数のスクリュ
ーフィーダーユニット3を用意しておく場合でも、この
発明の粉体塗料供給装置では、スクリューフィーダーユ
ニット3のスクリュー20を駆動させるモーター26
が、モーターユニット28として分離可能であるため、
高価なモーターユニット28を一つで複数のスクリュー
フィーダーユニット3に共用でき、設備費を最小限に抑
えることができる。
装置は、色替え作業が容易であると共に、設備費の低減
を図ることができるという効果がある。
てた状態の側面図
図
図
げた状態を示す全体側面図
Claims (4)
- 【請求項1】 流動エアーによって粉体塗料を流動状態
で収容する流動タンクと、流動タンクに接続され、流動
タンクから供給される粉体塗料を収容する中継タンク
と、この中継タンクの下部に設置され、中継タンク内の
粉体塗料を定量排出するスクリューフィーダーユニット
と、スクリューフィーダーユニットから排出された粉体
塗料を吸引して粉体塗装ガンに供給するインジェクター
ユニットとからなる粉体塗装設備における粉体塗料供給
装置において、上記流動タンクを中継タンクに対し着脱
自在に接続したことを特徴とする粉体塗装設備における
粉体塗料供給装置。 - 【請求項2】 上記中継タンクと、この中継タンクの下
部に設置されるスクリューフィーダーユニットとを、着
脱自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の粉体
塗装設備における粉体塗料供給装置。 - 【請求項3】 上記スクリューフィーダーユニットの後
面に、スクリューのモーター連結部を設け、上記モータ
ー連結部に着脱自在に連結される連結プラグを、駆動軸
の先端に有するモーターユニットを上記スクリューフィ
ーダーユニットに対して分離可能に設けたことを特徴と
する請求項1又は2記載の粉体塗装設備における粉体塗
料供給装置。 - 【請求項4】 上記スクリューフィーダーユニットの下
方に、インジェクターユニットを昇降自在に設け、この
インジェクターユニットを上昇させた状態においてイン
ジャクターユニットの吸引口がスクリューフィーダーユ
ニットの排出口に圧接することを特徴とする請求項3記
載の粉体塗装設備における粉体塗料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09876895A JP3677072B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 粉体塗装設備における粉体塗料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09876895A JP3677072B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 粉体塗装設備における粉体塗料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08290096A true JPH08290096A (ja) | 1996-11-05 |
JP3677072B2 JP3677072B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=14228574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09876895A Expired - Lifetime JP3677072B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 粉体塗装設備における粉体塗料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3677072B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019025429A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 旭サナック株式会社 | 粉体塗料供給装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6088728B2 (ja) * | 2011-09-27 | 2017-03-01 | 株式会社松井製作所 | 粉粒体材料の供給装置、及びこれを備えた粉粒体材料の配合供給装置 |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP09876895A patent/JP3677072B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019025429A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 旭サナック株式会社 | 粉体塗料供給装置 |
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JP3677072B2 (ja) | 2005-07-27 |
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