JPH08289970A - 円板体の射出機構 - Google Patents

円板体の射出機構

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JPH08289970A
JPH08289970A JP12050795A JP12050795A JPH08289970A JP H08289970 A JPH08289970 A JP H08289970A JP 12050795 A JP12050795 A JP 12050795A JP 12050795 A JP12050795 A JP 12050795A JP H08289970 A JPH08289970 A JP H08289970A
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JP
Japan
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disc
rotating
drive motor
support
disc body
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Withdrawn
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JP12050795A
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English (en)
Inventor
Yukio Kotoyori
幸雄 琴寄
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N M K KK
Original Assignee
N M K KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技装置に用いられるメダル等の円板体16を
常に設定された方向に正確に射出する。 【構成】 円板体16が回転円板37と平坦面42との間に該
平坦面42にほぼ平行となった状態で供給されると、該円
板体16は回転する回転円板37とこれに追従回転するロー
ラ44とにより両側から挟持されながら上方に押出される
が、このとき、ローラ44の頂点Cが円板体16の射出方向
を確実に規制し、射出方向が正確となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技装置に用いられ
るメダル等の円板体を射出する射出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲームセンター等で使用されてい
る遊技装置には、射出機構から射出された鋼球を盤面と
ガラス板との間を通過させながら得点ポケットに入れる
ことで点数を競うものが知られている。そして、このよ
うな鋼球射出用の射出機構は、例えば、射出する鋼球の
直径とほぼ等距離だけ離れた一対の平行な回転ローラ
と、これら回転ローラを逆方向に回転させる駆動モータ
とを備えており、回転ローラ間に供給された鋼球を回転
中の回転ローラによって挟持した状態で押出すことによ
り射出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような鋼
球射出用の射出機構を円板体の射出機構としてそのまま
用いることも考えられるが、この場合には円板体をその
表裏面が盤面に平行となった状態で射出しなければなら
ないため、回転ローラの回転軸線を盤面と平行な平面上
に配置しなければならない。しかしながら、このような
状態に回転ローラを配置した場合には、一対の回転ロー
ラ間で回転速度に僅かの差が生じたり、あるいは回転ロ
ーラと円板体との接触状態が回転ローラ間で僅かでも異
なっていると、円板体の射出方向が盤面側あるいはガラ
ス板側にずれて高速で移動している円板体が盤面あるい
はガラス板に摺接し、これにより、盤面あるいはガラス
板が傷付いてしまうという問題点がある。
【0004】この発明は、円板体を常に設定された方向
に正確に射出することができる円板体の射出機構を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、駆動
モータと、駆動モータの出力軸に同軸関係を保って固定
された回転円板と、回転円板の回転軸線を含む平面にほ
ぼ平行でかつ回転円板の外周から円板体のほぼ厚さだけ
離れた位置に配置された支持面を有する支持体と、支持
体にその一部が支持面から突出した状態で埋設されると
ともに、回転円板の回転軸線と平行な軸線回りに回転可
能で、前記軸線と直交する方向に離れて配置された複数
の回転体と、を備え、回転円板と支持面との間に供給さ
れた円板体を、該回転円板が回転体に押し付けながら回
転することで、射出することにより達成することができ
る。
【0006】
【作用】今、駆動モータが作動し、該駆動モータの出力
軸、回転円板が一体となって回転軸線回りに回転してい
るとする。このようなときに回転円板と支持体の支持面
との間に円板体が支持面にほぼ平行となった状態で供給
されると、該円板体は、回転円板の外周と支持面との間
の距離が円板体の厚さとほぼ等しいので、回転円板の外
周によって支持面から突出している回転体に押し付けら
れる。このとき、回転円板は前述のように駆動回転し、
一方、回転体は回転円板の回転軸線と平行な軸線回りに
回転可能であるため、円板体はこの回転する回転円板と
回転円板に追従回転する回転体により両側から挟持され
ながら押出され、所定の射出方向に射出される。ここ
で、前述の回転体は該回転体の軸線と直交する方向(円
板体の射出方向)に離れて複数配置されているため、こ
れら回転体の支持面から突出した頂点が円板体の射出方
向を確実に規制、即ちこれら頂点を結ぶ直線が円板体の
射出方向となるよう回転体が規制し、これにより、円板
体は常に設定された方向に正確に射出される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1において、11はゲームセンター等に設置
されている遊技装置であり、この遊技装置11は、外枠12
と、この外枠12に取り付けられた垂直な矩形の盤面13
と、前記外枠12に取り付けられ、盤面13の直前において
該盤面13から僅かの距離だけ離れて平行に配置されたガ
ラス板14と、盤面13に取り付けられ、盤面13とガラス板
14との間の間隙15に射出されたコイン、メダル等の金属
製円板体16の移動落下の邪魔をする多数の釘等からなる
障害物17と、外枠12の下部に取り付けられ、円板体16が
入ったとき異なる点数を与える複数の得点ポケット18
と、得点ポケット18の直下の外枠12に取り付けられ、得
点ポケット18を通過した後の円板体16を搬送する搬送機
構20と、外枠12の下部に取り付けられ、搬送機構20によ
って搬送されてきた円板体16を1個ずつ盤面13に平行な
状態(直立した状態)で上方に押し出す押出し機構21
と、外枠12に取り付けられ、押出し機構21から押し出さ
れ上下に積み重なった円板体16をガイドするガイド体22
と、ガイド体22の直上の外枠12に取り付けられ、ガイド
体22の上端から供給された円板体16をほぼ上方に向かっ
て間欠的に間隙15に射出する射出機構23と、盤面13の上
部に取り付けられ、射出機構23から射出された円板体16
の移動方向を下方に変化させる円弧状のガイド板24と、
を備えている。そして、この遊技装置11は、外枠12に設
けられたコイン投入口27にコインを投入した後、スター
ト釦28を押すと、押出し機構21によってガイド体22内を
押し上げられた円板体16が射出機構23によって所定枚数
だけ次々と間隙15に射出されるが、これら円板体16はこ
の間隙15内を障害物17に衝突しながら下方に移動(落
下)して異なった得点ポケット18に入ることで得点がそ
れぞれ与えられ、これらの得点の合計が設定値以上とな
った場合に景品取出し口29に景品が送り出される。な
お、30は外枠12の下部に設けられたつまみであり、この
つまみ30を回転させると、前記射出機構23の駆動モー
タ、例えば直流モータへの供給電圧が変化し該駆動モー
タの回転数が変化する。
【0008】前記射出機構23は、図2、3、4、5に示
すように、前記外枠12に固定されたブラケット34を有
し、このブラケット34には前述のように回転数を変化さ
せることができる駆動モータ35が取り付けられている。
37は前記駆動モータ35の水平に延びる出力軸36の先端に
該出力軸36と同軸関係を保って固定された回転円板であ
り、この回転円板37は、金属からなる円板状の本体部38
と、この本体部38の外周に取り付けられ摩擦抵抗値が大
きくかつ多少変形可能なウレタンゴムからなるリング部
39と、から構成されている。41は前記ブラケット34に下
端部が固定された上下方向に延びる支持体であり、この
支持体41は前記回転円板37の直前に配置されている。こ
の支持体41は回転円板37に対向する側に回転円板37の回
転軸線を含む平面に平行で、かつ盤面13にも平行な支持
面としての平坦面42を有し、この平坦面42は前記回転円
板37、詳しくはリング部39の外周から円板体16の厚さT
とほぼ等しい距離L、ここでは厚さTより僅かに大きな
距離だけ離れた位置に配置されている。前記支持体41の
平坦面42には回転円板37の回転軸線に平行に延びる断面
円弧形をした円弧溝43が複数、ここでは2個だけ形成さ
れ、これらの円弧溝43は該円弧溝43の中心軸に直交する
方向、ここでは上下方向に離れて配置されている。これ
らの円弧溝43には円柱状をした回転体としてのローラ44
がそれぞれほぼ3/4程度挿入されるとともに、支持体41
に取り付けられた押えプレート45により抜け止めされて
いる。この結果、各ローラ44はその一部が平坦面42から
突出した状態で支持体41に埋設されるとともに、円弧溝
43内で回転円板37の回転軸線と平行な軸線回りに回転す
ることができる。そして、前記回転円板37と平坦面42、
詳しくはローラ44との間には、ガイド体22によってガイ
ドされた円板体16が1個ずつ供給される。
【0009】次に、この発明の一実施例の作用について
説明する。前述したような遊技装置11を用いてゲームを
行う場合には、まず、コイン投入口27にコインを投入し
た後、スタート釦28を押す。これにより、押出し機構21
が円板体16をガイド体22内に押し込むため、ガイド体22
内において直立した状態で上下に積み重なっていた円板
体16は全体的に押し上げられ、最上端の円板体16が射出
機構23の回転円板37と平坦面42との間に盤面13にほぼ平
行となった状態で供給される。一方、駆動モータ35は前
述のようにスタート釦28が押されることで作動を開始
し、該駆動モータ35の出力軸36、回転円板37が一体とな
って回転軸線回りに回転する。
【0010】そして、円板体16が回転円板37、ローラ44
に接触するようになると、該円板体16は、前述のように
回転円板37の外周と平坦面42との間の距離Lが円板体16
の厚さTにほぼ等しいので、回転円板37の外周によって
ローラ44に押し付けられる。このとき、回転円板37は前
述のように駆動回転し、一方、ローラ44は回転円板37の
回転軸線と平行な軸線回りに回転可能であるため、円板
体16はこの回転する回転円板37と該回転円板37に追従回
転するローラ44とにより両側から挟持されながら上方に
向かって押出され、所定の射出方向に射出される。ここ
で、前述のローラ44は該ローラ44の軸線と直交する上下
方向(円板体16の射出方向)に離れて複数(2個)配置
されているため、これらローラ44の平坦面42から突出し
た頂点Cが円板体16の射出方向を確実に規制、即ちこれ
ら頂点Cを結ぶ直線が円板体16の射出方向となるようこ
れらローラ44が規制する。これにより、円板体16は常に
設定された方向、即ち盤面13とガラス板14との間の間隙
15に向かって正確に射出され、これら盤面13、ガラス板
14を傷付けるようなことはない。
【0011】このようにして射出機構23により間隙15に
射出された円板体16は障害物17に繰り返し衝突しながら
下方に移動(落下)して異なった得点ポケット18に入
り、得点が与えられる。そして、このような円板体16の
射出は所定枚数だけ次々と行われるが、全ての円板体16
が得点ポケット18に入ることで与えられた得点の合計が
設定値以上であると、景品取出し口29に景品が送り出さ
れる。ここで、遊技者の技術的介入は、つまみ30を回転
して駆動モータ35の回転速度、即ち回転円板37の回転速
度を制御し、これにより、前記円板体16の射出速度を変
更して高得点の得点ポケット18に円板体16が入るようコ
ントロールすることで行われる。
【0012】なお、前述の実施例においては、駆動モー
タとして直流モータを用いたが、この発明では駆動モー
タとして交流モータを用い、供給電圧の周波数、二次回
路の抵抗値等を変化させることで出力軸の回転速度を制
御するようにしてもよい。また、前述の実施例において
は、回転体としてローラ44を用いたが、この発明におい
ては、回転円板の回転軸線方向およびこの回転軸線と直
交する方向に共に離れて埋設配置された4個以上のボー
ル(鋼球)を用いてもよい。さらに、前述の実施例にお
いては、平坦な平坦面42を支持面としたが、この発明に
おいては、回転円板37の回転軸線を含む平面にほぼ平行
な若干湾曲した曲面を支持面としてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、円板体を常に設定された方向に正確に射出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す遊技装置に適用した
一部破断正面図である。
【図2】射出機構の正面図である。
【図3】射出機構の平面図である。
【図4】射出機構の左側面図である。
【図5】図2のIーI矢視断面図である。
【符号の説明】
16…円板体 23…射出機構 35…駆動モータ 36…出力軸 37…回転円板 41…支持体 42…支持面 44…回転体 T…厚さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータと、駆動モータの出力軸に同軸
    関係を保って固定された回転円板と、回転円板の回転軸
    線を含む平面にほぼ平行でかつ回転円板の外周から円板
    体のほぼ厚さだけ離れた位置に配置された支持面を有す
    る支持体と、支持体にその一部が支持面から突出した状
    態で埋設されるとともに、回転円板の回転軸線と平行な
    軸線回りに回転可能で、前記軸線と直交する方向に離れ
    て配置された複数の回転体と、を備え、回転円板と支持
    面との間に供給された円板体を、該回転円板が回転体に
    押し付けながら回転することで、射出するようにしたこ
    とを特徴とする円板体の射出機構。
JP12050795A 1995-04-21 1995-04-21 円板体の射出機構 Withdrawn JPH08289970A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12050795A JPH08289970A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 円板体の射出機構

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JP12050795A JPH08289970A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 円板体の射出機構

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Publication Number Publication Date
JPH08289970A true JPH08289970A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14787921

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12050795A Withdrawn JPH08289970A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 円板体の射出機構

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JP (1) JPH08289970A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019343A (ja) * 2001-07-11 2003-01-21 Namco Ltd 円板状物の発射装置
JP6423990B1 (ja) * 2017-06-27 2018-11-14 小松貿易株式会社 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019343A (ja) * 2001-07-11 2003-01-21 Namco Ltd 円板状物の発射装置
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702