JPH08289134A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08289134A
JPH08289134A JP7114042A JP11404295A JPH08289134A JP H08289134 A JPH08289134 A JP H08289134A JP 7114042 A JP7114042 A JP 7114042A JP 11404295 A JP11404295 A JP 11404295A JP H08289134 A JPH08289134 A JP H08289134A
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Application number
JP7114042A
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English (en)
Inventor
Masahiko Katsurabayashi
正彦 桂林
Junji Suzuki
淳二 鈴木
Makoto Takada
高田  誠
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異サイズが混在した複数の原稿を送信する際
のサイズ変更のネゴシエーションをなくして全体的な通
信時間を短縮させる。 【構成】 先頭ページの画像処理の倍率等は相手機記録
紙サイズ情報検出部46で検出された相手機の記録紙サ
イズに合わせて決定する。2ページ以降は、相手機の記
録紙サイズおよび縦横の向きに代えて先頭ページの処理
後のサイズに合わせて倍率等を決定する。画像処理部4
4では決定された倍率等で拡大・縮小または回転等の画
像処理をして送信する。結果的に送信原稿のサイズが統
一され、サイズ変更のネゴシエーションは不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に、通信時間を短縮するのに好適なファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にファクシミリ装置では、画情報の
送信に先立って相手機とのネゴシエーションを実施し、
相手機の能力情報を受信したり自局の能力情報を送信し
たりする。送信局は、前記ネゴシエーションによって相
手局の記録紙サイズや符号化方式等を認識し、該記録紙
サイズに合わせて画情報を縮小または拡大した後、該画
情報を相手局に送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】送信原稿の画情報を縮
小または拡大したりして送信する従来の装置では、次の
ような問題点があった。例えば、送信原稿が複数枚あっ
て、しかも該原稿のサイズが不統一であったり、縦横の
向きが互いに異なる原稿が混在していたりする場合があ
る。この場合には、原稿のサイズや縦横の向きに変化が
ある毎にサイズや方向のネゴシエーションを行い、これ
に基づいて拡大・縮小等の画像処理を施す必要が生じ
る。このように、1回の通信の中で画像処理を行うため
のネゴシエーションを複数回実行するようになると、こ
のネゴシエーションのために通信時間が余分にかかると
いう問題点が生じる。
【0004】本発明は、上記問題点を解消し、前記送信
原稿のサイズや縦横の向きがまちまちである場合にもサ
イズおよび縦横の向きの宣言は1回ですむようにして通
信時間の無駄を省くことができるファクシミリ装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、原稿のサイズ情報を検出
する送信原稿サイズ情報検出手段と、相手機の記録紙サ
イズ情報を検出する相手機記録紙サイズ情報検出手段
と、複数の原稿のうち予定の1枚のサイズ情報、および
相手機の記録紙サイズ情報に基づいて、すべての原稿に
関する送信時の原稿サイズおよび縦横の向きを統一する
原稿統一手段と、前記統一された原稿サイズおよび縦横
の向きに合わせるため原稿を処理する画像処理手段と、
前記画像処理手段で画像処理された原稿を送信する送信
手段とを具備した点に第1の特徴がある。
【0006】また、本発明は、前記相手機記録紙サイズ
情報検出手段に代えて、相手機の記録紙サイズ情報を予
め登録する相手機情報設定手段を具備した点に第2の特
徴がある。
【0007】さらに、本発明は、前記原稿統一手段が、
1枚目の原稿のサイズ情報および相手機の記録紙サイズ
情報に基づいて該1枚目の原稿の送信時のサイズおよび
縦横の向きを決定する第1原稿サイズ情報決定手段と、
2枚目以降の原稿の送信時のサイズおよび縦横の向きを
前記1枚目の原稿の送信時のサイズおよび縦横の向きに
合わせる第2原稿サイズ情報決定手段とからなる点に第
3の特徴がある。
【0008】
【作用】上記第1ないし第3の特徴によれば、複数の原
稿の内、予定の1枚のサイズ情報と相手機の原稿サイズ
情報に基づいて原稿のサイズおよび縦横の向きが統一さ
れる。したがって、種々のサイズおよび縦横の向きが混
在している原稿を多数送信する場合にも、原稿間におけ
るサイズ変換のためのネゴシエーションが不要となる。
【0009】また、第2の特徴によれば、相手機の記録
紙サイズ情報を予め送信側で保持しておけるので原稿統
一手段における原稿サイズおよび縦横の向きを統一する
ための手順が簡略化される。
【0010】さらに、第3の特徴によれば、第1原稿サ
イズ情報決定手段で決定された1枚目の原稿の送信時の
サイズおよび縦横の向きに合わせて、第2原稿サイズ情
報決定手段で2枚目以降の原稿の送信時のサイズおよび
縦横の向きが決定される。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明
する。図2は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置
の概略の構成を示す模式図である。該ファクシミリ装置
は通信機能とともに複写機能を有する複合機である。同
図において、ファクシミリ装置1は画像読取部(以下
「スキャナ」という)2および画像記録部3ならびに記
録紙格納部4からなる。スキャナ2の詳細は図4を参照
して後述する。画像記録部3は前記スキャナ2で読取っ
た画像を記録紙に転写する画像転写部31と、記録紙の
両面に画像を印字する場合の該記録紙の反転機構を有す
る用紙反転部32とからなる。さらに、画像が印字され
た記録紙を受けるために記録紙排出トレイ33が設けら
れる。また、記録紙格納部4には複数サイズの記録紙を
格納できるように複数の記録紙トレイ41、42、43
が多段に配置されている。
【0012】次に、前記スキャナ2を詳細に説明する。
図4はスキャナ2の断面図である。同図において、原稿
トレイ5には送信または複写の対象となる原稿6が載置
されている。該原稿トレイ5の原稿搬送方向下流側には
原稿の有無を検知する原稿センサ7が設けられている。
原稿トレイ5の下流端部には該原稿トレイ5に載置され
た原稿をその最下部のものから順に搬送路に引込むため
の引込みローラ8が設けられ、さらにその後段には原稿
の搬送路を形成する案内ローラ90、91、92が配置
されている。案内ローラ90および91によって搬送路
10が形成され、案内ローラ91および92によって搬
送路11が形成されている。特に搬送路11は両面読取
りのための原稿反転用のものである。搬送路10には幅
センサ12およびレジセンサ13が設けられる。幅セン
サ12によって該搬送路10を通過する原稿の幅が検出
され、レジセンサ13によってイメージセンサ14の動
作タイミング等を得るための原稿の位置検出が行われ
る。
【0013】搬送路10の後段には搬送ベルト15およ
びプラテンガラス16が対面して配置され、さらに、該
搬送ベルト15等の後段には原稿を排出ローラ17に導
くための搬送路18が形成されている。搬送路18には
原稿の排出を検知する排出センサ19が設けられる。ま
た、排出ローラ17の後段つまり当該スキャナ2のケー
ス外には記録紙排出トレイ20が設けられる。なお、前
記搬送路10、11、18には、案内ローラだけでなく
他の案内部材も設けられるが、本発明に直接関係ないの
で図示は省略してある。
【0014】前記プラテンガラス16の下方にはイメー
ジセンサ14と、原稿を光で照射するための蛍光ランプ
22とが搭載されたキャリッジ23が設けられている。
イメージセンサ14としては例えばCCD型センサが使
用できる。該キャリッジ23は軸24および25間に張
架されたワイヤ26に固定されている。該軸24および
25をステップモータ(図示せず)で駆動して該軸24
および25にワイヤ26を巻取りまたは巻き戻しするこ
とにより矢印21で示すように左右に往復動する。キャ
リッジ23はホームポジションセンサ27を基準として
決定されるホームポジション28を有する。
【0015】上記構成により、原稿6は引込みローラ8
で搬送路10に引込まれ、案内ローラ90および91に
よって前記搬送ベルト15とプラテンガラス16の間に
誘導される。その後、搬送ベルト15で予定の読取位置
まで搬送されて停止する。図4は2枚の原稿の合成読取
りの場合を示し、搬送ベルト15とプラテンガラス16
間に2枚の原稿が隣接している。前記読取位置は原稿6
の後端部がレジセンサ13で検出されてから予定時間搬
送された位置に設定される。原稿が停止するとキャリッ
ジ23がホームポジション28から図中右方向に移動し
て該原稿の画情報が読取られる。読取りが終了した原稿
は搬送路18を経由して排出トレイ20上に排出され
る。
【0016】原稿が搬送路を通過する際に、前記幅セン
サ12によって原稿の幅が検知されるとともに、レジセ
ンサ13を原稿が通過する時間と既知の搬送速度とに基
づいて原稿の長さが検知される。また、排出センサ19
の検出信号によって原稿の排出完了が検知される。さら
に、原稿の両面読取りを行う場合は、搬送手段つまり搬
送ベルト15や案内ローラ91を反転させて原稿を搬送
路11に誘導し、原稿を反転させて読取位置に搬送す
る。
【0017】次に、ファクシミリ装置1の制御装置の構
成を説明する。図3は本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置の要部ハード構成を示すブロック図である。同
図において、スキャナ2の構成は上述のとおりである。
画像記憶部29はスキャナ2で読取られた原稿の画情報
を蓄積するための、DRAMやハードディスク等からな
る大容量の画情報記憶装置である。符号器30は画情報
を圧縮符号化するものであり、復号器34は画情報を伸
張して復号するものである。画像記憶部29にはスキャ
ナ2で読取られて前記符号器30で圧縮された画情報や
受信した圧縮画情報が蓄積される。モデムおよび回線制
御部35は送信画情報を変調して回線に送出する機能
と、回線から画情報を取り込んで復調する機能とを有す
る。プリンタ36は画像記憶部29に蓄積された画情報
を印字出力する。画像処理部44はスキャナ2で読取っ
た画情報または画像記憶部29に蓄積された画情報を指
定された角度だけ回転させたり拡大・縮小したりする機
能を有し、そのためのページメモリを備える。
【0018】上記各構成部はデータバス45に接続され
ていて、ROM37に予め格納されたプログラムに従っ
てCPU38の動作によって制御される。RAM39は
CPU38による制御のための制御データの格納やワー
クエリアとして使用されるものである。操作部40はオ
ペレータが指示を入力するためのキーを含む入力部と該
指示等に従ってCPU38で処理された結果を表示する
表示部とからなる。表示部は液晶パネル等周知の表示手
段で構成できる。
【0019】次に、本実施例に係るファクシミリ装置の
動作をフローチャートを参照して説明する。図7におい
て、ステップS1では送信指示の有無を判断する。この
判断は前記操作部40の予定のキーをオペレータが操作
したか否かによって行う。ステップS2では画像の読取
りおよび蓄積を行う。この処理を図8に示す。
【0020】図8において、ステップS20では引込み
ローラ8、案内ローラ90〜92や搬送ベルト15等を
駆動して原稿を搬送する。ステップS21では原稿が読
取位置まで搬送されたか否かの判断を行う。この判断は
レジセンサ13がオンからオフに変化した時つまり原稿
がレジセンサ13を通過した時から、搬送ベルト15の
予定の位置に原稿が搬送されるまでに要する既知の時間
が経過したか否かによって行う。原稿が読取位置まで搬
送されたと判断した場合はステップS22に進んで搬送
ベルト15等を停止させる。ステップS23では,前記
レジセンサ13のオンからオフまでの時間と原稿の搬送
速度によって原稿の長さを検知し、さらに前記幅センサ
12の検知結果によって原稿のサイズ情報すなわちサイ
ズおよび縦横の向き等の検出を行い、これらの検出結果
をRAM39に格納する。
【0021】ステップS24ではキャリッジ23を移動
させて読取りを行う。画情報の読取は蛍光ランプ22で
原稿面に照射された光の反射光をイメージセンサ14で
検出することによって行う。ステップS25では読取っ
た原稿の画情報を符号器30で符号化し、画像記憶部2
9に蓄積する。ステップS26では、原稿センサ7のオ
ン・オフにより、すべての原稿の読取りを終了したか否
かを判断する。読取りが終了したならばステップS3
(図7)に進む。
【0022】図7のステップS3では相手局に発呼す
る。この発呼は送信指示とともに操作部40から入力さ
れた電話番号によって行われる。ステップS4では自局
の能力宣言および相手機の能力取得のためのネゴシエー
ションを行う。該ネゴシエーションで認識した相手機の
能力はRAM39に記憶される。ステップS5では先頭
ページの画像処理を行う。この画像処理を図9(a)に
示す。
【0023】図9(a)において、ステップS50では
相手機の記録紙のサイズおよび縦横の向きをRAM39
から読み出す。ステップS51では先頭ページのサイズ
および縦横の向きをRAM39から読み出す。ステップ
S52では先頭ページの画情報を画像記憶部29から読
み出して復号器34で復号する。ステップS53では復
号された画情報を画像処理部44で拡大または縮小およ
び必要に応じて回転させる処理を行う。ここでの拡大倍
率および回転の有無はステップS50およびS51で読
込んだサイズおよび縦横の向きに基づいて決定する。画
情報の回転は該画像処理部44のページメモリへ書き込
んだ画情報を、その書込順とは異なる予定の順序で読み
出すことによって実行でき、画情報の拡大・縮小は画情
報データの間引きや繰り返しによって実行できる。ステ
ップS54では画像処理後の画情報のサイズおよび縦横
の向きの別をRAM39に登録する。なお、画情報の回
転については図6に関してさらに後述する。
【0024】再び図7に戻り、ステップS6では前記画
像処理の終了した画情報を送信する。なお、送信に際し
ては前記画像処理をした画情報を相手機の符号化方式に
従って符号化する。ステップS7では次のページがある
か否かを判断し、次のページがあればステップS8に進
んで次のページの画像処理を行う。ここでの画像処理は
図9(b)に示す。図9(b)において、ステップS8
0では、先頭ページの画像処理後のサイズおよび縦横の
向きをRAM39から読み出す。ステップS81では次
のページのサイズおよび縦横の向きをRAM39から読
み出す。ステップS82では次のページの画情報を画像
記憶部29から読み出して復号器34で復号する。ステ
ップS83では復号された画情報を画像処理部44で拡
大または縮小および必要に応じて回転させる処理を行
う。
【0025】再び図7に戻り、ステップS9では前記画
像処理の終了した画情報を送信する。ステップS10で
は次のページがあるか否かを判断し、次のページがあれ
ばステップS8に進む。
【0026】前記画情報の回転の有無および拡大・縮小
率は予めテーブルの形式でRAMに登録しておき、前記
ステップS83での処理では、該テーブルを検索して拡
大・縮小率および回転の要否を決定するとよい。図5は
回転の有無および拡大・縮小率の検索用テーブルの一例
である。例えば同図において、送信原稿つまり処理原稿
がA4サイズ縦向きであり、前記相手機の記録紙との関
連で決定された1枚目の送信情報がB5サイズ横向きで
あれば、拡大倍率86%(つまり縮小)で、回転有りと
いう決定がなされる。
【0027】また、画情報の回転は、次のように行う。
本実施例では回転角度は90°である。図6は画情報の
回転の処理を説明するための画像処理部44のページメ
モリの模式図である。同図において、ページメモリの番
地はXY座標で示す。原稿の縦横の向きを合わせるため
に画情報を90°回転させる場合は、原稿の書込み時は
同図(a)のように、番地(0,0)から該ページメモ
リへ画情報を書込み、原稿の読み出し時は同図(b)の
ように、番地(0,Y)から画情報を読み出す。
【0028】次に、上記本実施例の動作を行わせるため
の要部機能を図1のブロック図を参照して説明する。同
図において、相手機記録紙サイズ情報検出部46はプロ
トコル情報に含まれている相手機の記録紙サイズおよび
縦横の向きを検出する。検出された相手機の記録紙サイ
ズおよび縦横の向きは倍率等決定部47に入力される。
一方、送信原稿サイズ情報検出部48は前記幅センサ1
2およびレジセンサ13の検出信号に基づいて原稿サイ
ズおよび縦横の向きを検出し、その検出結果は倍率等決
定部47に入力される。倍率等決定部47には図5に一
例を示した検索用テーブルが設定されており、前記相手
機記録紙サイズ情報検出部46の検出信号および送信原
稿サイズ情報検出部48の検出信号を検索キーとして倍
率および回転の有無を決定する。決定された倍率等は画
像処理のために画像処理部44に入力される。
【0029】画像処理部44は入力された画情報を指定
された回転角度で回転させたり、指定された倍率で拡大
・縮小したりする機能を有する。画像記憶部29に蓄積
された画情報は画像処理部44で拡大・縮小または回転
されて相手機に送信される。先頭ページについて画像処
理部44で画像処理された後、その原稿サイズおよび縦
横の向きは処理後サイズ情報記憶部49に記憶される。
そして2ページ目以降の原稿の送信にあたっては、前記
相手機記録紙サイズ情報検出部46の検出信号に代えて
該処理後サイズ情報記憶部49の記憶情報を倍率等決定
部47に供給する。すなわち、先頭ページ送信時は、ス
イッチ50を図示の状態に切り替えて相手機の記録紙に
合わせて画像処理を行う。そして、2ページ以降はスイ
ッチ50を図示と反対側に切り替えて先頭ページの処理
後サイズおよび縦横の向きに合わせて画像処理を行う。
このような処理によって結果的に送信原稿のサイズおよ
び縦横の向きが統一され、サイズおよび縦横の向きの異
なる原稿が混在していてもページ間でのサイズ変更のた
めのネゴシエーションは必要がない。
【0030】なお、本実施例では、送信原稿が先頭ペー
ジおよび相手機記録紙サイズおよび縦横の向きによって
決定されるサイズおよび縦横の向きに統一されるので、
例えば、複数の原稿をできるだけ縮小して送りたい場合
には先頭ページに最も小さいサイズの原稿を配すればよ
い。これとは逆に、複数の原稿をできるだけ拡大して送
りたい場合には先頭ページに最も大きいサイズの原稿を
配すればよい。
【0031】本実施例は次のように変形することができ
る。まず、相手機の記録紙サイズおよび縦横の向きを予
め登録しておき、この登録情報と送信原稿のサイズおよ
び縦横の向きを検索キーとして倍率等を決定してもよ
い。例えば相手機情報としての短縮ダイヤルに対応して
相手機の記録紙サイズおよび縦横の向きを登録してお
き、短縮ダイヤルを入力することによって該相手機の記
録紙サイズおよび縦横の向きを読み出せるようにするこ
とができる。
【0032】また、先頭ページの画像処理後のサイズお
よび縦横の向きに合わせるのに限らず、例えば、画像記
憶部29に読込んだ原稿のうち最大のサイズのものや最
小のサイズのものの画像処理後のサイズおよび縦横の向
きに合わせてもよい。先頭ページを基準としない場合は
次のような利点がある。例えば相手機が最大A3および
A4サイズの受信能力があるにもかかわらず、先頭ペー
ジがA4サイズであれば先頭ページはA4サイズのまま
送信される。しかし、送信原稿のうちほとんどがA3サ
イズであり、たまたまA4サイズの原稿が先頭にあった
場合は、後続のA3サイズの原稿は先頭のサイズに合わ
せてA4に縮小されることになる。ところが、先頭ペー
ジを基準としないで、最も大きい送信原稿(例えばA
3)を基準とした場合は、ほとんどの原稿はA3の原寸
で送信でき、A4サイズの原稿だけがA3サイズに拡大
して送信される。細かい図面等の場合は、このような設
定の下に本発明を実施するのが好ましい。
【0033】また、例えば読込んだ複数の原稿のうちサ
イズおよび縦横の向きが共通する数が最も多いものを選
択し、この原稿のサイズおよび縦横の向きと相手機の記
録紙サイズおよび縦横の向きとで決定される倍率および
回転指示によって画像処理を行ってもよい。この場合に
も、多くの原稿を原寸サイズで送信できるという利点が
ある。
【0034】なお、いずれの原稿を基準として最初のネ
ゴシエーションを実行するかは、あらかじめシステムデ
ータとして設定してあってもよいし、オペレータの判断
によって指示をできるようにしてもよい。
【0035】また、画像を必ずしも回転や拡大・縮小す
るような構成に限らず、例えばシステムデータに回転や
拡大・縮小を行うか否かの設定をしておき、送信にあた
ってはいずれかを選択できるように構成してもよい。こ
の場合、画像の一部がカットされることがあったり、記
録紙に余白ができたりする。しかし、原稿の種類によっ
ては、例えば極端な縮小によって記録画が読みにくくな
ることがあり、多少原稿の縁が欠損しても許容されるこ
ともある。また、極端に原稿が拡大されると、受信側で
該原稿を再び縮小する必要が生じることがあり、原画の
サイズおよび縦横の向きを重視して原寸で送信したい場
合には拡大しないのが望ましい場合もある。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1ないし請求項3の発明によれば、複数の送信原稿のサ
イズおよび縦横の向きが統一される。したがって、サイ
ズおよび縦横の向きがまちまちの複数の原稿を送信する
場合に、従来サイズおよび縦横の向きが変わる毎に必要
であったサイズ変更のネゴシエーションが不要になり、
全体的に通信時間を短縮できる。
【0037】また、請求項2の発明によれば、相手機の
記録紙サイズおよび縦横の向きを予め送信側で保持して
おけるので原稿統一手段での原稿サイズおよび縦横の向
き統一のための手順が簡略化される。さらに、請求項3
の発明によれば、第1原稿サイズ情報決定手段で決定さ
れた1枚目の原稿の送信時のサイズおよび縦横の向きに
合わせて、第2原稿サイズ情報決定手段で2枚目以降の
原稿の送信時のサイズおよび縦横の向きが決定される。
したがって、例えば、所望のサイズおよび縦横の向きの
原稿を先頭ページに置くことにより、送信しようとする
複数の原稿のサイズを、相手機の能力範囲内で所望のサ
イズに統一することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
要部機能ブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
概略構成を示す模式図である。
【図3】 本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
要部ハード構成を示すブロック図である。
【図4】 スキャナの断面図である。
【図5】 画像の回転有無および拡大倍率の検索用テー
ブルを示す図である。
【図6】 画像の回転の原理を説明するためのメモリの
説明図である。
【図7】 本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
送信時の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 原稿の読取りおよび蓄積の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】 画像処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2…スキャナ、 6…原稿、 12…幅センサ、 13
…レジセンサ、 14…スキャナ、 29…画像記憶
部、 44…画像処理部、 46…相手機記録紙サイズ
情報検出部、 47…倍率等決定部、 48…送信原稿
サイズ情報検出部、49…処理後サイズ情報記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿トレイにセットされた複数枚の原稿
    を順次読取って送信するファクシミリ装置において、 原稿のサイズ情報を検出する送信原稿サイズ情報検出手
    段と、 相手機の記録紙サイズ情報を検出する相手機記録紙サイ
    ズ情報検出手段と、 複数の原稿のうち予定の1枚のサイズ情報、および相手
    機の記録紙サイズ情報に基づいて、すべての原稿に関す
    る送信時の原稿サイズおよび縦横の向きを統一する原稿
    統一手段と、 前記統一された原稿サイズおよび縦横の向きに合わせる
    ため原稿を処理する画像処理手段と、 前記画像処理手段で画像処理された原稿を送信する送信
    手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿トレイにセットされた複数枚の原稿
    を順次読取って送信するファクシミリ装置において、 送信原稿のサイズ情報を検出する送信原稿サイズ情報検
    出手段と、 相手機の記録紙サイズ情報を予め登録する相手機情報設
    定手段と、 複数の原稿のうち予定の1枚のサイズ情報、および相手
    機の記録紙サイズ情報に基づいて、すべての原稿に関す
    る送信時の原稿サイズおよび縦横の向きを統一する原稿
    統一手段と、 前記統一された原稿サイズおよび縦横の向きに合わせる
    ため原稿を処理する画像処理手段と、 前記画像処理手段で画像処理された原稿を送信する送信
    手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿統一手段が、 1枚目の原稿のサイズ情報、および相手機の記録紙サイ
    ズ情報に基づいて該1枚目の原稿の送信時のサイズおよ
    び縦横の向きを決定する第1原稿サイズ情報決定手段
    と、 2枚目以降の原稿の送信時のサイズおよび縦横の向き
    を、前記1枚目の原稿の送信時のサイズおよび縦横の向
    きに合わせる第2原稿サイズ情報決定手段とを具備した
    ことを特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013115192A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 シャープ株式会社 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体

Cited By (2)

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