JPH08288812A - インバータ回路 - Google Patents

インバータ回路

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JPH08288812A
JPH08288812A JP7092223A JP9222395A JPH08288812A JP H08288812 A JPH08288812 A JP H08288812A JP 7092223 A JP7092223 A JP 7092223A JP 9222395 A JP9222395 A JP 9222395A JP H08288812 A JPH08288812 A JP H08288812A
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JP
Japan
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transistor
current
inverter circuit
voltage
turned
Prior art date
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Withdrawn
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JP7092223A
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English (en)
Inventor
Yuichi Tsujimoto
裕一 辻本
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源電圧の変化にかかわらず、電流消費を一定
値に保つことができ、余分な電流消費を起こすことのな
いインバータ回路を提供する。 【構成】トランジスタT1、T2が直列に接続されてい
る。入力電圧は入力端子INを介してトランジスタT1
のゲートに直接印加され、トランジスタT1のON、O
FFを制御する。トランジスタT2のベースにはコンデ
ンサC2を介して入力電圧の変化が電流として加えら
れ、入力電圧が高くなる場合に一瞬の間、トランジスタ
T2をONにする。カレント・ミラー回路(定電流源)
1は点N2に接続されており、容量性負荷の漏れ電流を
引き抜くだけの一定の微小電流を流し続ける。点N1に
は出力端子OUTが接続されており、入力電圧が反転さ
れて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、出力端子が容量性負荷
に接続されるインバータ回路に関する。
【従来の技術】インバータ回路は、様々な回路を構成す
る上で欠くことの出来ない構成要素の一つである。従っ
て、多くのインバータ回路が実際の電気製品や電子機器
に組み込まれており、インバータ回路そのものも様々な
回路構成のものが多く存在しているのが現状である。図
3は、それら多く存在する回路構成のうちの一例を示し
たものであり、特に出力側に容量性負荷が接続される構
成で用いられるものである。図3においては、入力端子
INが直接トランジスタT1のゲートに接続されてい
る。トランジスタT1のソースは電源電圧VCCに接続さ
れ、ドレインはトランジスタT2のコレクタに接続され
ている。トランジスタT1とトランジスタT2の接続点
N1は、出力端子OUTに接続されてインバータ回路と
しての出力を得る。参照符号CLで示されている一般に
コンデンサを表す記号は、図3においては容量性負荷を
示し、例えばMOSトランジスタ等である。なお、同図
においては、トランジスタT1はエンハンスメントp−
MOSトランジスタ、トランジスタT2はnpn型バイ
ポーラトランジスタである。入力端子INからトランジ
スタT1のゲートへの入力線からは、入力信号を導く為
に分岐線が接続されている。この分岐線には抵抗R1、
R2があり、抵抗R1に並列にコンデンサC1が設けら
れている。また、抵抗R1の端と抵抗R2の端との結節
点は、トランジスタT2のベースと接続されている。抵
抗R2の他端及びトランジスタT2のエミッタは接地さ
れている。以下に、図3のインバータ回路の動作を説明
する。ここで、入力端子INからは低レベル電圧VLOW
と高レベル電圧VHIGHからなる矩形波状の信号が入力す
るものとする。入力端子INから低レベル電圧VLOW
入力されると、この電圧VLOW がトランジスタT1のゲ
ートに入力し、トランジスタT1をON状態にする。ま
た、電圧VLOW によって生ずる抵抗R2の上端の電圧が
トランジスタT2のベースに印加される。ここで、抵抗
R1は大きな抵抗値を持っているのが通常であり、流れ
る電流は数μA程度である。また、抵抗R2は、入力電
圧が低レベル電圧VLOW の場合にはトランジスタT2が
OFF状態になるように調整されている。従って、入力
電圧が低レベル電圧VLOW である場合には、トランジス
タT1がON状態、トランジスタT2がOFF状態とな
るため、出力端子OUTには高い電圧が出力される。次
に、入力電圧が低レベル電圧VLOW から高レベル電圧V
HIGHに転じた場合には、トランジスタT1のゲートに電
圧VHIGHが印加されトランジスタT1はOFF状態にな
る。一方、入力電圧が低レベル電圧VLOW から高レベル
電圧VHIGHに転じたことにより、コンデンサC1を介し
て瞬間的にベース電流が流れてトランジスタT2がON
状態になる。このときトランジスタT2は出力端子OU
Tを接地状態にして、容量性負荷CLに蓄えられていた
電荷を一気に引き抜いてしまう。これにより、出力端子
OUTの電圧は即座に低電圧になる。その後、コンデン
サC1を介しては電流が流れなくなるが、高抵抗の抵抗
R1を介しては電流が流れ続け、その電流がトランジス
タT2のベースに供給される。ここで、抵抗R2の抵抗
値は、このような状態においてトランジスタT2をON
状態にし続けておくための条件も満たすように設定され
ている。このように、入力電圧が高レベル電圧VHIGH
安定すると、トランジスタT1がOFF状態、トランジ
スタT2がON状態になるために、出力端子OUTの電
圧が低電圧に維持される。ここで、抵抗R1の抵抗値が
大きいので、これに流れる電流も小さい。すなわち、ト
ランジスタT2のベースに入力される電流が小さくな
り、トランジスタT2がコレクタとエミッタ間に流す電
流も小さいものとなる。このコレクタとエミッタ間の電
流は、出力端子OUTの電位を一定の低電圧に維持でき
る程度のものであればよい。即ち、MOSトランジスタ
等の容量性負荷CLへ流れ込む漏れ電流を引き抜き続け
ることができる程度でよい。なぜならば、トランジスタ
T2がOFF状態になると、トランジスタT1がOFF
状態になっているので出力端子OUTの部分が、いずれ
の電位にも接続されない状態となってしまい、漏れ電流
の影響により出力電圧が不安定になってしまうからであ
る。従って、これを防止できる程度の電流を引き抜き続
けるように構成するのである。入力端子INに印加され
る入力電圧が高レベル電圧VHIGHから低レベル電圧V
LOW に落ちると、トランジスタT1をON状態にすると
共に、コンデンサC1を介して瞬間的に負の電圧がトラ
ンジスタT2のベースに印加されてトランジスタT2を
OFF状態にする。従って、出力端子OUTの電圧は高
電圧となる。ところで、トランジスタT1をOFF状態
にするには、VCC−VHIGHがトランジスタT1のしきい
値以下になる必要がある。もし、VCC−VHIGHがしきい
値より大きくなってしまうとトランジスタT1はOFF
状態にならないため、図3のインバータ回路は正常に作
動しなくなってしまう。このため、一般には、確実にト
ランジスタT1をOFF状態にするためにVCC=VHIGH
としている。ここで、電圧VCCは電源電圧であるが、例
えば携帯機器の電源であるとすると、この電源電圧値は
大きく変化する。従って、電圧VHIGHも同じように変化
することになる。インバータ回路が正常に動作するため
には、トランジスタT2は入力電圧がV HIGHのときはO
N状態でなくてはならない。ところが、入力電圧VHIGH
が上記のように大きく変動してしまうと、トランジスタ
T2がON状態でなければならないのにOFF状態にな
ってしまうということが起きる。ここで、実際には、電
源電圧VCCが、例えば、6〜25Vの間で変化すると仮
定すると、電圧VHIGHも同様に6〜25Vの間で変化す
る。例えば、図3のインバータ回路が電源電圧VCCは1
0Vで一定であるとして設計され、10Vの電圧VHIGH
が入力端子INに入力された場合に、ちょうど、しきい
値を越えてトランジスタT2がON状態になるようにさ
れていたとする。もし、電圧VHIGHが10Vより大きく
なったとすると、トランジスタT2のベース電流が大き
くなることになるので、トランジスタT2のON状態は
維持され、問題は生じない。しかし、電圧VHIGHが10
Vより小さくなった場合には、トランジスタT2のベー
ス電流が小さくなってしまい、トランジスタT2はOF
F状態になってしまう。これでは、インバータ回路は正
常に動作しない。このように、電源電圧VCCが変化する
場合に図3の回路が正常に動作しないのでは困るので、
少なくともトランジスタT2は電源電圧VCCが最も低い
電圧、例えば6Vのときに、トランジスタT2がON状
態になるように設定しておくのが通常である。
【発明が解決しようとする課題】ところで、トランジス
タT2のベース電流は電源電圧の最低値に合わせて設定
してあるので、入力電圧VHIGHは最も低い電圧、例えば
6Vであれば十分である。しかしながら、先に述べたよ
うに、電源電圧VCCが大きく変化するに伴って電圧V
HIGHも大きく変化する。電圧VHIGHは本来最も低い電
圧、つまり6Vであれば済むところ、より大きな電圧、
例えば25Vとなることもある。図3の回路において
は、入力電圧が印加されることにより抵抗R1に電流が
流れる構成となっているので、より大きな電圧が加われ
ば、より大きな電流が流れる。トランジスタT2を正常
に駆動するには最も低い電圧(例えば、6V)でよいの
に、電源電圧VCCが大きく変化することにより、大きな
電圧が印加され、より多くの電流が抵抗R1に流れてし
まう。従って、電流消費が増加することとなる。従っ
て、本発明は、電源電圧が変化しても電流消費を一定に
保つことができ、余分な電流消費を起こさないインバー
タ回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明のインバータ回路
は、その出力側に容量性負荷が接続されていることを前
提とし、その容量性負荷へ流れ込む漏れ電流を引き抜く
ための定電流源を有することを特徴とする。また、本発
明のインバータ回路は、入力電圧が高くなった瞬間にの
みON状態になり、出力電圧を低下させるトランジスタ
と、容量性負荷へ流れ込む漏れ電流を引き抜くことによ
り、トランジスタによって下げられた出力電圧を維持す
る定電流源とを含む構成を有する。
【作用】定電流源を設けたことにより、漏れ電流を引き
抜くのに消費する電流を一定とすることができるので、
電源電圧の変動にかかわらず消費電流が余分に増加する
ことはない。定電流源が漏れ電流を引き抜くので、一定
の消費電流で、出力電圧が不安定になってしまうことを
防止できる。これにより、インバータ回路への入力が高
レベル電圧のとき、出力を低い電圧に安定させることが
出来、容量性負荷としてMOSトランジスタを接続した
ときに、正確にMOSトランジスタを駆動することが出
来る。
【実施例】図1は、本発明のインバータ回路の一実施例
を示す回路図である。同図において、図3の回路と同じ
構成要素には同じ参照符号を付してある。図1におい
て、入力端子INはトランジスタT1のゲートに入力さ
れている。入力端子INとトランジスタT1のゲートと
を接続する入力線にはコンデンサC2の一端が接続さ
れ、他端はトランジスタT2のベースに接続されると共
に、抵抗R3を介して接地されている。トランジスタT
1のソースは電源電圧VCCに接続され、ドレインはトラ
ンジスタT2のコレクタに接続されている。また、トラ
ンジスタT2のエミッタは接地されている。トランジス
タT1のドレインとトランジスタT2のコレクタの接続
線上の点N1からはインバータ回路としての出力を取る
ようになっており、出力端子OUTが接続されている。
そして、出力端子OUTには容量性負荷CLが接続され
ている。また、トランジスタT1のドレインとトランジ
スタT2のコレクタの接続線上の点N2には定電流源1
が接続されている。定電流源1としては、流す電流が一
定であれば、どのようなものを用いてもよいが、本実施
例においては、カレント・ミラー回路を使用している。
カレント・ミラー回路(定電流源)1は点N2から接地
点に向かって僅かな電流を流す。電流の大きさとして
は、例えば1〜2μA程度である。次に、図1のインバ
ータ回路の動作を説明する。まず、入力端子INに低レ
ベル電圧VLOW が入力されているとする。このとき、ト
ランジスタT1はON状態である。一方、コンデンサC
2には電流は流れず、トランジスタT2のベースは接地
状態となっており、トランジスタT2はOFF状態であ
る。一方、カレント・ミラー回路1は、常に少量の電流
を点N2から引いている。少量の電流というのは、先に
述べたように例えば1〜2μAであり、容量性負荷CL
に低電圧が加えられたとき生ずる漏れ電流と同程度の電
流である。このとき、トランジスタT1がON状態でト
ランジスタT2がOFF状態であるので、出力端子OU
Tからは高い電圧が容量性負荷CLに印加される。ここ
で、トランジスタT1とトランジスタT3は共にON状
態であるが、トランジスタT1が流す電流は出力端子O
UT側に接続されるMOSトランジスタ等の容量性負荷
CLを駆動するのに必要な大きさを持っていなければな
らないので比較的大きく、例えば200μA程度であ
る。これに対し、トランジスタT3が流す電流は、トラ
ンジスタT1の流す電流よりも遙かに小さいため、電流
の多くは出力端子OUT側に流れる。従って、容量性負
荷CLには十分高い電圧を印加することが出来る。次
に、入力端子INに入力される電圧が低レベル電圧V
LOW から高レベル電圧VHIGHに転じたとする。トランジ
スタT1のゲートに電圧VHIGHが入力される。電圧V
HIGHは、先に述べたように電源電圧VCCと同じ値であ
る。これにより、トランジスタT1はOFF状態にな
る。一方、入力電圧が変化したので、コンデンサC2を
介して電流がトランジスタT2のベースに加えられ、ト
ランジスタT2をON状態にする。トランジスタT2の
ベース電流は、コンデンサC2を介しているので、入力
電圧が変化した瞬間だけ流れ、僅かの間トランジスタT
2をON状態にするのみである。ここで、抵抗R3はト
ランジスタT2がON状態になるように設定された抵抗
値を有し、コンデンサC2を介して電流が流れた場合に
トランジスタT2にベース電流を加えるように構成され
ている。トランジスタT2は、ON状態になった僅かな
間に出力端子OUTを低電圧にして、一気に電流を引き
抜く。これにより、容量性負荷CLに印加される電圧
は、一気に高電圧状態から低電圧状態まで落ち込む。ト
ランジスタT2は、この後すぐにOFF状態となる。従
って、出力端子OUT側が低電圧に落ちた後は、トラン
ジスタT1、T2共にOFF状態となる。点N2に接続
されているカレント・ミラー回路1は、出力端子OUT
部分がハイインピーダンス状態になること(いずれの電
位にも接続されていない状態)を防止すると共に、漏れ
電流によって出力端子OUT部分の電圧が不安定になら
ないように、漏れ電流と同程度の一定の電流を引き続け
る。カレント・ミラー回路1が接続されていないとする
と、出力端子OUT部分は、いずれの電位にも接続され
ておらず、電位が不定になるので出力が安定しなくな
る。このように、入力端子INに高い電圧VHIGHが入力
された場合は、トランジスタT2が一気に出力電圧を下
げると、あとは定電流源1が出力電圧の低レベル状態を
維持する構成となっている。従って、漏れ電流を引き抜
くのに必要な分の電流だけを消費する定電流源が出力端
子OUT側から電流を引き抜いているので、電源電圧V
CCと共に入力電圧V HIGHが大きく変動したとしても、消
費電流は一定であり従来のように無駄な電流消費が行わ
れない。次に、入力端子INに印加される電圧がVHIGH
からVLOW に転じたとする。入力電圧VLOW がトランジ
スタT1のゲートに加わり、トランジスタT1がON状
態になる。同時に、コンデンサC2を介して瞬間的に負
の電圧がトランジスタT2のベースに加わる。これによ
り、トランジスタT2はOFF状態となる。この負の電
圧は入力電圧がVHIGHからVLOW に転じた瞬間にのみト
ランジスタT2のベースに印加され、その後は抵抗R3
を介して接地された状態となるが、トランジスタT2は
OFF状態のままである。定電流源1のトランジスタT
3とトランジスタT1が共にON状態であるというとき
の動作については、先に述べた通りである。よって、出
力端子OUTには高い電圧が現れる。なお、図1、図3
の回路においては、トランジスタT1はエンハンスメン
トp−MOSトランジスタとし、トランジスタT2はn
pnバイポーラトランジスタとして説明してきたが、他
のトランジスタを組み合わせて回路を構成することは可
能であり、特に上記の種類のトランジスタに限られたも
のではない。図2は、本発明のインバータ回路を適用す
る回路の一例としてのDC−DCコンバータを示す構成
図である。発振回路21は、三角波信号を出力する回路
であり、例えば発振回路21に設けられたコンデンサの
容量値で決まる発振周波数の三角波信号をコンパレータ
22の−入力(非反転入力)に出力する。コンパレータ
22の+入力(反転入力)にはプリアンプ(エラーアン
プ)27を介して、基準電圧が供給されている。この基
準電圧はDC−DCコンバータの出力電圧Vout を抵抗
R21、R22で分割した電圧であり、DCーDCコン
バータの出力に従って変化する電圧である。したがっ
て、コンパレータ22で発振回路21から出力される三
角波信号を基準電圧と比較することにより、DCーDC
コンバータの出力変化に従ったパルス幅の信号を制御ロ
ジック回路23に出力する。制御ロジック回路23は、
コンパレータ22が出力するパルス信号に加えて、出力
電圧Vout のフィードバック信号であるVfbおよび電流
検出回路24によって検出されたコイル電流値を受信
し、それら信号に従ってp−MOSトランジスタ28お
よびn−MOSトランジスタ29を制御するための信号
を出力する。駆動回路25は、制御ロジック回路23か
ら入力される制御信号に基づいて、p−MOSトランジ
スタ28とn−MOSトランジスタ29とが交互にON
/OFF状態となるように駆動する。このとき出力され
る2つの駆動信号は、上記2つのMOSトランジスタが
同時にON状態とならないように、駆動回路25内に設
けられるデッドタイム回路26によって互いに所定の遅
延が与えられている。p−MOSトランジスタ28およ
びn−MOSトランジスタ29は、上記駆動信号によっ
て駆動され、そのON/OFF状態に従ってコイル電流
が生成される。このコイル電流はランプ波形をしてお
り、コンデンサCによってリップルが抑えられて安定し
た電圧として出力端子30から出力される。このような
DC−DCコンバータは安定した直流を低電流消費で供
給できることが好ましい。しかしながら、一般に電源電
圧は変動する部分があり、これによって消費電流も大き
くなりがちである。本発明のインバータ回路は、このよ
うな電源電圧の変動によらず電流消費を一定にすること
ができ、消費電流を増加させることがないので、このよ
うなDC−DCコンバータに使用することは有益であ
る。本発明のインバータ回路を使用する場所に関して
は、インバータ回路の出力側に容量性負荷が接続される
場所であればどこでも良く、駆動回路の中でも駆動信号
を微妙に調整する機能を果たすべきデッドタイム回路に
使用することは考えられることである。
【発明の効果】インバータ回路の出力が低電圧である場
合に、出力を安定させるために漏れ電流を引き抜く定電
流源を設けたことにより、電源電圧の変動にかかわら
ず、消費電流を一定に保つことが出来、余分な電流消費
を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ回路の一実施例を示す回路
図である。
【図2】本発明のインバータ回路を適用する回路の一例
としてのDC−DCコンバータを示す構成図である。
【図3】従来のインバータ回路の一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 カレント・ミラー回路(定電流源) 21 発振回路 22 コンパレータ 23 制御ロジック回路 24 電流検出回路 25 駆動回路 26 デッドタイム回路 27 プリアンプ 28 p−MOSトランジスタ 29 n−MOSトランジスタ 30 出力端子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量性負荷を駆動するインバータ回路に
    おいて、 該容量性負荷へ流れ込む漏れ電流を引き抜くための定電
    流源を有することを特徴とするインバータ回路。
  2. 【請求項2】 前記定電流源は、前記漏れ電流と同程度
    の電流を流すことにより、前記漏れ電流を引き抜くこと
    を特徴とする請求項1記載のインバータ回路。
  3. 【請求項3】 前記定電流源は、カレント・ミラー回路
    からなることを特徴とする請求項1または2記載のイン
    バータ回路。
  4. 【請求項4】 容量性負荷を駆動するインバータ回路に
    おいて、 前記インバータ回路は、前記インバータ回路への入力電
    圧が高くなった瞬間にのみON状態になり、出力電圧を
    低下させるトランジスタを有し、 該容量性負荷へ流れ込む漏れ電流を引き抜くことによ
    り、前記低くされた出力電圧を維持する定電流源を設け
    たことを特徴とするインバータ回路。
  5. 【請求項5】 前記定電流源は、前記漏れ電流と同程度
    の電流を流すことにより、前記漏れ電流を引き抜くこと
    を特徴とする請求項4記載のインバータ回路。
  6. 【請求項6】 前記定電流源は、カレント・ミラー回路
    からなることを特徴とする請求項4または5記載のイン
    バータ回路。
  7. 【請求項7】 第1および第2のトランジスタが直列に
    接続され、その接続点の出力信号により容量性負荷を駆
    動するインバータ回路において、 前記インバータ回路は、入力信号が低レベル信号のとき
    に上記第1のトランジスタをオン状態にするとともに上
    記第2のトランジスタをオフ状態にし、入力信号が低レ
    ベル信号から高レベル信号に変化したときに上記第1の
    トランジスタをターンオフするとともに上記第2のトラ
    ンジスタを所定時間だけオン状態にした後にオフ状態に
    するように構成されており、 更に、上記第1のトランジスタがオン状態のときに該第
    1のトランジスタに流れる電流と比べて十分に小さい電
    流を上記第1および第2のトランジスタの接続点から引
    き抜く定電流源を設けたことを特徴とするインバータ回
    路。
  8. 【請求項8】 前記定電流源が前記第1及び第2のトラ
    ンジスタの接続点から引き抜く前記十分に小さい電流
    は、前記容量性負荷へ流れ込む漏れ電流と同程度の電流
    であることを特徴とする請求項7記載のインバータ回
    路。
  9. 【請求項9】 前記第2トランジスタはバイポーラトラ
    ンジスタであることを特徴とする請求項7または8記載
    のインバータ回路。
  10. 【請求項10】 前記定電流源は、カレント・ミラー回
    路からなることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1
    つに記載のインバータ回路。
JP7092223A 1995-04-18 1995-04-18 インバータ回路 Withdrawn JPH08288812A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990012245A (ko) * 1997-07-28 1999-02-25 윤종용 상승/하강 시간이 동일한 인버터 회로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990012245A (ko) * 1997-07-28 1999-02-25 윤종용 상승/하강 시간이 동일한 인버터 회로

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