JPH08288481A - 固体撮像素子の製造方法および固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子の製造方法および固体撮像素子Info
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- JPH08288481A JPH08288481A JP7088054A JP8805495A JPH08288481A JP H08288481 A JPH08288481 A JP H08288481A JP 7088054 A JP7088054 A JP 7088054A JP 8805495 A JP8805495 A JP 8805495A JP H08288481 A JPH08288481 A JP H08288481A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 集光率を高めてその感度を向上した固体撮像
素子と、その製造方法を提供する。 【構成】 矩形の画素11を縦横に配設し、画素11の
中央部に受光面12を形成し、受光面12上に凸レンズ
13を形成した固体撮像素子10である。凸レンズ13
は、その凸部分の基底部が画素11…間にて縦横に連続
して形成されている。また、画素面上に凸レンズの形成
材料からなるレンズ形成層を形成し、レンズ形成層上に
レジスト層を形成し、このレジスト層を、画素のうちの
縦横に隣り合う四つの画素の接点部に開口部を形成する
ようにパターンニングする。そして、パターニングした
レジスト層を熱処理し、その表面張力により前記画素の
中央部が上に凸となるようにレジスト層を軟化・溶融さ
せる。その後、熱処理後のレジスト層をマスクとしてレ
ンズ形成層をエッチングして固体撮像素子を得る製造方
法。
素子と、その製造方法を提供する。 【構成】 矩形の画素11を縦横に配設し、画素11の
中央部に受光面12を形成し、受光面12上に凸レンズ
13を形成した固体撮像素子10である。凸レンズ13
は、その凸部分の基底部が画素11…間にて縦横に連続
して形成されている。また、画素面上に凸レンズの形成
材料からなるレンズ形成層を形成し、レンズ形成層上に
レジスト層を形成し、このレジスト層を、画素のうちの
縦横に隣り合う四つの画素の接点部に開口部を形成する
ようにパターンニングする。そして、パターニングした
レジスト層を熱処理し、その表面張力により前記画素の
中央部が上に凸となるようにレジスト層を軟化・溶融さ
せる。その後、熱処理後のレジスト層をマスクとしてレ
ンズ形成層をエッチングして固体撮像素子を得る製造方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンチップレンズを有
する固体撮像素子に関する。
する固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に固体撮像素子においては、その感
度向上のため、画素面全体に占める受光センサ部の受光
面の割合を高くすることが求められている。しかし、受
光面の割合を高くすることは構造的に限界があることか
ら、近年では、受光面の上に凸レンズを設け、入射した
光を受光面に集中させて効率的な集光をなすようにし
た、いわゆるオンチップレンズを有した固体撮像素子が
提供されている。
度向上のため、画素面全体に占める受光センサ部の受光
面の割合を高くすることが求められている。しかし、受
光面の割合を高くすることは構造的に限界があることか
ら、近年では、受光面の上に凸レンズを設け、入射した
光を受光面に集中させて効率的な集光をなすようにし
た、いわゆるオンチップレンズを有した固体撮像素子が
提供されている。
【0003】このような固体撮像素子としては、従来、
例えば図5(a)〜(c)に示す構造のものが知られて
いる。この固体撮像素子1は、図5(a)の要部平面図
に示すように長方形の画素2…を縦横に配設し、これら
画素2…の中央部にそれぞれ受光センサ部の受光面3を
形成したものである。また、この固体撮像素子1には、
その各画素2毎にレンズ部4が形成されている。レンズ
部4は、その基底部の平面視形状が画素2の形状に略相
似な長方形で、かつ図5(b)、(c)の要部側面図に
示すようにその側面視形状が上側を凸とする凸レンズ形
状のものである。また、各レンズ部4は他のレンズ部4
に連続することなく、すなわち図5(b)、(c)に示
すようにレンズ部4、4間に平坦なギャップ部5を形成
したもので、これによりそれぞれが、レンズ部4の凸部
分の基底部を連続することなく独立して形成されたもの
となっている。そして、このような構成により固体撮像
素子1は、各画素2毎にレンズ部4をその画素2面上に
形成していることから、画素2面上に入射する光がレン
ズ部4によって集光され、これによりその感度が向上し
たものとなっている。
例えば図5(a)〜(c)に示す構造のものが知られて
いる。この固体撮像素子1は、図5(a)の要部平面図
に示すように長方形の画素2…を縦横に配設し、これら
画素2…の中央部にそれぞれ受光センサ部の受光面3を
形成したものである。また、この固体撮像素子1には、
その各画素2毎にレンズ部4が形成されている。レンズ
部4は、その基底部の平面視形状が画素2の形状に略相
似な長方形で、かつ図5(b)、(c)の要部側面図に
示すようにその側面視形状が上側を凸とする凸レンズ形
状のものである。また、各レンズ部4は他のレンズ部4
に連続することなく、すなわち図5(b)、(c)に示
すようにレンズ部4、4間に平坦なギャップ部5を形成
したもので、これによりそれぞれが、レンズ部4の凸部
分の基底部を連続することなく独立して形成されたもの
となっている。そして、このような構成により固体撮像
素子1は、各画素2毎にレンズ部4をその画素2面上に
形成していることから、画素2面上に入射する光がレン
ズ部4によって集光され、これによりその感度が向上し
たものとなっている。
【0004】なお、このような固体撮像素子1を製造す
るにあたり、特にレンズ部4…を形成するには、レンズ
部4を形成するための透明樹脂からなるレンズ形成層
(図示略)を画素2…面上に形成し、次にこのレンズ形
成層上にレジスト層(図示略)を形成する。次いで、レ
ジスト層をパターニングし、画素2…の縦横の境界線上
を除去してギャップ部5に対応する断面コ字状の溝部を
縦横に形成する。次いで、パターニング後のレジスト層
を熱処理し、該レジスト層を軟化・溶融させる。する
と、レジスト層は溝部が形成されて各画素に対応する要
素毎に独立し、隣り合う要素とは縁が切れていることか
ら、その表面張力によって溝部側が低くかつその中央部
側が高い、上に凸形状のものとなる。その後、この凸形
状のレジスト層をマスクとし、エッチング剤としてレジ
スト層とレンズ形成層とに対するエッチングレートがほ
ぼ等しいものを用いて前記レンズ形成層をエッチングす
る。すると、レンズ形成層がレジスト層の形状に対応し
てエッチングされ、削られることから、レンズ形成層が
レジスト層と同様の凸形状のものとなり、これによって
レンズ部4…が形成される。
るにあたり、特にレンズ部4…を形成するには、レンズ
部4を形成するための透明樹脂からなるレンズ形成層
(図示略)を画素2…面上に形成し、次にこのレンズ形
成層上にレジスト層(図示略)を形成する。次いで、レ
ジスト層をパターニングし、画素2…の縦横の境界線上
を除去してギャップ部5に対応する断面コ字状の溝部を
縦横に形成する。次いで、パターニング後のレジスト層
を熱処理し、該レジスト層を軟化・溶融させる。する
と、レジスト層は溝部が形成されて各画素に対応する要
素毎に独立し、隣り合う要素とは縁が切れていることか
ら、その表面張力によって溝部側が低くかつその中央部
側が高い、上に凸形状のものとなる。その後、この凸形
状のレジスト層をマスクとし、エッチング剤としてレジ
スト層とレンズ形成層とに対するエッチングレートがほ
ぼ等しいものを用いて前記レンズ形成層をエッチングす
る。すると、レンズ形成層がレジスト層の形状に対応し
てエッチングされ、削られることから、レンズ形成層が
レジスト層と同様の凸形状のものとなり、これによって
レンズ部4…が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した固体撮像素子1では、レンズ部4…が水平方向
(H方向)にも垂直方向(V方向)にも集光に寄与しな
いギャップ部5が形成されていることから、図5
(b)、(c)に示すように入射する光の一部、すなわ
ちギャップ部5を透過した光についてはこれを受光面3
で受光することができず、したがってその感度について
も十分であるとは言えないのが実状である。例えば、イ
メージャーの光学系が1/2、1/3、1/4inch
と小さくなるにつれ、一画素の面積に対してギャップ部
5の面積の占める割合が大きくなってしまい、これによ
り十分な感度向上が達成されていないのである。
示した固体撮像素子1では、レンズ部4…が水平方向
(H方向)にも垂直方向(V方向)にも集光に寄与しな
いギャップ部5が形成されていることから、図5
(b)、(c)に示すように入射する光の一部、すなわ
ちギャップ部5を透過した光についてはこれを受光面3
で受光することができず、したがってその感度について
も十分であるとは言えないのが実状である。例えば、イ
メージャーの光学系が1/2、1/3、1/4inch
と小さくなるにつれ、一画素の面積に対してギャップ部
5の面積の占める割合が大きくなってしまい、これによ
り十分な感度向上が達成されていないのである。
【0006】このような背景からさらなる感度向上を図
るべく、本出願人は、図6(a)〜(c)に示すように
垂直方向(V方向)のギャップ部をなくした固体撮像素
子を先に提案した。(特願平5−281721号) この固体撮像素子は、画素6の列上に形成されたレンズ
素子(レンズ部)7の列が、特に垂直方向(V方向)に
てその凸部分の基底部が連続して形成され、これにより
垂直方向には図6(b)に示すようにギャップ部を形成
していないものである。したがって、このように垂直方
向にギャップ部を形成していないことから、図6(b)
に示すように画素6の垂直方向においては入射する光の
ほぼ全てを受光面5に集めることができるようになって
いるのである。
るべく、本出願人は、図6(a)〜(c)に示すように
垂直方向(V方向)のギャップ部をなくした固体撮像素
子を先に提案した。(特願平5−281721号) この固体撮像素子は、画素6の列上に形成されたレンズ
素子(レンズ部)7の列が、特に垂直方向(V方向)に
てその凸部分の基底部が連続して形成され、これにより
垂直方向には図6(b)に示すようにギャップ部を形成
していないものである。したがって、このように垂直方
向にギャップ部を形成していないことから、図6(b)
に示すように画素6の垂直方向においては入射する光の
ほぼ全てを受光面5に集めることができるようになって
いるのである。
【0007】ところが、この固体撮像素子にあっても、
水平方向(H方向)には図5に示した固体撮像素子1と
同様に集光に寄与しないギャップ部8を有していること
から、図6(c)に示すように水平方向では入射する光
の一部についてやはりこれを受光面3で受光することが
できず、したがってその感度についてもやはり十分であ
るとは言えないのである。
水平方向(H方向)には図5に示した固体撮像素子1と
同様に集光に寄与しないギャップ部8を有していること
から、図6(c)に示すように水平方向では入射する光
の一部についてやはりこれを受光面3で受光することが
できず、したがってその感度についてもやはり十分であ
るとは言えないのである。
【0008】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、垂直方向、水平方向のい
ずれについてもギャップ部を無くした固体撮像素子の製
造方法と、これによって得られる、すなわちギャップ部
を無くしたことによって集光率をさらに高めてその感度
を向上した固体撮像素子を提供することにある。
で、その目的とするところは、垂直方向、水平方向のい
ずれについてもギャップ部を無くした固体撮像素子の製
造方法と、これによって得られる、すなわちギャップ部
を無くしたことによって集光率をさらに高めてその感度
を向上した固体撮像素子を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子の
製造方法では、正方形または長方形の画素を縦横に配設
し、該画素の中央部に受光面を形成し、該受光面上に凸
レンズを形成した固体撮像素子の製造方法において、前
記画素面上に前記凸レンズの形成材料からなるレンズ形
成層を形成する工程と、前記レンズ形成層上にレジスト
層を形成する工程と、前記レジスト層を、前記画素のう
ちの縦横に隣り合う四つの画素の接点部に開口部を形成
するようにパターンニングする工程と、前記パターニン
グしたレジスト層を熱処理し、その表面張力により前記
画素の中央部が上に凸となるように該レジスト層を軟化
・溶融させる工程と、前記熱処理後のレジスト層をマス
クとして前記レンズ形成層をエッチングする工程と、を
備えてなることを前記課題の解決手段とした。本発明の
固体撮像素子では、正方形または長方形の画素を縦横に
配設し、該画素の中央部に受光面を形成し、該受光面上
に凸レンズを形成してなり、前記凸レンズは、その凸部
分の基底部が前記画素間にて縦横に連続して形成されて
なることを前記課題の解決手段とした。
製造方法では、正方形または長方形の画素を縦横に配設
し、該画素の中央部に受光面を形成し、該受光面上に凸
レンズを形成した固体撮像素子の製造方法において、前
記画素面上に前記凸レンズの形成材料からなるレンズ形
成層を形成する工程と、前記レンズ形成層上にレジスト
層を形成する工程と、前記レジスト層を、前記画素のう
ちの縦横に隣り合う四つの画素の接点部に開口部を形成
するようにパターンニングする工程と、前記パターニン
グしたレジスト層を熱処理し、その表面張力により前記
画素の中央部が上に凸となるように該レジスト層を軟化
・溶融させる工程と、前記熱処理後のレジスト層をマス
クとして前記レンズ形成層をエッチングする工程と、を
備えてなることを前記課題の解決手段とした。本発明の
固体撮像素子では、正方形または長方形の画素を縦横に
配設し、該画素の中央部に受光面を形成し、該受光面上
に凸レンズを形成してなり、前記凸レンズは、その凸部
分の基底部が前記画素間にて縦横に連続して形成されて
なることを前記課題の解決手段とした。
【0010】
【作用】本発明の固体撮像素子の製造方法によれば、レ
ンズ形成層上に形成したレジスト層を、画素のうちの縦
横に隣り合う四つの画素の接点部に開口部を形成するよ
うにパターンニングし、その後、このレジスト層を熱処
理して軟化・溶融させるので、熱処理後のレジスト層は
その表面張力により、開口部側が低く、画素の中央部が
高くなって全体が上に凸となる。そして、このように各
画素毎に凸形状となったレジスト層をマスクとしてレン
ズ形成層をエッチングするので、エッチング剤として適
宜なもの、例えばレジスト層およびレンズ形成層に対す
るエッチングレートがほぼ等しいものを用いることによ
り、レンズ形成層をレジスト層と同様の凸形状のものに
形成することが可能になる。また、従来のごとくレジス
ト層を各画素に対応する毎に溝部を形成し、各個毎に縁
を切ることなく軟化・溶融させるので、得られる凸形状
のレジスト層は全体がその凸部分の基底部で連続するも
のとなり、したがってエッチング後に得られる凸形状の
レンズ形成層についても、全体がその凸部分の基底部で
連続したものとなる。
ンズ形成層上に形成したレジスト層を、画素のうちの縦
横に隣り合う四つの画素の接点部に開口部を形成するよ
うにパターンニングし、その後、このレジスト層を熱処
理して軟化・溶融させるので、熱処理後のレジスト層は
その表面張力により、開口部側が低く、画素の中央部が
高くなって全体が上に凸となる。そして、このように各
画素毎に凸形状となったレジスト層をマスクとしてレン
ズ形成層をエッチングするので、エッチング剤として適
宜なもの、例えばレジスト層およびレンズ形成層に対す
るエッチングレートがほぼ等しいものを用いることによ
り、レンズ形成層をレジスト層と同様の凸形状のものに
形成することが可能になる。また、従来のごとくレジス
ト層を各画素に対応する毎に溝部を形成し、各個毎に縁
を切ることなく軟化・溶融させるので、得られる凸形状
のレジスト層は全体がその凸部分の基底部で連続するも
のとなり、したがってエッチング後に得られる凸形状の
レンズ形成層についても、全体がその凸部分の基底部で
連続したものとなる。
【0011】本発明の固体撮像素子によれば、受光面上
に形成配置された凸レンズが、画素間にてその凸部分の
基底部が縦横に連続して形成されてなるので、凸レンズ
間にギャップ部がなく、したがってロスのない効率的な
集光が可能になる。
に形成配置された凸レンズが、画素間にてその凸部分の
基底部が縦横に連続して形成されてなるので、凸レンズ
間にギャップ部がなく、したがってロスのない効率的な
集光が可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳しく説明す
る。まず、本発明の固体撮像素子の製造方法を説明する
に先立ち、これによって得られる本発明の固体撮像素子
について説明する。図1(a)〜(c)は本発明の固体
撮像素子の一実施例を示す図であり、これらの図におい
て符号10は固体撮像素子である。この固体撮像素子1
0が図5や図6に示した固体撮像素子と異なるところ
は、そのレンズ部の構成にある。すなわち、図1に示し
た固体撮像素子10は、従来と同様に長方形の画素11
を縦横に配設し、該画素11…の中央部にそれぞれ受光
面12を形成し、該受光面12上にそれぞれ凸レンズ形
状のレンズ部13を形成したものである。
る。まず、本発明の固体撮像素子の製造方法を説明する
に先立ち、これによって得られる本発明の固体撮像素子
について説明する。図1(a)〜(c)は本発明の固体
撮像素子の一実施例を示す図であり、これらの図におい
て符号10は固体撮像素子である。この固体撮像素子1
0が図5や図6に示した固体撮像素子と異なるところ
は、そのレンズ部の構成にある。すなわち、図1に示し
た固体撮像素子10は、従来と同様に長方形の画素11
を縦横に配設し、該画素11…の中央部にそれぞれ受光
面12を形成し、該受光面12上にそれぞれ凸レンズ形
状のレンズ部13を形成したものである。
【0013】レンズ部13は、従来のものと同様にその
中央部が上に凸となるもので、図1(b)、(c)に示
すように受光面12に焦点が合うようにその曲率が設定
されたものである。また、これらレンズ部13…は、そ
の凸部分の基底部、すなわち画素11面側の部分が従来
のごとくギャップ部で縁が切れることなく、縦横に連続
して形成されたものである。したがって、これらレンズ
部13…は、従来のごとく集光に寄与しないギャップ部
を有していないことから、図1(b)、(c)に示すよ
うに垂直方向(V方向)においても水平方向(H方向)
においても、入射する光を効率良く受光面12に集める
ことができるものとなっている。
中央部が上に凸となるもので、図1(b)、(c)に示
すように受光面12に焦点が合うようにその曲率が設定
されたものである。また、これらレンズ部13…は、そ
の凸部分の基底部、すなわち画素11面側の部分が従来
のごとくギャップ部で縁が切れることなく、縦横に連続
して形成されたものである。したがって、これらレンズ
部13…は、従来のごとく集光に寄与しないギャップ部
を有していないことから、図1(b)、(c)に示すよ
うに垂直方向(V方向)においても水平方向(H方向)
においても、入射する光を効率良く受光面12に集める
ことができるものとなっている。
【0014】なお、レンズ部13…には、図1(a)に
示すように縦横に隣り合う四つ画素11…の接点Pを囲
む部分に、レンズ部13を形成するレンズ形成材料層が
凹み、または開口してなる開口部14が形成されてい
る。この開口部14は、後述するようにレンズ部13形
成の際に機能するもので、平面視略ひし形のものであ
り、かつその対角線が、前記画素11、11間の境界線
に略一致して形成されたものである。
示すように縦横に隣り合う四つ画素11…の接点Pを囲
む部分に、レンズ部13を形成するレンズ形成材料層が
凹み、または開口してなる開口部14が形成されてい
る。この開口部14は、後述するようにレンズ部13形
成の際に機能するもので、平面視略ひし形のものであ
り、かつその対角線が、前記画素11、11間の境界線
に略一致して形成されたものである。
【0015】次に、このような構成の固体撮像素子10
の製造方法について説明する。なお、ここでの説明は、
レンズ部13…形成以前については従来と同一であるの
で、特にそのレンズ部13…の形成方法についてのみ説
明する。まず、図1(a)中のA−A線矢視断面部分の
模式図である図2(a)に示すように、受光面12…
(受光部)、画素11…等の構成要素をそれぞれ形成し
た基体15上に、レンズ部13(凸レンズ)の形成材
料、具体的にはポリスチレン系樹脂等の透明樹脂を塗布
し硬化させ、レンズ形成層16を形成する。次に、図2
(b)に示すように、このレンズ形成層16上にレジス
ト層17を形成する。レジスト層17を形成するレジス
トとしては、例えばポリメチルメタクリレート(PMM
A)等が用いられる。
の製造方法について説明する。なお、ここでの説明は、
レンズ部13…形成以前については従来と同一であるの
で、特にそのレンズ部13…の形成方法についてのみ説
明する。まず、図1(a)中のA−A線矢視断面部分の
模式図である図2(a)に示すように、受光面12…
(受光部)、画素11…等の構成要素をそれぞれ形成し
た基体15上に、レンズ部13(凸レンズ)の形成材
料、具体的にはポリスチレン系樹脂等の透明樹脂を塗布
し硬化させ、レンズ形成層16を形成する。次に、図2
(b)に示すように、このレンズ形成層16上にレジス
ト層17を形成する。レジスト層17を形成するレジス
トとしては、例えばポリメチルメタクリレート(PMM
A)等が用いられる。
【0016】次いで、公知のリソグラフィー技術および
エッチング技術によって形成したレジスト層17をパタ
ーニングする。形成するパターンとしては、図1(a)
に示した開口部14と同位置でかつ図2(b)中破線で
示す位置に、開口部14と略同形状の開口部18を形成
する。すなわち、この開口部18については、縦横に隣
り合う四つ画素11…の接点Pを囲む部分に、平面視ひ
し形に形成し、かつ、該ひし形の対角線が前記画素1
1、11間の境界線に略一致するようにしてパターニン
グし、形成する。
エッチング技術によって形成したレジスト層17をパタ
ーニングする。形成するパターンとしては、図1(a)
に示した開口部14と同位置でかつ図2(b)中破線で
示す位置に、開口部14と略同形状の開口部18を形成
する。すなわち、この開口部18については、縦横に隣
り合う四つ画素11…の接点Pを囲む部分に、平面視ひ
し形に形成し、かつ、該ひし形の対角線が前記画素1
1、11間の境界線に略一致するようにしてパターニン
グし、形成する。
【0017】ここで、図1(a)中に示すように開口部
18の、前記接点Pから水平方向(H方向)に位置する
ひし形の頂点までの距離x、接点Pから垂直方向(V方
向)に位置するひし形の頂点までの距離yは、後述する
ように得られるレンズ部13(凸レンズ)の曲率を決定
するものとなる。したがって、予め実験等によってこれ
ら距離x、yと、レンズ部13の水平方向(H方向)の
曲率、垂直方向(V方向)の曲率との関係を調べてお
き、所望する曲率が得られるように距離x、yを決定し
ておき、これに合わせて前記開口部18を形成する。
18の、前記接点Pから水平方向(H方向)に位置する
ひし形の頂点までの距離x、接点Pから垂直方向(V方
向)に位置するひし形の頂点までの距離yは、後述する
ように得られるレンズ部13(凸レンズ)の曲率を決定
するものとなる。したがって、予め実験等によってこれ
ら距離x、yと、レンズ部13の水平方向(H方向)の
曲率、垂直方向(V方向)の曲率との関係を調べてお
き、所望する曲率が得られるように距離x、yを決定し
ておき、これに合わせて前記開口部18を形成する。
【0018】次いで、パターニング後のレジスト層17
を、例えば150℃で数分間程度熱処理し、これを軟化
・溶融させる。すると、レジスト層17は軟化・溶融
し、図2(c)に示すようにその表面張力によって平面
視した場合に各画素11における中央部、すなわち受光
面12の直上部が膨出し、上に向かって凸となる。ま
た、これと同時に、レジスト層17の開口部18側は、
該開口部18によってレジスト層17が部分的に不連続
になっていることから、該開口部18により部分的に縁
が切られたレジスト層17がその表面張力によって一定
の曲率、すなわち開口部18の図1(a)に示した距離
x、yに規定された曲率で沈む。そして、このように開
口部18側でレジスト層17が沈むことから、隣合う開
口部18、18間を結ぶ直線部、すなわち画素11、1
1間の境界線部分もこれに伴われて沈み、これによりレ
ジスト層17は、各画素11毎に一定の曲率からなる凸
形状を形成し、かつ、各画素11、11間の境界線部に
おいて側面視略V字状の溝部19を形成するものとな
る。
を、例えば150℃で数分間程度熱処理し、これを軟化
・溶融させる。すると、レジスト層17は軟化・溶融
し、図2(c)に示すようにその表面張力によって平面
視した場合に各画素11における中央部、すなわち受光
面12の直上部が膨出し、上に向かって凸となる。ま
た、これと同時に、レジスト層17の開口部18側は、
該開口部18によってレジスト層17が部分的に不連続
になっていることから、該開口部18により部分的に縁
が切られたレジスト層17がその表面張力によって一定
の曲率、すなわち開口部18の図1(a)に示した距離
x、yに規定された曲率で沈む。そして、このように開
口部18側でレジスト層17が沈むことから、隣合う開
口部18、18間を結ぶ直線部、すなわち画素11、1
1間の境界線部分もこれに伴われて沈み、これによりレ
ジスト層17は、各画素11毎に一定の曲率からなる凸
形状を形成し、かつ、各画素11、11間の境界線部に
おいて側面視略V字状の溝部19を形成するものとな
る。
【0019】その後、熱処理後のレジスト層17をマス
クとして前記レンズ形成層16をエッチングする。ここ
で、用いるエッチング剤としては、レジスト層17に対
するエッチングレートとレンズ形成層16に対するエッ
チングレートとがほぼ等しいもの、例えばO2 プラズマ
エッチング等が用いられる。このようにしてエッチング
を行うと、図2(d)に示すようにレンズ形成層16を
レジスト層17の形状に合わせて削ることができること
から、レンズ形成層16をレジスト層17と同様の凸形
状のものに形成することができ、したがって各画素11
上にそれぞれ凸形状のレンズ部13を形成することがで
きる。また、レジスト層17の、各画素11、11間の
境界線に対応する位置に略V字状の溝部19を形成し、
これにより十分な幅を有する溝部を形成することなくレ
ジスト層17全体を形成しているので、エッチング後に
得られるレンズ形成層16も、従来のごとく幅広のギャ
ップ部を有することなく、各レンズ部13…がその凸部
分の基底部で連続するものとなる。
クとして前記レンズ形成層16をエッチングする。ここ
で、用いるエッチング剤としては、レジスト層17に対
するエッチングレートとレンズ形成層16に対するエッ
チングレートとがほぼ等しいもの、例えばO2 プラズマ
エッチング等が用いられる。このようにしてエッチング
を行うと、図2(d)に示すようにレンズ形成層16を
レジスト層17の形状に合わせて削ることができること
から、レンズ形成層16をレジスト層17と同様の凸形
状のものに形成することができ、したがって各画素11
上にそれぞれ凸形状のレンズ部13を形成することがで
きる。また、レジスト層17の、各画素11、11間の
境界線に対応する位置に略V字状の溝部19を形成し、
これにより十分な幅を有する溝部を形成することなくレ
ジスト層17全体を形成しているので、エッチング後に
得られるレンズ形成層16も、従来のごとく幅広のギャ
ップ部を有することなく、各レンズ部13…がその凸部
分の基底部で連続するものとなる。
【0020】したがって、このようにして得られた固体
撮像素子10にあっては、受光面12上に形成配置した
レンズ部13(凸レンズ)が、従来のごとくレンズ部間
にギャップ部を形成することなくその凸部分の基底部で
連続して形成されているので、ロスのない効率的な集光
を可能にし、これによりその感度が一層向上したものと
なる。
撮像素子10にあっては、受光面12上に形成配置した
レンズ部13(凸レンズ)が、従来のごとくレンズ部間
にギャップ部を形成することなくその凸部分の基底部で
連続して形成されているので、ロスのない効率的な集光
を可能にし、これによりその感度が一層向上したものと
なる。
【0021】なお、レジスト層17の開口部18の縦横
の比、すなわち図1(a)においてx、yで示した距離
の比と得られるレンズ部13(凸レンズ)の表面の曲率
との関係については、図3(a)〜(c)、図4(a)
〜(b)に示すようになる。ここで、図4(a)は図3
のA−A線矢視した部分側面図、図4(b)はB−B線
矢視した部分側面図である。また、図3(a)〜(c)
中のx、yの値については、x2 >x1 >x3 、y2 >
y1 >y3 であり、図3(a)のx1 、y1の場合を基
準として、得られるレンズ部13の表面の曲率および集
光状態を、図4(a)、(b)に示している。
の比、すなわち図1(a)においてx、yで示した距離
の比と得られるレンズ部13(凸レンズ)の表面の曲率
との関係については、図3(a)〜(c)、図4(a)
〜(b)に示すようになる。ここで、図4(a)は図3
のA−A線矢視した部分側面図、図4(b)はB−B線
矢視した部分側面図である。また、図3(a)〜(c)
中のx、yの値については、x2 >x1 >x3 、y2 >
y1 >y3 であり、図3(a)のx1 、y1の場合を基
準として、得られるレンズ部13の表面の曲率および集
光状態を、図4(a)、(b)に示している。
【0022】図4(a)に示すように、x1 、x2 、x
3 の距離に対応してレンズ部13の表面の曲率がX1 、
X2 、X3 となり、また、図4(b)に示すように、y
1 、y2 、y3 の距離に対応してレンズ部13の表面の
曲率がY1 、Y2 、Y3 となる。すなわち、距離xある
いは距離yを小さくすれば、レンズ部13の表面の曲率
Xあるいは曲率Yを大きくすることができ、逆に距離x
(y)を大きくすれば曲率X(Y)を小さくすることが
できる。したがって、受光面12の平面視の形状に対し
て、レジスト層17の開口部18の距離x、yにより、
レンズ部13の平面視の形状で集光を設定することがで
きる。
3 の距離に対応してレンズ部13の表面の曲率がX1 、
X2 、X3 となり、また、図4(b)に示すように、y
1 、y2 、y3 の距離に対応してレンズ部13の表面の
曲率がY1 、Y2 、Y3 となる。すなわち、距離xある
いは距離yを小さくすれば、レンズ部13の表面の曲率
Xあるいは曲率Yを大きくすることができ、逆に距離x
(y)を大きくすれば曲率X(Y)を小さくすることが
できる。したがって、受光面12の平面視の形状に対し
て、レジスト層17の開口部18の距離x、yにより、
レンズ部13の平面視の形状で集光を設定することがで
きる。
【0023】また、前記実施例では、レジスト層17を
パターニングした際の開口部14として平面視ひし形の
ものを形成したが、本発明の製造方法はこれに限定され
ることなく、例えばひし形の各辺が内側に凸となるよう
に湾曲する、四つの円弧辺に囲まれた形状のものとして
もよく、その場合にも、その対角線の半分の長さ(前記
実施例における距離x、y)によって得られるレンズ部
の曲率を設定することができる。
パターニングした際の開口部14として平面視ひし形の
ものを形成したが、本発明の製造方法はこれに限定され
ることなく、例えばひし形の各辺が内側に凸となるよう
に湾曲する、四つの円弧辺に囲まれた形状のものとして
もよく、その場合にも、その対角線の半分の長さ(前記
実施例における距離x、y)によって得られるレンズ部
の曲率を設定することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の固体撮像素
子の製造方法は、レンズ形成層上に形成したレジスト層
をパターンニングして該レジスト層に開口部を形成し、
得られたレジスト層を熱処理して軟化・溶融させること
により、その表面張力によって開口部側を低く、画素の
中央部を高くして全体を上に凸とし、さらに、このよう
に各画素毎に凸形状となったレジスト層をマスクとして
レンズ形成層をエッチングする方法である。したがっ
て、レンズ形成層をレジスト層と同様の凸形状に形成す
ることができるとともに、全体をその凸部分の基底部で
連続させることができる。
子の製造方法は、レンズ形成層上に形成したレジスト層
をパターンニングして該レジスト層に開口部を形成し、
得られたレジスト層を熱処理して軟化・溶融させること
により、その表面張力によって開口部側を低く、画素の
中央部を高くして全体を上に凸とし、さらに、このよう
に各画素毎に凸形状となったレジスト層をマスクとして
レンズ形成層をエッチングする方法である。したがっ
て、レンズ形成層をレジスト層と同様の凸形状に形成す
ることができるとともに、全体をその凸部分の基底部で
連続させることができる。
【0025】また、本発明の固体撮像素子は、前記製造
方法によって製造されたものであり、受光面上に形成配
置した凸レンズ(レンズ部)が、垂直方向、水平方向の
いずれの凸レンズ間にもギャップ部を形成することな
く、その凸部分の基底部で連続して形成されているもの
であるから、ロスのない効率的な集光を可能にし、これ
によりその感度が一層向上したものとなる。
方法によって製造されたものであり、受光面上に形成配
置した凸レンズ(レンズ部)が、垂直方向、水平方向の
いずれの凸レンズ間にもギャップ部を形成することな
く、その凸部分の基底部で連続して形成されているもの
であるから、ロスのない効率的な集光を可能にし、これ
によりその感度が一層向上したものとなる。
【図1】(a)は本発明の固体撮像素子の一実施例の要
部平面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図、
(c)は(a)のB−B線矢視断面図である。
部平面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図、
(c)は(a)のB−B線矢視断面図である。
【図2】(a)〜(d)は本発明の固体撮像素子の製造
方法を工程順に説明するための図であり、図1(a)の
A−A線矢視断面部分の模式図である。
方法を工程順に説明するための図であり、図1(a)の
A−A線矢視断面部分の模式図である。
【図3】(a)〜(c)はレジスト層の開口部形状を説
明するための図であり、本発明の固体撮像素子の要部平
面図である
明するための図であり、本発明の固体撮像素子の要部平
面図である
【図4】レンズ部表面の曲率形状を説明するための図で
あり、(a)は図3のA−A線矢視した部分側面図、
(b)は図3のB−B線矢視した部分側面図である。
あり、(a)は図3のA−A線矢視した部分側面図、
(b)は図3のB−B線矢視した部分側面図である。
【図5】(a)は従来の固体撮像素子の一例の要部平面
図、(b)は(a)のA−A線矢視した部分側面図、
(c)は(a)のB−B線矢視した部分側面図である。
図、(b)は(a)のA−A線矢視した部分側面図、
(c)は(a)のB−B線矢視した部分側面図である。
【図6】(a)は従来の固体撮像素子の他の例の要部平
面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図、(c)は
(a)のB−B線矢視断面図である。
面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図、(c)は
(a)のB−B線矢視断面図である。
10 固体撮像素子 11 画素 12 受光面 13 レンズ部 14 開口部 16 レンズ形成層 17 レジスト層 18 開口部 P 接点
Claims (3)
- 【請求項1】 正方形または長方形の画素を縦横に配設
し、該画素の中央部に受光面を形成し、該受光面上に凸
レンズを形成した固体撮像素子の製造方法において、 前記画素面上に前記凸レンズの形成材料からなるレンズ
形成層を形成する工程と、 前記レンズ形成層上にレジスト層を形成する工程と、 前記レジスト層を、前記画素のうちの縦横に隣り合う四
つの画素の接点部に開口部を形成するようにパターンニ
ングする工程と、 前記パターニングしたレジスト層を熱処理し、その表面
張力により前記画素の中央部が上に凸となるように該レ
ジスト層を軟化・溶融させる工程と、 前記熱処理後のレジスト層をマスクとして前記レンズ形
成層をエッチングする工程と、 を備えてなることを特徴とする固体撮像素子の製造方
法。 - 【請求項2】 前記開口部を、平面視略ひし形であり、
かつその対角線が、前記画素間の境界線に略一致するよ
うに形成することを特徴とする請求項1記載の固体撮像
素子の製造方法。 - 【請求項3】 正方形または長方形の画素を縦横に配設
し、該画素の中央部に受光面を形成し、該受光面上に凸
レンズを形成した固体撮像素子において、 前記凸レンズは、その凸部分の基底部が前記画素間にて
縦横に連続して形成されてなることを特徴とする固体撮
像素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7088054A JPH08288481A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 固体撮像素子の製造方法および固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7088054A JPH08288481A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 固体撮像素子の製造方法および固体撮像素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08288481A true JPH08288481A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13932132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7088054A Pending JPH08288481A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 固体撮像素子の製造方法および固体撮像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08288481A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8075810B2 (en) | 2006-05-12 | 2011-12-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Process for producing microlens |
JP2015095603A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | キヤノン株式会社 | 固体撮像装置、カメラ、および、固体撮像装置の製造方法 |
-
1995
- 1995-04-13 JP JP7088054A patent/JPH08288481A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8075810B2 (en) | 2006-05-12 | 2011-12-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Process for producing microlens |
JP2015095603A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | キヤノン株式会社 | 固体撮像装置、カメラ、および、固体撮像装置の製造方法 |
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