JPH08288054A - 布製電気採暖具 - Google Patents

布製電気採暖具

Info

Publication number
JPH08288054A
JPH08288054A JP8361095A JP8361095A JPH08288054A JP H08288054 A JPH08288054 A JP H08288054A JP 8361095 A JP8361095 A JP 8361095A JP 8361095 A JP8361095 A JP 8361095A JP H08288054 A JPH08288054 A JP H08288054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
fabric
thread
foundation
fabrics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8361095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Watanabe
伸一 渡辺
Kazunori Ishii
和典 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8361095A priority Critical patent/JPH08288054A/ja
Publication of JPH08288054A publication Critical patent/JPH08288054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイヤー編み生地等を使用した布状電気採暖
具を、軽量で、柔らかく、しかも低コストで実現させる
ことを目的とする。 【構成】 マイヤー編み生地などで構成された上生地2
3と、織り生地で構成された中生地22と下生地21に
おいて、たて糸の一部によって形成された複数の細長状
締結部24により構成された帯状区画部Aにヒーター線
30を配設し、中生地22は下生地21よりも打ち込み
本数を少なく構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気毛布等の布製電気採
暖具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例の布製電気採暖具の構成について
電気毛布を例にとり、図4ないし図7に基づいて以下に
説明する。
【0003】従来、片側に風合い、デザイン性の良いマ
イヤー編みの生地等を使った電気毛布を構成する場合次
のような構成となっていた。
【0004】すなわち、図4、図5、図6において、1
は電気毛布の本体で、肌触り、保温性の良いマイヤー編
みの第3の生地となる上生地2と、第2の生地となる中
生地3、肌に接触して第1の生地となる下生地4で構成
されている。5は中生地3と下生地4とを締結する細長
状締結部で、その構成は中生地3と下生地4間を締結す
るたて糸の一部で構成された締結糸6によって中生地
3、下生地4を織りあげる時、同時に細長状締結部5を
設けるように袋織りで織りあげる。
【0005】7は中生地のよこ糸、8は中生地のたて
糸、9は下生地のよこ糸、10は下生地のたて糸であ
る。
【0006】前記細長状締結部5は一定間隔をもって多
数個中生地3と下生地4の間に並列して構成され、そし
て細長状締結部5の間であって中生地3と下生地4間に
帯状区画部Aが構成されている。前記帯状区画部Aには
ヒーター線11が蛇行して配線されている。
【0007】そして、肌触り、保温性の良いマイヤー編
みの上生地2を、このヒーター線11が配線された中生
地3、下生地4の上に合わせ、周囲の縁布12を縫製し
て固定する構成となっていた。なお、Bはヒーター線1
1の温度を一定の温度に制御する制御部である。
【0008】また、図7に示すようにマイヤー編みの上
下2枚の生地13,14間にヒーター線11を配置し、
ヒーター線11の近傍に接着剤15を点状に塗着して生
地13,14、ヒーター線11を固定する布製採暖具も
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成のものでは次のような問題点を有していた。す
なわち、袋状に同時に織りあげた中生地3と下生地4間
にヒーター線11を配線し、その上にマイヤー生地を合
わせて構成する場合には、中生地3、下生地4が、同じ
打ち込み本数で構成されているのでその重量は重く、さ
らにマイヤー生地が重ねられるため非常に重いものとな
っていた。また、風合いも比較的ごわごわして、特に掛
け毛布として使用する場合には風合いは固く、使用感の
悪いものとなっていた。
【0010】また、図7に示すように2枚のマイヤー生
地13,14の間にヒーター線11を配線し、ヒーター
線11の近傍に接着剤15を点状に塗着して上下2枚の
生地13,14、ヒーター線11を固定するものについ
ては、接着剤15が重く、また、接着剤15があるため
に全体的に風合いが固くなる。また、接着剤15の塗着
時間が多くかかり非常にコストの高い商品となってい
た。
【0011】そこで、本発明は上記問題点を解決するも
ので、マイヤー生地などを使用して布製電気採暖具を構
成する場合、軽量で、風合いが良く、しかもコストの安
い布製電気採暖具を実現することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために請求項1記載に係る発明は、よこ糸とたて糸
からなる第1の生地と、前記第1の生地の片側の面にあ
る第2の生地と、前記第1、第2の生地間で構成された
細長状締結部によって区画形成される複数の帯状区画部
に蛇行して配線された発熱線と、前記発熱線を一定温度
に制御する制御部と、前記第2の生地側にあって前記第
1、第2の生地と合わせて縁布を縫製して固定する第3
の生地とを備え、前記第2の生地は、第1の生地のよこ
糸、たて糸よりも打ち込みが少なく、かつ、前記第1の
生地との間で締結された複数個の細長状締結部は相互に
間隔をもって構成したものである。
【0013】また請求項2記載に係る発明は、第2の生
地の糸の打ち込みを1とした場合に、第1の生地の糸の
打ち込みを2以上としたものである。
【0014】また請求項3記載に係る発明は、第3の生
地を第1、第2の生地とは異なる素材としたものであ
る。
【0015】
【作用】ヒーター線を固定している2枚の生地である第
1と第2の生地を、肌にあたる第1の生地は打ち込みも
多く肌触りが良い生地構成とし、ヒーター線固定部の第
2の生地は肌に接する側の第1の生地よりも打ち込みを
少なく構成し、この上に肌触りの良いマイヤー編みの第
3の生地を合わせて固定しているため、非常に高い風合
い、打ち込みの少ない第2の生地によって従来より軽さ
を備えることとなる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について図1、図2、図
3を用いて説明する。
【0017】図1は本実施例を部分的に分解した正面図
であり、図2は横断面図である。図1、図2において、
20は電気毛布の本体で第1の生地となる下生地21、
第2の生地である中生地22、第3の生地である上生地
23を備え、上生地23はデザイン性、風合いが織り生
地である下生地21および中生地22より優れたマイヤ
ー編み生地である。24は下生地21と、中生地22を
締結する細長状締結部で、その構成は、図3の部分拡大
断面図に示すように、下生地21のよこ糸25、たて糸
26、中生地22のよこ糸27、たて糸28において、
よこ糸25,27間を織り合わす締結糸29によって構
成されている。
【0018】前記細長状締結部24は一定間隔をもって
多数個並列して構成され、細長状締結部24の間であっ
て下生地21と中生地22間に帯状区画部Aが構成され
ている。前記帯状区画部Aにはヒーター線30が蛇行し
て配線されている。
【0019】そして生地を織る時には、下生地21、中
生地22を同時に細長状締結部24を設けるように織り
あげる。
【0020】下生地21、中生地22は平織りであり、
中生地のよこ糸27、たて糸28の打ち込みは下生地2
1の半分の打ち込みである。
【0021】31は前記ヒーター線30を一定の温度に
制御するための制御部である。32は上生地23、中生
地22、下生地21を固定するための縁布である。
【0022】この構成によって、第3の毛布生地となる
上生地をデザイン性、風合いの優れたマイヤー編み生地
として使用する場合などにおいても、ヒーター線を固定
する中生地が下生地よりも半分の重量で実現でき、毛布
全体の風合いも比較的柔らかく寝具として優れたものと
なる。
【0023】本実施例では、下生地と中生地の打ち込み
比を2対1としたが、3対1等にすることによってより
軽量化が図れる。また、本実施例では、下生地を平織り
で構成したが、綾織りによっても同様な効果がえられ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の布製電気採暖具に
よれば、よこ糸とたて糸からなる第1の生地と、前記第
1の生地の片側の面にある第2の生地と、前記第1、第
2の生地間で構成された細長状締結部によって区画形成
される複数の帯状区画部に蛇行して配線された発熱線
と、前記発熱線を一定温度に制御する制御部と、前記第
2の生地側にあり前記第1、第2の生地と合わせて縁布
を縫製して固定する第3の生地とを備え、前記第2の生
地は、第1の生地のよこ糸、たて糸よりも打ち込みが少
なく、かつ、前記第1の生地との間で締結された複数個
の細長状締結部は相互に間隔をもって構成されているの
で、ヒーター線を固定する2枚の生地を、肌にあたる第
1の生地は打ち込みも多く肌触りが良い生地構成とし、
ヒーター線固定部の第2の生地は肌側の第1の生地より
も打ち込みを少なく構成し、この上に肌触りの良いマイ
ヤー編みの第3の生地を合わせて固定しているため、非
常に高い風合い、軽さを備えた布製採暖具を低コストで
実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の布製電気採暖具の一部分解
正面図
【図2】本発明の一実施例の布製電気採暖具の横断面図
【図3】本発明の一実施例の細長状締結部の拡大断面図
【図4】従来例の布製電気採暖具の一部分解正面図
【図5】従来例の布製電気採暖具の横断面図
【図6】従来例の布製電気採暖具の細長状締結部の拡大
断面図
【図7】他の従来例の布製電気採暖具の一部分解正面図
【符号の説明】
1,20 本体 2,23 上生地(第3の生地) 3,22 中生地(第2の生地) 4,21 下生地(第1の生地) 5,24 細長状締結部 6,29 締結糸 7,27 中生地のよこ糸 8,28 中生地のたて糸 9,25 下生地のよこ糸 10,26 下生地のたて糸 11,30 ヒーター線 12,33 縁布 A 帯状区画部 B,31 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 よこ糸とたて糸からなる第1の生地と、
    前記第1の生地の片側の面にある第2の生地と、前記第
    1、第2の生地間で構成された細長状締結部によって区
    画形成される複数の帯状区画部に蛇行して配線された発
    熱線と、前記発熱線を一定温度に制御する制御部と、前
    記第2の生地側にあって前記第1、第2の生地と合わせ
    て縁布を縫製して固定する第3の生地とを備え、前記第
    2の生地は、第1の生地のよこ糸、たて糸よりも打ち込
    みが少なく、かつ、前記第1の生地との間で締結された
    複数個の細長状締結部は相互に間隔をもって構成された
    布製電気採暖具。
  2. 【請求項2】 第2の生地の糸の打ち込みを1とした場
    合に、第1の生地の糸の打ち込みを2以上とした請求項
    1記載の布製電気採暖具。
  3. 【請求項3】 第3の生地を第1、第2の生地と異なる
    素材とした請求項1記載の布製電気採暖具。
JP8361095A 1995-04-10 1995-04-10 布製電気採暖具 Pending JPH08288054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8361095A JPH08288054A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 布製電気採暖具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8361095A JPH08288054A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 布製電気採暖具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08288054A true JPH08288054A (ja) 1996-11-01

Family

ID=13807264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8361095A Pending JPH08288054A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 布製電気採暖具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08288054A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009253095A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Koa Corp テープ状抵抗体
EP2314744A4 (en) * 2008-05-28 2017-05-03 Silveray Co., Ltd. Electrically conductive pad and a production method thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009253095A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Koa Corp テープ状抵抗体
EP2314744A4 (en) * 2008-05-28 2017-05-03 Silveray Co., Ltd. Electrically conductive pad and a production method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7827829B2 (en) Elastic fabric and elastic face material
US4459461A (en) Flocked electric blanket construction
JP4094636B2 (ja) 織物
JP5999744B1 (ja) 多重ガーゼの製織方法および多重ガーゼ織物
US7526814B2 (en) Pot holder/mitt
JP2018535062A5 (ja)
JPH08288054A (ja) 布製電気採暖具
CN215551653U (zh) 一种透气保暖双面针织面料
JPH0845652A (ja) 布製電気採暖具
JP2007039822A (ja) 二重織物
KR101314561B1 (ko) 사계절용 전열 카페트
JP4280801B2 (ja) 表生地と裏生地を、直下接結の技法で一体化した、高密度・多層・多色の、厚地先染紋織物、及び、厚地先染無地織物
JP2548713Y2 (ja) 三層構造経編地
JPH04370241A (ja) 皺立織物
JP2000328406A (ja) 経編地とその製造方法
JPH08330056A (ja) 電気採暖具
CN217347041U (zh) 一种呢绒面料
JPH0722208Y2 (ja) 靴拭きマット
JPH10158951A (ja) 二重織物
JP2001186996A (ja) タオル
JP3107603U (ja) 生地
JP3108621U (ja) 立体編毛布生地、及び立体編毛布
JP3105977U (ja) 保温衿付き毛布
JP2004129865A (ja) カーペット類の製造方法
JPS5855271Y2 (ja) 飾りテ−プ

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040412

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130