JPH08288051A - 発熱体の抵抗検出方法、同装置および発熱体の通電装置 - Google Patents

発熱体の抵抗検出方法、同装置および発熱体の通電装置

Info

Publication number
JPH08288051A
JPH08288051A JP7084322A JP8432295A JPH08288051A JP H08288051 A JPH08288051 A JP H08288051A JP 7084322 A JP7084322 A JP 7084322A JP 8432295 A JP8432295 A JP 8432295A JP H08288051 A JPH08288051 A JP H08288051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alternator
heating element
resistance value
resistance
ehc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7084322A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takagi
宏 高木
Yoshiyuki Shinya
義之 進矢
Kunihiko Matsumura
邦彦 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP7084322A priority Critical patent/JPH08288051A/ja
Publication of JPH08288051A publication Critical patent/JPH08288051A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/10Lime cements or magnesium oxide cements
    • C04B28/105Magnesium oxide or magnesium carbonate cements

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オルタネータから通電回路を介して供給され
る発電出力により作動される発熱体の抵抗値を、特殊な
検出手段を用いることなく検出するとともに、それに応
じて発電体への通電の制御を調整する。 【構成】 オルタネータ1と、その発電出力により作動
されるEHC5と、コントローラ15とを備える。上記
コントローラ15は、EHC5への通電の制御を行う制
御手段25と、抵抗値検出用データを記憶する記憶手段
27と、EHC5への通電時のデューティ制御値および
オルタネータ回転数に応じて抵抗値検出用データから抵
抗値を検出する抵抗検出手段28と、この抵抗検出手段
28により検出された抵抗値に応じてEHC作動時のオ
ルタネータ出力電圧またはEHC制御時間を調整する調
整手段29とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オルタネータから通電
回路を介して供給される発電出力により作動される発熱
体の抵抗値を検出する方法、同装置および発熱体の通電
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平6−264727号
公報に示されるように、自動車等に搭載されて、オルタ
ネータから通電回路を介して供給される発電出力により
作動される発熱体を備え、この発熱体に対する通電を制
御するようにした制御装置が知られている。つまり、上
記公報に示された装置では、排気通路に、エンジン始動
直後の触媒活性化を促進するためのヒーター付触媒(所
謂EHC)を備え、そのヒーターをスイッチを介してオ
ルタネータに接続し、所定時にオルタネータからヒータ
ーへの通電を行うようにした通電装置が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ヒーター付触媒等
の発熱体に対してオルタネータから通電を行う場合、発
熱体を所定の温度に加熱して、所定の発熱量が得られる
ようにするため、オルタネータの発電出力を制御する必
要がある。ところで、上記発熱体の抵抗値は、予め規定
されていても、製品毎の固体差によるばらつきがあり、
また、使用につれて経時的に変化することがある。そし
て、このように発熱体の抵抗値に製品毎のばらつきによ
る誤差や経時変化が生じると、オルタネータの出力電圧
が一定であっても電力が変化して発熱体の温度、発熱量
に影響する。従って、上記発熱体の温度を検出し、それ
に応じてオルタネータの発電出力の調整等を行うことが
望まれる。
【0004】しかし、上記ヒーター付触媒のような発熱
体は、大電流を流すことができるように抵抗値が非常に
小さくされていて、これを直接的に検出するには定電流
テスターで見るしかなく、コストが高くつく。また、抵
抗値に関連する要素として発熱体作動中の発熱体の温度
を温度センサで検出することも考えられるが、上記ヒー
ター付触媒のように1000°C程度の高温に加熱され
る発熱体の温度を検出するためには、特殊な温度センサ
が必要となり、やはりコストが高くつく。
【0005】本発明はこれらの事情に鑑み、低抵抗検出
用のテスターや高温度検出用の温度センサなどの特殊な
検出手段を用いることなく、発熱体の抵抗値を有効に検
出することができる発熱体の検出方法および同装置を提
供し、また、発熱体の抵抗値の検出に基づき、発熱体の
固体差による抵抗値のばらつきや経時変化等に応じて発
熱体に対する通電の制御を適切に行うことができる発熱
体の通電装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
オルタネータから通電回路を介して供給される発電出力
により作動される発熱体の抵抗値を検出する方法であっ
て、オルタネータに対する外部負荷およびオルタネータ
作動状態に応じたオルタネータ出力の特性であるオルタ
ネータの外部負荷特性に基づき、オルタネータ作動状態
およびオルタネータ出力制御量と上記発熱体の抵抗値と
の関係を示す抵抗値検出用データを求め、上記オルタネ
ータから上記発熱体への通電時に、そのときのオルタネ
ータ作動状態およびオルタネータ出力制御量に応じ、上
記抵抗値検出用データから発熱体の抵抗値を求めるよう
にしたものである。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
方法において、上記抵抗値検出用データは、オルタネー
タ作動状態としてのオルタネータ回転数およびオルタネ
ータ出力制御量として制御デューティ値と上記発熱体の
抵抗値との関係を示すものであり、この抵抗値検出用デ
ータから、上記オルタネータの出力電圧を特定値に保つ
ように制御しつつ上記発電体への通電を行ったときの上
記オルタネータ回転数および上記制御デューティ値に応
じ、発熱体の抵抗値を求めるようにしたものである。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に記載の方法において、発熱体の抵抗値の検出時に、上
記オルタネータの出力電圧を、通常の発熱体作動時の出
力電圧よりも低い電圧に制御するようにしたものであ
る。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の方法において、オルタネータ出力制御
量が所定範囲外となったときに故障であると判定するよ
うにしたものである。
【0010】請求項5に係る発明は、オルタネータから
通電回路を介して供給される発電出力により作動される
発熱体の抵抗値を検出する装置であって、オルタネータ
作動状態およびオルタネータ出力制御量と上記発熱体の
抵抗値との関係を示す抵抗値検出用データを記憶する記
憶手段と、上記オルタネータから上記発熱体への通電を
行うとともにその通電時のオルタネータの出力を制御す
る制御手段と、上記発熱体への通電を行ったときのオル
タネータ作動状態およびオルタネータ出力制御量に応
じ、上記記憶手段より読み出した抵抗値検出用データか
ら、上記発熱体の抵抗値を求める抵抗検出手段とを備え
たものである。
【0011】請求項6に係る発明は、オルタネータと、
このオルタネータから通電回路を介して供給される発電
出力により作動される発熱体とを備えた通電装置におい
て、オルタネータ作動状態およびオルタネータ出力制御
量と上記発熱体の抵抗値との関係を示す抵抗値検出用デ
ータを記憶する記憶手段と、上記オルタネータから上記
発熱体への通電を行うとともにその通電時のオルタネー
タの出力を制御する制御手段と、上記発熱体への通電を
行ったときのオルタネータ作動状態およびオルタネータ
出力制御量に応じ、上記記憶手段より読み出した抵抗値
検出用データから抵抗値を求める抵抗検出手段と、この
抵抗検出手段により検出された発熱体の抵抗値に応じて
発熱体作動時の上記制御手段の制御状態を調整する調整
手段とを備えたものである。
【0012】請求項7に係る発明は、請求項6に記載の
方法において、上記調整手段が、発熱体作動時のオルタ
ネータの出力電圧を発熱体の抵抗値に応じて調整するも
のである。
【0013】請求項8に係る発明は、請求項6に記載の
方法において、上記調整手段が、発熱体に対する通電時
間を発熱体の抵抗値に応じて調整するものであることを
特徴とする請求項6記載の発熱体の抵抗検出装置。
【0014】請求項9に係る発明は、オルタネータと、
このオルタネータから通電回路を介して供給される発電
出力により作動される発熱体とを備えた通電装置におい
て、上記オルタネータから上記発熱体への通電を行うと
ともにその通電時のオルタネータの出力を制御する制御
手段と、上記発熱体の抵抗値を検出する抵抗検出手段
と、この抵抗検出手段により検出された発熱体の抵抗値
に応じて発熱体作動時のオルタネータの出力電圧または
発熱体に対する通電時間を調整する調整手段とを備えた
ものである。
【0015】請求項10に係る発明は、請求項6乃至9
のいずれかに記載の方法において、発熱体の作動が行わ
れる際にその都度、もしくは所定期間をおいて発熱体の
抵抗値を検出し、その抵抗値の変化に応じて発熱体作動
時の上記制御手段の制御状態を修正するように上記抵抗
検出手段および上記調整手段を構成したものである。
【0016】
【作用】請求項1の方法によると、オルタネータの外部
負荷特性に基づいて求められた抵抗値検出用データか
ら、上記発熱体への通電時のオルタネータ作動状態およ
びオルタネータ出力制御量に応じて発熱体の抵抗値が求
められるため、発熱体の抵抗値の検出のために特殊なセ
ンサを用いる必要がなく、かつ、充分に精度良く発熱体
の抵抗値が検出される。
【0017】請求項2の方法によると、オルタネータ回
転数および制御デューティ値と発熱体抵抗値との関係を
示す抵抗値検出用データから、上記発熱体への通電時の
オルタネータ電圧および制御デューティ値に応じて発熱
体の抵抗値が精度良く求められる。
【0018】請求項3の方法によると、発熱体抵抗値検
出時のオルタネータ出力電圧が通常の発熱体作動時のオ
ルタネータ出力電圧よりも低くされることにより、抵抗
値検出中に発熱体の温度が急激に上昇するといった事態
が防止される。
【0019】請求項4に記載の方法によると、発熱体抵
抗値の検出に加え、発熱体の故障の判定も容易に行われ
る。
【0020】請求項5の装置によると、上記記憶手段、
制御手段および抵抗検出手段により、上記のような方法
による発熱体の抵抗値の検出が効果的に行われる。
【0021】請求項6の装置によると、上記のような発
熱体の抵抗値の検出に基づき、発熱体作動時の制御状態
が調整されることにより、固体差等によって発熱体の抵
抗値が変っても、発熱体に対する通電制御が適正に行わ
れる。この装置において、発熱体作動時のオルタネータ
出力電圧を上記抵抗値に応じて調整すると(請求項
7)、発熱体に供給する電力が適正に調整され、それに
よって電力量も適正に調整される。また、発熱体に対す
る通電時間を上記抵抗値に応じて調整すると(請求項
8)、通電時間中に発電体に与えられる電力量が適正に
調整される。
【0022】請求項9の装置によると、発熱体の抵抗値
に応じ、発熱体作動時のオルタネータ出力電圧または発
熱体に対する通電時間が制御されることにより、通電時
間中に発電体に与えられる電力量が適正に調整される。
【0023】請求項10の装置によると、発熱体の抵抗
値が経時的に変化したときにも、発熱体に対する通電制
御が適正に行われる。
【0024】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例による通電装置の回路を示し、
図2はこの通電装置の適用例として排気系に発熱体とし
てのヒーター一体型触媒(以下、EHCと呼ぶ)を備え
たエンジンを示している。これらの図において1はオル
タネータ、3はバッテリである。上記オルタネータ1
は、ロータに設けられたフィールドコイル2と、図外の
ステータコイルおよびダイオード等を備え、エンジン出
力軸により一定増速比でロータが回転駆動されるととも
に、フィールドコイル2に電流が流されて励磁されるこ
とにより、発電が行われるようになっている。このよう
なオルタネータ1の基本構成は一般に知られているた
め、詳細の図示は省略する。
【0025】上記バッテリ3は、上記オルタネータ1に
後記リレーを介して接続されており、このバッテリ3側
の回路にはバッテリ電圧(14V程度)で作動される各
種電気負荷4が接続されている。
【0026】また、オルタネータ1から通電回路を介し
て供給される発電出力により作動される発熱体として、
当実施例では、EHC5がエンジンの排気系に設けられ
ている。すなわち、図2に示すように、エンジン本体8
に接続された排気通路9には、EHC5と触媒6aとを
組み付けてなるEHC付触媒装置6が設けられ、さらに
その下流に主触媒装置7が設けられている。上記EHC
5は、30〜40V程度の電圧が印加されて2〜3kW
の電力が与えられることで1000°C程度に加熱され
る。そして、エンジン始動直後における冷間時に、上記
EHC5に通電されて触媒が加熱されることによりその
活性化が早められ、これによりエンジン始動直後の排気
浄化性能が高められるようになっている。
【0027】上記オルタネータ1とバッテリ2側の回路
およびEHC5側の回路との間には、リレー11が組み
込まれている。このリレー11は、通常時にはバッテリ
3側の回路をオルタネータ1に接続し、リレーコイル1
2に通電されたときはEHC5をオルタネータ1に接続
する状態にリレー接点13が切替わるようになってい
る。なお、このように当実施例の回路構成によると、E
HC5の作動時にはオルタネータ1とバッテリ2との接
続が遮断されるので、この状態でもオルタネータ1の発
電を可能にすべく、オルタネータ1はその発電出力によ
って自ら励磁する自励式オルタネータで構成されてい
る。
【0028】上記オルタネータ1のフィールドコイル2
にはコントローラ(ECU)15が接続され、オルタネ
ータ1の出力側からコントローラ15を介してフィール
ドコイル2にフィールド電流が供給されるとともに、コ
ントローラ15においてオルタネータレギュレータ16
のトランジスタ17がデューティ制御されることによ
り、フィールド電流が制御されるようになっている。ま
た、上記リレーコイル12もコントローラ15に接続さ
れ、コントローラ15においてリレー駆動用トランジス
タ18がオンされたとき、リレーコイル12に通電され
るようになっている。
【0029】上記コントローラ15には、オルタネータ
1の出力側からオルタネータ電圧(オルタネータの出力
電圧)Valt が入力されるとともに、バッテリ3側の回
路からバッテリ電圧が入力され、さらに、エンジン回転
数を検出する回転数センサ19からの信号、吸気温を検
出する吸気温センサ20からの信号、上記EHC6の触
媒温度の過度上昇を調べるためにこの触媒温度が所定値
以上になったとき作動する温度スイッチ21からの信号
等も入力されている。
【0030】上記コントローラ15は、図3に示すよう
に、制御手段25と、オルタネータ1の回転数を検出す
るオルタネータ回転数検出手段26と、抵抗値検出用デ
ータを記憶する記憶手段27と、上記EHC5の抵抗値
を求める抵抗検出手段28と、上記制御状態を調整する
調整手段29とを有している。
【0031】上記制御手段25は、エンジン始動直後の
暖機運転中等に上記EHC5に通電してこれを作動させ
るべくリレー11の作動を制御するとともに、フィール
ド電流をデューティ制御することによってオルタネータ
1の出力を制御するようになっている。上記オルタネー
タ回転数検出手段26は、回転数センサ19により検出
されるエンジン回転数とオルタネータ1の増速比とに応
じてオルタネータ回転数を演算するようになっている。
上記記憶手段27は、後記抵抗値検出用データ等を記憶
している。
【0032】また、上記抵抗検出手段28は、上記EH
C5への通電が行われるとともにオルタネータ出力が一
定値に制御されているときのデューティ制御量(オルタ
ネータ出力制御量)およびオルタネータ回転数(オルタ
ネータ作動状態)に応じ、上記記憶手段27から読出さ
れる抵抗値検出用データからEHC5の抵抗値を検出す
るようになっている。上記調整手段29は、抵抗検出手
段28により検出されたEHC5の抵抗値に応じて発熱
体作動時の上記制御手段25の制御状態を調整し、例え
ばオルタネータ出力あるいはEHC制御時間を制御する
ようになっている。なお、上記記憶手段27には、上記
抵抗検出手段28により検出される抵抗値やオルタネー
タ出力等の制御データも記憶される。
【0033】次に、上記コントローラ15によって行わ
れるEHC6の抵抗値の検出の方法を、図4〜図6によ
って説明する。
【0034】図4は、オルタネータ1の外部負荷特性を
示している。この外部負荷特性は、オルタネータに対す
る外部負荷およびオルタネータ作動状態に応じたオルタ
ネータの出力変化の特性を示すものである。具体的に
は、横軸にオルタネータの端子電圧(出力電圧)、縦軸
に電力をとり、フィールド電流の制御デューティを10
0%とした場合であってオルタネータ回転数が1500
rpm、2000rpm、3000rpm、4000r
pm、5000rpmの各場合につき、外部負荷の変化
に応じた端子電圧および電力の変化を曲線A1,A2,
A3,A4,A5で示している。このような外部負荷特
性のデータは、実験等によって調べておくことができ
る。なお、オルタネータ1はエンジン回転数の2.5倍
の増速比で回転するようになっており、従って、例えば
エンジン回転数が1200rpmであればオルタネータ
回転数は3000rpmとなり、エンジン始動直後の暖
機運転中はこの程度かこれより多少高い回転数となる。
【0035】また、同図において、曲線B1,B2は、
オルタネータ1の外部負荷となるEHC抵抗値をパラメ
ータとして電圧と電力との関係を示している。つまり、
電圧Vおよび抵抗値Rと電力Wとの間には、W=V2
Rという関係があるため、例えばEHC抵抗値が350
mΩのときの電圧と電力との関係は曲線B1、EHC抵
抗値が450mΩのときの電圧と電力との関係は曲線B
2というようになる。
【0036】そして、例えばEHC抵抗値が350mΩ
であって、オルタネータ回転数が3000rpm、上記
制御デューティが100%となっているときのオルタネ
ータ1の端子電圧、電力は、同図中の点a(曲線A3と
曲線B1との交点)のところとなる。また、EHC抵抗
値が450mΩに変わった場合、オルタネータの端子電
圧、電力は、オルタネータ回転数が3000rpm、制
御デューティが100%であれば点b(曲線A3と曲線
B2との交点)のところに変化するが、抵抗値が350
mΩのときと端子電圧が同じになるように制御される
と、点c(上記点aの下方の曲線B2上の点)のところ
となり、このときの制御デューティは抵抗値が350m
Ωのときより小さくなる。つまり、オルタネータ1の出
力電圧が一定になるように制御しつつEHC5への通電
を行うようにすると、EHC抵抗値が大きくなるほど制
御デューティが小さくなり、またオルタネータ回転数が
高くなるほど制御デューティが小さくなる。
【0037】このように、一定出力電圧下におけるオル
タネータ回転数、制御デューティおよびEHC抵抗値の
間には特定の関係があり、オルタネータ回転数および制
御デューティからEHC抵抗値を求めることが可能であ
る。そこで、上記外部負荷特性等のデータに基づき、オ
ルタネータ回転数および制御デューティ値とEHC抵抗
値との関係を示す抵抗値検出用データを求め、例えば図
5(a)(b)に示すような抵抗値検出用データのマッ
プを作成し、これを上記記憶手段27に記憶させてお
く。なお、図5(a)(b)は、出力電圧を13.0V
とする場合と14.0Vとする場合とにおける上記マッ
プを示し、それぞれ、横軸をオルタネータ回転数、縦軸
を制御デューティとして、抵抗値R1,R2,……,R
nについての等抵抗値ラインを示しており、R1>R2
>,……,>Rnである。
【0038】この抵抗値検出用データに基づき、図6の
フローチャートに示すような方法でEHC抵抗値の検出
を行う。
【0039】このフローチャートに示す検出処理は、本
来のEHCの作動に先だって行うものであり、先ず、ス
テップS1でレギュレート電圧Vreg を設定する。この
場合、当実施例では本来のEHC作動時のレギュレート
電圧よりも低い電圧、例えば13〜15V程度の電圧を
抵抗検出時のレギュレート電圧Vreg とする。次いで、
オルタネータ1からオルタネータ電圧Valt を読込み
(ステップS2)、このオルタネータ電圧Valt とレギ
ュレート電圧Vreg との偏差に応じてフィールド電流の
制御デューティDuを演算することにより、オルタネー
タ電圧Valt がレギュレート電圧Vreg となるようにフ
ィードバック制御する(ステップS3)。
【0040】そして、上記ステップS3で演算された制
御デューティDuとそのときのオルタネータ回転数と
を、図5に示す抵抗値検出用マップと照合することによ
り、このマップからEHC抵抗値Rを求める(ステップ
S4)。つまり、制御デューティDuおよびオルタネー
タ回転数が例えば図5中に示すDu1,N1 であったとす
ると、これらの値Du1,N1 からマップ上の点が特定さ
れ、この点と等抵抗値ラインとの関係から、補間演算等
によりEHC抵抗値Rが求められる。
【0041】なお、このような抵抗値Rの検出は、ある
特定のレギュレート電圧Valt とした状態で1回だけ行
ってもよいが、レギュレート電圧Vreg を13Vとした
状態で図5(a)のマップから抵抗値Rを求め、さらに
レギュレート電圧Vreg を14Vに変更して図5(b)
のマップから抵抗値Rを求めるというように、レギュレ
ート電圧Vreg を変えて抵抗値の検出を複数回行い、そ
の平均値を求めるようにしてもよい。
【0042】また、抵抗値Rの検出に続き、上記抵抗値
Rが所定範囲内にあるか否かを調べ(ステップS5)、そ
の判定がNOの場合は故障と判断して、故障表示を行う
(ステップS6)。つまり、EHC5の回路に故障があ
った場合、例えば断線があった場合は、EHC抵抗値が
無限大であるのと同等であるため、ステップS4で求め
られた値が閾値(所定範囲)を越えることとなり、それ
によって故障が判別される。
【0043】以上のような抵抗検出方法によると、図4
に示すようなオルタネータの外部負荷特性等から、図5
に示すような抵抗値演算用のデータが求められてそのマ
ップが記憶され、図6に示すようにEHC5の通電制御
を行ったときの制御デューティDuおよびオルタネータ
回転数に応じて上記マップより抵抗値Rが求められる。
従って、前述のような低抵抗検出用のテスターや高温検
出用センサ等を必要とせずに、EHC抵抗値Rの検出を
精度良く行うことができる。
【0044】また、上記のようなEHC抵抗値Rの検出
に基づき、本来のEHC作動時の通電制御状態が調整さ
れる。この調整は、EHC5に供給される発電出力の電
力量(電力×制御時間)が一定となるようにするもので
ある。
【0045】図7はEHC作動時の通電制御状態の調整
の一例をフローチャートで示し、この例では、EHC作
動時のオルタネータ出力電圧をEHC抵抗値に応じて調
整するようにしている。
【0046】具体的に説明すると、先ずステップS11
でEHC抵抗値Rを読出し、ステップS12で、EHC
作動時のレギュレート電力WEHC を読出す。このレギュ
レート電力WEHC は2〜3kW程度であって、予め設定
された値である。
【0047】続いてステップS13で、上記レギュレー
ト電力WEHC および抵抗値Rから、レギュレート電圧V
EHC をVEHC=√(WEHC ×R)と演算する。そして、
オルタネータ電圧Valt とレギュレート電圧VEHC との
偏差に応じてフィールド電流の制御デューティDuを演
算することにより、オルタネータ電圧Valt がレギュレ
ート電圧VEHC となるようにフィードバック制御する
(ステップS14)。この制御を、予め設定された制御
時間が経過するまで行う(ステップS15)。なお、E
HC5の通電制御中は上記リレー11がオルタネータ1
にEHC5側の回路を接続する状態に保たれ、制御時間
が経過するとオルタネータ1に対してEHC5側の回路
を遮断する状態にリレー11が切替えられる。
【0048】このような制御によると、各車両毎のEH
C5の固体差や経時変化等によってEHC抵抗値Rが変
っても、EHC5の昇温状態を適正に保つことができ
る。
【0049】すなわち、上記のような通電制御の調整を
行わない場合にはEHC抵抗値Rが変ると図9のように
EHC5の昇温特性が変化する。具体的には、EHC抵
抗値が規定通りであるとき(線C1)と比べ、EHC抵
抗値が大きいときは昇温が緩慢になり(線C2)、所定
の制御時間中の発熱量が不足する。一方、EHC抵抗値
が小さいときは昇温が急激になり(線C3)、所定の制
御時間中の発熱量が過剰となる。
【0050】これに対し、上記のようにEHC抵抗値R
に応じ、EHC5に与える電力量が一定となるように通
電制御状態を調整すると、発熱量に過不足を生じること
がなく、EHC5による触媒活性化が適正に行われる。
とくに、当実施例のようにEHC抵抗値に応じて上記レ
ギュレート電圧VEHC を調整すると、レギュレート電力
EHC が適正に保たれ、EHC5の昇温速度等も適正な
状態(線C1)に保たれるため、急激な温度上昇による
EHC5の劣化や緩慢な温度上昇による制御時間の増大
等を招くことがない。
【0051】図8はEHC作動時の通電制御状態の調整
の別の例をフローチャートで示し、この例では、EHC
制御時間(EHCへの通電時間)をEHC抵抗値に応じ
て調整するようにしている。
【0052】具体的に説明すると、先ずステップS21
で抵抗値Rを読出し、ステップS22で、予め設定され
たEHC作動時のレギュレート電圧VEHC 、基本レギュ
レート電力Woおよび基本制御時間Toを読出す。さら
にステップS23で、上記レギュレート電圧VEHC と抵
抗値Rとに応じた実際のレギュレート電力WEHC を、W
EHC =(VEHC2/Rと演算する。
【0053】次にステップS24で、EHC制御時間T
を、T=Wo×To/WEHC と演算する。そして、オル
タネータ電圧Valt とレギュレート電圧VEHC との偏差
に応じてフィールド電流の制御デューティDuを演算す
ることによりオルタネータ電圧Valt がレギュレート電
圧VEHC となるようにフィードバック制御し(ステップ
S24)、この制御を上記制御時間Tが経過するまで行
い(ステップS26)、上記制御時間Tが経過するとE
HC制御を終了する。
【0054】このような制御によると、EHC抵抗値が
変っても、それに応じて制御時間が調整されることで電
力量が一定に保たれる。つまり、この実施例ではEHC
作動時のレギュレート電圧VEHC は一定であるのでEH
C抵抗値が変ると電力WEHCが変化するが、それに応じ
て制御時間Tが上記のように調整される(ステップS2
4)ので、制御時間中にEHC5に与えられる電力量
(T×WEHC )が一定に保たれる。従って、EHC5の
発熱量に過不足が生じることが防止される。
【0055】なお、EHC抵抗値の検出の処理とそれに
応じたEHC作動時の通電制御調整の処理との関係とし
て、上記実施例では、先ずEHC抵抗値検出の処理を比
較的低いレギュレート電圧Vreg で行い(図6の処
理)、次に本来のEHC作動のための通電制御(図7の
処理または図8の処理)を行うようにしているが、EH
C抵抗値検出の処理を本来のEHC作動時と同程度に高
いレギュレート電圧Vregで行い、引き続き本来のEH
C作動のための通電制御を行うようにしてもよい。この
ようにすれば、EHCの温度上昇を早める上では有利で
ある。ただし、EHC抵抗値が低いときに急激な温度上
昇を未然に防止する等により信頼性を確保するために
は、上記実施例のようにする方が有利である。
【0056】また、EHC5の固体差による抵抗値のば
らつきだけを問題とするならば、図6に示すEHC抵抗
値検出の処理を車両毎に使用当初においてのみ行い、そ
の後においてEHC5の作動を行うときは上記の使用当
初に検出した抵抗値に応じて調整した制御状態で通電制
御を行うようにすればよい。一方、固体差に加えてEH
C抵抗値の経時的変化にも対処しようとするならば、E
HC抵抗値検出の処理をEHC5の作動に際してその都
度、あるいは所定期間をおいて(例えばEHCの作動の
数回おきに)、抵抗値検出の処理を行うようにすればよ
い。このようにする場合にはさらに、検出された抵抗値
に基づいて調整されたレギュレート電圧VEHC もしくは
制御時間To等を記憶させるとともに、これらの値を抵
抗値検出の処理に応じて更新する学習処理を行うことが
望ましい。
【0057】また、本発明の通電装置は、上記実施例に
示すEHC5のほかに、熱線デフォッガ等にも適用する
ことができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の抵抗検出方法は、オルタネータ
の外部負荷特性に基づいて求めた抵抗値検出用データか
ら、発熱体への通電時のオルタネータ作動状態およびオ
ルタネータ出力制御量に応じて抵抗値を求め、例えば、
オルタネータ回転数および制御デューティ値と発熱体抵
抗値との関係を示す抵抗値検出用データから、発熱体へ
の通電時のオルタネータ電圧および制御デューティ値に
応じて発熱体の抵抗値を求めるようにしているため、低
抵抗検出用もしくは高温度検出用等の特殊な検出手段を
用いる必要なく、効果的に発熱体の抵抗値を検出するこ
とができる。
【0059】また、上記のように検出された抵抗値が所
定範囲外となったときに故障であると判定するようにし
ておくと、上記の抵抗検出に基づいて発熱体の故障の判
別も容易に可能となる。
【0060】また、本発明の抵抗検出装置によると、オ
ルタネータ作動状態およびオルタネータ出力制御量と発
熱体の抵抗値との関係を示す抵抗値検出用データを記憶
する記憶手段と、発熱体への通電の制御を行う制御手段
と、発熱体への通電時のオルタネータ作動状態およびオ
ルタネータ出力制御量に応じて上記抵抗値検出用データ
から発熱体の抵抗値を求める抵抗検出手段とを備えてい
るため、上記のような方法による発熱体の抵抗値の検出
を効果的に行うことができる。
【0061】また、本発明の発熱体の通電装置による
と、抵抗検出手段により検出された発熱体の抵抗値に応
じて調整手段により発熱体作動時の制御状態を調整し、
例えばオルタネータの出力電圧あるいは発熱体に対する
通電時間を調整するようにしているため、固体差等によ
って発熱体の抵抗値が変っても、発熱体に与える電力量
等を適正に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の適用の一例としてEHCとこれに対す
る通電装置を備えたエンジンを示す概略図である。
【図3】コントローラの構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図4】オルタネータの外部負荷特性を示す図である。
【図5】(a)(b)は抵抗値検出用データのマップを
示す図である。
【図6】発熱体の抵抗値検出のための処理を示すフロー
チャートである。
【図7】発熱体作動時の制御の一例を示すフローチャー
トである。
【図8】発熱体作動時の制御の別の例を示すフローチャ
ートである。
【図9】発熱体作動時の温度上昇特性を示す図である。
【符号の説明】
1 オルタネータ 2 フィールドコイル 5 EHC(発熱体) 15 コントローラ(制御手段) 25 制御手段 26 オルタネータ回転数検出手段 27 記憶手段 28 抵抗検出手段 29 調整手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルタネータから通電回路を介して供給
    される発電出力により作動される発熱体の抵抗値を検出
    する方法であって、オルタネータに対する外部負荷およ
    びオルタネータ作動状態に応じたオルタネータ出力の特
    性であるオルタネータの外部負荷特性に基づき、オルタ
    ネータ作動状態およびオルタネータ出力制御量と上記発
    熱体の抵抗値との関係を示す抵抗値検出用データを求
    め、上記オルタネータから上記発熱体への通電時に、そ
    のときのオルタネータ作動状態およびオルタネータ出力
    制御量に応じ、上記抵抗値検出用データから発熱体の抵
    抗値を求めることを特徴とする発熱体の抵抗検出方法。
  2. 【請求項2】 上記抵抗値検出用データは、オルタネー
    タ作動状態としてのオルタネータ回転数およびオルタネ
    ータ出力制御量として制御デューティ値と上記発熱体の
    抵抗値との関係を示すものであり、この抵抗値検出用デ
    ータから、上記オルタネータの出力電圧を特定値に保つ
    ように制御しつつ上記発電体への通電を行ったときの上
    記オルタネータ回転数および上記制御デューティ値に応
    じ、発熱体の抵抗値を求めることを特徴とする請求項1
    記載の発熱体の抵抗検出方法。
  3. 【請求項3】 発熱体の抵抗値の検出時に、上記オルタ
    ネータの出力電圧を、通常の発熱体作動時の出力電圧よ
    りも低い電圧に制御することを特徴とする請求項1また
    は2記載の発熱体の抵抗検出方法。
  4. 【請求項4】 オルタネータ出力制御量が所定範囲外と
    なったときに故障であると判定することを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の発熱体の抵抗検出方
    法。
  5. 【請求項5】 オルタネータから通電回路を介して供給
    される発電出力により作動される発熱体の抵抗値を検出
    する装置であって、オルタネータ作動状態およびオルタ
    ネータ出力制御量と上記発熱体の抵抗値との関係を示す
    抵抗値検出用データを記憶する記憶手段と、上記オルタ
    ネータから上記発熱体への通電を行うとともにその通電
    時のオルタネータの出力を制御する制御手段と、上記発
    熱体への通電を行ったときのオルタネータ作動状態およ
    びオルタネータ出力制御量に応じ、上記記憶手段より読
    み出した抵抗値検出用データから、上記発熱体の抵抗値
    を求める抵抗検出手段とを備えたことを特徴とする発熱
    体の抵抗検出装置。
  6. 【請求項6】 オルタネータと、このオルタネータから
    通電回路を介して供給される発電出力により作動される
    発熱体とを備えた通電装置において、オルタネータ作動
    状態およびオルタネータ出力制御量と上記発熱体の抵抗
    値との関係を示す抵抗値検出用データを記憶する記憶手
    段と、上記オルタネータから上記発熱体への通電を行う
    とともにその通電時のオルタネータの出力を制御する制
    御手段と、上記発熱体への通電を行ったときのオルタネ
    ータ作動状態およびオルタネータ出力制御量に応じ、上
    記記憶手段より読み出した抵抗値検出用データから抵抗
    値を求める抵抗検出手段と、この抵抗検出手段により検
    出された発熱体の抵抗値に応じて発熱体作動時の上記制
    御手段の制御状態を調整する調整手段とを備えたことを
    特徴とする発熱体の通電装置。
  7. 【請求項7】 上記調整手段が、発熱体作動時のオルタ
    ネータの出力電圧を発熱体の抵抗値に応じて調整するも
    のであることを特徴とする請求項6記載の発熱体の通電
    装置。
  8. 【請求項8】 上記調整手段が、発熱体に対する通電時
    間を発熱体の抵抗値に応じて調整するものであることを
    特徴とする請求項6記載の発熱体の通電装置。
  9. 【請求項9】 オルタネータと、このオルタネータから
    通電回路を介して供給される発電出力により作動される
    発熱体とを備えた通電装置において、上記オルタネータ
    から上記発熱体への通電を行うとともにその通電時のオ
    ルタネータの出力を制御する制御手段と、上記発熱体の
    抵抗値を検出する抵抗検出手段と、この抵抗検出手段に
    より検出された発熱体の抵抗値に応じて発熱体作動時の
    オルタネータの出力電圧または発熱体に対する通電時間
    を調整する調整手段とを備えたことを特徴とする発熱体
    の通電装置。
  10. 【請求項10】 発熱体の作動が行われる際にその都
    度、もしくは所定期間をおいて発熱体の抵抗値を検出
    し、その抵抗値の変化に応じて発熱体作動時の上記制御
    手段の制御状態を修正するように上記抵抗検出手段およ
    び上記調整手段を構成したことを特徴とする請求項6乃
    至9のいずれかに記載の発熱体の通電装置。
JP7084322A 1995-04-10 1995-04-10 発熱体の抵抗検出方法、同装置および発熱体の通電装置 Pending JPH08288051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7084322A JPH08288051A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 発熱体の抵抗検出方法、同装置および発熱体の通電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7084322A JPH08288051A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 発熱体の抵抗検出方法、同装置および発熱体の通電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08288051A true JPH08288051A (ja) 1996-11-01

Family

ID=13827286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7084322A Pending JPH08288051A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 発熱体の抵抗検出方法、同装置および発熱体の通電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08288051A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015084634A (ja) * 2013-09-20 2015-04-30 株式会社デンソー 車両用充電制御装置
CN111208411A (zh) * 2020-01-16 2020-05-29 冬烨(上海)机电科技有限公司 多通道低阻测试系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015084634A (ja) * 2013-09-20 2015-04-30 株式会社デンソー 車両用充電制御装置
US9372216B2 (en) 2013-09-20 2016-06-21 Denso Corporation Electric power supply controller for vehicle
CN111208411A (zh) * 2020-01-16 2020-05-29 冬烨(上海)机电科技有限公司 多通道低阻测试系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5645745A (en) Circuit and control method for electrically heating a catalyst
US6647939B2 (en) Vehicle engine starting system and method
JPH07298694A (ja) 車両用発電制御装置
JPS6188733A (ja) マイクロコンピユ−タ制御の車両用電子的交流発電機
US5994787A (en) Control system for a power supply changeover switch
JP2007322234A (ja) 車載電源用電流センサの故障検出装置及び車両用充電制御装置
JP3592767B2 (ja) エンジンの制御装置
EP0407633A1 (en) Heater controlling apparatus for car window
JP4061238B2 (ja) 車両用発電機の制御装置及び制御方法
JPH08288051A (ja) 発熱体の抵抗検出方法、同装置および発熱体の通電装置
JP3919744B2 (ja) 自動車両バッテリの充電を制御するための方法及び装置
US5936314A (en) Failure detecting device for a power supply changeover switch
EP1164057B1 (en) An automotive electric system including a loop-type voltage regulating device and a method of loop regulating a voltage of an automotive electric system
JP3266749B2 (ja) 内燃機関の排気ガス浄化装置
JPH09308298A (ja) 車両用交流発電機の制御装置
JP3384349B2 (ja) 車両用制御装置
JPH081988Y2 (ja) 車両用ウィンドウの加熱装置
JPH08289596A (ja) 発熱体の通電装置
JP3772930B2 (ja) 車両用交流発電機の信号異常検出方式、電圧制御装置および車両制御装置
JPH08142801A (ja) オルタネータ給電式電気加熱装置
JPH09228868A (ja) 内燃エンジンの吸入空気量制御装置
JPH0642339A (ja) 電気加熱触媒制御装置
KR100460880B1 (ko) 차량의 엔진 회전수 제어장치 및 방법
JPH07231577A (ja) エンジンの制御装置
JP2008277351A (ja) Ptcヒータ制御装置