JPH08288014A - コネクタのロック機構 - Google Patents

コネクタのロック機構

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Publication number
JPH08288014A
JPH08288014A JP10831795A JP10831795A JPH08288014A JP H08288014 A JPH08288014 A JP H08288014A JP 10831795 A JP10831795 A JP 10831795A JP 10831795 A JP10831795 A JP 10831795A JP H08288014 A JPH08288014 A JP H08288014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
piece
locking
fixing
fixing piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP10831795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Hideo Kon
英雄 近
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority to JP10831795A priority Critical patent/JPH08288014A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジング同士を高振動、高温度の環境でも
確実にロックする。 【構成】 雄型ハウジング11と雌型ハウジング12を
結合し、これらを雌型ハウジング12に固定したロック
スプリング13によりロックする。ロックスプリング1
3には、アーム31、第1固定片32、第2固定片34
を1枚の弾性金属板から形成し、アーム31にロック用
孔36を設け、第2固定片34には係止片38を設け
る。雌型ハウジング12には第1固定片32を固定する
固定溝45と、第2固定片34と係止片38を挿通する
挿通孔47を有する固定突起46と、第2固定片34の
前方への移動を規制する規制突起48とを形成し、固定
突起46と規制突起48の間隔は、第2固定片34の前
端が規制突起48に当接した際に、係止片38の後端が
固定突起46に係止するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の電気配線に
おいて、特に振動条件や熱的条件の厳しい場所に使用さ
れるコネクタのロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気配線に使用されるコネクタ
は、合成樹脂材から成る雄型ハウジングと雌型ハウジン
グが結合ロックされる機構とされている。例えば、図6
は雄型ハウジング1と雌型ハウジング2が結合ロックさ
れた状態を示す断面図であり、雄型ハウジング1の内部
には雄端子3が収容され、雄型ハウジング1の筒状部4
の上面にはロック用突起5が設けられている。
【0003】一方、雌型ハウジング2の内部には端子収
容孔6が設けられ、雄型ハウジング1の雄端子3に接続
される図示しない雌端子が収容されるようになってい
る。また、雌型ハウジング2の雄型ハウジング1との結
合側には長細形状のロック用アーム7が突設され、そこ
には雄型ハウジング1のロック用突起5が係合するロッ
ク用孔8が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、雄型ハウジング1と雌型ハウジング2
が合成樹脂材により形成され、特にロック用アーム7は
長細形状にされているため、雄型ハウジング1と雌型ハ
ウジング2が高振動の環境で使用された場合には、ロッ
ク用突起5がロック用孔8から外れるという問題点があ
り、特に高温度の環境で使用された場合には、ロック用
アーム7の強度や復元力が劣化するという問題点があ
る。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を解消
することにあり、高振動・高温度の環境で使用されても
ロック状態を確保することができるコネクタのロック機
構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタのロック機構は、第1のハウジ
ングに固定した弾性を有する金属板から成るロックスプ
リングにより第2のハウジングとの結合を保持するコネ
クタのロック機構であって、前記ロックスプリングに
は、前記第2のハウジングのロック用突起に係合するロ
ック用孔を有するアームと、該アームから延設した第1
固定片と、該第1固定片から折り返した第2固定片と、
該第2固定片から膨出した係止片とを設け、前記第1の
ハウジングには、前記第1固定片を固定する固定溝と、
前記第2固定片及び係止片を挿通する挿通孔を有する固
定突起と、前記挿通孔に挿通した前記第2固定片の前方
への移動を規制する規制突起とを設け、前記係止片は前
記第2固定片が前記規制突起に当接した際に復元して前
記固定突起に係止することを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有するコネクタのロック機構で
は、ロックスプリングを第1のハウジングに固定する際
に、ロックスプリングのアームを前方にして第1固定片
を第1のハウジングの固定溝に嵌入すると共に、第2固
定片を挿通孔に挿入してロックスプリングを前方へ向け
て押し込む。係止片が挿通孔の周壁に押圧されて撓みな
がら前進し、第2固定片の前端が規制突起に当接した際
に復元して係止片の後端が固定突起の前面に係止する。
これにより、固定溝及び挿通孔がロックスプリングの上
下動及び左右動を規制し、規制突起及び固定突起がロッ
クスプリングの前後動を規制する。そして、第1のハウ
ジングと第2のハウジングを結合する際には、ロックス
プリングのアームは第1のハウジングのロック用突起に
押圧されて撓みながら移動し、第1のハウジングと第2
のハウジングが完全に結合した後に復元してロック用突
起がロック用孔に係合する。
【0008】
【実施例】本発明を図1〜図5に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は雄型ハウジング11と雌型ハ
ウジング12が結合され、雌型ハウジング12に固定さ
れたロックスプリング13によりロックされた状態を示
す実施例の断面図であり、図2は雄型ハウジング11と
雌型ハウジング12が結合される前の斜視図である。
【0009】雄型ハウジング11は電気絶縁性を有する
合成樹脂材により形成されており、内部には雄端子14
が収容されている。雄型ハウジング11の上面には、傾
斜面21を備えたロック用突起22が設けられている。
【0010】ロックスプリング13は図3の拡大斜視図
に示すように、弾性を有する1枚の金属板により形成さ
れ、前部には傾斜部31aを有するアーム31が設けら
れ、後部には第1固定片32がアーム31から延設され
ている。また、第1固定片32の中央部が一辺を残して
打ち抜かれ、残った辺を介して前方へ折り曲げられるこ
とにより、弯曲部33を介した第2固定片34が第1固
定片32にほぼ平行に形成されている。
【0011】アーム31の先端は上方に稍々折曲され
て、雄型ハウジング11のロック用突起22を案内する
案内部35が形成されている。案内部35の後方には、
アーム31の略中央部が一辺を残して打ち抜かれ、ロッ
ク用突起22が係合するロック用孔36が形成され、打
ち抜かれた一部分が前方へ折り返されてロック用突起2
2を係止する係止部37が形成されている。そして、第
2固定片34の上面には、雌型ハウジング12の後述す
る固定突起に係止して、ロックスプリング13の後方へ
の移動を防止するための係止片38が膨出されている。
【0012】一方、雌型ハウジング12は合成樹脂材に
より形成され、内部を端子収容孔41とする内筒部42
が設けられると共に、内筒部42の雄型ハウジング11
との結合側には外筒部43がフランジ部44を介して設
けられている。雌型ハウジング12の後方上部には、ロ
ックスプリング13の第1固定片32を固定するための
固定溝45が、第1固定片32の両側縁を抱持すること
ができる形に形成されている。内筒部42の中間部上面
には、ロックスプリング13の第2固定片34を固定す
るための固定突起46が設けられている。この固定突起
46には、第2固定片34及び係止片38を挿通するた
めの挿通孔47が設けられている。
【0013】更に、固定突起46の前方には、挿通孔4
7に挿通された第2固定片34の前方への移動を規制す
るための規制突起48が設けられている。これらの固定
突起46と規制突起48の間隔は、挿通孔47に挿通さ
れた係止片38が復元して固定突起46の前面に係止し
た際に、第2固定片34の前端が規制突起48の後面に
当接するようにされている。
【0014】このように構成された雌型ハウジング12
に、ロックスプリング13を固定する際には、図4の斜
視図及び図5の断面図に示すように、雌型ハウジング1
2の後方からロックスプリング13のアーム31を前方
に向けて押し込む。ロックスプリング13の第1固定片
32が、雌型ハウジング12の固定溝45に抱持されな
がら前進し、ロックスプリング13の第2固定片34及
び係止片38が挿通孔47に進入しする。
【0015】ロックスプリング13を更に押し続ける
と、係止片38が挿通孔47の周壁に押圧されて下方へ
撓みながら前進し、第2固定片34の前端が規制突起4
8に当接して、ロックスプリング13の前方への移動が
停止する。同時に、係止片38が挿通孔47を通過した
後に復元し、係止片38の後端が固定突起46の前面に
係止する。
【0016】これにより、第1固定片32及び第2固定
片34が、固定溝45及び挿通孔47によりそれぞれ固
定されて、ロックスプリング13の上下動及び左右動が
規制される。また、第2固定片34の前端が規制突起4
8に当接され、係止片38の後端が固定突起46の前面
に係止されることにより、ロックスプリング13の前後
動が規制される。従って、アーム31が固定溝45から
突出した状態で、ロックスプリング13が雌型ハウジン
グ12に固定されたことになる。
【0017】このように、ロックスプリング13が固定
された雌型ハウジング12に雄型ハウジング11を結合
すると、雄型ハウジング11のロック用突起22の斜面
部21により、ロックスプリング13の案内部35が上
方に押圧され、アーム31は上方に撓みながら移動し
て、ロック用突起22がロック用孔36に係合する。こ
れにより、雄型ハウジング11と雌型ハウジング12は
確実に結合され、ロックされたことになる。
【0018】実施例では、雌型ハウジング12にロック
スプリング13を固定し、このロックスプリング13の
ロック用孔36と雄型ハウジング11のロック用突起2
2を係合するようにしたため、雄型ハウジング11と雌
型ハウジング12が繰り返して嵌脱されても、金属板か
ら成るロックスプリング13の強度は劣化することがな
く、ロックスプリング13の強度や復元力を保持するこ
とができる。
【0019】従って、ロック用突起22がロック用孔3
6に係合する際に発せられる係合音の低下を防止するこ
とができるために、雄型ハウジング11雌型ハウジング
12が確実にロックしたことを確認することができる。
また、高振動・高温度の環境で使用されても、ロック用
突起22とロック用孔36の係合状態を確保することが
できるために、雄型ハウジング11と雌型ハウジング1
2のロック状態を確保することができる。更に、雌型ハ
ウジング12の成型精度が劣る場合でも、ロックスプリ
ング13の第1固定片32及び第2固定片34を、固定
溝45及び挿通孔47にそれぞれ挿通することにより、
成形精度が劣る部分を強制的に修正することができる。
【0020】なお、実施例ではロックスプリング13を
雌型ハウジング12に固定するようにしたが、これを雄
型ハウジング11に固定してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タのロック機構は、第1のハウジングに金属板から成る
ロックスプリングを固定し、このロックスプリングによ
り第1のハウジングと第2ハウジングをロックするよう
にしたため、ロックスプリングの強度や復元力を保持す
ることができる。従って、高振動・高温度の環境で使用
しても、第2のハウジングに固定したロックスプリング
のロック用孔と第1のハウジングのロック用突起の係合
状態が外れることはなく、第1のハウジングと第2のハ
ウジングのロック状態を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】雄型ハウジングと雌型ハウジングが結合ロック
した状態の断面図である。
【図2】雄型ハウジングと雌型ハウジングが結合する前
の斜視図である。
【図3】ロックスプリングの斜視図である。
【図4】雌型ハウジングにロックスプリングを固定する
際の斜視図である。
【図5】その断面図である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
11 雄型ハウジング 12 雌型ハウジング 13 ロックスプリング 22 ロック用突起 31 アーム 32 第1固定片 34 第2固定片 36 ロック用孔 38 係止片 45 固定溝 46 固定突起 47 挿通孔 48 規制突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のハウジングに固定した弾性を有す
    る金属板から成るロックスプリングにより第2のハウジ
    ングとの結合を保持するコネクタのロック機構であっ
    て、前記ロックスプリングには、前記第2のハウジング
    のロック用突起に係合するロック用孔を有するアーム
    と、該アームから延設した第1固定片と、該第1固定片
    から折り返した第2固定片と、該第2固定片から膨出し
    た係止片とを設け、前記第1のハウジングには、前記第
    1固定片を固定する固定溝と、前記第2固定片及び係止
    片を挿通する挿通孔を有する固定突起と、前記挿通孔に
    挿通した前記第2固定片の前方への移動を規制する規制
    突起とを設け、前記係止片は前記第2固定片が前記規制
    突起に当接した際に復元して前記固定突起に係止するこ
    とを特徴とするコネクタのロック機構。
JP10831795A 1995-04-07 1995-04-07 コネクタのロック機構 Pending JPH08288014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10831795A JPH08288014A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 コネクタのロック機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10831795A JPH08288014A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 コネクタのロック機構

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JPH08288014A true JPH08288014A (ja) 1996-11-01

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ID=14481652

Family Applications (1)

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JP10831795A Pending JPH08288014A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 コネクタのロック機構

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JP (1) JPH08288014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104183981A (zh) * 2013-05-22 2014-12-03 中航光电科技股份有限公司 差分连接器插头及使用该插头的差分连接器组件
JP2015515109A (ja) * 2012-04-27 2015-05-21 アンダーソン・パワー・プロダクツ・インコーポレーテッドAnderson Power ProductsIncorporated 中出力電気コネクタ用の小型ラッチ機構
JP2017216199A (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コネクタ

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JP2015515109A (ja) * 2012-04-27 2015-05-21 アンダーソン・パワー・プロダクツ・インコーポレーテッドAnderson Power ProductsIncorporated 中出力電気コネクタ用の小型ラッチ機構
CN104183981A (zh) * 2013-05-22 2014-12-03 中航光电科技股份有限公司 差分连接器插头及使用该插头的差分连接器组件
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