JPH08287873A - 発光型表示素子及び該表示素子を用いた表示装置 - Google Patents
発光型表示素子及び該表示素子を用いた表示装置Info
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- JPH08287873A JPH08287873A JP9259095A JP9259095A JPH08287873A JP H08287873 A JPH08287873 A JP H08287873A JP 9259095 A JP9259095 A JP 9259095A JP 9259095 A JP9259095 A JP 9259095A JP H08287873 A JPH08287873 A JP H08287873A
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- cold cathode
- display element
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電管を用いた発光型表示素子、及び同素子
を用いた表示装置において、放電管の表面温度を同放電
管の輝度が最大になる最適温度になるように、効率良く
制御することを可能にすることを目的とする。 【構成】 表示装置の発光型表示素子である放電管の表
面温度を、この放電管の発光輝度が最大になる最適温度
に制御するために、温度制御された空気により、例えば
直管型の冷陰極放電管3の後端部が放熱又は加熱される
と共に、熱伝導性の良好な材料で一体成型された冷陰極
放電管3の支持部材(ランプホルダ1)と熱交換用部材
(放熱フィン2)により、後端部以外の他部、例えば放
電用電極がある前端部が放熱または加熱される。このよ
うにして、冷陰極放電管3の、例えば中央部の表面温度
が、上記最適温度になるように効率良く制御される。
を用いた表示装置において、放電管の表面温度を同放電
管の輝度が最大になる最適温度になるように、効率良く
制御することを可能にすることを目的とする。 【構成】 表示装置の発光型表示素子である放電管の表
面温度を、この放電管の発光輝度が最大になる最適温度
に制御するために、温度制御された空気により、例えば
直管型の冷陰極放電管3の後端部が放熱又は加熱される
と共に、熱伝導性の良好な材料で一体成型された冷陰極
放電管3の支持部材(ランプホルダ1)と熱交換用部材
(放熱フィン2)により、後端部以外の他部、例えば放
電用電極がある前端部が放熱または加熱される。このよ
うにして、冷陰極放電管3の、例えば中央部の表面温度
が、上記最適温度になるように効率良く制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置に用いられる
発光型表示素子、及び同表示素子を用いた表示装置に関
する。
発光型表示素子、及び同表示素子を用いた表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋外や屋内における大型表示
装置の表示管には、それぞれ赤、緑、又は青の蛍光を発
光する3個の、例えば直管型冷陰極放電管等が、表示素
子として用いられている。
装置の表示管には、それぞれ赤、緑、又は青の蛍光を発
光する3個の、例えば直管型冷陰極放電管等が、表示素
子として用いられている。
【0003】この冷陰極放電管は、通常、放電の電極を
管の両端部に有し、図5に示すように、管の中央部の表
面温度の60°C付近が、同放電管の発光揮度が最大に
なる最適温度である。そのため、例えば周囲温度が0°
C〜10°C付近の低温で、長時間点灯されずに放置さ
れていた冷陰極放電管を点灯すると、充分な輝度が得ら
れないのみでなく、冷陰極放電管の寿命にも悪影響を与
えることになる。また、点灯後、時間の経過とともに表
示管自身の発熱のため、表面温度が100°C以上に上
昇し、最適温度を大きく超える場合、輝度が低下すると
いう問題があった。この為従来の表示装置では、点灯前
に、表示管の表面温度が上記最適温度になるように表示
管を予熱すると共に、上述の表示管自身の発熱により、
表示管の表面温度が最適温度を超えないよう、表示管の
熱を放熱しなければならなかった。
管の両端部に有し、図5に示すように、管の中央部の表
面温度の60°C付近が、同放電管の発光揮度が最大に
なる最適温度である。そのため、例えば周囲温度が0°
C〜10°C付近の低温で、長時間点灯されずに放置さ
れていた冷陰極放電管を点灯すると、充分な輝度が得ら
れないのみでなく、冷陰極放電管の寿命にも悪影響を与
えることになる。また、点灯後、時間の経過とともに表
示管自身の発熱のため、表面温度が100°C以上に上
昇し、最適温度を大きく超える場合、輝度が低下すると
いう問題があった。この為従来の表示装置では、点灯前
に、表示管の表面温度が上記最適温度になるように表示
管を予熱すると共に、上述の表示管自身の発熱により、
表示管の表面温度が最適温度を超えないよう、表示管の
熱を放熱しなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、放電管の表面温度を最適温度に保つため、例えば直
管型の冷陰極放電管を収容しているランプハウスの後部
から突出している冷陰極放電管の後端部に、冷風を当て
るのみであった。この為、高温になる電極がある管の前
端部には冷風を当てておらず、そのため冷陰極放電管の
表面温度の制御という点からみて効率が悪かった。
は、放電管の表面温度を最適温度に保つため、例えば直
管型の冷陰極放電管を収容しているランプハウスの後部
から突出している冷陰極放電管の後端部に、冷風を当て
るのみであった。この為、高温になる電極がある管の前
端部には冷風を当てておらず、そのため冷陰極放電管の
表面温度の制御という点からみて効率が悪かった。
【0005】本発明の課題は、発光型表示素子、及び同
発光型表示素子を用いた表示装置において、放電管の後
端部のみでなく、後端部以外の他部、例えば放電用の電
極の位置に対応する前端部においても、放電管を加熱又
は冷却することによって、効率良く放電管の表面温度が
上記最適温度になるように制御することにある。
発光型表示素子を用いた表示装置において、放電管の後
端部のみでなく、後端部以外の他部、例えば放電用の電
極の位置に対応する前端部においても、放電管を加熱又
は冷却することによって、効率良く放電管の表面温度が
上記最適温度になるように制御することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為、表示装置の発光型表示素子である放電管の表面
温度を該放電管の発光輝度が最大になる最適温度に制御
するために温度制御された空気により前記放電管を放熱
又は加熱する温度制御手段を有する表示装置において、
前記放電管は前記温度制御された空気により放熱又は加
熱されると共に前記放電管を支持する支持部材と該支持
部材に連結されている熱交換用部材を介して放熱又は加
熱される発光型表示素子を提供することにより達成され
る。
する為、表示装置の発光型表示素子である放電管の表面
温度を該放電管の発光輝度が最大になる最適温度に制御
するために温度制御された空気により前記放電管を放熱
又は加熱する温度制御手段を有する表示装置において、
前記放電管は前記温度制御された空気により放熱又は加
熱されると共に前記放電管を支持する支持部材と該支持
部材に連結されている熱交換用部材を介して放熱又は加
熱される発光型表示素子を提供することにより達成され
る。
【0007】また、前記放電管の前記支持部材と前記熱
交換用部材は、例えば熱伝導性の良好な材料で一体成型
される構成である。さらに、前記支持部材は例えば前記
放電管の端部に取り付けられる構成である。
交換用部材は、例えば熱伝導性の良好な材料で一体成型
される構成である。さらに、前記支持部材は例えば前記
放電管の端部に取り付けられる構成である。
【0008】また、本発明は上記課題を解決する為、表
示装置の発光型表示素子である放電管の表面温度を該放
電管の発光輝度が最大になる最適温度に制御するために
温度制御された空気により前記放電管を放熱又は加熱す
る温度制御手段を有する発光型表示素子を用いた表示装
置において、前記放電管は前記温度制御された空気によ
り放熱又は加熱されると共に前記放電管を支持する支持
部材と該支持部材に連結されている熱交換用部材を介し
て放熱又は加熱される発光型表示素子を有する表示装置
を提供することにより達成される。
示装置の発光型表示素子である放電管の表面温度を該放
電管の発光輝度が最大になる最適温度に制御するために
温度制御された空気により前記放電管を放熱又は加熱す
る温度制御手段を有する発光型表示素子を用いた表示装
置において、前記放電管は前記温度制御された空気によ
り放熱又は加熱されると共に前記放電管を支持する支持
部材と該支持部材に連結されている熱交換用部材を介し
て放熱又は加熱される発光型表示素子を有する表示装置
を提供することにより達成される。
【0009】また、前記放電管の前記支持部材と前記熱
交換用部材は、例えば熱伝導性の良好な材料で一体成型
される構成であり、前記支持部材は例えば前記放電管の
端部に取り付けられる構成である。
交換用部材は、例えば熱伝導性の良好な材料で一体成型
される構成であり、前記支持部材は例えば前記放電管の
端部に取り付けられる構成である。
【0010】
【作用】温度制御された空気により、例えば直管型の冷
陰極放電管の後端部が放熱または加熱されると共に、熱
伝導性の良好な材料で一体成型された冷陰極放電管の支
持部材(例えばランプホルダ)と熱交換用部材(例えば
放熱フィン)により、冷陰極放電管の後端部以外の他
部、例えば前端部が放熱または加熱される。その結果、
冷陰極放電管の表面温度が、発光輝度が最大になる最適
温度に効率良く制御される。
陰極放電管の後端部が放熱または加熱されると共に、熱
伝導性の良好な材料で一体成型された冷陰極放電管の支
持部材(例えばランプホルダ)と熱交換用部材(例えば
放熱フィン)により、冷陰極放電管の後端部以外の他
部、例えば前端部が放熱または加熱される。その結果、
冷陰極放電管の表面温度が、発光輝度が最大になる最適
温度に効率良く制御される。
【0011】また、例えばランプホルダ等の支持部材を
冷陰極放電管の端部に取り付けることにより、冷陰極放
電管の最も発熱する位置に支持部材を取り付けることに
なり、冷陰極放電管の熱を効率良く放熱できるものであ
る。
冷陰極放電管の端部に取り付けることにより、冷陰極放
電管の最も発熱する位置に支持部材を取り付けることに
なり、冷陰極放電管の熱を効率良く放熱できるものであ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明を適用した大型表示装置の表示部に
用いられる発光型表示素子の一実施例の外観図である。
また、図2は同素子の断面図である。尚、不図示の大型
表示装置には同図に示す発光型表示素子が多数個配設さ
れている。
る。図1は、本発明を適用した大型表示装置の表示部に
用いられる発光型表示素子の一実施例の外観図である。
また、図2は同素子の断面図である。尚、不図示の大型
表示装置には同図に示す発光型表示素子が多数個配設さ
れている。
【0013】同図において、表示面5は左より赤、緑、
青の順に分けられ、ランプハウス4の内部には3本の冷
陰極放電管が配設されている。また、ランプハウス4は
赤、緑、青の各室を構成する為の2枚の仕切り板5a、
5bを有し、ランプハウス4の上面には後述する構成の
放熱フィン2が配設されている。
青の順に分けられ、ランプハウス4の内部には3本の冷
陰極放電管が配設されている。また、ランプハウス4は
赤、緑、青の各室を構成する為の2枚の仕切り板5a、
5bを有し、ランプハウス4の上面には後述する構成の
放熱フィン2が配設されている。
【0014】また、仕切り板5a、5bで仕切られた各
室内中央には、それぞれ一個配設された直管型表示管で
ある冷陰極放電管3が位置し、表示管の発光面から拡散
放射される光を前方の表示面5に効率良く反射させる反
射面3´も内側に設けられている。したがって、1個の
ランプハウス4には赤、緑、青を発光する冷陰極放電管
3が配設され、上述の表示面5に、光源が放出する光の
色補正を行うカラーフィルタを有し、不図示の表示デー
タに従った発光を行う。上記冷陰極放電管3は、図2に
示すようにランプハウス4の上部に設けられた熱交換用
部材の放熱フィン2に、冷陰極放電管3の支持部材であ
るランプホルダ1によりホールドされている。尚、この
ランプホルダ1は、熱伝導性を良好にした、例えばシリ
コーンゴム等で形成されている。
室内中央には、それぞれ一個配設された直管型表示管で
ある冷陰極放電管3が位置し、表示管の発光面から拡散
放射される光を前方の表示面5に効率良く反射させる反
射面3´も内側に設けられている。したがって、1個の
ランプハウス4には赤、緑、青を発光する冷陰極放電管
3が配設され、上述の表示面5に、光源が放出する光の
色補正を行うカラーフィルタを有し、不図示の表示デー
タに従った発光を行う。上記冷陰極放電管3は、図2に
示すようにランプハウス4の上部に設けられた熱交換用
部材の放熱フィン2に、冷陰極放電管3の支持部材であ
るランプホルダ1によりホールドされている。尚、この
ランプホルダ1は、熱伝導性を良好にした、例えばシリ
コーンゴム等で形成されている。
【0015】図3は放熱フィン2の断面図である(図2
のA−A’における断面図である)。放熱フィン2は、
例えばアルミニュウム等の金属で構成されている。尚、
放熱フィン2を上述のシリコーンゴムで構成しても良
い。
のA−A’における断面図である)。放熱フィン2は、
例えばアルミニュウム等の金属で構成されている。尚、
放熱フィン2を上述のシリコーンゴムで構成しても良
い。
【0016】次に、以上の構成において以下に動作を説
明する。先ず、ランプハウス4から突出している放熱フ
ィン2を冷却、または加熱する風は、特には図示しない
温度制御装置により温度制御され、図1に示す方向から
供給される。放熱フィン2とランプホルダ1を介して冷
陰極放電管3の前端部を冷却または加熱する。例えば、
発光型表示素子を駆動する際には、最初冷陰極放電管3
は低温である為所定温度まで加熱する。この加熱処理は
上述の温度制御装置によって設定された温度の温風を放
熱フィン2(ランプハウス4)に送ることにより行う。
明する。先ず、ランプハウス4から突出している放熱フ
ィン2を冷却、または加熱する風は、特には図示しない
温度制御装置により温度制御され、図1に示す方向から
供給される。放熱フィン2とランプホルダ1を介して冷
陰極放電管3の前端部を冷却または加熱する。例えば、
発光型表示素子を駆動する際には、最初冷陰極放電管3
は低温である為所定温度まで加熱する。この加熱処理は
上述の温度制御装置によって設定された温度の温風を放
熱フィン2(ランプハウス4)に送ることにより行う。
【0017】一方、上述の様にして所定温度に設定され
た冷陰極放電管3を駆動し、発光型表示素子を駆動して
表示を行うと、冷陰極放電管3の温度が上昇する。した
がって、冷陰極管3が所定温度以上になった場合放熱フ
ィン2により、冷陰極放電管3を冷却する。この為に
は、温度制御装置によって低い温度に設定された送風を
放熱フィン2に送り、冷陰極放電管3を冷却する。図4
は、冷陰極放電管3の点灯時間に対応するランプ中央部
の表面温度を測定したデータであり、同データの実線
は、本実施例の熱伝導性の良好なランプホルダ1を使用
した場合で、破線は従来の場合の例である。また、太線
は冷陰極放電管3の端部(後端部)の温度を示し、細線
は冷陰極放電管3の中央部の温度を示す。
た冷陰極放電管3を駆動し、発光型表示素子を駆動して
表示を行うと、冷陰極放電管3の温度が上昇する。した
がって、冷陰極管3が所定温度以上になった場合放熱フ
ィン2により、冷陰極放電管3を冷却する。この為に
は、温度制御装置によって低い温度に設定された送風を
放熱フィン2に送り、冷陰極放電管3を冷却する。図4
は、冷陰極放電管3の点灯時間に対応するランプ中央部
の表面温度を測定したデータであり、同データの実線
は、本実施例の熱伝導性の良好なランプホルダ1を使用
した場合で、破線は従来の場合の例である。また、太線
は冷陰極放電管3の端部(後端部)の温度を示し、細線
は冷陰極放電管3の中央部の温度を示す。
【0018】同図に様に、両データから本実施例の放熱
フィン2を使用し、熱伝導性の良好なランプホルダ1を
使用した場合、例えば冷陰極放電管3の点灯後30分を
経過した時点で、従来のものに較べて表面温度が相当低
く、上述の放熱フィン2の効果が分かる。また、熱伝導
性のランプホルダ1を使用していることによる効果も含
まれている。
フィン2を使用し、熱伝導性の良好なランプホルダ1を
使用した場合、例えば冷陰極放電管3の点灯後30分を
経過した時点で、従来のものに較べて表面温度が相当低
く、上述の放熱フィン2の効果が分かる。また、熱伝導
性のランプホルダ1を使用していることによる効果も含
まれている。
【0019】なお、実施例では、冷陰極放電管として直
管型を用いて説明したが、本発明はこれに限定されず、
他の型の放電管の発光型表示素子、及び同表示素子を用
いた表示装置にも本発明は適用される。
管型を用いて説明したが、本発明はこれに限定されず、
他の型の放電管の発光型表示素子、及び同表示素子を用
いた表示装置にも本発明は適用される。
【0020】また、実施例では、冷陰極放電管の前端部
を、放熱フィンに連結されている支持部材のランプホル
ダにより支持する構造にしたが、本発明はこれに限定さ
れず、放電管の前端部のみでなく、更に前端部以外の部
分を、放熱フィンに連結されている他のランプホルダで
支持する構造にすることも可能である。
を、放熱フィンに連結されている支持部材のランプホル
ダにより支持する構造にしたが、本発明はこれに限定さ
れず、放電管の前端部のみでなく、更に前端部以外の部
分を、放熱フィンに連結されている他のランプホルダで
支持する構造にすることも可能である。
【0021】その他、放熱フィンに関して、実施例では
図1に示すように、ランプハウス4の上部に熱交換用部
材の放熱フィン2を配設したが、本発明は、これに限定
されず、放熱フィン2を上記のようにランプハウス4の
上部以外、例えばランプハウス4の両側面にも配設する
ことによって、ランプハウス4内の空気を介して、冷陰
極放電管3を放熱、又は加熱するような構造にすること
も可能である。
図1に示すように、ランプハウス4の上部に熱交換用部
材の放熱フィン2を配設したが、本発明は、これに限定
されず、放熱フィン2を上記のようにランプハウス4の
上部以外、例えばランプハウス4の両側面にも配設する
ことによって、ランプハウス4内の空気を介して、冷陰
極放電管3を放熱、又は加熱するような構造にすること
も可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、表示装置の発光型表示
素子として、例えば直管型の冷陰極放電管を使用する場
合、温度制御装置により温度制御された空気により、従
来のように冷陰極放電管の後端部のみが加熱又は放熱さ
れるのではなく、後端部以外の他部、例えば前端部も熱
伝導性の良好な材料で一体成型された支持部材と放熱フ
ィン等の熱交換用部材を介して放熱または加熱される。
素子として、例えば直管型の冷陰極放電管を使用する場
合、温度制御装置により温度制御された空気により、従
来のように冷陰極放電管の後端部のみが加熱又は放熱さ
れるのではなく、後端部以外の他部、例えば前端部も熱
伝導性の良好な材料で一体成型された支持部材と放熱フ
ィン等の熱交換用部材を介して放熱または加熱される。
【0023】このようにして、冷陰極放電管の表面温度
を輝度が最高になる最適温度に、従来よりも効率良く制
御することが可能となる。また、ランプホルダを冷陰極
放電管の端部に取り付けることにより、冷陰極放電管の
最も発熱する位置に支持部材が取り付けられ、冷陰極放
電管の熱を効率良く放熱できる。
を輝度が最高になる最適温度に、従来よりも効率良く制
御することが可能となる。また、ランプホルダを冷陰極
放電管の端部に取り付けることにより、冷陰極放電管の
最も発熱する位置に支持部材が取り付けられ、冷陰極放
電管の熱を効率良く放熱できる。
【図1】本発明による一実施例の外観図である。
【図2】本発明による一実施例の側面透視図である。
【図3】一体成型により作られた放熱フィンとランプホ
ルダの一例を示す図(図2のA−A’における断面図)
である。
ルダの一例を示す図(図2のA−A’における断面図)
である。
【図4】ランプの点灯時間とランプ中央部の表面温度の
変化を示す特性図である。
変化を示す特性図である。
【図5】冷陰極放電管の中央部の表面温度と輝度との関
係を示す特性図である。
係を示す特性図である。
1 ランプホルダ 2 放熱フィン 3 冷陰極放電管 4 ランプハウス 5 表示面 5a、5b 仕切板
Claims (6)
- 【請求項1】表示装置の発光型表示素子である放電管の
表面温度を該放電管の発光輝度が最大になる最適温度に
制御するために温度制御された空気により前記放電管を
放熱又は加熱する温度制御手段を有する発光型表示素子
を用いた表示装置において、 前記放電管は前記温度制御された空気により放熱又は加
熱されると共に前記放電管を支持する支持部材と該支持
部材に連結されている熱交換用部材を介して放熱又は加
熱されることを特徴とする発光型表示素子。 - 【請求項2】前記放電管の前記支持部材と前記熱交換用
部材は、熱伝導性の良好な材料で一体成型されることを
特徴とする請求項1記載の発光型表示素子。 - 【請求項3】前記支持部材は前記放電管の端部に取り付
けられることを特徴とする請求項1記載の発光型表示素
子。 - 【請求項4】表示装置の発光型表示素子である放電管の
表面温度を該放電管の発光輝度が最大になる最適温度に
制御するために温度制御された空気により前記放電管を
放熱又は加熱する温度制御手段を有する発光型表示素子
を用いた表示装置において、 前記放電管は前記温度制御された空気により放熱又は加
熱されると共に前記放電管を支持する支持部材と該支持
部材に連結されている熱交換用部材を介して放熱又は加
熱されることを特徴とする発光型表示素子を用いた表示
装置。 - 【請求項5】前記放電管の前記支持部材と前記熱交換用
部材は、熱伝導性の良好な材料で一体成型されることを
特徴とする請求項4記載の発光型表示素子を用いた表示
装置。 - 【請求項6】前記支持部材は前記放電管の端部に取り付
けられることを特徴とする請求項4記載の発光型表示素
子を用いた表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9259095A JPH08287873A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 発光型表示素子及び該表示素子を用いた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9259095A JPH08287873A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 発光型表示素子及び該表示素子を用いた表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08287873A true JPH08287873A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14058669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9259095A Withdrawn JPH08287873A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 発光型表示素子及び該表示素子を用いた表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08287873A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008071680A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Iwasaki Electric Co Ltd | 紫外線照射装置 |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP9259095A patent/JPH08287873A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008071680A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Iwasaki Electric Co Ltd | 紫外線照射装置 |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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