JPH08287797A - 真空電磁接触器 - Google Patents
真空電磁接触器Info
- Publication number
- JPH08287797A JPH08287797A JP9284695A JP9284695A JPH08287797A JP H08287797 A JPH08287797 A JP H08287797A JP 9284695 A JP9284695 A JP 9284695A JP 9284695 A JP9284695 A JP 9284695A JP H08287797 A JPH08287797 A JP H08287797A
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- JP
- Japan
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- opaque
- electromagnetic contactor
- vacuum electromagnetic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不透明シール等の貼付作業が不要となり、作
業上のコストダウンおよび製造品質の安定化を実現した
真空電磁接触器を得る。 【構成】 文字パターンを有する透明体の保護カバー7
Aにより表面が被覆され、且つ動作状態を示す表示手段
4、5を内蔵した真空電磁接触器1において、保護カバ
ーは、不透明加工を施すことにより表面に形成された不
透明部7a、7bと、不透明部の領域内に形成された透
明部7c〜7fとを有し、透明部は文字パターンおよび
表示手段の位置に対応する。
業上のコストダウンおよび製造品質の安定化を実現した
真空電磁接触器を得る。 【構成】 文字パターンを有する透明体の保護カバー7
Aにより表面が被覆され、且つ動作状態を示す表示手段
4、5を内蔵した真空電磁接触器1において、保護カバ
ーは、不透明加工を施すことにより表面に形成された不
透明部7a、7bと、不透明部の領域内に形成された透
明部7c〜7fとを有し、透明部は文字パターンおよび
表示手段の位置に対応する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字パターンを有す
る保護カバーにより表面が被覆された真空電磁接触器に
関し、特に保護カバー取付時の作業コストを低減すると
ともに製造品質を安定化させた真空電磁接触器に関する
ものである。
る保護カバーにより表面が被覆された真空電磁接触器に
関し、特に保護カバー取付時の作業コストを低減すると
ともに製造品質を安定化させた真空電磁接触器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は従来の真空電磁接触器
を示す正面図および側面図であり、各図において、1は
モールドフレームにより箱状に形成された真空電磁接触
器である。2は真空電磁接触器1内に配列されて内部に
オンオフ接点(図示せず)を有する真空バルブであり、
外部に引き出された上部端子2aおよび下部端子2b
と、下部端子2bと一体の可動ロッド2cおよび可とう
導体2dとを有する。3は真空バルブ2内の接点を開閉
させるための操作機構であり、可動ロッド2cを押圧す
る絶縁ロッド3dを有する。4は真空電磁接触器1の動
作回数を示す動作回数計、5は操作機構3と連動して真
空電磁接触器1の開閉動作状態(ここでは、オフ状態)
を示す動作表示器である。
を示す正面図および側面図であり、各図において、1は
モールドフレームにより箱状に形成された真空電磁接触
器である。2は真空電磁接触器1内に配列されて内部に
オンオフ接点(図示せず)を有する真空バルブであり、
外部に引き出された上部端子2aおよび下部端子2b
と、下部端子2bと一体の可動ロッド2cおよび可とう
導体2dとを有する。3は真空バルブ2内の接点を開閉
させるための操作機構であり、可動ロッド2cを押圧す
る絶縁ロッド3dを有する。4は真空電磁接触器1の動
作回数を示す動作回数計、5は操作機構3と連動して真
空電磁接触器1の開閉動作状態(ここでは、オフ状態)
を示す動作表示器である。
【0003】6は真空電磁接触器1の外部の制御回路
(図示せず)を配線するための接続プラグ、7は真空電
磁接触器1の表面(上部および正面)を被覆する透明プ
ラスチックからなる保護カバー、7gは接続プラグ6を
露出させるために保護カバー7に形成された開口部、8
は保護カバー7の表面に貼付されたメーカおよび商標表
示用の表示板、8aは表示板8上に記載されたメーカお
よび登録商標文字、9は動作表示器5の位置に対応する
ように保護カバー7に貼付された不透明シール、10は
接続プラグ6の位置に対応するように開口部7gの周辺
に貼付された線番号表示用の表示板、11は保護カバー
7に貼付された真空電磁接触器1の定格表示用の表示板
である。
(図示せず)を配線するための接続プラグ、7は真空電
磁接触器1の表面(上部および正面)を被覆する透明プ
ラスチックからなる保護カバー、7gは接続プラグ6を
露出させるために保護カバー7に形成された開口部、8
は保護カバー7の表面に貼付されたメーカおよび商標表
示用の表示板、8aは表示板8上に記載されたメーカお
よび登録商標文字、9は動作表示器5の位置に対応する
ように保護カバー7に貼付された不透明シール、10は
接続プラグ6の位置に対応するように開口部7gの周辺
に貼付された線番号表示用の表示板、11は保護カバー
7に貼付された真空電磁接触器1の定格表示用の表示板
である。
【0004】図8は図6および図7内の動作表示器5の
周辺を拡大して示す側断面図、図9は図6および図7内
の不透明シール9を拡大して示す正面図であり、3aは
真空電磁接触器1のオン時に励磁される電磁ソレノイ
ド、3bは電磁ソレノイド3aに吸着されて矢印方向に
回動する可動コア、3cは動作表示器5と一体の可動コ
ア3bの回動中心となる回転軸、9aは動作表示器5の
位置に対応するように不透明シール9に形成された開口
部、12は動作表示器5の可動端面に貼付されたオン
(ON)銘板、13は動作表示器5の可動端面に貼付さ
れたオフ(OFF)銘板である。
周辺を拡大して示す側断面図、図9は図6および図7内
の不透明シール9を拡大して示す正面図であり、3aは
真空電磁接触器1のオン時に励磁される電磁ソレノイ
ド、3bは電磁ソレノイド3aに吸着されて矢印方向に
回動する可動コア、3cは動作表示器5と一体の可動コ
ア3bの回動中心となる回転軸、9aは動作表示器5の
位置に対応するように不透明シール9に形成された開口
部、12は動作表示器5の可動端面に貼付されたオン
(ON)銘板、13は動作表示器5の可動端面に貼付さ
れたオフ(OFF)銘板である。
【0005】可動コア3bが回動することにより、操作
機構3と一体の動作表示器5の可動端面が回動してオン
オフが表示されるとともに、絶縁ロッド3dが上下駆動
される。また、不透明シール9の開口部9aは、銘板1
2および13の一方のみを視認可能として他方を遮蔽す
るようになっている。ここでは、真空電磁接触器1がオ
フ状態であって、動作表示器5がオフ表示している状態
を示す。
機構3と一体の動作表示器5の可動端面が回動してオン
オフが表示されるとともに、絶縁ロッド3dが上下駆動
される。また、不透明シール9の開口部9aは、銘板1
2および13の一方のみを視認可能として他方を遮蔽す
るようになっている。ここでは、真空電磁接触器1がオ
フ状態であって、動作表示器5がオフ表示している状態
を示す。
【0006】次に、図6〜図9を参照しながら、従来の
真空電磁接触器の動作について説明する。図8のオフ状
態から、電磁ソレノイド3aの励磁により可動コア3b
が矢印方向に回動すると、動作表示器5の表示がオフか
らオンに切換えられ、絶縁ロッド3dは可動ロッド2c
を押圧する。これにより、真空バルブ2はオン動作し、
上部端子2aおよび下部端子2b間を導通させる。この
とき、可動ロッド2cと下部端子2bとの間に介在され
た可とう導体2dは、可動ロッド2cの上下動作に支障
を与えることなく、可動ロッド2cおよび下部端子2b
間の導通状態を維持する。
真空電磁接触器の動作について説明する。図8のオフ状
態から、電磁ソレノイド3aの励磁により可動コア3b
が矢印方向に回動すると、動作表示器5の表示がオフか
らオンに切換えられ、絶縁ロッド3dは可動ロッド2c
を押圧する。これにより、真空バルブ2はオン動作し、
上部端子2aおよび下部端子2b間を導通させる。この
とき、可動ロッド2cと下部端子2bとの間に介在され
た可とう導体2dは、可動ロッド2cの上下動作に支障
を与えることなく、可動ロッド2cおよび下部端子2b
間の導通状態を維持する。
【0007】ところで、真空電磁接触器1は、操作機構
3として強力な電磁ソレノイド3aを有しているため、
周辺にビスやワッシャ等の磁性体小部品が単独で散在す
ると、電磁ソレノイド3aに吸着されてしまい、動作に
支障をきたすことになる。したがって、真空電磁接触器
1は、磁性体小部品等が内部に侵入するのを防止するた
めに、保護カバー7によって表面が被覆されている。ま
た、保護カバー7は、正面から動作回数計4および動作
表示器5を視認できるように、透明体で形成されてい
る。さらに、保護カバー7の表面は全体にわたって平面
的に形成されており、表示物を確認し易い位置に配置さ
れているたことから、メーカおよび商標用の表示板8、
線番号用の表示板10、ならびに、定格用の表示板11
が適宜位置に貼付されている。
3として強力な電磁ソレノイド3aを有しているため、
周辺にビスやワッシャ等の磁性体小部品が単独で散在す
ると、電磁ソレノイド3aに吸着されてしまい、動作に
支障をきたすことになる。したがって、真空電磁接触器
1は、磁性体小部品等が内部に侵入するのを防止するた
めに、保護カバー7によって表面が被覆されている。ま
た、保護カバー7は、正面から動作回数計4および動作
表示器5を視認できるように、透明体で形成されてい
る。さらに、保護カバー7の表面は全体にわたって平面
的に形成されており、表示物を確認し易い位置に配置さ
れているたことから、メーカおよび商標用の表示板8、
線番号用の表示板10、ならびに、定格用の表示板11
が適宜位置に貼付されている。
【0008】次に、動作表示器5と保護カバー7との関
係について説明する。いま、図示したように、真空電磁
接触器1がオフ状態からオン動作して、電磁ソレノイド
3aのコイルに電流が流れると、可動コア3bが電磁ソ
レノイド3aに吸着されて回転軸3cを中心として反時
計方向に回動する。これにより、動作表示器5も矢印方
向に回動し、ほぼ垂直に曲げられた動作表示器5の可動
端面は下方に移動し、オン表示用の銘板12により不透
明シール9の開口部9aを介してオン表示を行う。
係について説明する。いま、図示したように、真空電磁
接触器1がオフ状態からオン動作して、電磁ソレノイド
3aのコイルに電流が流れると、可動コア3bが電磁ソ
レノイド3aに吸着されて回転軸3cを中心として反時
計方向に回動する。これにより、動作表示器5も矢印方
向に回動し、ほぼ垂直に曲げられた動作表示器5の可動
端面は下方に移動し、オン表示用の銘板12により不透
明シール9の開口部9aを介してオン表示を行う。
【0009】しかしながら、保護カバー7において、動
作表示器5の位置に貼付された不透明シール9は、貼付
位置がずれるとオンオフ表示が見にくくなる。同様に、
線番号用の表示板10の貼付位置がずれると、接続プラ
グ6が見にくくなる。これらの不透明シール9や表示板
10は、貼付ミスにより位置ずれが発生しても、一旦は
がすと再使用できなくなるため、修正することはできな
い。したがって、不透明シール9および表示板10の貼
付作業は非常に困難となり、作業能率および製造品質の
低下を招き、ひいてはコストアップにつながることにな
る。
作表示器5の位置に貼付された不透明シール9は、貼付
位置がずれるとオンオフ表示が見にくくなる。同様に、
線番号用の表示板10の貼付位置がずれると、接続プラ
グ6が見にくくなる。これらの不透明シール9や表示板
10は、貼付ミスにより位置ずれが発生しても、一旦は
がすと再使用できなくなるため、修正することはできな
い。したがって、不透明シール9および表示板10の貼
付作業は非常に困難となり、作業能率および製造品質の
低下を招き、ひいてはコストアップにつながることにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空電磁接触器
は以上のように、保護カバー7が透明体で形成されてい
るので、可動端面を有する動作表示器5の位置に開口部
9aを有する不透明シール9を貼付する必要があり、作
業の困難性から作業能率および製造品質の低下を招くう
え、作業上のコストアップにつながるという問題点があ
った。
は以上のように、保護カバー7が透明体で形成されてい
るので、可動端面を有する動作表示器5の位置に開口部
9aを有する不透明シール9を貼付する必要があり、作
業の困難性から作業能率および製造品質の低下を招くう
え、作業上のコストアップにつながるという問題点があ
った。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、不透明シールおよび表示板等の
貼付作業を不要として、作業上のコストダウンおよび製
造品質の安定化を実現した真空電磁接触器を得ることを
目的とする。
ためになされたもので、不透明シールおよび表示板等の
貼付作業を不要として、作業上のコストダウンおよび製
造品質の安定化を実現した真空電磁接触器を得ることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る真空電磁接触器は、文字パターンを有する透明体の保
護カバーにより表面が被覆され、且つ動作状態を示す表
示手段を内蔵した真空電磁接触器において、保護カバー
は、不透明加工を施すことにより表面に形成された不透
明部と、不透明部の領域内に形成された透明部とを有
し、透明部は文字パターンおよび表示手段の位置に対応
するものである。
る真空電磁接触器は、文字パターンを有する透明体の保
護カバーにより表面が被覆され、且つ動作状態を示す表
示手段を内蔵した真空電磁接触器において、保護カバー
は、不透明加工を施すことにより表面に形成された不透
明部と、不透明部の領域内に形成された透明部とを有
し、透明部は文字パターンおよび表示手段の位置に対応
するものである。
【0013】また、この発明の請求項2に係る真空電磁
接触器は、請求項1において、不透明加工としてシボ加
工を用いたものである。
接触器は、請求項1において、不透明加工としてシボ加
工を用いたものである。
【0014】また、この発明の請求項3に係る真空電磁
接触器は、請求項1または請求項2において、文字パタ
ーンに対応した透明部は、文字パターンの背景となる周
辺の不透明部から断面的に突出したものである。
接触器は、請求項1または請求項2において、文字パタ
ーンに対応した透明部は、文字パターンの背景となる周
辺の不透明部から断面的に突出したものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1においては、不透明加工に
よりあらかじめ保護カバー上に不透明部を形成して不透
明シールを不要とするとともに、不透明部の領域内に透
明部を形成して文字パターンおよび表示手段の表示部と
し、不透明シール等の貼付作業を不要にする。
よりあらかじめ保護カバー上に不透明部を形成して不透
明シールを不要とするとともに、不透明部の領域内に透
明部を形成して文字パターンおよび表示手段の表示部と
し、不透明シール等の貼付作業を不要にする。
【0016】また、この発明の請求項2においては、比
較的簡単なシボ加工により不透明部および不透明部の領
域内の透明部を形成する。
較的簡単なシボ加工により不透明部および不透明部の領
域内の透明部を形成する。
【0017】また、この発明の請求項3においては、文
字パターンを示す透明部を、周辺の不透明部から断面的
に突出させて文字表示を明確にする。
字パターンを示す透明部を、周辺の不透明部から断面的
に突出させて文字表示を明確にする。
【0018】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1および図2はこの発明の実施例1を示す正面
図および側面図であり、1〜6、7gおよび11は前述
と同様のものである。また、7Aは保護カバー7に対応
しており、前述と同様に、全体として概略透明体から形
成されている。図3および図4は図1および図2内の保
護カバー7Aを拡大して示す正面図および側面図、図5
は図3の保護カバー7AのA−A線による断面図であ
る。
する。図1および図2はこの発明の実施例1を示す正面
図および側面図であり、1〜6、7gおよび11は前述
と同様のものである。また、7Aは保護カバー7に対応
しており、前述と同様に、全体として概略透明体から形
成されている。図3および図4は図1および図2内の保
護カバー7Aを拡大して示す正面図および側面図、図5
は図3の保護カバー7AのA−A線による断面図であ
る。
【0019】各図において、7aおよび7bはシボ加工
(微細な凹凸面の圧接)等により保護カバー7A上に形
成された不透明部、7cは不透明部7aの領域内に形成
された透明部からなるメーカおよび登録商標文字、7d
および7eは動作回数計4および動作表示器5の各位置
に対応するように不透明部7b内に形成された透明部、
7fは接続プラグ6の位置に対応するように開口部7g
の周辺に形成された透明部からなる線番号表示用の文字
である。
(微細な凹凸面の圧接)等により保護カバー7A上に形
成された不透明部、7cは不透明部7aの領域内に形成
された透明部からなるメーカおよび登録商標文字、7d
および7eは動作回数計4および動作表示器5の各位置
に対応するように不透明部7b内に形成された透明部、
7fは接続プラグ6の位置に対応するように開口部7g
の周辺に形成された透明部からなる線番号表示用の文字
である。
【0020】透明部からなる文字(パターン部)7c
は、不透明部7aのシボ加工時に、たとえば、文字パタ
ーン形状を有する鏡面の圧接により容易に形成される。
また、シボ加工時に、鏡面よりも凹凸面を突出させるこ
とにより、文字7cは、図5のように、背景となる周辺
の不透明部7aよりも断面的に突出される。同様に、不
透明部7b内の線番号等の文字7fも、断面的に突出し
た透明部から形成され得る。したがって、不透明部7a
および7bの領域内の各文字7cおよび7fは、浮き出
したように明確に視認することができる。
は、不透明部7aのシボ加工時に、たとえば、文字パタ
ーン形状を有する鏡面の圧接により容易に形成される。
また、シボ加工時に、鏡面よりも凹凸面を突出させるこ
とにより、文字7cは、図5のように、背景となる周辺
の不透明部7aよりも断面的に突出される。同様に、不
透明部7b内の線番号等の文字7fも、断面的に突出し
た透明部から形成され得る。したがって、不透明部7a
および7bの領域内の各文字7cおよび7fは、浮き出
したように明確に視認することができる。
【0021】また、不透明部7b内に透明部7dおよび
7eを形成することにより、不透明部シールを貼付する
ことなく、動作回数計4および動作表示器5の所望の表
示部のみを視認することができる。なお、不透明部7b
内の定格用の表示板11の貼付位置には、透明部(図示
せず)がシボ加工時に形成されており、表示板11は、
貼付性に優れた平面的な透明部上に貼付されている。
7eを形成することにより、不透明部シールを貼付する
ことなく、動作回数計4および動作表示器5の所望の表
示部のみを視認することができる。なお、不透明部7b
内の定格用の表示板11の貼付位置には、透明部(図示
せず)がシボ加工時に形成されており、表示板11は、
貼付性に優れた平面的な透明部上に貼付されている。
【0022】各不透明部7aおよび7b内に形成された
文字7cおよび7f、ならびに不透明部7b内に形成さ
れた透明部7dおよび7eは、保護カバー7Aの製造時
に同一寸法で形成されるので、バラツキがなくなり品質
的に安定した真空電磁接触器1を得ることができる。ま
た、種々の表示板が不要となるので、表示板貼付作業が
省略され、作業者は定格用の表示板11のみを貼付すれ
ばよく、作業能率も向上する。
文字7cおよび7f、ならびに不透明部7b内に形成さ
れた透明部7dおよび7eは、保護カバー7Aの製造時
に同一寸法で形成されるので、バラツキがなくなり品質
的に安定した真空電磁接触器1を得ることができる。ま
た、種々の表示板が不要となるので、表示板貼付作業が
省略され、作業者は定格用の表示板11のみを貼付すれ
ばよく、作業能率も向上する。
【0023】なお、上記実施例では、不透明部7aおよ
び7b内の各文字7cおよび7fを凸部として形成した
が、シボ加工時の凹凸面よりも鏡面を突出させることに
より、文字7cおよび7fを凹部としてもよい。この場
合も、背景となる不透明部7aおよび7bに対して透明
部の文字パターンが顕著に認識され、同等の効果を奏す
る。
び7b内の各文字7cおよび7fを凸部として形成した
が、シボ加工時の凹凸面よりも鏡面を突出させることに
より、文字7cおよび7fを凹部としてもよい。この場
合も、背景となる不透明部7aおよび7bに対して透明
部の文字パターンが顕著に認識され、同等の効果を奏す
る。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、文字パターンを有する透明体の保護カバーにより表
面が被覆され、且つ動作状態を示す表示手段を内蔵した
真空電磁接触器において、保護カバーは、不透明加工を
施すことにより表面に形成された不透明部と、不透明部
の領域内に形成された透明部とを有し、透明部は文字パ
ターンおよび表示手段の位置に対応するようにしたの
で、不透明シール等の貼付作業が不要となり、作業上の
コストダウンおよび製造品質の安定化を実現した真空電
磁接触器が得られる効果がある。
ば、文字パターンを有する透明体の保護カバーにより表
面が被覆され、且つ動作状態を示す表示手段を内蔵した
真空電磁接触器において、保護カバーは、不透明加工を
施すことにより表面に形成された不透明部と、不透明部
の領域内に形成された透明部とを有し、透明部は文字パ
ターンおよび表示手段の位置に対応するようにしたの
で、不透明シール等の貼付作業が不要となり、作業上の
コストダウンおよび製造品質の安定化を実現した真空電
磁接触器が得られる効果がある。
【0025】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、不透明加工としてシボ加工を用いたの
で、比較的簡単な加工により不透明部および不透明部の
領域内の透明部を形成することができ、さらに作業上の
コストダウンを実現した真空電磁接触器が得られる効果
がある。
項1において、不透明加工としてシボ加工を用いたの
で、比較的簡単な加工により不透明部および不透明部の
領域内の透明部を形成することができ、さらに作業上の
コストダウンを実現した真空電磁接触器が得られる効果
がある。
【0026】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または請求項2において、文字パターンに対応した
透明部を、文字パターンの背景となる周辺の不透明部か
ら断面的に突出させたので、文字表示をさらに明確にし
た真空電磁接触器が得られる効果がある。
項1または請求項2において、文字パターンに対応した
透明部を、文字パターンの背景となる周辺の不透明部か
ら断面的に突出させたので、文字表示をさらに明確にし
た真空電磁接触器が得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施例1を示す正面図である。
【図2】 この発明の実施例1を示す側面図である。
【図3】 図1内の保護カバーを拡大して示す正面図で
ある。
ある。
【図4】 図2内の保護カバーを拡大して示す側面図で
ある。
ある。
【図5】 図3内の保護カバーのA−A線による断面図
である。
である。
【図6】 従来の真空電磁接触器を示す正面図である。
【図7】 従来の真空電磁接触器を示す側面図である。
【図8】 図7内の操作機構を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図9】 図6内の不透明シールを拡大して示す正面図
である。
である。
1 真空電磁接触器、3 操作機構、4 動作回数計、
5 動作表示器、7A保護カバー、7a、7b 不透明
部、7c、7f 文字、7d、7e 透明部。
5 動作表示器、7A保護カバー、7a、7b 不透明
部、7c、7f 文字、7d、7e 透明部。
Claims (3)
- 【請求項1】 文字パターンを有する透明体の保護カバ
ーにより表面が被覆され、且つ動作状態を示す表示手段
を内蔵した真空電磁接触器において、 前記保護カバーは、不透明加工を施すことにより表面に
形成された不透明部と、前記不透明部の領域内に形成さ
れた透明部とを有し、 前記透明部は、前記文字パターンおよび前記表示手段の
位置に対応することを特徴とする真空電磁接触器。 - 【請求項2】 前記不透明加工は、シボ加工であること
を特徴とする請求項1に記載の真空電磁接触器。 - 【請求項3】 前記文字パターンに対応した透明部は、
前記文字パターンの背景となる周辺の不透明部から断面
的に突出されたことを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の真空電磁接触器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9284695A JPH08287797A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 真空電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9284695A JPH08287797A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 真空電磁接触器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08287797A true JPH08287797A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14065801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9284695A Pending JPH08287797A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 真空電磁接触器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08287797A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002216597A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-08-02 | Lg Industrial Syst Co Ltd | 真空遮断器 |
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1995
- 1995-04-18 JP JP9284695A patent/JPH08287797A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002216597A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-08-02 | Lg Industrial Syst Co Ltd | 真空遮断器 |
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