JPH08287706A - 作業用配電・照明装置 - Google Patents

作業用配電・照明装置

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JPH08287706A
JPH08287706A JP11525895A JP11525895A JPH08287706A JP H08287706 A JPH08287706 A JP H08287706A JP 11525895 A JP11525895 A JP 11525895A JP 11525895 A JP11525895 A JP 11525895A JP H08287706 A JPH08287706 A JP H08287706A
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JP
Japan
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work
wiring
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power
lighting
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Withdrawn
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JP11525895A
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English (en)
Inventor
Toru Haga
芳賀  徹
Arata Suzuki
新 鈴木
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業場での仮設配線の敷設状態が乱雑になら
ず、安全性を向上させることにある。 【構成】 吊環15において吊支可能なボディ10の側
面部に、二個の分電盤20が互いに背反する方向に配置
され、分電盤20の主回路機器22の出力部から、複数
のコネクタ31及び照明用配線32が導出され、前記主
回路機器22の入力部には電源ケーブル30が接続さ
れ、この電源ケーブル30は押さえ金具17によって、
ボディ10に対して繰り込み・繰り出し自在に設けられ
ている。ボディ10内には、分電盤20の下側に位置し
て電源ケーブル収容部40が形成されている。ボディ1
0の上部枠12には、照明用配線32を介して分電盤2
0の主回路機器22に接続された四個の照明灯60が台
座50により水平旋回及び俯仰回転可能に取り付けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築工事現場や生産工
場等、作業を遂行する場所での照明手段として使用され
ると共に、各種小型電動工具や電気器具等へ電源電力を
供給するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場で用いられる仮設照明器
具や、各種電動工具・器具等への電力の供給は、作業場
内の通路、階段、外部足場、建物の開口部等を利用して
敷設した電気配線を介して行っており、夜間作業や応急
時の照明等が必要な際には、その都度、前記仮設照明器
具や電動工具等への配線を仮設的に敷設している。そし
てこのような配線作業には専門的な技術が必要であり、
手間もかかるため、常時電気工事要員を配置し、その業
務を行わせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通路、階段、
外部足場、建物の開口部等を利用して配線を行うことに
よって、その引き回しが乱雑にならざるを得ず、作業員
の通行や、前記通路等での各種の作業や、建築材料の運
搬等に支障を来している。特に、地下工事に関連した作
業においては、資材の搬入や搬出が頻繁に行われるのは
勿論、設置した作業用の重機類も多く、しかも常に水気
の多い作業環境であるため、そのような場所での配線作
業や、照明器具及び電動工具等への電気供給には、感電
や漏電等の発生の恐れがあり、このため安全性でも問題
が指摘されていた。
【0004】また、生産工場内での各種工作機械が乱立
する場所においては、各作業位置での加工作業等に必要
な手元の照明を確保したり、電動工具を使用するのに必
要な電力の供給を確保することが困難な場合があり、そ
の都度、配線の引き回しをする等の煩雑な作業を余儀な
くされていた。
【0005】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、建築作業
場等での仮設配線の敷設状態が乱雑にならず、安全性を
向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る作業用配電・照明装置は、上端に吊支手段
との掛合部を備えたボディと、このボディの側面部に取
り付けられた所要数の分電盤と、この分電盤から導出さ
れた所要数のコネクタと、前記ボディに対して繰り込み
・繰り出し自在に設けられ前記分電盤に電力を供給する
電源ケーブルと、前記ボディに照明方向調整自在に取り
付けられると共に前記分電盤に接続された複数の照明灯
とを備える。好ましい例としては、前記ボディの下端部
には所要の間隔で3個以上の方向自在キャスタを備え、
また、他の好ましい例としては、前記ボディの内部に電
源ケーブル収容部が形成される。
【0007】
【作用】上記構成の作業用配電・照明装置において、分
電盤及び照明灯を備えたボディは、その上端に設けられ
た掛合部を吊支手段のフック等に掛合することによって
所望の場所で所望の高さに吊支され、分電盤から導出さ
れた電源ケーブルは、商用電源に接続される。したがっ
て、この吊支されたボディに備えられた照明灯によって
適当な高さから作業現場等の照明が行われ、各種電動工
具や電気器具類への電力供給も、前記ボディに備えられ
た分電盤から導出されたコネクタを介して高所から行わ
れるので、配線が床面を乱雑に引き回されることがな
い。
【0008】電源ケーブルは、ボディに対して繰り込み
・繰り出し自在に設けられているので、当該作業用配電
・照明装置の吊支高さや吊支位置を変更する場合は、こ
れに伴って、ボディからの電源ケーブルの繰出長さを調
整し、余分な電源ケーブルはボディ内、好ましくはこの
ボディ内に形成した電源ケーブル収容部に収容しておく
ことによって、乱雑に垂れ下がったりするのを防止す
る。また、ボディの下端部に方向自在キャスタを取り付
けることによって、移動を容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る作業用配電・照明装置
1の好ましい一実施例を示す斜視図で、図中の参照符号
10は装置のボディである。このボディ10は、四本の
支柱11と、その上端に正方形状に組まれた上部枠12
と、この上部枠12の内側に架設された中梁13と、前
記支柱11の下端に正方形状に組まれた下部枠14とか
らなる縦長の直方体状の枠体である。中梁13の中央部
には掛合部として例えばアイボルトからなる吊環15が
上方へ突設され、各支柱11の下端にはそれぞれ方向自
在キャスタ16が設けられている。なお、ボディ10の
実際の大きさは、例えば高さが1100mm、上部枠1
2及び下部枠14の一辺が400mmである。
【0010】ボディ10の側面部には、二個の分電盤2
0が互いに背反する方向に配置され、それぞれ支柱11
の上部間に嵌め込まれた状態に取り付けられている。こ
の分電盤20は、扉21aを有するケース21と、この
ケース21内に配置された遮断器等の主回路機器22か
らなり、主回路機器22の出力部からは、複数のコネク
タ31及び照明用配線32がケース21の外部へ導出さ
れている。
【0011】分電盤20における主回路機器22の入力
部には、外部からボディ10内を通って導入された単相
3線式、アース線付きの電源ケーブル(キャブタイヤー
ケーブル)30が接続されている。ボディ10の上部枠
12における中梁13には押さえ金具17が取り付けら
れており、電源ケーブル30はこの押さえ金具17によ
って、ボディ10に対して繰り込み・繰り出し自在に設
けられている。また、ボディ10内には、分電盤20の
下側に位置して、各支柱11間に金具42を介して張ら
れた金網41と、その下側に位置して各支柱11間に架
設された底板43とからなる電源ケーブル収容部40が
形成されており、ボディ10内を通る電源ケーブル30
は、押さえ金具17と分電盤20との間で適当に巻回さ
れた状態でこの電源ケーブル収容部40に収容されてい
る。
【0012】ボディ10における上部枠12には、それ
ぞれ台座50を介して四個の照明灯60が取り付けら
れ、この照明灯60は、先に述べた照明用配線32を介
して分電盤20の主回路機器22に接続されている。台
座50は垂直軸51を介して前記上部枠12の各辺中央
部に水平旋回可能に取り付けられており、照明灯60の
ソケット61は、それぞれこの台座50に、水平軸52
を介して俯仰回転可能に取り付けられているので、照明
方向を任意の方向に向けることができる。なお、参照符
号62は水銀灯からなる照明灯本体、63はこの照明灯
本体62を保護するカバーである。
【0013】上述の構成を備えるこの実施例の作業用配
電・照明装置1は、例えば図2に示す使用例のように用
いられる。すなわち図2において、参照符号2は建築過
程にある建物内に立設された棚杭である。棚杭2の最上
端近傍にはブラケット2aを介して電動ウインチ3が取
り付けられ、この電動ウインチ3によって巻き上げられ
るワイヤ4の先端のフック4aに、上記実施例の作業用
配電・照明装置1におけるボディ10の上端の吊環15
が掛合される。ボディ10の下端には方向自在キャスタ
16を有するので、作業用配電・照明装置1を電動ウイ
ンチ3による吊支箇所へ向けて容易に移動させることが
できる。電動ウインチ3の巻き上げ・巻き下げ動作を制
御するためのスイッチ3aは、例えば前記棚杭2等の適
切な位置に固定される。また、電源ケーブル30はボデ
ィ1から必要な長さだけ繰り出されて図示されていない
商用電源に接続される。
【0014】したがって、この作業用配電・照明装置1
は、電動ウインチ3の巻き上げ・巻き下げ動作によって
ボディ10を所望の高さに吊支され、このボディ10の
上端に設けられた四個の照明灯60は、旋回・俯仰回転
自在であってその照明方向を任意に調整可能であるた
め、適切な高さから、適切な方向・俯角で作業場を照明
することができる。作業場が建物内の他の階へ移動した
場合は、電動ウインチ3によって作業用配電・照明装置
1をその階へ向けて昇降移動させれば良い。分電盤20
からは動力用の複数のコネクタ31が導出されているの
で、各種電動工具や電気器具類をこのコネクタ31に接
続して使用することができ、配線が通路や階段上で乱雑
に引き回されるのを防止できる。特に、水気の多い地下
作業場では、配線やコネクタ部分が水に漬かることによ
る危険性が有効に防止される。
【0015】この作業用配電・照明装置1は、例えば天
井クレーンや走行式ウインチに吊支すれば、吊支した状
態のまま、所望の箇所へ移動することも可能である。ま
た、例えば工場内では、通常、各作業場の上方空間等に
電源や適当な吊支手段があるため、所望の箇所に吊支し
て使用することができる。
【0016】なお、電源ケーブル収容部40は、例えば
回転ドラムによって電源ケーブル30を巻き取るように
することも可能であり、分電盤20やそこから導出され
るコネクタ31、照明灯60の数等は任意である。ま
た、図3に他の実施例を示すように、ボディ10を上部
枠12とその下側に固定された板体18からなる簡素な
構造とする等、細部の形状等は適宜変更可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明の作業用配電・照明装置によれ
ば、次のような効果が実現される。 (1) 作業場の照明手段と電動工具等への電力供給手段と
しての機能を兼備しているので、配線を少なくすること
ができる。 (2) 本装置をウインチ等の吊支手段で吊支することによ
って、電動工具等への電力供給用の配線を所望の高さか
ら行うことができるので、作業場の足場に乱雑な配線敷
設を極力少なくして、作業員の通行や、通路等での各種
作業や、建築材料の運搬等に支障を来さないようにする
ことができ、また配線が床面の水に漬かることによる感
電や漏電を防止して安全性の向上が図られる。 (3) ウインチや天井クレーン等の吊支手段によって、設
置箇所や高さを容易に変更することができ、床面上の移
動も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業用配電・照明装置の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】上記実施例による作業用配電・照明装置の使用
状態を示す説明図である。
【図3】本発明に係る作業用配電・照明装置の他の実施
例を示す使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 作業用配電・照明装置 3 電動ウインチ(吊支手段) 10 ボディ 15 吊環(掛合部) 16 方向自在キャスタ 20 分電盤 30 電源ケーブル 31 コネクタ 40 電源ケーブル収容部 60 照明灯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に吊支手段との掛合部を備えたボデ
    ィと、 このボディの側面部に取り付けられた所要数の分電盤
    と、 この分電盤から導出された所要数のコネクタと、 前記ボディに対して繰り込み・繰り出し自在に設けられ
    前記分電盤に電力を供給する電源ケーブルと、 前記ボディに照明方向調整自在に取り付けられると共に
    前記分電盤に接続された複数の照明灯と、を備えたこと
    を特徴とする作業用配電・照明装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 ボディの下端部に所要の間隔で3個以上の方向自在キャ
    スタを備えたことを特徴とする作業用配電・照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、 ボディに電源ケーブル収容部が形成されたことを特徴と
    する作業用配電・照明装置。
JP11525895A 1995-04-18 1995-04-18 作業用配電・照明装置 Withdrawn JPH08287706A (ja)

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JPH08287706A true JPH08287706A (ja) 1996-11-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248902A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Sanyo Electric Co Ltd 工作機械のキャスタ装置

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