JPH08286648A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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Publication number
JPH08286648A
JPH08286648A JP7119450A JP11945095A JPH08286648A JP H08286648 A JPH08286648 A JP H08286648A JP 7119450 A JP7119450 A JP 7119450A JP 11945095 A JP11945095 A JP 11945095A JP H08286648 A JPH08286648 A JP H08286648A
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JP
Japan
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video
memory
image
field
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP7119450A
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English (en)
Inventor
Masahiko Hashimoto
昌彦 橋本
Toshiaki Okuma
利明 大熊
Hidefumi Matsuura
英文 松浦
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、リスタート・リセット機能によ
って表示用同期信号とは非同期に、ビデオカメラから映
像を取り出してフレームメモリに取り込んだ場合にも、
正常な表示映像が得られる映像表示装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 ビデオカメラの出力映像またはビデオメモリ
に格納された映像のうち、表示モードに応じた映像が表
示用同期信号に同期して書き込まれるフィールドメモ
リ、フィールドメモリに書き込まれた映像を表示するた
めの表示装置、ならびにリスタート・リセット機能によ
って表示用同期信号と非同期のタイミングでビデオカメ
ラからビデオメモリに映像が取り込まれる際には、フィ
ールドメモリへの映像の書き込みを第1の所定期間にわ
たって禁止するとともに、フィールドメモリへの映像の
書き込みが禁止された時点から第2の所定期間が経過す
るまでの間においては、フィールドメモリへの映像の書
き込みが禁止される直前にフィールドメモリに書き込ま
れた映像を表示装置に表示する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体チップ等の検査対象をビデオカメ
ラで撮像し、撮像された映像をDRAM等のフレームメモリ
( ビデオメモリ) に格納し、フレームメモリに格納され
た映像に対して様々な処理を行って検査対象の検査を行
う装置が知られている。このような装置においては、一
般的に、検査対象の映像がCRT等の表示装置に表示さ
れる。
【0003】映像表示モードには、ビデオカメラから出
力される映像データを表示装置に直接表示するモード
(カメラスルー表示モード)と、フレームメモリに一旦
書き込まれた映像データを、フレームメモリから読み出
して表示装置に表示するモード(フレームメモリ表示モ
ード)とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フレームメモリへの映
像の取り込みと、そのフレームメモリから映像の読み出
しとは、同時に行えない。したがって、フレームメモリ
表示モードで映像が表示されている場合において、フレ
ームメモリに映像が取り込まれている間は、ビデオカメ
ラから出力される映像データを表示することによって、
途切れのない画像を得ることができる。
【0005】ところで、ビデオカメラによっては、表示
用同期信号とは非同期に、任意の時刻に、ビデオカメラ
から映像を取り出すことができるリスタート・リセット
機能(R.R機能)を備えているものがある。このよう
なリスタート・リセット機能によって、表示用同期信号
とは非同期に、ビデオカメラから映像を取り出してフレ
ームメモリに取り込んだときには、次のような問題が生
じる。
【0006】つまり、映像取り込み時には、ビデオカメ
ラの制御信号の位相が表示用同期信号と一致しなくなる
ため、ビデオカメラに正常な映像が蓄積されなくなり、
ビデオカメラの出力映像が正常でなくなる。したがっ
て、映像取り込み時に、ビデオカメラから出力される映
像データを表示した場合、正常な表示映像が得られない
という問題がある。
【0007】この発明は、リスタート・リセット機能に
よって表示用同期信号とは非同期に、ビデオカメラから
映像を取り出してフレームメモリに取り込んだ場合に
も、正常な表示映像が得られる映像表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による映像表示
装置は、ビデオカメラの出力映像を格納するためのビデ
オメモリ、ビデオカメラの出力映像またはビデオメモリ
に格納された映像のうち、表示モードに応じた映像が表
示用同期信号に同期して書き込まれるフィールドメモ
リ、フィールドメモリに書き込まれた映像を表示するた
めの表示装置、ならびにリスタート・リセット機能によ
って表示用同期信号と非同期のタイミングでビデオカメ
ラからビデオメモリに映像が取り込まれる際には、フィ
ールドメモリへの映像の書き込みを第1の所定期間にわ
たって禁止するとともに、フィールドメモリへの映像の
書き込みが禁止された時点から第2の所定期間が経過す
るまでの間においては、フィールドメモリへの映像の書
き込みが禁止される直前にフィールドメモリに書き込ま
れた映像を表示装置に表示する手段を備えていることを
特徴とする。
【0009】リスタート・リセット機能によって表示用
同期信号と非同期のタイミングでビデオカメラからビデ
オメモリに映像が取り込まれる際には、たとえば、表示
用同期信号と位相が異なる3フィールド分の映像蓄積・
取出用信号が出力され、映像蓄積・取出用信号によって
規定される第1および第2フィールドにおいてビデオカ
メラに映像が1フィールド分ずつ蓄積され、映像蓄積・
取出用信号によって規定される第2および第3フィール
ドにおいて、その前のフィールドでビデオカメラに蓄積
された映像がそれぞれビデオメモリに取り込まれる。
【0010】リスタート・リセット機能によって表示用
同期信号と非同期のタイミングでビデオカメラからビデ
オメモリに映像が取り込まれる際には、たとえば、表示
用同期信号と位相が異なる4フィールド分の映像蓄積・
取出用信号が出力され、映像蓄積・取出用信号によって
規定される第1、第2および第3フィールドにおいてビ
デオカメラに映像が蓄積され、映像蓄積・取出用信号に
よって規定される第3フィールドにおいて上記第1およ
び第2フィールドでビデオカメラに蓄積された映像がビ
デオメモリに取り込まれ、映像蓄積・取出用信号によっ
て規定される第4フィールドにおいて上記第2および第
3フィールドでビデオカメラに蓄積された映像がビデオ
メモリに取り込まれる。
【0011】常時は、表示用同期信号によって規定され
る2フィールド期間において、その前の2フィールド期
間にフィールドメモリに書き込まれた1フレーム分の映
像が表示装置に表示される。
【0012】表示タイミングがずれている複数種類の映
像が表示装置に表示される場合において、これらの各種
映像をずれなく表示しうるように、フィールドメモリの
読み出しクロックに対する書き込みクロックを制御する
手段を設けることが好ましい。
【0013】
【作用】ビデオカメラの出力映像またはビデオメモリに
格納された映像のうち、表示モードに応じた映像が表示
用同期信号に同期してフィールドメモリに書き込まれ
る。リスタート・リセット機能によって表示用同期信号
と非同期のタイミングでビデオカメラからビデオメモリ
に映像が取り込まれる際には、フィールドメモリへの映
像の書き込みが第1の所定期間にわたって禁止される。
また、フィールドメモリへの映像の書き込みが禁止され
た時点から第2の所定期間が経過するまでの間において
は、フィールドメモリへの映像の書き込みが禁止される
直前にフィールドメモリに書き込まれた映像が表示装置
に表示される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0015】(1)映像表示装置の構成の説明
【0016】図1は、映像表示装置の構成を示してい
る。複数のビテオカメラ1〜4から出力される映像のう
ち、スイッチ5で選択された映像は、クランプ回路6、
ビデオアンプ7、A/D変換器8、ドライバ9aまたは
9bを介して、第1のフレームメモリ10aまたは第2
のフレームメモリ10bに送られ、第1のフレームメモ
リ10aまたは第2のフレームメモリ10bに書き込ま
れる。フレームメモリ(ビデオメモリ)10a、10b
としては、たとえば、DRAMが用いられている。ドライバ
9aおよび9bは、映像データを書き込むべきフレーム
メモリに応じて、選択的にイネーブル状態にされる。
【0017】第1のフレームメモリ10aまたは第2の
フレームメモリ10bに書き込まれた映像データに対し
て、画像処理部20によって画像処理が施される。2つ
のフレームメモリ10a、10bが設けられているの
で、一方のフレームメモリ内の映像データに対して画像
処理が行われているときに、他方のフレームメモリに新
しい映像データを書き込むことが可能である。通常は、
第1のフレームメモリ10aまたは第2のフレームメモ
リ10bには、対象が異なる映像が、交互に書き込まれ
る。
【0018】第1のフレームメモリ10aまたは第2の
フレームメモリ10bに書き込まれ映像データは、ドラ
イバ11aまたは11bを介してフィールドメモリ12
に書き込まれる。フィールドメモリ12に書き込まれた
映像データは、スイッチ13(スーパー・インポー
ザ)、D/A変換器14、ビデオアンプ15を介してC
RT等の表示装置16に送られ、表示される。ビデオア
ンプ15では、D/A変換器14から出力される映像信
号に表示用同期信号CSYNC(垂直同期信号VSYNC +水平同
期信号HSYNC)が重畳されるとともに信号増幅が行われ
る。
【0019】ドライバ11aおよび11bは、映像デー
タを読み出すべきフレームメモリに応じて、選択的にイ
ネーブル状態にされる。スイッチ13は、CRT16に
表示される映像を、フィールドメモリ12からの映像ま
たはオーバーレイメモリ42とからの映像に切り換える
ためのものである。
【0020】ラッチ回路17を制御することにより、A
/D変換器8の出力をラッチ回路17を介してフィール
ドメモリ12に書き込むことも可能である。以下、ラッ
チ回路17から出力される映像データを、カメラスルー
・データということにする。
【0021】各ビデオカメラ1〜4は、表示用同期信号
CSYNC とは非同期に、任意の時刻に、ビデオカメラから
映像を取り出すことができるリスタート・リセット機能
(R.R機能)を備えている。表示用同期信号CSYNC と
同期して、ビデオカメラから映像を取り出すモードをノ
ーマル・モードといい、リスタート・リセット機能によ
って、表示用同期信号とは非同期に、ビデオカメラから
映像を取り出すモードをリスタート・リセット・モード
ということにする。ノーマル・モードとリスタート・リ
セット・モードとの切り換えは、ビデオカメラ側で行わ
れる。
【0022】画像メモリコントローラ30は、フレーム
メモリ10a、10bと、画像処理部20との間の映像
データの転送を制御する。第1のフレームメモリ10a
と画像処理部20との間で映像データの転送が行われる
際には、ドライバ31aがイネーブル状態にされ、画像
メモリコントローラ30からドライバ31aを介して、
アドレス信号とメモリ制御信号とが第1のフレームメモ
リ10aに送られる。第2のフレームメモリ10bと画
像処理部20との間で映像データの転送が行われる際に
は、ドライバ31bがイネーブル状態にされる。
【0023】画像表示制御部(CRTコントローラ)4
0は、フレームメモリ10a、10bからフィールドメ
モリ12に映像を転送する際またはノーマル・モード時
においてビデオカメラ1〜4からの映像信号をフレーム
メモリ10a、10bに取り込む際に、フレームメモリ
10a、10bを制御する。
【0024】第1のフレームメモリ10aからフィール
ドメモリ12に映像を転送する際またはノーマル・モー
ド時においてビデオカメラ1〜4からの映像信号を第1
のフレームメモリ10aに取り込む際に、ドライバ41
aがイネーブル状態にされ、画像表示制御部40からド
ライバ41aを介して、アドレス信号とメモリ制御信号
とが第1のフレームメモリ10aに送られる。第2のフ
レームメモリ10bからフィールドメモリ12に映像を
転送する際またはノーマル・モード時においてビデオカ
メラ1〜4からの映像信号を第2のフレームメモリ10
bに取り込む際には、ドライバ41bがイネーブル状態
にされる。
【0025】さらに、画像表示制御部40は、オーバー
レイメモリ42をも制御する。オーバーレイメモリ42
としては、たとえば、DRAMが用いられている。オーバー
レイメモリ42内のオーバーレイ画像を表示させる場合
には、ドライバ41cがイネーブル状態にされ、画像表
示制御部40からドライバ41cを介して、アドレス信
号とメモリ制御信号とがオーバーレイメモリ42に送ら
れる。
【0026】画像取り込み部50は、リスタート・リセ
ット・モード時において、ビデオカメラ1〜4からの映
像信号を、フレームメモリ10a、10bに取り込む際
に、フレームメモリ10a、10bを制御するととも
に、R.Rパルス(後述する)を発生させる。第1のフ
レームメモリ10aにビデオカメラ1〜4からの映像信
号を取込む際には、ドライバ51aがイネーブル状態に
され、画像取り込み部50からドライバ51aを介し
て、アドレス信号とメモリ制御信号とが第1のフレーム
メモリ10aに送られる。第2のフレームメモリ10b
にビデオカメラ1〜4からの映像信号を取込む際には、
ドライバ51bがイネーブル状態にされる。
【0027】なお、ビデオカメラの電荷蓄積モードに
は、フレーム単位で電荷を蓄積するフレーム蓄積モード
と、フィールド単位で電荷を蓄積するフィールド蓄積モ
ードとがある。これらのモードの切替えは、ビデオカメ
ラ側で行なわれる。この実施例では、電荷蓄積モードと
して、フィールド蓄積モードが設定されているものとす
る。
【0028】(2)ノーマル・モード時の動作の説明。
【0029】図2は、ノーマル・モード時の各種信号を
示している。ノーマル・モード時には、表示用同期信号
CSYNC (= VSYNC+HSYNC )とビデオカメラ制御信号VD
とは、常に、同じ位相である。ビデオカメラの出力映像
をフレームメモリ10aまたは10bに取り込むタイミ
ングにおいては、映像取り込み要求信号(パルス)が出
力される(時点t1)。たとえば、部品装着装置におい
ては、部品が撮像位置に静止してから、同期信号VSYNC
(=信号VD) で規定される数フィールド( たとえば2フ
ィールド)が経過した後に、映像取り込み要求信号が出
力される。この数フィールドの期間にビデオカメラに静
止映像が蓄積される。
【0030】そして、映像取り込み要求パルスが出力さ
れた後(時点t1)の、2フィールド(期間T1:t2
〜t3)において、既にビデオカメラに蓄積されている
映像(1フレーム分の映像)が、フレームメモリ10a
または10bに書き込まれる。
【0031】フレームメモリへの映像の取り込みが開始
される時点t2までは、フレームメモリから映像データ
が読み出されて、フィールドメモリ12に書き込まれ
る。フレームメモリ内の映像をフレームメモリ・データ
ということにする。フレームメモリに映像が取り込まれ
ている映像取り込み期間T1においては、カメラスルー
・データがフィールドメモリ12に書き込まれる。フレ
ームメモリへの映像の取り込みが終了すると(時点t
3)、フレームメモリ・データが読み出されて、フィー
ルドメモリ12に書き込まれる。
【0032】CRT16には、常時はフレームメモリ・
データが表示される。ただし、フレームメモリへの映像
の取り込みが終了した時点t3の後の2フィールド(期
間T2:t3〜t4)においては、映像取り込み期間T
1にフィールドメモリ12に書き込まれたカメラスルー
・データがCRT16に表示される。なお、映像取り込
み期間T1においては、その直前にフィールドメモリ1
2に書き込まれたフレームメモリ・データがCRT16
に表示される。
【0033】(3)リスタート・リセット・モード時の
動作の説明。
【0034】(3−1)表示モードが、フレームメモリ
からのデータを常に表示するモード(フレームメモリ表
示モード)である場合。
【0035】図3は、リスタート・リセット・モード時
においてフレームメモリ表示モードが設定されている場
合の動作を示している。
【0036】表示用同期信号CSYNC (= VSYNC+HSYNC
)とビデオカメラ制御信号VDとは、通常は同じ位相で
ある。ビデオカメラの出力映像をフレームメモリに取り
込むタイミングにおいては、映像取り込み要求パルスが
出力される(時点t1)。たとえば、部品装着装置にお
いては、部品が撮像位置に静止した直後に、映像取り込
み要求パルスが出力される。
【0037】そして、映像取り込み要求パルスが出力さ
れると、画像取り込み制御部50によって、その時点t
1から開始される3フィールド分の同期信号からなる
R.Rパルス(映像蓄積・取出用信号)が出力される。
このR.Rパルスの出力期間(t1〜t3)において
は、ビデオカメラ制御信号VDはR.Rパルスと位相およ
び周期が同期した信号となる。
【0038】この実施例では、ビデオカメラの電荷蓄積
モードはフィールド蓄積モードとなっているため、映像
取り込み要求パルスが出力された後の、ビデオカメラ制
御信号VDで規定される最初の1フィールド(期間T1)
とその次の1フィールド(期間T2)において、ビデオ
カメラに映像が1フィールドずつ蓄積される。期間T1
で蓄積された映像は、期間T2でフレームメモリに書き
込まれる。また、期間T2で蓄積された映像は、ビデオ
カメラ制御信号VDで規定されるその次の1フィールド
(期間T3)でフレームメモリに書き込まれる。
【0039】映像取り込み要求パルスが出力された時点
t1の後に、同期信号VSYNC で規定される最初のフィー
ルドの開始時点をt2とすると、時点t2までは、フレ
ームメモリ・データがフィールドメモリ12に書き込ま
れる。フレームメモリへの映像の取り込みが終了した時
点t3の後に、同期信号VSYNC で規定される最初の正常
な1フィールドの終了時点をt4とすると、時点t2か
ら時点t4までの間は、フィールドメモリ12へのフレ
ームメモリ・データの書き込みが禁止される。そして、
時点t4の後は、フィールドメモリ12へのフレームメ
モリ・データの書き込みが再開される。
【0040】CRT16には、フィールドメモリ12内
に格納されたフレームメモリから映像データ(フレーム
・メモリデータ)が、表示される。時点t4の後のビデ
オカメラ制御信号VD(この場合はVD=VSYNC )で規定さ
れる2フィールド(この期間に、1フレーム分のフレー
ムメモリ・データがフィールドメモリ12に書き込まれ
る)が経過した時点をt5とすると、時点t2から時点
t5までは、映像取り込み期間の開始時点t2の直前に
フィールドメモリ12に書き込まれたフレームメモリ・
データがCRT16に繰り返し表示される。時点t5の
後には、時点t4からフィールドメモリ12に書き込ま
れたフレームメモリ・データがCRT16に表示され
る。
【0041】(3−2)表示モードが、ビデオカメラか
らのデータを常に表示するモード(カメラスルー表示モ
ード)である場合。
【0042】図4は、リスタート・リセット・モード時
においてカメラスルー表示モードが設定されている場合
の動作を示している。
【0043】表示用同期信号CSYNC (= VSYNC+HSYNC
)とビデオカメラ制御信号VDとは、通常は同じ位相で
ある。映像取り込み要求パルスが出力されると(時点t
1)、画像取り込み制御部50によって、その時点t1
から開始される3フィールド分の同期信号からなるR.
Rパルスが出力される。このR.Rパルスの出力期間
(t1〜t4)においては、ビデオカメラ制御信号VDは
R.Rパルスと位相および周期が同じ信号となる。
【0044】映像取り込み要求パルスが出力された後
の、ビデオカメラ制御信号VDで規定される最初の1フィ
ールド(期間T1)とその次の1フィールド(期間T
2)においては、ビデオカメラに映像が1フィールドず
つ蓄積される。期間T1で蓄積された映像は、期間T2
でフレームメモリに書き込まれる。また、期間T2で蓄
積された映像は、ビデオカメラ制御信号VDで規定される
その次の1フィールド(期間T3)でフレームメモリに
書き込まれる。
【0045】映像取り込み要求パルスが出力された時点
t1までは、カメラスルー・データがフィールドメモリ
12に書き込まれる。また、フレームメモリへの書き込
みが終了した時点t4の後に、ビデオカメラ制御信号VD
で規定される数フィールドが経過する時点をt5とする
と、時点t1から時点t5までは、フィールドメモリ1
2への映像の書き込みが禁止される。そして、時点t5
の後は、カメラスルー・データのフィールドメモリ12
への書き込みが再開される。
【0046】時点t1から時点t5までの間、フィール
ドメモリ12への映像の書き込みが禁止されているの
は、時点t1から時点t5までの間に、ビデオカメラの
出力が正常とならない2つの不定期間Tx1およびTx
2を含んでいるからである。
【0047】不定期間Tx1は、時点t1から期間T1
でビデオカメラに映像が蓄積されるまでの期間である。
この期間Tx1は、時点t1からビデオカメラ制御信号
VDが同期信号CSYNC と同期した状態から非同期の状態に
変化するため、ビデオカメラからは正常な出力が得られ
ない。
【0048】不定期間Tx2は、時点t4からビデオカ
メラ制御信号VD(この場合は、VD=VSYNC )で規定され
る数フィールドが経過する期間である。この期間Tx2
は、時点t4でビデオカメラ制御信号VDが同期信号CSYN
C と非同期な状態から同期した状態に変化するため、そ
の後にビデオカメラから正常な出力が得られるまでの期
間を考慮するとともに奇数フィールドから映像を出力で
きるようにするための期間である。
【0049】CRT16には、ビデオカメラから出力さ
れてフィールドメモリ12に格納されたカメラスルー・
データが表示される。時点t1から期間T2の終了時点
t3までは、時点t1の直前にフィードメモリに取り込
まれたカメラスルー・データ(映像A)がCRT16に
表示される。
【0050】時点t5の後のビデオカメラ制御信号VD
(この場合はVD=VSYNC )で規定される2フィールド
(この期間では、1フレーム分のカメラスルー・データ
がフィールドメモリ12に書き込まれる)が経過した時
点をt6とする。時点t3から時点t6までは、フィー
ルドメモリ12への書き込みが禁止された時点t1の直
前にフィードメモリに取り込まれたカメラスルー・デー
タ(映像A)がCRT16に繰り返し表示される。時点
t6の後には、時点t5から時点t6でフィールドメモ
リ12に取り込まれた新たなカメラスルー・データがC
RT16に表示される。
【0051】(4)表示調整についての説明。
【0052】ところで、CRT16上に表示された映像
にオーバーレイ画像を重ね合わせて表示させる場合があ
る。オーバーレイ画像を表示させる場合には、スイッチ
13がオーバーレイメモリ42の出力を選択するように
切り換えられる。そして、画像表示制御部40によりオ
ーバーレイメモリ42が制御されることにより、オーバ
ーレイメモリ42からオーバーレイ画像が読み出され、
CRT16に表示される。
【0053】フィールドメモリ12に送られるカメラス
ルー・データは、ラッチ回路9を介してフィールドメモ
リ12に入力されているため、オーバーレイメモリ42
からフィールドメモリ12に書き込まれるオーバーレイ
画像データに対して、数クロック遅れたデータとなる。
また、フィールドメモリ12に送られるフレームメモリ
・データは、オーバーレイ画像データ映像データに対し
て、1水平期間遅れたデータとなる。なお、フィールド
メモリ12に送られるフレームメモリ・データは、フィ
ールドメモリ12に送られるカメラスルー・データに対
して、1水平期間より数クロック短い時間だけ、遅れた
信号となる。
【0054】この実施例では、上記3種類の映像をずれ
なく表示させるために、表示調整が行われる。つまり、
カメラスルー・データを表示する場合には、オーバーレ
イ画像データが表示されると仮定した場合に、表示調整
によってオーバーレイ画像に対して遅れのない映像がC
RT16に表示される。また、フレームメモリ・データ
を表示する場合にも、オーバーレイ画像データが表示さ
れると仮定した場合に、表示調整によってオーバーレイ
画像に対して遅れのない映像がCRT16に表示され
る。
【0055】なお、オーバーレイ画像データが表示され
ない場合であって、カメラスルー・データとフレームメ
モリ・データとが切り換えられたCRT16に表示され
る場合(たとえば、ノーマル・モード時)には、表示調
整によって、カメラスルー・データに対して遅れのない
フレームメモリ・データがCRT16に表示される。
【0056】このような表示調整は、次のように行われ
る。図2、図3、図4に示したように、1フレーム分の
カメラスルー・データまたは1フレーム分のフレームメ
モリ・データを、2フィールド期間にわたってフィール
ドメモリ12に格納した後、フィールド内のデータを次
の2フィールド期間で読み出す。カメラスルー・データ
をフィールドメモリ12に書き込む際およびフレームメ
モリ・データをフィールドメモリ12に書き込む際に
は、フィールドメモリの読み出しクロックに対する書き
込みクロックを制御する。つまり、フィールドメモリ1
2の書き込みクロックを、それぞれ書き込む映像に応じ
て定められたクロック数分だけ、読み出しクロックより
速くする。
【0057】なお、ビデオカメラの電荷蓄積モードがフ
レーム蓄積モードに設定されている場合において、リス
タート・リセット機能によって表示用同期信号と非同期
のタイミングでビデオカメラからビデオメモリに映像を
取り込む際には、次のようにして、映像の蓄積および映
像の取り出しが行われる。
【0058】つまり、リスタート・リセット機能によっ
てビデオカメラからビデオメモリに映像を取り込む際
に、映像表示用同期信号と位相が異なる4フィールド分
のR.Rパルスを出力する。R.Rパルスによって規定
される第1、第2および第3フィールドにおいてビデオ
カメラに映像を蓄積する。R.Rパルスによって規定さ
れる第3フィールドにおいて上記第1および第2フィー
ルドでビデオカメラに蓄積された映像をビデオメモリに
取り込む。R.Rパルスによって規定される第4フィー
ルドにおいて上記第2および第3フィールドでビデオカ
メラに蓄積された映像をビデオメモリに取り込む。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、リスタート・リセッ
ト機能によって表示用同期信号とは非同期に、ビデオカ
メラから映像を取り出してフレームメモリに取り込んだ
場合にも、正常な表示映像が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ノーマル・モード時の各信号を示すタイムチャ
ートである。
【図3】リスタート・リセット・モード時においてフレ
ームメモリ表示モードが設定されている場合の各信号を
示すタイムチャートである。
【図4】リスタート・リセット・モード時においてカメ
ラスルー表示モードが設定されている場合のの各信号を
示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1〜4 ビデオカメラ 10a、10b フレームメモリ 12 フィールドメモリ 16 CRT 20 画像処理装置 30 画像メモリコントローラ 40 画像表示制御部 50 画像取り込み制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオカメラの出力映像を格納するための
    ビデオメモリ、 ビデオカメラの出力映像またはビデオメモリに格納され
    た映像のうち、表示モードに応じた映像が表示用同期信
    号に同期して書き込まれるフィールドメモリ、 フィールドメモリに書き込まれた映像を表示するための
    表示装置、ならびにリスタート・リセット機能によって
    表示用同期信号と非同期のタイミングでビデオカメラか
    らビデオメモリに映像が取り込まれる際には、フィール
    ドメモリへの映像の書き込みを第1の所定期間にわたっ
    て禁止するとともに、フィールドメモリへの映像の書き
    込みが禁止された時点から第2の所定期間が経過するま
    での間においては、フィールドメモリへの映像の書き込
    みが禁止される直前にフィールドメモリに書き込まれた
    映像を表示装置に表示する手段、 を備えている映像表示装置。
  2. 【請求項2】リスタート・リセット機能によって表示用
    同期信号と非同期のタイミングでビデオカメラからビデ
    オメモリに映像が取り込まれる際には、表示用同期信号
    と位相が異なる3フィールド分の映像蓄積・取出用信号
    が出力され、映像蓄積・取出用信号によって規定される
    第1および第2フィールドにおいてビデオカメラに映像
    が1フィールド分ずつ蓄積され、映像蓄積・取出用信号
    によって規定される第2および第3フィールドにおい
    て、その前のフィールドでビデオカメラに蓄積された映
    像がそれぞれビデオメモリに取り込まれる請求項1に記
    載の映像表示装置。
  3. 【請求項3】リスタート・リセット機能によって表示用
    同期信号と非同期のタイミングでビデオカメラからビデ
    オメモリに映像が取り込まれる際には、表示用同期信号
    と位相が異なる4フィールド分の映像蓄積・取出用信号
    が出力され、映像蓄積・取出用信号によって規定される
    第1、第2および第3フィールドにおいてビデオカメラ
    に映像が蓄積され、映像蓄積・取出用信号によって規定
    される第3フィールドにおいて上記第1および第2フィ
    ールドでビデオカメラに蓄積された映像がビデオメモリ
    に取り込まれ、映像蓄積・取出用信号によって規定され
    る第4フィールドにおいて上記第2および第3フィール
    ドでビデオカメラに蓄積された映像がビデオメモリに取
    り込まれる請求項1に記載の映像表示装置。
  4. 【請求項4】常時は、表示用同期信号によって規定され
    る2フィールド期間において、その前の2フィールド期
    間にフィールドメモリに書き込まれた1フレーム分の映
    像が表示装置に表示される請求項1、2および3のいず
    れかに記載の映像表示装置。
  5. 【請求項5】表示タイミングがずれている複数種類の映
    像が表示装置に表示される場合において、これらの各種
    映像をずれなく表示しうるように、フィールドメモリの
    読み出しクロックに対する書き込みクロックを制御する
    手段が設けられている請求項4に記載の映像表示装置。
JP7119450A 1995-02-17 1995-05-18 映像表示装置 Pending JPH08286648A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1136814A3 (en) * 2000-03-17 2004-01-02 Omron Corporation Image recording apparatus
CN100382140C (zh) * 2003-12-26 2008-04-16 株式会社日立制作所 显示器装置

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