JPH08285911A - 液晶表示体用基板の検査装置 - Google Patents

液晶表示体用基板の検査装置

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JPH08285911A
JPH08285911A JP7109043A JP10904395A JPH08285911A JP H08285911 A JPH08285911 A JP H08285911A JP 7109043 A JP7109043 A JP 7109043A JP 10904395 A JP10904395 A JP 10904395A JP H08285911 A JPH08285911 A JP H08285911A
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cassette
substrate
loader
liquid crystal
inspection
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JP7109043A
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English (en)
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Kazuo Motoda
和郎 元田
Tamio Kubota
民雄 窪田
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TERU ENG KK
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
TERU ENG KK
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に正確且つ確実に液晶表示体用基板の電気
的検査を行なうことができるLCD用基板Sの検査装置
を提供する。 【構成】 本LCD用基板Sの検査装置10は、複数の
LCD用基板Sが収納されたカセット内のLCD用基板
Sを1枚ずつロード、アンロードする搬送装置14を有
するローダ部11と、このローダ部11からのLCD用
基板Sの電気的検査を行なうプローバ部12とを備え、
上記カセットCに検査情報を表わすバーコード24を設
けると共にローダ部11にバーコード24を読取る第1
バーコードリーダ25を設け、且つLCD用基板Sにバ
ーコード30を設けると共にカセットCからプローバ部
12に至る搬送経路にバーコード30を読取る第2バー
コードリーダ31を設け、第1、第2バーコードリーダ
25、31の読取り内容に基づいて電気的検査を行なう
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示体(LCD)
用基板の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばTFT型LCDには、その部品と
してLCDの画素をON、OFF駆動する電気回路が形
成されたガラス基板がLCD用基板として用いられてい
る。そして、このLCD用基板には複数の電気回路が成
膜装置等の処理装置を用いてマトリックス状に形成され
ている。マトリックス状に配列された個々の電気回路に
は、その周辺に電気的接点となる電極パッドが多数形成
されている。そして、個々の電気回路の良否を判定する
ための電気的検査はLCD用基板の状態のまま検査装置
によって行なわれている。尚、電気的検査を行なう場合
には、LCD用基板を正確に位置決めした後行なう必要
があるため、LCD用基板上のコーナー部には例えばク
ロスマークなどからなるアライメントマークが形成され
ている。
【0003】上記検査装置は、一般に、LCD用基板を
ロード、アンロードするローダ部と、このローダ部から
受け取ったLCD用基板の電気的検査を行なうプローバ
部とを備えている。ローダ部へのカセットの供給はオペ
レータが行なうようにしている。ローダ部はカセット内
に例えば25枚収納されたLCD用基板を1枚ずつロー
ド、アンロードするように構成されている。このローダ
部は、例えばカセットを載置するカセット載置部と、こ
のカセット載置部に載置されたカセット内のLCD用基
板を1枚ずつ取り出してプローバ部へ搬送する搬送装置
とを備えている。この搬送装置は、LCD用基板を1枚
ずつ吸着保持するアームを有している。このアームはX
方向、Y方向、Z方向及びθ方向で移動できるように構
成されている。また、プローバ部は、ローダ部の搬送装
置から受け取ったLCD用基板を保持する基板載置台
と、この基板載置台上に載置されたLCD用基板の各電
極パッドと電気的に接触するプローブ針を有するプロー
ブボードとを備えている。基板載置台は、X方向、Y方
向、Z方向及びθ方向で移動可能で、ローダ部から受け
取ったLCD用基板をアライメントした後プローブボー
ドの下方へ移動させ、LCD用基板の各電気回路の電極
をそれぞれに対応したプローブボードの各プローブ針に
電気的に接触させて電気的検査を行なうように構成され
ている。そして、プローバ部におけるアライメント状況
やプローブ針の接触などの検査状況はプローバ部の正面
に設けられた表示装置により監視するようにしている。
【0004】ところで、従来はLCD自体の技術がCR
Tの技術のように必ずしも成熟しておらず、その普及数
量もCRTと比較すれば必ずしも多くはなかった。とこ
ろが、最近では、LCDの生産技術の進歩が著しく、普
及数量が格段に多くなると共にその種類も多様化し、し
かも、表示画面が急激に大型化して来ている。これに伴
って、LCD用基板の種類、検査数量共に急激に多くな
り、LCD用基板の取り扱い業務が増大し、しかもオペ
レータがカセットを供給するマニュアル作業ではオペレ
ータへの作業負担が過大になって来ている。そのため、
LCD用基板の生産を全自動化し、LCD用基板をホス
トコンピュータにより統合管理するようになって来てい
る。これに伴って、検査装置におけるカセットの搬入、
搬出作業の全自動化が促進されつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検査装置の場合には、LCD用基板の生産をホストコン
ピュータにより統合管理しているため、LCD用基板を
検査装置に供給すれば、検査装置ではホストコンピュー
タに登録されているLCD用基板の生産順序、種類、検
査内容に従って検査するが、万一登録内容と違った種類
のLCD用基板が検査装置へ供給されると、本来の検査
とは違った検査をしてしまうなどという課題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、常に正確且つ確実に液晶表示体用基板の電
気的検査を行なうことができる液晶表示体用基板の検査
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の液晶表示体用基板の検査装置は、複数の液晶表示体用
基板が収納されたカセット内の液晶表示体用基板を1枚
ずつロード、アンロードする搬送装置を有するローダ部
と、このローダ部からの液晶表示体用基板の電気的検査
を行なうプローバ部とを備えた検査装置において、上記
カセットに検査情報を表わす第1識別符号を設けると共
に上記ローダ部に第1識別符号を読取る第1読取手段を
設け、且つ上記液晶表示体用基板に第2識別符号を設け
ると共に上記カセットからプローバ部に至る搬送経路に
第2識別符号を読取る第2読取手段を設け、第1、第2
読取手段の読取り内容に基づいて電気的検査を行なうこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の液晶表示
体用基板の検査装置は、請求項1に記載の発明におい
て、検査済みの液晶表示体用基板に第2読取手段により
読取り可能な符号を付ける符号付加手段を設けたもので
ある。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、ロー
ダ部へカセットを搬入すると、そのカセットの第1識別
符号を第1読取手段装置によりその検査情報としてカセ
ット単位で読取る。そして、搬送装置によりカセット内
の液晶表示体用基板を1枚ずつ取り出してプローバ部へ
液晶表示体用基板を搬送する。この時、搬送経路におい
て液晶表示体用基板の第2識別符号を第2読取手段によ
りその検査情報として枚葉単位で読取る。その後、プロ
ーバ部において液晶表示体用基板の検査を行なう時に
は、第1、第2読取手段の読取り内容に基づいて液晶表
示体用基板の電気的検査を正確且つ確実に行なう。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、検査済みの液晶
表示体用基板に上記第2読取手段により読取り可能な符
号を付ける符号付加手段を設けたため、符号付加手段に
より検査済みの液晶表示体用基板に符号を付し、万一、
検査済みの液晶表示体用基板を再検査しようとしても第
2読取手段が検査済みの符号を検出し、液晶表示体用基
板の重複検査を防止する。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図4に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。本実施例の検査装置10は、例えば図
1に示すように、LCD用基板Sをロード、アンロード
するローダ部11と、このローダ部11から受け取った
LCD用基板Sの電気的検査を行なうプローバ部12と
を備えて構成されている。そして、これらのローダ部1
1とプローバ部12は互いに隣合って並設されている。
更に、ローダ部11は、LCD用基板Sを例えば25枚
単位で収納するカセットCを載置する、カセット載置部
13(図2参照)と、このカセット載置部13上に載置
されたカセットC内のLCD用基板Sを1枚ずつ取り出
してプローバ部12へ搬送する搬送装置14とを備えて
いる。上記カセットCの正面にはLCD用基板Sを出し
入れする開口部が全面に形成されている。また、カセッ
トCの内側面には上下方向で所定間隔(例えば、10mm
の間隔)をあけた支持溝が形成され、各支持溝によりL
CD用基板Sを水平に支持するようにしてある。
【0012】また、本実施例の検査装置10は、図1、
図2に示すように、自動搬送車15との間でカセットC
を自動的に授受するように構成されている。即ち、ロー
ダ部11の正面(図2では下側)を基準にした右側には
カセットCを載置する上述のカセット載置部13が2箇
所に設けられており、これらのカセット載置部13は正
面側から奥行方向(図1の右側)に向けて所定間隔をあ
けて縦列に2箇所配置されている。このカセット載置部
13は必要に応じて更に増設することができる。そし
て、各カセット載置部13には自動搬送車15のアーム
(図示せず)が侵入する溝空間16が装置正面に対して
平行に形成され、この溝空間16内でカセットCを保持
したアームが昇降し、カセットCが溝空間16を跨いだ
状態でカセット載置部13上へカセットCを載置するよ
うにしてある。尚、上記自動搬送車15は図示しないホ
ストコンピュータとの交信に基づいて前工程のLCD用
基板Sをカセット単位で検査装置10まで搬送し、検査
後には後工程へ搬送するようにしてある。また、図示し
てないが、カセット載置部13にはカセットCのコーナ
ー部に係合する位置決め部材、及びカセットCの向きを
検出する向き検出装置がそれぞれ設けられている。
【0013】また、ローダ部11の側面にはカセットC
を検出するカセット検出装置17が配設されている。こ
のカセット検出装置17は、発光ダイオードなどからな
る発光素子を有する発光部17Aと、この発光部17A
からの光線を受光する受光素子を有する受光部17Bと
を備えたラインセンサとして構成されている。これら発
光部17A及び受光部17Bは溝空間16の両側にカセ
ットCを挟むように配設され、これら両者17A、17
B間での光線の遮断によりカセットCを検出し、それを
認識するようにしてある。また、ローダ部11の側面に
は自動搬送車15との間で例えば光通信を行なう通信手
段18Aが各溝空間16の下方に位置させて配設され、
この通信手段18Aが自動搬送車15に設けられた通信
手段18Bとの間で光通信を行なうことによりカセット
Cの搬入、搬出動作を行なうようにしてある。
【0014】また、カセット載置部13の載置面には物
体検出装置19が外側に偏倚させて配設されている。こ
の物体検出装置19は、例えば正面側に配設された発光
部19Aと、最奥側に配設された受光部19Bとを備
え、両者19A、19B間の光線によりカセットC及び
それ以外の物体を検出するラインセンサとして構成され
ている。即ち、自動搬送車15との間でカセットCの授
受を行なうと、発光部19Aからの光線が遮断され、カ
セットCを授受した旨の信号を図示しないローダコント
ローラ20へ送信し、後述する搬送装置14のローダ駆
動部21を作動させるようにしてある。更に、カセット
Cの通過範囲から外れた位置で光線が遮断されれば、カ
セット検出装置17によりカセットCを検出してもカセ
ットC以外の物体が障害物としてローダ部11内に侵入
した旨の信号をローダコントローラ20へ送信し、ロー
ダ駆動部21の作動を阻止すると共にパイロットライト
等の警告灯(図示せず)を点燈したり、警告ブザーを鳴
らして異常を知らせるようにしてある。また、ローダコ
ントローラ20はインターフェース20Aを介してホス
トコンピュータ(図示せず)に接続され、ホストコンピ
ュータの制御下で作動するようにしてある。
【0015】上記カセット載置部13にはカセットC内
に収納されたLCD用基板Sの収納枚数を計数する計数
装置22が配設されている。この計数装置22は発光部
22A及び受光部22Bからなり、これら両者22A、
22Bは溝空間16の両側に形成された開口部23に配
設されている。そして、発光部22Aと受光部22Bは
溝空間16の下方で連結され、図示しないボールネジな
どの駆動機構(図示せず)により開口部23において昇
降するように構成されている。従って、計数装置22が
開口部23において昇降する間に光線が遮断された回数
などを計数することによりLCD用基板Sの収納枚数を
計数するようにしてある。
【0016】また、図2に示すように上記カセットCの
上面のコーナー部には第1識別符号として例えばバーコ
ード24が設けられていると共に上記ローダ部11の上
方には第1読取手段例えば第1バーコードリーダ25が
配設され、第1バーコードリーダ25によりバーコード
24を読取るようにしてある。このバーコード24には
LCD用基板Sをロット単位で管理する情報、例えば、
ユーザー名、LCD用基板Sの枚数、種類、検査の種類
(断線検査、機能検査等の種類)などを表わす検査情報
が書き込まれている。また、第1バーコードリーダ25
は図1に示すようにローダコントローラ20が接続さ
れ、更にインターフェース20Aを介してホストコンピ
ュータに接続されている。従って、ローダコントローラ
20はホストコンピュータの制御下で作動するようにし
てある。また、ローダコントローラ20はプローバコン
トローラ26にも接続され、相互に交信して検査時に連
繋作動するようにしてある。このプローバコントローラ
26はプローバ駆動部27及びテストシステム28に接
続されている。
【0017】従って、第1バーコードリーダ25がバー
コード24の読取り信号をローダコントローラ20へ送
信すると、ローダコントローラ20はローダ駆動部21
を介して搬送装置14を駆動させ、カセットC内のLC
D用基板Sをプローバ部12へ搬送すると共に、検査済
みのLCD用基板Sをプローバ部12からカセットC内
へ収納するようにしてある。そして、この動作は第1バ
ーコードリーダ25の読取り内容に従ってロット単位で
行なうようにしてある。従って、例えばカセットC内の
収納枚数が25枚以下であれば、その25枚以下につい
てそれぞれの収納位置からLCD用基板Sを取り出し、
空き部分からの取り出しを行なわないようにしてある。
カセット内の全LCD用基板Sの検査が終了すると、ロ
ーダコントローラ20はインターフェース20Aを介し
てホストコンピュータへその旨の信号を送信すると、ホ
ストコンピュータは自動搬送車15と交信し、検査済み
のカセットCの搬入指令を出すようにしてある。
【0018】更に、上記ローダ部11には、主として上
記搬送装置14による搬送状況を監視すると共に上記搬
送装置14を操作する第1制御手段29が設けられてい
る。この第1制御手段29は、図1に示すように、自動
搬送車15による作業状況を撮像するCCDカメラ29
A(図2参照)と、このCCDカメラ29Aからの信号
を画像処理するOCRなどからなる画像処理装置29B
と、この画像処理装置29Bの処理信号に基づく画像を
表示する表示装置29Cとを備えている。図2に示すよ
うにCCDカメラ29Aはローダ部11の上方に配設さ
れ、表示装置29Cはローダ部11の正面に配設されて
おり、これら両者によりローダ部11の近隣位置におい
てカセットCの搬入、搬出状況を監視できると共に搬送
装置14を操作するようにしてある。しかも、その表示
画面が同図に示すように左右に回転すると共に、上下に
昇降できるようにしてある。また、上記画像処理装置2
9Bと表示装置29Cの間にはローダコントローラ20
が介在し、このローダコントローラ20を介して赤、
緑、青のカラー信号を表示装置29Cへ送信し、表示装
置29Cにカラー画像を表示するようにしてある。ま
た、CCDカメラ29Aは、図2に示すように全方位に
正逆回転可能になっており、搬入、搬出作業の他、ロー
ダ部11内全体を監視できるようにしてある。また、こ
の表示装置29Cは操作パネルとしても用いられる。そ
のため、ローダ部11において何等かのトラブルが発生
した場合には、マニュアルスイッチに切り換えることに
より自動運転を手動運転に切り換え、表示装置29Cに
おいて搬送状況を見ながら操作パネルの表示に従ってロ
ーダ駆動部21を手動操作して搬送作業を行なうことが
でき、大型化した検査装置10であってもマニュアル作
業の作業性が向上する。また、表示装置29Cを見なが
らローダ部11内を手動操作することによりローダ部1
1内の搬送装置14等の構成機器を所望の位置に移動さ
せることができ、ローダ部11内の構成機器のメンテナ
ンスを容易に行なうことができる。
【0019】上記搬送装置14は、図2に示すように、
カセット載置部13上のカセットCとプローバ部13と
の間でLCD用基板Sを搬送するもので、同図に示すよ
うに、上下に2枚の搬送アーム14A、14Bを備えて
いる。これらの搬送アーム14A、14Bは、上述のよ
うにローダ駆動部21を介してカセットCの配列方向
(X方向)、これに直交するY方向、上下方向及びθ方
向へ移動できるようにしてある。このローダ駆動部21
はボールネジ機構あるいはベルト機構などによって構成
されている。また、2枚の搬送アーム14A、14B
は、いずれも同一形状に形成され、互いに独立して駆動
するようにしてある。そして、例えば上方の搬送アーム
14AはカセットC内からLCD用基板Sを取り出し、
プローバ部12の基板載置台上へLCD用基板Sをロー
ドするアームとして用いられ、また、下方の搬送アーム
14Bは基板載置台から検査済みのLCD用基板Sをア
ンロードするアームとして用いられる。従って、以下の
説明では上方の搬送アーム14Aをロードアーム14A
と称し、下方の搬送アーム14Bをアンロードアーム1
4Bと称する。また、各アーム14A、14Bの上面に
は孔が形成され、それぞれの裏面側に取り付けられた図
示しない吸引配管及び真空排気装置を介してアーム上の
LCD用基板Sを真空吸着するようにしてある。
【0020】また、搬送装置14の下方にはプリアライ
メント機構(図示せず)が配設され、このプリアライメ
ント機構によりカセットCから受け取ったLCD用基板
Sをプローバ部12の基板載置台に引き渡す前にプリア
ライメントするようにしてある。このプリアライメント
機構の載置面には真空吸着用の孔が形成され、この孔に
よりLCD用基板Sを真空吸着するようにしてある。
【0021】また、図3に示すようにLCD用基板Sの
コーナー部には第2識別符号として例えばバーコード3
0が設けられていると共にカセット載置部13からプロ
ーバ部12に至るLCD用基板Sの搬送経路には第2読
取手段例えば第2バーコードリーダ31が配設され、第
2バーコードリーダ31によりバーコード30を読取る
ようにしてある。このバーコード30にはLCD用基板
Sを枚葉単位で管理する情報、例えば、LCD用基板S
の種類、検査の種類(断線検査、機能検査等の種類)な
どを表わす検査情報が書き込まれている。また、第2バ
ーコードリーダ31には図1に示すようにプローバコン
トローラ26が接続され、更に、このプローバコントロ
ーラ26には上述のようにプローバ駆動部27、テスト
システム28などが接続されている。このテストシステ
ム28はホストコンピュータに接続され、ホストコンピ
ュータの制御下で作動するようにしてある。また、プロ
ーバコントローラ26はテストシステム28の制御下で
プローバ駆動部27を駆動させるようにしてある。
【0022】上記プローバ部12には基板載置台32が
プローバ部12に形成された空間内に配設されている。
この基板載置台32は、プローバ部12内において、プ
ローバ駆動部27を介してX方向、Y方向、Z方向及び
θ方向で移動可能にしてある。また、プローバ部12に
はアライメント機構(図示せず)及びプローブボード3
3(図1参照)が配設され、基板載置台32がアライメ
ント機構及びプローブボード33の下方において移動し
てLCD用基板Sのアライメントや電気的検査を行なう
ようにしてある。
【0023】従って、第2バーコードリーダ31がバー
コード30の読取り信号をプローバコントローラ26へ
送信すると、プローバコントローラ26はプローバ駆動
部27を介して基板載置台32のインデックス送りなど
の移動を制御するようにしてある。一方、テストシステ
ム28はプローバコントローラ26から受信信号に基づ
いてプローブボード33へ電圧を印加してバーコード2
4、30に書き込まれた電気的検査を行なうようにして
ある。これらの動作は第2バーコードリーダ31の読取
り内容に従って枚葉単位で行なうようにしてある。ロッ
ト単位の検査が終了すると、その旨の信号をホストコン
ピュータへ送信するようにしてある。
【0024】また、上記プローバ部12には検査状況を
監視すると共に上記プローバ部12を操作する第2制御
手段34が設けられている。この第2制御手段34は、
CCDカメラ34A、画像処理装置34B、表示装置3
4Cとを備え、第1制御手段29と同様に構成されてい
る。但し、CCDカメラ34Aはプローバ部12内での
アライメント時のLCD用基板S、図1に示すプローブ
針33Aなどを撮像するように基板載置台32に取り付
けられ(図4参照)、表示装置34Cはプローバ部12
の正面に配設されている。
【0025】更に、例えば図4に示すようにプローバ部
12には符号付加手段としてマーキング手段35が配設
され、そのペン35Aによって検査済みのLCD用基板
Sのコーナー部に符号として適宜のインクマーク36を
付けるようにしてある。このマーキング手段は25はプ
ローバコントローラ26の制御下で駆動部(図示せず)
を介してペン25AをLCD用基板Sのコーナー部へ打
ち付けてインクマーク36を付けるようにしてある。こ
のインクマーク36は検査の重複を防止するために付け
るものである。即ち、検査済みのLCD用基板Sが搬送
装置14のアンロードアーム14BによりカセットC内
に戻され、再度、ロードアーム14BがこのカセットC
から検査済みのLCD用基板Sを搬送して来た場合に
は、基板載置台32へそのLCD用基板Sを引き渡す前
に第2バーコードリーダ31によりそのインクマーク3
6を検出し、その検出結果に基づいてローダ駆動部21
を逆駆動させて元のカセットCへそのLCD用基板Sを
戻すようにしてある。
【0026】次に動作について説明する。LCD用基板
を検査する場合には、まず、ホストコンピュータから自
動搬送車15に対してLCD用基板の供給指令が送信さ
れる。自動搬送車15は、この指令により前工程からカ
セット単位でLCD用基板Sを受け取って検査装置10
まで走行し、その通信手段18Bが図1で示す検査装置
10の通信手段18Aと対峙した位置で停止する。然る
後、自動搬送車15が通信手段18A、18Bを介して
検査装置10との間で通信すると、検査装置10ではカ
セットCの受け入れ態勢ができる。これによりカセット
Cを保持した自動搬送車15のアームが駆動し、アーム
を介してカセットCの搬入を開始すると、まずカセット
検出装置17がそのカセットCを検出し、カセットCの
搬入を検出し、ローダコントローラ20を介してローダ
駆動部21が始動する。この時、第1制御手段29のC
CDカメラ29AがカセットCの搬入動作を撮像し、そ
の撮像信号を画像処理装置29B及びローダコントロー
ラ21介して表示装置29Cへ送信し、表示画面に搬入
動作をカラー表示する。
【0027】搬入時に、カセット載置部13において物
体検出装置19がそのカセットCを検出するとローダ駆
動部21はそのまま駆動すると共にカセットCをカセッ
ト載置部13上へ載置する。ところがこの時、物体検出
装置19がカセットCと共に、カセットCの通過範囲外
でカセットC以外の物体を検出すると、この物体が検査
に不要な障害物の侵入と判断し、ローダ駆動部21を緊
急停止させる。
【0028】障害物を検出することなくカセットCを載
置すると、第1バーコードリーダ25がカセットCのバ
ーコード24を読取り、LCD用基板Sをロット単位で
識別する。すると、第1バーコードリーダ25は読取り
信号をローダコントローラ20へ送信し、ローダコント
ローラ20によりローダ駆動部21を介して搬送装置1
4を駆動制御する。また、ローダコントローラ20はカ
セットCの搬入終了信号をホストコンピュータへ送信す
る。
【0029】ロード駆動部21の駆動により搬送装置1
4が移動してカセットCと対峙し、ロードアーム14A
によりカセットC内のLCD用基板Sを1枚取り出した
後、搬送装置14はLCD用基板Sをプローバ部12へ
の引渡位置へ移動する。ここでは、第2バーコードリー
ダ31がロードアーム14Aに保持されたLCD用基板
Sのバーコード30を読取り、その信号をプローバコン
トローラ26へ送信する。プローバコントローラ26は
上記読取り信号に即した信号をテストシステム28へ送
信することによりLCD用基板Sの検査内容を連絡す
る。また、この信号を受けてテストシステム28は検査
を開始する旨の信号をホストコンピュータへ送信する。
従って、第1バーコードリーダ25によりLCD用基板
Sをロット単位で管理し、第2バーコードリーダ31に
よりLCD用基板Sを枚葉単位で管理する。
【0030】第2バーコードリーダ31による読取りが
終了すると、ロードアーム14Aが基板載置台32に向
けて進出し、LCD用基板Sを基板載置台32上へ引き
渡す。するとプローバコントローラ26の制御下で基板
載置台32はプローバ駆動部27を介してアライメント
位置へ移動し、アライメント機構を介してLCD用基板
Sのアライメントを行ない、更に、プローブボード33
の下方へ移動し、ここで各バーコード24、30から読
取った検査内容に従ってLCD用基板Sの電気的検査を
行なう。この時のプローバ部12内の状況は第2制御手
段34により監視する。この電気的検査の間に、ロード
アーム14Aは次のLCD用基板Sを取り出し、アライ
メント位置で待機している。
【0031】そして、検査が終わると、基板載置台32
がアライメント位置へ戻る。ここで、マーキング手段3
5のペン35Aが駆動し、検査済みのインクマーク36
をLCD用基板Sのコーナー部に付ける。その後、搬送
装置14のアンロードアーム14Bが駆動してマーキン
グ後のLCD用基板Sを基板載置台32から引き取ると
共に、既に搬送して来たLCD用基板Sを基板載置台3
1上へ引き渡す。この時、基板載置台32へ引き渡すL
CD用基板Sが検査済みのものであれば、第2バーコー
ドリーダ31がそのインクマーク36を検出し、その検
出信号をローダコントローラ20へ送信し、ローダ駆動
部21を逆駆動させ、そのLCD用基板SをカセットC
の元の場所へ戻す。
【0032】そして、カセットC内の全てのLCD用基
板Sの検査が終了すると、テストシステム28からホス
トコンピュータにその旨の信号を送信する。また、搬送
装置14が検査済みのLCD用基板Sを全てカセットC
内へ収納すると、ローダコントローラ20からホストコ
ンピュータへその旨の信号を送信する。これによりホス
トコンピュータは自動搬送車15に搬出指令を送信し、
自動搬送車15により検査済みのLCD用基板Sを検査
装置10外へ搬出する。この搬出作業は第1制御手段2
9によって監視することができる。搬出後は、自動搬送
車15によりカセットCを後工程へ搬送する。
【0033】以上説明したように本実施例によれば、ロ
ーダ部11に第1バーコードリーダ25を設けると共
に、カセットCからプローバ部12に至る搬送経路に第
2バーコードリーダ31を設け、第1バーコードリーダ
25によりカセットC上面の検査情報を表わすバーコー
ド24をロット単位で読取ると共に、第2バーコードリ
ーダ31によりLCD用基板S面の検査情報を表わすバ
ーコード30を枚葉単位で読取り、第1、第2バーコー
ドリーダ25、31の読取り内容に基づいて電気的検査
を行なうようにしたため、LCD用基板Sの検査内容を
ダブルチェックし、検査内容を誤ることなく常に正確且
つ確実にLCD用基板Sの電気的検査を行なうことがで
きる。しかも、オペレータは益々増大するLCD用基板
Sの管理業務から解放することができる。更に、自動搬
送車15により検査装置10カセットCを自動的に供給
するようにしても、過誤なく、確実且つ正確な電気的検
査を行なうことができる。
【0034】また、本実施例によれば、検査済みのLC
D用基板Sに第2バーコードリーダ31により読取り可
能なインクマーク36を付けるマーキング手段35を設
けたため、検査済みのLCD用基板Sの重複検査を確実
に防止することができる。
【0035】尚、本発明は、上記実施例に何等制限され
るものではなく、各構成要素は必要に応じて適宜設計変
更することができる。例えば、本実施例では読取手段及
び識別符号としてバーコードリーダ及びバーコードを用
いたものについて説明したが、光学的文字読取装置及び
文字情報や、光磁気などを用いることができる。また、
上記実施例では全自動化検査装置10について説明した
が、それ以外の検査装置、即ち、搬入、搬出をオペレー
タが行なうマニュアルタイプの検査装置についても本発
明を適用できる。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、検査内容を誤ることなく常に正確且つ確実にLCD
用基板Sの電気的検査を行なうことができる液晶表示体
用基板の検査装置を提供することができる。
【0037】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、検査済みの液晶
表示体用基板の重複検査を確実に防止することができる
液晶表示体用基板の検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査装置の一実施例を示すブロック図
である。
【図2】図1に示す検査装置のローダ部の要部を中心に
示す斜視図である。
【図3】図1に示す検査装置のローダ部からプローバ部
へLCD用基板を引き渡す状態を示す斜視図である。
【図4】図1に示す検査装置のプローバ部において検査
済みのLCD用基板にマーキングする状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 検査装置 11 ローダ部 12 プローバ部 14 搬送装置 24 バーコード(第1識別符号) 25 第1バーコードリーダ(第1読取手段) 30 バーコード(第2識別符号) 31 第2バーコードリーダ(第2読取手段) 35 マーキング手段(符号付加手段) 36 インクマーク(符号) C カセット S LCD用基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 G01R 31/28 K // H01L 29/786 H01L 29/78 624

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の液晶表示体用基板が収納されたカ
    セット内の液晶表示体用基板を1枚ずつロード、アンロ
    ードする搬送装置を有するローダ部と、このローダ部か
    らの液晶表示体用基板の電気的検査を行なうプローバ部
    とを備えた検査装置において、上記カセットに検査情報
    を表わす第1識別符号を設けると共に上記ローダ部に第
    1識別符号を読取る第1読取手段を設け、且つ上記液晶
    表示体用基板に第2識別符号を設けると共に上記カセッ
    トからプローバ部に至る搬送経路に第2識別符号を読取
    る第2読取手段を設け、第1、第2読取手段の読取り内
    容に基づいて電気的検査を行なうことを特徴とする液晶
    表示体用基板の検査装置。
  2. 【請求項2】 検査済みの液晶表示体用基板に第2読取
    手段により読取り可能な符号を付ける符号付加手段を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示体用基
    板の検査装置。
JP7109043A 1995-04-10 1995-04-10 液晶表示体用基板の検査装置 Pending JPH08285911A (ja)

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TW085104125A TW305975B (ja) 1995-04-10 1996-04-09
KR1019960010864A KR100218239B1 (ko) 1995-04-10 1996-04-10 액정표시체용 기판의 검사장치

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100352384B1 (ko) * 1999-11-19 2002-09-11 주식회사 디이엔티 엘시디 검사시스템
WO2008026559A1 (fr) * 2006-08-28 2008-03-06 I-Pulse Kabushiki Kaisha Appareil d'inspection d'un substrat

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WO2008026559A1 (fr) * 2006-08-28 2008-03-06 I-Pulse Kabushiki Kaisha Appareil d'inspection d'un substrat
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