JPH08285862A - 分注用ディスポーザブルチップ廃棄装置 - Google Patents

分注用ディスポーザブルチップ廃棄装置

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JPH08285862A
JPH08285862A JP9078995A JP9078995A JPH08285862A JP H08285862 A JPH08285862 A JP H08285862A JP 9078995 A JP9078995 A JP 9078995A JP 9078995 A JP9078995 A JP 9078995A JP H08285862 A JPH08285862 A JP H08285862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
chip
slide
disposable
drop
Prior art date
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Pending
Application number
JP9078995A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Akao
浩 赤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チップリムーバ下方から廃棄ボックスまでチ
ップを滑り案内する滑り台からチップが脱落することを
防止する。 【構成】 チップリムーバのフック10Aによってノズ
ル基部からチップが取り外され、落下したチップは滑り
台14を滑って廃棄ボックス12に廃棄される。その場
合、滑り台14の上方には脱落ガード20が設けられて
いるため、滑り台からチップが脱落することが防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分注用ディスポーザブ
ルチップ廃棄装置、特に分注装置において使用後のディ
スポーザブルチップをノズル基部から離脱・廃棄する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】分注装置において、ディスポーザブルチ
ップ(以下、単にチップという)はノズル基部に装着さ
れ、そのチップによって試料の吸引・吐出が行われる。
チップ使用後において、そのチップはノズル部から取り
外され、ノズル基部には新たなチップが装着される。
【0003】図3には、分注装置に搭載された従来のチ
ップ廃棄装置の例が示されている。なお、この従来例で
は、4連ノズルに対するチップ廃棄装置が示されてい
る。このチップ廃棄装置は、ノズル部からチップを取り
外すチップリムーバ10と、廃棄されたチップを収容す
る廃棄ボックス12と、チップリムーバ10の下降位置
(チップ落下位置)から廃棄ボックス12の上方位置ま
で、離脱したチップを滑らせて搬送する滑り台14と、
で構成される。本来、廃棄ボックス14はチップリムー
バ10においてチップの鍔部に引っ掛かるフック10A
の直下に位置させることが望ましいが、廃棄ボックスの
配置スペースやノズル移動距離等の関係で、チップリム
ーバ10から廃棄ボックス12が隔てて配置される場合
があり、そのような場合に滑り台14が設けられる。滑
り台14は滑面14Aの側部に2つの規制板14Bが設
けられ、チップの滑り運動が案内・規制されている。
【0004】図4には、チップ取外し方法が示されてい
る。図4(A)に示されるように、分注ノズルは、チッ
プ16とノズル基部18とで構成される。チップ16に
は、その上部に鍔部16Aが形成され、その上部開口に
金属製のノズル基部18の先端が圧入されており、その
ノズル基部18からチップ16を離脱させる場合には、
図示されていないノズル搬送機構によって、ノズルが図
示のように水平に移動されて、ノズル基部18の下部が
フック10A内に差し込まれる。次に(B)に示すよう
に、ノズル基部18を上方に引き上げると、チップ16
の鍔部16Aがフック10Aの裏面に当たってチップ1
6の上昇が制止される。ここで、フック10Aの裏面は
廃棄ボックス側へやや傾斜しており、ノズル基部18の
引き上げに伴ってチップ16が揺動し、最終的にノズル
基部18からチップ16が離脱する。(C)に示すよう
に、離脱後のチップ16は滑り台14上に落ちて、その
滑り台14を滑って行き、最後に廃棄ボックス12へ落
ち込むことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、落ち方
によってはバウンド後、チップが飛び出す可能性がある
(図3参照)。もちろん、そのようなチップの脱落が生
じないように、滑り台14が設計されているが、ノズル
基部18の引き抜き速度やノズル基部18とチップ16
との結合状態にはある程度の幅があり、想定値から実際
の値が大きく外れた場合に、そのような問題が生じる可
能性がある。多量のチップを扱う分注装置において1個
でもチップが飛び出すと、装置の信頼性が低下するとと
もに他の検体や装置への汚染等の問題が生じる。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされて
ものであり、その目的は、チップリムーバから離脱・落
下したチップの滑り台からの脱落を防止することにあ
る。
【0007】また、本発明は、既存の装置に付加的に設
けられる脱落防止手段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ノズル基部と、前記ノズル基部に対し着
脱自在に装着されるディスポーザブルチップと、前記デ
ィスポーザブルチップに形成された鍔部に引っ掛かっ
て、前記ノズル基部から前記ディスポーザブルチップを
離脱させるチップリムーバと、使用後の前記ディスポー
ザブルチップが廃棄される廃棄ボックスと、前記チップ
リムーバ下方のチップ落下位置から前記廃棄ボックスの
上部開口へ伸びるチップ滑り台と、少なくとも前記チッ
プ落下位置を開放しつつ前記チップ滑り台の上部を囲む
カバーであって、落下後に前記チップ滑り台で跳ね返っ
たディスポーザブルチップが外部に飛び出すことを防止
する脱落ガードと、を含むことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記脱落ガードは、前記
チップ滑り台に対して着脱自在に構成されたことを特徴
とする。
【0010】
【作用】上記構成によれば、ノズル基部に対してディス
ポーザブルチップが装着され、チップリムーバによって
ノズル基部からディスポーザブルチップが取り外され
る。ノズル基部から離脱したディスポーザブルチップ
は、チップ滑り台を滑って廃棄ボックスへ案内される。
その場合、チップ滑り台には、その上方を囲むカバーと
して脱落ガードが設けられているため、たとえチップが
落下後にチップ滑り台でバウンドした場合でもチップを
脱落カードによって規制案内して、廃棄ボックスへチッ
プを確実に導くことができる。
【0011】従って、本発明によれば、チップが不必要
に滑り台から脱落して他の検体や装置への汚染などが生
じることを防止できる。
【0012】また、本発明によれば、脱落ガードがチッ
プ滑り台に対して着脱自在に構成されているため、既存
の分注装置のチップ滑り台に対して脱落ガードを付加的
に配置でき、またメンテナンスなどの要請により脱落ガ
ードを取り外すことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図1には、本発明に係る分注用ディスポー
ザブルチップ廃棄装置の好適な実施例が示されており、
図1はその斜視図である。本発明に係る分注用ディスポ
ーザブルチップ廃棄装置は、分注装置に設けられるもの
である。なお、図3及び図4に示した構成と同様の構成
には同一符号を付しその説明を省略する。
【0014】チップリムーバ10は、複数(4つ)のフ
ック10Aが形成された水平板を含む。各フック10A
は、チップの案内方向と直交する方向に並んで形成され
ており、4連のノズル部を同時に受け入れることができ
る。勿論、フック10Aの間隔は、4連ノズルのピッチ
に合わせて形成されている。図1に示されるように、フ
ック10AはU字型をなし、その開口部が廃棄ボックス
12と反対方向を向いている。この図1に示される例に
おいても、チップリムーバ10の水平板の裏面には傾斜
面が形成されている。
【0015】フック10Aの下方から廃棄ボックス12
の上方にかけて従来と同様に滑り台14が斜めに配置さ
れている。この滑り台14は、4つのフック10Aに対
応してフック10Aの形成方向に広がった幅を有する滑
り面14Bと、その滑り面14Bの両側端から起立形成
された規制板14Aと、で構成される。
【0016】本実施例では、滑り台14に対して脱落ガ
ード20が配置されている。この脱落ガード20は、滑
り面14Bの上方にその滑り面14Bと対向して配置さ
れる上面板20Eと、その上面板20Eの両側辺から下
方に伸長する2つの側面板20Dと、その側面板20D
の端縁から滑り台14側に伸長する差込片20Aと、で
構成される。すなわち、断面がコ字状に構成されてい
る。差込片20Aが滑り台14の規制板14Aの内側に
滑り込むことによって、滑り台14に脱落ガード20が
着脱自在に固定される。勿論、脱落ガード20の固定方
法は図1に示したものには限られず、例えば蝶番のよう
な機構を設けて開閉自在にしてもよい。
【0017】図1に示されるように、脱落ガード20
は、チップが落下する空間を開放しており、落下したチ
ップが滑り台14でバウンドした後のチップの軌道を覆
うように構成されている。すなわち、チップリムーバ1
0の裏面が傾斜しているため、フック10Aによって外
されたチップはやや廃棄ボックス12側に傾いた軌道で
落下し、滑り台14上でバウンドすることになるが、そ
のバウンド後の軌道を阻止するように脱落ガード20が
設けられている。従って、案内口20Bからチップが受
け入れられて排出口20Cからチップが廃棄ボックス1
2内へ落とし込まれる。
【0018】脱落ガード20を透明な部材で構成するこ
ともでき、かかる構成によれば仮に脱落ガード20内で
複数のチップが詰まった場合においても、容易にその状
態を把握することができる。また、本実施例では、脱落
ガード20が着脱自在とされているため、既存の装置に
対して脱落ガード20を配置することができる。また、
メンテナンスなどのために脱落ガード20を取り外すこ
ともでき、さらに老朽化した場合にそれ自体を廃棄して
新しいものに交換できる。
【0019】図2には、脱落ガード20の他の実施例が
示されている。この実施例において脱落ガードは、台上
カバー部30と落下空間カバー部32とで構成される。
台上カバー部30は実質的に図1に示した上面板20E
及び側面板20Dで構成される。一方、落下空間カバー
部32は、チップリムーバ10の下方空間を取り囲むも
のであり、その側方には受入口34が形成され、その上
方には引抜口36が形成されている。すなわち、4連の
ノズルは受入口34からその整列方向に進行して落下空
間カバー部32内へ収容され、その後、図1に示したフ
ック10Aによってチップを離脱させるために、廃棄ボ
ックス12側へやや移動した後、図2に示すように引抜
口36からその4連のノズルが上方へ引き抜かれる。こ
のように落下空間カバー部32が、チップの落下空間を
取り囲んでいるため、図1に示した実施例よりもより確
実な脱落防止を図ることができる。落下空間カバー部3
2は、前面板32A、背面板32B及び側面板32Cで
構成される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チップリムーバから離脱・落下したチップの滑り台から
の脱落を防止することができ、これによって他の検体や
装置への汚染の問題を防止できる。また、本発明によれ
ば、既存の装置に簡単に付加できる脱落ガードを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る分注用ディスポーザブルチップ
廃棄装置の全体構成を示す図である。
【図2】 脱落ガードの他の実施例を示す図である。
【図3】 従来の分注用ディスポーザブルチップ廃棄装
置の構成を示す図である。
【図4】 ディスポーザブルチップの取外方法を示す図
である。
【符号の説明】
10 チップリムーバ、12 廃棄ボックス、14 滑
り台、20 脱落ガード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル基部と、 前記ノズル基部に対し着脱自在に装着されるディスポー
    ザブルチップと、 前記ディスポーザブルチップに形成された鍔部に引っ掛
    かって、前記ノズル基部から前記ディスポーザブルチッ
    プを離脱させるチップリムーバと、 使用後の前記ディスポーザブルチップが廃棄される廃棄
    ボックスと、 前記チップリムーバ下方のチップ落下位置から前記廃棄
    ボックスの上部開口へ伸びるチップ滑り台と、 少なくとも前記チップ落下位置を開放しつつ前記チップ
    滑り台の上部を囲むカバーであって、落下後に前記チッ
    プ滑り台で跳ね返ったディスポーザブルチップが外部に
    飛び出すことを防止する脱落ガードと、 を含むことを特徴とする分注用ディスポーザブルチップ
    廃棄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記脱落ガードは、前記チップ滑り台に対して着脱自在
    に構成されたことを特徴とする分注用ディスポーザブル
    チップ廃棄装置。
JP9078995A 1995-04-17 1995-04-17 分注用ディスポーザブルチップ廃棄装置 Pending JPH08285862A (ja)

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JP9078995A JPH08285862A (ja) 1995-04-17 1995-04-17 分注用ディスポーザブルチップ廃棄装置

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ID=14008365

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JP9078995A Pending JPH08285862A (ja) 1995-04-17 1995-04-17 分注用ディスポーザブルチップ廃棄装置

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JP (1) JPH08285862A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3720608A4 (en) * 2017-12-05 2020-12-23 Siemens Healthcare Diagnostics, Inc. WASTE CHANNELS WITH PROBE TIPS AND PROCEDURE FOR AUTOMATIC DIAGNOSTIC ANALYZER
EP3720607A4 (en) * 2017-12-05 2020-12-30 Siemens Healthcare Diagnostics, Inc. PROBE TIP EJECTOR AND METHOD FOR AN AUTOMATED DIAGNOSTIC ANALYZER

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US11415588B2 (en) 2017-12-05 2022-08-16 Siemens Healthcare Diagnostics Inc. Probe tip waste chutes and methods thereof for automated diagnostic analysis apparatus
US11486889B2 (en) 2017-12-05 2022-11-01 Siemens Healthcare Diagnostics Inc. Probe tip eject devices and methods thereof for automated diagnostic analysis apparatus

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