JPH08285715A - 伝送器 - Google Patents

伝送器

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Publication number
JPH08285715A
JPH08285715A JP9218695A JP9218695A JPH08285715A JP H08285715 A JPH08285715 A JP H08285715A JP 9218695 A JP9218695 A JP 9218695A JP 9218695 A JP9218695 A JP 9218695A JP H08285715 A JPH08285715 A JP H08285715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
main body
ring
capillary tube
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9218695A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nagasu
章 長須
Masahiro Houtsuki
正博 宝槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9218695A priority Critical patent/JPH08285715A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】キャピラリチューブ7の一端に本体フランジ
2、他端に接続金具8を封入液7に接する側にすき間が
できないように溶接し、本体フランジ2はボルト11で
本体1に締付固定され、Oリング9によりシールされて
いる。接続金具8も接液フランジ5にボルト12により
締付固定され、Oリング10によりシールされている。 【効果】取り付け,取り外しが可能な構造なので修理す
る場合、洗浄と接液ダイアフラムの取り外し加工のみで
全部品廃棄することなく再使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は隔膜置換器付伝送器の構
造に係り、特に、修理する場合不要廃棄物等を出さない
環境問題に好適な隔膜置換器付伝送器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の隔膜置換器付伝送器の構造は、図
2のように本体に本体フランジを溶接する。また、接液
フランジは、接液ダイアフラムが溶接され、キャピラリ
チューブは本体フランジと接液フランジに溶接されてい
る。このように全て溶接によって組み立てられ、本体,
本体フランジ,キャピラリチューブ,接液フランジ,接
液ダイアフラムで囲まれた空間に封入液が充填されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、本伝
送器を使用中に腐食等により接液ダイアフラムに穴が開
いて使用不可能となったときの修理において、部品を再
使用するという点について考慮されておらず、部品を廃
棄しなければならない問題があった。
【0004】本発明の目的は、修理において廃棄部品を
出さないことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来、隔膜置換器付伝送
器を修理して再製する場合、本体と本体フランジの溶接
部を加工し、本体側は再使用できるように本体フランジ
側を加工して取り外す。このとき加工は旋盤で行うため
キャピラリチューブを本体フランジ近くであらかじめ切
断しておく。したがって本体フランジとキャピラリチュ
ーブは使用不可能となるため廃棄する。また接液フラン
ジもキャピラリチューブと溶接されているため再使用不
可であり廃棄される。このように修理のたびに廃棄部品
が出るので、廃棄部品を出さない構造が望まれていた。
上記目的は、キャピラリチューブを取り外せる構造とす
ることにより達成される。
【0006】
【作用】キャピラリチューブの一端に本体フランジを溶
接、他端に接続金具を溶接する。本体フランジ,接続金
具の溝部にOリングを取り付けてボルトで本体,溶接フ
ランジに固定する。それによって接液ダイアフラムが不
良となった場合、本体フランジを本体より取り外し、ま
た接続金具を接液フランジより取り外して洗浄を行い再
使用できる。接液フランジは不良となった接液ダイアフ
ラムを取り外し、新しい接液ダイアフラムを溶接して再
使用できる。このように修理した場合でも部品を廃棄す
ることがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0008】キャピラリチューブ4と本体フランジ2,
キャピラリチューブ4と接続金具8を溶接する。溶接は
封入液7と接する部分にすき間が生じないようにキャピ
ラリチューブ4と本体フランジ2の溶接はa部で、また
キャピラリチューブ4と接続金具8の溶接はb部で行
う。本体フランジ2にはOリング9を挿入するための溝
と本体1にボルト11で固定するためのボルト孔が設け
てある。接続金具にもOリング10を挿入するための溝
と接液フランジ5にボルト12で固定するためのボルト
孔が設けてある。このようなキャピラリ部組立品を本体
1,接液フランジ5に接続する。本体フランジにOリン
グ9を取り付け、ボルト11で本体に締付固定し、Oリ
ング9でシールされる。一方、接続金具8にもOリング
10を取り付け、ボルト12で締付固定し、Oリング1
0でシールされる。Oリング9,10にはシール性の良
いゴムや軟質の金属を使用する。本体1のシールダイア
フラム3,本体フランジ2,キャピラリチューブ4,接
続金具8,接液フランジ5,接液ダイアフラム6で囲ま
れた空間には封入液が充填されている。
【0009】このような構造からなる隔膜置換器付差圧
伝送器において接液ダイアフラム6に腐食等により孔が
あいた場合、使用不可能となり修理をする。本体フラン
ジ2を固定しているボルト11をゆるめて本体1より本
体フランジ2を取り外す。また接続金具8を固定してい
るボルト12をゆるめて接液フランジ5より接続金具8
を取り外す。本体フランジ2を外した本体1には、シー
ルダイアフラム3やOリング9のシール部に封入液7が
付着しているので、洗浄で完全に封入液7を落す。また
キャピラリチューブ4の内径,本体フランジ2,接続金
具8にも付着している封入液7を洗浄して落す。本体1
とキャピラリチューブ4の溶接部,キャピラリチューブ
4と接続金具8の溶接部とも封入液7に接する部分にす
き間がないので封入液7を洗浄で完全に落すことができ
る。したがって再使用が可能となる。一方、不良となっ
た接液ダイアフラム6は加工で接液フランジ5より取り
外し、洗浄して封入液7を落す。接液フランジ5にもす
き間はないため完全に洗浄できる。このように修理にお
いて全ての部品が再使用できるため、部品を廃棄するこ
とがない。
【0010】図3はシール金具13,14とキャピラリ
チューブ14を溶接し、固定ねじ15,16で本体1,
接液フランジ5へシール金具13,14を押し付け、O
リング9,10でシール固定され、前述の発明と同一効
果が得られる。図3の構造は小形化に適した構造であ
る。
【0011】図4は図1の接液ダイアフラム6や接液フ
ランジ5の腐食が激しく再使用不可能の場合、廃棄する
量を少なく出来る構造である。
【0012】すなわち、図1の接液フランジを図4のよ
うに座フランジ17と規格フランジ18の2分割とし、
測定流体に接して腐食する座フランジ17のみを廃棄
し、規格フランジ18は再使用する。このように廃棄す
る量は低減できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、接液ダイアフラムが腐
食して修理する場合、本体フランジ,キャピラリチュー
ブ,接液フランジが再使用できるので廃棄する部品がな
い。また高腐食性流体の測定で接液ダイアフラムが破損
した場合、接液フランジも腐食し再使用不可となるので
接液フランジを座フランジの2分割にすることにより、
座フランジのみ廃棄で済み廃棄量は接液フランジの半分
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】従来例を示す断面図。
【図3】他の実施例を示す断面図。
【図4】他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…本体、2…本体フランジ、5…接液フランジ、7…
封入液、8…接続金具、9,10…Oリング、11,1
2…ボルト。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体,接液フランジ,キャピラリチューブ
    からなり、これらの内部には封入液が充填されている伝
    送器において、キャピラリチューブの両端を取り付け取
    り外しが可能な構造としたことを特徴とする伝送器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記キャピラリチュー
    ブの一端面に本体フランジを、他端面に接続金具を溶接
    した伝送器。
  3. 【請求項3】請求項2において、Oリング溝を有する本
    体フランジにOリングを挿入して本体へ取り付け、前記
    Oリング溝を有する接続金具に前記Oリングを挿入して
    接液フランジへ取り付け、ボルトで締付固定し、Oリン
    グによりシールする伝送器。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記キャピラリチュー
    ブの両端にシール金具を溶接した伝送器。
  5. 【請求項5】請求項2または4において、封入液に接す
    る側にすき間ができぬように溶接した伝送器。
  6. 【請求項6】請求項4において、Oリング溝を有するシ
    ール金具にOリングを挿入して本体,接液フランジに取
    り付け、固定ねじによって締付固定された伝送器。
  7. 【請求項7】請求項3または6において、前記接液フラ
    ンジを座フランジと規格フランジで分割した伝送器。
JP9218695A 1995-04-18 1995-04-18 伝送器 Pending JPH08285715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9218695A JPH08285715A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 伝送器

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JP9218695A JPH08285715A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 伝送器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08285715A true JPH08285715A (ja) 1996-11-01

Family

ID=14047418

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9218695A Pending JPH08285715A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 伝送器

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JP (1) JPH08285715A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009538414A (ja) * 2006-04-10 2009-11-05 ローズマウント インコーポレイテッド 現場での修理が可能なリモートシールをもつ工業プロセス圧力トランスミッタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009538414A (ja) * 2006-04-10 2009-11-05 ローズマウント インコーポレイテッド 現場での修理が可能なリモートシールをもつ工業プロセス圧力トランスミッタ

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