JPH09105484A - 高圧配管の接続装置 - Google Patents
高圧配管の接続装置Info
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- JPH09105484A JPH09105484A JP7263104A JP26310495A JPH09105484A JP H09105484 A JPH09105484 A JP H09105484A JP 7263104 A JP7263104 A JP 7263104A JP 26310495 A JP26310495 A JP 26310495A JP H09105484 A JPH09105484 A JP H09105484A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L15/00—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints
- F16L15/006—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with straight threads
- F16L15/008—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with straight threads with sealing rings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L41/00—Branching pipes; Joining pipes to walls
- F16L41/08—Joining pipes to walls or pipes, the joined pipe axis being perpendicular to the plane of the wall or to the axis of another pipe
- F16L41/10—Joining pipes to walls or pipes, the joined pipe axis being perpendicular to the plane of the wall or to the axis of another pipe the extremity of the pipe being screwed into the wall
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】構造の簡素化を図ることができ、軽量でしかも
特殊な治具を用いることなく着脱でき、Ｏリング等の交
換作業、保守点検も容易に行うことができる高圧配管の
接続装置を提供することにある。 【解決手段】圧力容器等の隔壁２１に設けられた接続ポ
ート２２に接続金具２８を接続し、この接続金具２８に
高圧配管を装着する高圧配管の接続装置において、前記
接続ポート２２を隔壁２１の外側に開口する大径部２３
と隔壁の内側に開口する小径部２４とからなる段付き孔
に形成し、前記大径部２３の内周面に雌ねじ部２７を設
けるとともに、大径部２３と小径部２４との段部にバネ
受け面２６を設け、前記接続金具２８に前記雌ねじ部２
８にねじ込まれる雄ねじ部を形成するとともに、この雄
ねじ部の端部に前記バネ受け面２６に対して弾性的に圧
接する皿バネ状のシール部３３を一体に設けたことを特
徴とする。
特殊な治具を用いることなく着脱でき、Ｏリング等の交
換作業、保守点検も容易に行うことができる高圧配管の
接続装置を提供することにある。 【解決手段】圧力容器等の隔壁２１に設けられた接続ポ
ート２２に接続金具２８を接続し、この接続金具２８に
高圧配管を装着する高圧配管の接続装置において、前記
接続ポート２２を隔壁２１の外側に開口する大径部２３
と隔壁の内側に開口する小径部２４とからなる段付き孔
に形成し、前記大径部２３の内周面に雌ねじ部２７を設
けるとともに、大径部２３と小径部２４との段部にバネ
受け面２６を設け、前記接続金具２８に前記雌ねじ部２
８にねじ込まれる雄ねじ部を形成するとともに、この雄
ねじ部の端部に前記バネ受け面２６に対して弾性的に圧
接する皿バネ状のシール部３３を一体に設けたことを特
徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、気体、液体等の
高圧流体を輸送する高圧配管の接続装置に関する。
高圧流体を輸送する高圧配管の接続装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、航空、宇宙産業の油圧、燃料系
統において、機器相互間を高温、高圧または超低温の流
体を輸送する場合に高圧の金属配管および高圧ホースが
多く用いられている。この高圧ホースは、ブレード、ジ
ャケット等の複数層の外層の内周面に高分子材料からな
る内層がライニングされている。金属配管および高圧ホ
ースの端部には継手金具が設けられ、この継手金具を機
器に設けられた接続金具に接続できるようになってい
る。
統において、機器相互間を高温、高圧または超低温の流
体を輸送する場合に高圧の金属配管および高圧ホースが
多く用いられている。この高圧ホースは、ブレード、ジ
ャケット等の複数層の外層の内周面に高分子材料からな
る内層がライニングされている。金属配管および高圧ホ
ースの端部には継手金具が設けられ、この継手金具を機
器に設けられた接続金具に接続できるようになってい
る。
【０００３】図４は8000psi ラインに使用されている従
来の高圧配管の接続装置を示すもので、１は圧力容器等
の隔壁であり、この隔壁１の一部には接続ポート２が穿
設されている。この接続ポート２は隔壁１の外側に開口
する大径部３と隔壁１の内側に開口する小径部４とから
なる段付き孔に形成され、前記小径部４の内周面にはＯ
リング受け部５ａを残して雌ねじ部５が形成されてい
る。
来の高圧配管の接続装置を示すもので、１は圧力容器等
の隔壁であり、この隔壁１の一部には接続ポート２が穿
設されている。この接続ポート２は隔壁１の外側に開口
する大径部３と隔壁１の内側に開口する小径部４とから
なる段付き孔に形成され、前記小径部４の内周面にはＯ
リング受け部５ａを残して雌ねじ部５が形成されてい
る。
【０００４】６は接続金具であり、この金具本体７の基
端部には前記雌ねじ部５にねじ込まれる固定ねじ部８が
設けられ、先端部には前記継手金具が接続される接続ね
じ部９が設けられている。固定ねじ部８の上部にはＯリ
ング１０が装着される環状溝１１が設けられている。接
続ねじ部９の下部には縦溝１２が刻設され、この縦溝１
２には内周面に縦溝（図示しない）を有するロックリン
グ１３が軸方向に移動自在に嵌合され、このロックリン
グ１３の外周面には縦溝形状のロック歯１４が刻設され
ている。
端部には前記雌ねじ部５にねじ込まれる固定ねじ部８が
設けられ、先端部には前記継手金具が接続される接続ね
じ部９が設けられている。固定ねじ部８の上部にはＯリ
ング１０が装着される環状溝１１が設けられている。接
続ねじ部９の下部には縦溝１２が刻設され、この縦溝１
２には内周面に縦溝（図示しない）を有するロックリン
グ１３が軸方向に移動自在に嵌合され、このロックリン
グ１３の外周面には縦溝形状のロック歯１４が刻設され
ている。
【０００５】そして、隔壁１の接続ポート２に接続金具
６を取り付ける場合には、環状溝１１にＯリング１０を
装着し、固定ねじ部８を雌ねじ部５にねじ込み、Ｏリン
グ１０をＯリング受け部５ａに圧接して接続ポート２に
対して金具本体７を漏洩ゼロの状態に固定する。次に、
縦溝１２に噛合しているロックリング１３を治具（図示
しない）を用いて接続ポート２の大径部３に軸方向に押
し込むと、ロックリング１３のロック歯１４が大径部３
の内周面に食い込み、ロックリング１３を介して金具本
体７は隔壁一に対して回転不能にロックされる。
６を取り付ける場合には、環状溝１１にＯリング１０を
装着し、固定ねじ部８を雌ねじ部５にねじ込み、Ｏリン
グ１０をＯリング受け部５ａに圧接して接続ポート２に
対して金具本体７を漏洩ゼロの状態に固定する。次に、
縦溝１２に噛合しているロックリング１３を治具（図示
しない）を用いて接続ポート２の大径部３に軸方向に押
し込むと、ロックリング１３のロック歯１４が大径部３
の内周面に食い込み、ロックリング１３を介して金具本
体７は隔壁一に対して回転不能にロックされる。
【０００６】したがって、金具本体７のロックリング１
３とからなる接続金具６は隔壁１に対して固定され、80
00psi ラインに使用しても漏洩ゼロに保持することがで
きる。
３とからなる接続金具６は隔壁１に対して固定され、80
00psi ラインに使用しても漏洩ゼロに保持することがで
きる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の高圧配管の接続装置は、接続ポート２にねじ込
んだ金具本体７の回り止めのためのロックリング１３を
設けた複雑な構造であり、またロックリング１３を接続
ポート２の大径部３の内周面に食い込ませるために専用
の治具が必要となる。さらに、8000psi ラインに使用し
ても漏洩ゼロに維持するためにはＯリング１０を定期的
に交換する必要があるが、その度に専用治具が必要とな
り、交換作業が煩わしいという事情がある。
た従来の高圧配管の接続装置は、接続ポート２にねじ込
んだ金具本体７の回り止めのためのロックリング１３を
設けた複雑な構造であり、またロックリング１３を接続
ポート２の大径部３の内周面に食い込ませるために専用
の治具が必要となる。さらに、8000psi ラインに使用し
ても漏洩ゼロに維持するためにはＯリング１０を定期的
に交換する必要があるが、その度に専用治具が必要とな
り、交換作業が煩わしいという事情がある。
【０００８】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、接続金具の構造の簡
素化を図ることができ、軽量でしかも特殊な治具を用い
ることなく着脱でき、Ｏリングの交換作業も容易に行う
ことができる高圧配管の接続装置を提供することにあ
る。
もので、その目的とするところは、接続金具の構造の簡
素化を図ることができ、軽量でしかも特殊な治具を用い
ることなく着脱でき、Ｏリングの交換作業も容易に行う
ことができる高圧配管の接続装置を提供することにあ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、請求項１は、圧力容器等の隔壁に
設けられた接続ポートに接続金具を接続し、この接続金
具に高圧配管を装着する高圧配管の接続装置において、
前記接続ポートを隔壁の外側に開口する大径部と隔壁の
内側に開口する小径部とからなる段付き孔に形成し、前
記大径部の内周面に雌ねじ部を設けるとともに、大径部
と小径部との段部にバネ受け面を設け、前記接続金具に
前記雌ねじ部にねじ込まれる雄ねじ部を形成するととも
に、この雄ねじ部の端部に前記バネ受け面に対して弾性
的に圧接する皿バネ状のシール部を一体に設けたことを
特徴とする。
的を達成するために、請求項１は、圧力容器等の隔壁に
設けられた接続ポートに接続金具を接続し、この接続金
具に高圧配管を装着する高圧配管の接続装置において、
前記接続ポートを隔壁の外側に開口する大径部と隔壁の
内側に開口する小径部とからなる段付き孔に形成し、前
記大径部の内周面に雌ねじ部を設けるとともに、大径部
と小径部との段部にバネ受け面を設け、前記接続金具に
前記雌ねじ部にねじ込まれる雄ねじ部を形成するととも
に、この雄ねじ部の端部に前記バネ受け面に対して弾性
的に圧接する皿バネ状のシール部を一体に設けたことを
特徴とする。
【００１０】請求項２は、圧力容器等の隔壁に設けられ
た接続ポートに接続金具を接続し、この接続金具に高圧
配管を装着する高圧配管の接続装置において、前記接続
ポートを隔壁の外側に開口し、その開口縁にＯリング受
け面を有した大径部と隔壁の内側に開口する小径部とか
らなる段付き孔に形成し、前記大径部の内周面に雌ねじ
部を設けるとともに、大径部と小径部との段部にバネ受
け面を設け、前記接続金具に前記Ｏリング受け面に弾性
的に圧接するＯリングを嵌合するとともに、前記雌ねじ
部にねじ込まれる雄ねじ部を形成し、この雄ねじ部の端
部に前記バネ受け面に対して弾性的に圧接する皿バネ状
のシール部を一体に設けたことを特徴とする。
た接続ポートに接続金具を接続し、この接続金具に高圧
配管を装着する高圧配管の接続装置において、前記接続
ポートを隔壁の外側に開口し、その開口縁にＯリング受
け面を有した大径部と隔壁の内側に開口する小径部とか
らなる段付き孔に形成し、前記大径部の内周面に雌ねじ
部を設けるとともに、大径部と小径部との段部にバネ受
け面を設け、前記接続金具に前記Ｏリング受け面に弾性
的に圧接するＯリングを嵌合するとともに、前記雌ねじ
部にねじ込まれる雄ねじ部を形成し、この雄ねじ部の端
部に前記バネ受け面に対して弾性的に圧接する皿バネ状
のシール部を一体に設けたことを特徴とする。
【００１１】請求項３は、前記皿バネ状のシール部を、
断面が横向きＵ字状で、内圧によって拡開してバネ受け
面に対して圧接する形状であることを特徴とする。請求
項４は、前記接続金具の金具本体の外周部にナット部を
一体に有し、金具本体とナット部とで形成される角部で
Ｏリングを支持することを特徴とする。
断面が横向きＵ字状で、内圧によって拡開してバネ受け
面に対して圧接する形状であることを特徴とする。請求
項４は、前記接続金具の金具本体の外周部にナット部を
一体に有し、金具本体とナット部とで形成される角部で
Ｏリングを支持することを特徴とする。
【００１２】請求項１によれば、接続金具に一体に設け
た皿バネ状のシール部によって確実にシールでき、請求
項２によれば、皿バネ状のシール部とＯリングとの二重
シールによって一層確実にシールできる。
た皿バネ状のシール部によって確実にシールでき、請求
項２によれば、皿バネ状のシール部とＯリングとの二重
シールによって一層確実にシールできる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。図１は高圧配管の接続装置の
一部断面した側面図、図２は接続金具の斜視図、図３は
高圧配管の接続装置の使用状態の一部断面した側面図で
ある。
図面に基づいて説明する。図１は高圧配管の接続装置の
一部断面した側面図、図２は接続金具の斜視図、図３は
高圧配管の接続装置の使用状態の一部断面した側面図で
ある。
【００１４】図中２１は、例えば、航空、宇宙産業の油
圧、燃料機器としての圧力容器等の隔壁であり、この隔
壁２１の一部には接続ポート２２が穿設されている。こ
の接続ポート２２は隔壁２１の外側に開口する大径部２
３と隔壁２１の内側に開口する小径部２４とからなる段
付き孔に形成されている。
圧、燃料機器としての圧力容器等の隔壁であり、この隔
壁２１の一部には接続ポート２２が穿設されている。こ
の接続ポート２２は隔壁２１の外側に開口する大径部２
３と隔壁２１の内側に開口する小径部２４とからなる段
付き孔に形成されている。
【００１５】大径部２３の開口縁にはテーパ形状のＯリ
ング受け面２５が設けられ、大径部２３の底部にはテー
パ形状のバネ受け面２６が設けられている。さらに、大
径部２３の内周面には雌ねじ部２７が形成されている。
ング受け面２５が設けられ、大径部２３の底部にはテー
パ形状のバネ受け面２６が設けられている。さらに、大
径部２３の内周面には雌ねじ部２７が形成されている。
【００１６】２８は例えばチタン等の靭性の高い材料か
らなる接続金具であり、この接続金具２８の基端部には
前記雌ねじ部２７にねじ込まれる固定ねじ部２９が設け
られ、先端部には後述する継手金具が接続される接続ね
じ部３０が設けられている。なお、接続ねじ部３０の形
状は本実施形態に限定されるものではなく、継手金具の
形式によって適宜変更可能である。さらに、接続金具２
８の中間部にはフランジ状に突出してナット部３１が一
体に設けられ、このナット部３１の下面における金具本
体との角部にＯリング３２が支持される。
らなる接続金具であり、この接続金具２８の基端部には
前記雌ねじ部２７にねじ込まれる固定ねじ部２９が設け
られ、先端部には後述する継手金具が接続される接続ね
じ部３０が設けられている。なお、接続ねじ部３０の形
状は本実施形態に限定されるものではなく、継手金具の
形式によって適宜変更可能である。さらに、接続金具２
８の中間部にはフランジ状に突出してナット部３１が一
体に設けられ、このナット部３１の下面における金具本
体との角部にＯリング３２が支持される。
【００１７】また、接続金具２８の固定ねじ部２９より
先端面には皿バネ状のシール部３３が一体に設けられて
いる。このシール部３３は断面が横向きＵ字状で肉薄に
形成され、接続金具２８の内腔を流通する高圧流体の流
通路２８ａに向って開口する環状のポケット部３３ａを
有している。そして、このシール部３３は流通路２８ａ
の内圧によって拡開してバネ受け面２６に対して圧接す
るようになっている。
先端面には皿バネ状のシール部３３が一体に設けられて
いる。このシール部３３は断面が横向きＵ字状で肉薄に
形成され、接続金具２８の内腔を流通する高圧流体の流
通路２８ａに向って開口する環状のポケット部３３ａを
有している。そして、このシール部３３は流通路２８ａ
の内圧によって拡開してバネ受け面２６に対して圧接す
るようになっている。
【００１８】そして、隔壁２１の接続ポート２２に接続
金具２８を取り付ける場合には、まず、バネ受け面２６
および固定ねじ部２９に固形潤滑剤を塗布するが、この
固形潤滑剤は材質、脱着の頻度により必要に応じて塗布
すればよく、塗布しなくても機能上問題はない。また、
ナット部３１の下面における金具本体との角部にＯリン
グ３２を支持し、接続金具２８をそのシール部３３側か
ら接続ポート２２に挿入してナット部３１をスパナ等の
普通工具によって回して固定ねじ部２９を雌ねじ部２７
にねじ込む。
金具２８を取り付ける場合には、まず、バネ受け面２６
および固定ねじ部２９に固形潤滑剤を塗布するが、この
固形潤滑剤は材質、脱着の頻度により必要に応じて塗布
すればよく、塗布しなくても機能上問題はない。また、
ナット部３１の下面における金具本体との角部にＯリン
グ３２を支持し、接続金具２８をそのシール部３３側か
ら接続ポート２２に挿入してナット部３１をスパナ等の
普通工具によって回して固定ねじ部２９を雌ねじ部２７
にねじ込む。
【００１９】接続金具２８の固定ねじ部２９を雌ねじ部
２７にさらにねじ込むと、シール部３３がバネ受け面２
６に弾性的に圧接するとともに、Ｏリング３２がＯリン
グ受け面２５に圧接する。したがって、接続金具２８は
接続ポート２２に対して二重シール構造で装着される。
２７にさらにねじ込むと、シール部３３がバネ受け面２
６に弾性的に圧接するとともに、Ｏリング３２がＯリン
グ受け面２５に圧接する。したがって、接続金具２８は
接続ポート２２に対して二重シール構造で装着される。
【００２０】しかも、シール部３３は前述したように、
断面が横向きＵ字状で、接続金具２８の内腔を流通する
高圧流体の流通路２８ａに向って開口する環状のポケッ
ト部３３ａを有しているために、シール部３３は流通路
２８ａの内圧によって拡開してバネ受け面２６に対して
圧接し、シール性が向上し、接続ポート２２に対して接
続金具２８を漏洩ゼロの状態に固定することができる。
断面が横向きＵ字状で、接続金具２８の内腔を流通する
高圧流体の流通路２８ａに向って開口する環状のポケッ
ト部３３ａを有しているために、シール部３３は流通路
２８ａの内圧によって拡開してバネ受け面２６に対して
圧接し、シール性が向上し、接続ポート２２に対して接
続金具２８を漏洩ゼロの状態に固定することができる。
【００２１】隔壁２１に接続金具２８を取り付けた後、
接続金具２８の接続ねじ部３０に高圧配管３４に設けら
れた継手金具３５をねじ込み固定することにより、高圧
配管３４を圧力容器と接続することができる。したがっ
て、航空、宇宙産業の油圧、燃料機器等のように、8000
psi ラインに使用しても漏洩ゼロの状態に維持すること
ができる。
接続金具２８の接続ねじ部３０に高圧配管３４に設けら
れた継手金具３５をねじ込み固定することにより、高圧
配管３４を圧力容器と接続することができる。したがっ
て、航空、宇宙産業の油圧、燃料機器等のように、8000
psi ラインに使用しても漏洩ゼロの状態に維持すること
ができる。
【００２２】また、高圧流体として高温、高圧あるいは
超低温の流体の輸送用として使用した場合、Ｏリング３
２が熱や物性の影響を受けて劣化することがあり、定期
的にＯリング３２を交換する必要が生じるが、接続金具
２８にナット部３１が一体に設けられているために、ス
パナ等の普通工具によって接続金具２８を回して固定ね
じ部２９を雌ねじ部２７から取り外すことができ、Ｏリ
ング３２の交換作業が容易に行える。また、接続金具２
８を取り外しても、シール部３３は接続金具２８と一体
であるため、紛失、装着忘れの心配もなく、信頼性を向
上できる。
超低温の流体の輸送用として使用した場合、Ｏリング３
２が熱や物性の影響を受けて劣化することがあり、定期
的にＯリング３２を交換する必要が生じるが、接続金具
２８にナット部３１が一体に設けられているために、ス
パナ等の普通工具によって接続金具２８を回して固定ね
じ部２９を雌ねじ部２７から取り外すことができ、Ｏリ
ング３２の交換作業が容易に行える。また、接続金具２
８を取り外しても、シール部３３は接続金具２８と一体
であるため、紛失、装着忘れの心配もなく、信頼性を向
上できる。
【００２３】なお、本実施形態によれば、シール部３３
とＯリング３２との二重シール構造としたが、Ｏリング
３２は必ずしも設ける必要がなく、シール部３３だけで
も十分にシール性を維持できる。また、高圧配管の接続
装置は、航空、宇宙産業に限定されるものではなく、車
両、工作機械、家電関係などの広範囲の技術分野に応用
できる。
とＯリング３２との二重シール構造としたが、Ｏリング
３２は必ずしも設ける必要がなく、シール部３３だけで
も十分にシール性を維持できる。また、高圧配管の接続
装置は、航空、宇宙産業に限定されるものではなく、車
両、工作機械、家電関係などの広範囲の技術分野に応用
できる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
１によれば、接続金具の構造の簡素化を図ることがで
き、軽量でしかも特殊な治具を用いることなく着脱で
き、Ｏリング等の交換作業、保守点検も容易に行うこと
ができる。さらに、シール部は流通路の内圧によって拡
開してバネ受け面に対して圧接し、シール性が向上し、
漏洩ゼロの状態に維持できるという効果がある。請求項
２によれば、Ｏリングと皿バネ状のシール部との二重シ
ール構造となり、一層確実なシールが得られる。
１によれば、接続金具の構造の簡素化を図ることがで
き、軽量でしかも特殊な治具を用いることなく着脱で
き、Ｏリング等の交換作業、保守点検も容易に行うこと
ができる。さらに、シール部は流通路の内圧によって拡
開してバネ受け面に対して圧接し、シール性が向上し、
漏洩ゼロの状態に維持できるという効果がある。請求項
２によれば、Ｏリングと皿バネ状のシール部との二重シ
ール構造となり、一層確実なシールが得られる。
【図１】この発明の一実施形態の高圧配管の接続装置の
一部断面した側面図。
一部断面した側面図。
【図２】同実施形態の接続金具の斜視図。
【図３】同実施形態の高圧配管の接続装置の使用状態の
一部断面した側面図。
一部断面した側面図。
【図４】従来の高圧配管の接続装置の一部断面した側面
図。
図。
２１…隔壁 ２２…接続ポート ２３…大径部 ２４…小径部 ２５…Ｏリング受け面 ２６…バネ受け面 ２７…雌ねじ部 ２８…接続金具 ３２…Ｏリング ３３…シール部
Claims (4)
- 【請求項１】 圧力容器等の隔壁に設けられた接続ポー
トに接続金具を接続し、この接続金具に高圧配管を装着
する高圧配管の接続装置において、 前記接続ポートを隔壁の外側に開口する大径部と隔壁の
内側に開口する小径部とからなる段付き孔に形成し、前
記大径部の内周面に雌ねじ部を設けるとともに、大径部
と小径部との段部にバネ受け面を設け、前記接続金具に
前記雌ねじ部にねじ込まれる雄ねじ部を形成するととも
に、この雄ねじ部の端部に前記バネ受け面に対して弾性
的に圧接する皿バネ状のシール部を一体に設けたことを
特徴とする高圧配管の接続装置。 - 【請求項２】 圧力容器等の隔壁に設けられた接続ポー
トに接続金具を接続し、この接続金具に高圧配管を装着
する高圧配管の接続装置において、 前記接続ポートを隔壁の外側に開口し、その開口縁にＯ
リング受け面を有した大径部と隔壁の内側に開口する小
径部とからなる段付き孔に形成し、前記大径部の内周面
に雌ねじ部を設けるとともに、大径部と小径部との段部
にバネ受け面を設け、前記接続金具に前記Ｏリング受け
面に弾性的に圧接するＯリングを嵌合するとともに、前
記雌ねじ部にねじ込まれる雄ねじ部を形成し、この雄ね
じ部の端部に前記バネ受け面に対して弾性的に圧接する
皿バネ状のシール部を一体に設けたことを特徴とする高
圧配管の接続装置。 - 【請求項３】 前記皿バネ状のシール部は、断面が横向
きＵ字状で、内圧によって拡開してバネ受け面に対して
圧接することを特徴とする請求項１または２記載の高圧
配管の接続装置。 - 【請求項４】 前記接続金具は、金具本体の外周部にナ
ット部を一体に有し、金具本体とナット部とで形成され
る角部でＯリングを支持していることを特徴とする請求
項２記載の高圧配管の接続装置。
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|---|---|---|---|
| JP26310495A JP3673309B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 高圧配管の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP26310495A JP3673309B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 高圧配管の接続装置 |
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|---|---|
| JPH09105484A true JPH09105484A (ja) | 1997-04-22 |
| JP3673309B2 JP3673309B2 (ja) | 2005-07-20 |
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ID=17384888
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|---|---|---|---|
| JP26310495A Expired - Fee Related JP3673309B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 高圧配管の接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3673309B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Families Citing this family (1)
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-
1995
- 1995-10-11 JP JP26310495A patent/JP3673309B2/ja not_active Expired - Fee Related
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