JPH08285593A - 母管存在方向探査方法と接続管路孔の掘削装置 - Google Patents

母管存在方向探査方法と接続管路孔の掘削装置

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JPH08285593A
JPH08285593A JP11377195A JP11377195A JPH08285593A JP H08285593 A JPH08285593 A JP H08285593A JP 11377195 A JP11377195 A JP 11377195A JP 11377195 A JP11377195 A JP 11377195A JP H08285593 A JPH08285593 A JP H08285593A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開削しないで埋設母管への接続を精度良く行
うための埋設母管の存在方向探査方法と、該母管に接続
させる管路孔の掘削装置を提供する。 【構成】 地中に埋設された母管10に到達した弾性波
を検知する複数個の弾性波受信センサーS1,S2,S
3,S4を、前記母管を横断する面内における該母管の
内表面における複数の所定の角度位置θ1,・・・に配
設し、地表又は地中の所定位置から弾性波を発信させ、
前記母管内表面に配設した複数個の弾性波受信センサー
が弾性波を検知した夫々の時刻を基に前記所定位置P1
からの前記母管10の中心Oに対する方向を探査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設された母管
に対して斜め上の地表等から掘削してゆき、掘削孔を母
管に正確に到達させるための方法と装置に関する。従っ
て、下水の母管に対して家庭からの下水管を接続させる
管路孔掘削等に利用できる。母管は水平とは限らず、斜
めや鉛直の場合でもよく、また母管の側面に接続する
他、母管終端面が半球状の場合に、ここに接続する場合
にも利用できる。
【0002】
【従来の技術】下水等の母管は地中に埋設されているた
め、各家庭等からの下水管を下水母管に接続させる際に
は道路を地表から開削し、母管の位置を確かめた後、横
方向から開削して新たな管を接続敷設していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、このよう
な開削方法は手間と時間を要し、特に道路下の母管の場
合は交通を遮断する等影響が大きく、開削しないで済む
方法が望まれていた。
【0004】依って本発明は、開削しないで埋設母管へ
の接続を精度良く行うための埋設母管の存在方向探査方
法と、該母管に接続させる管路孔の掘削装置の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本第1
発明は、地中に埋設された母管に到達した弾性波を検知
する複数個の弾性波受信センサーを、前記母管を横断す
る面内における該母管の内表面における複数の所定の角
度位置に配設し、地表又は地中の所定位置から弾性波を
発信させ、前記母管内表面に配設した複数個の弾性波受
信センサーが弾性波を検知した夫々の時刻を基に前記所
定位置からの前記母管の中心に対する方向を探査するこ
とを特徴とする母管存在方向の探査方法を提供する。
【0006】また第2発明は、概略一定の方向に地中を
掘削できる掘削装置と、指示を受けて該掘削装置の掘削
方向を変化させられる方向制御装置と、前記掘削装置の
掘削した孔の先端で弾性波を発生させる弾性波発生装置
と、地中に埋設された母管の内表面に、該母管を横断す
る面内において所定の角度位置に配設された複数個の弾
性波受信センサーと、該複数個の弾性波受信センサーの
夫々の弾性波受信時刻群を基に、前記母管への弾性波の
最早到達角度位置を決定する最早到達角度位置決定装置
と、該最早到達角度位置決定装置の決定した最早到達角
度位置を基に前記掘削装置の掘削方向を補正し、前記方
向制御装置に指示する方向指示装置とを具備することを
特徴とする母管に接続させる管路孔の掘削装置を提供す
る。
【0007】更には第3発明は、上記複数個の弾性波受
信センサーと接続されたマイクロコンピューターのプロ
グラム処理によって上記最早到達角度位置決定装置と方
向指示装置との機能が果たされる母管に接続させる管路
孔の掘削装置を提供する。
【0008】
【作用】第1発明では、母管の横断面内における内表面
の複数所定角度位置に複数個の弾性波受信センサーを配
設しており、所定位置から発せられた弾性波は地中を伝
搬し、発信源と母管壁の円周上各角度位置を直線で結ん
だ線分の内、最短の線分を伝搬した弾性波が最初に母管
に到達する。従って、配設した複数個の弾性波受信セン
サーは夫々弾性波検知時刻が異なり、弾性波を最も早い
時刻に検知した弾性波受信センサーの取付け位置が発信
源に最も近いことになる。この場合、弾性波は地中を一
定の速度で進行することを前提としているが、新たな管
を母管と接続させる埋設開始位置と母管との距離は通常
小さく、その間の地中の弾性波伝搬物性はほぼ一定と見
なせるか、或いは予め地中の物性変化が判明している場
合に適用できる。また、各弾性波受信センサーが弾性波
を検知する応答時間差は1マイクロ秒程度の差まで判別
可能であり、相応の精度で母管壁面各角度位置への弾性
波の到達時間差が判定できる。
【0009】第2発明では、母管の存在する所定の位置
に向けて掘削しても、掘削装置の方向誤差によって母管
に正確に到達できないか、或いは、母管の位置が不正確
な場合に、掘削途中で掘削孔の先端から弾性波発生装置
によって弾性波を発生させ、この弾性波を母管内表面の
横断面内所定角度位置に配設した複数個の弾性波受信セ
ンサーによって受信し、この受信時刻の内、最早到達時
刻は掘削孔先端(弾性波発生源)から最も近い距離にあ
る母管角度位置のセンサーのものであり、掘削装置はこ
のセンサーの配設角度位置と母管の中心を結ぶ方向に位
置しており、これが所期の方向からずれている場合に
は、方向指示装置によって掘削方向を補正し、方向制御
装置に補正方向指示を与えて掘削装置の方向を補正す
る。
【0010】第3発明では、上記複数個の弾性波受信セ
ンサーと接続されたマイクロコンピューターのプログラ
ム処理によって上記最早到達角度位置決定装置と方向指
示装置との機能が果たされれば、弾性波を発生させた後
即時に掘削方向の補正指示が出せ、掘削作業を迅速に進
行できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
き更に詳細に説明する。図1は道路に沿って道路下に埋
設され、特に正確な位置が不明の円管の下水用母管10
に対して、道路側に建てられた家から径の小さな下水管
を、母管10に対し該母管の直径方向に突き刺すよう
に、即ち、母管の中心Oに向って接続させる場合の掘削
方向、即ち母管の存在方向を探査する方法を示している
が、母管の正確な位置が判明している場合にこの方法を
使用することは自由である。まず、母管10の直径が大
きな1〜3m程度であり、内部のメインテナンスのため
に道路に適宜間隔で設けたマンホール(人孔)から人が
母管内に侵入できる場合とする。内部に作業者を侵入さ
せ、適数の弾性波受信センサーS1,S2,S3,S4
を母管内表面に取付けることができる。
【0012】母管内では作業者は母管を直交状態に横断
する面内にこれら弾性波受信センサーを配置すると共
に、傾斜計を使用して中心Oを通る水平面Hを基準とし
た角度θ1,θ2,θ3,θ4(煩雑さ回避のため図に
はθ1のみ図示)を設定して取り付ける。この実施例で
は図1における母管10の左上方から接続されることは
分っているため、弾性波受信センサーは母管の左半分か
つ上半分の領域に探査精度を考慮して適宜角度間隔で配
置すればよい。各弾性波受信センサーには検知信号と時
間との対応が付けられるマイクロコンピューター等の時
計手段との接続を行う。
【0013】一方、母管10への接続のための掘削開始
位置P1において、例えば地中に打ち込んだ鉄柱の頭を
ハンマーで打撃するというような方法でもよいが、同様
のトリガー付き弾性波発生装置によって弾性波を生じさ
せる。地中では弾性波は縦波と横波となって伝搬される
が、この内縦波が速く進行する。従って、上記各弾性波
受信センサーは発信源P1と各弾性波受信センサーを結
ぶラインL1,L2,L3,L4上を伝わる縦波を最初
に検知する。然しながら、母管10は円管であるため、
各ラインが中心Oを通過する直径方向ラインに近ければ
近い程弾性波伝搬距離(各弾性波受信センサーと位置P
1との距離)は短く、伝搬時間が短くなる。従って、各
弾性波受信センサー毎の弾性波受信時刻を調べることに
より、最短距離の方向、即ち、中心Oを通過する方向が
弾性波受信センサーの配置間隔に応じた精度で分る。
【0014】図3はこの計測結果を図示したものであ
り、各弾性波受信センサーが夫々最初に弾性波(縦波)
を検知した時刻T1,T2,T3,T4の中で最も早い
時刻はT2であり、ラインL2の方向が母管中心Oの方
向に向いていると判断できる。即ち、地表の水平面から
角度θ2だけ下方に傾斜した方向に掘削して行く。
【0015】然しながら、複数個の弾性波受信センサー
は離散的角度間隔で配置されているため、上記弾性波受
信センサーS2の存在位置は位置P1と母管10の中心
Oとを通過する厳密なライン上に存在するとは限らず、
当初の掘削方向θ2が既に幾分かの方向誤差を有してい
ることも考えられる。実際、図3の各計測値を滑らかに
結んだラインの時刻Tの最小点は弾性波受信センサーS
2とS3との間に存在しており、図1のラインL2は母
管中心Oから幾分か外れている。この他、現実の掘削に
よる方向誤差も存在する。
【0016】従って、図2に示すように、掘削過程にお
いて幾分か掘り進んだ段階の掘削孔12の先端位置P2
において図1の場合と同様な探査を行う。位置P2にお
いて弾性波発生装置を弾性波させてラインL1’,L
2’,L3’,L4’の各方向への弾性波伝搬を各対応
弾性波受信センサーS1,S2,S3,S4で受信し、
その受信時刻を調べる。その最早の受信時刻に対応する
弾性波受信センサーの方向に掘削すればよい。このよう
に正確な方向を探査させつつ掘削すれば、より正確に母
管10に接続させられる。
【0017】図4は以上の方法が計測精度上可能である
ことを説明する図である。母管10の半径をRとし、弾
性波の発信源位置をPとし、この点Pと母管の中心Oを
通るラインが母管と交差する点をSとし、図のように角
度θだけ離隔した点をS’とし、点Pと点Sを結ぶ距離
をLとし、点Pと点S’を結ぶ距離をL+ΔLとすると
下記の式が成立する。 (L+R(1−cosθ))2 +(Rsinθ)2
(L+ΔL)2 ΔL2 はL2 よりも相当に小さいと見なせるため、下記
の如く整理できる。 ΔL=(R/L)(R+L)(1−cosθ)
【0018】ここで L=5000mm R=1000mm θ=π/10 とした場合、ΔL=59mmとなる。地中の縦波速度は
300〜1000m/s程度であるが、1000m/s
(=1mm/μs)としても縦波は点Pから点Sに到達
するよりも点S’に到達する方が59μsだけ多く時間
を要する。既述の如く、1マイクロ秒程度の精度で計測
できるため、この59マイクロ秒の差は充分に計測可能
である。
【0019】また、母管が小径の場合で、R=100m
mの場合はΔL=5mmとなるが、やはり計測可能であ
る。このように小径の母管の場合は、作業者が母管内に
侵入して弾性波受信センサーを取付けることはできない
が、棒状部材の先端に遠隔操作によって径方向に拡径さ
せられる環状の膨張可能体の表面の所定角度位置に弾性
波受信センサーを複数個配設しておき、母管内に挿入
後、棒状部材を所定角度位置に回転位置させ、上記膨張
可能体を膨張させ、各センサーが水平面に対して夫々所
定の角度位置に来るように設定することができる。
【0020】図5は母管10の位置、即ち中心Oの位置
(X0,Z0)が判明している場合を示しており、母管
内表面の所定角度位置に複数個の弾性波受信センサーS
1,・・・,S7を夫々配設し、このセンサーS4の配
設されている角度位置に地表の点S0から管路孔を掘削
接続させる手法を説明する。掘削すべき計画ラインはL
0で示されており、先端にカッターを備えた掘削装置が
厳密にこの計画ラインL0に沿って掘り進むならば何等
の問題も生じないが、現実には装置の精度や地盤の強弱
によって掘削方向が変動する。従って、実際の掘削孔1
2は図のように計画ラインL0からずれる。これを補正
して可級的正確に母管のセンサーS4の角度位置に到達
させるには、掘削途中においてその掘削方向を調べ、そ
の方向補正を行うことである。母管10の位置(X0,
Z0)が判明していない場合には、地表(軸線X)上の
複数点において異なる時刻に弾性波を発生させ、これを
夫々母管のセンサーS1,・・・,S7で検出し、最早
到達時刻に対応する母管内表面のセンサー位置の角度
(最早到達角度)と弾性波発生点の位置との複数組合せ
から知ることができる。
【0021】補正を幾度か行った後、図5の位置P2の
所に掘削孔12の先端が到達したとする。この図では図
示し易いように誇張してある。この位置P2において弾
性波発生装置から弾性波を発生させ、図1から図3にお
いて説明したことから分るように弾性波の母管への最早
到達時刻の角度位置が位置P2に最も近く、この実施例
ではその最早到達角度位置がセンサーS5の角度位置で
あるとすると、センサーS5の角度位置と母管の中心O
を結ぶラインL5の上に掘削孔先端位置P2が位置して
いることが判明する。ここで、掘削孔12の長さは既知
であり、この長さから、座標軸X又はZの内、例えば、
X座標軸について、掘削孔12の先端の位置座標XをX
1として概算できる。
【0022】従って、掘削孔先端位置P2の近似の位置
P2’が定まる。ここから母管10のセンサーS4の方
向に向けて掘削方向を変更しなければならず、その方向
は、定まった点P2’と既知のセンサー点S4とを結ぶ
ライン方向であって決定できる。この方向を掘削装置の
カッター駆動機構に接続している方向制御装置に指示
し、掘削させる。現実の掘削装置の先端は位置P2であ
るため、この後は他の方向誤差が生じなかったとしても
母管の点S4’に到達するが、これは本発明では除去で
きない誤差である。しかし、この後も上記のような方向
補正を適数回行うことにより、またセンサーの数を増や
してセンサー間隔角度を小さくすれば、それに応じて到
達位置精度は向上する。
【0023】上述した最早到達角度位置の算出や掘削方
向補正の算出を、弾性波受信センサーと接続し、切削装
置の方向制御装置とも接続したマイクロコンピューター
に予め組み込んだプログラムの処理で行うと作業が迅速
に行える。この実施例の場合は上記概算の座標位置X1
を算定するために掘削孔12の長さもマイクロコンピュ
ーターに入力する必要がある。この掘削された長さが自
動的に入力される方式が好ましいが、方向調査の度にキ
ーボードから入力してもよい。特に小さなノート型パソ
コン等のパーソナルコンピューターを使用すると作業現
場に持ち込め、取扱い操作に便利である。
【0024】更には作業現場において、地中を掘削して
いる状態をマイクロコンピューターと接続したディスプ
レイに図示すれば、作業の現状が把握でき、効果的であ
る。図6はその図示の一例であり、縦軸は母管10の壁
面の円周角度位置であり、S1からS7は夫々の弾性波
受信センサーの配設された対応角度位置を示す。横軸
は、例えば孔12の計画ラインL0に対応する掘削長さ
を示す軸L0’であり、掘削進行途中位置D1,D2,
D3,D4,D5において、各最早到達角度位置を基準
にして各弾性波受信センサーが弾性波を受信した時刻と
各センサーの間の角度位置を滑らかに点線で描き(即
ち、各途中位置D1等においては横軸は時間軸でもあ
る)、5本のグラフ(位置と同じ記号で示す)を示して
いる。この5本のグラフD1,・・・,D5の各最早到
達角度位置同士を実線で結んだラインは横軸L0’を地
中の計画ラインL0に見立てれば、掘削装置の掘り進ん
でいる状態を模式的に示すことになる。従って掘削状態
が擬似的に目視できる。その他、工事に必要な事項を表
示させてもよい。
【0025】図3を用いて説明した探査方法では、掘削
開始点S0から最初の方向補正検査点D1付近までは上
述した点線グラフは直線に近くなるため(グラフD1も
図のように直線状である)、最早到達角度位置を求める
精度は低下する。そこで、代りに掘削開始点S0に近い
範囲では可視範囲の測量、又は傾斜計を用いて計画線L
0(L0’)に一致する方向を定める方法をとることも
できる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、母管壁に取り付けた弾性波受信センサーの内、
弾性波の発信源から最も近い距離にある弾性波受信セン
サーが最も早く弾性波を検知する。この弾性波受信セン
サーの位置と発信源とを結ぶライン方向が母管の中心を
通る方向であると見なせる。こうして掘削方向を定めて
掘削し、他の管を母管に正確に接続することができ、道
路等の開削工事が不要となり、交通を遮断するようなこ
とが無くなり、人手を減らして工事ができ、工期の短縮
や工事費用の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る母管方向の探査方法の説明
図である。
【図2】図2は掘削途中における母管方向の探査方法の
説明図である。
【図3】図3は計測結果の説明図である。
【図4】図4は母管方向探査方法の精度を説明する図で
ある。
【図5】図5は他の実施例の母管に接続させる管路孔の
掘削説明図である。
【図6】図6は図5における掘削途中状態の表示例を示
す図である。
【符号の説明】
10 母管 O 母管の中心 P,P1,P2 弾性波発生源 S1,・・・,S7 弾性波受信センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設された母管に到達した弾性波
    を検知する複数個の弾性波受信センサーを、前記母管を
    横断する面内における該母管の内表面における複数の所
    定の角度位置に配設し、地表又は地中の所定位置から弾
    性波を発信させ、前記母管内表面に配設した複数個の弾
    性波受信センサーが弾性波を検知した夫々の時刻を基に
    前記所定位置からの前記母管の中心に対する方向を探査
    することを特徴とする母管存在方向の探査方法。
  2. 【請求項2】 概略一定の方向に地中を掘削できる掘削
    装置と、 指示を受けて該掘削装置の掘削方向を変化させられる方
    向制御装置と、 前記掘削装置の掘削した孔の先端で弾性波を発生させる
    弾性波発生装置と、 地中に埋設された母管の内表面に、該母管を横断する面
    内において所定の角度位置に配設された複数個の弾性波
    受信センサーと、 該複数個の弾性波受信センサーの夫々の弾性波受信時刻
    を基に、前記母管への弾性波の最早到達角度位置を決定
    する最早到達角度位置決定装置と、 該最早到達角度位置決定装置の決定した最早到達角度位
    置を基に前記掘削装置の掘削方向を補正し、前記方向制
    御装置に指示する方向指示装置とを具備することを特徴
    とする母管に接続させる管路孔の掘削装置。
  3. 【請求項3】 前記複数個の弾性波受信センサーと接続
    されたマイクロコンピューターのプログラム処理によっ
    て前記最早到達角度位置決定装置と方向指示装置との機
    能が果たされることを特徴とする請求項2記載の母管に
    接続させる管路孔の掘削装置。
JP11377195A 1995-04-14 1995-04-14 母管存在方向探査方法と接続管路孔の掘削装置 Expired - Lifetime JP3580442B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102720482A (zh) * 2012-07-12 2012-10-10 中国海洋石油总公司 高温高压高流速管道振动监测系统

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