JPH08285578A - トータルステーション及び測量システム - Google Patents

トータルステーション及び測量システム

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JPH08285578A
JPH08285578A JP9377095A JP9377095A JPH08285578A JP H08285578 A JPH08285578 A JP H08285578A JP 9377095 A JP9377095 A JP 9377095A JP 9377095 A JP9377095 A JP 9377095A JP H08285578 A JPH08285578 A JP H08285578A
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Kiyoshi Yamamoto
山本  清
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測量の間にその本体部をどのような向きに回
転させても、外部通信装置との通信経路が測量作業を妨
げず、この外部通信装置との間で通信(データ交換)を
継続することが可能なトータルステーション及び測量シ
ステムを提供する 【構成】トータルステーションにおいて測定された測角
値及び測距値は、赤外光ポート12から赤外光信号とし
て出射され、求心望遠鏡11の光軸lに沿って送光され
る。ミラーMは、送光された赤外光信号を、本体部2の
回転軸方向に曲げている。従って、本体部2をどのよう
に回転させても、赤外光信号の照射範囲は変化しない。
従って、この本体部2の回転軸方向に赤外光信号を受信
可能な外部通信機器を配置すれば、本体部2の回転如何
に拘わらず、常に通信を継続することができる。しかの
両者間の通信は無線であるので、通信経路が本体部2の
回転を妨げることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光波測距儀及び電子セ
オドライトを一体に組み込むとともに測距値や測角値等
に対してデータ処理を行うことができるトータルステー
ション,及びこのトータルステーションと外部通信機器
とからなる測量システムに関する。
【0002】
【従来の技術】土地の距離や高低等を測量する測量機と
して、従来より、光波測距儀のような測距儀や電子セオ
ドライトのような測角器が一般に用いられている。光波
測距儀は、特定の測点から測定対象地点までの斜距離を
測量するものである。また、電子セオドライトは、測定
対象地点の方向を、特定の測点を中心とした水平角及び
高度角として測量するものである。また、最近では、こ
の光波測距儀と電子セオドライトとを組み合わせるとと
もに、それらの測定結果に基づいて測定と測定対象地点
との間の水平距離や高度差を算出する計算機を備えたト
ータルステーションが実用化されるに至っている。
【0003】従来のトータルステーションは、このよう
な測定結果をデータコレクタと呼ばれる外部記憶装置に
転送するように、システム化されていた。このデータコ
レクタは、中央演算処理装置(CPU)を備えた小型の
コンピュータであり、トータルステーションから転送さ
れてきた測定結果等のデータを保存するとともに、この
データに対してデータ処理プログラムを実行することに
より、様々なデータ解析を行い、トータルステーション
に対して測量指示を行うことができるようになってい
た。このように、データ処理プログラムを実行すること
により単なる測距や測角以上の付加価値を帯びた測量を
行うことを、「応用測量」という。
【0004】従来のシステムでは、このようなデータ転
送等を行うために、トータルステーションとデータコレ
クタに夫々シリアルポート(RS−232Cポート)を
設け、これらシリアルポート同士をケーブルにて接続す
るようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の測定
結果等の転送や測量指示を行う場合には、測量の間中、
トータルステーションとデータコレクタとをケーブルに
よって接続していなければならない。
【0006】しかしながら、トータルステーションは水
平方向に360°以上回転することができるので、トー
タルステーションを地面に設置する三脚やトータルステ
ーション自体にケーブルがからみつくことがあり、円滑
な測量作業の妨げになっていた。
【0007】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、測量の間において本体を基台に対してどの
ような向きに回転させても、外部通信装置との通信経路
が測量作業を妨げず、この外部通信装置との間での通信
(データ交換)を継続することが可能なトータルステー
ション及び測量システムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるトータルス
テーション及び測量システムは、上記課題を解決するた
め、下記のような手段を採用した。
【0009】即ち、本発明のトータルステーションの第
1の態様は、外部に光信号を送出するための態様であ
り、測点に設置される基台と、測定対象までの距離を測
距する測距装置及び測定対象の方向を測角する測角装置
を一体に組み込み前記基台に対して回転自在に設けらた
本体と、前記測距装置により測距された測距値及び前記
測角装置により測角された測角値を光信号に変換する前
記本体に設けられた変換手段と、この変換手段によって
変換された光信号を前記本体の前記基台に対する回転軸
と略平行な方向に送出する前記本体に設けられた光信号
送出手段とを備えたことを特徴とする(請求項1に対
応)。
【0010】本発明のトータルステーションの第2の態
様は、外部から光信号を受信するための態様であり、測
点に設置される基台と、測定対象までの距離を測距する
測距装置及び測定対象の方向を測角する測角装置を一体
に組み込み前記基台に対して回転自在に設けらた本体
と、光信号を電気信号に変換する前記本体に設けられた
変換手段と、前記本体の前記基台に対する回転軸と略平
行な方向から送信されてきた光信号を前記変換手段に導
光する導光手段と、を備えたことを特徴とする(請求項
5に対応)。
【0011】本発明の測量システムの第1の態様は、ト
ータルステーションから外部通信機器へ光信号を送信す
る態様であり、測点に設置される基台と、測定対象まで
の距離を測距する測距装置及び測定対象の方向を測角す
る測角装置を一体に組み込み前記基台に対して回転自在
に設けらた本体と、前記測距装置により測距された測距
値及び前記測角装置により測角された測角値とを光信号
に変換する前記本体に設けられた第1の変換手段と、こ
の変換手段によって変換された光信号を前記本体の前記
基台に対する回転軸と略平行な方向に送出する前記本体
に設けられた光信号送出手段とを備えたトータルステー
ション,及び 前記光信号送出手段によって送出された
前記光信号を受光して電気信号に変換する第2の変換手
段と、この第2の変換手段によって電気信号に変換され
た前記測距値及び測角値を格納する格納手段とを備えた
外部通信機器からなることを特徴とする(請求項3に対
応)。
【0012】本発明の測量システムの第2の態様は、外
部通信機器からトータルステーションへ光信号を送信す
る態様であり、情報を格納する格納手段と、この格納手
段に格納された情報を光信号として送出する光信号送出
手段とを備えた外部通信機器,及び測点に設置される基
台と、測定対象までの距離を測距する測距装置及び測定
対象の方向を測角する測角装置を一体に組み込み前記基
台に対して回転自在に設けらた本体と、前記光信号送出
手段から送出された光信号を電気信号に変換する前記本
体に設けられた変換手段と、前記本体の前記基台に対す
る回転軸と略平行な方向から送信されてきた光信号を前
記変換手段に導光する導光手段とを備えたトータルステ
ーションからなることを特徴とする(請求項7に対
応)。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。各実施例の詳細な説明を行う前に、本発明の各
構成要件の概念を説明する。
【0014】(変換手段)変換手段は、光信号と電気信
号とを相互に変換する。この光信号は特定の波長の光で
あれば良いが、光信号が目障りにならないように、赤外
光信号とすることが望ましい(請求項9及び10に対
応)。また、外乱の影響をなくすためには、変換手段が
変換する光信号の波長帯はできるだけ狭いことが望まし
い。
【0015】(光信号送出手段,導光手段)変換手段の
受光面/出射面自体が回転軸と平行な方向を向いている
場合には、この変換手段自体やレンズがこの光信号送出
手段又は導光手段として機能することになるが、そうで
ない場合には、反射光学系,屈折プリズム,光ファイバ
ー等が用いられる。
【0016】この光信号送出手段は、前記本体の前記基
台に対する回転軸の延長線上に光信号を送出しても良い
(請求項2,4に対応)。同様に、導光手段は、前記本
体の前記基台に対する回転軸の延長線上から送信された
光信号を前記変換手段に導光しても良い(請求項6,8
に対応)。
【0017】(外部通信機器)外部通信機器はそれ自体
がコンピュータであっても良い。 (格納手段)格納手段はRAMのような揮発メモリやフ
ラッシュメモリのような不揮発メモリである半導体メモ
リであっても良いし、ハードディスクやフロッピーディ
スクや光磁気ディスクのようなディスク装置であっても
良い。
【0018】(情報)外部通信機器からトータルステー
ションに送信される情報は、データ及びプログラムを含
む。プログラムとしては、例えば、前記情報は前記測距
装置による測距値や前記測角装置による測角値に対する
データ処理を行うためのプログラムが例示される(請求
項11,12に対応)。
【0019】
【実施例1】以下、図面に基づいて本発明の第1実施例
を説明する。本実施例は、本発明によるトータルステー
ション及び外部通信機器からなる測量システムの例を示
すものである。
【0020】<トータルステーションの機械構成>図1
は、このトータルステーションA及び外部通信機器Bの
外観を示す正面図である。この図1から明らかなよう
に、トータルステーションAは、本体部2,基台部3,
整準ブロック4,及び三脚部5を、図面上上方から順に
積載して構成されている。
【0021】本体部2は、略U字状の形状を有し、その
U字状凹部2a内に視準望遠鏡部1を保持している。こ
の視準望遠鏡部1は、測角対象地点に配置されたプリズ
ム付ターゲットを視準するための視準望遠鏡1aを内蔵
している。この視準望遠鏡1aは、光波測距のための変
調光の送光光学系及び受光光学系を兼ねている。即ち、
視準望遠鏡部1は、この変調光を出射するための出射装
置,プリズム付ターゲットからの変調光の戻り光を電気
信号に変換する受光装置,及び出射時における変調の位
相と戻り光の位相との間におけるの位相差を検出する位
相差検出装置をも、一体に備えているのである。
【0022】この視準望遠鏡部1は、軸6によって本体
部2のU字状凹部2a内に軸支され、紙面の上下方向に
沿って立てた面内で回転可能となっている。この軸6の
端部には円盤状の透明スケール7aが固着されている。
一方、本体部2内には、この透明スケール7a上に描か
れたパターンを読み取る検出装置7bが固設されてい
る。これら透明スケール7a及び検出装置7bはインク
リメンタル方式の垂直方向エンコーダ7を構成し、視準
望遠鏡部1と本体部2との間の相対回転方向を示すパル
スを、その相対回転角に対応する個数だけ発生する。
【0023】基台部3は、図2の断面図に示すように、
中空の円筒状の形状を有している。この基台部3は、軸
6の方向に直交する方向を向いた軸9によって本体部2
の底面2bに軸支され、紙面の左右方向に沿って立てた
面内で相対回転可能となっている。この基台部3の上面
には円盤状のスケール10aが設けられている。一方、
本体部2内には、このスケール10a上に描かれたパタ
ーンを読み取る検出装置10bが固設されている。これ
らスケール10a及び検出装置10bから水平方向エン
コーダ10が構成されて、基台部3と本体部2との間の
相対角度が検出されるのである。
【0024】以上の機械構成により、視準望遠鏡部1
は、基台部3に対してあらゆる方向を向くことができ
る。この時の視準望遠鏡の方向は、垂直方向エンコーダ
7及び水平方向エンコーダ10によって測定される。
【0025】整準ブロック4は、図2の断面図に示すよ
うに、中空の円筒状の形状を有しており、その周方向に
おける等角度間隔の三箇所に、突出量が微調整可能な整
準ネジ8を有している。そして、これら整準ネジ8の突
出量を微調整することにより、整準ブロック3を三脚部
5に対して任意の向き及び角度に相対傾動させて軸9を
鉛直方向に向けることが可能となっている。
【0026】三脚部5は、整準ブロック4を地面に対し
て固定するための台である。図1において、Kは測点に
打ち込まれた杭を示す。測定対象点に対する正確な測量
を行うためには、杭Kの中心の上方に、トータルステー
ションAの機械中心(視準望遠鏡部1内の出射装置及び
受光装置位置に対する発光/受光光軸延長線上における
光学的等価位置,軸6の延長線と軸9の延長線との交
点)を正確に配置しなければならない。そのため、本体
部2には、トータルステーションAの機械中心から鉛直
方向に沿って地面に向かう光軸lを有する求心望遠鏡1
1が備えられているとともに、基台部3と整準ブロック
4との間が、相互に水平方向にシフト可能な求心軸受け
として構成されているのである。
【0027】即ち、図2の断面図に示すように、求心望
遠鏡11の先端部には接眼光学系Iが填め込まれている
とともに、その細径部分には、対物光学系Lが填め込ま
れている。この対物光学系Lの物体側には、この対物光
学系Lの光軸lを下方に曲げて軸9の中心に沿って進ま
せる反射ミラーMが固定されている。この軸9の延長線
上にはトータルステーションAの機械中心が位置してい
るので、この光軸lが杭Kの中心に合致れば、トータル
ステーションAの機械中心が杭Kの中心の鉛直線上に位
置したことになる。そのため、対物光学系Lの焦点位置
には、この対物光学系Lの光軸lを示す視準線が設けら
れている(図示略)。そして、作業者は、この求心望遠
鏡11を見ながら、基台部3を整準ブロック4に対して
シフトさせて、杭Kの中心を光軸lの位置に重ね合わせ
るのである。これを「求心作業」という。
【0028】この求心望遠鏡11内における対物光学系
Lと接眼光学系Iとの間には、光軸lを分岐させるため
のプリズムPが設置されている。このプリズムPは、光
軸lに対して45°傾いた接合面を有しており、この接
合面がハーフミラーとなっている。このプリズムPの側
方には、赤外光ポート12が備えられている。
【0029】この変換手段としての赤外光ポート12
は、赤外光信号(光信号)を出射する発光ダイオード及
び当該特定波長の赤外光信号(光信号)を受光するよう
にフィルターが被せられたフォトダイオードを、その発
光/受光面上に並べて備えている。この赤外光ポート1
2の発光/受光面は、対物光学系Lの焦点位置からずれ
た位置に配置されているので、この赤外光ポート12か
ら出射される赤外光信号は対物光学系Lによって拡散さ
れる。従って、光軸lを中心にある程度の範囲にわたっ
て赤外光が照射されるとともに、同範囲から発された赤
外光信号が赤外光ポート12によって受光される。な
お、赤外光の光路中心が光軸l,即ち、軸9の延長線と
一致していることから、本体部2を基台部3に対して回
転させたとしても、赤外光の照射範囲が変化することは
殆どない。この赤外光ポート12から発せられた赤外光
信号を軸9に沿って送出し、また、軸9に沿った赤外光
信号を赤外光ポート12に導光する反射ミラーM,対物
光学系L,及びプリズムPは、光信号送出手段及び導光
手段を構成している。
【0030】<トータルステーションの内部回路>次
に、トータルステーションAの内部回路の構成を、図3
のブロック図を用いて説明する。図3において、中央制
御部18には、測角部19,測距部20,操作表示部1
3,プログラムロードエリア14,RAM15,プログ
ラムROM16,及びシリアル通信ドライバ17が接続
されている。
【0031】測距部20は、光波測距儀(測距装置)と
しての機能を果たす回路ブロックである。即ち、測距部
20は、視準望遠鏡部1内に内蔵されている出射装置,
受光装置,位相差検出装置に対応し、位相差検出装置で
検出した位相差情報を中央制御部18に入力する。
【0032】また、測角部19は、電子セオドライト
(測角装置)としての機能を果たす回路ブロックであ
る。即ち、測角部19は、図1における垂直方向エンコ
ーダ7及び水平方向エンコーダ10対応し、視準望遠鏡
部1の垂直方向の回転及び水平方向の回転に従って生じ
るパルスを中央制御部18に入力する。
【0033】プログラムROM16は、中央制御部18
における制御に必要な各種プログラム,即ち、BIOS
(Basic Input Output System),MS−DOS等のO
S(Operation System),通信プログラム,その他の制
御プログラムを格納した読み出し専用メモリである。
【0034】プログラムロードエリア14は、アプリケ
ーションプログラム(データ処理プログラム)を格納す
るための書込可能メモリであり、フラッシュメモリから
構成されている。
【0035】中央制御部18は、プログラムROM16
に格納されているBIOS,OS,及び制御プログラム
を実行して、トータルステーションA全体の制御を実行
したり、測距部20からの位相差情報に基づいた測距値
の算出や測角部19からのパルスに基づいた測角値の算
出を行う。また、中央制御部18は、プログラムROM
16に格納されている通信プログラムを実行して、シリ
アル通信ドライバ17及び赤外光ポート12経由で外部
通信機器Bと通信する。中央制御部18は、この通信に
よって、外部通信機器Bとの間でデータ授受を行った
り、外部通信機器B内に格納されているアプリケーショ
ンプログラムのダウンロードを行う。また、中央制御部
18は、プログラムロードエリア(E2PROM)に格
納されたアプリケーションプログラム(データ処理プロ
グラム)を実行する事により、測定値に基づいたデータ
処理を行う。
【0036】RAM15は、中央制御部18におけるプ
ログラム実行に際して生じる各種データ,例えば、測距
値,測角値,データ処理結果,各種変数,各種定数,各
種フラグ,スタックアドレス,等を随時書き込むメモリ
である。
【0037】操作表示部13は、中央制御部10による
処理結果(測距値,測角値,その他のデータ処理結果)
や作業者に対する操作指示を表示したり、各種データや
命令を中央制御部10に入力するインターフェース装置
である。この操作表示部13は、中央制御部18におい
てBIOSによって制御される。
【0038】シリアル通信ドライバ17は、中央制御部
18と赤外光ポート12との間に設けられたパラレル/
シリアル変換インタフェースである。即ち、このシリア
ル通信ドライバ17は、中央制御部18との間でバス接
続されるとともに、このバスを介して受信したパラレル
情報をシリアル情報に変換して赤外光ポート12に転送
したり、赤外光ポート12から受信したシリアル情報を
パラレル情報に変換して中央制御部18に転送する。な
お、このシリアル通信ドライバ17は、中央制御部18
においてBIOSによって制御される。
【0039】シリアル通信ドライバ17に接続された変
換手段としての赤外光ポート12は、シリアル通信ドラ
イバ17からの信号に応じて変調した赤外光信号を出射
するとともに、外部通信機器Bから受信した赤外光信号
を電気信号に変換してシリアル通信ドライバ17に通知
する。即ち、外部通信機器Bが同様の赤外光ポートを有
する限り、この赤外光ポート12を介して、この外部通
信機器Bとの間で赤外光通信を行うことができるのであ
る。
【0040】<外部通信機器の外観>一方、トータルス
テーションAと赤外光通信を行う外部通信機器Bは、図
1に示すように、その外面に、表示部32,キー入力部
33,及び赤外光ポート31を備えている。この第2の
変換手段としての赤外光ポート31は、トータルステー
ションA側の赤外光ポート12とほぼ同等の機能を備え
ており、トータルステーションAの赤外光ポート12か
ら送信された赤外光信号を受信するとともに、トータル
ステーションAの赤外光ポートに向けて赤外光信号を送
信することができる。
【0041】<外部通信機器の内部回路>次に、外部通
信機器Bの内部回路の構成を、図4のブロック図を用い
て説明する。図4において、赤外光ポート31は、通信
制御部35を介して中央演算処理部34に接続されてい
る。この中央演算処理部34には、上述の表示部32及
びキー入力部33の他、プログラムROM37,データ
メモリ部38,及びRAM39が接続されている。
【0042】電源部36は、回路全体に駆動電源を供給
する回路である。通信制御部35は、トータルステーシ
ョンA側のシリアル通信ドライバ17と同等の機能を有
するシリアル/パラレルインタフェースである。
【0043】プログラムROM37は、中央演算処理部
34における制御に必要な各種プログラム,即ち、BI
OS(Basic Input Output System),MS−DOS等
のOS(Operation System),通信プログラム,データ
処理プログラム,その他の制御プログラムを格納した読
み出し専用メモリである。
【0044】中央演算処理部34は、プログラムROM
37に格納されているBIOS,OS,及び制御プログ
ラムを実行して、外部通信機器B全体の制御を行う。そ
して、プログラムROM37に格納されている通信プロ
グラムを実行して、赤外光ポート31経由でトータルス
テーションAと通信し、受信したデータ(測距値,測定
値,等)をデータメモリ部38に書き込む。また、中央
演算処理部34は、プログラムROM37に格納されて
いるデータ処理プログラムを実行して、データメモリ部
38に書き込まれているデータに対してデータ処理を行
うとともに、このデータ処理結果を表示部32に表示す
る。
【0045】RAM15は、中央演算処理部34におけ
るプログラム実行に際して生じる各種データを随時書き
込むメモリである。
【0046】<通信処理>次に、トータルステーション
Aの中央制御部18及び外部通信機器Bの中央演算処理
部35において夫々実行される処理の内容を説明し、こ
れらの間におけるデータ転送の手順を示す。なお、この
説明は、トータルステーションA側では測距値,測角値
に対するデータ処理は行わずに外部通信機器B側におい
てデータ処理(杭打ち測定)を行うことを前提として行
う。
【0047】〔トータルステーション側の処理〕図5
は、トータルステーションAの中央制御部18において
実行される処理の概略を示すフローチャートである。こ
の処理は、トータルステーションAに電源を投入するこ
とによってスタートする。そして、最初のS01におい
て初期設定を行う。即ち、測量に必要な各定数(気圧
値,気温値,プリズム定数)の入力等を行う。
【0048】次のS02では、シリアル通信ドライバ1
7用のBIOSを起動して、赤外光ポート12を使用可
能な状態に設定する。次のS03では、通信プログラム
を起動して、赤外光ポート12を通じた通信プロトコル
を実行する。この通信プロトコルを実行した結果外部通
信機器Bを認識できなければ、S03の通信プロトコル
実行を繰り返すが、外部通信機器Bを認識することがで
きると、処理を次に進めることができる(S04)。
【0049】次のS05では、測距を行うかをチェック
する。このチェックは、操作表示部13を介して入力さ
れる作業者からの指示によって行う。測距を行わない場
合は、そのまま処理をS07に進めるが、測距を行う場
合には、次のS06において測距を実行し、測距結果を
RAM15に一時格納してから処理をS07に進める。
【0050】S07では、測角を行うかどうかをチェッ
クする。このチェックも、操作表示部13を介して入力
される作業者からの指示によって行う。測角を行わない
場合は、そのまま処理をS09に進めるが、測角を行う
場合には、次のS08において測角を実行し、測角結果
をRAM15に一時格納してから処理をS09に進め
る。
【0051】S09では、RAM15に一時格納してお
いたデータ(測距値,測角値)を、シリアル通信ドライ
バ17に送信する。すると、このデータは、シリアル通
信ドライバ17にてシリアル信号に変換され、赤外光ポ
ート12から赤外光信号として、送出される。
【0052】次のS10では、測量を終了するか否かを
チェックする。このチェックは、操作表示部13を介し
て測量終了を入力したかどうかに応じてなされる。そし
て、測量終了が入力されていない場合には処理をS05
に戻し、測量終了が入力された場合には処理をS11に
進める。このS11では、終了コードをシリアル通信ド
ライバ17に送信する。すると、この終了コードは、デ
ータの場合と同様に、赤外光ポート12から赤外光信号
として送出される。以上により、トータルステーション
Aの処理は終了する。
【0053】〔外部通信機器側の処理〕一方、図6は、
外部通信機器Bの中央演算処理部34において実行され
る処理の概略を示すフローチャートである。この処理
は、電源部36から回路に電源を投入することによって
スタートする。そして、最初のS21において、通信モ
ードか否かをチェックする。このチェックは、キー入力
部33を介して入力される作業者からの指示に従って行
われる。即ち、この外部通信機器Bは、測量後において
蓄積したデータを整理したり各種のデータ処理を施すこ
とができるので、最初のステップにおいて、単独で使用
するモードであるのか通信によってトータルステーショ
ンAとリンクした処理をするモードであるのかチェック
するのである。そして、通信モードでないとした場合に
は、S30において他の処理を実行して、処理を終了す
る。
【0054】これに対して、通信モードであるとした場
合には、S22において赤外光ポート31の設定を行
い、S23及びS24においてトータルステーションA
を認識できるまで通信プロトコルを実行する。これらの
処理は、図5におけるS02乃至S04の処理と同じで
ある。
【0055】次のS25では、図5のS11によって送
信された終了コードを赤外光ポート31を介して受信し
たかどうかをチェックする。そして、終了コードを受信
していない場合は、S26において、図5のS09によ
って送信されたデータ(測距値,測角値)を赤外光ポー
ト31を介して受信したかどうかをチェックする。そし
て、未だデータが受信されていない場合は、処理をS2
5に戻してチェックを繰り返す。
【0056】S26においてデータを受信したときに
は、S27において、受信したデータをデータメモリ部
38に格納する。そして、次のS28において、格納し
たデータに対するデータ処理を実行するか否かをチェッ
クする。このデータ処理を実行するか否か,及びどのデ
ータ処理を実行するかは、キー入力部33を介して入力
される作業者からの指示による。このデータ処理として
は、設定距離に対する測距値の較差を算出する杭打ち測
定,測点の平面位置を測距値及び測角値から求めるトラ
バース測量計算,等がある。ここでは、杭打ち測定を行
うものとして説明する。
【0057】図7は、この杭打ち測定用のデータ処理プ
ログラムを示すフローチャートである。このデータ処理
プログラムでは、最初のS31において、杭を打つ地点
までの設定距離値を入力する。この設定距離値は、キー
入力部33を通じて入力されるが、一旦入力されるとR
AM39に書き込まれる。従って、新たな設定距離値が
入力されるまでは、RAM39に書き込まれている設定
距離値が読み出されて中央演算処理部34に入力され
る。次のS32では、S27においてデータメモリ部3
8に格納した最新の測距値を読み出す。そして、次のS
33において、S31にて入力した設定距離とS32に
て読み出した測距値との差を求め、算出した値を表示部
32に表示する。以上により、この杭打ち測定プログラ
ムを終了して、処理を図6に戻す。
【0058】図6では、S29を完了すると処理をS2
5に戻し、次のデータ受信又は終了コード受信を待ち、
終了コードを受信したときには、S25から当該処理を
終了する。
【0059】<実施例の作用>本実施例のトータルステ
ーションAを用いて応用測量を行う場合の作業は、以下
に示す通りになる。即ち、測量を行う前に、外部通信機
器Bと赤外光による通信を行って、必要なデータをRA
M15に格納するとともに、トータルステーションA上
で実行可能なデータ処理プログラムをプログラムロード
アリア14にダウンロードする。
【0060】測量現場では、所定の測点に打ち込んだ杭
Kの上に、トータルステーションAを立てる。そして、
整準ブロック4の整準ネジ8を適宜調整して、軸9を鉛
直方向に向ける。次いで、求心望遠鏡11を覗きながら
基台部3を整準ブロック4に対して水平方向にシフトさ
せ、求心作業を行う。
【0061】以上のセッティングが済んだ後で、トータ
ルステーションA及び外部通信機器B双方の電源を投入
し、図5及び図6のプログラムを実行する。これらプロ
グラムを実行しても、外部通信機器Bをトータルステー
ションAから離していると、両者は互いを認識できない
ので、測量及び通信を開始することができない。しか
し、外部通信機器Bを図1に示すように求心望遠鏡11
の光軸l上に配置すると、本体部2がどのような方向を
向いているかに拘わらず、両者は互いを認識し、測量及
び両者間の通信が可能となる。
【0062】この後で測量を行えば、測距値及び測角値
がトータルステーションAの赤外光ポート12から赤外
光信号として送出され、外部通信機器Bの赤外光ポート
31によってこれが受信される。従って、トータルステ
ーションAと外部通信機器Bとの間の通信が測量作業の
妨げになることなく、測距値及び測角値が随時外部通信
機器Bに転送され、この外部通信機器B上においてデー
タ処理される。
【0063】本実施例では、赤外光信号を通信に用いて
いるので、電波を用いた場合のような外乱によるデータ
への悪影響がない。また、赤外光信号は、電波に比べて
視向性が高いが、トータルステーションAからの赤外光
の光路中心を本体部2の回転軸9の延長線上にしている
ので、この延長線上に外部通信機器Bを配置する限り、
赤外光ポート12が取り付けられている本体部2がどの
ような方向を向こうとも、常に両者間で赤外光信号の受
光が可能となっている。
【0064】
【実施例2】以下、本発明の第2実施例の説明を行う。
この第2実施例は、第1実施例と比較して、外部通信機
器B’の構成が異なる。
【0065】図8に示すように、この外部通信機器B’
では、赤外光ポート41は、外部通信機器B’のケース
に設けられているのではなく、外部通信機器B’のケー
シングの側面から側面に延びたアーム44上に固着され
ている。この外部通信機器B’のケーシング自体は、ト
ータルステーションAの三脚部5の三本の脚のうちの何
れかに取り付けられる。この取り付けは、ベロクロ(商
標)によって行われる。
【0066】そして、この外部通信機器B’のケーシン
グを三脚部5の脚に取り付けた時にアーム44上の赤外
光ポート44が光軸l中に位置するように、アーム44
の長さ及び角度は調整自在となっている。
【0067】本第2実施例によると、上述の第1実施例
による作用を全て有す他、外部通信機器B’を固定的に
配置することができるので、測点を移動する時でもトー
タルステーションAと外部通信機器B’とを一体に運搬
することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように構成した本発明のトータル
ステーション又は測量システムによると、測量の間にお
いてトータルステーション本体を基台に対してどのよう
な向きに回転させても、外部通信装置との通信経路が測
量作業を妨げることはなく、この外部通信装置との間で
通信(データ交換)を継続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による測量システムの外
観を示す正面図
【図2】 図1のトータルステーションの求心望遠鏡及
び赤外光ポートの配置を示す一部断面図
【図3】 図1のトータルステーションの内部回路を示
すブロック図
【図4】 図1の外部通信機器の内部回路を示すブロッ
ク図
【図5】 図3の中央制御部で実行される処理の内容を
示すフローチャート
【図6】 図4の中央演算処理部で実行される処理の内
容を示すフローチャート
【図7】 図6のS29から割り込み実行される杭打ち
測定プログラムを示すフローチャート
【図8】 本発明の第2実施例による測量システムの外
観を示す正面図
【符号の説明】
1 視準望遠鏡部 2 本体部 11 求心望遠鏡 12 赤外光ポート 15 RAM 18 中央制御部 19 測角部 20 測距部 31 赤外光ポート 34 中央演算処理部 38 データメモリ部 A トータルステーション B 外部通信機器 L 対物光学系

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測点に設置される基台と、 測定対象までの距離を測距する測距装置及び測定対象の
    方向を測角する測角装置を一体に組み込み前記基台に対
    して回転自在に設けらた本体と、 前記測距装置により測距された測距値及び前記測角装置
    により測角された測角値を光信号に変換する前記本体に
    設けられた変換手段と、 この変換手段によって変換された光信号を前記本体の前
    記基台に対する回転軸と略平行な方向に送出する前記本
    体に設けられた光信号送出手段とを備えたことを特徴と
    するトータルステーション。
  2. 【請求項2】前記光信号送出手段は、前記本体の前記基
    台に対する回転軸の延長線上に前記光信号を送出するこ
    とを特徴とする請求項1記載のトータルステーション。
  3. 【請求項3】測点に設置される基台と、 測定対象までの距離を測距する測距装置及び測定対象の
    方向を測角する測角装置を一体に組み込み前記基台に対
    して回転自在に設けらた本体と、 前記測距装置により測距された測距値及び前記測角装置
    により測角された測角値を光信号に変換する前記本体に
    設けられた第1の変換手段と、 この変換手段によって変換された光信号を前記本体の前
    記基台に対する回転軸と略平行な方向に送出する前記本
    体に設けられた光信号送出手段とを備えたトータルステ
    ーション,及び前記光信号送出手段によって送出された
    前記光信号を受光して電気信号に変換する第2の変換手
    段と、 この第2の変換手段によって電気信号に変換された前記
    測距値及び測角値を格納する格納手段とを備えた外部通
    信機器からなることを特徴とする測量システム。
  4. 【請求項4】前記光信号送出手段は、前記本体の前記基
    台に対する回転軸の延長線上に前記光信号を送出するこ
    とを特徴とする請求項3記載の測量システム。
  5. 【請求項5】測点に設置される基台と、 測定対象までの距離を測距する測距装置及び測定対象の
    方向を測角する測角装置を一体に組み込み前記基台に対
    して回転自在に設けらた本体と、 光信号を電気信号に変換する前記本体に設けられた変換
    手段と、 前記本体の前記基台に対する回転軸と略平行な方向から
    送信されてきた光信号を前記変換手段に導光する導光手
    段と、を備えたことを特徴とするトータルステーショ
    ン。
  6. 【請求項6】前記導光手段は、前記本体の前記基台に対
    する回転軸の延長線上から送信された光信号を前記変換
    手段に導光することを特徴とする請求項5記載のトータ
    ルステーション。
  7. 【請求項7】情報を格納する格納手段と、 この格納手段に格納された情報を光信号として送出する
    光信号送出手段とを備えた外部通信機器,及び測点に設
    置される基台と、 測定対象までの距離を測距する測距装置及び測定対象の
    方向を測角する測角装置を一体に組み込み前記基台に対
    して回転自在に設けらた本体と、 前記光信号送出手段から送出された光信号を電気信号に
    変換する前記本体に設けられた変換手段と、 前記本体の前記基台に対する回転軸と略平行な方向から
    送信されてきた光信号を前記変換手段に導光する導光手
    段とを備えたトータルステーションからなることを特徴
    とする測量システム。
  8. 【請求項8】前記導光手段は、前記本体の前記基台に対
    する回転軸の延長線上から送信された光信号を前記変換
    手段に導光することを特徴とする請求項7記載の測量シ
    ステム。
  9. 【請求項9】前記光信号は赤外光信号であることを特徴
    とする請求項1,2,5,又は6に記載のトータルステ
    ーション。
  10. 【請求項10】前記光信号は赤外光信号であることを特
    徴とする請求項3,4,7,又は8に記載の測量システ
    ム。
  11. 【請求項11】前記情報は前記測距装置による測距値や
    前記測角装置による測角値に対するデータ処理を行うた
    めのプログラムであることを特徴とする請求項5又は6
    記載のトータルステーション。
  12. 【請求項12】前記情報は前記測距装置による測距値や
    前記測角装置による測角値に対するデータ処理を行うた
    めのプログラムであることを特徴とする請求項7又は8
    記載の測量システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102967298A (zh) * 2011-08-29 2013-03-13 新加坡科技研究局 具有测高能力的勘察装置

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