JPH08285341A - 換気管収納ケースおよび換気装置 - Google Patents

換気管収納ケースおよび換気装置

Info

Publication number
JPH08285341A
JPH08285341A JP7110017A JP11001795A JPH08285341A JP H08285341 A JPH08285341 A JP H08285341A JP 7110017 A JP7110017 A JP 7110017A JP 11001795 A JP11001795 A JP 11001795A JP H08285341 A JPH08285341 A JP H08285341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation pipe
cylindrical case
semi
ventilation
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7110017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3571413B2 (ja
Inventor
Junji Nishi
順二 西
Toshio Tsubota
敏雄 坪田
Junji Morimoto
淳二 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP11001795A priority Critical patent/JP3571413B2/ja
Publication of JPH08285341A publication Critical patent/JPH08285341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3571413B2 publication Critical patent/JP3571413B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気管の整理が容易であり、持ち運びや保管
に便利である換気管収納ケースおよび換気装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 第1の半筒形ケースの一方の側面と第2の半
筒形ケースの一方の側面とを第1の係止手段で回転自在
に係止し、第1の半筒形ケースの他方の側面と第2の半
筒形ケースの他方の側面とを第2の係止手段によって開
閉自在に係止し、第1の半筒形ケースの一端部と送風機
に接続される換気管の一端部とを換気管固定手段によっ
て固定し、第1の半筒形ケースの他端部、第2の半筒形
ケースの他端部のうちの少なく一方に、換気管を係止す
る換気管ストッパ部を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気通信用マンホール
や下水溝などの地下作業場に滞留している酸欠空気や硫
化水素等の有害ガスを換気する換気装置およびその換気
管収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マンホールの換気に使用する送風機とし
ては、現在では、送風、吸気兼用機と送風専用機とが知
られている。送風、吸気兼用機2は、図6に示してあ
り、送風機本体300aと送風管200aと送風管固定
治具301aとで構成され、送風専用機3は、図7に示
してあり、円筒形や箱形の形状を有し、送風管200b
の収納部100bを送風機本体300bと一体化したも
のであり、送風管飛び出し防止ベルト101bが設けら
れている。
【0003】ところで、上記従来の送風専用機3は、送
風管収納部100bが設けられているので、保管時等に
送風管200aの変形や損傷がなく、送風管200aの
整理、収納が容易で、その運搬や保管に便利であるとい
う利点があるが、送風専用であるので、通行車両、送風
機用携帯発電機から出る排気ガスの悪臭や、地面の埃等
が混入した空気をマンホール内に送り込むことになり、
送風のみによって換気しても快適な作業環境を作り出す
ことができない。
【0004】一方、上記従来の送風、吸気兼用機2は、
送風管200bの接続替えが可能であるので、送風した
り吸気したりというように、換気方法の使い分けができ
る利点があるが、送風管200bの固定治具を外す場合
に工具が必要であり、送風から吸気、またはその逆方向
に、送風機本体300bを接続替えするための時間が長
く必要であり、また、送風管200bが長尺であるの
で、収納袋への収納や取り出しが不便であり、さらに、
送風管を露出した状態で運搬することが多いので、装置
全体の変形や損傷が激しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さらに、マンホールの
深さに応じて、送風管の繰り出し長さが調節されるが、
マンホール周辺が通行の支障とならないような広い場所
であれば、マンホール口から送風機本体を前後にずらす
だけで調節できるので、調節機構を設ける必要がない。
【0006】しかし、実際には、車両や歩行者の通行の
支障にならないようにするために、作業場所としては狭
い範囲しか確保できないマンホールが多く、したがっ
て、送風機の位置を前後にずらすことができない。この
場合に、送風管の繰り出し長さを調節するには、送風管
の先端や中間に取付けてある吊り金具と送風機本体の取
手や突起物等とを紐で結び、送風管の繰り出し長さを調
節しているのが現状である。
【0007】すなわち、従来の送風専用機3を使用した
場合、吸気できないという問題があり、排気ガスや埃を
そのままマンホールに送り込み不快な作業環境を作ると
いう問題があり、従来の送風、吸気兼用機2を使用した
場合、送風専用機3における問題を解決できるものの、
送風管の接続替え作業に長時間かかるという問題があ
る。
【0008】また、従来の送風専用機3、送風、吸気兼
用機2に共通して、送風管繰り出し長さを調節する操作
が面倒であり、送風管等の長尺物の整理が困難であり、
送風機の持ち運びや保管が不便であるという問題があ
る。
【0009】本発明の第1の目的は、換気管の整理が容
易であり、持ち運びや保管に便利である換気管収納ケー
スおよび換気装置を提供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、送風管繰り出し長
さを調節する操作が容易である換気管収納ケースおよび
換気装置を提供することである。
【0011】本発明の第3の目的は、送風、吸気ともに
可能であり、しかも、送風、吸気の間で、送風管の接続
替え時間を短くすることができる換気装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の半筒形
ケースの一方の側面と第2の半筒形ケースの一方の側面
とを第1の係止手段で回転自在に係止し、第1の半筒形
ケースの他方の側面と第2の半筒形ケースの他方の側面
とを第2の係止手段によって開閉自在に係止し、第1の
半筒形ケースの一端部と送風機に接続される換気管の一
端部とを換気管固定手段によって固定し、第1の半筒形
ケースの他端部、第2の半筒形ケースの他端部のうちの
少なく一方に、換気管を係止する換気管ストッパ部を設
けたものである。
【0013】
【作用】本発明は、第1の半筒形ケースの一方の側面と
第2の半筒形ケースの一方の側面とを第1の係止手段で
回転自在に係止し、第1の半筒形ケースの他方の側面と
第2の半筒形ケースの他方の側面とを第2の係止手段に
よって開閉自在に係止し、第1の半筒形ケースの一端部
と送風機に接続される換気管の一端部とを換気管固定手
段によって固定し、第1の半筒形ケースの他端部、第2
の半筒形ケースの他端部のうちの少なく一方に、換気管
を係止する換気管ストッパ部を設けたので、換気管の整
理が容易であり、持ち運びや保管に便利である。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である換気装置1
の使用状態を示す図である。
【0015】換気装置1は、蛇腹状の換気管200と、
この換気管200を収納する換気管収納ケース100
と、送風機本体300と、携帯用発電機400とを有す
る。
【0016】図2は、上記実施例の換気管収納ケース1
00の説明図であり、図2(1)は、換気管収納ケース
100と換気管200との関係を示す斜視図であり、図
2(2)は、換気管収納ケース100を閉じ、換気管2
00を省略した状態を示す縦断面図であり、図2(1)
のA−A’線の位置から見た縦断面図である。
【0017】換気管収納ケース100は、下側の半円筒
形ケース10と、上側の半円筒形ケース20と、下側の
半円筒形ケース10の一方の側面11と上側の半円筒形
ケース20の一方の側面21とを回転自在に係止する蝶
番30と、下側の半円筒形ケース10の他方の側面12
と上側の半円筒形ケース20の他方の側面22とを開閉
自在に係止する開閉錠40と、下側の半円筒形ケース1
0の一端部13−1と換気管200の一端部201とを
固定する換気管固定部50とが設けられ、この換気管固
定部50は、ほぼリング状であり、下側の半円筒形ケー
ス10の一端部13−1に、ねじまたは溶接によって固
定されている。
【0018】また、下側の半円筒形ケース10の他端部
13−2に、換気管200を係止する換気管ストッパ部
71が設けられ、上側の半円筒形ケース20の他端部1
4−2に、換気管200を係止する換気管ストッパ部7
2が設けられている。
【0019】図3は、上記実施例における換気管収納ケ
ース100と送風機本体300との関係を示す縦断面図
である。
【0020】下側の半円筒形ケース10の一端部13−
1の内面に、円周方向にパッキンP1が設けられ、上側
の半円筒形ケース20の一端部14−1の内面に、円周
方向にパッキンP2が設けられ、換気管固定部50にド
ーナツ板状のパッキンP3が設けられ、送風機300の
突起部302が、パッキンP1とパッキンP3とによっ
て挟持され、また、ケース10と20とを閉じたときに
パッキンP2とパッキンP3とによって挟持される。つ
まり、パッキンP1とパッキンP3とによって、円周方
向の溝部61が形成され、ケース10と20とを閉じた
ときにパッキンP2とパッキンP3とによって、円周方
向の溝部62が形成され、送風機300の突起部302
がこれらの溝部61、62と嵌合するようになってい
る。なお、溝部61、62が着脱部60を構成してい
る。
【0021】また、送風機300には、突起部302と
同様の突起部303が、突起部302と反対側に設けら
れている。したがって、換気管収納ケース100への送
風機300の取り付け方向を変えることによって、換気
装置1が、排気形換気に設定でき、また、吸気形換気に
も設定できる。
【0022】図4は、上記実施例における換気管ストッ
パ部71、72の説明図である。
【0023】換気管200は、蛇腹構造を有するもので
あり、ストッパ部71、72は、それぞれ、換気管20
0の蛇腹のくびれ部の径とほぼ同程度の中空部を有する
円板を直径方向に2分割されたものであり、その1つ目
の円板の外周縁が、下側の半円筒形ケース10の他端部
13−2の内面に固定され、また、その2つ目の円板の
外周縁が、上側の半円筒形ケース20の他端部14−2
の内面に固定されている。さらに、ストッパ部71、7
2の端部にはテーパーが設けられ、その角度はたとえば
約30度である。
【0024】次に、上記実施例を使用する場合の動作に
ついて説明する。
【0025】まず、収納ケース100に換気管200を
装着するには、開閉錠40を外し、上側の半円筒形のケ
ース20を開き、下側の半円筒形のケース10の一端部
13−1に固定されている換気管固定部50の図3中、
右端に換気管200の一端部201を嵌め、固定バンド
202でその一端部201を固定すればよい。
【0026】その後、収納ケース100に送風機本体3
00を装着するには、上側の半円筒形のケース20を開
いている状態で、下側の半円筒形のケース10の一端部
13−1に設けられている溝部61に送風機本体300
の突起部302を嵌合し、上側の半円筒形のケース20
を閉じ、このときに、上側の半円筒形のケース20の一
端部14−1の溝部62と送風機本体300の突起部3
02とを嵌合しながら、上側の半円筒形のケース20を
閉じ、開閉錠40をロックする。これによって、図3に
示すように、送風機本体300が収納ケース100に固
定され、さらに送風機本体300は、換気管固定部50
に固定された換気管200と接続される。
【0027】この場合、収納ケース100の一端部13
−1、14−1の内面に設けられているゴム、スポンジ
等のパッキンP1、P2、P3によって、送風機本体3
00の突起部302が挟み込まれているので、この部分
の密着性がより増すとともに、防振ゴム付脚部15が取
付けられ、換気時の振動によるガタツキが防止される。
このように、開閉錠40と溝部61、62とによって、
収納ケース100が送風機本体300と自在に着脱する
ことができる。
【0028】なお、収納ケース100に換気管200が
装着された後に、上側の半円筒形ケース20を閉じる前
に、換気管200の繰出量を所望の長さに設定し、繰出
量よりも長い部分を収納ケース100内に収納してお
く。この状態で、上側の半円筒形ケース20を閉じる
と、ストッパ部71、72が、換気管200の括れ部を
挟むので、換気管200の繰り出し量が固定される。つ
まり、図4に示すように、換気管200は、長手方向に
引っ張られても、換気管リング200Rが上下のストッ
パ部71、72に当り、それ以上繰り出されないように
なり、換気管200の繰り出し長さが固定される。
【0029】上記のように、送風機本体300と換気管
200とが収納ケース100に装着され、収納ケース1
00から繰り出された換気管200がマンホール口Mか
らその中に挿入されている状態で、携帯用発電機400
から電源コードCを通じて供給された電気によって、送
風機本体300を動作させ、マンホール内に挿入した換
気管200を通して新鮮な空気を送り込んだり、汚染さ
れた空気を吸込み、屋外に排出し、換気する。
【0030】そして、換気装置を使用した後には、上側
の半円筒形ケース20を開き、換気管200を畳み込み
ながら、換気管200の全部を収納ケース100に収納
し、上側の半円筒形ケース20を閉じ、開閉錠40を閉
じる。このように、上側の半筒形ケース20を閉じる
と、換気管200が長手方向に伸びようとする力が働く
が、一旦収納された換気管200はリング200Rがス
トッパ部71、72に引っかかり、つまり、ストッパ部
71、72によって換気管200の外への突出が阻止さ
れ、飛び出し防止ベルト等を使用することなしに、収納
時における換気管200の飛び出しを阻止できる。した
がって、収納完了後に上側の半円筒形ケース20を閉じ
れば、換気管200は収納ケース100先端から外に飛
び出さず、持ち運びも便利になる。
【0031】なお、換気装置の使用時に、換気管200
を挟み込んだときに、上下ストッパ部71と72との接
触部分において、換気管200の布を傷付けないよう
に、約30度に切り欠いた切欠73が上ストッパ72に
設けられている。
【0032】図5は、上記実施例において、エアフィル
タの着脱に必要なフィルタカバーと電源コード収納部の
構造を示す分解斜視図である。
【0033】エアフィルタ305は、送風によって換気
するときに、送風機本体300の空気吸込み口に設ける
ものであり、フィルタカバー306に嵌め込み、空気吸
込み口に装着するものである。これによって、エアフィ
ルタ305は、フィルタカバー306とファンガイド3
04との間に挟み込まれる。ここで用いるフィルタカバ
ー306は空気を吸い込みやすいように網目状になって
おり、その周囲枠を3等分した位置に空気吸込み口の突
起部と嵌合する弾力性のある波板状の爪307が設けら
れ、自在に着脱できる構造を有する。また、使用するエ
アフィルタ305は臭いや埃の吸収能力、乾式、湿式等
多く種類があり、用途や使用条件によって適宜選定され
る。
【0034】電源コード収納部308は、送風機本体3
00の下部に設けられた箱状のものであり、電気掃除機
の電源コードや自動車の安全ベルトの自動巻取り機構と
同等の機構が組込まれ、電源コードCの整理、収納が容
易になる。また電源コードCを収納するときに、それに
付着した泥、砂等の収納部内への侵入を防止するため
に、引出し口にゴムまたはプラスチック製のパッキン3
09が取り付けられている。
【0035】次に、電気通信用マンホールを例とって、
上記実施例を使用した場合における作業工程について説
明する。
【0036】電気通信用マンホールで通信ケーブルの敷
設や保守作業を行う場合、酸素欠乏や有害ガスによる人
身事故を防止するために、マンホールに入る前に、換気
装置1の送風機本体300を用いて、送風または吸気し
て換気を行い、有害ガス検知器によって測定した酸素濃
度が18%以上を示したことを確認し、作業を開始す
る。また、隣のマンホールからケーブル収容管を伝わっ
て酸欠空気や有害ガスが流入する恐れがある場合、敷設
や保守作業中でも続けて換気を行う。
【0037】上記実施例は、円筒の長手方向と直交する
方向に、上下に開閉するように分割し、換気管200の
一端201を固定し、収納できるようにしたものであ
り、これによって、換気管200を取り外すことなく、
収納ケース100と、送風機本体300の空気吐出し口
または空気吸込み口との着脱操作が簡単になり、送風、
吸気のいずれかで換気でき、換気管200の出し入れや
繰り出し長さの調節等換気管200の取扱が容易であ
る。
【0038】なお、上記実施例を、図7に示した従来の
送風専用機3に応用することができる。
【0039】また、収納ケース100と送風機本体30
0との着脱方法については、上記の溝部61、62と突
起部302または303との組み合わせの他に、結合ピ
ンを用いて固定するようにしてもよい。また、エアフィ
ルタ305の送風機本体への取り付けは、フィルタカバ
ー306に設けた爪307を送風機本体の突起部303
に係止するようにしてもよい。収納ケース100やフィ
ルタカバー306としては、軽量で耐久性、耐衝撃性に
優れたプラスチック、軽合金等の材質のものを使用する
ことができる。
【0040】さらに、下側の半円筒形ケース10、上の
側の半円筒形ケース20の代りに、角筒形等のように、
半円筒形ケース以外の半筒形ケースを使用するようにし
てもよい。なお、下側の半円筒形ケース10、上の側の
半円筒形ケース20は、ぞれぞれ、第1の半筒形ケー
ス、第2の半筒形ケースの例である。また、蝶番30
は、第1の半筒形ケースの一方の側面と第2の半筒形ケ
ースの一方の側面とを回転自在に係止する第1の係止手
段の例であり、開閉錠40は、第1の半筒形ケースの他
方の側面と第2の半筒形ケースの他方の側面とを開閉自
在に係止する第2の係止手段の例である。換気管固定部
50は、第1の半筒形ケースの一端部と、送風機に接続
される換気管の一端部とを固定する換気管固定手段の例
であり、ストッパ部71、72は、第1の半円形ケース
の他端部、第2の半筒形ケースの他端部の少なくとも一
方に設けられ、換気管を係止する換気管ストッパ部の例
である。
【0041】また、上記実施例においては、第1の半筒
形ケース10の他端部13−2と、第2の半筒形ケース
20の他端部14−2とにそれぞれ、換気管ストッパ部
71、72が設けられているが、換気管ストッパ部7
1、72のうちの少なくとも一方を設ければ、換気管2
00の繰り出し量の固定、収納が充分に行われる。この
場合、第2の半筒形ケース20の他端部14−2にのみ
換気管ストッパ部を設ければ、つまり、換気管ストッパ
部72のみを設ければ、上側の半円筒形ケース20を開
けたときに、換気管200の取り出し、換気管200の
収納が容易である。
【0042】なお、上記実施例において、エアフィルタ
305等を着脱自在とすることによって、送風機本体3
00の一方の側にエアフィルタ305を取り付けられる
ことができ、また、たとえば、大型のマンホールや異臭
がひどい場合に、2台の換気装置を設置し、一方を排気
形、他方を吸気形として運転すれば、効率的で早急な換
気が可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、換気管繰り出し長さを
調節する操作および換気管の整理が容易であり、持ち運
びや保管に便利であるという効果を奏する。
【0044】さらに、請求項5〜8に記載の発明によれ
ば、上記効果に加えて送風、吸気ともに可能であり、し
かも、送風、吸気の間で、送風管の接続替え時間を短く
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である換気装置1の使用状態
を示す図である。
【図2】上記実施例の換気管収納ケース100の説明図
である。
【図3】上記実施例における換気管収納ケース100と
送風機本体300との関係を示す縦断面図である。
【図4】上記実施例における換気管ストッパ部71、7
2の説明図である。
【図5】上記実施例において、エアフィルタの着脱に必
要なフィルタカバーと電源コード収納部の構造を示す分
解斜視図である。
【図6】従来の送風、吸気兼用機2を示す図である。
【図7】従来の送風専用機3を示す図である。
【符号の説明】
1…換気装置、 100…換気管収納ケース、 10…下側の半円筒形ケース、 20…上側の半円筒形ケース、 11、21…一方の側面、 12、22…他方の側面、 13−1、14−1…一端部、 13−2、14−2…他端部、 30…第1の係止手段としての蝶番、 40…第2の係止手段としての開閉錠、 50…換気管固定部、 61、62…溝部、 71、72…換気管ストッパ部、 73…切欠部、 200…換気管、 200R…換気管リング、 300…送風機本体、 302、303…突起部、 P1…第1の凸部としてのパッキン、 P2…第2の凸部としてのパッキン、 P3…パッキン、 C…電源コード。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半筒形ケースと;第2の半筒形ケ
    ースと;上記第1の半筒形ケースの一方の側面と上記第
    2の半筒形ケースの一方の側面とを回転自在に係止する
    第1の係止手段と;上記第1の半筒形ケースの他方の側
    面と上記第2の半筒形ケースの他方の側面とを開閉自在
    に係止する第2の係止手段と;上記第1の半筒形ケース
    の一端部と、送風機に接続される換気管の一端部とを固
    定する換気管固定手段と;上記第1の半筒形ケースの他
    端部、上記第2の半筒形ケースの他端部の少なくとも一
    方に設けられ、上記換気管を係止する換気管ストッパ部
    と;を有することを特徴とする換気管収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記換気管は、蛇腹構造を有するものであり、上記換気
    管ストッパ部は、上記換気管の蛇腹のくびれ部の径とほ
    ぼ同程度の中空部を有する円板を直径方向に2分割され
    たものであり、上記各円板の外周縁が、上記第1の半筒
    形ケースの他端部の内面、上記第2の半筒形ケースの他
    端部の内面に固定されていることを特徴とする換気管収
    納ケース。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記換気管ストッパ部は、上記第1の半筒形ケースの他
    端部にのみ設けられていることを特徴とする換気管収納
    ケース。
  4. 【請求項4】 第1の半筒形ケースと、第2の半筒形ケ
    ースと、上記第1の半筒形ケースの一方の側面と上記第
    2の半筒形ケースの一方の側面とを回転自在に係止する
    第1の係止手段と、上記第1の半筒形ケースの他方の側
    面と上記第2の半筒形ケースの他方の側面とを開閉自在
    に係止する第2の係止手段と、上記第1の半筒形ケース
    の一端部と送風機に接続される換気管の一端部とを固定
    する板状の換気管固定部とを有する換気管収納ケース
    と;上記第1の半筒形ケースの一端部の内面に、円周方
    向に設けられている第1の凸部と;上記第2の半筒形ケ
    ースの一端部の内面に、円周方向に設けられている第2
    の凸部と;突起部を具備する送風機本体と;を有し、上
    記第1の凸部と上記換気管固定部とによって形成される
    第1の溝部に上記送風機の突起部を嵌合させて挟持する
    とともに、上記第2の凸部と上記換気管固定部とによっ
    て形成される第2の溝部に上記送風機本体の突起部を嵌
    合させて挟持することを特徴とする換気装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記突起部が上記送風機本体の両端部に設けられ、上記
    換気管収納ケースへの上記送風機本体の取り付け方向を
    変えることによって、排気形換気または吸気形換気に設
    定可能であることを特徴とする換気装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5において、 上記換気管収納ケースが、上記第1の半筒形ケースの他
    端部、上記第2の半筒形ケースの他端部に、上記換気管
    を係止する換気管ストッパ部を有することを特徴とする
    換気装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記換気管は、蛇腹構造を有するものであり、上記換気
    管ストッパ部は、上記換気管の蛇腹のくびれ部の径とほ
    ぼ同程度の中空部を有する円板を直径方向に2分割され
    たものであり、上記各円板の外周縁が、上記第1の半筒
    形ケースの他端部の内面、上記第2の半筒形ケースの他
    端部の内面に固定されていることを特徴とする換気装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7において、 上記換気管ストッパ部は、上記第1の半筒形ケースの他
    端部にのみ設けられていることを特徴とする換気装置。
JP11001795A 1995-04-11 1995-04-11 換気管収納ケースおよび換気装置 Expired - Fee Related JP3571413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11001795A JP3571413B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 換気管収納ケースおよび換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11001795A JP3571413B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 換気管収納ケースおよび換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08285341A true JPH08285341A (ja) 1996-11-01
JP3571413B2 JP3571413B2 (ja) 2004-09-29

Family

ID=14525021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11001795A Expired - Fee Related JP3571413B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 換気管収納ケースおよび換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3571413B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013113190A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Fulta Electric Machinery Co Ltd 二重筒構造の小型送風装置
CN104595237A (zh) * 2014-12-31 2015-05-06 国家电网公司 一种深基坑作业用排气装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013113190A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Fulta Electric Machinery Co Ltd 二重筒構造の小型送風装置
CN104595237A (zh) * 2014-12-31 2015-05-06 国家电网公司 一种深基坑作业用排气装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3571413B2 (ja) 2004-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6241600B1 (en) Ventilation device
US6219880B1 (en) Vacuum cleaner
US5617611A (en) Suction line assembly
US7404835B2 (en) Collection device with self sealing retention system
US4662268A (en) Combination purging and ventilating blower
US6443834B1 (en) Site-of-use installed venting apparatus
JP4157140B2 (ja) 電気掃除機
JPH08285341A (ja) 換気管収納ケースおよび換気装置
US3978547A (en) Brake housing cleaner
JP2003180570A (ja) 電気掃除機
US20050071945A1 (en) Airflow diverter for upright-type vacuum cleaner and upright-type vacuum cleaner having the same
JP2003328378A (ja) 地下構造物用換気装置
US20180078979A1 (en) Duct canister and axial fan
US7480959B2 (en) Vacuum cleaner comprising a base compartment for attachments
JP3495474B2 (ja) 空気清浄機
GB139892A (en) Vacuum cleaning systems
US8287655B2 (en) Method for cleaning dirt and debris from surfaces
JP3799569B2 (ja) 消火用ノズルを備えた消火栓装置
CN219808317U (zh) 一种洗扫车的后置吸管布置结构
JP3421802B2 (ja) 電気掃除機における空気吸引調節装置
JPH0518617U (ja) 空気清浄装置
JP2007159693A (ja) 電気掃除機
AU5951300A (en) Drill accessory
JPH07285420A (ja) 車輌の脱臭および空気漏れの検出用の装置および方法
JP4190090B2 (ja) 排気式自動風管延伸装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees