JPH08285327A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH08285327A
JPH08285327A JP9208595A JP9208595A JPH08285327A JP H08285327 A JPH08285327 A JP H08285327A JP 9208595 A JP9208595 A JP 9208595A JP 9208595 A JP9208595 A JP 9208595A JP H08285327 A JPH08285327 A JP H08285327A
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JP
Japan
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heat exchanger
outdoor
air
air conditioner
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP9208595A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Mitsuyanagi
幸隆 三柳
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既築住宅にも容易に設置可能で、また補修、
機器の交換が容易であり、さらに換気による熱損失を低
減するとともに空気調和による快適性を高める。 【構成】 室外ユニット4に室外側第二熱交換器17、
室外側第二熱交換器用送風機18および排気用送風機1
9を有する送風空調装置9を設け、送風空調装置9と被
空調室1とを送風管路21および第二送風管路22で接
続して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強制換気装置を有するセ
パレート形空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の高機密化が進められるにと
もなって換気の重要性が高まり、特に今後建築される高
機密高断熱住宅においては強制換気装置が不可欠であ
る。現在の住宅における自然換気量は1時間当たり1回
程度であり、今後の高機密高断熱住宅においては1時間
当たり0.5回以下と考えられる。1時間当たり1回の
自然換気量とは、6畳間では約25立方メートルとな
る。一方、必要とされる換気量は作業内容や人数等で異
なるが、一人当たり20立方メートルとされる。例えば
一般的な4人家族が6畳間にいる場合を考えれば、1時
間当たり55立方メートルの強制換気が必要である。
【0003】このとき、従来のセパレート形空気調和機
には換気機能はなく、窓等の開閉による換気を行うか別
途換気装置を設けることが必要となる。
【0004】最近では、日本の一般住宅においても、換
気装置を有するビルトイン形空気調和機を設置すること
が増加する傾向にある。
【0005】以下図6を参照しながら、従来の換気装置
を有するビルトイン形空気調和機の一例について説明す
る。図6は従来のビルトイン形空気調和機の換気状態を
説明する概略図である。同図において、25は被空調
室、26は天井スペース、27は屋外空間であり、28
は室外ユニット、29は室内ユニットである。室外ユニ
ット28と室内ユニット29は冷媒配管30で接続され
冷凍サイクルを構成している。室内ユニット29は室内
側熱交換器31、吸気用送風機32および排気用送風機
33を有し、かつ吸気用送風路と排気用送風路は独立し
ている。室内ユニット29は天井スペース26に設置さ
れ、室内ユニット29と屋外空間27は第一吸気管路3
4および第一排気管路35で接続されており、さらに室
内ユニット29と被空調室25は第二吸気管路36およ
び第二排気管路37で接続されている。
【0006】上記のように構成された空気調和機は、屋
外空間27より屋外の空気を第一吸気管路34を通じて
室内側熱交換器31に供給し、さらに第二吸気管路36
を通じて被空調室25に供給する。また被空調室25よ
り室内の空気を第二排気管路37および第一排気管路3
5を通じて屋外空間27へ排出する。これにより冷暖房
および強制換気を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の換気装置を有するビルトイン形空気調和機は大型の室
内ユニットおよび送風管路を天井裏等に収納せねばなら
ず、住宅新築時に専用設計し設置することが必要であ
り、さらに補修および機器の交換には多大な労力、工
数、費用が必要であった。また冷暖房を換気空気により
行うため、換気による熱損失が大きかった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、既築
住宅にも容易に設置可能で、また補修、機器の交換が容
易にでき、さらに熱損失の少ない強制換気の可能な空気
調和機を実現することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の空気調和機は、圧縮機、室外側熱交換器およ
び室内側熱交換器を有するセパレート形空気調和機の冷
凍サイクルの前記室内側熱交換器の前後に冷媒分流装置
を設け、室外側第二熱交換器を前記室内側熱交換器と並
列に接続して冷凍サイクルを構成し、室内ユニットの内
部に室内側熱交換器を設け、かつ室外ユニットの内部に
圧縮機と、室外側熱交換器および室外側熱交換器用送風
機と、冷媒分流装置と、室外側第二熱交換器、室外側第
二熱交換器用送風機および排気用送風機を有する送風空
調装置とを設け、さらに室外側第二熱交換器と被空調室
とを送風管路で接続し、かつ前記被空調室と前記室外ユ
ニットに設けた第二吹出口とを第二送風管路で接続した
ものである。
【0010】また、前記構成に加え、室外側第二熱交換
器の第二の吸気口側に全熱交換器を設け、第二送風管路
を前記全熱交換器の他方の入口に接続したものである。
【0011】さらに前記構成に加え、室外側第二熱交換
器の第二の吸気口を室外側熱交換器の吹出口のない室外
ユニット側面に設け、かつ室外側第二熱交換器の第二吹
出口を室外側熱交換器の吸気口のある室外ユニット側面
に設けたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成において、室外ユニット
に室外側第二熱交換器、室外側第二熱交換器用送風機お
よび排気用送風機を有する送風空調装置を設け、送風空
調装置と被空調室とを送風管路および第二送風管路で接
続したことにより、既築住宅にも容易に設置可能で、ま
た補修、機器の交換が容易であり、さらに換気による熱
損失を低減するとともに空気調和による快適性を高める
ことができる強制換気可能な空気調和機を実現するもの
である。
【0013】また、上記に加えて室外第二熱交換器の第
二吸気口側に全熱交換器を設けることにより、換気によ
る熱損失をより低減することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の空気調和機につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のセパ
レート形空気調和機の換気状態を説明する概略図であ
る。同図において、1は被空調室、2は屋外空間であ
り、3は室内ユニット、4は室外ユニットである。室内
ユニット3と室外ユニット4は冷媒配管5で接続され冷
凍サイクルを構成している。室内ユニット3は室内側熱
交換器6および室内側熱交換器用送風機7を有してい
る。室外ユニット4は従来のセパレート形空気調和機の
室外ユニットに加え、冷媒分流装置8および送風空調装
置9により構成される。10は圧縮機、11は四方弁、
12は膨張弁であり、13は室外側熱交換器、14は室
外側熱交換器用送風機であり、15は吸気口、16は吹
出口である。また送風空調装置9は室外側第二熱交換器
17、室外側第二熱交換器用送風機18および排気用送
風機19より構成される。送風空調装置9は屋外空間2
の空気を第二吸気口20を通じて取り入れ、室外側第二
熱交換器17により冷却もしくは加熱した後、送風管路
21を通じて被空調室1に供給する。さらに被空調室1
の空気を第二送風管路22および第二吹出口23を通じ
て排出する。
【0015】以上のように構成された空気調和機は、被
空調室1の主な冷暖房を室内ユニット3により効率良く
行うとともに送風空調装置9により冷暖房と同時に必要
量の強制換気を行うことができる。また被空調室1への
冷気・暖気の吹出口が複数になるため、吹出風速をおと
しても良好な温度分布が得られ快適性を高めることがで
きる。さらに設置についても、従来のセパレート形空気
調和機と同じ冷媒配管に加え、2本の送風管路を設ける
ことにより容易に行うことができる。
【0016】さらに、図2に示すように送風空調装置9
に全熱交換器24を設けることにより、強制換気による
熱損失を低減することができる。
【0017】さらに、図3〜図5に示すように室外ユニ
ット4において、吹出口16と第二吸気口20を異なる
面に設け、かつ吸気口15と第二吹出口23を同一面に
設けることにより、冷房時(暖房時)室外側熱交換器1
3を通った高温の(低温の)空気を送風空調装置9に供
給することなく、かつ換気による低温の(高温の)空気
を室外側熱交換器13に供給するため、強制換気による
熱損失を低減することができる。
【0018】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように本発明の
空気調和機は、セパレート形空気調和機の冷凍サイクル
における室内側熱交換器の前後に冷媒分流装置を設け、
室外側第二熱交換器を前記室内側熱交換器と並列に接続
して冷凍サイクルを構成し、室内ユニットの内部に室内
側熱交換器を設けかつ室外ユニットの内部に圧縮機と、
室外側熱交換器および室外側熱交換器用送風機と、冷媒
分流装置と、室外側第二熱交換器、室外側第二熱交換器
用送風機および排気用送風機を有する送風空調装置とを
設け、さらに室外側第二熱交換器と被空調室とを送風管
路で接続し、かつ前記被空調室と前記室外ユニットに設
けた第二吹出口とを第二送風管路で接続したことによ
り、既築住宅にも容易に設置可能で、また補修、機器の
交換が容易であり、さらに換気による熱損失を低減する
とともに空気調和による快適性を高めることができる強
制換気可能な空気調和機を実現するものである。
【0019】また、前記構成に加え、室外側第二熱交換
器の第二吸気口側に全熱交換器を設け、第二送風管路を
前記全熱交換器の他方の入口に接続したことにより、換
気による熱損失をより低減することができる。
【0020】さらに、前記構成に加え、室外側第二熱交
換器の第二吸気口を室外側熱交換器の吹出口のない室外
ユニット側面に設け、かつ室外側第二熱交換器の第二吹
出口を室外側熱交換器の吸気口のある室外ユニット側面
に設けたことにより、換気による熱損失をより低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のセパレート形空気調和機の
換気状態を説明する概略図
【図2】本発明の他の実施例のセパレート形空気調和機
の換気状態を説明する概略図
【図3】同、室外ユニットの斜視図
【図4】同、図3のA面における断面図
【図5】同、図3のB面における断面図
【図6】従来のビルトイン形空気調和機の換気状態を説
明する概略図
【符号の説明】
1 被空調室 3 室内ユニット 4 室外ユニット 6 室内側熱交換器 8 冷媒分流装置 9 送風空調装置 10 圧縮機 13 室外側熱交換器 14 室外側熱交換器用送風機 15 吸気口 16 吹出口 17 室外側第二熱交換器 18 室外側第二熱交換器用送風機 19 排気用送風機 20 第二吸気口 21 送風管路 22 第二送風管路 23 第二吹出口 24 全熱交換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室外側熱交換器および室内側熱
    交換器を有するセパレート形空気調和機の冷凍サイクル
    の前記室内側熱交換器の前後に冷媒分流装置を設け、室
    外側第二熱交換器を前記室内側熱交換器と並列に接続し
    て冷凍サイクルを構成し、室内ユニットの内部に室内側
    熱交換器を設け、かつ室外ユニットの内部に圧縮機と、
    室外側熱交換器および室外側熱交換器用送風機と、冷媒
    分流装置と、室外側第二熱交換器、室外側第二熱交換器
    用送風機および排気用送風機を有する送風空調装置とを
    設け、さらに室外側第二熱交換器と被空調室とを送風管
    路で接続し、かつ前記被空調室と前記室外ユニットに設
    けた第二吹出口とを第二送風管路で接続した空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 室外側第二熱交換器の第二吸気口側に全
    熱交換器を設け、第二送風管路を前記全熱交換器の他方
    の入口に接続した請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 室外側第二熱交換器の第二吸気口を室外
    側熱交換器の吹出口のない室外ユニット側面に設け、か
    つ室外側第二熱交換器の第二吹出口を室外側熱交換器の
    吸気口のある室外ユニット側面に設けた請求項1または
    2記載の空気調和機。
JP9208595A 1995-04-18 1995-04-18 空気調和機 Pending JPH08285327A (ja)

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