JPH08285057A - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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Publication number
JPH08285057A
JPH08285057A JP8698595A JP8698595A JPH08285057A JP H08285057 A JPH08285057 A JP H08285057A JP 8698595 A JP8698595 A JP 8698595A JP 8698595 A JP8698595 A JP 8698595A JP H08285057 A JPH08285057 A JP H08285057A
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JP
Japan
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shift
lever
shift range
shift lever
range
Prior art date
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Application number
JP8698595A
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English (en)
Inventor
Masaki Fujita
真先 藤田
Yoshitaka Watanabe
佳孝 渡邊
Minoru Morikawa
実 森川
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造により、更なる安全性を確保しつ
つ、特定の条件下において確実にシフトロック状態とす
ることができるシフトレバー装置を得る。 【構成】 シフトレバー装置10では、「P」シフトレ
ンジに位置するシフトレバー12のディテントピン20
に対応してベルクランク42が配置されており、ディテ
ントピン20はベルクランク42の係合部46に入り込
み可能である。ベルクランク42は、シフトインターロ
ックケーブル48を介して機械式シフトロック装置に連
結されており、シフトレバー12が「P」シフトレンジ
に位置する状態ではベルクランク42の回動を阻止す
る。このため、シフトレバー12の引上げ操作が制限さ
れたPレンジシフトロックとなる。このようにベルクラ
ンク42を用いた単純な構成によりシフトロックを行っ
ているため、機構が簡単で小さなスペースでよく、確実
にシフトロック状態とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の変速機をシフト操
作するためのシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、車両の自動変速機は多段変速仕様
化しており、シフトレンジが多数設定される傾向にあ
る。このため、この多数設定された複数のシフトレンジ
を選択できるシフトレバー装置が要求されている。
【0003】ここで、車両の自動変速機をシフト操作す
るためのシフトレバー装置は、シフトレバーを車両前後
方向にシフト操作して自動変速機をシフトする構成のも
のが一般的であるが、このような従来のシフトレバー装
置では、前述のシフトレンジが多数設定された自動変速
機に適用するには配置スペース(シフトレバーの操作移
動範囲)や操作性の点で限界があった。このため、シフ
トレバーを車両前後方向のみならず車両左右方向にもシ
フト操作してシフト位置を選択する構成のもの、所謂ゲ
ート(ジグザグ操作)式のシフトレバー装置が提案され
ている。
【0004】この種のジグザグ操作式のシフトレバー装
置では、複数のシフトレンジが設定された自動変速機に
適用する場合であっても、コンパクトなスペース(シフ
トレバーの操作移動範囲)で前記複数のシフトレンジを
選択操作することが可能となり、設定されるシフトレン
ジの増加に対応することができる。
【0005】ところで、前述の如きジグザグ操作式のシ
フトレバー装置では、単にシフトレバーの操作方向が車
両前後方向及び左右方向(所謂、ジグザグ)に設定され
る構成であり、例えば、シフトレバーがPシフトレンジ
に選択された場合にシフトレバーを車両左右方向へ移動
し次いで車両前方向へ移動させるという二操作で、Rシ
フトレンジへのシフト操作が可能である。しかしなが
ら、このようなシフトレバー装置においては、シフトレ
バーに斜め前方に荷重を加えるだけで上記の移動がされ
てしまい、一操作でRシフトレンジに入ることがある。
そこで、特定の条件下でのみシフト操作を可能とするシ
フトロック機構が必要であり、前述の如きPシフトレン
ジからRシフトレンジへのシフト操作を何らかの方法に
より制限する必要がある。
【0006】この場合、シフトレバーの近傍にソレノイ
ド等の電気式アクチュエータを設け、シフトレバーをP
シフトレンジからRシフトレンジへ操作する際にはブレ
ーキ操作をしない限りアクチュエータがシフトレバーに
係合してRシフトレンジへのシフト操作が阻止されるよ
うに構成したシフトレバー装置も提案されている。
【0007】しかしながら、このような電気式のシフト
ロック機構を備えたシフトレバー装置では、ソレノイド
等が高価であり、全体としてコスト高になる欠点があ
り、このための更なる対策が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、簡単な構造により、更なる安全性を確保しつつ、
特定の条件下において確実にシフトロック状態とするこ
とができるシフトレバー装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシフトレバ
ー装置は、Pシフトレンジ、Rシフトレンジ、Nシフト
レンジ、Dシフトレンジ、Lシフトレンジ、及び前記D
シフトレンジとLシフトレンジとの間に設定された一ま
たは複数の中間シフトレンジ、の各シフトレンジを有す
る変速機に用いられるシフトレバー装置であって、前記
変速機に連結され前後左右に操作されることにより前記
複数のシフトレンジのうちの一つに選択されて変速機を
シフトすると共に、軸線方向に沿って引上げ操作可能で
かつ引下げ方向に常に付勢されたレバーと、少なくとも
前記Pシフトレンジ、Rシフトレンジ及びNシフトレン
ジに対応して凹凸状のディテント溝が形成され、前記レ
バーの前記軸線方向に沿った引下げ状態では前記各シフ
トレンジに位置する前記レバーに係合して前記レバーの
隣接する他のシフトレンジへの移動を阻止するディテン
トプレートと、前記Pシフトレンジに位置する前記レバ
ーに係合可能に配置され、前記Pシフトレンジに位置す
る前記レバーの前記軸線方向に沿った引下げ移動により
作動して前記Pシフトレンジに位置する前記レバーの前
記軸線方向に沿った引上げ操作を阻止すると共に、ブレ
ーキ操作により前記阻止状態を解除して前記Pシフトレ
ンジに位置する前記レバーの前記軸線方向に沿った引上
げ操作を可能とするストッパ部材と、を有することを特
徴としている。
【0010】
【作用】上記構成のシフトレバー装置では、レバーの移
動はディテントプレートによって制限される。すなわ
ち、レバーがPシフトレンジ、Rシフトレンジ及びNシ
フトレンジに選択された際には、これらのシフトレンジ
に対応して形成されたディテントプレートのディテント
溝にレバーが係合して、隣接する他のシフトレンジへの
移動が阻止され、レバーを軸線方向に沿って引上げ操作
しない限りレバーのシフト操作が制限される。このよう
に、レバーを引上げ操作することでシフト操作が可能と
なり、更なる安全性が確保できる。
【0011】またさらに、レバーがPシフトレンジに選
択された際には、ストッパ部材がレバーに係合し、付勢
力によるレバーの軸線方向に沿った引下げ移動によって
ストッパ部材が作動して、レバーの軸線方向に沿った引
上げ操作が阻止される。これにより、レバーはディテン
トプレートのディテント溝を乗り越えることができなく
なり、Pシフトレンジ以外の他のシフトレンジへの移動
が阻止され、シフトロック状態となる。一方この場合
に、ブレーキが操作されると、ストッパ部材によるレバ
ーの移動阻止状態が解除され、レバーの軸線方向に沿っ
た引上げ操作が可能となる。これにより、レバーのPシ
フトレンジ以外の他のシフトレンジへの移動が可能とな
り、シフトロック解除状態となる。
【0012】このように、本シフトレバー装置では、レ
バーを軸線方向に沿った引上げ操作することでシフト操
作が可能となり、さらに、Pシフトレンジにおいては、
ストッパ部材が作動してレバーの引上げ操作を阻止する
ロック状態やロック解除状態となる。すなわち、ディテ
ントプレート及びストッパ部材による機械的で簡単な構
造により、更なる安全性を確保しつつ、特定の条件下に
おいて確実にシフトロック状態とすることができる。
【0013】
【実施例】図1には本発明の実施例に係るシフトレバー
装置10の主要部分が斜視図にて示されている。また、
図2及び図3にはこのシフトレバー装置10の正面図が
示されており、図4にはシフトレバー装置10の側面図
が示されている。
【0014】シフトレバー装置10では、シフトレバー
12が連結されたブロック14を備えている。ブロック
14にはシフトレバー12に対応する支持孔16が形成
されており、シフトレバー12はこの支持孔16内に軸
線方向にスライド可能に入り込んでいる。支持孔16内
に入り込んだシフトレバー12の周囲にはコイルスプリ
ング18が巻装されており、常にシフトレバー12が支
持孔16内に入り込む方向へ付勢している。また、シフ
トレバー12の下端部近傍にはディテントピン20が固
着されており、ディテントピン20の先端はブロック1
4の側壁に形成されたスライド孔22から外部に突出し
ている。
【0015】一方、ブロック14の下端部はピン24に
よってシャフト26に回転可能に取り付けられている。
このため、シフトレバー12はシャフト26と共にシャ
フト26の軸線周りに回転移動可能であり、かつピン2
4周りにも回転移動可能である。シャフト26の端部に
はリンク28が固着されており、さらにリンク28の他
端部は図示しない自動変速機にロッド等を介して連結さ
れている。
【0016】また、シフトレバー12(支持孔16)の
側方のブロック14には、節度ピン30及び図示しない
スプリングが収容されており、節度ピン30が上方へ向
けて付勢された状態で突出している。この節度ピン30
は、図示を省略した節度プレートの節度溝内に入りんで
いる。この節度プレート(節度溝)は、シフトレバー1
2のシフト位置、すなわち「P」、「R」、「N」、
「D」、「2」、及び「L」の各シフトレンジと関係付
けられて周囲壁が凹凸状に連続して屈曲されており、こ
の凹凸によって節度ピン30の移動(すなわち、シフト
レバー12の移動)を制限しながら特定のシフトレンジ
へ案内する構成である。
【0017】以上の構成によるシフトレバー12は、案
内カバー部材32を貫通している。案内カバー部材32
はゴム等の軟質材により形成されており、クッション部
32Aとカバー部32Bとによって構成されている。ク
ッション部32Aにはガイド孔34が形成されている。
ガイド孔34はシフトレバー12のシフト位置、すなわ
ち「P」、「R」、「N」、「D」、「2」、及び
「L」の各シフトレンジと関係付けられて周囲壁が凹凸
状に連続して屈曲されており、シフトレバー12はこの
ガイド孔34に沿って前後及び左右に(所謂、ジグザグ
に)操作されてシフト移動できると共に、シフト移動時
の衝撃を吸収することができる構成である。また、カバ
ー部32Bは、クッション部32Aを被覆するようにガ
イド孔34の直上に設けられており、ガイド孔34の内
部を外部から視認できなくすると共に異物の侵入を防止
している。
【0018】シフトレバー12のブロック14(ディテ
ントピン20)の近傍にはロック装置36が配置されて
いる。
【0019】ロック装置36は、ディテントプレート3
8を備えている。ディテントプレート38は、シフトレ
バー12の「P」シフトレンジ、「R」シフトレンジ及
び「N」シフトレンジに対応して凹凸状のディテント溝
40が形成されており、ディテントピン20が係合可能
である。これにより、コイルスプリング18の付勢力よ
りシフトレバー12が支持孔16の軸線方向に沿った引
下げ状態では、凹凸状のディテント溝40が各シフトレ
ンジに位置するシフトレバー12のディテントピン20
に係合して、シフトレバー12の隣接する他のシフトレ
ンジへの移動を阻止することができる構成(換言すれ
ば、シフトレバー12を支持孔16の軸線方向に沿って
引上げ操作しディテント溝40の凹凸を乗り越えない限
り、シフトレバー12の隣接する他のシフトレンジへの
移動が制限される構成)である。
【0020】また、シフトレバー12のブロック14と
ディテントプレート38との間には、ストッパ部材とし
てのベルクランク42が配置されている。ベルクランク
42は支軸44によって回転自在に支持されており、一
端部には嘴状の係合部46が形成されている。すなわ
ち、係合部46は円弧状に上下に移動する。この係合部
46は、図2に詳細に示す如く、「P」シフトレンジに
位置するシフトレバー12のディテントピン20に係合
可能であり、上方へ移動した状態では、シフトレバー1
2が「P」シフトレンジにシフト操作されることにより
ディテントピン20が係合部46に入り込むようになっ
ている。
【0021】一方、ベルクランク42の他端部には、シ
フトインターロックケーブル48の先端部が連結されて
いる。このため、シフトインターロックケーブル48に
連動してベルクランク42が支軸44周りに回動する
(係合部46が上下に移動する)構成である。
【0022】シフトインターロックケーブル48の先端
部にはコイルスプリング50が巻装されており、常にシ
フトインターロックケーブル48を引き出す方向(ベル
クランク42を押圧する方向)に付勢している。この場
合、コイルスプリング50の付勢力はコイルスプリング
18の付勢力よりも弱く設定されている。
【0023】シフトインターロックケーブル48の他端
部は、図示を省略した機械式シフトロック装置に連結さ
れている。これにより、「P」シフトレンジに位置する
シフトレバー12がコイルスプリング18の付勢力によ
って軸線方向に沿って引下げ移動すると、ベルクランク
42の係合部46がディテントピン20に押圧されて下
方へ移動してシフトインターロックケーブル48を押し
込み、機械式シフトロック装置が作動してシフトインタ
ーロックケーブル48の移動すなわちベルクランク42
の回動を阻止し、さらに、ブレーキ操作により前記阻止
状態を解除してベルクランク42の回動を可能にする構
成である。
【0024】なお、前述した機械式シフトロック装置と
しては、既に本出願人が特願平6−272313号にて
提案したものが好適である。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。上記構
成のシフトレバー装置10では、シフトレバー12が案
内カバー部材32(クッション部32A)のガイド孔3
4内で前後左右に操作されると、節度ピン30が節度プ
レートの節度溝の凹凸によって案内され、シフトレバー
12の操作に応じた特定のシフト位置へ節度感を持って
移動する。
【0026】またここで、シフトレバー12の移動はデ
ィテントプレート38によって制限される。
【0027】すなわち、シフトレバー12が「N」シフ
トレンジに選択された際には、このシフトレンジに対応
して形成されたディテントプレート38のディテント溝
40にシフトレバー12のディテントピン20が係合し
て、シフトレバー12の「N」シフトレンジから「R」
シフトレンジ方向への移動が阻止されたシフトロック状
態(所謂、「R」インヒビット)となる。したがって、
シフトレバー12を軸線方向に沿って引上げ操作してデ
ィテント溝40の凹凸を乗り越えない限りシフトレバー
12のシフト操作が制限される。このように、シフトレ
バー12を引上げ操作することでのみシフト操作が可能
となり、更なる安全性が確保できる。
【0028】なお、この状態(「R」インヒビット状
態)においては、ディテントピン20は「N」シフトレ
ンジに選択移動された際のディテント溝40に対応して
「R」シフトレンジ方向への移動が阻止されるのみであ
るため、シフトレバー12の「D」シフトレンジや
「2」シフトレンジ方向への移動は可能である。
【0029】またさらに、シフトレバー12が「P」シ
フトレンジに選択された際には、図2に示す如くディテ
ントピン20がベルクランク42の係合部46内に入り
込む。さらに、コイルスプリング18の付勢力によって
シフトレバー12が軸線方向に沿って引下げ移動する
と、図3に示す如くベルクランク42の係合部46がデ
ィテントピン20に押圧されて下方へ移動してシフトイ
ンターロックケーブル48を押し込み、機械式シフトロ
ック装置が作動してシフトインターロックケーブル48
の移動すなわちベルクランク42の回動が阻止される。
したがって、この状態では、ディテントピン20がベル
クランク42の係合部46によって保持されて、シフト
レバー12の軸線方向に沿った引上げ操作が阻止され
る。これにより、シフトレバー12はディテントプレー
ト38のディテント溝40を乗り越えることができなく
なり、シフトレバー12の「P」シフトレンジ以外の他
のシフトレンジへの移動(「R」シフトレンジ方向への
移動)が阻止されたシフトロック状態となる(所謂、
「P」レンジシフトロック)。
【0030】一方、シフトレバー12が「P」のシフト
レンジに選択されてシフトロック状態となった後に、ブ
レーキが踏込まれると、前記ベルクランク42の回動阻
止状態が解除される。これにより、シフトレバー12の
軸線方向に沿った引上げ操作が可能となる。したがっ
て、シフトレバー12を軸線方向に沿って引上げ操作し
ディテントピン20がディテント溝40を乗り越えるこ
とで、シフトレバー12の「P」シフトレンジ以外の他
のシフトレンジへの移動が可能なシフトロック解除状態
となり、シフトレバー12はシフト操作をすることがで
きる。
【0031】このように、本実施例に係るシフトレバー
装置10では、シフトレバー12を軸線方向に沿った引
上げ操作することでシフト操作が可能となり、さらに、
「P」シフトレンジにおいては、ベルクランク42の係
合部46がディテントピン20に係合してシフトレバー
12の引上げ操作を阻止するロック状態やロック解除状
態となる。すなわち、シフトレバー12の「P」及び
「N」の各シフト位置におけるシフトロックを、ディテ
ントプレート38及びベルクランク42による機械的で
簡単な構成により行なっているため、機構が簡単で小さ
な配置スペースでよく、大幅なコストの低減を図ること
ができ、更なる安全性を確保しつつ、特定の条件下にお
いて確実にシフトロック状態とすることができる。
【0032】また、本実施例に係るシフトレバー装置1
0では、シフトレバー12は案内カバー部材32を貫通
しており、この案内カバー部材32はクッション部32
Aとカバー部32Bとによって構成されているため、シ
フトレバー12をガイド孔34に沿ってシフト移動する
際の衝撃が吸収され、異音が発生することもない。ま
た、ガイド孔34はカバー部32Bによって被覆されて
いるため、ガイド孔34内に異物が侵入することも防止
される。さらに、このように案内カバー部材32はクッ
ション部32Aとカバー部32Bとが一体的に形成され
た構成であるため、従来の如く被覆用のカバースライド
と案内用のクッション部材とを別に設ける構成に比べ
て、部品点数が低減されてコンパクトな形状となり、コ
ストの低減を図ることもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るシフトレ
バー装置は、簡単な構造により、更なる安全性を確保し
つつ、特定の条件下において確実にシフトロック状態と
することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシフトレバー装置の主要
部の構成を示す一部破断した斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るシフトレバー装置の主要
部の構成を示す一部破断した正面図である。
【図3】本発明の実施例に係るシフトレバー装置の主要
部の構成を示す一部破断した正面図である。
【図4】本発明の実施例に係るシフトレバー装置の主要
部の構成を示す一部破断した側面図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 12 シフトレバー 20 ディテントピン 32 案内カバー部材 36 ロック装置 38 ディテントプレート 40 ディテント溝 42 ベルクランク(ストッパ部材) 46 係合部 48 シフトインターロックケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Pシフトレンジ、Rシフトレンジ、Nシ
    フトレンジ、Dシフトレンジ、Lシフトレンジ、及び前
    記DシフトレンジとLシフトレンジとの間に設定された
    一または複数の中間シフトレンジ、の各シフトレンジを
    有する変速機に用いられるシフトレバー装置であって、 前記変速機に連結され前後左右に操作されることにより
    前記複数のシフトレンジのうちの一つに選択されて変速
    機をシフトすると共に、軸線方向に沿って引上げ操作可
    能でかつ引下げ方向に常に付勢されたレバーと、 少なくとも前記Pシフトレンジ、Rシフトレンジ及びN
    シフトレンジに対応して凹凸状のディテント溝が形成さ
    れ、前記レバーの前記軸線方向に沿った引下げ状態では
    前記各シフトレンジに位置する前記レバーに係合して前
    記レバーの隣接する他のシフトレンジへの移動を阻止す
    るディテントプレートと、 前記Pシフトレンジに位置する前記レバーに係合可能に
    配置され、前記Pシフトレンジに位置する前記レバーの
    前記軸線方向に沿った引下げ移動により作動して前記P
    シフトレンジに位置する前記レバーの前記軸線方向に沿
    った引上げ操作を阻止すると共に、ブレーキ操作により
    前記阻止状態を解除して前記Pシフトレンジに位置する
    前記レバーの前記軸線方向に沿った引上げ操作を可能と
    するストッパ部材と、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
JP8698595A 1995-04-12 1995-04-12 シフトレバー装置 Pending JPH08285057A (ja)

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JP8698595A JPH08285057A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 シフトレバー装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010095604A (ko) * 2000-04-11 2001-11-07 정주호 자동차용 자동 변속기의 셀렉터 레버 잠금 장치
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CN103016702A (zh) * 2012-12-26 2013-04-03 力帆实业(集团)股份有限公司 汽车换挡操纵杆
CN114992318A (zh) * 2021-02-26 2022-09-02 株式会社东海理化电机制作所 换挡装置

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