JPH08284255A - 組立式家屋 - Google Patents

組立式家屋

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JPH08284255A
JPH08284255A JP11356095A JP11356095A JPH08284255A JP H08284255 A JPH08284255 A JP H08284255A JP 11356095 A JP11356095 A JP 11356095A JP 11356095 A JP11356095 A JP 11356095A JP H08284255 A JPH08284255 A JP H08284255A
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JP
Japan
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floor
unit
wall
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floor structure
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JP11356095A
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English (en)
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Koushirou Noguchi
耕司郎 野口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テントと同様の感覚で不整地の上でも基礎を
組むことができ、その上にユニット式の床、壁、テント
屋根を連結させるだけで容易に組立ることができ、解体
及び運搬も容易な小規模の組立式家屋に好適な構造を提
供する。 【構成】 地上に昇降可能に立設された単一の内方支持
手段(1)と、該内方支持手段(1)を中心とする円周
上に等しい角度間隔で地上に立設された複数の外方支持
手段(2)と、上記角度と同じ角度で交差する等長の2
辺を備えた概略2等辺3角形又は扇形の床ユニット
(3)の上記外方支持手段と同数枚とからなり、該床ユ
ニット(3)の上記等長2辺が形成する内方隅角部(3
1)を上記内方支持手段(1)で支持させて床ユニット
を放射状に配置するとともに、各床ユニット(3)の2
つの外方隅角部(32)を上記外方支持手段(2)の隣
り合う1対で支持することによって床面を形成したこと
を特徴とする組立式家屋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不整地のフィールドに
おいても簡単に組み立てることができ、解体も容易で、
解体後の部材の可搬性に優れ、その後の再組立も容易に
行なえる組立式家屋及びその床構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レジャー等においてキャンプを行
なう場合、テントを張って居住するのが一般的であっ
た。
【0003】近年、キャンプ場を進化させたレジャー施
設として、グリーンツーリズムと称される類の農村型レ
ジャー施設が注目されており、そこでは山岳地等の自然
そのままの環境の中にテントよりも居住性に優れたバン
ガロー風の小屋を設置してこれを貸し出すことにより、
本来の自然環境の中でキャンプを体験できるようにする
ことが計画されている。
【0004】しかも、かかる小屋が、テントのように個
人または数人で組立及び解体できるものであれば、自然
環境を楽むための新しいキャンプ用品となり得るであろ
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来提案され
ている組立式の小屋あるいは家屋は大規模なものが殆ど
であり、建造には専門的な整地や基礎工事の知識を必要
とし、到底、テントの代替として供し得るものではな
い。
【0006】本発明者は、小規模な組立式家屋、特に1
0m2(約6畳間)以内の面積の小規模の組立式家屋の
場合には建築基準法の規制も緩く、構造部材の選択の幅
が広がり、簡易な組立構造も許容されることに鑑み、所
有者自身がテントと同様の感覚で組み立てられることを
前提とし、不整地の上でも基礎を組むことができ、その
上にユニット式の床、壁、テント屋根を連結させるだけ
で容易に組立ることができ、解体及び運搬も容易な小規
模の組立式家屋に好適な構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の組立式家屋は、地上に昇降可能に立設され
た単一の内方支持手段と、該内方支持手段を中心とする
円周上に等しい角度間隔で地上に立設された複数の外方
支持手段と、上記角度と同じ角度で交差する等長の2辺
を備えた概略2等辺3角形又は扇形の床ユニットの上記
外方支持手段と同数枚とから構成される床構造を備える
ことを基本とする。該床構造においては、該床ユニット
の上記等長2辺が形成する内方隅角部を上記内方支持手
段で支持させて床ユニットを放射状に配置するととも
に、各床ユニットの2つの外方隅角部を上記外方支持手
段の隣り合う1対で支持することによって床面が形成さ
れる。すなわち、1つの外方支持手段は1の床ユニット
の一方側の外方隅角部と、隣り合う床ユニットの他方側
の外方隅角部を支持することになる。
【0008】複数の外方支持手段が円周上で等しい角度
間隔で配置されるのであるから、外方支持手段の数をn
とした場合の角度間隔は360/nで表される。ここに
おいて、nは3以上での整数である。
【0009】また、床ユニットは、上記角度間隔と同じ
角度で交差する等長の2辺を備えた概略2等辺3角形又
は扇形の形状を有することが必要である。ここにおい
て、nは大きければ大きいほど、床構造に必要な外方支
持部材と床ユニットの数が多くなり多くの資材と部材が
必要になる一方、nが小さければ小さいほど、外方支持
部材による床ユニットの荷重負担が大きくなるので、一
般的には、nは8以上12以下が好ましく、特にnが1
0であることが好ましい。
【0010】床ユニットの形状に関して「概略2等辺3
角形」又は「概略扇形」とは、床ユニットを平面視して
基本形状が2等辺3角形又は扇形であればよいことを意
味し、特に、その等長2辺が形成する内方隅角部の頂点
が切頭されている場合も含むことを意味する。「概略扇
形」の床ユニットを用いる場合は床面は円形となり、
「概略2等辺3角形」の床ユニットを用いる場合は床面
は多角形となる。
【0011】なお、本発明の床ユニットを形成する材料
に特に制限はなく、木製であっても、FRP一体成形体等
のプラスチック成形品であってもよい。
【0012】かくして、本発明では、概略2等辺3角形
又は扇形の各床ユニットの3つの隅角部を内方支持手段
及び外方支持手段によって3点支持する構成を採用した
ので、組立時には2つの外方支持手段の高さを調整する
だけで床ユニットを水平に設置でき、組立後に内方又は
外方支持手段が沈下した場合でも床パネルに及ぼされる
変形が少なくて済み、しかも、全床ユニットの内方隅角
部を昇降可能な一つの内方支持手段で支持する構成を採
用したので、内方支持手段が沈下した場合でも、内方支
持手段を昇降させて床面のバランスを容易に調節するこ
とができ、不整地上に組み立てることを前提とする組立
式家屋の床構造としては極めて有利である。
【0013】この昇降可能な内方支持手段として、ジャ
ッキを採用することが好都合であり、ねじ式ジャッキ、
液圧又は油圧式ジャッキ等を適宜採用することができ
る。外方支持手段は、建築用の鋼管足場等に用いられて
いる管材料を地上に立設し、該管材料を把持して連結す
るクランプ等を備えた連結手段を介して床ユニットを支
持するようにすることが好都合である。クランプを採用
することにより該連結手段を管材料を適宜の高さのとこ
ろで固定できるので、平らな地面では言うまでもなく、
傾斜面上に組み立てる場合でも床面を水平にすることが
容易に行なえる。もちろん、上記管材料を地上に載置さ
れたベース金具に対して上下に位置調節可能できるよう
にすることもできるし、該管材料にジャッキの要素を加
味して組立後でも昇降可能とすることもできる。
【0014】かくして構成された本発明の床構造に、壁
とテント屋根を設けることにより、本発明の組立式家屋
が形成される。
【0015】壁は、床ユニットと同数の壁ユニットから
構成し、各壁ユニットを各床ユニットの外縁に隣接させ
て配置することが好都合である。そして、各壁ユニット
を、その左右側縁の下方部にて外方支持手段に連結する
ことにより壁及びテント屋根の荷重を外方支持手段及び
内方支持手段に伝達することができる。各壁ユニット
は、隣り合う壁ユニットの側縁の間で連結される。床ユ
ニットが概略扇形の場合、壁ユニットを円筒側面の一部
としての湾曲形状とし、円筒形の壁を形成することも可
能である。
【0016】該壁ユニットは、本発明の組立式家屋に様
々なバリエーションを提供するものであり、開口部のな
い壁ユニット、扉を組み込んだ壁ユニット、窓を組み込
んだ壁ユニット等を適宜必要に応じて選択して組み合わ
せることができ、内装側に流し、洗面器、トイレ等を組
み込んだ壁ユニットとすることも可能である。
【0017】なお、本発明の壁ユニットを形成する材料
に特に制限はなく、木製であっても、FRP一体成形体等
のプラスチック成形品であってもよい。
【0018】テント屋根は、頂部の固定手段から放射状
に延在して壁に載置された複数のリブからなる骨組みに
外装シートを被せることによって形成され、必要に応
じ、内装シートを室内側に張設することもできる。固定
手段は傘のろくろのようにリブを一端で束ねる作用を奏
するものであり、リブは該固定手段の回りに等角度間隔
で配置することが好適であり、リブの数を上記外方支持
手段と同数とすることにより組立式家屋のユニット性に
整合をもたらすことができるので好都合であるが、適宜
補強のリブを付加することもできる。リブは、上記固定
手段から離れるにしがたって下方に向かう弧状に形成し
て先端に壁の頂端に係合する差込具を設けて骨組みを壁
上に簡単に載置固定できるようにすることが好ましい。
また、かかる弧状のリブにワイヤー挿入穴を設け、各リ
ブの挿入穴にワイヤーを順次挿通して全リブに環状に巡
らせて緊結し、各リブに内方向への応力を加えると、骨
組みの強度が増して好ましい。
【0019】頂部の固定手段にリブの内方端部を収容す
る管を複数放射状に設け、リブの該端部を該管に着脱自
在に挿入可能とすることで、リブと固定手段を組立式に
することもできる。
【0020】本発明の組立式家屋の2棟以上を壁ユニッ
トを介して連絡可能とすることによって、多数連棟の組
立式家屋とすることも可能である。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好ましい具体例を図面に基づ
いて説明する。
【0022】図1は本発明の組立式家屋の一具体例を正
面から見た立面図であり、全体的に平面視10角形の形
状を備えている。図中、数字1は内方支持手段を示し、
数字2は複数(10個)の外方支持手段(個別に示す場
合2a, 2b, 2c・・・の符号を用いる)、数字4は壁を示し
(ユニット別に示す場合4a, 4b, 4c・・・の符号を用い
る)、符号Rはテント屋根を示し、壁4は外方支持手段
2上に形成され、壁4の頂端にテント屋根Rが形成され
ている。
【0023】図1及び図2から明らかなように、図1の
組立式家屋の床構造は、内方支持手段1を中心とする円
周上に等角度間隔(36°間隔)で外方支持手段2a, 2
b, 2c・・・を配置するとともに、10枚の平面視概略2等
辺3角形の床ユニット3a, 3b,3c・・・を内方支持手段1を
中心として放射状に配置することにより床面を形成して
なるものである。該床ユニット3a, 3b, 3c・・・の等長2
辺は上記外方支持手段の角度間隔と同じ角度(36°)
を形成している。内方支持手段1は床ユニット3a, 3b,
3c・・・総ての内方隅角部31a, 31b, 31c・・・を支持し、各
外方支持手段2aは隣り合う1対の床ユニット3a及び3jの
隣り合う外方隅角部32a及び33jを支持する。10枚の床
ユニットのうち、玄関に位置する床ユニット3c以外は、
全て図13に示される平板上の床ユニットから構成され
ている。なお、図2中玄関に位置する箇所に階段Sが設
置されているが、これは斜面に家屋を建てる場合に設け
ると好都合である。
【0024】床ユニットとしては、例えば、図13に点
線で示されるような内部枠組構造を備えたものの両面に
合板貼りして強度向上を計った木製のものを採用するこ
とができる。図13の床ユニットは、その2等辺3角形
の3辺を木製の枠組み341, 342, 343で形成し、その内
方に数本の根太345を配し、3つの隅角部を3角形部材3
51, 352, 353で補強し、根太345間に断熱材360を充填
し、該枠組みに対応する概略2等辺3角形の構造用合板
361, 362(図14b, c及びd参照)を両面にエポキシ接
着したものである。そして、該床ユニットの外方隅角部
の両方32及び33の下面には、ボルト穴323, 324を備えた
プレート金物321, 331が図14(a)及び(b)に示されるよ
うにねじ332及び/又はボルトナット333, 334で取り付
けられている。また、床ユニットの内方隅角部31の先
端部は等長2辺が交差する頂点が切頭された切頭端面31
1となっており、さらに上記等長2辺の対称軸線上の該
端面311から僅かに距離をおいた位置で下面に開口した
ピン穴37を備えている。後述のように、この切頭端面
311とピン穴37は内方支持手段1の部分を収容するよ
うに機能する。
【0025】図2において、玄関に位置する床ユニット
3cは、図13の床ユニットと基本的には同じであるが、
図15に示されるように、外方下面に踏込みボックス37
0が形成されている点のみで異なっている。この踏込み
ボックスは靴を収容するために好適であり、夜は蓋371
を閉めて床として使用することもできる。
【0026】図3から明らかなように、内方支持手段1
はねじ式ジャッキの形式を採っており、地上に載置され
たベース金具に熔接された5つの脚部(図7b参照)の上
端に熔接されて鉛直方向に開口する雌ねじ12を備えた
本体11と、該雌ねじ12に螺合する鉛直のねじ棒14
とを備え、該ねじ棒14を回転させることにより該ねじ
棒14が昇降するようにされている。該ねじ棒14の上
方部には円盤状の荷重受台15が水平に熔接固定されて
おり、この荷重受台15の上には、ねじ棒14の外径よ
りも僅かに大きい内径の管部161の下端からフランジ
様に張り出した円盤状部材16が載置される。図7aから
明らかなように、該円盤状部材16の上面には、該部材
16の同心円上に等角度間隔で10個の鉛直ピン17a, 1
7b, 17c・・・が取り付けられている。
【0027】かくして、図6に見られるように、ジャッ
キ本体11を地上に載置し、ねじ棒14を雌ねじ12に
螺合させた状態でねじ棒14に円盤状部材16を挿通さ
せて荷重受台15に載置し、床ユニット3の内方隅角部
31に設けられたピン穴37にピン17を挿通させて床
ユニット3を円盤状部材16に載置することにより、各
床ユニット3の位置決めと内方隅角部31での支持を容
易に行なうことができる。この時、床ユニット3の内方
隅角部31の端面311は上述のとおり切頭されているの
で、円盤状部材16の管部161の外側面との間には環
状の隙間301が形成される。この隙間301には、後述する
支持棒(スノーポール)7の環状下端部72を挿入して支
持棒7を立設させ、テント屋根の支持補強とすることも
可能である。支持棒7を用いない場合は、床ユニット3
の内方隅角部31の先端上面に設けられた段部312に円
盤状のセンターキャップ35を嵌合させておけば、床面
中央に開口が残ることはない。
【0028】また、ねじ棒14の頂端には6角穴19が
形成されているので、床面のレベルを調節する必要があ
る場合は、センターキャップ35を外せば(図4及び5
参照)、床の上方から6角レンチ190を該穴19に挿入
してねじ棒14を回転させることができ、組立後も床面
から簡単にジャッキの昇降操作を行なうことができる。
なお、この昇降操作時に、荷重受台15と円盤状部材1
6との間の摩擦を低下させて荷重受台15が円盤状部材
16に対して相対回転移動するのを容易にするために、
荷重受台15と円盤状部材16との間に、テフロン等の
樹脂ワッシャ18を挿入しておくことが好ましい。
【0029】外方支持手段は、図3に示されるように、
建築用鋼管足場と同様に、地上に載置されたベース金物
24の上に鋼管材料からなる建地21を鉛直に立設する
とともに、同様の鋼管材料からなる筋かい25を地面に
斜めに杭打ちして建地21にワイヤー等の緊結具26で
緊結することにより補強している。建地21及び筋かい
25の上端には、安全性を考え、キャップ211及び251を
挿入しておくことが好ましい。なお、筋かい25は、壁
とテント屋根を組み立てて最終的に床面の水平を確認し
て家屋を完成させた後、ベース金物の周囲を踏み固めた
後に設置することが好ましい。また、図4に示されるよ
うに、建地21を地面に杭打ちし、ベース金物として図
8a〜dに示されるような高さ調節可能なものを用いるこ
ともできる。また、図8eに示されるように、杭打ちを
容易にするために下端を尖らせた建地21にベース金物
24を螺合させて、ベース金物を回転させることにより
建地21を昇降可能としたジャッキ式の外方支持手段を
構成することもできる。また、図9に示されるように、
鉛直のねじ棒240とこれに螺合する雌ねじ部材242を備え
たベース金物24を用い、該ねじ棒240に鋼管材料から
なる建地21を挿入して(図10参照)その下端を雌ね
じ部材242に当接させ、雌ねじ部材242を回転させること
により建地21を昇降可能としたジャッキ式の外方支持
手段を構成することもでき、このジャッキにより床面の
水平出しの微調整が容易に行なえる。なお、図3、4及
び9に示されたワイヤーやU字クランプ等の緊結具26
の代わりに図8eに示されるような鋼管足場の組立に用
いられる自在クランプ26′を用いることもできる。
【0030】さらに、図3、4及び9から明らかなよう
に、外方支持手段2は、これを床ユニット3及び壁ユニ
ット4に連結させる連結手段22を備えており、該連結
手段22は、図11に示されるように、建地21の鋼管
材料を把持するクランプからなる外方連結部221と、こ
れに連接した水平板部材からなる内方連結部222とを備
えている。さらに内方連結部222は中央に鉛直板部材243
が熔接されており、全体的に逆T状の形状をしている。
内方連結部222の水平板部材は鉛直板部材243を対称軸と
する一対のボルト穴223及び224を備え、鉛直板部材243
はボルトを挿通し得る長穴244を備えている。
【0031】図4から明らかなように、該連結手段22
の外方連結部221を、形成しようとする床面のレベルに
合わせて建地21に把持させて固定し、図12に示され
るように、内方連結部222の鉛直板部材243の両側に、隣
り合う床ユニット3の外方隅角部32及び33に設けられた
プレート金物321及び331を載置し、内方連結部222のボ
ルト穴223及び224とプレート金物321及び331のボルト穴
323及び324の中心を夫々合わせ、これらのボルト穴をボ
ルト接合することによって、床ユニット3の外方隅角部
32及び33は外方支持手段2に連結支持される。なお、組
立後に外方支持手段2の一つが沈下した場合でも、外方
連結部221のクランプを緩め、ベース金物24や建地2
1を十分固定させた後、再度外方連結部221のクランプ
を取り付けるだけで床面を水平に戻すことができる。
【0032】また、図4及び図12から明らかなよう
に、プレート金物321及び331の上には壁ユニット4の側
縁下端部が載置される。この時、床ユニットの外周にパ
ッキン313を設けておけば、室内に気密性をもたらすこ
とができる。
【0033】図1及び図2に示されるように、壁ユニッ
トは各種のタイプのものを組み合わせて用いることがで
き、玄関部分には、扉401を組み込んだドアタイプの壁
ユニット4c(図19参照)を用い、その他の部分につい
ては、窓402を組み込んだ窓タイプの壁ユニット4a, 4e,
4g, 4i(図21参照)と交互に開口部のない全面壁タ
イプの壁ユニット4b, 4d, 4f,4h, 4j(図20参照)を
用いている。その他、窓タイプの壁ユニットとして図2
2乃至24に示すような各種形態の窓402を組み込んだ
ものを用意し、適宜趣向に応じて選択することもでき
る。また、壁ユニット4は、図25に示すように、流し
403やパイプ棚404の他、冷蔵庫置場405や収納戸棚406を
設け、上方には換気ハッチ407を設けたものとすること
もでき、また、図26に示すように、折り畳み式洗面器
400や便器409を備えたドア408付きの洗面室として構成
することもできる。但し、これらの全面壁タイプ以外の
壁ユニットを隣り合わせに配置することは強度上好まし
くなく、これらの壁ユニットは全面壁タイプの壁ユニッ
トと交互に配置することが強度上好ましい。
【0034】これらの壁ユニットは矩形の木製枠組の両
面に内装及び外装壁として構造用合板をエポキシ接着す
ることを基本とし、適宜該枠組内に補強材を設けたり断
熱材を充填して製作できる。これらの壁ユニット相互の
連結方法は上記各種のタイプにかかわらず共通である。
すなわち、図17に示すように、壁ユニット4の両側縁
の下方、中央及び上方には夫々連結金具41、42、4
3、44、45、46が取り付けられている。下方及び
中央の連結金具41、42、43、44は共通の要素で
あり、図18c及びdに示されるように、帯状の鋼板を湾
曲部を介して折曲げて形成したものであり、平板状の取
付部411と湾曲部412と平板状の折曲部414とからなる。
該連結金具は、図16に示されるように、湾曲部412を
内方に向け、折曲部414が外方へ突出するようにして取
付部411を壁ユニット側面の縁にねじ穴415を用いて固定
される。上方の連結金具45、46は、壁ユニット同士
を上方で箍のように連結させることを考慮して取付部45
1の長さを長くした点を除き、上記と同様の湾曲部452及
び折曲部453を備えている。どちらも、折曲部413及び45
3には夫々ボルト穴414及び454が設けられている。
【0035】図12bに示されるように、内方連結部222
の両側にボルト接合されたプレート金物321及び331夫々
の上には、互いに隣り合う壁ユニット4の側縁下端部が
夫々載置され、図12aに示されるように、鉛直板部材2
43が両側から下方連結金具41、42夫々の折曲部413
で挟まれるようにし、図16cに示されるように、鉛直
板部材243の長穴244と両側の折曲部413のボルト穴414の
3者をボルトとナットで締結することにより、壁ユニッ
ト4は隣り合う壁ユニット4と下方で連結されると同時
に、外方支持部材2に連結支持される。なお、この長穴
244は、組立後に一本の外方支持手段が沈下した場合で
も壁ユニット4が一緒に沈下して壊れるのを防止する作
用を有する。
【0036】図16a及びbに示されるように、壁ユニッ
ト4の中央及び上方の連結金具43、44、45、46
は、隣り合う壁ユニット4の連結金具と折曲部413, 453
の面で直接等接し、ボルトとナットによって連結され
る。これらの連結金具41、42、43、44、45、
46の湾曲部412及び452は、組立後に家屋が部分的に沈
下した場合でも、壁の変形をある程度吸収するように機
能する。
【0037】なお、図16b及びcに示すように、組立後
に連結金具に取付けられたボルトナットが外壁に露出し
ないように、壁ユニット4の外面に両側縁に沿ってカバ
ープレート48の差込用アングル溝46及び47を設
け、壁ユニット4の連結後にアルミプレート等を折曲げ
て作ったカバープレート48で壁ユニットの連結部を外
方から被覆できるようにすることが好ましい。また、室
内の気密性を確保するために、壁ユニット4の両側縁内
方には、側縁に沿ってガスケット40、49を取付けて
おくことが好ましい。このガスケットは、例えば、ウレ
タン等の弾性体を芯としてこれをゴムシートで被覆する
ことによって構成することができる。
【0038】図1及び2の組立式家屋のテント屋根5
は、図3から明らかなように、壁4の上に載置されてお
り、頂部の固定手段51とこれに一端が固定された複数の
リブ52とからなる骨組みの上にシート6を被せ、該骨
組みの内装側には内装シート8が張設されて構成されて
いる。該リブは管状の材料で作られており、以下、リブ
パイプと称することとする。
【0039】図27に示すように、該骨組みは、頂部の
固定手段51を中心に10本のリブパイプ52a, 52b, 52
c・・・を等角度間隔で放射状に配置して組み立てられてい
る。図30に示されるように、固定手段51は円筒状部
材513の周囲に2つのフランジ部511及び512を設け、両
フランジ部511及び512の間にリブパイプ52の端部を着
脱自在に収容できる管514を20本等角度間隔で放射状
に取り付けて構成されている。
【0040】図27から明らかなように、リブパイプ5
2は、直線状の内方端部521と外方に向かって次第に湾
曲度を増して下方に向う外方端部522とを備えた弧状の
パイプからなる。テント屋根の骨組みは、このリブパイ
プ52の内方端部521を上記固定手段51の管514に一つ
おきに挿入するとともに外方端部522を下に向けること
によって容易に組み立てることができる。また、積雪や
強風が予想される場合には、補強のために、固定手段5
1の残りの管514に追加のリブパイプ52′(図27b及び
図30aで点線で示す)を挿入することもできる。リブ
パイプ52の外方端部522の先端には断面コの字状の差
込具54が設けられている。図28に示されるように、
該差込具54は外方鉛直板部分541と内方鉛直板部分542
とによって断面コの字状に形成され、この差込具54の
両板部分541 及び542を壁4の厚さ方向に股がらせるよ
うに差し込むことにより、骨組みを壁4上に載置させる
ことができる。
【0041】また、リブパイプ52は中間部に3つのリ
ング状ワイヤー挿入穴53を備えている。上記のように
壁4上に載置されたリブパイプ52の挿入穴53にワイ
ヤー56を順次挿入して総てのリブパイプ52間を巡ら
せて架け渡し(図27b参照)、ワイヤー56の両端を
図28に示すような調整式ターンバックル561で緊結
すると、各リブパイプ52に内方への応力が加わるので
屋根構造力を高めることができるので、積雪や強風が予
想される場合等にはこのワイヤー56を設けることが好
ましい。
【0042】図31に示すように、テント屋根の外装シ
ート6は、上記骨組みに対応した形状の平面視10角形
の縫製フライシートであり、ビニール布等の各種材料を
縫い合わせたり溶着して製作することができるが、太陽
光を透過させるビニール布で製作すると自然に採光で
き、狭い居住空間を豊かなものとすることができて好ま
しい。該外装シート6は、その中央に、固定手段51の
円筒状部材513を挿通できる管状立上部61を備え(図
31c参照)、各隅角部には裾広がりとなった補強布6
2を備えている。該補強布62は壁ユニット連結部分に
配置するのに適しており、該補強布62の裾広がりとな
った先端は壁ユニットのカバープレート48の上端に被
せて雨仕舞をよくするのに好適であり、また該先端に設
けられた一対の紐622は壁ユニット4の上方連結金具45,
46に結び付けて外装シート6を固定するのに適してい
る。その他、外装シート6を固定するために、一対のス
トラップ621が設けられており、バックル623等を用いて
外装シート6の固定に適宜使用できる。
【0043】図31cに示されるように、外装シート6
の頂部は、円筒状部材513に管状立上部61を挿通させ
た後、円筒部分551と拡大部分552とからなる屋根キャッ
プ55の円筒部分551を該円筒状部材513に挿入して固定
される。屋根キャップ55は、図29に示すように、換
気扇を備えた形態のものとすることもでき、例えばソー
ラーバッテリーで動く市販の船舶用換気扇を用いること
もできる。
【0044】更に、テント屋根の骨組みの内装側に内装
シート8を張設することにより、居住性を大幅に改善す
ることができるとともに、断熱や結露の対策とすること
もできるので好ましい。内装シート8は、図32に示す
ように、骨組みの室内側に対応する形状の平面視10角
形の縫製シートであり、適宜、フック81を設けてリブ
パイプ52に係合させて吊り下げておくことができる。
また、内装シート8の中心開口部82に沿って環状にホ
ック821を設け、固定手段51の下方フランジ511の
下面にホック止めできるようにすると好都合である(図
32c参照)。更に、内装シート8の外縁83に2叉の
フラップ831及び832を形成し、壁ユニット4の内装壁の
上端にチャンネル部材490を取り付け、内方のフラップ8
31にホック833を設けてチャンネル部材490の室内側にホ
ック止めすることができるようにすると好都合である
(図32e参照)。この時、図32eに示されるように、
該内方フラップ831の縁端をチャンネル部材490に収容さ
せるとともに、外方フラップ832を壁ユニット4の頂端
に載せることによって、内装シート8の室内側の結露水
滴を該チャンネル部材490で受けさせることができ、骨
組み側の結露水滴を壁ユニット4の外側に誘導すること
ができる。なお、図29に示すように、固定手段51の
円筒状部材513の上下フランジ511及び512の間に小さな
通気口516を設けることにより、両シート6及び8の間
に換気作用をもたらし、内装シート8と外装シート6と
の間の結露を防止することもできる。
【0045】なお、積雪の多い地域では、テント屋根の
耐荷重性を高めるために、床3の中心部とテント屋根の
骨組みの固定手段51との間にスノーポール7を支持棒
として挿入して、屋根にかかる荷重が直接地面に伝わる
ようにすることが好ましい。図33に示すように、スノ
ーポール7は、一端に固定手段51の円筒状部材513の
下端に嵌合する環状端部71を備え、他端に床ユニット
3と内方支持手段1との間に形成される環状隙間301に
挿入可能な環状端部72を備えたものとすることができ
る。
【0046】次に、図34乃至47を参照しつつ、本発
明の他の具体例を説明する。図34に示されるように、
この具体例は、概略的には、内方支持手段1の円盤状部
材16と、外方支持手段2の連結手段22の内方連結部
222の構成の点で、図4の具体例と異なっている。
【0047】図34の具体例で用いられている円盤状部
材16は図36に示されるようにピン17が設けられて
いない代わりに、頂部にフランジ162が設けられている
点で図4で用いられている円盤状部材16と異なってい
る。このフランジ162と円盤状部材16との間に床ユニ
ット3の端面311が収容される。
【0048】また、図34の具体例で用いられている外
方支持手段2の連結手段22の内方連結部222は図34
と図35あるいは図40と図41を参照すれば明らかな
ように、外方連結部221に連結されたコの字状の二股板
材222の両先端に鉛直に設けられた一対の鉛直ピン22
3′, 224′で構成されている点で、図4で用いられてい
る内方連結部222と異なっている。この二股板材222の間
にはボルト225が架け渡されており、該ボルト225を締め
たり弛めたりすることにより鉛直ピン223′, 224′の間
隔を微調整できるようにしている。
【0049】図34の内方連結部222の構成に対応し
て、図34の床ユニット3の外方隅角部32、33の構
成も異なっており、該床ユニット3は図37に全体的に
示されるように、外方辺の両外方隅角部32、33近傍
にピン穴323′, 324′を備えている点で図13の床ユニ
ットと異なっている。図39に示されるように、該ピン
穴323′, 324′は、帯状鋼板を中央で外方隅角部32、
33の角度に折曲げて形成した側壁部材335に三角形の
鋼鈑からなる水平部材336を熔接するとともに、該側壁
部材335の側壁の隅角部近傍に環状部材337の側壁を熔接
した金物を、図39dに示されるように、床ユニットの
隅角部に水平部材336を差し込んでボルト接合して形成
したものである
【0050】かくして、図34及び図35から明らかな
ように、内方支持手段の鉛直ピン223′, 224′を、互い
に隣り合う床ユニットの外方隅角部32、33のピン穴
324′及び323′に挿通させて床ユニット3を連結手段2
2に載置させるだけで、床ユニット3の外方隅角部3
2、33は外方支持手段2に連結支持される。
【0051】図34に示されるように、壁ユニット4は
床ユニット3上に載置されている。この壁ユニット4
は、図43に示すように、両側縁の上下端部と中間部の
2点の合計4箇所に、鋼板部材411′の側縁に管状部41
4′を形成した連結具41′がねじ穴419でねじ止めされて
いる点で、図17の壁ユニットと異なっている。隣り合
う壁ユニット4同士の連結は、図44c, d及びeに示さ
れるように水平の半円状部分433の両端から2股状に下
方に設けられた1対のピン431, 432を備えた二股ピン41
5′を用いて行なわれる。すなわち、隣り合う壁ユニッ
ト4の隣り合う連結具41′の一対の環状部414′に該二
股ピン415′のピン431, 432を挿入して、壁ユニットは
相互に連結される。図42に示されるように、この連結
方法は、上下端部及び中間部の何れの連結具41′の場合
も同じである。なお、該2股ピン415′を焼入れした鋼
製等で製作することにより、上記半円状部分433にバネ
の作用を行なわせれば、組立後に家屋の床構造が一部沈
下した場合でも変形を吸収して、壁の変形を防止できる
ので好ましい。
【0052】また、図34及び図42cから明らかなよ
うに、下端部のピン415′はアンカーフック243′によっ
て外方支持手段2に連結されている。このアンカーフッ
ク243′は、一端に備えた環状部分245′内にボルト225
を挿通させて内方支持手段の鉛直ピン223′, 224′の間
に配置され、ボルト225を締めることによって挟持固定
されるとともに、他端に備えたフック部分244′をピン4
15′の半円状部分433と係合させることによって、壁ユ
ニット4と外方支持手段2との連結を図っている。
【0053】また、図42bに示されるように、壁ユニ
ット4の頂端面の両側縁近傍には、ピン穴481及び4
82が設けられている。このピン穴481及び482
は、図46に示されるように、テント屋根の骨組みを構
成するリブパイプ52の外方先端部522に二股のピン54
1′及び542′を備えた差込具54が設けられている場合
に、この1対のピン541′及び542′を収容して、テント
屋根の骨組みを壁上に載置できるようにするためのもの
である。
【0054】図45は、図27及び図28に示したワイ
ヤー56によるテント屋根の骨組みの補強手段の代替方
法を示すものであり、図45では、ワイヤー56の代わ
りにループパイプ56′をリブパイプ52間に環状に架
け渡している。ループパイプ56′とリブパイプ52と
の連結は、図46aに示されるような公知の鋼管連結用
金物53′を用いることによって行なうことができる。
【0055】なお、図47に示すように、本発明の組立
式家屋は容易に連棟とすることができ、これは、例え
ば、壁ユニット4の一つを開閉式あるいは開放の壁ユニ
ットとし、隣接する組立式家屋と連絡ユニット9を介し
て相互に連結しことによって容易に達成することができ
る。連絡ユニット9としては、電車の連結部を転用して
もよいし、ビル建築におけるエクスパンジョンジョイン
ト的な構造を応用することもできる。
【0056】
【発明の効果】本発明の組立式家屋の床構造は、床面を
概略2等辺3角形又は扇形の床ユニットを組み合わせ
て、各隅角部を昇降可能な内方支持手段と外方支持手段
で3点支持する構成としたので、通常の矩形の床ユニッ
トの4点支持による場合に比べて、設置が簡単であり、
不整地における支持手段沈下による床ユニットの変形も
低くなる。また、総ての床ユニットの内方隅角部は昇降
可能な単一の内方支持手段によって支持されているの
で、内方支持手段が沈下した場合でも床レベルを容易に
水平に戻すことができ、外方支持手段を昇降可能にした
場合は、一層、簡単に不整地おける床レベルの変化にも
対応することができる。また、壁ユニット同士あるいは
壁ユニットと外方支持手段との連結も、不整地における
支持手段沈下による構造変化を吸収するように工夫され
ているので、壁もこのような構造変化に対応することが
できる。
【0057】本発明の組立式家屋は、床のみならず、壁
及び屋根の骨組みをユニット化することができ、組立、
解体及び再組立が容易であり、解体後の各ユニットも小
型トラックで搬送できる程度のものとすることができる
ので可搬性に優れている。また、各ユニットは夫々に共
通の連結方式を備えているので、組立や解体も単純な操
作で行なうことができ、壁ユニットは数種類のタイプの
中から自由に選択することもでき、パネル互換性にも優
れており、オリジナルな家屋を構成でき、テントに代わ
るキャンプ用品、工事用仮設事務所、又は災害時の仮設
住居として利用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立式家屋を組み立てた状態で示す正
面から見た立面図である。
【図2】図1のII-II′線に沿った断面図である。
【図3】図2の床ユニットの対称軸線に沿った一部破断
断面図である。
【図4】図3の外方支持手段及び内方支持手段の拡大詳
細図である。
【図5】センターキャップを外した状態で示す図4の平
面図である。
【図6】図4の内方支持手段の分解図である。
【図7】図6の内方支持手段の構成部品の平面図であ
る。
【図8】(a)は図4の外方支持手段のベース金物の詳細
図であり、(b)はその平面図、(c)はその背面図、(d)は
その側面図であり、(e)は図4の外方支持手段の変形例
を示す立面図である。
【図9】図4の外方支持手段の他の変形例を示す立面図
である。
【図10】(a)は図9の外方支持手段のベース金物の立
面図であり、(b)はその平面図である。
【図11】(a)は図4の外方支持手段の連結手段を示す
平面図、(b)はその側面図である。
【図12】(a)は図11の外方支持手段を床ユニット及
び壁ユニットに連結した状態を説明する平面図、(b)は
(a)の側面図である。
【図13】図2の床ユニットを単独で示す平面図であ
る。
【図14】(a)は図13の床ユニットの外方隅角部の拡
大詳細図であり、(b)は床ユニットの外方隅角部及び床
ユニット同士の隣接部の詳細断面図であり、(c)は床ユ
ニットの内方隅角部の詳細断面図である。
【図15】(a)は図2の玄関部に用いられている床ユニ
ットの平面図であり、(b)はその正面図、(c)は(a)のc′
-c′線に沿った断面図である。
【図16】(a)は図4の壁ユニット同士の連結部を示す
詳細上面図、(b)はその中央連結金具の上方における断
面図、(c)はその下方連結金具の上方における詳細断面
図である。
【図17】図4の壁ユニットを単独で示す正面図であ
る。
【図18】(a)は図17の壁ユニットの上方連結金具を
示す平面図、(b)は(a)の側面図、(c)は図17の中央及
び下方連結金具を示す平面図、(d)は(c)の側面図であ
る。
【図19】壁ユニットのドアタイプを示す正面図であ
る。
【図20】壁ユニットの壁タイプを示す正面図である。
【図21】壁ユニットの窓タイプを示す正面図である。
【図22】窓タイプの壁ユニットの別の例を示す正面図
である。
【図23】窓タイプの壁ユニットの別の例を示す正面図
である。
【図24】窓タイプの壁ユニットの別の例を示す正面図
である。
【図25】(a)は流し等を組み込んだ壁ユニットの正面
図、(b)は(a)のb-b′線に沿う断面図、(c)は(a)のc-c′
線に沿う断面図である。
【図26】(a)はトイレ等を組み込んだ壁ユニットの正
面図、(b)は(a)のb-b′線に沿う断面図、(c)は(b)のc-
c′に沿う断面図である。
【図27】(a)は図3のリブパイプを2本対称に示す正
面図であり、(b)はリブパイプ及び補強リブパイプ(点
線で示す)を骨組みとして組み立てた状態における平面
図である。
【図28】(a)は図27のリブパイプの両端部の結合状
態を示す説明図、(b)は図27のリブパイプの外方端部
の詳細斜視図、(c)は図27の補強用リブパイプの外方
端部の詳細斜視図である。
【図29】図27の骨組みの中央部を断面で示す説明図
である。
【図30】(a)は図27の骨組みの中央部を拡大して示
す詳細図であり、(b)は(a)の固定手段を単独で示す側面
図である。
【図31】(a)は図3の外装シートを単独で示す側面
図、(b)はその平面図、(c)は外装シートを骨組みに載置
した状態で示す中央部の断面図、(d)は外装シートを骨
組みに載置した状態で示す隅角部の斜視図である。
【図32】(a)は図3の内装シートを単独で示す側面
図、(b)はその平面図、(c)は内装シートを骨組みへの取
り付けた状態を示す中央部の説明斜視図、(d)は内装シ
ートをリブパイプに吊るした部分を示す説明斜視図、
(e)は内装シートの外方縁の壁ユニットへの取り付け部
分を示す説明斜視図である。
【図33】(a)は支持棒で屋根を支持する場合を説明す
る立面図、(b)は支持棒の平面図である。
【図34】図4の変形例を示す図4と同様の図である。
【図35】図34の説明平面図である。
【図36】(a)は図34の内方支持手段を分解して示す
正面図であり、(b)乃至(e)は(a)の内方支持手段の構成
部品の平面図である。
【図37】図34の床ユニットを単独で示す平面図であ
る。
【図38】(a)は図37の床ユニットの内方隅角部の平
面図、(b)は(a)のb-b′線に沿った断面図、(c)は図37
の床ユニットの外方隅角部の平面図、(d)は(c)のd-d′
線に沿った断面図である。
【図39】図37の床ユニットにピン穴をもたらす部材
を示す正6面図(底面図は平面図と同じであるから省
略)である。
【図40】(a)は図34の外方支持手段の連結手段を示
す平面図、(b)はその正面図である。
【図41】(a)は図34のアンカーフックを示す側面
図、(b)は正面図である。
【図42】(a)は図34の壁ユニットの連結部を示す拡
大正面図であり、(b)はその平面図、(c)は壁ユニットの
下端の連結部の上方における平面断面図である。
【図43】図34の壁ユニットを隣り合う一枚の壁ユニ
ットとともに示す正面図。
【図44】(a)は図43の壁ユニットの連結具を単独で
示す正面図、(b)は(a)の平面図、(c)は図43の壁ユニ
ット間の連結に使用する二股ピンの正面図、(d)は(c)の
底面図、(e)は(c)の側面図である。
【図45】(a)は図27の骨組みの変形例を示す正面
図、(b)は(a)の平面図である。
【図46】(a)は図45のリブパイプとループパイプの
連結に使用する金物を取り付け状態で示す拡大斜視図、
(b)は図45の骨組みの壁及びループパイプへの連結状
態を示す正面図、(c)は図45のリブパイプの外方端部
の差込具を示す拡大図、(d)は(c)の差込具を壁の頂端に
差しこんんだ状態で示す平面図、(e)は(d)の壁の頂端に
設けられたピン穴を構成する部材を単独で示す斜視図で
ある。
【図47】本発明の組立式家屋を3棟連絡ユニットによ
り連結して連棟形とした態様を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 内方支持手段 2 外方支持手段 3 床ユニット 31 内方隅角部 32 外方隅角部 11 本体 12 雌ねじ 14 ねじ棒 15 荷重受台 16 円盤状部材 17 鉛直ピン 18 樹脂ワッシャー 19 6角形の穴 21 管材料 22 連結手段 211 外方連結部 222 内方連結部 24 ベース金具 25 筋かい 223、224 ボルト穴 223′、224′ 鉛直ピン 243 鉛直部 244 長穴 37 鉛直ピンの収容穴 301 通路 311 切頭端面 323、324 ボルト穴 323′、324′ ピン穴 4 壁ユニット 414、424 ボルト穴 414′ ピン穴 415′ 連結具 431、432 二股のピン 481、482 ピン穴 5 テント屋根 51 固定手段 514 管 52 リブ 53 ワイヤー挿入穴 54 差込具 541′、542′ ピン 55 換気扇 56 ワイヤー 56′ ループパイプ 6 外装シート 7 支持棒 8 内装シート 9 連絡ユニット R テント屋根 S 階段

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に昇降可能に立設された単一の内方
    支持手段(1)と、該内方支持手段(1)を中心とする円周上
    に等しい角度間隔で地上に立設された複数の外方支持手
    段(2a, 2b, 2c・・・)と、上記角度と同じ角度で交差する
    等長の2辺を備えた概略2等辺3角形又は扇形の床ユニ
    ット(3a, 3b, 3c・・・)の上記外方支持手段と同数枚とか
    らなり、該床ユニット(3a, 3b, 3c・・・)の上記等長2辺
    が形成する内方隅角部(31a, 31b, 31c・・・)を上記内方支
    持手段(1)で支持させて床ユニットを放射状に配置する
    とともに、各床ユニット(3a, 3b, 3c・・・)の2つの外方
    隅角部(32a, 33a; 32b, 33b; 32c, 33c・・・ )を上記外方
    支持手段の隣り合う1対(2a, 2b; 2b, 2c; 2c, 2d; ・・
    ・)で支持することによって床面を形成したことを特徴と
    する組立式家屋の床構造。
  2. 【請求項2】 内方支持手段(1)が、床ユニット(3a, 3
    b, 3c・・・)を昇降させるジャッキ(11, 12, 14, 15)であ
    る請求項1に記載の床構造。
  3. 【請求項3】 内方支持手段(1)が、地上に載置された
    本体(11)と、本体(11)に固定された雌ねじ(12)と、雌ね
    じ(12)に螺合して昇降可能にされたねじ棒(14)と、ねじ
    棒(14)に固定された荷重受台(15)とからなるねじ式ジャ
    ッキである請求項2に記載の床構造。
  4. 【請求項4】 ねじ棒(14)の頂部に6角形の穴(19)を設
    け、ジャッキの上方から6角レンチを該穴(19)に挿入し
    てねじ棒(14)を回転させて床ユニット(3a, 3b, 3c・・・)
    を昇降できるようにした、請求項3に記載の床構造。
  5. 【請求項5】 円盤状部材(16)が荷重受台(15)の上に載
    置され、床ユニット(3a, 3b, 3c・・・)の内方隅角部(31a,
    31b, 31c・・・)は該円盤状部材(16)の上に載置されてい
    る、請求項3に記載の床構造。
  6. 【請求項6】 円盤状部材(16)と荷重受台(15)との間に
    樹脂ワッシャー(18)が挿入されている請求項5に記載の
    床構造。
  7. 【請求項7】 円盤状部材(16)の上面には床ユニット(3
    a, 3b, 3c・・・)の枚数と同数の鉛直ピン(17a, 17b, 17c・
    ・・)が該円盤状部材(16)の同心円上に等角度間隔で配置
    されており、床ユニット(3a, 3b, 3c・・・)の下面には該
    鉛直ピンの収容穴(37a, 37b, 37c・・・)が設けられてお
    り、該収容穴に上記鉛直ピンを挿入させることにより床
    ユニット(3a, 3b, 3c・・・)の位置決めを容易に行なえる
    ようにした請求項5に記載の床構造。
  8. 【請求項8】 床ユニット(3a, 3b, 3c・・・)の内方隅角
    部(31a, 31b, 31c・・・)はその等長2辺が交差する頂点が
    切頭(311)されており、ねじ棒(14)が床面付近まで延在
    することを許容する通路(301)が床に形成されるように
    した請求項3に記載の床構造。
  9. 【請求項9】 外方支持手段(2a, 2b, 2c・・・)が、地上
    に立設された管材料(21)と、該管材料と連結する外方連
    結部(221)と床に連結する内方連結部(222)とを備えた連
    結手段(22)とからなる、請求項1に記載の床構造。
  10. 【請求項10】 管材料(21)が地面に杭打ちされている
    請求項9に記載の床構造。
  11. 【請求項11】 管材料(21)が地面に杭打ちされた筋か
    い(25)によって補強されている請求項9に記載の床構
    造。
  12. 【請求項12】 管材料(21)が鋼管材料であり、該鋼管
    材料は地面に載置されたベース金具(24)を備えている請
    求項9に記載の床構造。
  13. 【請求項13】 ベース金具(24)が管材料(21)に対して
    上下に位置調節可能にされている請求項12に記載の床
    構造。
  14. 【請求項14】 外方連結部(221)が管材料(21)を把持
    するクランプである請求項9に記載の床構造。
  15. 【請求項15】 内方連結部(222)はボルト穴(223, 22
    4)を備え、床ユニット(3)の外方隅角部(32, 33)もボル
    ト穴(323, 324)を備え、両者のボルト穴をボルト接合す
    ることにより床ユニットを外方支持手段(2)に固定す
    る、請求項9に記載の床構造。
  16. 【請求項16】 内方連結部(222)は1対のボルト穴(22
    3, 224)を備えた水平板部材からなり、床ユニット(3)の
    外方隅角部の一方(32)は該ボルト穴の一方(223)に重な
    り合うボルト穴(323)を備え、他方(33)は該ボルト穴の
    他方(224)に重なり合うボルト穴(324)を備え、床ユニッ
    トの一方の側のボルト穴(323)と水平板部材の一方のボ
    ルト穴(223)とをボルト接合するとともに、該床ユニッ
    トに隣り合う床ユニットの他方の側のボルト穴(324)と
    該水平板部材の他方のボルト穴(224)とをボルト接合す
    ることにより、床ユニットを外方支持手段に固定する、
    請求項15に記載の床構造。
  17. 【請求項17】 内方連結部(222)は鉛直ピン(223′, 2
    24′)を備え、床ユニット(3)の外方隅角部は該鉛直ピン
    (223′, 224′)を収容するピン穴(323′,324′)を備
    え、該鉛直ピンを該ピン穴に挿通させることにより床ユ
    ニットを外方支持手段に固定する、請求項9に記載の床
    構造。
  18. 【請求項18】 内方連結部(222)は一対の鉛直ピン(22
    3′, 224′)を備えた水平板部材からなり、床ユニット
    (3)の外方隅角部の一方(32)は該鉛直ピンの一方(223′)
    を挿通可能なピン穴(323′)を備え、他方(33)は該ピン
    の他方(224′)を挿通可能なピン穴(324′)を備え、床ユ
    ニットの一方の側のピン穴(323′)に水平板部材の一方
    のピン(223′)を挿通させるとともに、該床ユニットに
    隣接する床ユニットの他方の側のピン穴(324′)に該水
    平板部材の他方のピン(224′)を挿通させることによ
    り、床ユニットを外方支持手段に固定する、請求項17
    に記載の床構造。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の床構造と、上記外方
    支持手段に連結された壁(4)と、該壁の上方に張設され
    たテント屋根(5)とを備えてなる組立式家屋。
  20. 【請求項20】 壁が床ユニットと同数の壁ユニット(4
    a, 4b, 4c・・・)からなり、各壁ユニットを、その左右側
    縁の下方部(41, 42)にて外方支持手段に連結するととも
    に、その上方部(45, 46)にて、隣り合う壁ユニットの側
    縁の間を連結することによって壁を形成する、請求項1
    9に記載の組立式家屋。
  21. 【請求項21】 外方支持手段は、地上に立設された管
    材料(21)と、該管材料と連結する外方連結部(221)と壁
    及び床と連結する内方連結部(222)とを備えた連結手段
    (22)とからなり、該内方連結部(222)に設けられたボル
    ト穴(244)と壁ユニットの側縁下方部に設けられたボル
    ト穴(414, 424)とにボルトを挿通してボルト接合するこ
    とにより、壁ユニットを外方支持手段に固定する、請求
    項20に記載の組立式家屋。
  22. 【請求項22】 外方支持手段の内方連結部(222)は長
    穴(244)が形成された鉛直部(243)を備えた水平板部材(2
    22)からなり、壁ユニットは両側縁の下方部に夫々ボル
    ト穴(414, 424)を備え、該長穴(244)の一方側に壁ユニ
    ットの一方のボルト穴(414)を対面させ、該長穴(244)の
    他方側に上記壁ユニットに隣り合う壁ユニットの他方の
    ボルト穴(424)を対面させ、これら3つの穴(414, 244,
    424)にボルトを挿通してボルト接合することにより、壁
    ユニットを外方支持手段に固定する、請求項21に記載
    の組立式家屋。
  23. 【請求項23】 壁ユニットはその左右側縁にピン穴(4
    14′)を備え、二股のピン(431, 432)を備えた連結具(41
    5′)のピンの夫々を壁ユニット間で隣り合う一対のピン
    穴(414′)に挿入することによって壁ユニットを相互に
    連結するとともに、該連結具(415′)を外方支持手段と
    連結させる(244′)ことにより壁ユニットを外方支持手
    段に固定する、請求項20に記載の組立式家屋。
  24. 【請求項24】 テント屋根が、頂部の固定手段(51)か
    ら放射状に延在して壁に連結された複数のリブパイプ(5
    2a, 52b, 53c・・・)からなる骨組みと、該骨組みに被せら
    れた外装シート(6)からとからなる、請求項19に記載
    の組立式家屋。
  25. 【請求項25】 リブ(52a, 52b, 53c・・・)が固定手段(5
    1)の回りに等角度間隔で配置されてなる、請求項24に
    記載の組立式家屋。
  26. 【請求項26】 リブ(52a, 52b, 53c・・・)は弧状であ
    り、該リブは少なくとも1つのワイヤー挿入穴(53)を備
    え、該ワイヤー挿入穴にワイヤー(56)を挿通して全リ
    ブを順次巡らせて緊結してなる、請求項25に記載の組
    立式家屋。
  27. 【請求項27】 リブ(52)の先端にコの字状の差込具(5
    4)が設けられており、該差込具(54)を壁の頂端の厚さ方
    向に股がらせることにより骨組みを壁上に載置する、請
    求項24に記載の組立式家屋。
  28. 【請求項28】 リブ(52)の先端に一対のピン(541′,
    542′)を備えた差込具(54)が設けられており、壁ユニッ
    ト(4)の頂端面の両側縁近傍に夫々該ピン(541′, 54
    2′)を収容するピン穴(481, 482)が設けられており、互
    いに隣り合う壁ユニットの隣り合う該ピン穴(481, 482)
    に上記差込具の一対のピン(541′, 542′)を挿入するこ
    とにより骨組みを壁上に載置する、請求項24に記載の
    組立式家屋。
  29. 【請求項29】 頂部の固定手段(51)にはリブ(52a, 52
    b, 52c・・・)の一端を収容する管(514)が複数放射状に配
    置されており、リブ(52a, 52b, 52c・・・)の端部を該管(5
    14)に着脱自在に挿入できる、請求項24に記載の組立
    式家屋。
  30. 【請求項30】 頂部の固定手段(51)は中央に換気扇(5
    5)を備えいる請求項24に記載の組立式家屋。
  31. 【請求項31】 頂部の固定手段(51)と床(3)との間に
    支持棒(7)が配置されている、請求項24に記載の組立
    式家屋。
  32. 【請求項32】 骨組みの室内側に内装シート(8)が張
    設されてなる、請求項19に記載の組立式家屋。
  33. 【請求項33】 請求項19に記載の組立式家屋の2棟
    以上からなり、家屋同士が開閉式又は開放の壁ユニット
    に取り付けられた連絡ユニット(9)により連結されてい
    る、連棟の組立式家屋。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007518902A (ja) * 2004-01-12 2007-07-12 クリエイティブ カー プロダクツ プロプライアタリー リミティド 折り畳むことができる車両カバー
GB2444059A (en) * 2006-11-24 2008-05-28 Bernard John Wilson A portable and free-standing verandah
KR101457103B1 (ko) * 2012-06-05 2014-10-31 유재춘 천막의 환기용 송풍팬 체결구조
JP7170107B1 (ja) * 2021-08-30 2022-11-11 ザ コールマン カンパニー インコーポレイテッド テント内の空気循環システム

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