JPH08281623A - L型擁壁のコーナーブロック成形用型枠 - Google Patents

L型擁壁のコーナーブロック成形用型枠

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JPH08281623A
JPH08281623A JP9232795A JP9232795A JPH08281623A JP H08281623 A JPH08281623 A JP H08281623A JP 9232795 A JP9232795 A JP 9232795A JP 9232795 A JP9232795 A JP 9232795A JP H08281623 A JPH08281623 A JP H08281623A
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二郎 近藤
Osamu Miura
修 三浦
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Sumiken Concrete Kogyo KK
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HOKUTO KATAWAKU SEISAKUSHO KK
Sumiken Concrete Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各構成成形枠を独立して形成することより、使
用時にはこれらを組み立てて所望の区々のコーナー角に
対応させた成形型枠を構成し、また使用後の分解を簡易
にすることにより保守メンテナンスを容易にすること。 【構成】可撓性材(12)で連結して所望の開き角αを
もって、基台(7)上に立設固定された左右一対の外側
成形枠(1a,1b)と、該外側成形枠に対面並置され
た左右一対の内側成形枠(2a,2b)と、内側成形枠
の底部側に配置された底部成形枠(3)と、両翼付近に
着脱可能にして配置固定された略逆L字状の小口成形枠
(4)と、この小口成形枠の水平先端部(43)に当接
して内側成形枠上に架け渡すように、かつ水平移動可能
に取り付けられた端部成形枠(5)と、内側成形枠の上
面に積層して架け渡すように配置された連結蓋板(6)
と、から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、L型擁壁ブロックに
おけるプレキャストコンクリート製のコーナー部ブロッ
ク(以下、「ブロック」と略称。)の成形用型枠(以
下、「型枠」と略称。)に関し、特に1個の成形用型枠
で種々のコーナー角に対応したブロックを成形すること
ができるL型擁壁のコーナーブロック成形用型枠に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、L型擁壁ブロックを用いた擁壁築
造におけるコーナー部の施工は、互いのブロック端部を
所定の角度で切断し、これらをコーナー角に合わせて突
き合わせて連結する方法が採られていた。
【0003】しかし、かかる方法の問題点である強度の
確保と、ブロックを成形するための成形用型枠を区々の
コーナー角毎に製造しておくことの煩雑さと省力化か
ら、従来において、1個の成形用型枠で種々のコーナー
角に対応したブロックを成形することを目的とした各種
のコーナー角可変設定可能な型枠が提案されていた。
【0004】例えば、(1)実公昭63ー50085号
(以下、発明と略称する。)、及び(2)実公平4ー
15445号(以下、発明と略称。)、などが提案さ
れていた。
【0005】これらの発明の内容は当該公告公報を参照
して頂くとして、ここではその詳細な記載は省略する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】まず、発明の問題点
としては、発明でも指摘している通り、設定したコー
ナー角に合わせて、それ毎に端板を備えた蓋板を付け替
える不便さがあった。
【0007】一方、発明の問題点としては、蓋板は付
け替える必要がないが、上記発明の端板と同様の目的
の仕切板を、やはり発明と同様に、設定したコーナー
角に合わせて、それ毎に付け替える不便さがあった。し
たがって、各種のものを用意しておく必要があった。
【0008】さらに、発明及び発明に共通のものと
しては、基台上に、センターポスト(発明)、又は複
数個の支柱(発明)(以下「支柱等」と略称。)を、
垂直に固定(「立設」と称する。)しておくことが、必
須の構成要件としている。
【0009】しかし、かかる支柱等を設けることは、コ
ーナー角に対応した屈曲角(又は開き角)を設定する一
対の内側成形枠の移動時には、中心が定まって容易に操
作できる利点はあるが、反面以下のような不都合も存在
していた。
【0010】すなわち、支柱等を常に垂直に保つ必要
があるため、その取り付け強度を高め強固に取り付けな
ければならない。その反面、長年の繰り返し使用により
その垂直性を保持し難い問題があった。支柱等に垂直性
か無くなると、内側成形枠の移動が阻害されていた。逆
に、その修正も取り付けが強硬であるため、かえって困
難になる問題点があった。
【0011】また、ブロックのコーナー角の設定は、
何度何分と言う精密なものではなく、5°〜10°単位
で設定されるのが通常であり、内側成形枠をリニアーに
(連続的に)移動させる要求は少ない。したがって、よ
りリニアーに移動させる場合には効果のある支柱等は、
さほどその必要性に乏しいものであった。むしろ、支柱
等にその内側型枠の保形力及び支持力を負担させるより
も、全体に分担させた方が、より丈夫なものとすること
ができるばかでなく、上記の修正及び保守を容易に行
うことができる。
【0012】さらに、かかるブロックは、段々大型化
(例えば、2m四方位)の傾向になり、当然その成形用
型枠もそれ以上の大きさなる。したがって、その移動
(例えば型枠工場から成形工場への移動)において、支
柱等は取り付け強度の確保から出荷の段階で組み付けら
れているが通常であったため、その運搬が容易ではなか
った。
【0013】
【目的】そこで、本願発明は、かかる問題点に着目てし
てなされたもので、その目的とするところは、それぞれ
の構成成形枠を独立して形成することより、使用時には
これらを組み立てて所望の区々のコーナー角に対応させ
た成形型枠を構成し、また使用後の分解を簡易にするこ
とにより保守メンテナンスを容易にすることができるL
型擁壁のコーナーブロック成形用型枠を提供するもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願発明は、次のように構成されている。すなわち、ブ
ロック(8)の外側壁面(80)を形成する垂直外壁板
(10)を有し、かつ互いの垂直方向の端部(11)ど
うしを可撓性材(12)で連結して所望の開き角α(=
コーナー角)をもって、基台(7)上に着脱可能に立設
固定された左右一対の外側成形枠(1a,1b)と、該
外側成形枠(1)の垂直外壁板(10)と一定間隔をも
って対面並置された垂直内壁板(20)と、その上端か
ら外側成形枠(1)と反対方向へ略水平に延びる水平板
(21)とをそれぞれ備え、かつ互いの垂直方向の端部
(23)どうしを当接連結してなる左右一対の内側成形
枠(2a,2b)と、前記垂直外壁板(10)と垂直内
壁板(20)とから区画される空間(S)の底部側に、
着脱可能にして適合配置された底部成形枠(3)と、前
記空間(S)の両翼付近のそれぞれに着脱可能にして配
置固定され、該両翼開放部を閉塞する閉塞板(40)と
前記水平板(21)に沿って延び一定高さの立設板(4
1)とからなる略逆L字状の小口成形枠(4)と、この
それぞれの小口成形枠(4)の水平先端部(43)に当
接すると共に前記一対の内側成形枠(2a,2b)の水
平板(21a,21b)上に架け渡すようにして配置さ
れ、かつ前記連結部を中心とする放射方向へ水平移動可
能にして取り付けられた端部成形枠(5)と、前記一対
の水平板(21a,21b)上に積層して架け渡すよう
にして配置され、互いの水平板(21a,21b)どう
しを適宜の位置で連結固定する連結蓋板(6)と、から
構成されている。
【0015】
【実施例】次に本願発明にかかるL型擁壁のコーナーブ
ロック成形用型枠(「型枠」)についての具体的実施例
を、図面に基づき以下にその詳細を説明する。
【0016】図1は本実施例のうち連結蓋板を除いて全
体を示す斜視図であり、図2は本実施例全体を示す平面
図であり、図3は図2における矢印Aから見た本実施例
の側面図であり、図4は図2におけるBーB線断面図で
ある。また、図5は本実施例の型枠を開き角90°に設
定して成形されたブロックを示す斜視図である。
【0017】本実施例の型枠では、ブロック8の底部成
形区画が型枠の上部に位置するように配置されている。
すなわち、離型直後のブロック8の位置関係は、図5の
図示状態とは天地が逆になった状態である。
【0018】先ず、本願実施例の型枠の主要構成要素
は、外側成形枠1、内側成形枠2、底部成形枠3、小口
成形枠4、端部成形枠5、連結蓋板6、及びこれらを載
置保持する基台7とからなり、これらについて順に説明
して行く。
【0019】先ず、外側成形枠1は、一方の面側にブロ
ック8の外側壁壁80を成形する垂直外壁板10が配置
され、その裏面側に適宜の間隔で補強リブ(図示省
略。)が取り付けられた薄厚箱状の枠体をなしている。
該外側成形枠1は(図上の)左右2個で一対(a,b)
を構成し、垂直方向に沿った対向する端部11a、11
bどうしは、図2の破線円部Cを拡大横断面図で表した
図6に示すように、屈曲自在な可撓部材12で端部全長
に渡って連結されている。この可撓部材12は屈曲自在
なもであれば、ウレタンゴム等の樹脂材、または金属材
の何れでもよい。
【0020】そして、左右一対の外側成形枠1a、1b
は、基台7上のガイド溝70に沿って移動させて、可撓
部材12を所望の開き角αに合わせて屈曲させ、基台7
に垂直外壁板10が垂直になるようにして立設固定され
ている。該外側成形枠1の固定は、底部に配置された締
結手段13によって着脱自在にされている。
【0021】また互いの端部11a、11bの複数箇所
(本実施例では3か所)からは、平面略L字状の係合ガ
イド14が突出形成されており、これに形成された互い
の溝15内を摺動するピン16の係合によって連結され
ている。これは、外側成形枠1の移動時に、屈曲以外の
引張力や圧縮力が可撓部材12に作用することを防止す
るためである。
【0022】なおここで、この屈曲によって一対の外側
成形枠1a、1bがなす角を、本明細書では型枠の「開
き角」と定義し、これはブロックにおけるコーナー角α
と対応一致するものである。
【0023】次に、内側成形枠2は、上記外側成形枠1
の垂直外壁板10と一定の間隔m(この間隔はブロック
8の側壁81の厚さとなる。)をもって対面並置された
垂直内壁板20と、その上端から外側成形枠1と反対方
向へ略水平に延びた水平板21と、から構成されて略逆
L字状を成している。
【0024】また該垂直内壁板20と水平板21との接
続部には、隅角部22が連続的に形成されている。かか
る構成により、垂直内壁板20がブロック8の内側壁面
82を、水平板21がブロック8の底部内面83を、隅
角部22がブロック8の隅斜面84を、それぞれ形成す
るものである。
【0025】この内側成形枠2は左右2個で一対を構成
し、互いの垂直方向の端部23a、23bどうしが当接
して連結されている。この連結手段は、図4の破線円部
Dを拡大平面図で表した図7に示すように、一方の端部
23aの全長に渡って円柱状の係合凸部24が取り付け
られ、他方の端部23bにはこの円柱の曲率に一致した
円弧状の係合凹部25が複数箇所(本実施例では3ケ
所)に取り付けられている。そして、端部23より内側
に依った位置からは舌片状の係合片26a、26bがそ
れぞれ突設形成され、該係合片26には長孔26hが形
成されている。さらに、この長孔26h内を摺動して係
合固定される連結具27が取り付けられることによっ
て、構成されている。
【0026】また、前記円柱状の係合凹部24の下端部
には、図4の破線円部Eを拡大縦断面図で表した図8に
示すように、円錐台状の円形凸部28が形成されてい
る。この円形凸部28は、基台7上の所定位置に固定さ
れた位置決め盤71に形成された円形凹部72と嵌合す
るものである。
【0027】さらに、前記円柱状の係合凹部24の上端
部には、図4の破線円部Fを拡大縦断面図で表した図9
に示すように、円錐台状の円形凹部29が形成されてい
る。この円形凹部29には、後述の連結蓋板6の嵌合凸
部60が嵌合するものである。
【0028】内側成形枠2のそれぞれの水平板21a、
21bは、図示(図2)したように、開き角αが90°
のときに互いに当接するように、端部23から中心角が
略45°の略直角三角形状に形成されている。そして、
その上面には、後述の連結蓋板6を適宜の位置で固定す
るための円弧状に貫通された長孔21hが形成されてい
る。
【0029】次に、底部成形枠3は、その断面形が矩形
状をなし所定の高さに形成されている。その平面形状
は、前記外側成形枠1の垂直外壁板10と、内側成形枠
2の垂直内壁板20とから区画される空間Sに適合一致
する形状にされ、空間Sの底部側の基台7上に着脱可能
にして載置固定されている。この底部成形枠3は、設定
する開き角αによって、その空間Sの形状にあったもの
が、それぞれ用意される。また、高さを調節することに
より、ブロック8の側壁81の高さを区々に設定できる
ものである。
【0030】次に、小口成形枠4は、前記空間Sの左右
の両翼付近にそれぞれ配置されるものであり、この空間
Sの両翼開放部を塞ぐ直方体状の閉塞板40と、この上
端部からこれと略直角に前記内側成形枠2の水平板21
に沿って延びる一定高さの立設板41とから構成されて
いる。この立設板41の上端部42は、外側成形枠1の
上端部17と略一致するように形成されている。すなわ
ち、閉塞板40と立設板41とで略逆L状に構成される
ものであり、外側成形枠1の垂直外壁板10と直角な位
置関係にある。
【0031】この小口成形枠4は、ボルトナット等の締
結手段によって着脱可能にして外側成形枠1及び内側成
形枠2に取り付け固定される。かかる取り付けにより、
閉塞板40がブロック8の側壁81の側端面85を、立
設板41が底部端面86を、それぞれ成形するものであ
る。また、この小口成形枠4の空間S内の取り付け位置
によって、ブロック8の側壁81の巾、及び底部の大き
さが決定される。
【0032】次に、端部成形枠5は、前記立設板41と
同様の高さをもった端部成形板50をもった長尺な箱状
をなしている。そして、この端部成形枠5は、この端部
成形板50を前記小口成形枠4の水平先端部43に当接
させるようにして、かつ内側成形枠2の反係合部(2
4、25)側の水平板上に架け渡すようにして配置され
ている。この端部成形枠5は、水平板21上を係合部を
中心とした放射方向(矢印x)への水平移動が可能にし
て取り付けられている。
【0033】この端部成形枠5の端部成形板50が、ブ
ロック8の底部の角切端面87の面を成形することにな
る。最後に、連結蓋板6は、平面形が図示(図10参
照)したような多角形状の板状をなし、一対の内側成形
枠2の水平板21a、21bどうしを架け渡すようにし
て配置されている。連結蓋板6の連結部側先端の下面に
は、円錐台状の嵌合凸部60が突設形成されている。ま
た、連結蓋板6の面には、前記内側成形枠2の水平板2
1に開設された長孔21hに対応した貫通孔61が複数
箇所に開設されている。
【0034】これにより、連結蓋板6の嵌合凸部60
を、内側成形枠2の連結部の円形凹部29に当て嵌めて
位置決めすると共に、貫通孔61と長孔21hとを一致
させてネジ62の締結によって、連結蓋板6と水平板2
1とを連結固定するものである。
【0035】
【実施例の作用】本実施例は上記のように構成すること
により、以下のように作用する。先ず、一対の外側成形
枠1a、1bを基台7上をガイド溝70に沿って移動さ
せながら、可撓部材12を屈曲させて目的の開き角αを
設定する。かかる設定の後、締結手段13の締結により
外側成形枠1を基台7上に固定する。
【0036】次に、垂直外壁板10の下部の基台7上
に、その開き角αとブロック8の側壁81の高さに必要
な高さをもった、かつ側壁81の肉厚に一致させて幅m
をもった、底部成形枠3を載置し固定する。
【0037】次に、一対の内側成形枠2a、2bを、一
対の外側成形枠1a、1bに沿うように一致させて基台
7上に置き、同様の開き角αに設定して端部23の係合
凹部24と係合凸部25を当接適合させ、連結具27で
互いの係合片26a、26bを締結すると共に、締結手
段73で基台7に固定する。
【0038】さらに、小口成形枠4a、4bをそれぞれ
空間Sの両翼開放部に配置してボルトナット等の締結具
で固定する。この小口成形枠4の取り付け位置で、ブロ
ック8の側壁81の幅が設定されることになる。
【0039】最後に、端部成形枠5を小口成形枠4の水
平先端部43に当接するように移動させ、この位置で締
結手段51で締結固定する。上記組み立てた後、一対の
外側成形枠1a、1b、一対の内側成形枠2a、2b、
左右の小口成形枠4、4及び端部成形枠5とで囲まれた
区間Sにコンクリート液を流し込んで、所望のブロック
8を成形する。
【0040】なお、図1、図2は開き角αを90°に設
定した状態を示したもので、開き角αを110°に設定
した場合は、図11に示したようになる。
【0041】
【効果】上記構成により、本願発明は以下に列挙する効
果を奏する。一対の外側成形枠及び内側成形枠をそれぞ
れ独立に成形し、基台上を移動させることにより、区々
の開き角を設定することができるため、1個の型枠で種
々のコーナー角のブロックを成形することができる。
【0042】また、それぞれ独立であることは、使用後
の分解を簡易にし保守メンテナンスを容易にすることが
でき効果もある。さらに、端部成形枠を小口成形枠の水
平先端部に当接しながら水平移動可能とするようにした
ため、種々の角度においても端部成形枠を交換する必要
がない。
【0043】さらにまた、基台上に支柱等を固定してい
ないため、それぞれ独立した各構成成形枠毎の補修、交
換を、簡易容易に行うことができる効果もある。また、
組立分解が容易であるこは、運搬移動にも便利なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のうち連結蓋板を除いた全体を示す斜
視図である。
【図2】本実施例全体を示す平面図である。
【図3】図2における矢印Aから見た本実施例の側面図
である。
【図4】図2におけるBーB線断面図である。
【図5】本実施例の型枠をコーナー角90°に設定して
成形されたブロックを示す斜視図である。
【図6】図2の破線円部Cを拡大して示した横断面図で
ある。
【図7】図4の破線円部Dを拡大して示した分割平面図
である。
【図8】図4の破線円部Eを拡大して示した縦断面図で
ある。
【図9】図4の破線円部Fを拡大して示した縦断面図で
ある。
【図10】本実施例の連結蓋板の示す平面図と正面図、
及び要部断面図である。
【図11】本実施例の型枠の開き角を110°に設定し
た場合の平面図である。
【符号の説明】
1a,1b・・・外側成形枠 10・・・垂直外壁板 11・・・端部
12・・・可撓部材 13・・・締結手段 14・・・係合ガイド
15・・・溝 16・・・ピン 17・・・上端部 2a,2b・・・内側成形枠 20・・・垂直内壁板 21・・・水平板
22・・・隅角部 23・・・端部 24・・・係合凹部
25・・・係合凸部 26・・・係合片 27・・・連結具
28・・・円形凸部 29・・・円形凹部 3・・・底部成形枠 4a,4b・・・小口成形枠 40・・・閉塞板 41・・・立設板
42・・・上端部 43・・・水平先端部 5・・・・端部成形枠 50・・・端部成形板 51・・・締結手段 6・・・・連結蓋板 60・・・嵌合凸部 61・・・貫通孔
62・・・ネジ 7・・・・基台 70・・・ガイド溝 71・・・位置決め盤
72・・・円形凹部 73・・・締結手段 8・・・・ブロック 80・・・外側壁面 81・・・側壁
82・・・内側壁面 83・・・底部内面 84・・・角部斜面
85・・・側端面 86・・・底部端面 87・・・角切端面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック(8)の外側壁面(80)を形
    成する垂直外壁板(10)を有し、かつ互いの垂直方向
    の端部(11)どうしを可撓性材(12)で連結して所
    望の開き角α(=コーナー角)をもって、基台(7)上
    に着脱可能に立設固定された左右一対の外側成形枠(1
    a,1b)と、 該外側成形枠(1)の垂直外壁板(10)と一定間隔を
    もって対面並置された垂直内壁板(20)と、その上端
    から外側成形枠(1)と反対方向へ略水平に延びる水平
    板(21)とをそれぞれ備え、かつ互いの垂直方向の端
    部(23)どうしを当接連結してなる左右一対の内側成
    形枠(2a,2b)と、 前記垂直外壁板(10)と垂直内壁板(20)とから区
    画される空間(S)の底部側に、着脱可能にして適合配
    置された底部成形枠(3)と、 前記空間(S)の両翼付近のそれぞれに着脱可能にして
    配置固定され、該両翼開放部を閉塞する閉塞板(40)
    と前記水平板(21)に沿って延び一定高さの立設板
    (41)とからなる略逆L字状の小口成形枠(4)と、 このそれぞれの小口成形枠(4)の水平先端部(43)
    に当接すると共に前記一対の内側成形枠(2a,2b)
    の水平板(21a,21b)上に架け渡すようにして配
    置され、かつ前記連結部を中心とする放射方向へ水平移
    動可能にして取り付けられた端部成形枠(5)と、 前記一対の水平板(21a,21b)上に積層して架け
    渡すようにして配置され、互いの水平板(21a,21
    b)どうしを適宜の位置で連結固定する連結蓋板(6)
    と、 から構成されることを特徴とするL型擁壁のコーナーブ
    ロック成形用型枠。
  2. 【請求項2】 一対の内側成形枠(2a,2b)の連結
    部において、一方の端部(23a)に沿った円柱状の係
    合凸部(24)とし、他方の端部(23b)を円弧状の
    係合凹部(25)として当接連結するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のL型擁壁のコーナーブロック
    成形用型枠。
  3. 【請求項3】 一対の外側成形枠(1a,1b)の開き
    角αの設定を、基台(7)上に形成されたガイド溝(7
    0)に沿って移動させることにより行うと共に、 これに倣った一対の内側成形枠(2a,2b)の開き角
    αの設定を、左右のそれぞれを別個に基台(70)上の
    形成されたガイド溝(70)に沿って移動させることに
    より行うことを特徴とする請求項1、又は2記載のL型
    擁壁のコーナーブロック成形用型枠。
JP9232795A 1995-04-18 1995-04-18 L型擁壁のコーナーブロック成形用型枠 Expired - Fee Related JP2939152B2 (ja)

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