JPH08280422A - 腕時計用バンドの連結機構 - Google Patents

腕時計用バンドの連結機構

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JPH08280422A
JPH08280422A JP11135095A JP11135095A JPH08280422A JP H08280422 A JPH08280422 A JP H08280422A JP 11135095 A JP11135095 A JP 11135095A JP 11135095 A JP11135095 A JP 11135095A JP H08280422 A JPH08280422 A JP H08280422A
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JP
Japan
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band
gear
pressure contact
arm
wristwatch
Prior art date
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Pending
Application number
JP11135095A
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English (en)
Inventor
Terufumi Sekimoto
照文 関本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】腕にワンタッチで取り付けることができ、しか
もバンドの締め具合を腕の太さに合わせて微妙に調節す
ることができて、さらにバンドを傷つけずに長く使用す
ることができる腕時計用バンドの連結機構を提供する。 【構成】腕にバンド5、9を巻いて、バンド5を留金本
体15の規制枠17に挿通し、歯車23の歯24とバン
ド5の凹凸部7とを噛み合わあせて、留金13とバンド
5が連結する。この状態でバンド5を一定以上の力で進
行、後退させると歯車23が回転し、圧接穴27から圧
接棒33の先端部35がはずれ、さらに歯車23の回転
に伴い順次圧接穴27に係止される。したがってワンタ
ッチで腕時計1を腕に付けることができ、しかも歯車2
3の歯24とバンド5の凹凸部7とを噛み合わせ、バン
ド5を進行、後退させるだけで、腕の太さに合わせた微
妙な調節ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腕時計用バンドの連結機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に腕時計用バンドの連結機構は、一
方のバンドに取り付けられたピンを備える留金と、他方
のバンドに一定の間隔で空けられた穴とによって構成さ
れている。腕時計を腕に付けるには、留金のピンをバン
ドの穴に差し込み、留金とバンドを連結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら一定間隔
をおいて配置された穴にピンを差し込んで、留金とバン
ドを連結しているので、バンドの締め具合を腕の太さに
合わせて微妙に調節することができないという不具合が
ある。またピンを小さな穴に片手で入れなければならな
いため、取り付けにくいという欠点もある。さらに何度
もピンを入れたり抜いたりするとバンドの穴の周囲を傷
つけてしまい、バンドがいたむのが早いという問題もあ
る。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、留金をバンドにワンタッチで取り付け
ることができ、バンドの締め具合を腕の太さに合わせて
微妙に調節することができ、しかもバンドを傷つけず、
バンドをいためることがない腕時計用バンドの連結機構
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、腕時
計を腕に付けるためにバンドを留金に連結する腕時計用
バンドの連結機構において、前記バンドには凹凸部が連
続して形成され、且つ前記留金は留金本体と、前記留金
本体に回転自在に備えられ前記バンドの凹凸部と噛み合
う歯が形成された回転体と、前記留金本体に設けられ前
記バンドの凹凸部が前記回転体に形成された歯から離れ
るのを規制する規制部材と、前記回転体に一定以上の力
を加えないと前記回転体が回転しないように負荷を加え
る回転負荷付与手段とによって構成されていることを特
徴とする腕時計用バンドの連結機構である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、回
転負荷付与手段は回転体の側面に形成された複数の圧接
穴と、前記圧接穴に入り込む圧接部材と、前記圧接部材
を前記圧接穴に入り込む方向へ付勢する弾性体とによっ
て構成されていることを特徴とする腕時計用バンドの連
結機構である。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、留金の規制部材にバンド
を通すとバンドの凹凸部と回転体の歯が噛み合い留金と
バンドとが連結する。この状態でバンドを進行、後退さ
せると、回転負荷手段による負荷に抗して回転体が回転
し、留金をバンドの所望位置に止めることができる。し
たがってバンドの締め具合を腕の太さに合わせて微妙に
調節することができる。
【0008】さらに請求項2の発明では、弾性体によっ
て圧接部材が回転体の側面に形成された複数の圧接穴に
入り込む方向へ付勢され、回転体に一定以上の力を加え
ないと回転体が回転しないように負荷が加えられる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例にかかる腕時計用バンドの連
結機構を図1から図4によって説明する。符号1は腕時
計を示し、この腕時計1には一対の止め具3が両側に突
出して備えられている。一方の止め具3にはバンド5が
取り付けられており、このバンド5の裏面には凹凸部7
が連続して形成されている。他方の止め具3にはバンド
9の基端が取り付けられており、このバンド9の先端は
ピン11に取り付けられている。ピン11は留金13に
備えられている。
【0010】留金13の構成について説明する。符号1
5は金属により構成された留金本体を示し、この留金本
体15の上部には規制部材としての規制枠17が形成さ
れている。留金本体15の側面には一対の支持穴19が
互いに対向して形成され、さらに一対の支持穴21が互
いに対向して形成されている。
【0011】符号23は回転体としての歯車を示し、こ
の歯車23の中心には貫通孔25が形成されている。貫
通孔25の周囲には圧接穴27が複数形成されている。
圧接穴27は開口から途中まで奥に進むにしたがって径
寸法が除々に小さくなる形状に形成されている。図3、
図4に詳細に示すように歯車23の貫通孔25には支持
棒29が挿通され、歯車23は支持棒29に固定されて
いる。支持棒29は一対の支持穴19に回転自在に取り
付けられている。
【0012】符号31は支持棒を示し、この支持棒31
の途中には圧接部材としての圧接棒33が設けられてい
る。圧接棒33の先端部35は歯車23の方向へ直角に
曲がる形状に形成されている。支持棒31の先端にはコ
イルバネ37がはめられており、このコイルバネ37は
圧接棒33によって支持棒31の基端へは移動できない
ようになっている。この支持棒31は留金本体15の支
持穴21に取り付られている。
【0013】図3に詳細に示すように圧接棒33の先端
部35は歯車23の圧接穴27に入り込み、コイルバネ
37によって圧接穴27に入り込む方向へ付勢されてい
る。したがって歯車23は一定以上の力を加えないと回
転しないようになっている。これら圧接穴27、圧接棒
33、コイルバネ37によって回転負荷付与手段が構成
されている。符号39は蓋を示し、蓋39には矩形穴4
1が形成されている。蓋39は留金本体15に取り付け
られ、歯車23の歯24が矩形穴41から突出してい
る。
【0014】次に腕時計1を腕に付ける方法および締め
具合の調節方法について説明する。腕にバンド5、9を
巻いて、バンド5を留金本体15の規制枠17に挿通
し、歯車23の歯24とバンド5の凹凸部7とを噛み合
わあせて、留金13とバンド5が連結する。この状態で
バンド5を一定以上の力で進行、後退させると歯車23
が回転し、圧接穴27から圧接棒33の先端部35がは
ずれ、さらに歯車23の回転に伴い順次圧接穴27に係
止される。
【0015】上記のようにワンタッチで腕時計1を腕に
付けることができ、しかも歯車23の歯24とバンド5
の凹凸部7とを噛み合わせ、バンド5を進行、後退させ
るだけで、腕の太さに合わせた微妙な調節ができる。
【0016】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更
などがあっても本発明に含まれる。例えば上記実施例で
はコイルバネで圧接棒を押して歯車に圧接させている
が、圧接棒を板コイルバネ等の弾性体で構成し直接歯車
を圧接させるようにしてもよい。さらに上記実施例で
は、留金本体を金属によって構成しているが樹脂、セラ
ミック等で構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、時計を腕
にワンタッチで取り付けることができ、しかも腕の太さ
に合わせてバンドの締め具合の微妙な調節ができるよう
になる。さらに従来の留金と異なり、ピンを用いないの
で、バンドを傷つけずに長く使用することが可能とな
る。またバンドに穴が形成する必要がないので、見た目
もよくすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる腕時計用バンドの連結
機構の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例にかかるバンドの凹凸部と歯車
の歯との噛み合いを説明するための断面図である。
【図3】本発明の実施例にかかる腕時計用バンドの連結
機構の回転負荷付与手段の説明をするための断面図であ
る。
【図4】本発明の実施例にかかる腕時計用バンドの連結
機構の留金本体の断面図である。
【符号の説明】
1 腕時計 3 止め具 5、9 バンド 7 凹凸部 11 ピン 13 留金 15 留金本体 17 規制枠 19、21 支持穴 23 歯車 24 歯 25 貫通孔 27 圧接穴 29、31 支持棒 33 圧接棒 35 先端部 37 コイルバネ 39 蓋 41 矩形穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】腕時計を腕に付けるためにバンドを留金に
    連結する腕時計用バンドの連結機構において、前記バン
    ドには凹凸部が連続して形成され、且つ前記留金は留金
    本体と、前記留金本体に回転自在に備えられ前記バンド
    の凹凸部と噛み合う歯が形成された回転体と、前記留金
    本体に設けられ前記バンドの凹凸部が前記回転体に形成
    された歯から離れるのを規制する規制部材と、前記回転
    体に一定以上の力を加えないと前記回転体が回転しない
    ように負荷を加える回転負荷付与手段とによって構成さ
    れていることを特徴とする腕時計用バンドの連結機構。
  2. 【請求項2】請求項1において、回転負荷付与手段は回
    転体の側面に形成された複数の圧接穴と、前記圧接穴に
    入り込む圧接部材と、前記圧接部材を前記圧接穴に嵌ま
    り込む方向へ付勢する弾性体とによって構成されている
    ことを特徴とする腕時計用バンドの連結機構。
JP11135095A 1995-04-12 1995-04-12 腕時計用バンドの連結機構 Pending JPH08280422A (ja)

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JP11135095A JPH08280422A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 腕時計用バンドの連結機構

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JP11135095A JPH08280422A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 腕時計用バンドの連結機構

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JPH08280422A true JPH08280422A (ja) 1996-10-29

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ID=14558974

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JP11135095A Pending JPH08280422A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 腕時計用バンドの連結機構

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