JPH082792Y2 - 集合動作表示灯回路 - Google Patents
集合動作表示灯回路Info
- Publication number
- JPH082792Y2 JPH082792Y2 JP8129189U JP8129189U JPH082792Y2 JP H082792 Y2 JPH082792 Y2 JP H082792Y2 JP 8129189 U JP8129189 U JP 8129189U JP 8129189 U JP8129189 U JP 8129189U JP H082792 Y2 JPH082792 Y2 JP H082792Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- lamp
- indicator lamp
- contact
- auxiliary relay
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- Keying Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数の信号入力線間の相互誘導電圧による
表示灯誤点灯防止機能を有する集合動作表示灯回路に関
する。
表示灯誤点灯防止機能を有する集合動作表示灯回路に関
する。
従来のこの種の表示灯回路としては第２図に例示する
回路図の如きものが知られている。
回路図の如きものが知られている。
第２図は表示灯３個より成る集合動作表示灯箱に対す
る場合を示すものであり、ＡとＢとＣとはそれぞれ表示
灯点灯用信号接点であり図示ａ側接点とｂ側接点とは所
要の表示状態発生時にそれぞれ閉路及び開路し、逆に前
記状態無発生時にはそれぞれ開路及び閉路しているもの
である。なお前記各信号接点は対応する各表示灯の収納
された集合動作表示灯箱の外部に分散配置され、通常多
芯ケーブルにより前記表示灯箱に接続される。
る場合を示すものであり、ＡとＢとＣとはそれぞれ表示
灯点灯用信号接点であり図示ａ側接点とｂ側接点とは所
要の表示状態発生時にそれぞれ閉路及び開路し、逆に前
記状態無発生時にはそれぞれ開路及び閉路しているもの
である。なお前記各信号接点は対応する各表示灯の収納
された集合動作表示灯箱の外部に分散配置され、通常多
芯ケーブルにより前記表示灯箱に接続される。
また、PBは押釦スイッチ、RYは補助リレーでありRYa
は該リレーRYの励磁時閉路の接点、Ｌ1〜Ｌ3は発光ダイ
オード（LED）の如き表示灯、Ｒ1〜Ｒ3は抵抗であり前
記各表示灯に並列に接続され低抵抗分路を形成する。
は該リレーRYの励磁時閉路の接点、Ｌ1〜Ｌ3は発光ダイ
オード（LED）の如き表示灯、Ｒ1〜Ｒ3は抵抗であり前
記各表示灯に並列に接続され低抵抗分路を形成する。
次にＰとＮとは前記各表示灯の点灯用に直流電源を用
いた場合の正極（Ｐ）母線と負極（Ｎ）母線とを示し、
LCBは前記接点RYaを介し前記Ｐ母線より充電されるラン
プチェック母線である。なお前記点灯用電源に単相交流
を用いた場合、第２図に示す回路の定常動作は直流電源
適用時と同様である。
いた場合の正極（Ｐ）母線と負極（Ｎ）母線とを示し、
LCBは前記接点RYaを介し前記Ｐ母線より充電されるラン
プチェック母線である。なお前記点灯用電源に単相交流
を用いた場合、第２図に示す回路の定常動作は直流電源
適用時と同様である。
第２図の回路図において、前記各信号接点不動作時
に、押釦スイッチPBを手動閉路し補助リレーRYを励磁す
れば、接点RYaを介してランプチェック母線LCBが充電さ
れ各表示灯Ｌ1〜Ｌ3は各信号接点A,B,Cのｂ側接点を介
して通電され、もし該各表示灯が正常ならば点灯する。
なおこの点灯は前記押釦PBの手動閉路中継続する。また
勿論、前記の所要表示状態が発生し前記信号接点A,B,C
の何れかが動作し、そのａ側接点閉路ｂ側接点開となれ
ば、閉路した該ａ側接点を介して対応する表示灯はその
所要表示状態継続中は点灯を継続する。
に、押釦スイッチPBを手動閉路し補助リレーRYを励磁す
れば、接点RYaを介してランプチェック母線LCBが充電さ
れ各表示灯Ｌ1〜Ｌ3は各信号接点A,B,Cのｂ側接点を介
して通電され、もし該各表示灯が正常ならば点灯する。
なおこの点灯は前記押釦PBの手動閉路中継続する。また
勿論、前記の所要表示状態が発生し前記信号接点A,B,C
の何れかが動作し、そのａ側接点閉路ｂ側接点開となれ
ば、閉路した該ａ側接点を介して対応する表示灯はその
所要表示状態継続中は点灯を継続する。
また前記の如く、集合動作表示灯箱と各表示灯用信号
接点とは多芯ケーブル或いは多数の並置された単芯ケー
ブルにより接続され、更にまた前記の各接続ケーブルは
その配置上他用途の動力ケーブル等と並置される場合が
ある。更にまた、一般に多芯ケーブルを構成する各単位
ケーブルに関しては、該各単位ケーブル間或いは該各単
位ケーブルとの並置区間を有する他の外部ケーブルとの
間は、その度合いは別として、相互に静電的電磁的に結
合されている。
接点とは多芯ケーブル或いは多数の並置された単芯ケー
ブルにより接続され、更にまた前記の各接続ケーブルは
その配置上他用途の動力ケーブル等と並置される場合が
ある。更にまた、一般に多芯ケーブルを構成する各単位
ケーブルに関しては、該各単位ケーブル間或いは該各単
位ケーブルとの並置区間を有する他の外部ケーブルとの
間は、その度合いは別として、相互に静電的電磁的に結
合されている。
従って前記表示灯用信号接点の閉路により前記多芯ケ
ーブルの何れかの単位ケーブルに通電が開始された場
合、前記表示灯の点灯電源が交流或いは直流の何れの場
合であれ、他の単位ケーブルには静電誘導或いは電磁誘
導による誘導電圧が過渡的或いは定常的に発生し、もし
該誘導電圧が前記表示灯の点灯所要電圧より高ければ対
応する表示灯すなわち本来は点灯すべきでない表示灯に
おける誤点灯が発生する。
ーブルの何れかの単位ケーブルに通電が開始された場
合、前記表示灯の点灯電源が交流或いは直流の何れの場
合であれ、他の単位ケーブルには静電誘導或いは電磁誘
導による誘導電圧が過渡的或いは定常的に発生し、もし
該誘導電圧が前記表示灯の点灯所要電圧より高ければ対
応する表示灯すなわち本来は点灯すべきでない表示灯に
おける誤点灯が発生する。
特に表示灯が発光ダイオードの如く点灯所要電圧の低
い場合前記誤点灯の可能性は大となる。従って第２図に
示す如く各表示灯Ｌ1〜Ｌ3に対し、該各表示等に比し抵
抗値の小なる抵抗Ｒ1〜Ｒ3を並列に接続し、前記誘導電
圧に対する低抵抗分路を形成し誤点灯防止を行ってい
る。
い場合前記誤点灯の可能性は大となる。従って第２図に
示す如く各表示灯Ｌ1〜Ｌ3に対し、該各表示等に比し抵
抗値の小なる抵抗Ｒ1〜Ｒ3を並列に接続し、前記誘導電
圧に対する低抵抗分路を形成し誤点灯防止を行ってい
る。
しかしながら上記の如き従来方式による集合動作表示
灯回路においては、各動作表示灯それぞれに対し低抵抗
分路形成用の抵抗を必要とし、該各抵抗取付けとその放
熱対策とによる表示灯箱の大形化と高価格化とを招いて
いた。
灯回路においては、各動作表示灯それぞれに対し低抵抗
分路形成用の抵抗を必要とし、該各抵抗取付けとその放
熱対策とによる表示灯箱の大形化と高価格化とを招いて
いた。
上記に鑑み本考案は前記の如き分路抵抗を要すること
なく誤点灯防止を可能とする集合動作表示灯回路の提供
を目的とするものである。
なく誤点灯防止を可能とする集合動作表示灯回路の提供
を目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案の集合動作表示灯
回路においては、各所要表示状態発生時に閉路する信号
接点と対応する表示灯との直列接続と押釦スイッチ等の
手動スイッチと補助リレーとの直列接続とを、点灯電源
を給電する第１と第２の制御母線間に、前記の各直列接
続における各信号接点と手動スイッチとがそれぞれ前記
第１の制御母線側となるように並列に接続し、更に前記
補助リレーの励磁時閉路の接点を介し前記第１の制御母
線より給電されるランプチェック母線を設け、更にまた
前記所要表示状態の無発生時には閉路している各信号接
点を介し対応する前記各表示灯と前記ランプチェック母
線とを接続して成り、前記の所要表示状態の無発生時に
おいて前記各表示灯の異常チェックを可能とする集合動
作表示灯回路において、前記手動スイッチと前記補助リ
レーの無励磁時閉路の接点との直列接続から成る前記第
１の制御母線から前記ランプチェック母線への給電分路
を設けたものとする。
回路においては、各所要表示状態発生時に閉路する信号
接点と対応する表示灯との直列接続と押釦スイッチ等の
手動スイッチと補助リレーとの直列接続とを、点灯電源
を給電する第１と第２の制御母線間に、前記の各直列接
続における各信号接点と手動スイッチとがそれぞれ前記
第１の制御母線側となるように並列に接続し、更に前記
補助リレーの励磁時閉路の接点を介し前記第１の制御母
線より給電されるランプチェック母線を設け、更にまた
前記所要表示状態の無発生時には閉路している各信号接
点を介し対応する前記各表示灯と前記ランプチェック母
線とを接続して成り、前記の所要表示状態の無発生時に
おいて前記各表示灯の異常チェックを可能とする集合動
作表示灯回路において、前記手動スイッチと前記補助リ
レーの無励磁時閉路の接点との直列接続から成る前記第
１の制御母線から前記ランプチェック母線への給電分路
を設けたものとする。
前記の如く集合動作表示灯箱とその各動作表示灯に対
する点灯用信号接点とが多芯ケーブル等で接続されてい
る場合、該多芯ケーブルを構成する各単位ケーブル内に
発生する相互誘導電圧による表示灯誤点灯の防止は、前
記各動作表示灯のそれぞれに対し並列に低抵抗等による
低インピーダンス分路を設けることにより可能となる。
する点灯用信号接点とが多芯ケーブル等で接続されてい
る場合、該多芯ケーブルを構成する各単位ケーブル内に
発生する相互誘導電圧による表示灯誤点灯の防止は、前
記各動作表示灯のそれぞれに対し並列に低抵抗等による
低インピーダンス分路を設けることにより可能となる。
本考案は、前記の如く各表示灯毎に設置された低抵抗
分路に代えて、適当値に選択された１組のインピーダン
ス素子が点灯信号無入力状態の前記各表示灯の全体に対
し常に並列製造されるように回路構成するものであり、
前記のインピーダンス素子として第２図の回路図に示す
補助リレーRYの励磁コイル自体を用い、更に該コイルの
前記各表示灯への常時並列回路構成のために前記ランプ
チェック母線LCBを前記補助リレーRYの無励磁時閉路接
点（RYb）と前記押釦スイッチPBとの直列回路を経由し
て前記正極（Ｐ）母線より充電するように回路構成を行
ったものであり、前記各信号接点の動作状態と前記押釦
スイッチの手動操作状態との両状態の如何を問わず前記
補助リレーの励磁コイルが点灯信号無入力状態の前記各
表示灯に対して低インピーダンス分路を形成するように
なしたものである。
分路に代えて、適当値に選択された１組のインピーダン
ス素子が点灯信号無入力状態の前記各表示灯の全体に対
し常に並列製造されるように回路構成するものであり、
前記のインピーダンス素子として第２図の回路図に示す
補助リレーRYの励磁コイル自体を用い、更に該コイルの
前記各表示灯への常時並列回路構成のために前記ランプ
チェック母線LCBを前記補助リレーRYの無励磁時閉路接
点（RYb）と前記押釦スイッチPBとの直列回路を経由し
て前記正極（Ｐ）母線より充電するように回路構成を行
ったものであり、前記各信号接点の動作状態と前記押釦
スイッチの手動操作状態との両状態の如何を問わず前記
補助リレーの励磁コイルが点灯信号無入力状態の前記各
表示灯に対して低インピーダンス分路を形成するように
なしたものである。
以下この考案の実施例を第１図に示す回路図に従って
説明する。
説明する。
第１図は、従来技術の実施例を示す前記第２図の回路
図において、押釦スイッチPBと補助リレーRYの励磁コイ
ルとの接続点と該補助リレーの励磁時閉路接点RYaを介
し正極（Ｐ）母線より充電されるランプチェック母線LC
Bとを前記補助リレーRYの無励磁時閉路接点RYbにより接
続したものである。
図において、押釦スイッチPBと補助リレーRYの励磁コイ
ルとの接続点と該補助リレーの励磁時閉路接点RYaを介
し正極（Ｐ）母線より充電されるランプチェック母線LC
Bとを前記補助リレーRYの無励磁時閉路接点RYbにより接
続したものである。
上記回路構成により、適当な低インピーダンス値に選
択された前記補助リレーRYの励磁コイルは各表示灯Ｌ1
〜Ｌ3に対し、点灯信号入力中の表示灯を除き、常時並
列に接続されて低インピーダンス分路を形成することに
なり、点灯信号入力中の表示灯に連なるケーブル回路か
らの相互誘導電圧による他の表示灯の誤点灯は防止され
る。
択された前記補助リレーRYの励磁コイルは各表示灯Ｌ1
〜Ｌ3に対し、点灯信号入力中の表示灯を除き、常時並
列に接続されて低インピーダンス分路を形成することに
なり、点灯信号入力中の表示灯に連なるケーブル回路か
らの相互誘導電圧による他の表示灯の誤点灯は防止され
る。
本考案によれば、外部に分散配置された複数の状態表
示信号接点との間を多芯ケーブル等により接続した集合
動作表示灯箱の表示灯点灯回路に関し、該各表示灯のラ
ンプチェック母線を介して点灯信号入力状態の表示灯を
除く全表示灯に対し、適当な低インピーダンス値を有す
るランプチェック用補助リレーの励磁コイルを常時並列
に接続して低インピーダンス分路を形成させるように回
路構成することにより、点灯信号無入力状態の表示灯に
おける相互誘導電圧による誤点灯の防止が、各表示灯に
対する並列低抵抗を設けることなく、可能となり、前記
表示灯箱における点灯信頼性の向上と小形低廉化とを図
ることができる。
示信号接点との間を多芯ケーブル等により接続した集合
動作表示灯箱の表示灯点灯回路に関し、該各表示灯のラ
ンプチェック母線を介して点灯信号入力状態の表示灯を
除く全表示灯に対し、適当な低インピーダンス値を有す
るランプチェック用補助リレーの励磁コイルを常時並列
に接続して低インピーダンス分路を形成させるように回
路構成することにより、点灯信号無入力状態の表示灯に
おける相互誘導電圧による誤点灯の防止が、各表示灯に
対する並列低抵抗を設けることなく、可能となり、前記
表示灯箱における点灯信頼性の向上と小形低廉化とを図
ることができる。
第１図はこの考案の実施例を示す回路図であり、第２図
は従来技術の実施例を示す回路図である。 A,B,C……表示灯用信号接点、Ａa,Ba,Ca……同動作時閉
路接点、Ａb,Bb,Cb……同不動作時閉路接点、Ｌ1〜Ｌ3
……動作表示等、Ｒ1〜Ｒ3……（分路）抵抗、RY……
（ランプチェック用）補助リレー、RYa……同励磁時閉
路接点、RYb……同無励磁時閉路接点、LCB……ランプチ
ェック母線。
は従来技術の実施例を示す回路図である。 A,B,C……表示灯用信号接点、Ａa,Ba,Ca……同動作時閉
路接点、Ａb,Bb,Cb……同不動作時閉路接点、Ｌ1〜Ｌ3
……動作表示等、Ｒ1〜Ｒ3……（分路）抵抗、RY……
（ランプチェック用）補助リレー、RYa……同励磁時閉
路接点、RYb……同無励磁時閉路接点、LCB……ランプチ
ェック母線。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の表示灯を収納した集合動作表示灯箱
の点灯回路であって、各所要表示状態発生時に閉路する
信号接点と対応する表示灯との直列接続と押釦スイッチ
等の手動スイッチと補助リレーとの直列接続とを、点灯
電源を給電する第１と第２の制御母線間に、前記の各直
列接続における各信号接点と手動スイッチとがそれぞれ
前記第１の制御母線側となるように並列に接続し、更に
前記補助リレーの励磁時閉路の接点を介し前記第１の制
御母線より給電されるランプチェック母線を設け、更に
また前記所要表示状態の無発生時には閉路している各信
号接点を介し対応する前記各表示灯と前記ランプチェッ
ク母線とを接続して成り、前記の所要表示状態の無発生
時において前記各表示灯の異常チェックを可能とする集
合動作表示灯回路において、前記手動スイッチと前記補
助リレーの無励磁時閉路の接点との直列接続から成る前
記第１の制御母線から前記ランプチェック母線への給電
分路を設けたことを特徴とする集合動作表示灯回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8129189U JPH082792Y2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 集合動作表示灯回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8129189U JPH082792Y2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 集合動作表示灯回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0321197U JPH0321197U (ja) | 1991-03-01 |
| JPH082792Y2 true JPH082792Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31627101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8129189U Expired - Fee Related JPH082792Y2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 集合動作表示灯回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082792Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP8129189U patent/JPH082792Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0321197U (ja) | 1991-03-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |