JP2002216609A - 配線用遮断器 - Google Patents
配線用遮断器Info
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- JP2002216609A JP2002216609A JP2001010721A JP2001010721A JP2002216609A JP 2002216609 A JP2002216609 A JP 2002216609A JP 2001010721 A JP2001010721 A JP 2001010721A JP 2001010721 A JP2001010721 A JP 2001010721A JP 2002216609 A JP2002216609 A JP 2002216609A
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Abstract
となく、容易に電圧確認できる。 【解決手段】 操作レバー2に近接した本体上面に2個
のLED6a,6bで形成した発光表示部を設け、本体
内に負荷側接続端子近傍の主回路の電圧を検出し、その
電圧によりLED6a,6bの発光形態を変える回路を
設けた。
Description
生した場合に配線路を電路から遮断する配線用遮断器に
関し、詳しくは配線路電圧を表示可能とした配線用遮断
器に関する。
0Vの双方何れにも対応する配線用遮断器(以下、ブレ
ーカと称する。)が普及している。これは、例えば図4
の斜視図に示すような形状であり、15は開閉操作する
操作レバー、16は負荷側の接続部である。そして接続
部16に対向する図示左側に電源側の接続部が設けられ
ている。この従来のブレーカの場合、100V接続にな
っているか、200V接続になっているかの電源側の接
続状態は、テスターで直接電圧を測定するか、分電盤内
の結線を調べて確認していた。
ーカは結線状態が判り辛いため、誤って100Vの負荷
機器に200Vを印加して負荷機器を焼損してしまった
り、ブレーカの結線を200Vに変更した際に表示を変
更し忘れたりして、同様の事故が発生することがあっ
た。そこで、本発明は上記問題点に鑑み、テスターによ
る電圧測定や結線確認をすることなく、容易に電圧確認
できる配線用遮断器を提供することを課題とする。
め、請求項1の発明は、100V接続と200V接続の
双方に対応する配線用遮断器において、何れの電圧の接
続状態であるか報知する報知手段を具備したことを特徴
とする。
て、報知手段は、操作レバーを配置した上面か、電源側
又は負荷側接続端子の上部の何れかに配置した発光表示
部を有し、接続電圧を検出して該発光表示部の表示を変
えて電圧の接続状態を報知することを特徴とする。
て、検出する電圧が負荷側接続部の端子電圧であること
を特徴とする。
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係る配線用遮断器の一例を示す斜視図であり、遮断器
本体1の上面の略中央に開閉操作する操作レバー2を有
し、前面に負荷側接続部3、背面に電源側接続部4が設
けられ、5は接続部の操作孔である。電源側接続部4及
び負荷側接続部3は2つの接続端子を有し、電源側接続
部4に接続される分岐バー等の電源側導体の種類に応じ
て100Vと200Vの双方の電圧に対応する構造とな
っている。そして6は発光表示部であり、第1LED6
aと第2LED6bの2個の発光ダイオードにより形成
され、接続した分岐バーに応じた接続電圧を発光報知す
るようになっている。このLED6a,6bを発光させ
る表示回路は図2に示すように形成され、電源側接続部
4、負荷側接続部3の間に形成された主回路の負荷側接
続部近傍のP点,Q点に接続され、負荷側接続部の端子
電圧を検出してLEDを発光させている。
はブレーカに電圧が印加されていないときは負荷側接続
端子間に電圧が出力されないので、双方のLED6a,
6bは点灯しない。100V接続された場合、P−ダイ
オードD1−抵抗R1−第1LED6a−抵抗R2−Q
の経路で電流が流れ、第1LED6aが点灯する。この
とき、回路A−B間にかかる電圧よりツエナーダイオー
ドZ1のツエナー電圧を高く設定しておけば、第2LE
D6bには電流が流れず点灯することがない。また、2
00V接続された場合、操作レバー2がオンの時は、P
−Q間に200Vが印加されるので、P−ダイオードD
1−抵抗R1−第1LED6a−抵抗R2−Qの経路で
電流が流れ、第1LEDが点灯する。更に、A−B間に
かかる電圧がツエナーダイオードZ1のツエナー電圧を
越えるように設定しておくことにより、P−ダイオード
D1−抵抗R1−第2LED6b−ツエナーダイオード
Z1−Qの経路にも電流が流れ、第2LED6bも点灯
する。
を報知することができ、遮断器に負荷を接続する前に、
一度操作ハンドル2をオンすれば100Vが来ている
か、200Vが来ているか判るので、テスターや結線調
査による電圧確認作業が不要となるし、誤結線を無くす
ことができ、負荷の焼損等事故を未然に防げる。また、
操作レバーを設けた上面に発光表示部を設けたことで、
分電盤等に組付けた状態では、前面に発光表示部が配置
されるので確認し易く、またブレーカまで電気が通電さ
れているか一目でわかるので、工事や点検の時の感電事
故を防ぐことができる。更に、負荷側接続部の電圧を検
知するので、負荷側接続部に電圧が加わっているか容易
に認識でき、トリップ状態にあるか人目で認識できる
し、配線路の感電事故を未然に防げる。尚、LEDによ
る報知方法は、上記形態以外に2色LEDを使用しても
良く、同一の回路で2色発光させて、色の違いで報知す
ることができる。また、上記回路では表示切り換えにツ
エナーダイオードを使用したが、ダイアック、トランジ
スタ等のスイッチング素子を用いても実施することがで
きる。
器の斜視図であり、負荷側端子カバー10に発光表示部
11として2個のLED11a,11bを設けている。
端子カバー10は接続端子の操作孔を塞ぐためのもの
で、閉塞する上板10aと本体に連結するための側板1
0bを有し、略L字状に形成され、上板10a内に図2
の回路が組み込まれている。そして、操作孔5の位置に
合わせて上板下面に弾性を有する2本の導体棒12,1
2が突接され、装着した際に先端が接続端子の端子ねじ
(図示せず)に接触するように形成されている。
回路を設けず、端子カバー10に設けることもでき、こ
うすれば本体の構成を変更することなく、端子カバーの
み新たに形成するだけで良く、従来のブレーカを交換す
ることなく報知手段を設けることも可能である。尚、導
体棒12は例えばスプリングバネで形成することがで
き、一定の圧力で端子ねじに接触させることができる
し、横からの応力に対して折れるようなことも無く扱い
やすい。また、電圧検出位置は負荷側接続部でなくとも
良く、電源側接続部或いはその近傍であっても良い。
よれば、接続した電圧状態を報知するので、100Vが
来ているか、200Vが来ているか判るので、テスター
や結線確認による電圧確認作業が不要となるし、誤結線
を無くすことができ、負荷の焼損等事故を未然に防げ
る。また、配線用遮断器まで電気が通電されているか一
目でわかるので、工事や点検の時の感電事故を防ぐこと
ができる。
の効果に加えて分電盤等に組付けた状態で発光表示部が
正面位置に配置されるので、ひと目で接続電圧状態を認
識できるし、請求項3の発明によれば、請求項2の効果
に加えて、負荷側接続部に電圧が加わっているか容易に
認識でき、トリップ状態にあるか人目で認識できるし、
配線路の感電事故を未然に防げる。
を示す外観図である。
構成を示す回路図である。
ある。
4・・電源側接続部、5・・操作孔、6・・発光表示
部、6a,6b・・LED(発光ダイオード)、10・
・端子カバー、11・・発光表示部、11a,11b・
・LED、12・・導体棒。
Claims (3)
- 【請求項1】 100V接続と200V接続の双方に対
応する配線用遮断器において、何れの電圧の接続状態で
あるか報知する報知手段を具備したことを特徴とする配
線用遮断器。 - 【請求項2】 報知手段は、操作レバーを配置した上面
か、電源側又は負荷側接続端子の上部の何れかに配置し
た発光表示部を有し、接続電圧を検出して該発光表示部
の表示を変えて電圧の接続状態を報知する請求項1記載
の配線用遮断器。 - 【請求項3】 検出する電圧が負荷側接続部の端子電圧
である請求項2記載の配線用遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001010721A JP2002216609A (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 配線用遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001010721A JP2002216609A (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 配線用遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002216609A true JP2002216609A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18877984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001010721A Pending JP2002216609A (ja) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 配線用遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002216609A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007014167A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | メッキ用電源装置 |
JP2007143242A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Ntt Facilities Inc | 分電盤 |
JP2021110603A (ja) * | 2020-01-08 | 2021-08-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通知システム、及び計測システム |
Citations (4)
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JPH09231898A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 通電表示機能付き端子カバー |
-
2001
- 2001-01-18 JP JP2001010721A patent/JP2002216609A/ja active Pending
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