JP4281941B2 - ブレーカの電圧表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単相3線式分電盤に配設されるブレーカの1次側端子の電圧を表示する電圧表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示すように単相3線式分電盤21の内部に配設された分岐ブレーカ23に印加する電圧を100Vから200V又は200Vから100Vに切り換えた際、1次側端子24の電圧を確認するにはテスター等の計器を用いて測定していた。また、分岐ブレーカ23の1次側端子24まで電圧が印加されているのか2次側端子25まで電圧が印加されているのかを確認する場合も同様にテスター等の計器を用いて確認していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、分岐ブレーカの1次側端子の電圧を確認する場合や分岐ブレーカのどの端子まで電圧が印加されているのかを確認する場合に計器を準備しなければならないし、分岐ブレーカを1個ずつ確認しなければならず、非常に時間がかかっていた。
【0004】
そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的は、テスター等の計器を用意しなくてもブレーカの1次側端子の電圧が確認できるとともに、どの端子まで電圧が印加されているのかを確認でき、確認の手間を大幅に軽減できるブレーカの電圧表示装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、発明によれば、100V又は200Vに電圧切換可能な単相3線式分電盤の分岐回路に配設されるブレーカにおいて、1次側端子に印加された電圧を検出する電圧検出回路と、該電圧検出回路の出力により1次側端子に印加された電圧を識別可能に表示する表示装置を設け、電圧検出回路はブレーカのオン・オフに連動してオフ・オンするスイッチを備え、ブレーカのハンドルをオフすると電圧検出回路がオンして動作し、ブレーカのハンドルをオンすると電圧検出回路がオフして動作しないことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
発明によれば、100V又は200Vに電圧切換可能な単相3線式分電盤の分岐回路に配設されるブレーカにおいて、1次側端子に印加された電圧を検出する電圧検出回路と、電圧検出回路の出力により1次側端子に印加された電圧を識別可能に表示する表示装置を設け、電圧検出回路は前記ブレーカのオン・オフに連動してオフ・オンするスイッチを備え、ブレーカのハンドルをオフすると電圧検出回路がオンして動作し、ブレーカのハンドルをオンすると電圧検出回路がオフして動作しないことにより、テスター等の計器を用意しなくても1次側端子又は2次側端子のどちらの端子まで電圧が印加されているのかを確認でき、確認の手間を大幅に軽減することができる。
【0007】
【実施例】
本発明に係るブレーカの電圧表示装置の実施例を図1及び図2の添付図面に基づいて説明する。
【0008】
単相3線式分電盤1は主幹ブレーカ2と複数の分岐ブレーカ3とこれらを接続する2本の電圧極の導電バーL1,L2と1本の中性極の導電バーNを備えている。主幹ブレーカ2の2次側に接続された3本の導電バーL1,N,L2は主幹ブレーカ2の横方向に延びるように配設され、導電バーL1,N,L2を挟んで両側に複数の分岐ブレーカ3が並設されている。分岐ブレーカ3は100V又は200Vの電圧が印加されるように導電バーの電圧切換機構によって3本の導電バーから2本の導電バーが選択的に接続されている。
【0009】
分岐ブレーカ3は、1次側端子4と2次側端子5とを備え、ハンドル6のオン・オフに連動して開閉する接点7が1次側端子4と2次側端子5間の電路8に設けられている。また、1次側端子4と接点7との間には表示装置を動作させるための電圧表示回路9が設けられている。
【0010】
電圧表示回路9は、1次側端子4と接点7との間の2極間に並列に接続されたサージ吸収素子10及び全波整流回路11と、全波整流回路11の出力端に抵抗R1を介して接続された定電圧回路12と、定電圧回路12から出力される基準電圧と全波整流回路11から出力される直流電圧とを比較する比較回路13と、比較回路13の出力電圧を安定させるための平均値回路14と、平均値回路14からの出力電圧によりオンするトランジスタTR1と、トランジスタTR1のオンにより点灯する表示装置としてのLED1と、トランジスタTR1がオフの時にオンするトランジスタTR2と、トランジスタTR2のオンにより点灯する表示装置としてのLED2とで構成されている。
【0011】
この電圧表示回路9が100Vに接続された場合と、200Vに接続された場合を説明する。まず、電圧表示回路9は全波整流回路11によって交流電圧を直流電圧に変換し、抵抗R1で直流電圧を減衰させて定電圧回路12によって比較回路13に一定の基準電圧を出力する。比較回路13はこの基準電圧と全波整流回路11から出力される直流電圧とを比較する。
【0012】
ここで分岐ブレーカ3が電圧切換機構によって200Vに接続されている場合、即ち、1次側端子4の2極間が200Vの場合は、直流電圧が基準電圧より高くなるために比較回路13からHレベルの信号が出力され、この信号は平均値回路14を通り、トランジスタTR1をオンさせる。トランジスタTR1のオンによりLED1が点灯する。この時、トランジスタTR2はオンせず、LED2は点灯しない。
【0013】
また、1次側端子4の2極間が100Vの場合は、直流電圧が基準電圧より低くなるために比較回路13からLレベルの信号が出力され、トランジスタTR1はオンせず、LED1は点灯しない。トランジスタTR1がオンしないので、トランジスタTR2がオンし、LED2が通電して点灯する。
【0014】
このLED1とLED2は分岐ブレーカ3のハンドル6の近傍等の見やすい位置に設けられている。LED1は緑色を使用し、LED2は赤色を使用する等、表示色を変えると識別しやすい。また、2色発光のものを使用すると配置スペースを小さくすることができ、小型のブレーカに用いる場合に良好である。
【0015】
このように1次側端子4の2極間が200Vの場合はLED1が点灯し、100Vの場合はLED2が点灯するため、1次側端子4に印加された電圧を知ることができる。尚、ブレーカ3のハンドル6をオフにした状態で確認できるため、間違って電圧切換を行ってもブレーカ3に接続される負荷機器15を保護することができる。また、主幹ブレーカ2の中性線欠相保護機能によって中性線Nの欠相を検出するためにはL1−N間の電圧とL2−N間の電圧を測定するので負荷機器15を接続した分岐ブレーカ3のハンドル6をオンしなければならないが、この分岐ブレーカ3はハンドル6をオフの状態で100Vに接続してもLED1とLED2が点灯しない場合、通電していないことがわかるので中性線Nの欠相を知ることができる。
【0016】
また、電圧表示回路10は分岐ブレーカ3の接点7を開閉するためのハンドル6のオン・オフに連動して回路をオフ・オンするスイッチ16が設けられている。このため、ハンドル6をオンするとスイッチ16がオフして電圧表示回路9が動作しない。よって分岐ブレーカ3がオンでLED1とLED2が消灯した際は、接点7がオンしているので2次側端子5に電圧が印加されたことを確認することができる。また、分岐ブレーカ3がオンの際は電圧表示装置9が動作しないので電力を消費させないで済むし、分岐ブレーカ3がトリップしてオフした際は電圧表示回路9が動作してLED1又はLED2が点灯するので分電盤1が暗い場所に設置されている場合でもトリップした分岐ブレーカ3をすぐに見つけることができる。
【0017】
尚、表示装置を点灯させるための回路について限定はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、発明によれば、100V又は200Vに電圧切換可能な単相3線式分電盤の分岐回路に配設されるブレーカにおいて、1次側端子に印加された電圧を検出する電圧検出回路と、該電圧検出回路の出力により1次側端子に印加された電圧を識別可能に表示する表示装置を設け、電圧検出回路はブレーカのオン・オフに連動してオフ・オンするスイッチを備え、ブレーカのハンドルをオフすると電圧検出回路がオンして動作し、ブレーカのハンドルをオンすると電圧検出回路がオフして動作しないことにより、テスター等の計器を用意しなくても1次側端子又は2次側端子のどちらの端子まで電圧が印加されているのかを確認でき、確認の手間を大幅に軽減することができる。また、ブレーカのオンの間は電圧表示回路による電力の消費をなくすことができる。更に分岐ブレーカがトリップしてオフした際は表示装置が点灯するので分電盤が暗い場所に設置されている場合でもトリップした分岐ブレーカをすぐに見つけることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る単相3線式分電盤を示す正面図である。
【図2】 本発明に係る分岐ブレーカの回路図である。
【図3】 従来の単相3線式分電盤を示す正面図である。
【符号の説明】
3…分岐ブレーカ
4…1次側端子
5…2次側端子
9…電圧表示回路
11…全波整流回路
12…定電圧回路
13…比較回路
14…平均値回路
16…スイッチ
TR1,TR2…トランジスタ
LED1,LED2…表示装置

Claims (1)

  1. 100V又は200Vに電圧切換可能な単相3線式分電盤の分岐回路に配設されるブレーカにおいて、1次側端子に印加された電圧を検出する電圧検出回路と、該電圧検出回路の出力により1次側端子に印加された電圧を識別可能に表示する表示装置を設け、前記電圧検出回路は前記ブレーカのオン・オフに連動してオフ・オンするスイッチを備え、前記ブレーカのハンドルをオフすると前記電圧検出回路がオンして動作し、前記ブレーカのハンドルをオンすると前記電圧検出回路がオフして動作しないことを特徴とするブレーカの電圧表示装置。
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