JPH08278508A - 液晶シャッターの製造方法および面順次カラー表示装置 - Google Patents
液晶シャッターの製造方法および面順次カラー表示装置Info
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- JPH08278508A JPH08278508A JP7104813A JP10481395A JPH08278508A JP H08278508 A JPH08278508 A JP H08278508A JP 7104813 A JP7104813 A JP 7104813A JP 10481395 A JP10481395 A JP 10481395A JP H08278508 A JPH08278508 A JP H08278508A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紫外線硬化型接着剤で2枚のπセル間にカラ
ー偏光板を挟んで接着することを可能とする。 【構成】 まず、カラー偏光板33、πセル32および
カラー偏光板31とを粘着剤42、41により接着す
る。次に、πセル32およびカラー偏光板31が貼り付
けられたカラー偏光板33の上にガラスに近い屈折率の
紫外線硬化型接着剤51を垂らす。そして、もう一枚の
πセル34を、πセル32およびカラー偏光板31が貼
り付けられたカラー偏光板33の上に重ねて全面を均一
に加圧する。紫外線硬化型接着剤51が隅までいきわた
り、全面に均一な薄い接着剤層ができたら、上に重ねた
πセル34の側から紫外線を照射する。この結果、πセ
ル34とカラー偏光板33とを貼り合わせることができ
る。従って、ニュートラル偏光板35とπセル34とを
粘着剤44により接着し、液晶シャッター12が完成す
る。
ー偏光板を挟んで接着することを可能とする。 【構成】 まず、カラー偏光板33、πセル32および
カラー偏光板31とを粘着剤42、41により接着す
る。次に、πセル32およびカラー偏光板31が貼り付
けられたカラー偏光板33の上にガラスに近い屈折率の
紫外線硬化型接着剤51を垂らす。そして、もう一枚の
πセル34を、πセル32およびカラー偏光板31が貼
り付けられたカラー偏光板33の上に重ねて全面を均一
に加圧する。紫外線硬化型接着剤51が隅までいきわた
り、全面に均一な薄い接着剤層ができたら、上に重ねた
πセル34の側から紫外線を照射する。この結果、πセ
ル34とカラー偏光板33とを貼り合わせることができ
る。従って、ニュートラル偏光板35とπセル34とを
粘着剤44により接着し、液晶シャッター12が完成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、LCS方式
の面順次カラー表示装置等に用いられる液晶シャッター
の製造方法に関する。
の面順次カラー表示装置等に用いられる液晶シャッター
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2枚のπセル間にカラー偏光板を挟んで
接着する(貼り合わせる)一例について、図7を参照し
て説明する。液晶シャッターは、2枚のカラー偏光板3
1および33と2枚のπセル32および34と1枚のニ
ュートラル偏光板35から構成される。πセル32およ
び34は、2枚のガラス板間に液晶をシール剤で閉じ込
めたものである。これらの偏光板およびπセルを貼り合
わせる場合、図7Aに示すように、カラー偏光板31お
よびニュートラル偏光板35には、それぞれ片面に粘着
剤41、44が予め被着された偏光板が使用され、カラ
ー偏光板33には、両面に粘着剤42、43が予め被着
された偏光板が使用される。この粘着剤42、43によ
って、2枚のπセル32および34の間に、カラー偏光
板33を挟んで接着を行なうものである。
接着する(貼り合わせる)一例について、図7を参照し
て説明する。液晶シャッターは、2枚のカラー偏光板3
1および33と2枚のπセル32および34と1枚のニ
ュートラル偏光板35から構成される。πセル32およ
び34は、2枚のガラス板間に液晶をシール剤で閉じ込
めたものである。これらの偏光板およびπセルを貼り合
わせる場合、図7Aに示すように、カラー偏光板31お
よびニュートラル偏光板35には、それぞれ片面に粘着
剤41、44が予め被着された偏光板が使用され、カラ
ー偏光板33には、両面に粘着剤42、43が予め被着
された偏光板が使用される。この粘着剤42、43によ
って、2枚のπセル32および34の間に、カラー偏光
板33を挟んで接着を行なうものである。
【0003】図7Bに示すように、ニュートラル偏光板
35とπセル34とを粘着剤44により接着し、一方、
カラー偏光板33、πセル32およびカラー偏光板31
とを粘着剤42、41により接着する。そして、図7C
に示すように、ニュートラル偏光板35が貼り付けられ
たπセル34と、πセル32およびカラー偏光板31が
貼り付けられたカラー偏光板33とを粘着剤43により
接着し、全ての構成要素の貼り合わせを行なう。
35とπセル34とを粘着剤44により接着し、一方、
カラー偏光板33、πセル32およびカラー偏光板31
とを粘着剤42、41により接着する。そして、図7C
に示すように、ニュートラル偏光板35が貼り付けられ
たπセル34と、πセル32およびカラー偏光板31が
貼り付けられたカラー偏光板33とを粘着剤43により
接着し、全ての構成要素の貼り合わせを行なう。
【0004】しかしながら、πセル34と、πセル32
が貼られたカラー偏光板33とを粘着剤43により接着
する際、比較的固いπセル同士(πセル32および3
4)を接着することになるため、カラー偏光板33に使
用される粘着剤43ではきれいに接着することができな
い。そこで、カラー偏光板33の周辺に沿って厚めの両
面テープを貼り付けることによって、カラー偏光板33
とπセル34とを貼り合わせるようにしている。この貼
り合わせの結果、映像有効域は空気層となる。
が貼られたカラー偏光板33とを粘着剤43により接着
する際、比較的固いπセル同士(πセル32および3
4)を接着することになるため、カラー偏光板33に使
用される粘着剤43ではきれいに接着することができな
い。そこで、カラー偏光板33の周辺に沿って厚めの両
面テープを貼り付けることによって、カラー偏光板33
とπセル34とを貼り合わせるようにしている。この貼
り合わせの結果、映像有効域は空気層となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の方法では、πセ
ル34とカラー偏光板33との間(空気層)で生じる反
射のロスにより透過率が悪くなる。この欠点を改善する
ための方法として、図8に示す方法がある。まず、図8
Aに示すように、ニュートラル偏光板35とπセル34
とを粘着剤44により接着し、一方、カラー偏光板3
3、πセル32およびカラー偏光板31とを粘着剤4
2、41により接着する。次に、図8Bに示すように、
πセル32およびカラー偏光板31が貼り付けられたカ
ラー偏光板33の上に接着剤として常温硬化型シリコー
ン71(或いは、熱硬化型シリコーン)を垂らす。
ル34とカラー偏光板33との間(空気層)で生じる反
射のロスにより透過率が悪くなる。この欠点を改善する
ための方法として、図8に示す方法がある。まず、図8
Aに示すように、ニュートラル偏光板35とπセル34
とを粘着剤44により接着し、一方、カラー偏光板3
3、πセル32およびカラー偏光板31とを粘着剤4
2、41により接着する。次に、図8Bに示すように、
πセル32およびカラー偏光板31が貼り付けられたカ
ラー偏光板33の上に接着剤として常温硬化型シリコー
ン71(或いは、熱硬化型シリコーン)を垂らす。
【0006】そして、図8Cに示すように、ニュートラ
ル偏光板35が貼り付けられたπセル34を、πセル3
2およびカラー偏光板31が貼り付けられたカラー偏光
板33の上に重ねて全面を均一に加圧する。この結果、
πセル34とカラー偏光板33とを貼り合わせることが
できる。
ル偏光板35が貼り付けられたπセル34を、πセル3
2およびカラー偏光板31が貼り付けられたカラー偏光
板33の上に重ねて全面を均一に加圧する。この結果、
πセル34とカラー偏光板33とを貼り合わせることが
できる。
【0007】しかしながら、この上述の方法は、接着が
完了するまでに1日以上の期間を要し、大量生産には不
向きである。また、常温硬化型シリコーン、或いは、熱
硬化型シリコーンは、高価なものでありコストが高くな
ってしまう。
完了するまでに1日以上の期間を要し、大量生産には不
向きである。また、常温硬化型シリコーン、或いは、熱
硬化型シリコーンは、高価なものでありコストが高くな
ってしまう。
【0008】ここで、上述の液晶シャッターを構成する
偏光板は、πセルの液晶を保護するために、紫外線を通
さない紫外線カット機能を持つものが使用されている。
そのため、紫外線硬化型接着剤を使用することは考えら
れなかった。
偏光板は、πセルの液晶を保護するために、紫外線を通
さない紫外線カット機能を持つものが使用されている。
そのため、紫外線硬化型接着剤を使用することは考えら
れなかった。
【0009】従って、この発明の目的は、紫外線硬化型
接着剤で2枚のπセル間にカラー偏光板を挟んで接着す
ることを可能とした液晶シャッターの製造方法およびそ
の液晶シャッターを備える面順次カラー表示装置を提供
することにある。
接着剤で2枚のπセル間にカラー偏光板を挟んで接着す
ることを可能とした液晶シャッターの製造方法およびそ
の液晶シャッターを備える面順次カラー表示装置を提供
することにある。
【0010】また、この発明の他の目的は、一部の偏光
板を紫外線透過型偏光板にすることにより、紫外線硬化
型接着剤で2枚のπセル間にカラー偏光板を挟んで接着
することを可能とした液晶シャッターの製造方法および
その液晶シャッターを備える面順次カラー表示装置を提
供することにある。
板を紫外線透過型偏光板にすることにより、紫外線硬化
型接着剤で2枚のπセル間にカラー偏光板を挟んで接着
することを可能とした液晶シャッターの製造方法および
その液晶シャッターを備える面順次カラー表示装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、モノクロの
画像発生手段と、三原色信号から画像発生手段を駆動す
る順次色信号を生成する駆動信号生成手段と、画像発生
手段と光軸上直列に配され、画像発生手段の駆動タイミ
ングと同期して、外部からの信号によって切り換えられ
るようになされた液晶シャッターとを備える面順次カラ
ー表示装置の液晶シャッターの製造方法において、2枚
のガラス板間に液晶をシール剤で閉じ込めた第1のπセ
ルに少なくとも1枚の偏光板を貼り付ける工程と、次に
第1のπセルが貼り付けられた偏光板と第2のπセルの
間に紫外線硬化型接着剤を配し、加圧した後に、紫外線
を照射して硬化させることにより、偏光板と第2のπセ
ルとを貼り合わせる工程とからなることを特徴とする液
晶シャッターの製造方法である。
画像発生手段と、三原色信号から画像発生手段を駆動す
る順次色信号を生成する駆動信号生成手段と、画像発生
手段と光軸上直列に配され、画像発生手段の駆動タイミ
ングと同期して、外部からの信号によって切り換えられ
るようになされた液晶シャッターとを備える面順次カラ
ー表示装置の液晶シャッターの製造方法において、2枚
のガラス板間に液晶をシール剤で閉じ込めた第1のπセ
ルに少なくとも1枚の偏光板を貼り付ける工程と、次に
第1のπセルが貼り付けられた偏光板と第2のπセルの
間に紫外線硬化型接着剤を配し、加圧した後に、紫外線
を照射して硬化させることにより、偏光板と第2のπセ
ルとを貼り合わせる工程とからなることを特徴とする液
晶シャッターの製造方法である。
【0012】また、この発明は、モノクロの画像発生手
段と、三原色信号から画像発生手段を駆動する順次色信
号を生成する駆動信号生成手段と、画像発生手段と光軸
上直列に配され、画像発生手段の駆動タイミングと同期
して、外部からの信号によって切り換えられるようにな
された液晶シャッターとを備える面順次カラー表示装置
において、液晶シャッターは、2枚のガラス板間に液晶
をシール剤で閉じ込めた第1のπセルに少なくとも1枚
の偏光板を貼り付け、次に第1のπセルが貼り付けられ
た偏光板と第2のπセルの間に紫外線硬化型接着剤を配
し、加圧した後に、紫外線を照射して硬化させることに
より、偏光板と第2のπセルとを貼り合わせるようにし
たものであることを特徴とする面順次カラー表示装置で
ある。
段と、三原色信号から画像発生手段を駆動する順次色信
号を生成する駆動信号生成手段と、画像発生手段と光軸
上直列に配され、画像発生手段の駆動タイミングと同期
して、外部からの信号によって切り換えられるようにな
された液晶シャッターとを備える面順次カラー表示装置
において、液晶シャッターは、2枚のガラス板間に液晶
をシール剤で閉じ込めた第1のπセルに少なくとも1枚
の偏光板を貼り付け、次に第1のπセルが貼り付けられ
た偏光板と第2のπセルの間に紫外線硬化型接着剤を配
し、加圧した後に、紫外線を照射して硬化させることに
より、偏光板と第2のπセルとを貼り合わせるようにし
たものであることを特徴とする面順次カラー表示装置で
ある。
【0013】
【作用】まず、πセルの両側に2枚のカラー偏光板を接
着する。このπセルに貼り付けられたカラー偏光板の上
にガラスに近い屈折率の紫外線硬化型接着剤を垂らす。
そして、もう一枚のπセルを、紫外線硬化型接着剤を垂
らしたカラー偏光板の上に重ねて全面を均一に加圧す
る。紫外線硬化型接着剤が隅までいきわたり、全面に均
一な薄い接着剤層ができたら、上に重ねたπセルの側か
ら紫外線を照射する。この結果、2枚のπセル間にカラ
ー偏光板を挟んで貼り合わせることができる。従って、
ニュートラル偏光板と上に重ねたπセルを接着し、液晶
シャッターが完成する。
着する。このπセルに貼り付けられたカラー偏光板の上
にガラスに近い屈折率の紫外線硬化型接着剤を垂らす。
そして、もう一枚のπセルを、紫外線硬化型接着剤を垂
らしたカラー偏光板の上に重ねて全面を均一に加圧す
る。紫外線硬化型接着剤が隅までいきわたり、全面に均
一な薄い接着剤層ができたら、上に重ねたπセルの側か
ら紫外線を照射する。この結果、2枚のπセル間にカラ
ー偏光板を挟んで貼り合わせることができる。従って、
ニュートラル偏光板と上に重ねたπセルを接着し、液晶
シャッターが完成する。
【0014】
【実施例】最初に、この発明を適用できるLCS方式の
面順次カラー表示装置の一例を図1に示す。図1におい
て、10は画像発生源としてのモノクロCRTであり、
このCRT10は面順次で送られてきた三原色の映像信
号により駆動される。CRT10の前面には、2枚のカ
ラー偏光板31および33と2枚のπセル32および3
4と1枚のニュートラル偏光板35からなる液晶シャッ
ター12が設けられる。πセル32および34は、駆動
パルス信号Sd1およびSd2のそれぞれによってON
/OFFされる高速応答液晶シャッターである。かかる
液晶シャッター12によって三原色の映像信号に同期し
た色選別がなされる。
面順次カラー表示装置の一例を図1に示す。図1におい
て、10は画像発生源としてのモノクロCRTであり、
このCRT10は面順次で送られてきた三原色の映像信
号により駆動される。CRT10の前面には、2枚のカ
ラー偏光板31および33と2枚のπセル32および3
4と1枚のニュートラル偏光板35からなる液晶シャッ
ター12が設けられる。πセル32および34は、駆動
パルス信号Sd1およびSd2のそれぞれによってON
/OFFされる高速応答液晶シャッターである。かかる
液晶シャッター12によって三原色の映像信号に同期し
た色選別がなされる。
【0015】CRT10のスクリーンに最も近いカラー
偏光板31は、その水平偏光軸が緑および赤の色光、す
なわち、黄色の色光を選択的に透過し、その垂直偏光軸
が赤および青の色光、すなわち、マゼンタの色光を選択
的に透過させる。カラー偏光板31に対して、πセル3
2を介して対向するカラー偏光板33は、その水平偏光
軸が赤の色光を選択的に透過し、その垂直偏光軸が緑お
よび青の色光、すなわち、シアンの色光を選択的に透過
させる。カラー偏光板33に対して、πセル34を介し
て対向するニュートラル偏光板35は、その水平偏光軸
が光吸収軸とされ、その垂直偏光軸が赤、青および緑の
全ての色光、すなわち、白色光を透過させる。
偏光板31は、その水平偏光軸が緑および赤の色光、す
なわち、黄色の色光を選択的に透過し、その垂直偏光軸
が赤および青の色光、すなわち、マゼンタの色光を選択
的に透過させる。カラー偏光板31に対して、πセル3
2を介して対向するカラー偏光板33は、その水平偏光
軸が赤の色光を選択的に透過し、その垂直偏光軸が緑お
よび青の色光、すなわち、シアンの色光を選択的に透過
させる。カラー偏光板33に対して、πセル34を介し
て対向するニュートラル偏光板35は、その水平偏光軸
が光吸収軸とされ、その垂直偏光軸が赤、青および緑の
全ての色光、すなわち、白色光を透過させる。
【0016】この一例では、画像発生源としてCRT1
0が用いられているが、CRT10の代わりに液晶等の
他のモノクロ画素表示装置を使用することも可能であ
る。この液晶を用いた場合、バックライトと液晶との間
にカラー偏光板、およびπセルを配置する構成にするこ
とも可能である。
0が用いられているが、CRT10の代わりに液晶等の
他のモノクロ画素表示装置を使用することも可能であ
る。この液晶を用いた場合、バックライトと液晶との間
にカラー偏光板、およびπセルを配置する構成にするこ
とも可能である。
【0017】上述した面順次カラー表示装置の切り換え
動作について図2を参照して説明する。ここで、ON状
態にあるπセル32および34を通過する時には、偏光
方向が変化せず、一方、OFF状態にあるπセル32お
よび34を通過すると、偏光方向が90°回転する。
動作について図2を参照して説明する。ここで、ON状
態にあるπセル32および34を通過する時には、偏光
方向が変化せず、一方、OFF状態にあるπセル32お
よび34を通過すると、偏光方向が90°回転する。
【0018】具体的には、図2の上段の図に示すよう
に、R信号によりCRT10が駆動される期間では、π
セル32がON、πセル34がOFFとされる。ON状
態のπセル32によって偏光方向が変化しないので、カ
ラー偏光板31および33の水平偏光軸の共通する色光
(赤)と、これらの垂直偏光軸の共通する色光(青)が
カラー偏光板33を通過する。そして、OFF状態のπ
セル34を通ることによって、偏光方向が90°回転さ
れ、また、ニュートラル偏光板35の水平偏光軸が光吸
収軸とされている。従って、ニュートラル偏光板35か
らは、赤の色光のみが現れ、赤の画像が得られる。
に、R信号によりCRT10が駆動される期間では、π
セル32がON、πセル34がOFFとされる。ON状
態のπセル32によって偏光方向が変化しないので、カ
ラー偏光板31および33の水平偏光軸の共通する色光
(赤)と、これらの垂直偏光軸の共通する色光(青)が
カラー偏光板33を通過する。そして、OFF状態のπ
セル34を通ることによって、偏光方向が90°回転さ
れ、また、ニュートラル偏光板35の水平偏光軸が光吸
収軸とされている。従って、ニュートラル偏光板35か
らは、赤の色光のみが現れ、赤の画像が得られる。
【0019】B信号によりCRT10が駆動される期間
では、πセル32および34がONとされる。従って、
カラー偏光板31、33の垂直偏光軸と一致する偏光軸
を有する青の色光がπセル32および34を通過し、青
の画像が得られる。さらに、G信号によりCRT10が
駆動される期間では、πセル32がOFF、πセル34
がONとされる。従って、πセル32によって、偏光方
向が90°回転された緑の色光がカラー偏光板33、π
セル34およびニュートラル偏光板35を通過し、緑の
画像が得られる。
では、πセル32および34がONとされる。従って、
カラー偏光板31、33の垂直偏光軸と一致する偏光軸
を有する青の色光がπセル32および34を通過し、青
の画像が得られる。さらに、G信号によりCRT10が
駆動される期間では、πセル32がOFF、πセル34
がONとされる。従って、πセル32によって、偏光方
向が90°回転された緑の色光がカラー偏光板33、π
セル34およびニュートラル偏光板35を通過し、緑の
画像が得られる。
【0020】なお、πセルは2枚でなくても、またカラ
ー偏光板は他の色の組み合わせも可能である。また、駆
動電圧のレベルによって、πセルをON/OFFとした
が、上述の2種類のモードになれば、例えば、駆動周波
数を変える等、他の駆動手段を使用しても構わない。
ー偏光板は他の色の組み合わせも可能である。また、駆
動電圧のレベルによって、πセルをON/OFFとした
が、上述の2種類のモードになれば、例えば、駆動周波
数を変える等、他の駆動手段を使用しても構わない。
【0021】この発明は、上述の液晶シャッター12の
製造に対して適用される。特に、この発明は、紫外線硬
化型接着剤で2枚のπセル間にカラー偏光板を挟んで接
着するものである。
製造に対して適用される。特に、この発明は、紫外線硬
化型接着剤で2枚のπセル間にカラー偏光板を挟んで接
着するものである。
【0022】図3に、この発明に適用できる紫外線硬化
型接着剤の屈折率と反射率の測定結果の一例を示す。図
3Aにおいて、縦軸は紫外線硬化型接着剤の反射率を示
し、横軸は接着剤の屈折率を示す。また、この場合の反
射率とは、図3Bに示す2枚のガラス間に接着剤を挟ん
だ構造において、点P1から点P2へ光が透過するとき
に、ガラスと接着剤との密接面で生じる反射光成分の割
合である。図3Aでは、ガラスの屈折率を(n=1.5
3)とした場合の紫外線硬化型接着剤の屈折率と反射率
の測定結果である。
型接着剤の屈折率と反射率の測定結果の一例を示す。図
3Aにおいて、縦軸は紫外線硬化型接着剤の反射率を示
し、横軸は接着剤の屈折率を示す。また、この場合の反
射率とは、図3Bに示す2枚のガラス間に接着剤を挟ん
だ構造において、点P1から点P2へ光が透過するとき
に、ガラスと接着剤との密接面で生じる反射光成分の割
合である。図3Aでは、ガラスの屈折率を(n=1.5
3)とした場合の紫外線硬化型接着剤の屈折率と反射率
の測定結果である。
【0023】この発明に使用する紫外線硬化型接着剤
は、好ましくは、ガラスに近い屈折率(n=1.01〜
2.3の範囲内)を持つものである。このガラスに近い
屈折率を持つ紫外線硬化型接着剤を使用することによ
り、反射率を8%以下に改善することが図3から分か
る。
は、好ましくは、ガラスに近い屈折率(n=1.01〜
2.3の範囲内)を持つものである。このガラスに近い
屈折率を持つ紫外線硬化型接着剤を使用することによ
り、反射率を8%以下に改善することが図3から分か
る。
【0024】次に、紫外線硬化型接着剤で2枚のπセル
間にカラー偏光板を挟んで接着し、貼り合わせを行なう
この発明の一実施例の製造工程を図4に示す。この一実
施例では、液晶シャッター12を構成する全ての偏光板
は、πセルの液晶を保護するために、紫外線を通さない
紫外線カット機能を持つものが使用される。まず、図4
Aに示すように、カラー偏光板33、πセル32および
カラー偏光板31とを粘着剤42、41により接着す
る。次に、図4Bに示すように、πセル32およびカラ
ー偏光板31が貼り付けられたカラー偏光板33の上に
ガラスに近い屈折率の紫外線硬化型接着剤51を垂ら
す。
間にカラー偏光板を挟んで接着し、貼り合わせを行なう
この発明の一実施例の製造工程を図4に示す。この一実
施例では、液晶シャッター12を構成する全ての偏光板
は、πセルの液晶を保護するために、紫外線を通さない
紫外線カット機能を持つものが使用される。まず、図4
Aに示すように、カラー偏光板33、πセル32および
カラー偏光板31とを粘着剤42、41により接着す
る。次に、図4Bに示すように、πセル32およびカラ
ー偏光板31が貼り付けられたカラー偏光板33の上に
ガラスに近い屈折率の紫外線硬化型接着剤51を垂ら
す。
【0025】そして、図4Cに示すように、もう一枚の
πセル34を、πセル32およびカラー偏光板31が貼
り付けられたカラー偏光板33の上に重ねて全面を均一
に加圧する。紫外線硬化型接着剤51が隅までいきわた
り、全面に均一な薄い接着剤層ができたら、上に重ねた
πセル34の側から紫外線を照射する。この結果、πセ
ル34とカラー偏光板33とを貼り合わせることができ
る。従って、図4Dに示すように、ニュートラル偏光板
35とπセル34とを粘着剤44により接着し、液晶シ
ャッター12が完成する。
πセル34を、πセル32およびカラー偏光板31が貼
り付けられたカラー偏光板33の上に重ねて全面を均一
に加圧する。紫外線硬化型接着剤51が隅までいきわた
り、全面に均一な薄い接着剤層ができたら、上に重ねた
πセル34の側から紫外線を照射する。この結果、πセ
ル34とカラー偏光板33とを貼り合わせることができ
る。従って、図4Dに示すように、ニュートラル偏光板
35とπセル34とを粘着剤44により接着し、液晶シ
ャッター12が完成する。
【0026】この発明の他の実施例を図5に示す。この
他の実施例では、液晶シャッター12を構成する全ての
偏光板は、πセルの液晶を保護するために、上述の一実
施例と同様の紫外線を通さない紫外線カット機能を持つ
ものが使用される。まず、図5Aに示すように、ニュー
トラル偏光板35、πセル34およびカラー偏光板33
とを粘着剤44、43により接着する。次に、図5Bに
示すように、もう一枚のπセル32の上に上述の特性を
持つ紫外線硬化型接着剤51を垂らす。
他の実施例では、液晶シャッター12を構成する全ての
偏光板は、πセルの液晶を保護するために、上述の一実
施例と同様の紫外線を通さない紫外線カット機能を持つ
ものが使用される。まず、図5Aに示すように、ニュー
トラル偏光板35、πセル34およびカラー偏光板33
とを粘着剤44、43により接着する。次に、図5Bに
示すように、もう一枚のπセル32の上に上述の特性を
持つ紫外線硬化型接着剤51を垂らす。
【0027】そして、図5Cに示すように、ニュートラ
ル偏光板35およびπセル34が貼り付けられたカラー
偏光板33を、πセル32の上に重ねて全面を均一に加
圧する。紫外線硬化型接着剤51が隅までいきわたり、
全面に均一な薄い接着剤層ができたら、下に重なるπセ
ル32の側から紫外線を照射する。この結果、カラー偏
光板33とπセル32とを貼り合わせることができる。
従って、図5Dに示すように、カラー偏光板31とπセ
ル32とを粘着剤41により接着し、液晶シャッター1
2が完成する。
ル偏光板35およびπセル34が貼り付けられたカラー
偏光板33を、πセル32の上に重ねて全面を均一に加
圧する。紫外線硬化型接着剤51が隅までいきわたり、
全面に均一な薄い接着剤層ができたら、下に重なるπセ
ル32の側から紫外線を照射する。この結果、カラー偏
光板33とπセル32とを貼り合わせることができる。
従って、図5Dに示すように、カラー偏光板31とπセ
ル32とを粘着剤41により接着し、液晶シャッター1
2が完成する。
【0028】なお、この発明の一実施例および他の実施
例では、液晶シャッター12を構成する一部の偏光板
は、紫外線を通す紫外線透過型のものでも構わない。
例では、液晶シャッター12を構成する一部の偏光板
は、紫外線を通す紫外線透過型のものでも構わない。
【0029】この発明の更に他の実施例を図6に示す。
この更に他の実施例では、液晶シャッター12を構成す
る一部の偏光板(カラー偏光板61)は、紫外線を通す
紫外線カット機能を持たないものが使用される。しかし
ながら、少なくとも一枚の偏光板(ここでは、最も外側
になるニュートラル偏光板35)は、πセルの液晶を保
護するために必要である。まず、図6Aに示すように、
ニュートラル偏光板35、πセル34およびカラー偏光
板33とを粘着剤44、43により接着し、一方、πセ
ル32およびカラー偏光板61とを粘着剤41により接
着する。次に、図6Bに示すように、カラー偏光板61
が貼り付けられたπセル32の上に上述の特性を持つ紫
外線硬化型接着剤51を垂らす。
この更に他の実施例では、液晶シャッター12を構成す
る一部の偏光板(カラー偏光板61)は、紫外線を通す
紫外線カット機能を持たないものが使用される。しかし
ながら、少なくとも一枚の偏光板(ここでは、最も外側
になるニュートラル偏光板35)は、πセルの液晶を保
護するために必要である。まず、図6Aに示すように、
ニュートラル偏光板35、πセル34およびカラー偏光
板33とを粘着剤44、43により接着し、一方、πセ
ル32およびカラー偏光板61とを粘着剤41により接
着する。次に、図6Bに示すように、カラー偏光板61
が貼り付けられたπセル32の上に上述の特性を持つ紫
外線硬化型接着剤51を垂らす。
【0030】そして、図6Cに示すように、ニュートラ
ル偏光板35およびπセル34が貼り付けられたカラー
偏光板33を、カラー偏光板61が貼り付けられたπセ
ル32の上に重ねて全面を均一に加圧する。紫外線硬化
型接着剤51が隅までいきわたり、全面に均一な薄い接
着剤層ができたら、下に重なるカラー偏光板61の側か
ら紫外線を照射する。この結果、カラー偏光板33とπ
セル32とを貼り合わせることができ、液晶シャッター
12が完成する。
ル偏光板35およびπセル34が貼り付けられたカラー
偏光板33を、カラー偏光板61が貼り付けられたπセ
ル32の上に重ねて全面を均一に加圧する。紫外線硬化
型接着剤51が隅までいきわたり、全面に均一な薄い接
着剤層ができたら、下に重なるカラー偏光板61の側か
ら紫外線を照射する。この結果、カラー偏光板33とπ
セル32とを貼り合わせることができ、液晶シャッター
12が完成する。
【0031】なお、この発明は、上述の実施例に限定さ
れるものではなく、液晶シャッターに使用されるカラー
偏光板、πセルおよびニュートラル偏光板の枚数および
貼り合わせの順序が異なっていても、上述のこの発明と
同様の効果が得られるならば、他の枚数および貼り合わ
せの順序でも構わない。さらに、この発明は、偏光板同
士の貼り合わせに対しても適用できる。
れるものではなく、液晶シャッターに使用されるカラー
偏光板、πセルおよびニュートラル偏光板の枚数および
貼り合わせの順序が異なっていても、上述のこの発明と
同様の効果が得られるならば、他の枚数および貼り合わ
せの順序でも構わない。さらに、この発明は、偏光板同
士の貼り合わせに対しても適用できる。
【0032】
【発明の効果】この発明において、紫外線硬化型の接着
剤を使用するので、硬化が短時間で完了し、生産性が良
い。そして、シリコーン系接着剤に比べ、紫外線硬化型
接着剤を使う場合は、単価が安いため、製品のコストダ
ウンにつながる。また、ガラスと紫外線硬化型接着剤の
屈折率がほぼ同じであるため、光の透過時に反射による
ロスが少ない。さらに、接着層が従来に比べて薄くでき
るため、この発明の液晶シャッターを面順次カラー表示
装置に組み込んだ場合に、スクリーンの厚みを薄くする
ことができる。
剤を使用するので、硬化が短時間で完了し、生産性が良
い。そして、シリコーン系接着剤に比べ、紫外線硬化型
接着剤を使う場合は、単価が安いため、製品のコストダ
ウンにつながる。また、ガラスと紫外線硬化型接着剤の
屈折率がほぼ同じであるため、光の透過時に反射による
ロスが少ない。さらに、接着層が従来に比べて薄くでき
るため、この発明の液晶シャッターを面順次カラー表示
装置に組み込んだ場合に、スクリーンの厚みを薄くする
ことができる。
【図1】この発明を適用できる面順次カラー表示装置の
構成の一例を示す略線図である。
構成の一例を示す略線図である。
【図2】この面順次カラー表示装置の一例の色切り換え
動作について示す略線図である。
動作について示す略線図である。
【図3】紫外線硬化型接着剤の屈折率と反射率の測定結
果の一例を示す略線図である。
果の一例を示す略線図である。
【図4】πセル間にカラー偏光板を挟んで接着するこの
発明の一実施例の製造工程を示す略線図である。
発明の一実施例の製造工程を示す略線図である。
【図5】この発明の他の実施例の製造工程を示す略線図
である。
である。
【図6】この発明の更に他の実施例の製造工程を示す略
線図である。
線図である。
【図7】従来の液晶シャッターの製造方法の一例を説明
するための略線図である。
するための略線図である。
【図8】従来の製造方法の他の例を示す略線図である。
31、33、61 カラー偏光板 32、34 πセル 35 ニュートラル偏光板 51 紫外線硬化型接着剤
Claims (5)
- 【請求項1】 モノクロの画像発生手段と、 三原色信号から上記画像発生手段を駆動する順次色信号
を生成する駆動信号生成手段と、 上記画像発生手段と光軸上直列に配され、上記画像発生
手段の駆動タイミングと同期して、外部からの信号によ
って切り換えられるようになされた液晶シャッターとを
備える面順次カラー表示装置の上記液晶シャッターの製
造方法において、 2枚のガラス板間に液晶をシール剤で閉じ込めた第1の
πセルに少なくとも1枚の偏光板を貼り付ける工程と、 次に上記第1のπセルが貼り付けられた上記偏光板と第
2のπセルの間に紫外線硬化型接着剤を配し、加圧した
後に、紫外線を照射して硬化させることにより、上記偏
光板と上記第2のπセルとを貼り合わせる工程とからな
ることを特徴とする液晶シャッターの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液晶シャッターの製造
方法において、 上記偏光板が紫外線カット機能を有し、上記偏光板と上
記第2のπセルとを貼り合わせる工程は、 上記第1のπセルが貼り付けられた上記偏光板と上記第
2のπセルの間に紫外線硬化型接着剤を配し、加圧した
後に、上記第2のπセル側から紫外線を照射して硬化さ
せることを特徴とする液晶シャッターの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の液晶シャッターの製造
方法において、 上記偏光板が紫外線カット機能を持たず、上記偏光板と
上記第2のπセルとを貼り合わせる工程は、 上記第2のπセルの両面に2枚の上記偏光板を貼り付
け、 上記偏光板が貼り付けられた上記第1のπセルと上記第
2のπセルが貼り付けられた上記偏光板の間に紫外線硬
化型接着剤を配し、加圧した後に、紫外線を照射して硬
化させることを特徴とする液晶シャッターの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の液晶シャッターの製造
方法において、 上記紫外線硬化型接着剤がガラスに近い屈折率を有する
ことを特徴とする液晶シャッターの製造方法。 - 【請求項5】 モノクロの画像発生手段と、 三原色信号から上記画像発生手段を駆動する順次色信号
を生成する駆動信号生成手段と、 上記画像発生手段と光軸上直列に配され、上記画像発生
手段の駆動タイミングと同期して、外部からの信号によ
って切り換えられるようになされた液晶シャッターとを
備える面順次カラー表示装置において、 上記液晶シャッターは、 2枚のガラス板間に液晶をシール剤で閉じ込めた第1の
πセルに少なくとも1枚の偏光板を貼り付け、 次に上記第1のπセルが貼り付けられた上記偏光板と第
2のπセルの間に紫外線硬化型接着剤を配し、加圧した
後に、紫外線を照射して硬化させることにより、上記偏
光板と上記第2のπセルとを貼り合わせるようにしたも
のであることを特徴とする面順次カラー表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7104813A JPH08278508A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 液晶シャッターの製造方法および面順次カラー表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7104813A JPH08278508A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 液晶シャッターの製造方法および面順次カラー表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08278508A true JPH08278508A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14390859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7104813A Pending JPH08278508A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 液晶シャッターの製造方法および面順次カラー表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08278508A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100310153B1 (ko) * | 1998-01-10 | 2001-11-15 | 권문구 | 적층방법을 이용한 광대역 특성을 갖는 편광막의 제조방법 |
KR20020041382A (ko) * | 2002-05-08 | 2002-06-01 | 김용범 | 입체영상 디스플레이장치에서의 액정셔터 |
US6812977B1 (en) | 1999-11-22 | 2004-11-02 | Minolta Co., Ltd. | Liquid crystal element |
CN100447640C (zh) * | 2005-10-24 | 2008-12-31 | Nec液晶技术株式会社 | 液晶显示器件及其制造方法 |
WO2009064705A1 (en) * | 2007-11-13 | 2009-05-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method for bonding a transparent substrate to a liquid crystal display and associated device |
WO2011112024A3 (ko) * | 2010-03-12 | 2012-03-01 | 주식회사 엘지화학 | 내구성이 향상된 광학시트 및 이를 포함하는 백라이트 유닛 |
CN102822700A (zh) * | 2010-03-12 | 2012-12-12 | Lg化学株式会社 | 具有提高的耐久性的光学片和包括该光学片的背光单元 |
-
1995
- 1995-04-05 JP JP7104813A patent/JPH08278508A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100310153B1 (ko) * | 1998-01-10 | 2001-11-15 | 권문구 | 적층방법을 이용한 광대역 특성을 갖는 편광막의 제조방법 |
US6812977B1 (en) | 1999-11-22 | 2004-11-02 | Minolta Co., Ltd. | Liquid crystal element |
KR20020041382A (ko) * | 2002-05-08 | 2002-06-01 | 김용범 | 입체영상 디스플레이장치에서의 액정셔터 |
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WO2009064705A1 (en) * | 2007-11-13 | 2009-05-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method for bonding a transparent substrate to a liquid crystal display and associated device |
WO2011112024A3 (ko) * | 2010-03-12 | 2012-03-01 | 주식회사 엘지화학 | 내구성이 향상된 광학시트 및 이를 포함하는 백라이트 유닛 |
CN102822700A (zh) * | 2010-03-12 | 2012-12-12 | Lg化学株式会社 | 具有提高的耐久性的光学片和包括该光学片的背光单元 |
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