JPH08277733A - 内燃機関の吸気圧検出装置と吸気圧センサ - Google Patents

内燃機関の吸気圧検出装置と吸気圧センサ

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JPH08277733A
JPH08277733A JP8032095A JP8032095A JPH08277733A JP H08277733 A JPH08277733 A JP H08277733A JP 8032095 A JP8032095 A JP 8032095A JP 8032095 A JP8032095 A JP 8032095A JP H08277733 A JPH08277733 A JP H08277733A
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JP8032095A
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Kazusato Kasuya
一郷 糟谷
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内燃機関の吸気圧センサを直接吸気管に取付可
能にし、車輛搭載性を改善する。スペースファクタを向
上する。吸気圧センサへ侵入した水分を容易に排出し、
水分による吸気圧検出不能をなくす。吸気圧センサの取
付姿勢の自由度を増す。取付を容易にする。 【構成】 吸気圧センサ32Aは弾性係合部202の爪
202aを吸気管100の係合部100aにスナップア
クションで取り付ける。吸気通路100bの吸気管負圧
は圧力伝導通路211、第2の通路210及び第1の通
路209を通って、圧力検出部205に達し、電気信号
に変換される。この電気信号は電気回路部204で増幅
され、ECU40Aに入力される。圧力伝導室207に
水Wが溜まったとしても、80kPa、0.3秒程度の
吸気管負圧で、吸気管100内へ排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の吸気圧検出装
置とそれに使う吸気圧センサに関する。
【0002】
【従来の技術】吸気圧力を検出し、この検出された圧力
に基づいて燃料噴射量を制御する機関の燃料制御装置が
特開平3−213661号公報で周知である。
【0003】この燃料制御装置の構成を図6に示す。同
図において、10は機関本体であり、その前後に気筒が
設けられ、各気筒にはロータ12が設けられている。各
気筒内に臨む位置には、低負荷用吸気ポート141及び
高負荷用吸気ポート142が形成され、低負荷用吸気ポ
ート141には低負荷用独立吸気通路161が、高負荷
用吸気ポート142には高負荷用独立吸気通路162が
接続されている。
【0004】各低負荷用独立吸気通路161は、その上
流側で低負荷用集合吸気通路181に合流し、各高負荷
用独立通路162は、その上流側で高負荷用集合吸気通
路182に合流しており、低負荷用集合吸気通路161
と高負荷用集合空気通路182は、その上流側で集合吸
気通路20に合流している。
【0005】この集合吸気通路20にはエアクリーナ2
2が設けられている。その下流側の低負荷用集合吸気通
路181内には低負荷用スロットル弁241が、高負荷
用集合吸気通路182内には高負荷用スロットル弁24
2が各々設けられている。
【0006】低負荷用スロットル弁241は、低負荷時
および高負荷時の双方において適宜開弁され、高負荷用
スロットル弁242は、高負荷時のみ開弁されるもので
あり、これによって、低負荷時には低負荷用吸気通路1
61、181からのみ吸気が行なわれ、高負荷時には高
負荷用吸気通路162、182からも吸気が行なわれる
ようになっている。
【0007】各独立吸気通路161、162には、これ
らの通路161、162内に直接燃料を供給するインジ
ェクタ26が配設されている。また、低負荷用スロット
ル弁241の上流側部分と下流側部分はISC(Idl
e Speed Control)通路28により連通
され、このISC通路28中にISC弁29が設けられ
ており、これらによってアイドル時の機関回転数が制御
されるようになっている。
【0008】機関運転中、低負荷用及び高負荷用各集合
吸気通路181、182に設けた各スロットル弁24
1、242の開閉等によって吸気圧力が変化するが、こ
の吸気圧力の変化を吸気圧センサ32により検出し、そ
の検出結果をECU40に入力する。そして検出された
吸気圧力及び機関回転数に基づいて適正な燃料噴射量の
制御を行なわせる。
【0009】このような燃料制御装置において、低負荷
用集合吸気通路181から分岐した各低負荷用独立吸気
通路161に、その圧力(負圧)を取出すための圧力取
出口31と夫々設け、各圧力取出し口31を圧力取出通
路30を介して共通の吸気圧センサ32に接続してい
る。このように互いに独立した低負荷用及び高負荷用吸
気通路を備えた機関において、吸気圧力の検出のための
圧力取出し部を負圧脈動の振幅が小さい上記低負荷用吸
気通路に設けることで、常に適正な燃料制御を可能にし
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
吸気通路内の水分が圧力取出し通路30を通って吸気圧
センサに入り、氷結すると吸気圧を正確に計測できなく
なることを防止するために、低負荷用独立吸気通路16
1の圧力(負圧)取出し口31と吸気圧センサ32まで
を連通する圧力取出通路30を長くし、かつ吸気圧セン
サ32の位置を圧力取出通路30の上方に配置して、水
が吸気圧センサ32内に入らないようにしていた。
【0011】従って吸気圧センサ32を吸気通路に直接
取付けることができなくて、長い圧力取出通路30の距
離だけ離れた位置に装着することになり、車輛搭載性が
悪く、スペースファクタの改善が望まれていた。
【0012】また長い圧力取出通路30に水が入って溜
ると、この水が容易に抜けにくいという問題点があっ
た。そこで、本発明は吸気圧センサへ水が入っても、こ
の水が容易に吸気通路に抜けやすくして、吸気圧の計測
に悪影響を与えることがなく、かつ吸気圧センサを吸気
通路(吸気管)に直接装着できるようにして、吸気圧セ
ンサを搭載したときのスペースファクタを改善すること
を第1の目的とする。
【0013】そして、吸気通路(吸気管)に容易に着脱
可能な吸気圧センサを提供することを第2の目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、吸気管(100)に直接
装着したケース(201)と、該ケース(201)内に
設けられた圧力検出部(205)と、前記ケース(20
1)内に設けられて、圧力検出部(205)との間を仕
切る第1の仕切り板(206)と、吸気管(100)側
との間を仕切る第2の仕切り板(208)と、これ等両
仕切り板(206)(208)で仕切られた圧力伝導室
(207)と、基端が第1の仕切り板(206)に取付
けられて圧力検出部(205)に連通するとともに、先
端が第2の仕切り板(208)の方向に延びる筒状の第
1の通路(209)と、基端が第2の仕切り板(20
8)に取り付けられて、吸気管(100)に連通すると
ともに、先端が第1の仕切り板(206)の方向に延び
る筒状の第1の通路(210)とを具備し、第1の通路
(209)の先端(209a)が第1の通路(210)
の先端(210a)よりも第2の仕切り板(208)に
近接していることを特徴とする内燃機関の吸気圧検出装
置である。
【0015】請求項2の発明は、吸気管(100)に着
脱可能のケース(201)と、該ケース(201)内に
設けられた圧力検出部(205)と、該圧力検出部(2
05)の出力信号を増幅する電気回路部(204)と、
前記ケース(201)内に設けられて、圧力検出部(2
05)との間を仕切る第1の仕切り板(206)と、他
側との間を仕切る第2の仕切り板(208)と、これら
両仕切り板(206)(208)で仕切られた圧力伝導
室(207)と、基端が第1の仕切り板(206)に取
付られて圧力検出部(205)に連通するとともに先端
が第2の仕切り板(208)の方向に延びる筒状の第1
の通路(209)と、基端が第2の仕切り板(208)
に取付けられて第2の仕切り板(208)を貫通すると
ともに先端が第1の仕切り板(206)の方向に延びる
筒状の第2の通路(210)とを具備し、第1の通路
(209)の先端(209a)が第2の通路(210)
の先端(210a)よりも第2の仕切り板(208)に
近接していることを特徴とする吸気圧センサである。
【0016】請求項3の発明は、吸気管(100)に直
接装着したケース(301)と、該ケース(301)内
に設けた圧力検出部(205)と、該ケース(301)
内に設けられて、一端が前記圧力検出部(205)に連
通し、他端が吸気管(100)側に開口する複数の圧力
伝導通路(309)〜(312)を具備したことを特徴
とする内燃機関の吸気圧検出装置である。
【0017】請求項4の発明は、吸気管(100)に着
脱可能のケース(301)と、該ケース(301)内に
設けた圧力検出部(205)と、該圧力検出部(20
5)の出力信号を増幅する電気回路部(204)と、前
記ケース(301)内に設けられて、一端が前記圧力検
出部(205)に連通し、他端が他側に開口する複数の
圧力伝導通路(309)〜(312)を具備したことを
特徴とする内燃機関の吸気圧センサである。
【0018】そして、請求項5の発明は、請求項2又は
4記載の吸気圧センサにおいて、更に前記第2の目的を
達成するために、ケース(201)の外周に、吸気管
(100)とスナップアクションで装着可能の弾性係合
部(202)を複数個設けたことを特徴とする吸気圧セ
ンサである。
【0019】また、請求項6の発明は、請求項2又は4
記載の吸気圧センサにおいて、更に前記第2の目的を達
成するために、ケース(301)の外周に、吸気管(1
00)と螺合する雄ねじ(302)を刻設したことを特
徴とする吸気圧センさである。
【0020】
【作用】本発明の吸気圧センサは、吸気管に直接装着搭
載されて使われるため、機関運転中は、70℃〜100
℃程度まで温度が上昇する。従って、吸気圧センサ近傍
に水が溜まっていたとしても、温度によって蒸発してな
くなる。
【0021】機関冷間時で、外気の湿度が高い雨天時
や、雨天時で水を直接吸気管に吸い込む場合には、吸気
圧センサ近傍に水が溜まり、場合によっては請求項1又
は2の吸気圧センサ内部の第1又は第2の一方の通路に
入ることがある。しかし、吸気負圧が最大で80kPa
(600mmHg)でかつ0.3sec位の間で変化す
るため、第1の通路を通じて容易に吸気管内へ排出され
る。
【0022】請求項3又は4の場合、吸気圧センサを後
述するように横向きに装着することで、水が内部に入っ
ても、一部の圧力伝導通路に溜まるだけであるので、他
の圧力伝導通路との協働作用で吸気管負圧によって、水
が吸気管側に排出される。
【0023】請求項5の吸気圧センサでは、スナップア
クションで弾性係合部を吸気管に装着するだけで容易に
吸気圧センサを搭載できる。また請求項6の吸気圧セン
サでは、吸気圧センサのケースを吸気管に直接螺着する
だけで容易に、吸気圧センサを搭載できる。
【0024】
【実施例】図1(a)(b)(c)は本発明の第1実施
例で、同図(1a)で、10は内燃機関本体、100は
吸気管、101は吸気管100に設けられたスロットル
弁、102はスロットル開度センサ、22はエアクリー
ナ、32Aは吸気圧センサ、40AはECUで吸気圧セ
ンサ32Aの電気信号(圧力信号)、スロットル開度セ
ンサ102からのスロットル開度信号及び空燃比信号、
エンジン回転信号、水温信号等に基づいて機関が要求す
る量の燃料をインジェクタ26を通じて直接吸気管10
0内に供給する。
【0025】同図(b)で、32Aは吸気管100の上
部に取り付けられた吸気圧センサで、全体がほぼ円筒形
のケース201の外周に、円周方向に間隔をおいて4個
の弾性係合部202が一体的に形成されていて、吸気管
100の係合部100aに、弾性係合部202の先端の
爪部202aがスナップアクションで係合し、吸気圧セ
ンサ32Aを吸気管100に装着搭載している。
【0026】203はケース201に気密的に嵌着され
蓋、204は蓋203の内側に取り付けられた電気回路
部、205は電気回路部204の図示下側に固着された
圧力検出部で圧力を受けて電気抵抗が変化するシリコン
チップ等が用いられている。圧力検出部205の信号は
電気回路部204で増幅されてECU40に入力され
る。
【0027】206は圧力検出部205に片側を密着し
た第1の仕切り板で、他側に圧力伝導室207が形成さ
れている。208は圧力伝導室207と吸気通路100
b側との間を仕切る第2の仕切り板である。
【0028】209は筒状の第1の通路で、基端が第1
の仕切り板206に一体的に取付られて圧力検出部20
5に連通するとともに、先端(図示下端)209aが下
方に延びている。
【0029】207は第1の仕切り板206の下側に形
成された圧力伝導室で、その外周はケース201で囲ま
れ、下側はケース201と一体に形成された前記第2の
仕切り板208で吸気通路100a側との間が仕切られ
ている。
【0030】210は基端(図示下端)が第2の仕切り
板208に一体的に取付形成されて吸気通路100bに
連通するとともに、先端(図示上端)210aが第1の
仕切り板206の方に延びる筒状の第2の通路である。
【0031】なお、第1の通路209の先端(図示下
端)209aと、第2の通路210の先端(図示上端)
210aとは互いにその位置(高さ)に差があり、先端
209aよりも先端210aの方が高い位置に定めてあ
る。
【0032】211は圧力伝導通路で、第2の仕切り板
208を貫通して明けられ、圧力伝導室207と吸気通
路100bとを連通する。212は塵芥の進入を防ぐた
めにケース201の下部に充填したフィルタ、213は
フィルタの脱落を防止する環状部材で、ケース201の
下部内周に圧入嵌合してある。
【0033】214はOリングで、ケース201の外周
に設けた環状溝と吸気管100に形成した吸気圧センサ
取付穴100cとの間に装着されて、ケース201と吸
気管100との間の気密を保つ。
【0034】上記実施例では、ケース201はほぼ円筒
形で、第1の通路209はケース201の円筒形とほぼ
同心に位置しており、第2の通路210はケース201
の円筒の軸心から偏心した位置にある。
【0035】そして図1(a)(b)(c)の第1実施
例では、吸気圧センサ32Aは、吸気管100の上部
に、ケース201の軸心が垂直になるように取付られて
いる。雨天時などで吸気管に水が吸い込まれるような場
合に、吸い込まれた水が図1(c)で符号Wで示すよう
に圧力伝導室207の底部に溜まって氷結したことがあ
ったとしても、圧力伝導室207へ突出している第1と
第2の通路209と210を通じて吸気管100の吸気
通路100bの吸気圧が圧力検出部205に伝わり、検
出される。また機関が暖機すれば、氷結していた水Wは
融解して圧力伝導通路211から吸気通路100bへと
抜ける。
【0036】図2は図1(a)(b)(c)の第1実施
例で用いた吸気圧センサ32Aを図1の場合とは上下逆
向きにして、吸気管100の下側から取付けた場合の態
様を示す。
【0037】圧力伝導室207に水Wが溜まったとして
も、80kPa、0.3秒間程の吸気管負圧により、水
Wは第2の通路210を通って吸気管100の吸気通路
100b側に排出される。
【0038】図3は図1(a)(b)(c)の第1実施
例で用いた吸気圧センサ32Aを、吸気管100の側面
に左方から装着した場合の態様を示す。水Wが圧力伝導
室207の底部に図示のように溜まったとしても、吸気
管負圧は第1と第2の通路209と210を通じて圧力
検知部205で検知されるし、前述のような大きな吸気
管負圧が短時間かかることで、水Wは圧力伝導通路21
1を通じて吸気通路100b側へ容易に排出される。
【0039】図4は図1(a)(b)(c)の第1実施
例で用いた吸気圧センサ32Aを、吸気管100の側面
に右方から装着した場合の態様を示す。水Wが圧力伝導
室207の底部に図示のように溜まったとしても、吸気
管負圧は圧力伝導通路211と第1の通路209を通じ
て圧力検知部205に通じて検知される。また、前述の
ように大きな吸気管負圧が短時間かかることで、水Wは
第2の通路210を通って吸気通路100b側へ容易に
排出される。
【0040】図5(a)(b)は本発明の第2実施例
で、100は吸気管、100bは吸気通路、100cは
吸気管100に刻設した雌ねじ、33Aは吸気圧セン
サ、301は吸気圧センサ33Aのケースで全体がほぼ
円筒形をしている。
【0041】302はケース301の外周に刻設した雄
ねじ、203はケース301に気密的に嵌着した蓋、2
04は蓋203の内側に取付られた電気回路部、205
は電気回路部の片側(図示左側)に固着された圧力検知
部で、例えば、圧力を受けて電気抵抗が変化するシリコ
ンチップ等が用いられ、この圧力検知部で検知されて電
気信号に変換された信号は前記電気回路部204で増幅
されて、第1実施例の場合と同様に図1(a)のECU
40Aに入力される。
【0042】306は第1の仕切り板、307は圧力伝
導室、308は4個の割り型部材で、これらの4個の割
り型部材を合わせてケース301の内側に嵌入すること
で4本の圧力伝導通路309、310、311、312
が形成され、これらの圧力伝導通路309〜312が圧
力伝導室307を介して圧力検出部通路313に連通す
る。この圧力検出部通路313は圧力検出部205に通
じている。314は圧力伝導室307の大部分に充填し
たフィルタで塵芥の侵入を防止するためのものである。
【0043】この第2実施例では、ケース301の外周
に設けた環状の溝315にOリング214を嵌合し、雄
ねじ302を雌ねじ100cに螺合することで、吸気圧
センサ33Aを吸気管100に螺着する。Oリング21
4は吸気管100とケース301との間の気密を保つ。
【0044】雨天時など吸気管100から吸気圧センサ
33A内に水が侵入した場合、図示のように下方に位置
する圧力伝導通路311の一部に水Wが溜まる。 しか
し、この水は機関始動時の短時間の負圧で容易に吸気管
内へ排出される。 なお、上記第1実施例では、ケース
201の外周にスナップアクションで装着可能の弾性係
合部202を設け、第2実施例では、ケース301の外
周に雄ねじ302を刻設して、吸気圧センサを吸気管1
00に容易に着脱可能としたが、実施例と逆に、ケース
201の外周に雄ねじを刻設して吸気管100の雄ねじ
に螺着するとか、ケース301の外周に弾性係合部を形
成して吸気管の係合部にスナップアクションで装着する
ようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明の内燃機関の吸気圧検出装置と吸
気圧センサは、上述のように構成されているので、吸気
圧センサを直接吸気管に取り付けることで搭載できるた
め、スペースファクタが改善され、従来技術のように圧
力取出通路(30)を引き回す必要がないため、吸気管
まわりがすっきりし、小型化できる。
【0046】また仮りに吸気圧センサ内へ水が溜まって
も、吸気管負圧で容易に排出されるし、溜まった水が氷
結しても圧力導入通路全てが塞がれることがないため、
吸気管負圧を確実に検出できる。そのため、燃料量の制
御が効果的に遂行される。
【0047】更にまた、吸気圧センサを吸気管へ容易に
装着でき、組立作業の工数を削減できる。そして、吸気
圧センサの取付姿勢の方向性の自由度も大きく、この面
からも車輛搭載性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の吸気圧検出装置の全体を示す
略図、(b)はその要部縦断面拡大図、(c)は同図
(b)のものに水が侵入した態様を示す図である。
【図2】図1の第1実施例の吸気圧センサを違う姿勢
(向き)に装着した態様の要部縦断面図である。
【図3】図1の第1実施例の吸気圧センサを更に違う姿
勢(向き)に装着した態様の要部縦断面図である。
【図4】図1の第1実施例の吸気圧センサを更に違う姿
勢(向き)に装着した態様の要部縦断面図である。
【図5】(a)は本発明の第2実施例の要部縦断面図、
(b)は同図(a)のA−A断面図である。
【図6】従来の燃料制御装置の全体を説明する一部縦断
面略図である。
【符号の説明】
100 吸気筒 201 ケース 202 弾性係合部 204 電気回路部 205 圧力検出部 206 第1の仕切り板 207 圧力伝導室 208 第2の仕切り板 209 第1の通路 209a 先端 210 第2の通路 210a 先端 301 ケース 302 雄ねじ 309、310、311、312 圧力伝導通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気管に直接装着したケースと、該ケー
    ス内に設けられた圧力検出部と、 前記ケース内に設けられて、圧力検出部との間を仕切る
    第1の仕切り板と、吸気管側との間を仕切る第2の仕切
    り板と、これ等両仕切り板で仕切られた圧力伝導室と、 基端が第1の仕切り板に取付けられて圧力検出部に連通
    するとともに、先端が第2の仕切り板の方向に延びる筒
    状の第1の通路と、基端が第2の仕切り板に取り付けら
    れて、吸気管に連通するとともに、先端が第1の仕切り
    板の方向に延びる筒状の第2の通路とを具備し、 第1の通路の先端が第2の通路の先端よりも第2の仕切
    り板に近接していることを特徴とする内燃機関の吸気圧
    検出装置。
  2. 【請求項2】 吸気管に着脱可能のケースと、該ケース
    内に設けられた圧力検出部と、該圧力検出部の出力信号
    を増幅する電気回路部と、前記ケース内に設けられて、
    圧力検出部との間を仕切る第1の仕切り板と、他側との
    間を仕切る第2の仕切り板と、これら両仕切り板で仕切
    られた圧力伝導室と、基端が第1の仕切り板に取付られ
    て圧力検出部に連通するとともに先端が第2の仕切り板
    の方向に延びる筒状の第1の通路と、基端が第2の仕切
    り板に取付けられて第2の仕切り板を貫通するとともに
    先端が第1の仕切り板の方向に延びる筒状の第2の通路
    とを具備し、 第1の通路の先端が第2の通路の先端よりも第2の仕切
    り板に近接していることを特徴とする吸気圧センサ。
  3. 【請求項3】 吸気圧に直接装着したケースと、該ケー
    ス内に設けた圧力検出部と、 該ケース内に設けられて、一端が前記圧力検出部に連通
    し、他端が吸気管側に開口する複数の圧力伝導通路を具
    備したことを特徴とする内燃機関の吸気圧検出装置。
  4. 【請求項4】 吸気管に着脱可能のケースと、該ケース
    内に設けた圧力検出部と、該圧力検出部の出力信号を増
    幅する電気回路部と、前記ケース内に設けられて、一端
    が前記圧力検出部に連通し、他端が他側に開口する複数
    の圧力伝導通路を具備したことを特徴とする内燃機関の
    吸気圧センサ。
  5. 【請求項5】 ケースの外周に、吸気管とスナップアク
    ションで装着可能の弾性係合部を複数個設けたことを特
    徴とする請求項2又は4記載の吸気圧センサ。
  6. 【請求項6】 ケースの外周に、吸気管と螺合する雄ね
    じを刻設したことを特徴とする請求項2又は4記載の吸
    気圧センサ。
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