JPH08276974A - Cdメディア収納容器 - Google Patents

Cdメディア収納容器

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JPH08276974A
JPH08276974A JP7637895A JP7637895A JPH08276974A JP H08276974 A JPH08276974 A JP H08276974A JP 7637895 A JP7637895 A JP 7637895A JP 7637895 A JP7637895 A JP 7637895A JP H08276974 A JPH08276974 A JP H08276974A
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JP
Japan
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lid
storage container
hinge
book
media
Prior art date
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Pending
Application number
JP7637895A
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English (en)
Inventor
Keisuke Okuma
啓祐 大熊
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IRI DESIGN KK
Kawahara Shiki KK
Original Assignee
IRI DESIGN KK
Kawahara Shiki KK
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Publication date
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Priority to JP7637895A priority Critical patent/JPH08276974A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性および使用性に優れたヒンジ部が備え
られた一層実用的なCDメディア収納容器を提供する。 【構成】 CDメディアを収納することが可能な収納部
111と、収納部111に蓋着される蓋部131と、収
納部111と蓋部131とを連接する曲折可能な帯状の
ヒンジ部151とからなり、ヒンジ部151の内側面に
は複数個の突条が設けられるとともに、蓋部131を収
納部111に載置した際に複数個の突条の一部または全
部は隣接する突条と相互に面接触し合う構造であること
を特徴とするCDメディア収納容器110である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDメディアを収納す
ることが可能なCDメディア収納容器に関する発明であ
る。
【0002】
【主たる用語の説明】
(1)本明細書において「CDメディア」の語は、音楽
用CD−ROMは勿論、コンピュ−タやゲ−ムソフトを
格納したCD−ROMも含むものとする。 (2)本明細書において「綴じ込む」の語は、書籍の頁
と頁の間に綴じる場合は勿論、書籍の表紙上で綴じる場
合や、裏表紙の後に綴じる場合も含まれるものとする。
【0003】
【従来の技術】近年、情報を記録しておくための情報記
録媒体として、CDメディアを用いることが多くなっ
た。そして、このCDメディアを収納し保管するための
ケ−スとして、例えば図21に示すようなCDメディア
収納容器10がある。かかる従来のCDメディア収納容
器10は、CDメディア1を収納する収納部11と、ヒ
ンジ部51を介して収納部11に蓋着される蓋部31と
によって構成されている。すなわち、収納部11に形成
された収納面にCDメディア1を載置し、その上から蓋
部31を蓋着し、これによってCDメディア1はCDメ
ディア収納容器10に収納され保管されるものであっ
た。
【0004】また、近年、例えばコンピュ−タ−雑誌や
音楽雑誌等の書籍については、CDメディアをマニュア
ルや付録として添付し、書籍と一体的に販売することが
行われている。そして、例えば上記したCDメディア収
納容器10を書籍に添付し一体化するための発明に関し
て、本願出願人は特許出願をおこなった(特願平6−1
86066号)。なお、この出願は本願出願時において
出願公開・出願公告のいずれもなされていない。かかる
発明は、図24に模式的に示すように、書籍綴じ込み手
段81を介して書籍3に綴じ込まれることが可能なCD
メディア収納容器10であって、前記CDメディア収納
容器10は、CDメディア1を収納することが可能であ
り、しかも、書籍3綴じ込み時においては前記書籍綴じ
込み手段81と一体的に平面的形状を形成しつつ書籍3
に綴じ込まれるとともに、少なくとも前記書籍綴じ込み
手段81と分離した状態でCDメディア1の保管が可能
なケ−スとして使用し得るCDメディア収納容器10で
あることをその要旨とする。そして、CDメディア収納
容器は薄手に書籍に綴じ込まれ、書籍と一体化させるこ
とが可能となり、かつ、CDメディアを確実に収納し保
管をすることが可能とされるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したC
Dメディア収納容器10については、図22に示すよう
に、CDメディア1を収納した収納部11に蓋部31を
蓋着するためにヒンジ51が形成されている。そして、
CDメディア収納容器10をヒンジ51部分で折曲し
て、収納部11に蓋部31を蓋着するものであった。し
かしながら、上記した技術においては、以下の問題があ
った。 (1)第1の問題点は、CDメディア収納容器10は書
籍に綴じ込むことまで考慮して、なるべく薄手に形成さ
れるため、収納部11と蓋部31とを連接するヒンジの
耐久性および使用性がよくないという問題点である。例
えば図22および図23に示すように、単に収納部11
と蓋部31とを折曲するだけの単純な構造のヒンジ51
では、ヒンジ51が経時的に劣化して収納部11に蓋着
された蓋部31がずれてしまったり、最悪の場合には収
納部11と蓋部31とが分離して破損するおそれがあっ
た。また、かかる単純な構造のヒンジ51では、単に蓋
部31の開閉動作を許容する機能しか営めず、蓋着する
際の蓋部の挙動を確実にヒンジ部51によって調整する
ことが困難であり、使用性の見地からみて問題があっ
た。特に上記したように、ヒンジ51が経時的に劣化し
た場合、蓋部31がうまく収納部11に合致せず蓋着が
おこないにくくなり易い。
【0006】(2)第2の問題点は、CDメディア収納
容器10のヒンジ51は折曲時に鋭角状に折れ曲がるた
め、CDメディアを整理あるいは識別するためのラベル
が貼付しにくいという問題点である。すなわち、図23
に示すように、蓋部31を開けた場合に、貼付したラベ
ル7がCDメディア収納容器10の背にあたる部分7a
でめくれ上がり易くなり、CDメディア収納容器10の
実用性に問題があった。これはヒンジ部分で収納部11
と蓋部31とが鋭角状になるため、ラベル7が剥離し易
くなるためである。
【0007】そこで本発明は、上記した2つの問題点を
解決するべく、耐久性および使用性に優れたヒンジ部が
備えられた一層実用的なCDメディア収納容器を提供す
ることを第1の課題とする。また、かかる耐久性および
使用性に優れたヒンジ部が備えられた一層実用的なCD
メディア収納容器について、書籍と薄手に一体化させる
技術を提供することを第2の課題とする。
【0008】
【第1の課題を解決するための手段】上記した第1の課
題を解決するための手段として、請求項1の発明は以下
の手段を講じている。すなわち、請求項1の発明は、C
Dメディアを収納することが可能な収納部と、前記収納
部に蓋着される蓋部と、前記収納部と前記蓋部とを連接
する曲折可能な帯状のヒンジ部とからなり、前記ヒンジ
部の内側面には複数個の突条が設けられるとともに、前
記蓋部を前記収納部に載置した際に複数個の前記突条の
一部または全部は隣接する突条と相互に面接触し合う構
造であることを特徴とするCDメディア収納容器であ
る。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、CDメディアを収納
する際には、ヒンジ部を曲折することによって蓋部が収
納部に蓋着される。この時ヒンジ部は、ヒンジ部の内側
面に設けられた複数個の突条によって急激に曲折される
ことが阻止され、ヒンジ部の耐久性が向上することとな
る。さらに、かかるヒンジ部の急激な曲折の防止作用
は、例えばCDメディア収納容器に貼付されたラベルの
剥離をも効果的に防止し得るものである。また、蓋部を
収納部に載置した場合において、複数個の突条の一部が
隣接する突条と相互に面接触する場合には、相互に面接
触しない突条により蓋部が収納部に対して平行に移動す
ることが許容されるとともに、相互に面接触する突条に
よってその移動量が規制されることになる。従って、蓋
部を一度収納部に載置するとともに蓋部を収納部に対し
平行に移動させて完全に蓋着することが可能な構造が得
られる。また、複数個の突条の全部が隣接する突条と相
互に面接触する場合には、蓋部は収納部に対して平行に
移動することが許容されず、蓋部は収納部に載置される
と同時に完全に蓋着されることとなる。いずれの場合で
あっても、蓋着時の蓋部の挙動は、耐久性の向上したヒ
ンジ部によって確実に調整が可能となるため、ヒンジ部
の使用性も向上し、一層実用的なCDメディア収納容器
が提供されることとなる。
【0010】
【第2の課題を解決するための手段】上記した第2の課
題を解決するための手段として、請求項2の発明は以下
の手段を講じている。すなわち、請求項2の発明は、請
求項1に記載されたCDメディア収納容器であって、綴
じ代を有する書籍綴じ込み手段を介して書籍に綴じ込ま
れることが可能であり、しかも、書籍綴じ込み時におい
ては前記書籍綴じ込み手段と一体的に平面的形状を形成
しつつ書籍に綴じ込まれることを特徴とするCDメディ
ア収納容器である。
【0011】
【作用】請求項2の発明によれば、耐久性および使用性
に優れたヒンジ部を備えた請求項1に記載のCDメディ
ア収納容器はさらに書籍に綴じ込むことが可能となり、
また書籍綴じ込み時においては書籍綴じ込み手段と一体
的に平面的形状を形成しつつ書籍に綴じ込まれ、書籍と
一体化される。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明を具現化した実施例1のCD
メディア収納容器110について、図面に基づいて説明
する。まずCDメディア収納容器110の構造を図1お
よび図2に示す。図1および図2に示すように、CDメ
ディア収納容器110は収納部111,蓋部131およ
びヒンジ部151とによって構成されており、蓋部13
1は曲折可能なヒンジ部151を介して収納部111に
蓋着される構造とされている。
【0013】さて、収納部111はCDメディア101
を収納するための部材であり、平板状に形成されるとと
もにCDメディア101の外周を保持することが可能な
ホルダ−113が載置されている。なお、ホルダ−11
3は、CDメディア101を収納部111内に保持が可
能な範囲内において任意の形状または構造のものを用い
ることが可能である。また、収納部111の略中央部に
は、CDメディア101の取り出し孔101a(図1参
照)を介してCDメディア101を確実に保持すること
が可能なセンタ−ホルダ−117が設置されている。な
お、このセンタ−ホルダ−117の詳細な構造および作
用については後述する。また、ヒンジ部151とは反対
側の収納部111端面近傍には、蓋着された蓋部131
を係止するための収納部側ロック部171が設けられて
おり、ヒンジ部151側の収納部端面には、ロック部1
71と相俟って蓋部131を係止するためのヒンジ側ロ
ック部173が突出状に設けられている。
【0014】蓋部131は収納部111の上部に蓋着さ
れる部材であり、平板状に形成されるとともにヒンジ部
151に連接して形成されている。そして、ヒンジ部1
51とは反対側の蓋部131端面近傍には、収納部11
1に設けられたロック部171と係合することが可能な
蓋部側ロック部172が設置されている。なお、ロック
部171,172の詳細な構造および作用については後
述する。また、ヒンジ部151側の蓋部131端面に
は、収納部111に設けられたヒンジ側ロック部173
を嵌合可能な係止孔174が穿設されている。
【0015】ヒンジ部151は蓋部131を収納部11
1に蓋着するために用いられる部材であり、図1乃至図
3に示すように、収納部111と蓋部131とに連接さ
れた曲折可能な帯状体として形成されるとともに、その
内側面には断面三角形の突条153,154が複数個設
けられている。なお、作図の都合上、図2に示すヒンジ
部151では突条153,154は現さないものとす
る。この突条153,154は、蓋着時のヒンジ部15
1の曲折を妨げることがないよう、図1に示すように、
蓋部131の回動軸方向を長手方向として形成されてい
る。
【0016】かくしてCDメディア収納容器110が構
成される。なお、本実施例ではCDメディア収納容器1
10を構成する収納部111,蓋部131およびヒンジ
部151は、一体的に樹脂を用いて成形されているが、
それぞれ別体に形成した後で接合して構成してもよい。
また、別体に形成する場合、例えばヒンジ部151は容
易に曲折が可能な軟質の樹脂にて成形し、収納部11
1,蓋部131は耐久性に優れた硬質の樹脂で形成する
といったように材質を変えて形成してもよい。次に、C
Dメディア収納容器110の作用について説明する。ま
ず、本発明の特徴部分であるヒンジ部151の作用・効
果について説明する。図3に、CDメディア収納容器1
10において蓋部131を開けた状態、すなわち収納部
111と蓋部131とが平面状に展開された状態を示
す。また、展開されていた蓋部131を反時計回りに回
動させ、収納部111の上部に載置した状態を図4に示
す。
【0017】図4では、蓋部131は収納部111の上
に載置された状態となっているが、未だ完全に収納部1
11に蓋着された状態とはなっていない。そしてこの
時、突条153,154のうち断面が小さい方の小突条
154は、互いにその斜面が当接し合い蓋部131が図
中右方向へそれ以上移動することを妨げている。また、
断面が大きい方の大突条153はその斜面が互いに非接
触状態となっている。次に、蓋部131を図4において
左方向へスライドして移動させる。スライド後の状態を
図5に示す。図5に示すように、蓋部131がスライド
した後では、小突条154はその斜面が互いに非接触状
態になるとともに、大突条153はその斜面が互いに接
触することとなる。そして大突条153の接触は、蓋部
131が図5においてそれ以上左方向へ移動することを
妨げている。
【0018】ここで、突条の断面形状を大小2種類とし
たのは、蓋部131のスライド可能範囲の調整のためで
ある。例えば大突条153の断面面積をもっと大きくす
れば、図5において大突条153同士は早く接触するこ
とになるので左方向へのスライド量が減少することにな
る。また、例えば小突条154の断面面積をもっと大き
くすれば、図4において小突条154同士は早く接触す
ることになるので右方向へのスライド量が減少すること
になる。従って、突条の断面面積を適宜調整することに
よって蓋部131の可動量を加減でき、蓋部131が収
納部111に丁度重なり合って蓋着される位置を的確に
調整することができる。また、蓋部133の蓋着位置お
よびスライド量の調整の如何によっては、全ての突条の
断面三角形状が同一となる場合や、小突条154の方が
大突条153よりも大きくなる場合がある。なお、突条
の断面形状は三角形に限定されるものではなく、蓋部1
31を収納部111の上に載置した際あるいは完全に蓋
着した際に突条同士が面接触可能な形状、たとえば台形
等の任意の形状を採用し得るものである。
【0019】さて、図4および図5に示すように、蓋部
131が図中左方向にスライドすることによって、収納
部111に設けられたヒンジ側ロック部173は、蓋部
131に穿設された係止孔174に嵌合して係止され
る。なお、ヒンジ部151のヒンジ側ロック部173お
よび係止孔174が設けられていない箇所についても、
図6乃至図8に示すように、上記と同様に大突条153
および小突条154の斜面同士の接触・非接触を経て蓋
部131は収納部111上にスライド状に移動して蓋着
されることになる。
【0020】さて、上記した大小2つの突条153,1
54によって、図9乃至図11に示す効果がある。第1
には、図9に示すように、蓋部131は、ヒンジ部15
1上のC点を中心に回動して開閉する構造であるため、
ヒンジ部151はゆるやかな円弧を形成しながら曲折す
ることが可能である。さらに突条153,154は、そ
れ自体がヒンジ部151の急激な曲折を妨げることにな
るため、ヒンジ部151は経時的使用によって劣化しに
くい構造となり、CDメディア収納容器110の実用性
を向上させることが可能となる。
【0021】第2には、ラベル107が貼付されたCD
メディア収納容器110につき、図9に示されるように
蓋部131を開けた場合,図10に示されるように蓋部
131が収納部111に完全に蓋着されている場合,図
11に示されるように蓋部131が収納部111上に載
置されてはいるが未だ完全には蓋着されていない場合,
のいずれの場合においても、ラベル107の貼付面積は
殆ど変化することはなく、また上記したように大小2つ
の突条153,154が妨げとなってヒンジ部151が
急激に鋭角状に折れ曲がることが防止されるため、ラベ
ル107がCDメディア収納容器110から部分的に剥
離してしまうことが効果的に防止されることになる。
【0022】第3には、上記したように蓋部131は収
納部111に一時的に載置された後、スライド状に移動
して収納部111に完全に蓋着される構造であるが、蓋
部131が収納部111に完全に蓋着された際(図10
参照)、大突条153の斜面同士が互いに当接し合うた
め、蓋部131がそれ以上左方向に動いてしまうことが
防止されることになる。また、蓋部131が収納部11
1に一時的に載置された際(図11参照)、小突条15
4の斜面同士が互いに当接し合うため、蓋部131がそ
れ以上右方向に動いてしまうことが防止されることにな
る。すなわち大小2つの突条153,154は蓋部13
1の左右方向のストッパ−としての機能をも果たすこと
になる。
【0023】次に、ロック部171,172(図4参
照)の作用について図12乃至図15を参照して説明す
る。収納部側ロック部171の詳細な断面形状を図12
に示し、蓋部側ロック部172の詳細な断面形状を図1
3に示す。両ロック部171,172は、それぞれ収納
部111および蓋部131においてそれぞれ断面略L字
状の突出体として設置されている。また、蓋部131を
収納部111に一時的に載置した場合のロック部17
1,172周辺の詳細な断面形状を図14に示し、一時
的に載置された蓋部131をスライド状に移動させて完
全に収納部111に蓋着した場合のロック部171,1
72周辺の詳細な断面形状を図15に示す。さて、図1
4に示すように、蓋部131を収納部111に一度載置
して左方向にスライドしようとする場合、断面略L字状
に形成された収納部側ロック部171および蓋部側ロッ
ク部172が相互に対向し合う状態となり、次いで図1
5に示されるように、蓋部131がスライド移動した
後、収納部側ロック部171および蓋部側ロック部17
2が相互に係合しあうことによって、蓋部131は確実
に収納部111に蓋着されるのである。
【0024】次に、センタ−ホルダ−117の詳細な構
造および作用について図16乃至図18を参照して説明
する。図16はセンタ−ホルダ−117の全体構造を示
す斜視図であり、図17および図18は図16のE−E
線断面図である。センタ−ホルダ−117は、収納部1
11に対し複数個(本実施例では3個)起立状に立設さ
れた基体部118と、各基体部118の上端部からセン
タ−ホルダ−117中心方向へと水平状に延設された押
圧解除部材119とによって構成されている。また、セ
ンタ−ホルダ−117の高さはCDメディア101の厚
さ(通常1.5mmである)と同一もしくはそれ以下とな
るように形成されている。これは、出来るだけCDメデ
ィア収納容器の厚さを薄く形成するためである。そし
て、CDメディア101は、図17に示すように基体部
118の押圧部118aがCDメディア101の取付孔
101a(図1参照)の外周部101bをCDメディア
101の径方向に押圧することによって、センタ−ホル
ダ−117に保持される。またCDメディア101を取
り外す場合には、図18に示すように、例えば指等を用
いて、押圧解除部119を下方に押す。この時、基体部
118は押圧解除部119によってセンタ−ホルダ−中
心方向へ回動して押圧が解除され、CDメディア101
の取り出しが可能とされるのである。
【0025】(実施例2)次に実施例2について説明す
る。実施例2は、書籍に綴じ込むことが可能とされた実
施例1のCDメディア収納容器110である。図19
に、CDメディア101を収納したCDメディア収納容
器110を書籍綴じ込み部材181を介して書籍103
に綴じ込む際の状態を示す。なお、図19においては、
ヒンジ部の突条については便宜上省略してある。CDメ
ディア収納容器110は展開した状態、すなわち蓋部1
10を蓋着しない状態で綴じ込まれる。これは書籍10
3の大きさ(面積)等を考慮して、閉じた状態で綴じ込
むことも可能である。さて、綴じ込みには、書籍綴じ込
み部材181が用いられる。書籍綴じ込み部材181は
書籍103と略同一の形状の矩形の板状体として形成さ
れており、その厚さは、綴じ込まれるCDメディア収納
容器110の厚さと一致させている。そして、書籍綴じ
込み部材181の略中央には、展開した状態のCDメデ
ィア収納容器110が接合部材185を介して収められ
ており、全体として薄板状の平面的形状が形成される。
そして、綴じ代183を書籍103の綴じ込み部105
に綴じ込むことによって、図20に示すように、CDメ
ディア収納容器110および書籍綴じ込み部材181は
あたかも台紙のように書籍103に綴じ込まれるのであ
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、耐久性および
使用性に優れたヒンジ部が備えられた一層実用的なCD
メディア収納容器が提供されることとなった。また請求
項2の発明によれば、かかる耐久性および使用性に優れ
たヒンジ部が備えられた一層実用的なCDメディア収納
容器について、書籍と薄手に一体化させることが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のCDメディア収納容器の構造および
使用状態を示す斜視図である。
【図2】同じく、実施例1のCDメディア収納容器の構
造を示す平面図である。
【図3】CDメディア収納容器のヒンジ部周辺の構造を
示す断面図であり、図2におけるD−D線断面図であ
る。
【図4】同じく、CDメディア収納容器のヒンジ部周辺
の構造を示す断面図であり、図2におけるD−D線断面
図である。
【図5】同じく、CDメディア収納容器のヒンジ部周辺
の構造を示す断面図であり、図2におけるD−D線断面
図である。
【図6】同じく、CDメディア収納容器のヒンジ部周辺
の構造を示す断面図であり、図2におけるC−C線断面
図である。
【図7】同じく、CDメディア収納容器のヒンジ部周辺
の構造を示す断面図であり、図2におけるC−C線断面
図である。
【図8】同じく、CDメディア収納容器のヒンジ部周辺
の構造を示す断面図であり、図2におけるC−C線断面
図である。
【図9】CDメディア収納容器のヒンジ部周辺の構造お
よび貼付されたラベルの状態を示す断面図である。
【図10】同じく、CDメディア収納容器のヒンジ部周
辺の構造および貼付されたラベルの状態を示す断面図で
ある。
【図11】同じく、CDメディア収納容器のヒンジ部周
辺の構造および貼付されたラベルの状態を示す断面図で
ある。
【図12】CDメディア収納容器の収納部側ロック部の
構造を示す断面図であり、図2におけるA−A線断面図
である。
【図13】CDメディア収納容器の蓋部側ロック部の構
造を示す断面図であり、図2におけるB−B線断面図で
ある。
【図14】収納部側ロック部と蓋部側ロック部の係合状
態を示す断面図である。
【図15】同じく、収納部側ロック部と蓋部側ロック部
の係合状態を示す断面図である。
【図16】センタ−ホルダ−の構造を示す斜視図であ
る。
【図17】同じく、センタ−ホルダ−の構造を示す図1
6におけるE−E線断面図である。
【図18】同じく、センタ−ホルダ−の構造を示す図1
6におけるE−E線断面図である。
【図19】実施例2、すなわちCDメディア収納容器が
書籍に綴じ込まれる際の構造を示す斜視図である。
【図20】実施例2においてCDメディア収納容器が綴
じ込まれた書籍の断面構造を示す図である。
【図21】従来のCDメディア収納容器の構造および使
用状態を示す斜視図である。
【図22】ラベルが貼付された従来のCDメディア収納
容器の構造を示す斜視図である。
【図23】ラベルが貼付された従来のCDメディア収納
容器を開けた際の状態を示す正面図である。
【図24】従来のCDメディア収納容器が書籍に綴じ込
まれる状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
101 CDメディア 110 CDメディア収納容器 111 収納部 131 蓋部 151 ヒンジ部 153,154 突条 171,172 ロック部 181 書籍綴じ込み部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDメディアを収納することが可能な収
    納部と、前記収納部に蓋着される蓋部と、前記収納部と
    前記蓋部とを連接する曲折可能な帯状のヒンジ部とから
    なり、 前記ヒンジ部の内側面には複数個の突条が設けられると
    ともに、前記蓋部を前記収納部に載置した際に複数個の
    前記突条の一部または全部は隣接する突条と相互に面接
    触し合う構造であることを特徴とするCDメディア収納
    容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたCDメディア収納
    容器であって、 綴じ代を有する書籍綴じ込み手段を介して書籍に綴じ込
    まれることが可能であり、しかも、書籍綴じ込み時にお
    いては前記書籍綴じ込み手段と一体的に平面的形状を形
    成しつつ書籍に綴じ込まれることを特徴とするCDメデ
    ィア収納容器。
JP7637895A 1995-03-31 1995-03-31 Cdメディア収納容器 Pending JPH08276974A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7637895A JPH08276974A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 Cdメディア収納容器

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JP7637895A JPH08276974A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 Cdメディア収納容器

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JPH08276974A true JPH08276974A (ja) 1996-10-22

Family

ID=13603683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7637895A Pending JPH08276974A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 Cdメディア収納容器

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JP (1) JPH08276974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6443299B2 (en) 1998-03-09 2002-09-03 Meiko Kaisei Kogyo Kabushiki Kaisha Recording medium disc storage case and a recording medium disc

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6443299B2 (en) 1998-03-09 2002-09-03 Meiko Kaisei Kogyo Kabushiki Kaisha Recording medium disc storage case and a recording medium disc

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