JPH08276797A - 字光性ナンバープレート - Google Patents

字光性ナンバープレート

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Publication number
JPH08276797A
JPH08276797A JP10478595A JP10478595A JPH08276797A JP H08276797 A JPH08276797 A JP H08276797A JP 10478595 A JP10478595 A JP 10478595A JP 10478595 A JP10478595 A JP 10478595A JP H08276797 A JPH08276797 A JP H08276797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
license plate
character
number plate
synthetic resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP10478595A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Matsuoka
雅昭 松岡
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WORLD AUTO PLATE KK
Original Assignee
WORLD AUTO PLATE KK
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Filing date
Publication date
Application filed by WORLD AUTO PLATE KK filed Critical WORLD AUTO PLATE KK
Priority to JP10478595A priority Critical patent/JPH08276797A/ja
Publication of JPH08276797A publication Critical patent/JPH08276797A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上述の字光性ナンバープレートの文字を紫外
線で光らせるようにし、種々の文字色で彩りあざやかに
光ることが可能であり、かつ間欠的に照射することによ
り、発光が保持できるような字光性ナンバープレートを
提供する。 【構成】 合成樹脂文字4をナンバープレート本体5に
設けた字光性ナンバープレートにおいて、前記合成樹脂
文字は畜光顔料を5〜50重量%含むことを特徴とす
る。 【効果】 前記ナンバープレートに設けられた文字に蓄
光顔料を含有せしめ、かつ紫外線により光らせるように
したため、彩りあざやかな蛍光により良好に発光すると
いう利点がある。さらに、前記蓄光顔料は紫外線の照射
を停止した後も残光を発するため、前記紫外線の照射は
間欠的に行なえばよく、極めて効率的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は字光性ナンバープレート、
さらに詳細には、彩りあざやかに蛍光発光をする字光性
ナンバープレートに関する。
【0002】
【従来技術および問題点】字光性ナンバープレートは図
3および図4に示すように、偏平なケース1の全面に取
り付けられた開閉枠2に、文字部分3を打ち抜き、その
文字部分に規定の地色に着色された透明な合成樹脂製文
字4を貼着したナンバープレート本体5を固定すると共
に、ケース1内部に照明灯6を設けて成るものであり、
夜間などにナンバープレート本体5の文字4を前記照明
灯6により光るようにしたものである。
【0003】このような字光性ナンバープレートは前記
合成樹脂製文字4を照明灯により光らせることにより、
遠距離からナンバープレートを識別しうるようにしたも
のであるが、照明灯6の真上は強く光り、一方照明灯6
より遠い文字4は暗くなるというように、文字4の光り
方にむらを生じるという欠点があった。
【0004】このため、現在においては、ナンバープレ
ート本体5と照明灯6間に、照明灯6に相当する部分に
黒色塗料7を周囲に行くにしたがって薄くなるように焼
付けた乳白色半透明の光線分散板8(図5)を介在さ
せ、照明灯6真上ないし近傍における光量を減少せしめ
ることにより、文字4が均等に光るようにしている(実
公昭53−16308号)。そして、この光線分散板8
としては、現実には乳白色半透明のポリプロピレン板が
用いられている。
【0005】現在、前記ナンバープレートの文字の色は
法律的に定まっており、たとえば普通車においては緑色
と規定されている。しかしながら、将来においては種々
の文字色が採用されることも考えられ、また種々の装飾
的な発光が許可される可能性がある。
【0006】本発明は上述の字光性ナンバープレートの
文字を従来の白色灯ではなく、紫外線で光らせるように
し、種々の文字色で彩りあざやかに光ることが可能であ
り、かつ間欠的に照射することにより、発光が保持でき
るような字光性ナンバープレートを提供することを目的
とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】したがって本発明によ
る字光性ナンバープレートは、合成樹脂文字をナンバー
プレート本体に設けた字光性ナンバープレートにおい
て、前記合成樹脂文字は畜光顔料を5〜50重量%含む
ことを特徴とするものである。
【0008】本発明によれば、前記ナンバープレートに
設けられた文字に蓄光顔料を含有せしめ、かつ紫外光に
より光らせるようにしたため、彩りあざやかな蛍光によ
り良好に発光するという利点がある。さらに、前記蓄光
顔料は紫外線の照射を停止した後も残光を発するため、
前記紫外線の照射は間欠的に行なえばよく、極めて効率
的である。
【0009】本発明による字光性ナンバープレートの一
実施例を図面に基づき説明する。
【0010】本発明によるナンバープレートは、図1に
示すように、ナンバープレート本体5に所定文字部分3
を打ち抜くとともに、前記文字部分3に蓄光顔料を含む
合成樹脂文字(好ましくは透明又は半透明の合成樹脂)
4を設けた構造をしている。さらにナンバープレート本
体5の上部に前記文字4に紫外線を照射するための紫外
線ランプ9が設けられた構造を有している。紫外線ラン
プ9はこの実施例においては従来の通常のナンバープレ
ートのようにナンバープレート表面より照射するように
しているが(通常の場合は白色灯)、文字の裏側から照
射するようにしてもよい。
【0011】図2は文字の裏側から照射するようにした
字光性ナンバープレートであるが、この場合、図4に示
すようにケース1の全面に取り付けられた開閉枠2に、
文字部分3を打ち抜き、その文字部分3に合成樹脂文字
4を貼着したナンバープレート本体5を固定してある。
そして図2に示すように、ケース1内部に紫外線ランプ
9を設け、文字4の裏側より照射するようにしている。
この場合、図1の実施例と異なり、紫外線ランプ9を収
納するためのケース1が必要になる。
【0012】本発明による字光性ナンバープレートに使
用される文字4は、上述のように蓄光顔料が含まれてい
る。蓄光顔料は、紫外線のエネルギーを吸収し、紫外線
照射を停止しても、可視光を発光する顔料であり、本発
明においては、たとえばSrAl24、ZnS:Cu、
CaS:Bi、(Zn、Cd)S:Cuの一種以上を使
用することができる。このような蓄光顔料は種類によっ
て発光する波長が異なるために、上述のような顔料の種
類を選択することによって文字の発光色を変化させるこ
とが可能である。
【0013】このような蓄光顔料は文字を形成する樹脂
分(例えばポリプロピレン、酢酸ビニル樹脂など)に5
〜50重量%添加される。5重量%未満であると、十分
に発光しない恐れがあり、一方50重量%を越えると、
樹脂が劣化する恐れがあり、さらに紫外線が透過しにく
くなるために、発光が十分でなくなる恐れがあり、また
コスト高になる。特に好ましくは10〜30重量%であ
る。
【0014】使用される紫外線ランプ9は、本発明にお
いて基本的に限定されるものではない。長紫外線、短紫
外線を発生する紫外線ランプをいずれも使用することが
できる。しかしながら、上述の蓄光顔料は長紫外線に強
く発光するものが多く、好ましくは長紫外線発光のラン
プを用いるのがよい。
【0015】
【実施例】上述のような樹脂に対し20重量%のSrA
24蓄光顔料を添加した文字を製造した。前記蓄光顔
料の粒度は10ミクロンであった。このように製造され
た文字に15Wの紫外線ランプ(波長200〜450n
m)を30cmの距離から10分間照射した後、ランプ
の照射を停止し、カラー輝度計(BM−5;TOPCO
N)で経過時間毎に輝度を測定した。
【0016】この結果、当初の輝度は1792.0mc
d/m2であり、10分後は245.3mcd/m2、2
0分後は118.2mcd/m2、30分後77.7m
cd/m2の輝度で発光した(発光ピークは525n
m)。この結果、字光性ナンバープレートとしては、7
7.7mcd/m2程度の輝度でも十分であるので、1
0分照射−停止30分−10分照射を繰り返すことによ
って、字光性ナンバープレートとして十分使用できるこ
とがわかった。
【0017】この場合、文字は均一に発光するため、従
来のように光分散板を使用しなくともよいことがわかっ
た。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による字光
性ナンバープレートによれば、前記ナンバープレートに
設けられた文字に蓄光顔料を含有せしめ、かつ紫外線に
より光らせるようにしたため、彩りあざやかな蛍光によ
り良好に発光するという利点がある。さらに、前記蓄光
顔料は紫外線の照射を停止した後も残光を発するため、
前記紫外線の照射は間欠的に行なえばよく、極めて効率
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の字光性ナンバープレートの
一部正面図。
【図2】本発明の一実施例の字光性ナンバープレートの
開閉枠を開いたときの正面図。
【図3】従来の字光性ナンバープレートの正面図。
【図4】開閉枠を開いたときの正面図。
【図5】従来の光分散板の正面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 開閉枠 3 文字部分 4 文字 5 ナンバープレート本体 6 照明灯 7 塗料(シール) 8 光分散板 9 紫外線ランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂文字をナンバープレート本体に
    設けた字光性ナンバープレートにおいて、前記合成樹脂
    文字は畜光顔料を5〜50重量%含み、かつ前記合成樹
    脂文字に紫外線を照射可能な紫外線ランプを設けたこと
    を特徴とする字光性ナンバープレート。
  2. 【請求項2】 前記蓄光顔料はSrAl24、ZnS:
    Cu、CaS:Bi、(Zn、Cd)S:Cuの一種以
    上であることを特徴とする請求項1記載の字光性ナンバ
    ープレート。
  3. 【請求項3】 前記紫外光は前記ナンバープレート本体
    の表面より照射するようになっていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の字光性ナンバープレート。
  4. 【請求項4】 紫外光は前記ナンバープレートの裏面よ
    り照射するようになっていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の字光性ナンバープレート。
JP10478595A 1995-04-05 1995-04-05 字光性ナンバープレート Pending JPH08276797A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10478595A JPH08276797A (ja) 1995-04-05 1995-04-05 字光性ナンバープレート

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JPH08276797A true JPH08276797A (ja) 1996-10-22

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ID=14390132

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JP10478595A Pending JPH08276797A (ja) 1995-04-05 1995-04-05 字光性ナンバープレート

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JP (1) JPH08276797A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998022553A1 (fr) * 1996-11-20 1998-05-28 Nippon Tokuso Co., Ltd. Matiere lumineuse
WO2007023529A1 (ja) * 2005-08-23 2007-03-01 Yugengaisya Ushiozaimu 発光型自動車用ナンバープレート

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WO1998022553A1 (fr) * 1996-11-20 1998-05-28 Nippon Tokuso Co., Ltd. Matiere lumineuse
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