JPH08276730A - 車両用エアコンディショニング装置における吹出温度制御機構 - Google Patents

車両用エアコンディショニング装置における吹出温度制御機構

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JPH08276730A
JPH08276730A JP10065395A JP10065395A JPH08276730A JP H08276730 A JPH08276730 A JP H08276730A JP 10065395 A JP10065395 A JP 10065395A JP 10065395 A JP10065395 A JP 10065395A JP H08276730 A JPH08276730 A JP H08276730A
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JP
Japan
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temperature
air
air conditioner
vehicle
cut
Prior art date
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JP10065395A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Chiba
義彦 千葉
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加速性を高めるためにエアコンカット制御を
行う車両における冷力不足をカバーして、車室内温度を
最適に維持することができるエアコンディショニング装
置における吹出温度制御機構の提供を目的とする。 【構成】 入力されたエアコンカット信号20と、エバ
ポレータの下流側に配置された温度センサから得られる
エバポレータ吹出温度信号30に基づいて、車室内の冷
房温度が設定温度よりも低温である場合には、冷房を優
先してイグニッションスイッチ16と冷房サイクルを構
成するコンプレッサ17間に配置されたエアコンリレー
回路15の断接制御を実施するようにした車両用エアコ
ンディショニング装置における吹出温度制御機構を基本
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加速時にエアコンカット
制御を行うようにした車両における車室内の冷房力不足
をカバーするようにした車両用エアコンディショニング
装置における吹出温度制御機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は通常の車両用エアコンディショニ
ング装置の構成を示す概略図であり、同図に示す領域A
はブロワユニット、領域Bはクーリングユニット、領域
Cはヒータユニット、領域Dはエアミックスユニットで
あって、各ユニットは相互に連通するハウジング11内
に配備されている。
【0003】上記ブロワユニットAには、図外のファン
モータによって回転駆動されるファン1が配備され、外
気側吸入口2と室内側吸入口3から供給されるエアをイ
ンテークドア4のアクチュエータによる回動切換操作に
よって選択的にファン1からクーリングユニットBに送
り込んでいる。クーリングユニットBには冷房サイクル
を構成するエバポレータ5が配置されている。
【0004】更にヒータユニットCにはヒータコア6と
エアミックスドア7が配置され、アクチュエータによる
エアミックスドア7の回動切換操作によってエバポレー
タ5を通過したエアを選択的にヒータコア6に送り込ん
で温度調節を行っている。次段のエアミックスユニット
Dでは最終的にエアが混合調製され、各々デフロスター
用ドア8、ベンチレータ用ドア9、フットドア10の切
換操作によって温度調整されたエアが図外のフロントウ
インドパネル、車室側ベンチレータグリル及び乗員の足
元にあるエア吹出口に供給される。
【0005】一方、車両のフル加速時にエアコンの上記
動作をカットすることにより、車両の加速性能を改良す
るようにした制御が行われている。この制御の一例とし
て、図6に示したようにエアコンカット信号20(E
C)がA/Cアンプ12からサーモアンプ13に伝達さ
れると、該サーモアンプ13のオンオフ出力が制御装置
14に入力されて、イグニッションスイッチ16とコン
プレッサ17間に配置されたエアコンリレー回路15の
断接作用が行われ、該コンプレッサ17の駆動が一時的
に停止される。上記エアコンカット信号20(EC)は
車速センサとか変速機用コントロールレバーの位置等か
ら得られるものであって、車両のフル加速時にはエアコ
ンリレー回路15を最大約10秒間オフして加速時のフ
ィーリングを高めている。
【0006】図7はサーモアンプ13の作動特性の一例
を示しており、サーミスタの温度T(℃)の変化に応じ
て通常時と中間加速状態が判定され、前記制御装置14
によってサーモアンプ13のオンオフ温度をシフトアッ
プする制御が行われる。例えば車両が中間加速からフル
加速までの領域にある場合は、制御装置14はサーモア
ンプ13に約5秒間信号を送り、該サーモアンプ13の
制御温度を3(℃)シフトアップさせる制御を行う。こ
れに伴ってコンプレッサ17は一定時間毎に連続的にカ
ットされる。(上記のエアコンカット制御に関しては、
日産自動車株式会社が平成5年7月に発行したK30−
1新型車解説書のE−69を参照。)
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の車両用エアコンディショニング装置の場合、車
両の加速時にエアコンの動作が強制的にカットされるた
め、該エアコンによる車室内の冷力が不足することがあ
るという課題がある。特にフル加速時には前記エアコン
リレー回路を約10秒間もオフしており、且つ通常時と
中間加速状態の判定に基づいてサーモアンプ13のオン
オフ温度がシフトアップされる制御ではコンプレッサ1
7が連続的にカットされるので、冷房能力に限度のある
車両用エアコン装置では前記冷力不足の状態が発生して
しまうという問題が生じる。
【0007】そこで本発明はこのような従来の車両用エ
アコンディショニング装置が有している課題を解消し
て、エアコンカット制御を行う車両における車室内の冷
房力不足をカバーして車室内の温度を最適に維持するこ
とができる車両用エアコンディショニング装置における
吹出温度制御機構の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、入力されたエアコンカット信号に基づい
て冷房サイクルを構成するコンプレッサに接続されたエ
アコンリレー回路を断接して、該コンプレッサの駆動を
一時的に停止するようにしたエアコンカット制御機能を
備えた車両用エアコンディショニング装置において、入
力信号としてのエアコンカット信号と、車室内の冷房状
態とに基づき、該車室内の冷房を優先して前記コンプレ
ッサの稼働状態を制御する制御手段を有すること基本構
成とする。
【0009】ここで、前記制御手段は、前記エアコンカ
ット信号と、前記エバポレータの下流側に配置された温
度センサから得られるエバポレータ温度に基づいて、前
回のエアコンカット信号との時間差が設定時間よりも大
である場合にはエアコンカットを実施し、該時間差が設
定時間よりも小である場合には、前記エバポレータ温度
が設定温度よりも小である場合にのみエアコンカットを
実施し、該エバポレータ温度が設定温度よりも大である
場合にはエアコンカットを禁止するように構成されてい
る。
【0010】あるいは、前記制御手段は、前記エアコン
カット信号と、前記車室内への吹出口に配置された温度
センサから得られる吹出口温度に基づいて、前回のエア
コンカット信号との時間差が設定時間よりも大である場
合にはエアコンカットを実施し、該時間差が設定時間よ
りも小である場合には、前記吹出口温度が設定温度より
も小である場合にのみエアコンカットを実施し、該吹出
口温度が設定温度よりも大である場合にはエアコンカッ
トを禁止するように構成されている。
【0011】
【作用】かかる車両用エアコンディショニング装置にお
ける吹出温度制御機構によれば、制御手段は、常に車室
内の冷房を優先してエアコンカット信号に基づくエアコ
ンカットを行う。したがって、エアコンカット信号が入
力されても、コンプレッサの駆動を一時停止することが
車室内の冷房状態に対して、不利である場合には、車室
内の冷房を優先して、コンプレッサを可動させ得る。
【0012】より具体的には、第1回目のエアコンカッ
ト信号が入力された場合にはエアコンカットが実施され
るが、第2回目に入力されたエアコンカット信号が前回
のエアコンカット信号との時間差が設定時間よりも大で
ある場合にはエアコンカットが実施され、上記時間差が
設定時間よりも小である場合には直ちにエアコンカット
が実施されず、次段のステップでエバポレータ温度が設
定した温度よりも小である場合にのみエアコンカットが
実施され、この吹出温度が設定温度よりも大である場合
にはエアコンカットは実施されないという動作態様が得
られる。
【0013】従って第1回目と第2回目のエアコンカッ
ト信号間の時間差が短く、且つエバポレータ温度が設定
温度よりも高い場合にはコンプレッサが連続的にカット
されないような制御が行われるため、冷房能力に限度の
ある車両用エアコン装置においても前記したような冷力
不足の状態が発生することが防止され、特に車室内の冷
房温度が設定温度よりも高温である場合には、冷房を優
先してコンプレッサの稼働を継続することにより、乗員
にとって快適な車室温度が維持される。
【0014】また、前記エバポレータ温度に代えて、吹
出口温度を用いた場合にも同様に、冷房を優先してコン
プレッサの稼働を継続することにより、乗員にとって快
適な車室温度が維持される。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明にかかる車両用エ
アコンディショニング装置の吹出温度制御機構の一実施
例を、前記従来の構成部分と同一の構成部分に同一の符
号を付して詳述する。図1は本発明の基本実施例を示す
概要図であり、同図の12は入力信号を受け入れるA/
Cアンプ、14は制御装置、15はエアコンリレー回
路、16はイグニッションスイッチ、17はエアコン用
のコンプレッサであり、エアコンリレー回路15はイグ
ニッションスイッチ16とコンプレッサ17間に配置さ
れて制御装置14の出力によって断接制御される。
【0016】20はA/Cアンプに対する入力信号とし
てのエアコンカット信号(EC)、30は同エバポレー
タ温度信号(ET)であり、エアコンカット信号20
(EC)は車速センサとか変速機用コントロールレバー
の位置等から得られ、他方のエバポレータ温度信号(E
T)30は、車両用エアコンディショニング装置を構成
するエバポレータ(前記の図5におけるエバポレータ
5)の下流側に配置された温度センサから得られるもの
であって、該エバポレータ5を通過したエア、即ち車室
側に供給されるエアの吹出温度信号が該温度センサによ
って検出されてA/Cアンプ12に入力されている。
【0017】上記制御装置14には、エアコンカット信
号20の入力回数をカウントして記憶するための記憶演
算回路と、該エアコンカット信号20の間隔を読み取る
計数回路及びエバポレータを通過したエアの温度を読み
取って符号化する演算回路が内蔵されている。
【0018】上記構成にかかる制御装置14の制御の実
施例の作用を、図2のフロー図に基づいて説明する。先
ずステップ101でA/Cアンプ12のスイッチオンと同
時に制御がスタートし、ステップ102で第1回目のエア
コンカット信号(1)が入力されたか否かが判定され、
YES,即ちエアコンカット信号(1)が入力された場合
にはステップ103に進んでエアコンカットが実施され
る。
【0019】ステップ102でNO,即ちエアコンカット信
号(1)が入力されない時にはステップ107に進んでエ
アコンカット無しとなる。具体的には、上記エアコンカ
ット信号(1)とはコンプレッサ17を停止する時間
(秒単位)として入力され、エアコンカットの実施は図
1に示した制御装置14からの制御信号に基づいてイグ
ニッションスイッチ16とコンプレッサ17間に配置さ
れたエアコンリレー回路15を一定時間遮断してコンプ
レッサ17の駆動を一時的に停止する操作が実施され
る。
【0020】次段のステップ104では、第2回目のエア
コンカット信号(2)が入力されたか否かが判定され、
YES,即ちエアコンカット信号(2)が入力された場合
にはステップ105に進んで、下記の(A)式によって今
回のエアコンカット信号(2)と前回のエアコンカット
信号(1)とが入力された時刻の差が予め設定した時間
αよりも小であるか否かが判定される。 〔(エアコンカット信号2の入力時刻) −(エアコンカット信号1の入力時刻)〕 < α・・・(A) 上記の時間αとしては、例えばエアコンリレー回路15
のオフ時間が3秒のときは5秒程度が選択される。尚、
ステップ104でNO,即ち第2回目のエアコンカット信号
(2)が入力されない時にはステップ107に進んでエア
コンカット無しとなる。
【0021】ステップ105でYES,即ち(エアコンカット
信号2の入力時刻)−(エアコンカット信号1の入力時
刻)の時間がαよりも小さい場合には、次段のステップ
106に進んでエバポレータ温度が予め設定した温度Tよ
りも大であるか否かが判定される。この温度Tとしては
例えば15(℃)〜20(℃)の範囲から選択される。
尚、ステップ105でNO,即ち(エアコンカット信号2の
入力時刻)−(エアコンカット信号1の入力時刻)がα
よりも大きい場合には、ステップ108に進んでエアコン
カットが実施される。
【0022】ステップ106でYES,即ち、エバポレータ温
度が設定された温度Tよりも大である場合には、ステッ
プ107に進んでエアコンカット無しとなり、ステップ106
でNO,即ちエバポレータ温度が設定された温度Tよりも
小である時には、ステップ108に進んでエアコンカット
が実施される。
【0023】ステップ107,108でエアコンカットの有無
に基づくエアコンリレー回路15の遮断操作が行われた
後にステップ102に戻って同一の操作が繰り返される。
【0024】上記本実施例の動作態様を要約すると以下
の通りである。即ち、図3のタイムチャートに示したよ
うにA/Cアンプ12に第1回目のエアコンカット信号
(1)が入力された場合には直ちにコンプレッサ17を
オフにするエアコンカットが実施されるが、第2回目に
入力されたエアコンカット信号(2′)のように前回の
エアコンカット信号(1)との時刻の差が設定時間αよ
りも大である場合にはエアコンカットが実施され、エア
コンカット信号(2″)のように上記時刻の差がαより
も小である場合には直ちにエアコンカットが実施され
ず、次段のステップでエバポレータ温度が設定した温度
Tよりも小である場合にのみエアコンカットが実施さ
れ、該吹出温度が温度Tよりも大である場合にはエアコ
ンカットは実施されない。これによって車室内の冷房温
度が設定温度Tよりも高温である場合には冷房を優先し
てコンプレッサ17の稼働を継続することにより、乗員
に快適な車室温度調節が継続される。
【0025】特に本実施例によれば、第1回目と第2回
目のエアコンカット信号間の時間差が短く、且つエバポ
レータ温度が設定温度よりも高い場合にはコンプレッサ
17が連続的にカットされないような制御が行われるた
め、冷房能力に限度のある車両用エアコン装置において
も前記したような冷力不足の状態が発生することを防止
することができる。
【0026】図4は、本発明の他の実施例を示すもので
あり、図1に示したエバポレータ温度信号(ET)30
に代えて、エバポレータを通過したエアを車室内に吹き
出す吹出口温度信号(FT)40を用いた構成である。
この実施例においては、図2に示したフローチャートの
ステップ106を、「吹出口温度>T」に変更することに
より、同様の制御が可能となる。このとき、吹出口温度
信号(FT)40にあっては、車室内に吹き出される冷
風の温度を直接的に示すことから、この吹出口温度信号
(FT)40を用いて制御を行うことにより、乗員に快
適な車室温度をより確実に維持及び継続することが可能
となる。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の本発明は、エアコンカット信号と、車室内の冷房状
態とに基づき、該車室内の冷房を優先して前記コンプレ
ッサの稼働状態を制御する構成とした。よって、エアコ
ンカット信号が入力されても、コンプレッサの駆動を一
時停止することが車室内の冷房状態に対して、不利であ
る場合には、車室内の冷房を優先して、コンプレッサを
可動させことができ、これにより、エアコンカットを行
いつつ車室内の温度を最適に維持することができる。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、前回
のエアコンカット信号との時間差が設定時間よりも大で
ある場合にはエアコンカットが実施され、上記時間差が
設定時間よりも小である場合には直ちにエアコンカット
が実施されずにエバポレータ温度が設定した温度よりも
小である場合にのみエアコンカットが実施され、このエ
バポレータ温度が設定温度よりも大である場合には連続
的なエアコンカットは実施されないという制御が行われ
るので、車室内の冷房温度が設定温度よりも高温である
場合には、冷房を優先してコンプレッサの稼働を継続す
ることにより、乗員にとって快適な車室温度を維持する
ことができる。
【0029】特に車両のフル加速時にあってもコンプレ
ッサをオフした後に加速状態の判定に基づいて該コンプ
レッサが連続的にカットされることがないので、冷房能
力に限度のある車両用エアコン装置でも冷力不足の状態
が発生することがなくなり、車室内の温度を最適に維持
することができる吹出温度制御機構が提供される。
【0030】さらに、請求項3記載の発明にあっては、
エバポレータを通過したエアを車室内に吹き出す吹出口
温度を用いるようにした。したがって、この吹出口温度
は車室内に吹き出される冷風の温度を直接的に示すこと
から、この吹出口温度を用いて制御を行うことにより、
乗員に快適な車室温度をより確実に維持及び継続するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本実施例を示す概要図で
ある。
【図2】図1の実施例における制御例を示すフロー図で
ある。
【図3】図1の実施例の動作態様を要約して示すタイム
チャートである。
【図4】本発明の一実施例の基本実施例を示す概要図で
ある。
【図5】従来の車両用エアコンディショニング装置の構
成を示す概略図である。
【図6】従来のエアコンカットの制御例を示す概要図で
ある。
【図7】従来のエアコンカット実施態様を要約して示す
タイムチャートである。
【符号の説明】
12 A/Cアンプ 14 制御装置 15 エアコンリレー回路 16 イグニッションスイッチ 17 コンプレッサ 20 エアコンカット信号 30 エバポレータ温度信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたエアコンカット信号に基づい
    て冷房サイクルを構成するコンプレッサに接続されたエ
    アコンリレー回路を断接して、該コンプレッサの駆動を
    一時的に停止するようにしたエアコンカット制御機能を
    備えた車両用エアコンディショニング装置において、 入力信号としてのエアコンカット信号と、車室内の冷房
    状態とに基づき、該車室内の冷房を優先して前記コンプ
    レッサの稼働状態を制御する制御手段を有することを特
    徴とする車両用エアコンディショニング装置における吹
    出温度制御機構。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記エアコンカット信
    号と、前記エバポレータの下流側に配置された温度セン
    サから得られるエバポレータ温度に基づいて、前回のエ
    アコンカット信号との時間差が設定時間よりも大である
    場合にはエアコンカットを実施し、該時間差が設定時間
    よりも小である場合には、前記エバポレータ温度が設定
    温度よりも小である場合にのみエアコンカットを実施
    し、該エバポレータ温度が設定温度よりも大である場合
    にはエアコンカットを禁止することを特徴とする請求項
    1記載の車両用エアコンディショニング装置における吹
    出温度制御機構。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記エアコンカット信
    号と、前記車室内への吹出口に配置された温度センサか
    ら得られる吹出口温度に基づいて、前回のエアコンカッ
    ト信号との時間差が設定時間よりも大である場合にはエ
    アコンカットを実施し、該時間差が設定時間よりも小で
    ある場合には、前記吹出口温度が設定温度よりも小であ
    る場合にのみエアコンカットを実施し、該吹出口温度が
    設定温度よりも大である場合にはエアコンカットを禁止
    することを特徴とする請求項1記載の車両用エアコンデ
    ィショニング装置における吹出温度制御機構。
JP10065395A 1995-03-31 1995-03-31 車両用エアコンディショニング装置における吹出温度制御機構 Pending JPH08276730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6158230A (en) * 1998-03-30 2000-12-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Controller for air conditioner
US6955060B2 (en) 2003-04-16 2005-10-18 Denso Corporation Air conditioner with control of compressor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6158230A (en) * 1998-03-30 2000-12-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Controller for air conditioner
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