JPH08276101A - 液体−蒸気接触塔 - Google Patents
液体−蒸気接触塔Info
- Publication number
- JPH08276101A JPH08276101A JP7330718A JP33071895A JPH08276101A JP H08276101 A JPH08276101 A JP H08276101A JP 7330718 A JP7330718 A JP 7330718A JP 33071895 A JP33071895 A JP 33071895A JP H08276101 A JPH08276101 A JP H08276101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- structural packing
- packing
- structural
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/14—Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column
- B01D3/141—Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column where at least one distillation column contains at least one dividing wall
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/32—Packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit or module inside the apparatus for mass or heat transfer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/3221—Corrugated sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/32213—Plurality of essentially parallel sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/32224—Sheets characterised by the orientation of the sheet
- B01J2219/32227—Vertical orientation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
- B01J2219/322—Basic shape of the elements
- B01J2219/32203—Sheets
- B01J2219/32265—Sheets characterised by the orientation of blocks of sheets
- B01J2219/32268—Sheets characterised by the orientation of blocks of sheets relating to blocks in the same horizontal level
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S261/00—Gas and liquid contact apparatus
- Y10S261/72—Packing elements
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塔シェルおよび塔シェル内に配置された構造
的充填物の1つ以上の床を含む液体−蒸気接触塔を提供
する。 【解決手段】 構造的充填物の各床は、構造的充填物の
少なくとも2つの上方レベルと下方レベルで構成された
複数の垂直スタックを含む。構造的充填物は、垂直スタ
ックを形成するよう仕切られている。構造的充填物を波
形シート材料で形成する場合、構造的充填物を構成する
波形シートを構造的充填物のボード状垂直スタックに対
して90°回転させた状態にて、垂直スタックをある間
隔で交互に配置することもできる。構造的充填物の隔壁
または回転集成体が、塔の横水平方向における液体の移
行を抑制する。これにより構造的充填物の各垂直スタッ
クを通して一定の液体・蒸気流れ特性が促進され、した
がって塔全体にわたる液体チャネリングが起こりにくく
なる。
的充填物の1つ以上の床を含む液体−蒸気接触塔を提供
する。 【解決手段】 構造的充填物の各床は、構造的充填物の
少なくとも2つの上方レベルと下方レベルで構成された
複数の垂直スタックを含む。構造的充填物は、垂直スタ
ックを形成するよう仕切られている。構造的充填物を波
形シート材料で形成する場合、構造的充填物を構成する
波形シートを構造的充填物のボード状垂直スタックに対
して90°回転させた状態にて、垂直スタックをある間
隔で交互に配置することもできる。構造的充填物の隔壁
または回転集成体が、塔の横水平方向における液体の移
行を抑制する。これにより構造的充填物の各垂直スタッ
クを通して一定の液体・蒸気流れ特性が促進され、した
がって塔全体にわたる液体チャネリングが起こりにくく
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塔シェル内に構造
的充填物の1つ以上の床が配置されているという液体−
蒸気接触塔に関する。さらに詳細には本発明は、構造的
充填物が複数の垂直スタックにて配置されている塔に関
する。さらに詳細には本発明は、塔シェルの横水平方向
における垂直スタック間の液体の移行を抑制し、これに
よって構造的充填物の垂直スタックのそれぞれを通して
一定の液体・蒸気流れ特性を促進させる作用を有する塔
に関する。
的充填物の1つ以上の床が配置されているという液体−
蒸気接触塔に関する。さらに詳細には本発明は、構造的
充填物が複数の垂直スタックにて配置されている塔に関
する。さらに詳細には本発明は、塔シェルの横水平方向
における垂直スタック間の液体の移行を抑制し、これに
よって構造的充填物の垂直スタックのそれぞれを通して
一定の液体・蒸気流れ特性を促進させる作用を有する塔
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】充填
物を装入した塔ではいかなる塔でも、ある特定の操作条
件下においてチャネリングが起こり、このため充填物の
性能が予測していたより低くなる。充填物は、それがラ
ンダム充填物であっても構造的充填物であっても、分離
しようとする混合物の液相と蒸気相との液体−蒸気接触
を促進する。液相の皮膜が充填物を介して降下し、それ
と同時に蒸気相が充填物を介して上昇して液相に接触す
る。充填物が予測される分離性能(理論段1つ当たりの
充填物の高さ、またはHETPによって与えられる)を
表すためには、下降液体の流れと上昇蒸気の流れが充填
物全体にわたって均一でなければならない。チャネリン
グが起きている間、液体の下向き流れまたは蒸気の上向
き流れが妨げられる。
物を装入した塔ではいかなる塔でも、ある特定の操作条
件下においてチャネリングが起こり、このため充填物の
性能が予測していたより低くなる。充填物は、それがラ
ンダム充填物であっても構造的充填物であっても、分離
しようとする混合物の液相と蒸気相との液体−蒸気接触
を促進する。液相の皮膜が充填物を介して降下し、それ
と同時に蒸気相が充填物を介して上昇して液相に接触す
る。充填物が予測される分離性能(理論段1つ当たりの
充填物の高さ、またはHETPによって与えられる)を
表すためには、下降液体の流れと上昇蒸気の流れが充填
物全体にわたって均一でなければならない。チャネリン
グが起きている間、液体の下向き流れまたは蒸気の上向
き流れが妨げられる。
【0003】当業界では公知のことであるが、より大き
な塔内に配置されている個々のより小さな波形配列の塔
中に充填物を隔離することによって、チャネリングを起
こりにくくすることができる。これについては米国特許
第3,402,105号に開示されており、この中で塔壁
を下方にチャネリングしている液体について説明してい
る。該特許においては、各床がハニカム積み重ね構造物
によって構成されており、このときハニカムの各セル
が、こうしたセルのすぐ上またはすぐ下に配置されたセ
ルから横方向に波形配列されている。セルにはランダム
配向の充填物が充填されている。液体が充填物を通って
降下するにつれて、液体は充填物を通って充分に広がっ
ていき、各セルの壁と接触する。セルが波形配列してい
ることから、セルの壁に接触している液体が、すぐ下に
配置されたハニカム中に収容されている充填物中に確実
に落下する。波形配列は、セルの壁に接触している液体
がその壁に沿って流れ続けるのを防止しつつ、塔の幅全
体を横切っての液体の横方向移行を可能にする。したが
って、いかなる原因であれ蒸気の流路が形成され始めれ
ば、液体を蒸気の流路から強制的に引き離すことができ
る。液体流れそれ自体は、塔の中央場所におけるより塔
の周縁付近のほうが大きい。塔をより小さな複数の塔に
分けるとチャネリングが抑制されるけれども、液体流れ
が広がるために、これらのサブカラム(sub-column)を
通して不均一な流れ特性をつくりだす。その結果、液体
チャネリングを抑えることはできるものの防止はできな
い。
な塔内に配置されている個々のより小さな波形配列の塔
中に充填物を隔離することによって、チャネリングを起
こりにくくすることができる。これについては米国特許
第3,402,105号に開示されており、この中で塔壁
を下方にチャネリングしている液体について説明してい
る。該特許においては、各床がハニカム積み重ね構造物
によって構成されており、このときハニカムの各セル
が、こうしたセルのすぐ上またはすぐ下に配置されたセ
ルから横方向に波形配列されている。セルにはランダム
配向の充填物が充填されている。液体が充填物を通って
降下するにつれて、液体は充填物を通って充分に広がっ
ていき、各セルの壁と接触する。セルが波形配列してい
ることから、セルの壁に接触している液体が、すぐ下に
配置されたハニカム中に収容されている充填物中に確実
に落下する。波形配列は、セルの壁に接触している液体
がその壁に沿って流れ続けるのを防止しつつ、塔の幅全
体を横切っての液体の横方向移行を可能にする。したが
って、いかなる原因であれ蒸気の流路が形成され始めれ
ば、液体を蒸気の流路から強制的に引き離すことができ
る。液体流れそれ自体は、塔の中央場所におけるより塔
の周縁付近のほうが大きい。塔をより小さな複数の塔に
分けるとチャネリングが抑制されるけれども、液体流れ
が広がるために、これらのサブカラム(sub-column)を
通して不均一な流れ特性をつくりだす。その結果、液体
チャネリングを抑えることはできるものの防止はできな
い。
【0004】後述するように、本発明は、従来技術の装
置の場合より大きな程度で液体チャネリングが抑制され
る液体−蒸気接触塔を提供する。
置の場合より大きな程度で液体チャネリングが抑制され
る液体−蒸気接触塔を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、塔シェル(co
lumn shell)および塔シェル内に配置された構造的充填
物の少なくとも1つの床を含む液体−蒸気接触塔を提供
する。構造的充填物の少なくとも1つの床は複数の垂直
スタックを含み、垂直スタックはそれぞれ、構造的充填
物の少なくとも一対の上方レベル(upper level)と下
方レベル(lowerlevel)で構成されている。塔シェルの
横水平方向における液体の移行を抑制するための、垂直
スタックのそれぞれに結合した手段が組み込まれてい
る。この手段は、構造的充填物の垂直スタックのそれぞ
れを通しての一定の液体・蒸気流れ特性を促進する。さ
らに、一定の液体・蒸気流れ特性が促進されることか
ら、構造的充填物と構造的充填物の連続的垂直スタック
を使用した、本発明にしたがって形成された塔は、波形
セル中にランダム充填物を使用している従来技術の充填
物装入塔よりチャネリングを起こしにくい。
lumn shell)および塔シェル内に配置された構造的充填
物の少なくとも1つの床を含む液体−蒸気接触塔を提供
する。構造的充填物の少なくとも1つの床は複数の垂直
スタックを含み、垂直スタックはそれぞれ、構造的充填
物の少なくとも一対の上方レベル(upper level)と下
方レベル(lowerlevel)で構成されている。塔シェルの
横水平方向における液体の移行を抑制するための、垂直
スタックのそれぞれに結合した手段が組み込まれてい
る。この手段は、構造的充填物の垂直スタックのそれぞ
れを通しての一定の液体・蒸気流れ特性を促進する。さ
らに、一定の液体・蒸気流れ特性が促進されることか
ら、構造的充填物と構造的充填物の連続的垂直スタック
を使用した、本発明にしたがって形成された塔は、波形
セル中にランダム充填物を使用している従来技術の充填
物装入塔よりチャネリングを起こしにくい。
【0006】本明細書で使用している“構造的充填物”
とは、規則的繰り返しパターンの表面(これによって液
相と蒸気相の接触を容易にし、相間の熱移動および/ま
たは質量移動を起こさせる)を有するいかなる液体−蒸
気接触媒体も意味していることに留意しなければならな
い。本発明に関して使用することのできる構造的充填物
の例としては、米国特許第4,296,050号および第
4,981,621号に開示されているものがあり(但し
これらに限定されない)、該特許においては構造的充填
物は波形金属シートで造られている。米国特許第5,1
58,712号に記載の構造的充填物(多層の角つきホ
イル構造物からなる)や米国特許第5,325,504号
に記載の構造的充填物(複数の直交配向した流路からな
る)も本発明に対して一般的に適用できる。異なった配
向、パーフォレーションやオープンエリアの程度、およ
び構造的充填物の材質(これらに限定されない)も含め
て充填物に種々の変化を加えても、本発明での使用に対
して充填物の適用性は影響されないであろう。
とは、規則的繰り返しパターンの表面(これによって液
相と蒸気相の接触を容易にし、相間の熱移動および/ま
たは質量移動を起こさせる)を有するいかなる液体−蒸
気接触媒体も意味していることに留意しなければならな
い。本発明に関して使用することのできる構造的充填物
の例としては、米国特許第4,296,050号および第
4,981,621号に開示されているものがあり(但し
これらに限定されない)、該特許においては構造的充填
物は波形金属シートで造られている。米国特許第5,1
58,712号に記載の構造的充填物(多層の角つきホ
イル構造物からなる)や米国特許第5,325,504号
に記載の構造的充填物(複数の直交配向した流路からな
る)も本発明に対して一般的に適用できる。異なった配
向、パーフォレーションやオープンエリアの程度、およ
び構造的充填物の材質(これらに限定されない)も含め
て充填物に種々の変化を加えても、本発明での使用に対
して充填物の適用性は影響されないであろう。
【0007】本明細書は、発明者らが発明であると考え
る主題を明確に指摘している特許請求の範囲にて結論を
明記しているけれども、添付の図面を参照しつつ考察を
加えれば、本発明の理解がより深まると思われる。
る主題を明確に指摘している特許請求の範囲にて結論を
明記しているけれども、添付の図面を参照しつつ考察を
加えれば、本発明の理解がより深まると思われる。
【0008】図1と2は、本発明による液体−蒸気接触
塔10を示している。本発明は、液体−蒸気接触塔10
のいかなる特定の用途にも限定されないことに留意しな
ければならない。
塔10を示している。本発明は、液体−蒸気接触塔10
のいかなる特定の用途にも限定されないことに留意しな
ければならない。
【0009】液体−蒸気接触塔10は、塔シェル12と
構造的充填物の1つの床14を有する。本明細書におい
て“構造的充填物の床”という用語を使用するとき、明
記してはいないが、このような床は、1つ以上の入口
(例えば入口16と18)および/または1つ以上の出
口(例えば出口20と22)あるいは入口と出口の組み
合わせ、の間に配置しなければならない。例えば、図1
においては、例えば低温分離にて精留しようとする混合
物の気相を入口16を介して導入して、上昇蒸気相を生
成させる。上昇蒸気相は構造的充填物の床14を通って
上昇し、入口18を介して液体−蒸気接触塔10の頂部
に導入される液体と接触する。公知の液体ディストリビ
ュータ24を使用することによって液体を構造的充填物
14に均一に分配し、また構造的充填物14は当業界に
公知の支持体により支持する。
構造的充填物の1つの床14を有する。本明細書におい
て“構造的充填物の床”という用語を使用するとき、明
記してはいないが、このような床は、1つ以上の入口
(例えば入口16と18)および/または1つ以上の出
口(例えば出口20と22)あるいは入口と出口の組み
合わせ、の間に配置しなければならない。例えば、図1
においては、例えば低温分離にて精留しようとする混合
物の気相を入口16を介して導入して、上昇蒸気相を生
成させる。上昇蒸気相は構造的充填物の床14を通って
上昇し、入口18を介して液体−蒸気接触塔10の頂部
に導入される液体と接触する。公知の液体ディストリビ
ュータ24を使用することによって液体を構造的充填物
14に均一に分配し、また構造的充填物14は当業界に
公知の支持体により支持する。
【0010】上記の説明は重要なことである。なぜなら
本発明は、蒸気もしくは液体の流れ特性が構造的充填物
14中で変化するよう、蒸留塔に対する入口または出口
を床の中間位置に設けているという実施態様はカバーし
ていないからである。さらに、本発明は、構造的充填物
の単一床(例えば床14)に限定されないことに留意し
なければならない。単一塔または複数塔システム内にて
使用される多床も本発明によってカバーされている。
本発明は、蒸気もしくは液体の流れ特性が構造的充填物
14中で変化するよう、蒸留塔に対する入口または出口
を床の中間位置に設けているという実施態様はカバーし
ていないからである。さらに、本発明は、構造的充填物
の単一床(例えば床14)に限定されないことに留意し
なければならない。単一塔または複数塔システム内にて
使用される多床も本発明によってカバーされている。
【0011】構造的充填物の床14は、4つの垂直スタ
ック28、30、32、および34を含む。垂直スタッ
クはそれぞれ、上方レベル36と下方レベル38によっ
て構成されている。本発明は、複数対の上方レベルと下
方レベル(例えば、符号36と38で示すもの)で構成
された床に対しても同様に適用可能である。床14を造
り上げている構造的充填物は、複数の波形シート40
(塔シェル12の垂直方向にて液体−蒸気の接触が起こ
るよう、塔シェル12に対して垂直に配向している)か
ら構成されている。スタック28、30、32、および
34の上方レベル36を構成している波形シート40は
すべて、ある1つの水平方向(図2では、左から右への
方向)に配向している。下方レベルも、波形シートが同
じ水平方向(上方レベル36のシート40の水平方向に
対して直角をなしている)に配向した状態で配置されて
いる。
ック28、30、32、および34を含む。垂直スタッ
クはそれぞれ、上方レベル36と下方レベル38によっ
て構成されている。本発明は、複数対の上方レベルと下
方レベル(例えば、符号36と38で示すもの)で構成
された床に対しても同様に適用可能である。床14を造
り上げている構造的充填物は、複数の波形シート40
(塔シェル12の垂直方向にて液体−蒸気の接触が起こ
るよう、塔シェル12に対して垂直に配向している)か
ら構成されている。スタック28、30、32、および
34の上方レベル36を構成している波形シート40は
すべて、ある1つの水平方向(図2では、左から右への
方向)に配向している。下方レベルも、波形シートが同
じ水平方向(上方レベル36のシート40の水平方向に
対して直角をなしている)に配向した状態で配置されて
いる。
【0012】液体が構造的充填物を通って下降するにつ
れて、液体は、各垂直スタック(28、30、32、お
よび34)の上方レベルにおいて、波形シート40と平
行な方向に、そしてまた液体−蒸気接触塔12の壁に向
かって広がっていく傾向にある。したがって液体を再分
配するために、構造的充填物の下方レベル38を構成し
ている波形シートを、上方レベル36の波形シート40
に対して直角配向にて配置する。
れて、液体は、各垂直スタック(28、30、32、お
よび34)の上方レベルにおいて、波形シート40と平
行な方向に、そしてまた液体−蒸気接触塔12の壁に向
かって広がっていく傾向にある。したがって液体を再分
配するために、構造的充填物の下方レベル38を構成し
ている波形シートを、上方レベル36の波形シート40
に対して直角配向にて配置する。
【0013】塔シェルの横水平方向における下降液体の
移行を抑制するための、構造的充填物の垂直スタック2
8、30、32、および34のそれぞれに結合した手段
が組み込まれている。このような手段は、液体不浸透性
隔壁42と44(金属シートであっても、一緒にリベッ
ト締めされていても、あるいは構造的充填物の各垂直ス
タック28、30、32、および34を構成しているそ
れぞれの上方レベル36と下方レベル38に接続されて
いてもよい)の形態をとっているのが好ましい。隔壁4
2と44は、床全体に連続的に広がる4つの流路46、
48、50、および52を形成する。この結果、各流路
46、48、50、および52内に、あるいはより正確
に言えば、構造的充填物の垂直スタック28、30、3
2、および34のそれぞれを通して一定の液体・蒸気流
れ特性が得られる。したがって、チャネリングは起こら
ないか、あるいは少なくとも従来技術の蒸留塔よりかな
り顕著にチャネリングが抑制される。隔壁42と44、
および充填物に対して背後の塔シェル12と接触した液
体をもとにもどすために、構造的充填物と塔シェル12
との間に、そしてさらに、図示してはいないが構造的充
填物と隔壁42、44との間にも液体ワイパーバンド
(liquid wiper band)54および56を組み込むこと
ができる。
移行を抑制するための、構造的充填物の垂直スタック2
8、30、32、および34のそれぞれに結合した手段
が組み込まれている。このような手段は、液体不浸透性
隔壁42と44(金属シートであっても、一緒にリベッ
ト締めされていても、あるいは構造的充填物の各垂直ス
タック28、30、32、および34を構成しているそ
れぞれの上方レベル36と下方レベル38に接続されて
いてもよい)の形態をとっているのが好ましい。隔壁4
2と44は、床全体に連続的に広がる4つの流路46、
48、50、および52を形成する。この結果、各流路
46、48、50、および52内に、あるいはより正確
に言えば、構造的充填物の垂直スタック28、30、3
2、および34のそれぞれを通して一定の液体・蒸気流
れ特性が得られる。したがって、チャネリングは起こら
ないか、あるいは少なくとも従来技術の蒸留塔よりかな
り顕著にチャネリングが抑制される。隔壁42と44、
および充填物に対して背後の塔シェル12と接触した液
体をもとにもどすために、構造的充填物と塔シェル12
との間に、そしてさらに、図示してはいないが構造的充
填物と隔壁42、44との間にも液体ワイパーバンド
(liquid wiper band)54および56を組み込むこと
ができる。
【0014】液体−蒸気接触塔10は約1メートルの直
径を有する。塔設計物がより大きな場合は、構造的充填
物を、図2に示したものより多く仕切る必要があろう。
図3は4メートル塔に対する1つの可能な配置構成を示
している。図示の液体−蒸気接触塔58においては、構
造的充填物が、液体不浸透性隔壁60によって、符号6
2によって示される構造的充填物の56個の垂直スタッ
クに細分されている。当業者には周知のことであるが、
図にはワイパーバンドが示されていないけれども、前述
の場合と同じ仕方でこれを組み込むことができる。4メ
ートルの液体−蒸気接触塔58についてはより細かな分
割が必要である。なぜなら、いかなるサイズの塔におい
ても、各垂直スタックの断面積は約0.05〜0.80m
2の範囲でなければならないからである。構造的充填物
の各垂直スタックに対する好ましい断面積は0.15m2
である。
径を有する。塔設計物がより大きな場合は、構造的充填
物を、図2に示したものより多く仕切る必要があろう。
図3は4メートル塔に対する1つの可能な配置構成を示
している。図示の液体−蒸気接触塔58においては、構
造的充填物が、液体不浸透性隔壁60によって、符号6
2によって示される構造的充填物の56個の垂直スタッ
クに細分されている。当業者には周知のことであるが、
図にはワイパーバンドが示されていないけれども、前述
の場合と同じ仕方でこれを組み込むことができる。4メ
ートルの液体−蒸気接触塔58についてはより細かな分
割が必要である。なぜなら、いかなるサイズの塔におい
ても、各垂直スタックの断面積は約0.05〜0.80m
2の範囲でなければならないからである。構造的充填物
の各垂直スタックに対する好ましい断面積は0.15m2
である。
【0015】当業者には周知のことであるが、図には直
線的な塔の隔壁が示されているけれども、必ずしもそう
である必要はない。本発明の範囲内で利点を得るため
に、非直交壁による隔壁を使用することもできる。
線的な塔の隔壁が示されているけれども、必ずしもそう
である必要はない。本発明の範囲内で利点を得るため
に、非直交壁による隔壁を使用することもできる。
【0016】図4は、隔壁を使用しないで構造的充填物
の垂直スタックを形成している構造的充填物集成体を示
す。本実施態様において使用される構造的充填物は、波
形シートタイプの構造的充填物である。図4は、構造的
充填物の上方レベル66、68、70、および72を有
する1メートル塔64に対する集成体である。上方レベ
ル66は、上方レベル68と72によって横方向に境界
形成されていると見ることができ;また上方レベル68
は、上方レベル66と70によって横方向に境界形成さ
れていると見ることができる。図からわかるように、上
方レベル66は、それぞれ横方向に境界形成している上
方レベル68と72の波形シート76と78に対して直
角をなしている波形シート74を含む。したがって、波
形シート74、76、および78のこうした配向のため
に、液体は、上方レベル66から上方レベル68と72
には流れることができない。上方レベル68と72の波
形シート76と78に対する、上方レベル70の波形シ
ート80の配向にも留意しなければならない。このよう
な態様にて、横水平方向における液体の移行が抑制され
る。図示していないが、構造的充填物の周縁に液体ワイ
パーバンドを組み込んで、液体を塔シェルから充填物の
ほうに戻すことができる。さらに、図示していないが、
構造的充填物の下方レベルを構成しているシートは、上
方レベル66、68、70、および72のそれぞれに対
して直角をなしている。したがって、このような下方レ
ベルの図は、図面が90°回転していること以外は、上
方レベル66、68、70、および72に関して示され
ているものと同じである。本実施態様の場合、液体不浸
透性隔壁を使用して構造的充填物の垂直スタックを分割
することができる、ということを指摘しておく。
の垂直スタックを形成している構造的充填物集成体を示
す。本実施態様において使用される構造的充填物は、波
形シートタイプの構造的充填物である。図4は、構造的
充填物の上方レベル66、68、70、および72を有
する1メートル塔64に対する集成体である。上方レベ
ル66は、上方レベル68と72によって横方向に境界
形成されていると見ることができ;また上方レベル68
は、上方レベル66と70によって横方向に境界形成さ
れていると見ることができる。図からわかるように、上
方レベル66は、それぞれ横方向に境界形成している上
方レベル68と72の波形シート76と78に対して直
角をなしている波形シート74を含む。したがって、波
形シート74、76、および78のこうした配向のため
に、液体は、上方レベル66から上方レベル68と72
には流れることができない。上方レベル68と72の波
形シート76と78に対する、上方レベル70の波形シ
ート80の配向にも留意しなければならない。このよう
な態様にて、横水平方向における液体の移行が抑制され
る。図示していないが、構造的充填物の周縁に液体ワイ
パーバンドを組み込んで、液体を塔シェルから充填物の
ほうに戻すことができる。さらに、図示していないが、
構造的充填物の下方レベルを構成しているシートは、上
方レベル66、68、70、および72のそれぞれに対
して直角をなしている。したがって、このような下方レ
ベルの図は、図面が90°回転していること以外は、上
方レベル66、68、70、および72に関して示され
ているものと同じである。本実施態様の場合、液体不浸
透性隔壁を使用して構造的充填物の垂直スタックを分割
することができる、ということを指摘しておく。
【0017】好ましい実施態様を挙げて本発明を説明し
てきたが、当業者にとっては、本発明の精神と範囲を逸
脱することなく種々の変形や省略形が可能である。
てきたが、当業者にとっては、本発明の精神と範囲を逸
脱することなく種々の変形や省略形が可能である。
【図1】本発明の液体−蒸気接触塔の概略断面図であ
る。
る。
【図2】図1のライン2−2に沿って切り取ったときの
断面図である。
断面図である。
【図3】図1の液体−蒸気接触塔より大きな直径を有す
る、本発明の液体−蒸気接触塔の横断面図である。
る、本発明の液体−蒸気接触塔の横断面図である。
【図4】図1に示す塔と同じサイズを有する、本発明の
液体−蒸気接触塔の他の実施態様の横断面図である。
液体−蒸気接触塔の他の実施態様の横断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラマチャンドラン・クリシュナマーシー アメリカ合衆国ニューヨーク州10977,チ ェスナット・リッジ,ロス・アベニュー 13
Claims (6)
- 【請求項1】 (a) 塔シェル; (b) 前記塔シェル内に配置された構造的充填物の少
なくとも1つの床、このとき前記構造的充填物の少なく
とも1つの床が、前記構造的充填物の少なくとも一対の
上方レベルと下方レベルによってそれぞれ構成された複
数の垂直スタックを含み、前記構造的充填物が、前記塔
シェルの垂直方向にて液体−蒸気接触が起こるよう配向
された複数の波形シートで構成されており、また前記構
造的充填物の前記上方レベルの前記波形シートが、前記
構造的充填物の前記下方レベルの前記波形シートに対し
て直角に配向されている;および (c) 前記塔シェルの横水平方向における液体の移行
を抑制し、これによって前記構造的充填物の前記垂直ス
タックのそれぞれを通して一定の液体・蒸気流れ特性を
促進させるための、前記垂直スタックのそれぞれに結合
した手段;を含む液体−蒸気接触塔。 - 【請求項2】 前記構造的充填物の前記上方・下方レベ
ルのそれぞれが、前記構造的充填物の横方向境界形成レ
ベルによって横方向に境界形成されており;そして前記
液体移行抑制手段が、前記構造的充填物の前記横方向境
界形成レベルを構成する前記波形シートに対して直角に
配向された、前記構造的充填物の前記上方・下方レベル
のそれぞれの前記波形シートを含む;請求項1記載の液
体−蒸気接触塔。 - 【請求項3】 前記構造的充填物の前記上方・下方レベ
ルのそれぞれが、前記構造的充填物の横方向境界形成レ
ベルによって横方向に境界形成されており;前記構造的
充填物の前記上方・下方レベルのそれぞれの前記波形シ
ート、および前記構造的充填物の前記横方向境界形成レ
ベルの前記波形シートが同じ方向に配向されており;そ
して前記液体移行抑制手段が、前記構造的充填物の少な
くとも1つの床を前記複数の垂直スタックに細分する複
数の液体不浸透性隔壁を含む;請求項1記載の液体−蒸
気接触塔。 - 【請求項4】 前記構造的充填物の前記上方・下方レベ
ルのそれぞれが、前記構造的充填物の横方向境界形成レ
ベルによって横方向に境界形成されており;前記構造的
充填物の前記上方・下方レベルのそれぞれの前記波形シ
ート、および前記構造的充填物の前記横方向境界形成レ
ベルの前記波形シートが同じ方向に配向されており;そ
して前記液体移行抑制手段が、前記構造的充填物の少な
くとも1つの床を前記複数の垂直スタックに細分する複
数の液体不浸透性隔壁を含む;請求項1記載の液体−蒸
気接触塔。 - 【請求項5】 前記垂直スタックのそれぞれが約0.0
5〜0.80m2の範囲の横断面積を有する、請求項1記
載の液体−蒸気接触塔。 - 【請求項6】 前記垂直スタックのそれぞれが約0.1
5m2の横断面積を有する、請求項1記載の液体−蒸気
接触塔。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US366350 | 1994-12-29 | ||
US08/366,350 US5486318A (en) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | Liquid-vapor contact column |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276101A true JPH08276101A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=23442652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7330718A Pending JPH08276101A (ja) | 1994-12-29 | 1995-12-19 | 液体−蒸気接触塔 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5486318A (ja) |
EP (1) | EP0719583A1 (ja) |
JP (1) | JPH08276101A (ja) |
AU (1) | AU4058395A (ja) |
ZA (1) | ZA9510620B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015111463A1 (ja) * | 2014-01-27 | 2015-07-30 | 三菱重工業株式会社 | 気液接触装置及びco2回収装置 |
JP2015167949A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | イエフペ エネルジ ヌヴェルIfp Energies Nouvelles | 構造化充填物の構成から成る交換カラム接触装置 |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE59510174D1 (de) * | 1995-11-29 | 2002-05-23 | Sulzer Chemtech Ag Winterthur | Packung für eine Gegenstrom-Hochdruckkolonne |
US5925291A (en) * | 1997-03-25 | 1999-07-20 | Midwest Research Institute | Method and apparatus for high-efficiency direct contact condensation |
US5916492A (en) * | 1997-03-27 | 1999-06-29 | Dow Corning Corporation | Structured packing containing liquid-vapor contact column |
US5984282A (en) * | 1998-01-20 | 1999-11-16 | Air Products And Chemicals, Inc. | Packed liquid-vapor contact column having at least one band of packing sheets surrounding a central core of packing sheets |
US6242001B1 (en) | 1998-11-30 | 2001-06-05 | Mcneil-Ppc, Inc. | Method for producing dispersible sterol and stanol compounds |
US6425574B1 (en) * | 1998-12-18 | 2002-07-30 | Air Products And Chemicals, Inc. | Mixed-resistance structured packing |
DE69907616T2 (de) | 1998-12-28 | 2004-03-11 | Nippon Sanso Corp. | Dampf-flüssig Kontaktor, kryogene Lufttrennungseinheit und Verfahren zur Gastrennung |
DE10159818A1 (de) * | 2001-12-06 | 2003-07-10 | Basf Ag | Geordnete Packung für einen Reaktor |
WO2004058394A1 (fr) * | 2002-12-24 | 2004-07-15 | Sergei Vasilievich Zhestkov | Ajutage de reacteur vertical a passe unique |
DE60306515T2 (de) * | 2003-08-06 | 2007-06-21 | De Smet Engineering N.V. | Verfahren und Vorrichtung zum Vakuumstripping |
DE602004002866T2 (de) * | 2004-08-06 | 2007-05-24 | De Smet Engineering N.V. | Verfahren zum Rückgewinnen von Öl |
DE602004008275T2 (de) * | 2004-09-15 | 2008-05-08 | De Smet Engineering N.V. | Gaswaschverfahren und -vorrichtung |
US20060271048A1 (en) * | 2005-05-12 | 2006-11-30 | Jeffery Thramann | Pedicle screw based vertebral body stabilization apparatus |
EP1818088A1 (en) * | 2006-01-20 | 2007-08-15 | De Smet Engineering N.V. | Crystallisers useful in fractionation processes for oils and fats |
US7484384B2 (en) * | 2006-03-18 | 2009-02-03 | Technip Usa Inc. | Boil off gas condenser |
EP1905816B1 (en) * | 2006-09-28 | 2015-08-12 | De Smet Engineering S.A. | Phase transfer apparatus |
EP1905815A1 (en) * | 2006-09-28 | 2008-04-02 | De Smet Engineering S.A. | Phase transfer apparatus and process |
EP2028258A1 (en) | 2007-08-01 | 2009-02-25 | N.V. Desmet Ballestra Engineering S.A. | Process for equipment for desolventising under reduced pressure |
SE534944C2 (sv) * | 2009-08-12 | 2012-02-28 | Alfa Laval Corp Ab | En semikontinuerlig deodoriserare innefattande en strukturerad packning |
ITPI20100038A1 (it) * | 2010-03-29 | 2011-09-30 | Sime S R L | Metodo e apparato per l'addolcimento e la disidratazione di un gas a base di idrocarburi |
CN102908845A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-02-06 | 温坚 | 空气净化器 |
FR3018200B1 (fr) | 2014-03-10 | 2017-12-01 | Ifp Energies Now | Contacteur pour colonne d'echange constitue de compartiments de garnissage vrac |
JP6423297B2 (ja) * | 2015-03-20 | 2018-11-14 | 千代田化工建設株式会社 | Bog処理装置 |
WO2018202640A1 (en) * | 2017-05-01 | 2018-11-08 | Dsm Ip Assets B.V. | Device for processing and conditioning of material transported through the device |
CN108452950A (zh) * | 2017-06-05 | 2018-08-28 | 湖北博南科技有限公司 | 基于变径浮选柱选别高镁磷矿的装置及其选矿方法 |
EP3424590A1 (de) * | 2017-07-07 | 2019-01-09 | Linde Aktiengesellschaft | Packung zum stoff- und/oder energieaustausch mit getrennten packungseinheiten |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1848576A (en) * | 1932-03-08 | Self-contained air filtering and cooling apparatus | ||
FR476980A (fr) * | 1914-10-22 | 1915-09-15 | Frank Smith | Perfectionnements aux appareils servant à refroidir l'eau chaude provenant d'une ou plusieurs sources |
US1865172A (en) * | 1928-01-09 | 1932-06-28 | Universal Oil Prod Co | Process and apparatus for cracking hydrocarbon oils |
US2871678A (en) * | 1955-08-01 | 1959-02-03 | Northrop Aircraft Inc | Heat exchanger |
US2986379A (en) * | 1957-06-04 | 1961-05-30 | Kramig Anna Louise | Heat exchanger |
NL292043A (ja) * | 1963-03-21 | |||
NL292044A (ja) * | 1963-03-22 | |||
FR1377537A (fr) * | 1963-09-26 | 1964-11-06 | Tissmetal Lionel Dupont | élément de garnissage pour colonnes d'échange entre deux fluides |
US3402105A (en) * | 1965-04-02 | 1968-09-17 | Lummus Co | Packed fractionating tower |
US3423268A (en) * | 1967-04-19 | 1969-01-21 | Midland Ross Corp | Transferor wheel and method of making same |
CH617357A5 (ja) * | 1977-05-12 | 1980-05-30 | Sulzer Ag | |
SE420764B (sv) * | 1977-09-22 | 1981-10-26 | Munters Ab Carl | Anordning vid en evaporativ kylare |
US4294663A (en) * | 1980-06-18 | 1981-10-13 | Munters Corporation | Method for operating a coke quench tower scrubber system |
JPS5898101A (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-10 | Toyo Eng Corp | 気液接触装置 |
SU1088738A1 (ru) * | 1982-07-02 | 1984-04-30 | Предприятие П/Я А-1997 | Контактна тарелка дл массообменных аппаратов |
DE3481038D1 (de) * | 1983-12-15 | 1990-02-22 | Sulzer Ag | Stoffaustauschkolonne. |
SU1286256A1 (ru) * | 1985-06-14 | 1987-01-30 | Предприятие П/Я В-8469 | Насадка дл тепломассообменных аппаратов |
ES2096063T3 (es) * | 1992-12-02 | 1997-03-01 | Sulzer Chemtech Ag | Elemento de corona para el relleno de una columna de intercambio de substancias. |
US5339648A (en) * | 1993-08-05 | 1994-08-23 | Praxair Technology, Inc. | Distillation system with partitioned column |
-
1994
- 1994-12-29 US US08/366,350 patent/US5486318A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-12-13 ZA ZA9510620A patent/ZA9510620B/xx unknown
- 1995-12-19 JP JP7330718A patent/JPH08276101A/ja active Pending
- 1995-12-20 AU AU40583/95A patent/AU4058395A/en not_active Abandoned
- 1995-12-21 EP EP95309370A patent/EP0719583A1/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015111463A1 (ja) * | 2014-01-27 | 2015-07-30 | 三菱重工業株式会社 | 気液接触装置及びco2回収装置 |
US9919267B2 (en) | 2014-01-27 | 2018-03-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Gas-liquid contactor and CO2 recovery device |
JP2015167949A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | イエフペ エネルジ ヌヴェルIfp Energies Nouvelles | 構造化充填物の構成から成る交換カラム接触装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA9510620B (en) | 1996-06-11 |
US5486318A (en) | 1996-01-23 |
EP0719583A1 (en) | 1996-07-03 |
AU4058395A (en) | 1996-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08276101A (ja) | 液体−蒸気接触塔 | |
EP0737498B1 (en) | Gas-liquid contacting tray with side discharging triangular downcomers | |
US4304738A (en) | Packing Material and apparatus | |
KR100233787B1 (ko) | 정류 시스템에 대한 용량이 개선된 구조 패킹 | |
US7052000B2 (en) | Liquid distributor and method for operating the same | |
US3612494A (en) | Gas-liquid contact apparatus | |
JP3579459B2 (ja) | 触媒材又は吸着材を有する充填構造体 | |
JPH0729047B2 (ja) | 触媒反応と蒸留を同時にさせる構造物および方法 | |
US5707563A (en) | V-module fractionation tray | |
US5387377A (en) | Active liquid distributor containing packed column | |
JPH09290148A (ja) | 向流式高圧カラム用パッキング、同パッキングを有するカラム及び同カラムの使用方法 | |
US20070095646A1 (en) | Apparatus for catalytic distillation processes | |
US6110326A (en) | Method for concurrent reaction and distillation of fluid streams | |
AU710140B2 (en) | Structured packing | |
US20010051119A1 (en) | Structured packing and element therefor | |
JPS6075303A (ja) | 塔充填体 | |
JP6298080B2 (ja) | 充填材を有する分配トラフを使用した液体分配機器ならびにそれを含む物質移動カラムおよびプロセス | |
US6854719B2 (en) | Heat exchange and mass transfer packing and packed column utilizing same | |
JPH02245202A (ja) | 気―液接触トレー | |
US5326504A (en) | Ordered packing | |
EP0888156B1 (en) | Method and apparatus for concurrent reaction with distillation | |
NL9001195A (nl) | Inrichting voor het in kontakt brengen van gas en vloeistof. | |
CA2101276A1 (en) | Active liquid distributor containing packed column | |
RU2050911C1 (ru) | Массообменная колонка прямоугольного сечения | |
MXPA01007408A (es) | Aparato fraccionador con red de baja superficie por encima del soporte de bandejas. |