JPH08275836A - 家具類の転倒防止装置 - Google Patents
家具類の転倒防止装置Info
- Publication number
- JPH08275836A JPH08275836A JP10704795A JP10704795A JPH08275836A JP H08275836 A JPH08275836 A JP H08275836A JP 10704795 A JP10704795 A JP 10704795A JP 10704795 A JP10704795 A JP 10704795A JP H08275836 A JPH08275836 A JP H08275836A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch pipe
- nut
- fixed
- adjuster
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、従来公知のこの種の転倒防止具に
おいて、その中心の軸管が折損したり、固定個所が弛緩
したりして、地震等によって起こる振動に対し所期の目
的を達成することができない欠点を一掃した安全性の高
い装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、下固定ベース2の中央部に立設し
た螺軸1の下端部に固定ナット3を螺合するとともに中
間部に調整ナット4を螺合し、この両ナットの外側部に
カバー支管5を嵌挿し、少なくともこのカバー支管5の
下端部6は前記固定ナット3に係合する形状に形成し、
前記カバー支管5の上側方には調整支管8を任意数連結
し、前記調整ナット4と最初段の調整支管8の下端部と
の間に弾機7を介装し、最上段の調整支管10の上端部
を上固定ベース14の中央部に突設した固定支管12に
嵌合して成るものである。
おいて、その中心の軸管が折損したり、固定個所が弛緩
したりして、地震等によって起こる振動に対し所期の目
的を達成することができない欠点を一掃した安全性の高
い装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、下固定ベース2の中央部に立設し
た螺軸1の下端部に固定ナット3を螺合するとともに中
間部に調整ナット4を螺合し、この両ナットの外側部に
カバー支管5を嵌挿し、少なくともこのカバー支管5の
下端部6は前記固定ナット3に係合する形状に形成し、
前記カバー支管5の上側方には調整支管8を任意数連結
し、前記調整ナット4と最初段の調整支管8の下端部と
の間に弾機7を介装し、最上段の調整支管10の上端部
を上固定ベース14の中央部に突設した固定支管12に
嵌合して成るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地震その他の突発事故
によって起る振動により転倒し勝ちな各種の家具類を安
全に固定しておくための転倒防止装置に関するものであ
る。
によって起る振動により転倒し勝ちな各種の家具類を安
全に固定しておくための転倒防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の転倒防止具乃至装置には
種々のものが公知になっており、例えば実公昭63−1
27号のごとき考案もある。しかし、その完全性と安全
性の面で必ずしも確実なものではなく、中心の軸管が折
損したり、締付け箇所が弛緩したりして、地震等によっ
て起こる振動に対して所期の目的を達成することができ
ない等の欠点があった。
種々のものが公知になっており、例えば実公昭63−1
27号のごとき考案もある。しかし、その完全性と安全
性の面で必ずしも確実なものではなく、中心の軸管が折
損したり、締付け箇所が弛緩したりして、地震等によっ
て起こる振動に対して所期の目的を達成することができ
ない等の欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は使用
中に前記のような事態が発生しない確実に実用性のある
装置を提供することを目的とするものである。
中に前記のような事態が発生しない確実に実用性のある
装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下固定ベース
の中央部に立設した螺軸の下端部に固定ナットを螺合す
るとともに中間部に調整ナットを螺合し、この両ナット
の外側部にカバー支管を嵌挿し、少なくともこのカバー
支管の下端部は前記固定ナットに係合する形状に形成
し、前記カバー支管の上側方には調整支管を任意数連結
し、前記調整ナットと最初段の調整支管の下端部との間
に弾機を介装し、最上段の調整支管の上端部を上固定ベ
ースの中央部に突設した固定支管に嵌合して成るもので
ある。
の中央部に立設した螺軸の下端部に固定ナットを螺合す
るとともに中間部に調整ナットを螺合し、この両ナット
の外側部にカバー支管を嵌挿し、少なくともこのカバー
支管の下端部は前記固定ナットに係合する形状に形成
し、前記カバー支管の上側方には調整支管を任意数連結
し、前記調整ナットと最初段の調整支管の下端部との間
に弾機を介装し、最上段の調整支管の上端部を上固定ベ
ースの中央部に突設した固定支管に嵌合して成るもので
ある。
【0005】
【作用】いま下固定ベースを目的物の上面に固定すると
きは、カバー支管の下端部を内固定ナットに係合しこれ
を回動して螺軸上に固定し、また螺軸上の調整ナットに
カバー支管の下端部を係合して螺軸上を上下に移動し、
連結する調整支管による天井面との間隔長さによってそ
の位置を適当に移動する。
きは、カバー支管の下端部を内固定ナットに係合しこれ
を回動して螺軸上に固定し、また螺軸上の調整ナットに
カバー支管の下端部を係合して螺軸上を上下に移動し、
連結する調整支管による天井面との間隔長さによってそ
の位置を適当に移動する。
【0006】調整ナットの位置がほぼ決定したときに、
カバー支管を降下して前記内固定ナットを含む螺軸及び
前記調整ナットを被套する。
カバー支管を降下して前記内固定ナットを含む螺軸及び
前記調整ナットを被套する。
【0007】次に最初段の調整支管を螺軸を被套するよ
うに嵌挿し、その下端部を前記カバー支管の上端部内側
に嵌合するとともにその下端部先端を前記調整ナットの
上端との間に介装した弾機の上面に当接する。これによ
って、次段の調整支管を嵌挿して連結する。連結する調
整支管の本数は任意である。
うに嵌挿し、その下端部を前記カバー支管の上端部内側
に嵌合するとともにその下端部先端を前記調整ナットの
上端との間に介装した弾機の上面に当接する。これによ
って、次段の調整支管を嵌挿して連結する。連結する調
整支管の本数は任意である。
【0008】各調整支管の連結後は、家具類と天井面と
の間の長さ調節は、前記弾機によって行なわれるように
なる。
の間の長さ調節は、前記弾機によって行なわれるように
なる。
【0009】
【実施例】1は下端部を下固定ベース2の中央部に固定
して立設した螺軸で、この螺軸の下端部は下固定ベース
2をはさんでその内外部に固定ナット3,3’を螺締す
る。
して立設した螺軸で、この螺軸の下端部は下固定ベース
2をはさんでその内外部に固定ナット3,3’を螺締す
る。
【0010】4は前記螺軸1に螺合した調整ナットで、
この調整ナット及び前記螺軸1の外側部にカバー支管5
を被嵌する。カバー支管5は少なくともその下端部6が
六角形状に成り、この下端部6は調整ナット4に係合し
たり、前記内固定ナット3に係合するようになるから、
内固定ナット3はカバー支管5と共に回動し締付けるよ
うになる。したがって、スパナは不要である。前記調整
ナット4は、その角面がカバー支管の内側面に接してい
る。
この調整ナット及び前記螺軸1の外側部にカバー支管5
を被嵌する。カバー支管5は少なくともその下端部6が
六角形状に成り、この下端部6は調整ナット4に係合し
たり、前記内固定ナット3に係合するようになるから、
内固定ナット3はカバー支管5と共に回動し締付けるよ
うになる。したがって、スパナは不要である。前記調整
ナット4は、その角面がカバー支管の内側面に接してい
る。
【0011】7は前記螺軸1上の前記調整ナット4の上
側方に設置した弾機で、この弾機の上端部は嵌挿した後
記調整支管8の下端面に接するように成る。前記カバー
支管5の上端部5’は内側にしぼり込み、その口径は後
記調整支管8の外径とほぼ等しく成る。
側方に設置した弾機で、この弾機の上端部は嵌挿した後
記調整支管8の下端面に接するように成る。前記カバー
支管5の上端部5’は内側にしぼり込み、その口径は後
記調整支管8の外径とほぼ等しく成る。
【0012】8は前記カバー支管5の上側方に連結する
調整支管で、この調整支管の長さは後記他の調整支管1
0も含めて各種のものを用意するとよい。
調整支管で、この調整支管の長さは後記他の調整支管1
0も含めて各種のものを用意するとよい。
【0013】9は前記調整支管8の上端部で、この上端
部の口径はその本体部より狭小に成り、嵌合連結し易く
する。
部の口径はその本体部より狭小に成り、嵌合連結し易く
する。
【0014】10は前記調整支管8の狭径の上端部9が
下端部に嵌合する他の調整支管で、この調整支管の上端
部11の口径はその本体部より狭小に成り、嵌合連結し
易くする。
下端部に嵌合する他の調整支管で、この調整支管の上端
部11の口径はその本体部より狭小に成り、嵌合連結し
易くする。
【0015】この上下両調整支管の連結個所の内部に
は、継手を介装して連結するようにしてもよい。また、
この調整支管の嵌合連結する本数は任意であり、連結後
は前記調整ナット4の位置と弾機7の弾力性によって長
さ調整をするようになる。
は、継手を介装して連結するようにしてもよい。また、
この調整支管の嵌合連結する本数は任意であり、連結後
は前記調整ナット4の位置と弾機7の弾力性によって長
さ調整をするようになる。
【0016】12は前記調整支管10の狭径の上端部1
1が下端部に嵌合する固定支管で、この固定支管の上端
部13は上固定ベース14の中央部に割りピン15を介
して取付く。この上固定ベースの取付手段はボルト,ナ
ットによる螺合式でもよい。
1が下端部に嵌合する固定支管で、この固定支管の上端
部13は上固定ベース14の中央部に割りピン15を介
して取付く。この上固定ベースの取付手段はボルト,ナ
ットによる螺合式でもよい。
【0017】16は前記下固定ベース2又は上固定ベー
ス14の他例のベース形状を示したもので、山波形状に
成ることによって振動を吸収する弾性効果を発揮する。
ス14の他例のベース形状を示したもので、山波形状に
成ることによって振動を吸収する弾性効果を発揮する。
【0018】17は前記調整支管の中間部分が蛇腹状1
8に成る他例の調整支管を示したもので、これによって
振動を吸収する弾性効果を発揮する。この蛇腹部18の
設けは1箇所でも2箇所でもよい。
8に成る他例の調整支管を示したもので、これによって
振動を吸収する弾性効果を発揮する。この蛇腹部18の
設けは1箇所でも2箇所でもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように、調整ナットの位
置と弾機の弾力性とによって中間の調整支管の直立支持
力を調整するものであるから、家具類への固定を確実に
するとともに天井との間の固定支持を確実かつ安全に行
うことができるようになり、その連結取扱いは簡単であ
り、地震等による振動の激しさによって起こる家具類の
転倒を防止する装置としてその効果は大きいものであ
る。
置と弾機の弾力性とによって中間の調整支管の直立支持
力を調整するものであるから、家具類への固定を確実に
するとともに天井との間の固定支持を確実かつ安全に行
うことができるようになり、その連結取扱いは簡単であ
り、地震等による振動の激しさによって起こる家具類の
転倒を防止する装置としてその効果は大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の分解斜視図
【図2】全体の使用時の正面図
【図3】要部切截の正面図
【図4】他例のベース部の半截正面図
【図5】他例の調整支管部の半截正面図
1 螺軸 2 下固定ベース 3 内固定ナット 4 調整ナット 5 カバー支管 6 六角形下端部 7 弾機 8 調整支管 10 他の調整支管 12 固定支管 14 上固定ベース
Claims (3)
- 【請求項1】 下固定ベースの中央部に立設した螺軸の
下端部に固定ナットを螺合するとともに中間部に調整ナ
ットを螺合し、この両ナットの外側部にカバー支管を嵌
挿し、少なくともこのカバー支管の下端部は前記固定ナ
ットに係合する形状に形成し、前記カバー支管の上側方
には調整支管を任意数連結し、前記調整ナットと最初段
の調整支管の下端部との間に弾機を介装し、最上段の調
整支管の上端部を上固定ベースの中央部に突設した固定
支管に嵌合して成る家具類の転倒防止装置。 - 【請求項2】 上下両固定ベースの形状が山波形状に形
成して成る請求項1に記載した家具類の転倒防止装置。 - 【請求項3】 調整支管の形状が中間に蛇腹部を形成し
て成る請求項1に記載した家具類の転倒防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10704795A JP2762392B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 家具類の転倒防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10704795A JP2762392B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 家具類の転倒防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275836A true JPH08275836A (ja) | 1996-10-22 |
JP2762392B2 JP2762392B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=14449179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10704795A Expired - Lifetime JP2762392B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 家具類の転倒防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2762392B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109431115A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-03-08 | 上海应用技术大学 | 可调节书架 |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP10704795A patent/JP2762392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109431115A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-03-08 | 上海应用技术大学 | 可调节书架 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2762392B2 (ja) | 1998-06-04 |
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