JPH035653Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035653Y2 JPH035653Y2 JP8444484U JP8444484U JPH035653Y2 JP H035653 Y2 JPH035653 Y2 JP H035653Y2 JP 8444484 U JP8444484 U JP 8444484U JP 8444484 U JP8444484 U JP 8444484U JP H035653 Y2 JPH035653 Y2 JP H035653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strut
- cylinder body
- threaded rod
- end plate
- adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
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- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は、防球フエンス等の高いフエンスの支
柱連結装置に関する。
柱連結装置に関する。
〈従来技術〉
従来の支柱連結装置は、第2,3図の様に構成
されていた。すなわち、互い引張索1で近接方向
へ引張られている第一支柱(端末支柱)A1とこ
れの隣りに位置する第二支柱A2との上部間を突
張る支柱連結装置において、第一支柱A1に固定
された第一継手B1と、第二支柱A2に固定され
た第二継手B2と、これら継手B1,B2間に連
結された筒横材Cとから構成され、該筒横材C
は、継手用連結孔2を有する第一端板D1および
第二端板D2と、これら端板D1,D2間に介設
された筒本体3と、これとその両方の端板D1,
D2とを調節自在に連結する調節装置Eとからな
り、該調節装置Eは、端板D1,D2に固定され
た短筒形カバー4と、該カバー4の螺孔に螺合さ
れた調節ボルト5と、該調節ボルト5の端面と当
接するよう筒本体3に溶接された蓋板6とから構
成されていた。
されていた。すなわち、互い引張索1で近接方向
へ引張られている第一支柱(端末支柱)A1とこ
れの隣りに位置する第二支柱A2との上部間を突
張る支柱連結装置において、第一支柱A1に固定
された第一継手B1と、第二支柱A2に固定され
た第二継手B2と、これら継手B1,B2間に連
結された筒横材Cとから構成され、該筒横材C
は、継手用連結孔2を有する第一端板D1および
第二端板D2と、これら端板D1,D2間に介設
された筒本体3と、これとその両方の端板D1,
D2とを調節自在に連結する調節装置Eとからな
り、該調節装置Eは、端板D1,D2に固定され
た短筒形カバー4と、該カバー4の螺孔に螺合さ
れた調節ボルト5と、該調節ボルト5の端面と当
接するよう筒本体3に溶接された蓋板6とから構
成されていた。
しかし、この構成では、調節ボルト5はカバー
4にその板厚分の小寸法で螺合されているだけで
あるから、これを長くすることはできず、このた
め、約6mもの高所で一旦地上に降りてから登り
なおすことが必要な二個所の調節ボルト5をほぼ
均等に調節しなければならない欠点と、作業ミス
で一方の調節ボルト5のみを螺回し過ぎると、筒
本体3がカバー4から外れるという欠点とがあつ
た。
4にその板厚分の小寸法で螺合されているだけで
あるから、これを長くすることはできず、このた
め、約6mもの高所で一旦地上に降りてから登り
なおすことが必要な二個所の調節ボルト5をほぼ
均等に調節しなければならない欠点と、作業ミス
で一方の調節ボルト5のみを螺回し過ぎると、筒
本体3がカバー4から外れるという欠点とがあつ
た。
なお、7はターンバツクル、8は吊索9に張ら
れた金網である。
れた金網である。
〈目的〉
本考案は、調節ネジ棒を長くしても強度上問題
がなくしかも調節作業がしやすく、また作業中に
筒本体と端板が外れてしまうことも防止できる支
柱連結装置の提供を目的としている。
がなくしかも調節作業がしやすく、また作業中に
筒本体と端板が外れてしまうことも防止できる支
柱連結装置の提供を目的としている。
〈実施例〉
以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明すると、これは、互に引張索1で近接方向へ引
張られている第一支柱(端末支柱)A1とこれの
隣りに位置する第二支柱A2との上部間を突張る
支柱連結装置において、第一支柱A1に固定され
た第一継手B1と、第二支柱A2に固定された第
二継手B2と、これら継手B1,B2間に連結さ
れた筒横材Cとから構成され、該筒横材Cは、継
手用連結孔2を有する第一端板D1および第二端
板D2と、これら端板D1,D2間に介設された
筒形筒本体3と、該筒本体3と一方の端板D1と
を調節自在に連結する調節装置Fとからなり、該
調節装置Fは、端板D1に外端が固定された調節
ネジ棒10と、該ネジ棒10の内端に固定され筒
本体3内に配された円板形振止め体11と、前記
調節ネジ棒10の中間部に螺合された調節ナツト
12と、該調節ナツト12の内側面と当接する蓋
板13と、前記調節ナツト12の外径より小さい
ように蓋板13に形成され調節ネジ棒10に外嵌
された貫通孔14と、前記蓋板13を筒本体3に
固定する固定手段Gとからなるものである。
明すると、これは、互に引張索1で近接方向へ引
張られている第一支柱(端末支柱)A1とこれの
隣りに位置する第二支柱A2との上部間を突張る
支柱連結装置において、第一支柱A1に固定され
た第一継手B1と、第二支柱A2に固定された第
二継手B2と、これら継手B1,B2間に連結さ
れた筒横材Cとから構成され、該筒横材Cは、継
手用連結孔2を有する第一端板D1および第二端
板D2と、これら端板D1,D2間に介設された
筒形筒本体3と、該筒本体3と一方の端板D1と
を調節自在に連結する調節装置Fとからなり、該
調節装置Fは、端板D1に外端が固定された調節
ネジ棒10と、該ネジ棒10の内端に固定され筒
本体3内に配された円板形振止め体11と、前記
調節ネジ棒10の中間部に螺合された調節ナツト
12と、該調節ナツト12の内側面と当接する蓋
板13と、前記調節ナツト12の外径より小さい
ように蓋板13に形成され調節ネジ棒10に外嵌
された貫通孔14と、前記蓋板13を筒本体3に
固定する固定手段Gとからなるものである。
なお、図中15は、継手と端板との連結ボル
ト、16は、前記固定手段Gを構成する、蓋板1
3と筒本体3とを固定するL字形支片で、17,
18はその固定ボルトである。19は振止め体1
1を調節ネジ棒10に固定するナツト、12aは
調節ナツト12をロツクするロツクナツトであ
る。
ト、16は、前記固定手段Gを構成する、蓋板1
3と筒本体3とを固定するL字形支片で、17,
18はその固定ボルトである。19は振止め体1
1を調節ネジ棒10に固定するナツト、12aは
調節ナツト12をロツクするロツクナツトであ
る。
次に調節装置Fの調節方法を説明すると、第一
支柱A1、第二支柱A2間、すなわち一対の連結
ボルト15間を拡大するときは、まずロツクナツ
ト12aを緩めてから、調節ナツト12を一方に
螺回して蓋板13と連結ボルト15の間の寸法L
を増してからナツト12aを締める。すると、振
止め体11は筒本体3内を摺動するが、調節ネジ
棒10は蓋板13と振止め体11の二点で筒横材
Cに支持されているので、強度は大である。
支柱A1、第二支柱A2間、すなわち一対の連結
ボルト15間を拡大するときは、まずロツクナツ
ト12aを緩めてから、調節ナツト12を一方に
螺回して蓋板13と連結ボルト15の間の寸法L
を増してからナツト12aを締める。すると、振
止め体11は筒本体3内を摺動するが、調節ネジ
棒10は蓋板13と振止め体11の二点で筒横材
Cに支持されているので、強度は大である。
また逆に一対の連結ボルト15間を縮小するに
は、調節ナツト12、ナツト12aを逆方向に螺
回すればよい。
は、調節ナツト12、ナツト12aを逆方向に螺
回すればよい。
なお、振止め体11の存在により、作業ミスで
調節ナツト12、ナツト12aの螺回をし過ぎて
も調節ネジ棒10が筒本体3から外れることはな
い。
調節ナツト12、ナツト12aの螺回をし過ぎて
も調節ネジ棒10が筒本体3から外れることはな
い。
また、上記実施例においては、第二端板D2は
筒本体3に溶接されているが、本考案において
は、この第二端板D2と筒本体3との間にも調節
装置Fを介設してもよく、要は、少なくとも一方
の端板D1,D2に調節装置Fを設ければよい。
筒本体3に溶接されているが、本考案において
は、この第二端板D2と筒本体3との間にも調節
装置Fを介設してもよく、要は、少なくとも一方
の端板D1,D2に調節装置Fを設ければよい。
〈効果〉
以上の説明から明らかな通り、本考案は、互い
に引張索で近接方向へ引張られている第一支柱と
これの隣りに位置する第二支柱との上部間を突張
る支柱連結装置において、第一支柱に固定された
第一継手と、第二支柱に固定された第二継手と、
これら継手間に連結された筒横材とから構成さ
れ、該筒横材は、継手用連結孔を有する第一端板
および第二端板と、これら端板間に介設された筒
本体と、該筒本体の端部と少なくとも一方の端板
とをこれらの間隔寸法(図面の実施例において
は、筒本体の端部の蓋板13と、一方の端板D1
および継手B1の連結ボルト15との寸法Lが対
応)が調節自在となるように連結する調節装置と
からなつている。
に引張索で近接方向へ引張られている第一支柱と
これの隣りに位置する第二支柱との上部間を突張
る支柱連結装置において、第一支柱に固定された
第一継手と、第二支柱に固定された第二継手と、
これら継手間に連結された筒横材とから構成さ
れ、該筒横材は、継手用連結孔を有する第一端板
および第二端板と、これら端板間に介設された筒
本体と、該筒本体の端部と少なくとも一方の端板
とをこれらの間隔寸法(図面の実施例において
は、筒本体の端部の蓋板13と、一方の端板D1
および継手B1の連結ボルト15との寸法Lが対
応)が調節自在となるように連結する調節装置と
からなつている。
そして、前記調節装置は、端板に外端が固定さ
れた調節ネジ棒と、該ネジ棒の内端に固定され筒
本体内に筒本体軸方向摺動自在に内嵌されかつ外
周が筒本体に内接する形状とされた振止め体と、
前記調節ネジ棒の中間部に螺合された調節ナツト
と、該調節ナツトの内側面と当接する蓋板と、前
記調節ナツトの外径より小さいように蓋板に形成
され調節ネジ棒に外嵌された貫通孔と、前記蓋板
を筒本体の端部に固定する固定手段とからなるも
のである。
れた調節ネジ棒と、該ネジ棒の内端に固定され筒
本体内に筒本体軸方向摺動自在に内嵌されかつ外
周が筒本体に内接する形状とされた振止め体と、
前記調節ネジ棒の中間部に螺合された調節ナツト
と、該調節ナツトの内側面と当接する蓋板と、前
記調節ナツトの外径より小さいように蓋板に形成
され調節ネジ棒に外嵌された貫通孔と、前記蓋板
を筒本体の端部に固定する固定手段とからなるも
のである。
したがつて、本考案によると、振止め体は筒本
体内を摺動するが、調節ネジ棒は蓋板と振止め体
の二点で筒横材に支持されるので、強度は大であ
り、この振止め体の存在により、作業ミスで調節
ナツトの螺回をし過ぎても調節ネジ棒が筒本体か
ら外れることはない。すなわち、本考案では、調
節ネジ棒を長くしても強度上問題がなくしかも調
節作業がしやすく、また作業中に筒本体と端板が
外れてしまうことも防止できるという優れた効果
がある。
体内を摺動するが、調節ネジ棒は蓋板と振止め体
の二点で筒横材に支持されるので、強度は大であ
り、この振止め体の存在により、作業ミスで調節
ナツトの螺回をし過ぎても調節ネジ棒が筒本体か
ら外れることはない。すなわち、本考案では、調
節ネジ棒を長くしても強度上問題がなくしかも調
節作業がしやすく、また作業中に筒本体と端板が
外れてしまうことも防止できるという優れた効果
がある。
第1図は本考案支柱連結装置の実施例の縦断面
図、第2図は従来例の斜視図、第3図は従来例の
要部縦断面図である。 1……引張索、A1……第一支柱(端末支柱)、
A2……第二支柱、B1……第一継手、B2……
第二継手、C……筒横材、2……継手用連結孔、
D1……第一端板、D2……第二端板、3……筒
本体、F……調節装置、10……調節ネジ棒、1
1……振止め体、12……調節ナツト、13……
蓋板、14……貫通孔、G……固定手段。
図、第2図は従来例の斜視図、第3図は従来例の
要部縦断面図である。 1……引張索、A1……第一支柱(端末支柱)、
A2……第二支柱、B1……第一継手、B2……
第二継手、C……筒横材、2……継手用連結孔、
D1……第一端板、D2……第二端板、3……筒
本体、F……調節装置、10……調節ネジ棒、1
1……振止め体、12……調節ナツト、13……
蓋板、14……貫通孔、G……固定手段。
Claims (1)
- 互いに引張索で近接方向へ引張られている第一
支柱とこれの隣りに位置する第二支柱との上部間
を突張る支柱連結装置において、第一支柱に固定
された第一継手と、第二支柱に固定された第二継
手と、これら継手間に連結された筒横材とから構
成され、該筒横材は、継手用連結孔を有する第一
端板および第二端板と、これら端板間に介設され
た筒本体と、該筒本体の端部と少なくとも一方の
端板とをこれらの間隔寸法が調節自在となるよう
に連結する調節装置とからなり、該調節装置は、
端板に外端が固定された調節ネジ棒と、該ネジ棒
の内端に固定され筒本体内に筒本体軸方向摺動自
在に内嵌されかつ外周が筒本体に内接する形状と
された振止め体と、前記調節ネジ棒の中間部に螺
合された調節ナツトと、該調節ナツトの内側面と
当接する蓋板と、前記調節ナツトの外径より小さ
いように蓋板に形成され調節ネジ棒に外嵌された
貫通孔と、前記蓋板を筒本体の端部に固定する固
定手段とからなることを特徴とするフエンスの支
柱連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8444484U JPS60195444U (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | フエンスの支柱連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8444484U JPS60195444U (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | フエンスの支柱連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195444U JPS60195444U (ja) | 1985-12-26 |
JPH035653Y2 true JPH035653Y2 (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=30633962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8444484U Granted JPS60195444U (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | フエンスの支柱連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60195444U (ja) |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP8444484U patent/JPS60195444U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60195444U (ja) | 1985-12-26 |
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