JPS583986Y2 - 試験機構付防振装置 - Google Patents

試験機構付防振装置

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JPS583986Y2
JPS583986Y2 JP1979116396U JP11639679U JPS583986Y2 JP S583986 Y2 JPS583986 Y2 JP S583986Y2 JP 1979116396 U JP1979116396 U JP 1979116396U JP 11639679 U JP11639679 U JP 11639679U JP S583986 Y2 JPS583986 Y2 JP S583986Y2
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JP
Japan
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main body
hole
members
locking hole
vibration isolator
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979116396U
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English (en)
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JPS5634185U (ja
Inventor
瀬下清
Original Assignee
日本発条株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は試験機構付防振装置に関する。
配管等の被支持体は高加速度変位、特に急激な振動を生
じないように支持する必要があるので、台座、壁、支柱
等のような支持体との間に防振装置が設けられている。
この種の防振装置にかいては、両端連結部が上記支持体
釦よび被支持体にそれぞれ連結される伸縮自在な本体を
備えてかり、かつ、本体内部には大きな加速度を持った
伸縮を制限する防振機構が設けられている。
このような防振機構は環境条件等により作動不能に陥い
る可能性がないとはいえないので、被支持体を安全に支
持させるためには適時に動作試験を行なうことが望渣し
い。
しかしながらこの種の従来装置にむいては試験機構を具
備したものは殆んどなく、動作試験を行なうためには取
外さなければならないなどの不便がある。
玄た、たとえば特開昭51i−15775号公報に見ら
れるようにターンバックルを用いて防振装置を被支持体
に連結するようにしたものもあり、この場合にはターン
バックルを回動させて伸縮させ、これにより被支持体を
変位させれば防振装置の伸縮動作試験を行なえなくはな
いが、このような従来の一般的なターンバックルを使用
したものは、振動等によってねじ部の弛みや取付けがた
等を生じ易く、防振装置に悪影響を与えるという欠点が
あった。
本考案は上記事情のもとになされたもので、その目的と
するところは、構造が簡単で取扱いが容易であり、しか
も、弛みや取付けがた等を生じることなく強固に連結で
きるとともに、動作試験に際して連結部分が不用意に分
解してしlうことを防止することのできる、試験機構付
防振装置を提供することにある。
以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
第1図において、1は支持体であって、たとえば床、壁
、支柱等が用いられる。
2は被支持体であって、たとえば大口径の配管等である
3は防振装置の本体であって、防振機構(図示略)を内
蔵した第1ケース4と、変位変換機構部(図示略)を内
蔵した第2ケース5とを有して軸方向に伸縮自在に構成
され、通常の装置と実質的に同等なものであってよい。
また、本体3は一端、たとえば第1ケース側が一方の連
結部6を介して支持体1に連結されるとともに、他端、
すなわち第2ケース側が他方の連結部7卦よびクランプ
8等を介して被支持体2に連結されている。
各連結部6゜7は荷重作用方向と直交するピン9,9を
介してこれらピン9,9の回りには回動自在に、しかし
荷重作用軸線の回りには実質的に回動しないように支持
されている。
上記本体3と、たとえば他方の連結部7との間には試験
機構10が介設されている。
すなわち、第2図に拡大して示すように本体3の第2ケ
ース5および連結部7には、相互対向部に位置して一対
をなす第1部材11a、11bがそれぞれ立設されてい
る。
これら第1部材11a、11bは荷重作用軸線とほぼ同
心に配されたねじ部12a。
12bを備えている。
これらねじ部12a、12bは相互に逆方向に形成され
ている。
第1部材11a。11bの外囲部には筒状第2部材13
が配されている。
第2部材13の内周部には軸方向両端部側に位置して上
記ねじ部12a、12bとそれぞれ螺合するねじ部14
a、14bを備えている。
第2部材13は軸方向両端部側よび両端部近傍に開設さ
れた透孔15・・・、16・・・、17・・・を備えて
いる。
上記第1部材11a、11bの少なくともいずれか一方
、たとえば11aには、これら第1部材11a、11b
の対向端部が上記中央部透孔15の中心軸線とほぼ相等
しいレベルにかいて当接する位置1で第2部材13をね
じ回したときに上記透孔16の位置に合致してこの透孔
16に連通する係止孔18が、第1部材11aの軸線と
直交する方向に貫通形成されている。
そして、透孔16と係止孔18とには係止ピン19が着
脱自在に嵌装されている。
な釦、係止孔18は透孔むよび不透孔のいずれであって
もよい。
また、係止ピン19の先端部にねじ部を形設するととも
に、係止孔18にはこのねじ部と螺合するねじ部を形設
するようにしてもよい。
上述のように構成された装置に釦いては、使用状態に釦
いては係止ピン19が透孔16卦よび係止孔18に挿入
されているので、第1部材11aと第2部材13とは相
対的回動を阻止されている。
そしてこの状態では第1部材11a、11bの端面相互
が互いに突き当って締付けられているから、ねじ部の弛
みや取付けがた等を生じることなく、強固に連結するこ
とができる。
また、連結部6および7は支持体1卦よび被支持体2に
対し荷重作用方向軸線回りに回動しないように連結され
ている。
したがって、第1部材11bと第2部材13とが相対的
に回動されることがないから、被支持体2に連結部7を
介して加えられる荷重は試験機構10を介してその11
本体3に伝達され、本体3の防振機構によって防振され
る。
上記防振機構の試験に際しては係止ピン19を係止孔1
8から取外し、第2部材13かたとえば適宜のスパナ等
を介して回転させれば、上述したように連結部材6.7
は荷重作用軸線口述したように連結部材6,7は荷重作
用軸線回りの回動が阻止されているので、第1部材11
a、11bと第2部材13とは相対的に回転される。
そして、第2部材130回転方向に応じて第1部材11
aと11bとは相互に離間し、または近接する。
したがって、本体3には見かけ上、被支持体2が変位し
たと実質的に同等な移動量が作用することになるから、
第2部材130回転方向卦よび回転量に応じて本体3が
適確な伸縮動作をなせば上記防振機構が良好な状態を維
持していることが確認される。
虜た、本体3の動作が不適正であれば適宜の手入ないし
は調整を行ない、要すれば良品と交換すればよい。
試験終了後は第2部材13を回転操作して第1部材11
a、11bを相互対向端部が当接するように位置させれ
ば、透孔16と係止孔18とが同心になるので係止ピン
19を脱落しないように取付けておけばよい。
上記構成によれば、一方の連結部Iと本体3とに第1部
材11aと11bとをそれぞれ設け、これら第1部材1
1a、11bに設けられた相互に逆方向をなすねじ部1
2a、12bに第2部材13の両端部に形成したねじ部
14a、14bをそれぞれ螺合させたので、第2部材1
3を回転操作することにより第1部材11a、11bを
介して本体3に対し見かけ上被支持体が変位したと実質
的に同等な移動量を付与することができる。
また、一方の第1部材11aと第2部材13とに係脱自
在に係止される係止ピン19を設けたので、使用状態に
釦いては第1部材11a、11bが相対変位をなすこと
がなく、シたがって本体3の設定条件が変動することな
く所定の状態に保持されている。
さらに第2部材13には中央部に位置して透孔15を設
けたので、第1部材11a、1 lbの対向端部の位置
を外部から目視によって確認することができ、かつ端部
近傍に設けた透孔16゜17から該対向端部が認められ
た場合には第2部材13の回転を停止することにより、
第1部材11a、11bと第2部材13との離脱を未然
に防止することができる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるものではな
く、たとえば上記支持体1および被支持体2はいずれも
任意のものであってよい。
lた、上記第1部材11a、11bの少なくともいずれ
か一方を筒状に形成するとともにその内周部にねじ部を
形成し、かつこのねじ部と螺合するねじ部を第2部材の
外周部に設けるようにしてもよい。
本考案は上述したように、第1部材に対して第2部材を
回動させるだけの簡単な操作で第1部材を伸縮させるこ
とができるようにしたから、防振装置の動作試験を適時
に簡単に行なうことができ、玄た第1部材ふ・よび第2
部材の構造も簡単なもので済む。
そして、第1部材に係止ピン挿通用の係止孔を設けると
ともに、第2部材には第1部材相互の対向面を互いに突
き当てた状態で上記係止孔に合致する透孔を設け、これ
ら透孔と係止孔に係止ピンを挿入して固定できるように
したから、試験時以外の通常使用時には第1部材と第2
部材相互を互いに突き当てて締付けた状態で強固に一体
化できる。
従って防振装置に悪影響を与えるおそれのあるねじ部の
弛みや取付けがた等の発生を防止できる。
また、試験時には上記透孔を通じて、第1部材の端部の
位置を確認できるから、第2部材をねじ回して第1部材
を伸張させる際に、第1部材を伸ばし過ぎてこの第1部
材が第2部材から不用意に脱落し、連結部分が分解して
し1うといった不具合を防止できるなど、実用上の効果
は太きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す切欠正面図、第2図は
第1図の■部を拡大して示す断面図である。 1・・・支持体、2・・・被支持体、3・・・本体、6
,6・・・連結部、10・・・試験機構、11a、11
b・・・第1部材、12a、12b 、14a、 14
b−・ねじ部、13・・・第2部材、15,16.17
・・・透孔、18・・・係止孔、19・・・係止ピン(
係止部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端連結部が支持体と被支持体とにそれぞれ連結された
    伸縮自在な本体を有する防振装置において、上記連結部
    のいずれか一方と上記本体との間に、これら連結部およ
    び本体にそれぞれ固設され相互に逆方向のねじ部を有し
    同一軸線上に相対向して一対をなす第1部材と、両端部
    に位置して上記ねじ部とそれぞれ螺合するねじ部を備え
    た第2部材と、少なくともいずれか一方の第1部材にそ
    の軸線と直交する方向に形成された係止孔と、上記第2
    部材に穿設されかつ上記画策1部材の端面が互いに突き
    当たる位置1で第2部材をねじ回した位置にあ・いて上
    記係止孔の位置に合致してこの係止孔に連通する透孔と
    、これら透孔と係止孔に挿通される係止ピンとを具備し
    たことを特徴とする試験機構付防振装置。
JP1979116396U 1979-08-24 1979-08-24 試験機構付防振装置 Expired JPS583986Y2 (ja)

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JP1979116396U JPS583986Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24 試験機構付防振装置

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Publication Number Publication Date
JPS5634185U JPS5634185U (ja) 1981-04-03
JPS583986Y2 true JPS583986Y2 (ja) 1983-01-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58152946A (ja) * 1982-03-04 1983-09-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式ブレ−キのライニング間隙調整装置
JPS58133630U (ja) * 1982-03-04 1983-09-08 松下電器産業株式会社 ドラム式ブレ−キのライニング間隙調整装置
JPS58133629U (ja) * 1982-03-04 1983-09-08 松下電器産業株式会社 ドラム式ブレ−キのライニング間隙調整装置
JPS58137136U (ja) * 1982-03-10 1983-09-14 松下電器産業株式会社 ドラム式ブレ−キ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115775A (ja) * 1975-01-27 1976-02-07 Hitachi Ltd Boshinki

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