JPH08275676A - 接ぎ木苗製造方法 - Google Patents
接ぎ木苗製造方法Info
- Publication number
- JPH08275676A JPH08275676A JP7080231A JP8023195A JPH08275676A JP H08275676 A JPH08275676 A JP H08275676A JP 7080231 A JP7080231 A JP 7080231A JP 8023195 A JP8023195 A JP 8023195A JP H08275676 A JPH08275676 A JP H08275676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- grafted
- scion
- seedlings
- stock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高さの揃った接ぎ木苗を製造し接ぎ木苗の商品
価値を高める。 【構成】子葉を除去した穂木苗1の胚軸の切断面1bと
台木苗2の胚軸2aの切断面2bとを合わせ、この合わ
せ部を接ぎ木クリップ4により挾持する。
価値を高める。 【構成】子葉を除去した穂木苗1の胚軸の切断面1bと
台木苗2の胚軸2aの切断面2bとを合わせ、この合わ
せ部を接ぎ木クリップ4により挾持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穂木苗と台木苗とを
接合して接ぎ木苗を製造する接ぎ木苗製造方法に関す
る。
接合して接ぎ木苗を製造する接ぎ木苗製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】接ぎ木苗を製造するのに人が全作業を行
う方法、作業者が苗を所定位置に供給すると接ぎ木苗を
自動的に製造する手段、苗の取り出しから接ぎ木苗製造
にいたる間の全自動化等が考えられている。
う方法、作業者が苗を所定位置に供給すると接ぎ木苗を
自動的に製造する手段、苗の取り出しから接ぎ木苗製造
にいたる間の全自動化等が考えられている。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、接
ぎ木苗に用いる苗、例えば図2,3,4に示しているよ
うに長さが一定でなく長短がある。そのために、子葉を
残して接ぎ木苗を製造すると、接ぎ木苗の高さも異なり
(図5,6,7)商品価値が低くなることがある。
ぎ木苗に用いる苗、例えば図2,3,4に示しているよ
うに長さが一定でなく長短がある。そのために、子葉を
残して接ぎ木苗を製造すると、接ぎ木苗の高さも異なり
(図5,6,7)商品価値が低くなることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、子葉を除去
した穂木苗1の胚軸1aの切断面1bと台木苗2の胚軸
2aの切断面2bとを合わせ、接合手段により固定して
なる接ぎ木苗製造方法。
した穂木苗1の胚軸1aの切断面1bと台木苗2の胚軸
2aの切断面2bとを合わせ、接合手段により固定して
なる接ぎ木苗製造方法。
【0005】
【作用】子葉を除去した穂木苗1の胚軸1aの切断面1
bと台木苗2の胚軸2aの切断面2bとを合わせる。そ
して、該両苗1,2の胚軸1a,2aの合わせ部を接合
手段(クリップ型、チューブ型、接着剤型等があるがこ
れらにのみ限定されるものでない)により固定して接ぎ
木苗を製造する。
bと台木苗2の胚軸2aの切断面2bとを合わせる。そ
して、該両苗1,2の胚軸1a,2aの合わせ部を接合
手段(クリップ型、チューブ型、接着剤型等があるがこ
れらにのみ限定されるものでない)により固定して接ぎ
木苗を製造する。
【0006】
【効果】接ぎ木苗の高さ間に大きな差がなく商品価値を
高め得る。
高め得る。
【0007】
【実施例】まず、接ぎ木に用いる穂木苗(実施例ではト
マト)1と台木苗(実施例ではトマト)を育成する。そ
して、穂木苗1と台木苗2のそれぞれの胚軸1a,2a
を斜めに切断する。そして、台木苗2の子葉を除去す
る。つぎに、穂木苗1の切断面1bと台木苗2の切断面
2bを合わせ、この合わせ部を接ぎ木クリップ3により
挾持して接ぎ木苗4を製造する。そして、該接ぎ木苗4
をラグトレイ(図示せず)に植える。その後、接ぎ木苗
4を例えば人口環境の元でコントロールする養生室に入
れ養生する。
マト)1と台木苗(実施例ではトマト)を育成する。そ
して、穂木苗1と台木苗2のそれぞれの胚軸1a,2a
を斜めに切断する。そして、台木苗2の子葉を除去す
る。つぎに、穂木苗1の切断面1bと台木苗2の切断面
2bを合わせ、この合わせ部を接ぎ木クリップ3により
挾持して接ぎ木苗4を製造する。そして、該接ぎ木苗4
をラグトレイ(図示せず)に植える。その後、接ぎ木苗
4を例えば人口環境の元でコントロールする養生室に入
れ養生する。
【0008】従って、子葉を除去した苗を接合するので
地上高の揃った接ぎ木苗4を製造でき商品価値を向上す
る。なお、穂木苗1と台木苗の胚軸を切断するにはカミ
ソリのような刃を持つ刃物で切断すればよく、子葉を除
去するには人が行う場合には指を利用しあるいは機械的
に行う場合には胚軸に沿って上下方向に移動する子葉除
去ハンドを設ければよい。また、接ぎ木苗4を製造する
のに接ぎ木製造を利用するものにあっては、自動接合す
るまでに子葉を除去すればよい。
地上高の揃った接ぎ木苗4を製造でき商品価値を向上す
る。なお、穂木苗1と台木苗の胚軸を切断するにはカミ
ソリのような刃を持つ刃物で切断すればよく、子葉を除
去するには人が行う場合には指を利用しあるいは機械的
に行う場合には胚軸に沿って上下方向に移動する子葉除
去ハンドを設ければよい。また、接ぎ木苗4を製造する
のに接ぎ木製造を利用するものにあっては、自動接合す
るまでに子葉を除去すればよい。
【0009】また、穂木苗や台木苗を使用するのにトマ
トに限定されるものでなく、例えばナスもよくナス化に
適用できる。
トに限定されるものでなく、例えばナスもよくナス化に
適用できる。
【図1】 接ぎ木作業工程図。
【図2】 根鉢上面から子葉までの長さが長い台木苗
の正面図。
の正面図。
【図3】 根鉢上面から子葉までの長さが図2の台木
苗よりも短い台木苗の正面図。
苗よりも短い台木苗の正面図。
【図4】 根鉢上面から子葉までの長さが図3の台木
苗よりも短い台木苗の正面図。
苗よりも短い台木苗の正面図。
【図5】 図2の台木苗を用いた接ぎ木苗の正面図。
【図6】 図3の台木苗を用いた接ぎ木苗の正面図。
【図7】 図4の台木苗を用いた接ぎ木苗の正面図。
1 穂木苗 1a 穂木苗の胚軸 1b 穂木苗の切断面 2 台木苗 2a 台木苗の胚軸 2b 台木苗の切断面
Claims (1)
- 【請求項1】 子葉を除去した穂木苗1の胚軸1aの切
断面1bと台木苗2の胚軸2aの切断面2bとを合わ
せ、接合手段により固定してなる接ぎ木苗製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080231A JPH08275676A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 接ぎ木苗製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080231A JPH08275676A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 接ぎ木苗製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275676A true JPH08275676A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13712583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7080231A Pending JPH08275676A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 接ぎ木苗製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08275676A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115176655A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-10-14 | 宁夏塞上江南农业科技有限公司 | 西瓜集约化育苗方法 |
-
1995
- 1995-04-05 JP JP7080231A patent/JPH08275676A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115176655A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-10-14 | 宁夏塞上江南农业科技有限公司 | 西瓜集约化育苗方法 |
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