JPH08275602A - ロータリ装置 - Google Patents

ロータリ装置

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Publication number
JPH08275602A
JPH08275602A JP8142395A JP8142395A JPH08275602A JP H08275602 A JPH08275602 A JP H08275602A JP 8142395 A JP8142395 A JP 8142395A JP 8142395 A JP8142395 A JP 8142395A JP H08275602 A JPH08275602 A JP H08275602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mud
rotary device
rotary
rotary cover
preventing mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8142395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Namikawa
正人 並河
Akihiro Kurihara
明弘 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP8142395A priority Critical patent/JPH08275602A/ja
Publication of JPH08275602A publication Critical patent/JPH08275602A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Soil Working Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業車輛の後部に装着され、ロータリカバー
を備えたロータリ装置において、耕耘作業中にロータリ
カバー内側に付着した泥を、簡単にロータリカバーから
剥離して、ロータリカバー内側に付着した泥の付着を少
なくし、耕耘中の動力損失を少なくし、使用後の洗車泥
落し作業を容易にする。 【構成】 ロータリカバー内側に泥付着防止機構とし
て、電熱装置、または、エンジンからの排気ガスを導い
た排気ガスパイプ、または、スクレーパを作動させる手
段を設けてなるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農耕用車輛の後部に装
着したロータリ装置に係り、詳しくはロータリカバーの
泥付着防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作業車輛の後部に装着され、泥土
や泥水の飛散を防止するためのロータリカバーを備えた
ロータリ装置において、ロータリカバー内側に泥付着防
止機構を備えないロータリ装置は既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、既に知られてい
るような、ロータリカバー内側に泥付着防止機構を備え
ないロータリ装置では、特に粘土質の圃場を耕耘する
と、ロータリカバー内側に泥付着が多く、耕耘中の動力
損失が多く、使用後も洗車泥落し作業が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、作業車輛の後部に、泥土や泥
水の飛散を防止するため耕耘爪(5)の回転軌跡に対し
一定の隙間を隔てて設けられた円弧状のロータリカバー
(6)を備えたロータリ装置(1)において、前記ロー
タリカバー(6)内側に泥付着防止機構として、電熱装
置(8)、または、エンジンからの排気ガスを導いた排
気ガスパイプ(12)、または、スクレーパ(18)を
作動させる手段を設けてなるように構成して上述の課題
を解決した。
【0005】
【作用】上記構造に基づき、耕耘作業中には常に、電熱
装置(8)または、エンジンからの排気ガスにより、ロ
ータリカバー(6)は高温になり、ロータリカバー
(6)内側に付着した泥は、乾燥して、ロータリカバー
(6)から剥離し易い状態となり、更に、例えば、ロー
タリ装置(1)の昇降に連動して作動するスクレーパ
(18)によって、ロータリカバー(6)内側に付着し
た泥を機械的に掻き落すように構成したので、泥の付着
が少なく、耕耘中の動力損失が少なく、使用後も洗車泥
落し作業が容易になった。
【0006】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するものであるが、何等本発明の構成を限定するもので
はない。
【0007】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0008】ロータリ装置1は、トップマスト2等の装
着装置により農用トラクタの後部に装着され、農用トラ
クタの動力を伝動装置3、耕耘軸4を介して耕耘爪5を
駆動し、耕耘作業を行なう。前記耕耘作業時に耕耘爪5
の回転により飛散する泥土や泥水の飛散を防止するた
め、耕耘爪5の回転軌跡に対し、一定の隙間を設けて、
円弧状のロータリカバー6が装着されている。
【0009】前記ロータリカバー6の内側に沿って、図
1に示すように、前方に横方向に電熱ヒータ8が装着さ
れ、電熱ヒータ8に連結して後方に向け複数個の電熱ヒ
ータ9が装着され、電熱ヒータ8はカプラ10により前
方の農用トラクタの電源に連結されている。
【0010】また、前記ロータリカバー6の内側に沿っ
て、図2に示すように、前方に横方向に、一端は可撓耐
熱パイプ11を介してエンジンの排気マフラに、他端は
密閉したマフラテールパイプ12を装着し、前記マフラ
テールパイプ12の中間部からマフラテールパイプ12
に連結して後方に向け複数個のマフラテールパイプ13
が装着され、マフラテールパイプ13の後端は開放端に
なって、排気ガスを後方に排出する。
【0011】前記電熱ヒータ8及び電熱ヒータ9、又
は、マフラテールパイプ12及びマフラテールパイプ1
3を装着し、耕耘作業中はエンジンを回転させているの
で、電源及び排気ガスとも作動状態にあり、前記電熱ヒ
ータ8及び電熱ヒータ9から発する熱又は、マフラテー
ルパイプ12及びマフラテールパイプ13を通過する排
気ガスによる熱により、ロータリカバー6の内側に付着
した泥土を乾燥させることとなるので、ロータリカバー
から剥離し易い状態となる。
【0012】更に、図3及び図4に示すように、ロータ
リカバー6の後方のリヤカバー15の内側の左右端に支
点16a,16bを設け、該支点16a,16bの回り
に、リヤカバー15の内側に沿って回動するスクレーパ
18a,18bを設け、その自由端は、前方に向けワイ
ヤ19で、後方に向け2個のスプリング20a,20b
により固定部材に連結されている。耕耘中はスプリング
20a,20bの付勢力に抗してスクレーパ18a,1
8bの自由端は、ワイヤ19で前方に引上げられ、Bの
状態にあるが、ロータリ装置を油圧により持ち上げる
と、ワイヤ19の緊張がなくなり、スクレーパ18a,
18bの自由端は、スプリング20a,20bの付勢力
によって後方に移動し、Aの状態となる。
【0013】耕耘中、畦際で旋回するため、ロータリ装
置を昇降させる都度、A、B、A、Bを繰り返すことと
なり、それに伴ってスクレーパ18a,18bがリヤカ
バー15の内側を往復して、リヤカバー15の内側に付
着した泥土を機械的に掻落とすので、リヤカバー15の
内側は、常に泥土の付着のない状態にすることができ
る。
【0014】なお、耕耘軸4の軸端のフランジ部4a
に、図5に示すように、チェンケース保護カバー22に
内装するファン23を装着し、ファン23には図6に示
すように、放射状に複数枚の羽根23aを設けることに
よって、耕耘中、羽根23aの回転により泥水が羽根2
3aの内部、更に、チェンケースの内部に侵入すること
を防ぐことができる。
【0015】また、図7に示すように、乾土効果を狙
い、可能な限り土の表面積を多くするため、二つ盛り畦
を成形する耕耘作業をする場合がある。
【0016】一般平面耕の場合の耕耘軸4における耕耘
爪5の配列は、図8に示すように、ロータリカバー6の
幅一杯に、出来るかぎり平面に仕上がるような配列にな
っている。そのため、両端の2本の耕耘爪5a,5bの
回転平面は取付部からオフセット量bだけロータリカバ
ー6の内側面に接近するようにオフセット爪5a,5b
を形成している。
【0017】前記二つ盛り畦耕耘作業の場合は、図9に
示すように、このオフセット爪5a,5bを耕耘幅の中
心線に最も近い2つの取付部に、双方の背が対向するよ
うに移動し、かつ、図中の黒印取付部の耕耘爪5を交換
して、耕耘幅の中心線と左右のロータリカバー6の内側
面の間に二つ盛り畦が成形されるように配列する。
【0018】この際、前記オフセット量bを前記耕耘幅
の中心線に最も近い2つの取付部間の間隔2aの1/
2、即ち,a=bに設定すれば、オフセット爪5a,5
bの双方の背部は同一平面上を回転し、それぞれ中央部
の土を左右に飛ばし、二つ盛り畦が成形される方向に作
用するので、従来より、溝の深い二つ盛り畦を成形する
ことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、作業車輛の後部に、泥土や泥
水の飛散を防止するため耕耘爪の回転軌跡に対し一定の
隙間を隔てて設けられた円弧状のロータリカバーを備え
たロータリ装置において、前記ロータリカバー内側に泥
付着防止機構として、電熱装置、または、エンジンから
の排気ガスを導いた排気ガスパイプ、または、スクレー
パを作動させる手段を設けてなるように構成したので、
耕耘作業中には常に、電熱装置または、エンジンからの
排気ガスにより、ロータリカバーは高温になり、ロータ
リカバー内側に付着した泥は、乾燥して、ロータリカバ
ーから剥離し易い状態となり、更に、例えば、ロータリ
装置の昇降に連動して作動するスクレーパによって、ロ
ータリカバー内側に付着した泥を機械的に掻き落すよう
に構成したので、泥の付着が少なく、耕耘中の動力損失
が少なく、使用後も洗車泥落し作業が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】電熱ヒータ装着のロータリカバーの平面図であ
る。
【図2】マフラテールパイプ装着のロータリカバーの平
面図である。
【図3】スクレーパ装着のロータリカバーの側面図であ
る。
【図4】スクレーパ装着のロータリカバーの平面図であ
る。
【図5】耕耘軸の軸端の断面図である。
【図6】耕耘軸の軸端の側面図である。
【図7】二つ盛り畦耕耘作業の後面図である。
【図8】(a)平面耕作業時の耕耘爪の配列図である。 (b)二つ盛り畦耕耘作業時の耕耘爪の配列図である。
【符号の説明】
1 ロータリ装置 4 耕耘軸 5 耕耘爪 6 ロータリカバー 8 電熱ヒータ 12 マフラテールパイプ 16 支点 18 スクレーパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車輛の後部に、泥土や泥水の飛散を
    防止するため耕耘爪の回転軌跡に対し一定の隙間を隔て
    て設けられた円弧状のロータリカバーを備えたロータリ
    装置において、前記ロータリカバー内側に泥付着防止機
    構を設けたことを特徴とするロータリ装置。
  2. 【請求項2】 前記泥付着防止機構が、電熱装置からな
    る請求項1記載のロータリ装置。
  3. 【請求項3】 前記泥付着防止機構が、エンジンからの
    排気ガスを導いた排気ガスパイプからなる請求項1記載
    のロータリ装置。
  4. 【請求項4】 前記泥付着防止機構が、スクレーパを動
    かす手段を設けてなるように構成した請求項1記載のロ
    ータリ装置。
JP8142395A 1995-04-06 1995-04-06 ロータリ装置 Pending JPH08275602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8142395A JPH08275602A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 ロータリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8142395A JPH08275602A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 ロータリ装置

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JPH08275602A true JPH08275602A (ja) 1996-10-22

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ID=13745957

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JP8142395A Pending JPH08275602A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 ロータリ装置

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JP (1) JPH08275602A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2773664A1 (fr) * 1998-01-22 1999-07-23 Horsch France Dispositif pour eviter le collage de terre sur le caisson protecteur d'un outil rotatif de travail du sol monte sur une machine agricole
JP2012130262A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2773664A1 (fr) * 1998-01-22 1999-07-23 Horsch France Dispositif pour eviter le collage de terre sur le caisson protecteur d'un outil rotatif de travail du sol monte sur une machine agricole
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