JPH08275461A - 速度検出器付電動機 - Google Patents
速度検出器付電動機Info
- Publication number
- JPH08275461A JPH08275461A JP7094482A JP9448295A JPH08275461A JP H08275461 A JPH08275461 A JP H08275461A JP 7094482 A JP7094482 A JP 7094482A JP 9448295 A JP9448295 A JP 9448295A JP H08275461 A JPH08275461 A JP H08275461A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed detecting
- speed
- detecting element
- rotor
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Induction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、簡易な構造で回転子2の回転速
度検出用の速度検出用磁石1および速度検出素子11を
保持し、かつ速度検出用磁石1および固定子コイルエン
ド3の損傷を防止することができるようにした速度検出
器付電動機に関する。 【構成】 ブラケット13に速度検出素子11を配設
し、この速度検出素子11に対応する位置の回転子エン
ドリング3上の羽根4端面に設けた突起部6にド−ナツ
状に形成された速度検出用磁石1を嵌合し圧着にて固定
する。
度検出用の速度検出用磁石1および速度検出素子11を
保持し、かつ速度検出用磁石1および固定子コイルエン
ド3の損傷を防止することができるようにした速度検出
器付電動機に関する。 【構成】 ブラケット13に速度検出素子11を配設
し、この速度検出素子11に対応する位置の回転子エン
ドリング3上の羽根4端面に設けた突起部6にド−ナツ
状に形成された速度検出用磁石1を嵌合し圧着にて固定
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は簡単な構造で構成する
ことができるようにした速度検出器付電動機に関する。
ことができるようにした速度検出器付電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】速度検出器付電動機では一般に回転子の
回転速度を検出するための速度検出用磁石を回転軸の外
周に直接接着剤等で固着して設けるかまたは取付け部材
を介して固定取付けし、前記速度検出用磁石の磁力で回
転子の回転速度を検出するホ−ル素子等の速度検出素子
をブラケットの内側面に支持具を介して固定支持させる
ようにした。
回転速度を検出するための速度検出用磁石を回転軸の外
周に直接接着剤等で固着して設けるかまたは取付け部材
を介して固定取付けし、前記速度検出用磁石の磁力で回
転子の回転速度を検出するホ−ル素子等の速度検出素子
をブラケットの内側面に支持具を介して固定支持させる
ようにした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構造では電動機の
組立て時に速度検出用磁石を固定部にぶつけて損傷した
り速度検出素子の支持具で固定子のコイルエンドを損傷
することがあり、また所要部品数も増して複雑な構造に
なるという欠点があった。この発明は前記の欠点を除去
するために、簡易な構造で回転子の回転速度検出用の速
度検出用磁石および速度検出素子を保持しかつ速度検出
用磁石および固定子コイルエンドの損傷を防止すること
ができるようにした速度検出器付電動機を提供するもの
である。
組立て時に速度検出用磁石を固定部にぶつけて損傷した
り速度検出素子の支持具で固定子のコイルエンドを損傷
することがあり、また所要部品数も増して複雑な構造に
なるという欠点があった。この発明は前記の欠点を除去
するために、簡易な構造で回転子の回転速度検出用の速
度検出用磁石および速度検出素子を保持しかつ速度検出
用磁石および固定子コイルエンドの損傷を防止すること
ができるようにした速度検出器付電動機を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
問題点を解決するためにブラケットに速度検出素子を配
設し、この速度検出素子に対応する位置の回転子エンド
リング上の羽根端面に設けた突起部にド−ナツ状に形成
された速度検出用磁石を嵌合し圧着にて固定したもので
ある。
問題点を解決するためにブラケットに速度検出素子を配
設し、この速度検出素子に対応する位置の回転子エンド
リング上の羽根端面に設けた突起部にド−ナツ状に形成
された速度検出用磁石を嵌合し圧着にて固定したもので
ある。
【0005】
【作業】以上の構成により、速度検出用磁石のために特
別に取付け部材を設ける必要がなく、構造が簡単になる
のみでなく組立て時の速度検出用磁石およびコイルエン
ドの損傷を防止することができる。
別に取付け部材を設ける必要がなく、構造が簡単になる
のみでなく組立て時の速度検出用磁石およびコイルエン
ドの損傷を防止することができる。
【0006】
【実施例】以下この発明をかご形位相制御誘導電動機に
使用した一実施例を図面により説明する。図1はこの発
明の一実施例を用いた速度検出素子と速度検出用磁石と
の固定構造を示す速度検出器付誘導電動機の要部断面図
である。1はド−ナツ状の速度検出用磁石、2は回転子
である。回転子2のエンドリング3上の羽根4端面には
速度検出用磁石1の中央部に設けた貫通穴5と合致する
形状で、回転子エンドリング上の羽根4端面に円柱状の
前記速度検出用磁石の幅寸法より長い突起部6が配設さ
れている。上記速度検出用磁石1の固定について説明す
ると、まず、回転子エンドリング上の羽根4端面に配設
した突起部6に速度検出用磁石1の貫通穴5を挿入し、
さらに前記突起部6を圧着して固定する。7は固定子
で、8は固定子のコイルエンドである。そして、前記回
転子2は回転軸9に固定され、軸受10を介して固定子
7と対向して回転自在に固定されている。
使用した一実施例を図面により説明する。図1はこの発
明の一実施例を用いた速度検出素子と速度検出用磁石と
の固定構造を示す速度検出器付誘導電動機の要部断面図
である。1はド−ナツ状の速度検出用磁石、2は回転子
である。回転子2のエンドリング3上の羽根4端面には
速度検出用磁石1の中央部に設けた貫通穴5と合致する
形状で、回転子エンドリング上の羽根4端面に円柱状の
前記速度検出用磁石の幅寸法より長い突起部6が配設さ
れている。上記速度検出用磁石1の固定について説明す
ると、まず、回転子エンドリング上の羽根4端面に配設
した突起部6に速度検出用磁石1の貫通穴5を挿入し、
さらに前記突起部6を圧着して固定する。7は固定子
で、8は固定子のコイルエンドである。そして、前記回
転子2は回転軸9に固定され、軸受10を介して固定子
7と対向して回転自在に固定されている。
【0007】次に、速度検出素子11の固定について説
明すると、まず、速度検出素子11を固定支持する樹脂
成形品よりなる支持具12を速度検出素子11を下部指
定位置に内蔵してブラケット13の端面に設けた支持具
取付穴14に挿入し、支持具12に設けた溝部15とブ
ラケットに設けた支持具取付穴14の端面とを嵌合させ
て、左右の位置決めができるとともに、支持具12に設
けたストッパ−部16にて固定することにより上下方向
の位置決めができる。そして、支持具12と速度検出素
子11及びコネクタ17との空間部18には樹脂を充填
することにより、気密性及び絶縁性の保持ができるとと
もに速度検出素子11とコネクタ17の固定ができる。
その結果、速度検出素子11は速度検出用磁石1と対向
した位置に配設することができる。以上の構成により回
転子2が回転すれば、速度検出用磁石1も同一速度で回
転し、ブラケット13に配設された速度検出素子11で
速度信号を得る。この速度信号を位相制御回路へ入力
し、この位相制御回路の出力で位相制御誘導電動機を制
御することにより、速度精度の良い位相制御誘導電動機
を得ることができる。なお、この発明の実施例では速度
検出用磁石を回転子の羽根端面に設ける場合について説
明したが、これに限定されるものではなく回転子端面の
エンドリング端面に設けてもよく、要旨を変更しない範
囲にて変更できることは勿論である。
明すると、まず、速度検出素子11を固定支持する樹脂
成形品よりなる支持具12を速度検出素子11を下部指
定位置に内蔵してブラケット13の端面に設けた支持具
取付穴14に挿入し、支持具12に設けた溝部15とブ
ラケットに設けた支持具取付穴14の端面とを嵌合させ
て、左右の位置決めができるとともに、支持具12に設
けたストッパ−部16にて固定することにより上下方向
の位置決めができる。そして、支持具12と速度検出素
子11及びコネクタ17との空間部18には樹脂を充填
することにより、気密性及び絶縁性の保持ができるとと
もに速度検出素子11とコネクタ17の固定ができる。
その結果、速度検出素子11は速度検出用磁石1と対向
した位置に配設することができる。以上の構成により回
転子2が回転すれば、速度検出用磁石1も同一速度で回
転し、ブラケット13に配設された速度検出素子11で
速度信号を得る。この速度信号を位相制御回路へ入力
し、この位相制御回路の出力で位相制御誘導電動機を制
御することにより、速度精度の良い位相制御誘導電動機
を得ることができる。なお、この発明の実施例では速度
検出用磁石を回転子の羽根端面に設ける場合について説
明したが、これに限定されるものではなく回転子端面の
エンドリング端面に設けてもよく、要旨を変更しない範
囲にて変更できることは勿論である。
【0008】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにこの発明
は、回転子エンドリング上の羽根端面に突起部を形成
し、一方、速度検出用磁石は突起部に嵌合する中央部に
貫通穴を有するド−ナツ状に形成し、両者を嵌合して圧
着固定したことにより次の様な効果が得られる。 1.速度検出用磁石を固定するための特別な部品が不用
であり、コストを安くすることができる。 2.速度検出用磁石を直接回転子エンドリング上の羽根
端面に固定することにより、電動機の小形化が図れる。 3.速度検出用磁石および速度検出素子を部品数の少な
い簡易な構造で保持しかつ組立て時の速度検出用磁石お
よびコイルエンドの損傷を防止することができるという
効果が得られる。
は、回転子エンドリング上の羽根端面に突起部を形成
し、一方、速度検出用磁石は突起部に嵌合する中央部に
貫通穴を有するド−ナツ状に形成し、両者を嵌合して圧
着固定したことにより次の様な効果が得られる。 1.速度検出用磁石を固定するための特別な部品が不用
であり、コストを安くすることができる。 2.速度検出用磁石を直接回転子エンドリング上の羽根
端面に固定することにより、電動機の小形化が図れる。 3.速度検出用磁石および速度検出素子を部品数の少な
い簡易な構造で保持しかつ組立て時の速度検出用磁石お
よびコイルエンドの損傷を防止することができるという
効果が得られる。
【図1】この発明の一実施例の速度検出器付電動機の要
部断面図である。
部断面図である。
1 速度検出用磁石 2 回転子 3 エンドリング 4 羽根 5 貫通穴 6 突起部 7 固定子 8 コイルエンド 9 回転軸 10 軸受 11 速度検出素子 12 支持具 13 ブラケット 14 支持具取付穴 15 溝部 16 ストッパ−部 17 コネクタ 18 空間部
Claims (2)
- 【請求項1】 ブラケットに速度検出素子を配置し、
前記速度検出素子と対応する位置の回転子エンドリング
上の羽根端面に設けられるド−ナツ状の速度検出用磁石
を、前記回転子エンドリング上の羽根端面に形成された
突起部に、前記速度検出用磁石を嵌合し、圧着にて固定
した速度検出器付電動機。 - 【請求項2】 速度検出素子をブラケットの内側面に支
持具を介して固定支持する支持具をブラケットと嵌合さ
せるようにストッパ−部と溝部とを有する形状とした請
求項1記載の速度検出器付電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094482A JPH08275461A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 速度検出器付電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094482A JPH08275461A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 速度検出器付電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275461A true JPH08275461A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=14111508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094482A Pending JPH08275461A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 速度検出器付電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08275461A (ja) |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP7094482A patent/JPH08275461A/ja active Pending
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