JPH08274877A - 電子交換機の系切替え方法 - Google Patents

電子交換機の系切替え方法

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JPH08274877A
JPH08274877A JP7018695A JP7018695A JPH08274877A JP H08274877 A JPH08274877 A JP H08274877A JP 7018695 A JP7018695 A JP 7018695A JP 7018695 A JP7018695 A JP 7018695A JP H08274877 A JPH08274877 A JP H08274877A
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JP7018695A
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Hiroshi Kuwabara
博 桑原
Kunihiro Sakamoto
邦裕 阪本
Kimihide Jinno
公秀 神野
Kenji Misu
健司 三須
Yoshio Sato
好男 佐藤
Akira Ishizawa
章 石沢
Shinichi Watabe
伸一 渡部
Yuichi Yuasa
祐市 湯浅
Hiroyuki Iyama
裕之 居山
Hidehiko Ichikawa
秀彦 市川
Kazuto Ujihara
和人 氏原
Noritoshi Higaki
徳寿 桧垣
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は現用系の交換装置と予備系の交換装置
より構成される交換システムの、障害発生における現用
系から予備系の交換装置への系切替え方法に関しる。N
+1システムにおいて、障害が発生し、予備系の通信装
置に切替えを行うとき、切替え時間を短縮できるととも
に、切替え処理の信頼度を高めることのできる系切替え
方法を実現することを目的とする。 【構成】STEP11で運用中の現用系の交換装置の障
害発生の有無を監視し、STEP12で現用系の交換装
置に障害発生した場合、該障害の重要度を判定し、ST
EP13で該障害が重要障害の場合には、予備系の交換
装置の切替えを行い、STEP14で該障害が重要障害
でない場合には、予備系の交換装置への切替え準備を行
い、STEP15で該障害が重要障害でなく、その障害
が繰り返し発生した場合に予備系の交換装置への切替え
を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現用系の交換装置と予備
系の交換装置より構成される交換システムの、障害発生
における現用系から予備系の交換装置への系切替え方法
に関する。
【0002】電子交換機システムは、サービスを停止す
ることが許されないので、障害が発生した場合、即、シ
ステムダウンとなるような装置は二重化構成とすること
により、高い信頼度を維持するようにしている。しか
し、ハードウェアの二重障害、ソフトウェアの破壊、ソ
フトウェアとハードウェアの複合障害等障害の状況によ
っては、二重化構成をとっていても、システムダウンを
生ずる場合もある。
【0003】このような、システムダウンを防止し、高
い信頼度を維持するための一つの方法として、N+1シ
ステム構成がある。図11はN+1切替え方式を説明す
る図である。11A〜1NAは現用系の通信装置、1
(N+1)は予備系の通信装置である。通常は、現用系
の通信装置11A〜1NAのN台で運転しており、監視
装置20Aでそれぞれの通信装置11A〜1NAの状態
を監視している。ここで、1つの通信装置1iAが故障
となった場合には、故障となった通信装置1iAを予備
系の通信装置1(N+1)で置き換え、故障発生前と同
じ条件でシステム運用が可能なように構成している。
【0004】交換システムはシステムダウンが発生する
とその社会的影響、損失は甚大なものとなるので、シス
テムダウンが生じた場合でも速やかに復旧し、サービス
を提供可能とする系切替え方法が要求されている。
【0005】
【従来の技術】図12は従来例の電子交換システムを説
明する図を示す。図はN+1方式を採用した交換システ
ムの例を示し、図中の101〜10nは交換動作を行っ
ている現用系のアナログ加入者交換機(以下D70交換
機と称する)、101A〜10nAはD70交換機10
1〜10nに対応して設けられている現用系のISDN
加入者交換機(I Interface Subscriber Module 以下I
SMと称する) である。また、10(n+1)、10
(n+1)Aは待機状態にあり、運用中のD70交換機
10i、ISM10iAがダウンしたときに、その代わ
りに運用される予備系のD70交換機、ISMである。
【0006】また、121、122は障害発生時に、障
害が発生した現用系のD70交換機10i、ISM10
iAに収容されている加入者線を予備系のD70交換機
1(n+1)、ISM10(n+1)Aに切り替える加
入者系振分けモジュール、131、132は障害発生時
に、ルーティングを予備系のD70交換機1(n+
1)、ISM10(n+1)Aに切り替える中継系振分
けモジュールである。
【0007】さらに、121A、122Aは加入者系振
分けモジュール121、122を制御するプロセッサ
(図中PROと示す)であり、120Aはプロセッサ1
21A、122Aに接続された保守コンソールであり、
140はD70交換機101〜10(n+1)、ISM
101A〜10(n+1)A、プロセッサ121A、1
22A、中継系振分けモジュール131、132を相互
に接続するユニット間通信情報リンク、150は交換シ
ステム全体の保守を行うためのワークステーション、1
60はリモートターミナル、Tはアナログ系端末、tは
ISDN系端末である。
【0008】図においては、例えば、D70交換機10
1に障害が発生すると、D70交換機101、ISM1
01Aに接続されていたパス(破線で示す)を、矢線で
示すようにD70交換機10(n+1)、ISM10
(n+1)Aに接続変更(実線で示す)する。
【0009】このように、交換システムにおいては、現
用系のn台のD70交換機、ISMに対して、1台のD
70交換機、ISMを予備系として設けておき、障害が
発生した際に、障害が発生した現用系の装置を予備系の
装置と切り替え運用を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例におい
て、現用系の加入者系振分けモジュール装置121ある
いは122のプロセッサ121A、122Aが、現用系
のn台のD70交換機101〜10n、ISM101A
〜10nA(以下D70交換機10i、ISM10iA
を交換装置1iと総称する)を監視し、障害が発生した
ときには予備系の交換装置1(n+1)に切り替えるよ
に、ユニット間通信情報リンク140を通じて切替え指
示を発行する。
【0011】交換システムはシステムダウンが生じた際
でも、サービスの停止する時間を最小限に抑えることが
要求されており、できるだけ短時間で切替えを行うこと
が必要である。
【0012】さらに、予備系の交換装置1(n+1)A
がシステムダウンを起こしている場合には、切替えを行
ってもサービス不可能となる場合もあり、このような無
効な切替えを防止することも必要である。
【0013】このような、切替え不可能なケースとして
は次のようなものがある。 ハードウェアの二重障害でチェックオフ中(システ
ムのチェック機能を停止させた状態)。
【0014】 ソフトウェア障害、ハードウェア障害
による再開処理中。 通信リンクダウンによるシステム間の通信が不可能
な状態。 このような、状態を切替え条件の中に取り込み、予備切
替え処理の信頼度を高めることが必要である。
【0015】本発明はN+1システムにおいて、現用系
の通信装置に障害が発生し、予備系の通信装置に切替え
を行うとき、切替え時間を短縮できるとともに、切替え
処理の信頼度を高めることのできる系切替え方法を実現
しようとする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理を説明する図である。図は現用系の交換装置と予備系
の交換装置より構成される交換システムの、障害発生時
における現用系から予備系の交換装置への切替え方法を
示す。
【0017】STEP11では運用中の現用系の交換装
置の障害発生の有無を監視し、STEP12では現用系
の交換装置に障害発生した場合、該障害の重要度を判定
し、STEP13では発生した障害が重要障害の場合に
は、予備系の交換装置の切替えを行い、STEP14で
は発生した障害が重要障害でない場合には、予備系の交
換装置への切替え準備を行い、STEP15で発生した
障害が重要障害でなく、該障害が繰り返し発生した場合
に予備系の交換装置への切替えを行う。
【0018】かかる処理により障害発生時の系切替えを
迅速に実行する。
【0019】
【作用】現用系のN台の交換装置と1台の予備系の交換
装置よりなる、N+1交換システムにおいて、現用系の
交換装置に障害が発生して、予備系の交換装置に切替え
を行うとき、現用系の交換装置に発生した障害が軽度の
障害の場合には、予備系の交換装置の運転ファイルを、
障害が発生した現用系の交換装置のファイルと同じ状態
に設定して立ち上げておくことにより、その障害がリピ
ートして発生した場合の系切替えを迅速に行ことができ
る。
【0020】また、発生した障害が二重障害の場合に
は、切替え準備を実行することなく、直ちに系切替えを
実行する。(請求項1) さらに、本発明の現用系の交換装置の障害が発生した場
合、予備系の状態を監視し、予備系の交換装置にも障害
が発生している場合、それぞれの交換装置の障害状況を
比較し、軽度の障害の交換装置を使用するように系選択
を行う。(請求項2)
【0021】
【実施例】図3は本発明の実施例の切替え処理の状態遷
移図を示す。本発明においては、現用系の交換装置に障
害が発生したとき切替え準備を行っておき、その障害が
リピートしたとき、あるいは、二重障害が発生したとき
は、直ちに系切替えを行うようにしている。以下状態遷
移図にしたがって説明を行う。図中、丸付きアルファベ
ットは、矢線にしたがって、それぞれ同じ丸付きアルフ
ァベットに繋がるものである。
【0022】S1では障害が発生したので、#iの交換
装置を現用系とするための、切替え準備を行うSTEP
である。S2は切替え準備が完了したのち、切替え要求
が発行された際、その切替え要求が切替え準備を行って
いた、交換装置#iに対するものであれば、系切替えを
実行し、切替え要求が、異なる交換装置#jに対するも
のであれば、S3に進み交換装置#jに対する切替え準
備を行う。
【0023】S9はS2で切替え処理を行ったが、切替
えNGとなった場合であり、S2のEに戻り切替えを再
度実行する。S4は、二重障害の発生等により、切替え
準備を行うことなく、直ちに切替えを行うことを要求さ
れたものであり、切替え準備を行った後、直ちに切替え
を行う。
【0024】S5は切替え準備がNGのときは、S1の
Aに戻って、再度、切替え準備を行う。S6は切替え準
備中に切替え要求を受信したものであり、現在切替え準
備を行っている交換装置#iに対する切替え要求であれ
ば、S4のCに進み、切替え準備を行い、切替えを行
う。
【0025】S7は切替え要求が交換装置#iに対する
ものでない場合には、切替え準備を予約しておき、交換
装置#iの切替え準備完了後、交換装置#jの切替え準
備を行う。
【0026】S8は切替え準備が完了し、切替え待ちの
状態でTO(タイムアウト)となった場合であり、S1
のDの最初の状態に戻る。このような、切替え準備を行
うことにより、障害がリピートした場合の切替え処理を
迅速に実行することができる。
【0027】図4は本発明の実施例の切替えフローチャ
ート(1)を示す。図4〜図6は図3で説明した状態遷
移図をフローチャートとして表したものであり、対象と
なるシステムの構成は図12で説明した従来例と同じで
ある。図中のLXM、TXM、UCLはそれぞれ図12
の加入者系振分けモジュール121、122、中継系振
分けモジュール131、132、ユニット間通信情報リ
ンク140を示す。
【0028】は予備系立ち上げ準備状態であり、加入
者系振分けモジュール121、122のプロセッサ12
1A、122Aがn台の現用系の交換装置11〜1nの
状態を監視しており、現用系の交換装置11〜1nのい
ずれかに異常を検出した場合は予備系の交換装置10
(n+1)に予備切替え準備指示を行い、異常が発生し
た交換装置1iのデータ、および時計をを引き継ぐこと
により予備系の交換装置1(n+1)の立ち上げ準備を
行う。
【0029】は予備系待機状態を示し、二重障害の発
生、障害がリピートした場合には、システム状態管理部
から切替え指示を発行して切替え処理を実行させる。図
5は本発明の実施例の切替えフローチャート(2)を示
す。図は加入者系振分けモジュール121、122の切
替え処理(図中LXM切替処理と示す)を示し、図4
の切替え指示を受けて、切替え処理を実行するものであ
る。
【0030】交換装置1iの異常を検出し予備系の交換
装置1(n+1)に切替えを行う場合は、加入者系振分
けモジュール121、122のパスを切替えることが必
要であり、切替え制御部からの指示によりパス切替えを
行う。
【0031】また、予備系の交換装置1(n+1)に対
して、ハードウェアの初期設定指示を行い、初期設定が
完了するとハードウェア初期設定完了通知が返送され
る。図6は本発明の実施例の切替えフローチャート
(3)を示す。図のTXM切替処理は中継系振分けモ
ジュール131、132の切替え処理を示し、図4の切
替え指示を受けて、切替え処理を実行するものである。
【0032】図6においても、図5で説明したと同様
に、障害が発生した交換装置1iから予備系の交換装置
1(n+1)に切替えを行う場合は、中継系振分けモジ
ュール131、132のパスを切替えることが必要であ
り、切替え制御部からの指示によりパス切替えを行い、
切替え完了後、切替え完了通知が返送される。
【0033】は切替え完了後の後処理を示し、障害が
発生した交換装置1iから予備系の交換装置1(n+
1)に切替えが行われたことにより、予備系の交換装置
1(n+1)の加入者データの変更が必要となるので、
加入者データの変更を行う(Service Order SODと示
す)処理である。
【0034】このような処理により、現用系の交換装置
1iから予備系の交換装置1(n+1)への切替えを迅
速に行うことができる。また、加入者系振分けモジュー
ル121、122と中継系振分けモジュール131、1
32のフローチャートは図5、図6と分かけて記載して
いるが、実際の系切替えにおいては、並行して切替え処
理が実行される。
【0035】図7は本発明の実施例の切戻し処理の状態
遷移図を示す。障害が発生した現用系の交換装置1iを
予備系の交換装置1(n+1)に切替え運用しておき、
障害が発生した交換装置1iが正常状態に復旧したとき
は、切戻し処理を行う。
【0036】この切戻し処理は図7の状態遷移図にした
がって、保守者がワークステーション150から切戻し
コマンドを投入することにより実行する。図8は本発明
の実施例の切替え処理の判定フローチャートを示す。図
3で説明したように、本発明においては、軽度の障害の
場合は切替え準備を行ってから、その障害がリピートし
た場合に切替えを行い、二重障害等の場合には、直ちに
切替えを行うようにしているが、予備系が障害の場合に
は、切替えを行うことができない。このような、予備系
への切替えを行うか、否かの判定を本フローチャートに
より行うものである。
【0037】S1で切替え要求が発行されると切替え要
求が二重障害によるものであるか、リピート障害による
ものであるか、コマンド投入による切替えかを判定し、
切替え要求がチェックオフ(二重障害)による場合、加
入者系振分けモジュール121、122が正常で、か
つ、予備系の交換装置が正常の場合を切替えを行い、加
入者系振分けモジュール121、122がチェックオフ
中、予備系の交換装置1(n+1)がチェックオフ中、
再開処理中は切替えは行わない。
【0038】S2でリピート障害(図中EMAリピート
と示す)の場合、加入者系振分けモジュール121、1
22が正常で、予備系の交換装置が正常か、チェックオ
フの場合は切替えを実行する。また、加入者系振分けモ
ジュール121、122がチェックオフ中、予備系の交
換装置1(n+1)が再開処理中は切替え処理は行わな
い。
【0039】S3ではワークステーション150からの
コマンドにより切替えを行うものであり、コマンドを投
入し、加入者系振分けモジュール121、122と予備
系の交換装置の状態を表示させ、保守者の判断を加え
て、切替え実行、中止を決定する。
【0040】図9は本発明の実施例の切替え判定処理を
示す。切替えは加入者系振分けモジュール121、12
2、中継系振分けモジュール131、132、予備系の
交換装置の状態、および現用系の交換装置からの切替え
要求の状態にしたがって実行する。
【0041】例えば、加入者系振分けモジュール12
1、122、中継系振分けモジュール131、132、
予備系の交換装置がすべて正常の場合には、現用系の交
換装置からの切替え要求の如何にかかわらず切替えを実
行し、運用系の切替え要求状態がコマンド切替えで、加
入者系振分けモジュール121、122、予備系の交換
装置が正常で、中継系振分けモジュール131、132
の片系とのみ通信可能の場合は、システム状態をワーク
ステーション150に出力し、会話形式で保守者との確
認を取り切替えを行う。
【0042】また、運用系の切替え要求状態がチェック
オフで、加入者系振分けモジュール121、122が正
常で、予備系の交換装置がチェックオフの場合には、切
替え元の交換装置1i、切替え先の交換装置1(n+
1)ともにチェックオフで、同等の障害状況であるので
切替えは実行しない。
【0043】このように、本発明では切替え元の交換装
置1i、切替え先の交換装置1(n+1)の状況により
切替えを行うか否かの判定を行うようにしている。図1
0は本発明の実施例の切戻し判定処理を示す。障害中の
交換装置が正常に復旧した場合の切戻し処理は、加入者
系振分けモジュール121、122、中継系振分けモジ
ュール131、132、切戻し元の予備系の交換装置の
状態と、切戻し先の交換装置の状態により実行する。
【0044】切戻し処理は自動切戻しはなく、ワークス
テーション150を介して、保守者がシステム状態を確
認して、切戻しの行うか否かを決定する。このような判
定処理により、現用系、予備系の交換装置に障害が発生
した場合の系切替え処理の信頼度を高めることが可能と
なる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、N+1切替え方式の交
換装置において、障害が発生したとき、その障害が軽度
の障害の場合は、予備系の交換装置の切替え準備を行っ
ておき、障害が繰り返し発生したとき系切替えを行い、
また、発生した障害が二重障害のような重要障害の場合
には、切替え準備を行うことなく、直ちに系切替えを実
行することにより、障害が発生した現用系の交換装置か
ら予備系の交換装置への切替えを迅速に行うことができ
る。
【0046】さらに、切替え先である予備系の交換装置
に障害が発生している場合には、障害が発生した現用系
の交換装置、予備系の交換装置の障害状況を比較し、軽
度の障害状況の交換装置側を使用することにより、交換
システム全体としての信頼度を高めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の原理を説明する図
【図2】 本発明の第2の原理を説明する図
【図3】 本発明の実施例の切替え処理の状態遷移図
【図4】 本発明の実施例の切替えフローチャート
(1)
【図5】 本発明の実施例の切替えフローチャート
(2)
【図6】 本発明の実施例の切替えフローチャート
(3)
【図7】 本発明の実施例の切戻し処理の状態遷移図
【図8】 本発明の実施例の切替え処理の判定フローチ
ャート
【図9】 本発明の実施例の切替え判定処理
【図10】 本発明の実施例の切戻し判定処理
【図11】 N+1切替え方式を説明する図
【図12】 従来例の電子交換システムを説明する図
【符号の説明】
101〜10(n+1) D70交換機 101A〜10(n+1)A ISM 121、122 加入者系振分けモジュール 121A、122A プロセッサ 120A 保守コンソール 131、132 中継系振分けモジュール 140 ユニット間通信情報リンク 150 ワークステーション 160 リモートターミナル T アナログ端末 t ISDN端末 11〜1(n+1) 交換装置 11A〜1(N+1)A 通信装置 20A 監視装置 30A 切替え装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000004237 日本電気株式会社 東京都港区芝五丁目7番1号 (71)出願人 000005108 株式会社日立製作所 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 (72)発明者 桑原 博 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 阪本 邦裕 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 神野 公秀 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 三須 健司 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐藤 好男 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 石沢 章 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 渡部 伸一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 湯浅 祐市 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 居山 裕之 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 市川 秀彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 氏原 和人 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 桧垣 徳寿 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系の交換装置と予備系の交換装置よ
    り構成される交換システムの、障害発生時における現用
    系から予備系の交換装置への系切替え方法であって、 運用中の現用系の交換装置の障害発生の有無を監視し
    (STEP11)、 現用系の交換装置に障害発生した場合、該障害の重要度
    を判定し(STEP12)、 発生した障害が重要障害の場合には、予備系の交換装置
    の切替えを行い(STEP13)、 発生した障害が重要障害でない場合には、予備系の交換
    装置への切替え準備を行い(STEP14)、 発生した障害が重要障害でなく、該障害が繰り返し発生
    した場合に予備系の交換装置への切替えを行う(STE
    P15)、 ことを特徴とする電子交換機の系切替え方法。
  2. 【請求項2】 現用系の交換装置と予備系の交換装置よ
    り構成される交換システムの、障害発生時における現用
    系から予備系の交換装置への系切替え方法であって、 運用中の現用系交換装置の障害発生の有無を監視し(S
    TEP21)、 障害が発生した場合、該障害の重要度を判定し(STE
    P22)、 切替え先である予備系の交換装置の状況を確認し、障害
    が発生している場合には、その障害の重要度を判定し
    (STEP23)、 現用系の交換装置の障害の重要度と、予備系の交換装置
    の障害の重要度の比較を行い(STEP24)、 比較の結果により、発生している障害が軽度の交換装置
    側に切替えを行う(STEP25)、 ことを特徴とする電子交換機の系切替え方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167108A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 日本電気株式会社 障害検証装置及び障害検証方法、検証対象装置、無線通信システム、コンピュータ・プログラム

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JP2016167108A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 日本電気株式会社 障害検証装置及び障害検証方法、検証対象装置、無線通信システム、コンピュータ・プログラム

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