JPH0827483A - 洗剤用ビルダー、その製法、及び洗剤組成物 - Google Patents

洗剤用ビルダー、その製法、及び洗剤組成物

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JPH0827483A
JPH0827483A JP16514394A JP16514394A JPH0827483A JP H0827483 A JPH0827483 A JP H0827483A JP 16514394 A JP16514394 A JP 16514394A JP 16514394 A JP16514394 A JP 16514394A JP H0827483 A JPH0827483 A JP H0827483A
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Japan
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copolymer
maleic anhydride
detergent
builder
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JP16514394A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Okazawa
智之 岡澤
Yasuyuki Koie
泰行 鯉江
Shoji Arai
昭治 荒井
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生分解性を有する高分子電解質からなる、新規
な洗剤用ビルダーを提供する。 【構成】メチルビニルケトンと無水マレイン酸とからな
る共重合体を、水酸化ナトリウム水溶液で加水分解し
て、生分解性を有する高分子電解質を得る。また、この
高分子電解質を有効成分とする洗剤用ビルダー、および
そのビルダーを含有する洗剤組成物を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α,β−不飽和カルボ
ニル化合物と無水マレイン酸との共重合体を加水分解し
て得られる、生分解性を有する高分子電解質を有効成分
とする、洗剤用ビルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】洗剤用ビルダーとは、洗剤に配合され、
洗剤の主成分である界面活性剤の作用を向上させる洗浄
力増強剤である。一般に、水中にはカルシウムイオンや
マグネシウムイオンなどの多価金属イオンが存在してお
り、これらが界面活性剤と結合すると水に不溶の金属塩
を形成し洗浄力が低下する。洗剤用ビルダーは、このよ
うな多価金属イオンと結合して界面活性剤が不溶性塩と
なるのを防ぎ、洗浄力を維持する。さらに洗剤用ビルダ
ーには、このような金属イオン封鎖作用に加えて、再汚
染防止作用等の分散作用やアルカリ緩衝作用も必要とさ
れている。
【0003】従来、洗剤用ビルダーとしてはトリポリリ
ン酸ナトリウム(以下STPPと表す)が広く用いられ
ていたが、リン酸塩による湖沼、河川、海域の富栄養化
の問題から現在はほとんど使用されておらず、代替物と
してゼオライトが主流を占めている。
【0004】しかしながら、このゼオライトは水に不溶
であり分散性が低いことから、洗濯物への付着、配管の
つまり等の問題を生じ易く、また、液体状の洗剤には配
合できないという欠点がある。さらに、汚れに対する分
散作用やアルカリ緩衝作用を持たないという問題点があ
る。
【0005】以上のような問題から、近年、STPPや
ゼオライトに代わる洗剤用ビルダーとして、高分子電解
質、特にポリアクリル酸塩やアクリル酸−マレイン酸共
重合体のすぐれた機能が注目されている(表面,19,
10,542(1981))。これらの高分子電解質
は、金属イオン封鎖作用はもちろん、分散性やアルカリ
緩衝作用も兼ね備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高分子電解質は生分解性が殆どなく、湖沼、河川、
海域へ放出されると、微生物により分解されることなく
自然界に蓄積される。このため、洗剤用ビルダーとして
大量かつ長期にわたって使用された場合、環境汚染が危
惧されている。それ故、高分子電解質を洗剤用ビルダー
として使用することが著しく制限され、その使用量は極
めて少ない量にとどまっている。このような問題を解決
するため、生分解性を有する高分子電解質を洗剤用ビル
ダーとして用いることが提案されている。即ち、生分解
性を発現する単量体と、アクリル酸、マレイン酸等のエ
チレン性不飽和カルボン酸とを共重合させ、生分解性を
有する高分子電解質を得る方法が開示されている。例え
ば、特開平2−73811号公報にはシクロヘキセノン
とアクリル酸との共重合体が開示されている。しかし、
シクロヘキセノンはアクリル酸との共重合性が低く、シ
クロヘキセノンを過剰に使用したり、重合時間を長くす
る必要があり、コモノマーとして優れているとは言い難
い。さらに、シクロヘキセノンは特殊なα,β−不飽和
カルボニル化合物であり、経済性の面からも問題があ
る。
【0007】また、特開昭50−36586号公報に
は、アクロレインとアクリル酸の共重合体が開示されて
いる。しかしながら、この共重合体の製造プロセスには
多量の過酸化水素が必要であり、経済性や安全性に問題
があり、さらに水を重合溶媒とするためモノマーが水溶
性化合物に限定される等の問題を有する。
【0008】そこで本発明の目的は、これらの問題の無
い、生分解性を有する高分子電解質からなる新規な洗剤
用ビルダーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
問題点を解決するために種々の検討を重ねた。その結
果、α,β−不飽和カルボニル化合物と無水マレイン酸
との共重合体を加水分解して得られる高分子電解質を有
効成分とすると、洗剤用ビルダーの機能に加え、生分解
性を有することを見い出し本発明に到達した。
【0010】即ち本発明は、下記一般式(1)で表され
るα,β−不飽和カルボニル化合物 R1CH=C(R2)C=O(R3) (1) (式中、R1、R2及びR3は水素原子またはアルキル基
を表し、同一または異なっていてもよい)と無水マレイ
ン酸との共重合体を加水分解して得た、生分解性を有す
る高分子電解質を有効成分として含有することを特徴と
する、洗剤用ビルダーである。
【0011】また本発明は、このような洗剤用ビルダー
を含有することを特徴とする、洗剤組成物である。
【0012】さらに本発明は、一般式(1)で表される
α,β−不飽和カルボニル化合物と無水マレイン酸とを
共重合させ、得られた共重合体を加水分解することを特
徴とする、生分解性を有する高分子電解質の製法であ
る。以下本発明について詳細に説明する。
【0013】本発明において、洗剤用ビルダーは、一般
式(1)で表されるα,β−不飽和カルボニル化合物と
無水マレイン酸との共重合体を加水分解して得られる、
生分解性を有する高分子電解質が有効成分となる。ここ
で、加水分解される原料の共重合体の組成は、α,β−
不飽和カルボニル化合物ユニットが5〜60モル%、好
ましくは10〜50モル%、無水マレイン酸ユニットが
40〜80モル%、好ましくは50〜70モル%であ
る。α,β−不飽和カルボニル化合物ユニットがこれ以
下であると生分解性が失われ、これ以上となるとカルシ
ウムイオンやマグネシウムイオン等の金属イオン封鎖作
用が小さくなり洗剤用ビルダーとしての性能が低下し、
また水に不溶性となる。一方、無水マレイン酸ユニット
即ち、加水分解後のマレイン酸ユニットがこれ以下とな
ると、水への溶解性が低下すると共に洗剤用ビルダーの
性能が低下する。逆に、これ以上となると合成が困難と
なり、また生分解性も賦与されにくくなる。
【0014】本発明においてα,β−不飽和カルボニル
化合物と無水マレイン酸との共重合体は重量平均分子量
が、2,000〜200,000、好ましくは5,00
0〜100,000である。分子量が2,000未満と
なると、洗剤用ビルダーとして必要な金属イオン封鎖作
用および分散能が低下する。一方、分子量が200,0
00を越えると、生分解性が低下するのみならず、凝集
性が現れ洗剤用ビルダーの性能が低下する。
【0015】本発明のα,β−不飽和カルボニル化合物
と無水マレイン酸との共重合体は、そのユニット組成が
前記の組成範囲ならば、α,β−不飽和カルボニル化合
物と無水マレイン酸以外の構造ユニットを含有していて
もよい。それ以外の構造ユニットとして使用できるモノ
マーとしては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブ
テン、イソブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテン等
の炭素数2〜8のα−オレフィン、スチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、p−メチルスチレン等の
芳香族不飽和炭化水素、アクリル酸、メタクリル酸、ア
クリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリルア
ミド等の不飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸エステル、不飽和
脂肪酸アミド、酢酸ビニル等のビニルエステル、エチル
ビニルエーテル等のビニルエーテルを挙げることができ
る。本発明において、前記α,β−不飽和カルボニル化
合物と無水マレイン酸との共重合体は、例えば以下のよ
うにして製造できる。即ち、無水マレイン酸を有機溶媒
に溶解し、ラジカル開始剤の存在下にα,β−不飽和カ
ルボニル化合物を添加しながらラジカル共重合すること
により製造する。
【0016】ここで、使用できるα,β−不飽和カルボ
ニル化合物は、一般式(1)で表される。ここで、
1、R2及びR3は水素原子またはアルキル基を表し、
特に好ましくは、水素原子または炭素数1〜3のアルキ
ル基である。これらR1〜R3は、同一または異なってい
てもよい。このようなα,β−不飽和カルボニル化合物
としては、例えば、アクロレイン、メチルビニルケト
ン、エチルビニルケトン、プロピルビニルケトン、メチ
ルプロペニルケトン、メチルイソプロぺニルケトン等が
挙げられる。これらのうち、好ましい化合物はアクロレ
インまたはメチルビニルケトンである。
【0017】また、共重合時に使用できる有機溶媒は、
α,β−不飽和カルボニル化合物や無水マレイン酸と反
応せず、ラジカル共重合に影響しない不活性な溶媒であ
る。このような有機溶媒として、例えば、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、シクロヘキサンなどの炭化水素類、
アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなど
のケトン類、酢酸エチル、酢酸イソプロピルなどのエス
テル類、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンなどのエーテル類またはジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド、γ−ブチロラクトンまたはこれ
らの混合物などが挙げられる。これらの有機溶媒は、生
成するラジカル共重合体を溶解するものと溶解しないも
のがあるが、どちらも適宜使用できる。
【0018】共重合体の製造にあたり、原料の無水マレ
イン酸を、前記より選択された適当な有機溶媒に溶解さ
せる。このとき有機溶媒の使用量に特に制限はないが、
反応熱の除去、共重合体の粘度、分散性、操作性などを
考慮し、例えば、無水マレイン酸100重量部に対して
50〜2000重量部、好ましくは100〜1000重
量部の有機溶媒を用いることが適当である。
【0019】本発明において、共重合のラジカル開始剤
としては、前記有機溶媒に可溶なラジカル発生剤を使用
することができる。例えば、2,2’−アゾビスイソブ
チロニトリルなどのアゾ化合物類、過酸化水素、t−ブ
チルハイドロパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサ
イドなどのハイドロパーオキサイド類、t−ブチルパー
オキシピバレート、t−ブチルパーオキシ−2−エチル
ヘキサノエート、t−ブチルパーオキシベンゾエートな
どのパーオキシエステル類、ジ−t−ブチルパーオキサ
イド、ジ−クミルパーオキサイドなどのジアルキルパー
オキサイド類、過酸化ベンゾイルなどのジアシルパーオ
キサイド類、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサンなどのパーオキ
シケタール類が挙げられる。
【0020】これらのラジカル開始剤は、無水マレイン
酸を含む有機溶媒やα,β−不飽和カルボニル化合物中
に予め添加する方法で供給できる。また、これらとは別
にラジカル開始剤は、必要ならば前記有機溶媒で希釈し
て、単独で徐々にまたは一括して反応系に添加できる。
このとき、ラジカル開始剤の量は無水マレイン酸の重量
に対して0.1〜15重量%、好ましくは1〜10重量
%である。
【0021】次に、ラジカル開始剤の存在下、無水マレ
イン酸を含む有機溶媒中にモノマーであるα,β−不飽
和カルボニル化合物を添加して、ラジカル共重合を行な
う。このとき、モノマーは、必要なら前記有機溶媒で希
釈して添加してもよい。モノマーは滴下して添加される
が、滴下速度はモノマーの反応性や反応時間に応じて適
宜決められる。反応時間は、使用するモノマーの反応
性、開始剤の種類、反応温度などを考慮する必要がある
が、通常0.5〜10時間、好ましくは1〜5時間が適
当である。また、反応温度はラジカル開始剤の種類やモ
ノマーの反応性により変化するが、通常40℃〜180
℃、好ましくは60℃〜150℃が適当である。本反応
終了後、通常、未反応のモノマーを完全に反応させるた
め、さらに熟成を行なう。この熟成時間は、通常30分
〜2時間程度である。
【0022】本共重合反応は、使用するモノマーの種類
または重合条件によって、開放系または密閉系のいずれ
においても行うことができるが、好ましくは密閉系で行
い、反応圧力は、通常、常圧〜30kg/cm2Gで行
なう。さらに、本ラジカル共重合は、必要ならば連鎖移
動剤、例えば、アルデヒド類やメルカプタン類の存在下
に行ってもよい。
【0023】本発明によれば、本ラジカル共重合が終了
したあと、生成した共重合体はデカンテーションによ
り、また必要ならば共重合体を析出させ、濾過分離また
はデカンテーションにより回収できる。回収された共重
合体は、必要なら、適当な乾燥器を用いて乾燥させる。
【0024】本発明によれば、かくして得られたα,β
−不飽和カルボニル化合物と無水マレイン酸の共重合体
は、次に加水分解され、高分子電解質となる。この加水
分解は、塩基性化合物の存在下に一定時間加熱撹拌して
行なう。ここで使用できる塩基性化合物としては、例え
ば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属
水酸化物、アルキルアミン等のアミン化合物、アンモニ
ア等が挙げられる。これらのうち水酸化ナトリウムがよ
り好ましい。塩基性化合物の量は、生成した共重合体の
無水マレイン酸ユニットに対して0.5〜3モル比、好
ましくは1〜2モル比が適当である。これら塩基性化合
物は水溶液として前記共重合体に徐々に添加される。
【0025】本工程で使用される水量は前記共重合体の
2〜100倍重量、好ましくは3〜20倍重量である。
これ以下の添加量では、加水分解後の水溶液が高粘度と
なったり、水への溶解が困難となる。一方、これ以上の
添加量では、共重合体を濃縮回収あるいは乾燥処理する
工程で時間およびエネルギーを要し、不経済である。本
加水分解の反応温度は50〜150℃、好ましくは60
〜110℃である。加水分解の温度が低すぎると、反応
が十分に進行しなかったり、反応に要する時間が長くな
ったりする。一方、温度が高すぎると、水に不溶性のポ
リマーが生成する場合がある他、エネルギー上不利とな
る。本工程は、通常、常圧で行なうが、必要なら加圧下
で行なうこともできる。本加水分解は30分〜10時
間、好ましくは1〜5時間行なう。時間が短すぎると十
分に反応が進行せず、水に難溶性であったり、洗剤用ビ
ルダーの性能が低い高分子電解質が得られる。時間が長
すぎるとエネルギー的に不経済であり、また水に不溶性
のポリマーが生成する場合がある。
【0026】本加水分解工程において、必要ならば、原
料の共重合体を溶解するため溶剤、例えば、アルコール
類、アセトン、メチルエチルケトンおよびテトラヒドロ
フラン等を使用してもよい。また、本加水分解工程の別
の態様として、前記の共重合体の製造において、ラジカ
ル共重合を終了した後の反応溶液に、直接塩基性化合物
の水溶液を添加して本加水分解を行なっても何ら差し支
えない。
【0027】本発明によれば、かくして、不飽和カルボ
ニル化合物と無水マレイン酸の共重合体を加水分解し、
高分子電解質を得るが、最終的に、この高分子電解質は
水溶液として得ることが好ましい。この高分子電解質の
水溶液は、pHを7〜10、濃度を10〜40重量%に
調整することが適当である。但し、必要に応じて、粉体
等の固体で回収することもできる。例えば、高分子電解
質の水溶液を濃縮乾固して固体とする他に、高分子電解
質の水溶液にメタノール、エタノール等の過剰量を添加
したり、高分子電解質の水溶液へ塩酸、硫酸等の酸性化
合物を添加したりして固体を析出させた後、濾過分離
し、洗浄、乾燥することにより、固体の高分子電解質が
得られる。
【0028】以上のようにしてα,β−不飽和カルボニ
ル化合物と無水マレイン酸との共重合体を加水分解し
て、本発明の生分解性を有する高分子電解質を得ること
ができる。この高分子で電解質は、洗剤用ビルダーの有
効成分として、一般の洗浄剤に配合されて使用される。
この洗剤組成物は、本発明の前記有効成分である高分子
電解質以外に、陰イオン性、非イオン性などの界面活性
剤、アルカリ緩衝剤、再汚染防止剤、増量剤、酵素、可
溶化剤、蛍光増白剤、香料・着香料などを含んでいる。
洗剤組成物の配合比は、例えば、衣料用合成洗剤の場
合、本発明の高分子電解質が0.1重量%〜50重量
%、好ましくは1重量%〜30重量%であり、界面活性
剤が1重量%〜60重量%であり、その他の成分は必要
量配合される。
【0029】また、本発明の前記有効成分である高分子
電解質は、従来の洗剤用ビルダー、例えば、STPP、
ゼオライト、ケイ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、クエ
ン酸ナトリウム、及びポリアクリル酸塩やアクリル酸−
マレイン酸共重合体などの高分子電解質と併用すること
もできる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0031】参考例1(生分解性試験) 生分解性試験は、高分子論文集,45,4,317(1
988)記載の方法に従って次のように実施した。
【0032】 (1)培養液の組成 評価試料 150mg(固形分) 活性汚泥(霞共同事業(株)の汚水処理場より採取) 78mg(SS分) 塩化アンモニウム 2g リン酸二水素カリウム 200mg 硫酸マグネシウム・7水和物 200mg 塩化カルシウム 2mg 硫酸第二鉄・7水和物 1mg 硫酸マンガン・4水和物 2mg 硫酸亜鉛・7水和物 7mg 硫酸銅・5水和物 50μg ビタミンB1・塩酸塩(チアミン塩酸塩) 50μg 水 (培養液の全容量が1000mlとなる量) (2)培養 500ml三角フラスコに上記の培養液500mlをは
かり取り、25℃の恒温水槽中に設置した。三角フラス
コの口をガーゼで覆い、スターラーチップにより1週間
撹拌した。
【0033】(3)生分解率の測定 1週間培養した上記の培養液に蒸発量の純水を添加した
後、一定量を採取した。遠心分離を行い、一定量の上澄
み液を分取し、エタノール−アセトン混合溶液を適量添
加した後、ロータリエバポレーターにより濃縮乾固し
た。乾固物をGPCの溶離液へ溶解し、メンブランフィ
ルターにより濾過後、GPC分析を行った。また調製直
後の培養液についても、上記と同様な操作を行いGPC
分析を行った。調製直後の培養液中の共重合体のピーク
面積(A)および1週間培養後の共重合体のピーク面積
(B)から、生分解率(%)=((A−B)/A)×1
00を求めた。なお、GPCの測定条件は実施例1と同
様である。
【0034】参考例2(洗剤用ビルダーの評価) 洗剤用ビルダーとしての評価は、特開平4−14920
3号公報記載の方法に従いカルシウムイオン捕捉能の測
定を行った。
【0035】評価試料0.1g(固形分として)を塩化
アンモニウム−アンモニア緩衝液(pH10)100m
lに溶解した。この溶液に所定濃度の塩化カルシウムを
含む前記緩衝液をビュレットから0.2mlずつ滴下
し、そのときのカルシウムイmオン電極の電位を読みと
った。また、同様にブランクの測定も行った。
【0036】計算は次のようにして行った。ブランクの
測定結果をもとに、電位から遊離カルシウムイオン濃度
を求めた。滴定による液量補正を行った後、滴下量−C
aイオン濃度のグラフを作成した。評価試料のプロット
をカルシウムイオン濃度0へ外挿し、そのときの適下量
に対応するカルシウムイオン濃度を評価試料のカルシウ
ムイオン捕捉能とした。なお、単位はCaCO3mg/
gである。
【0037】実施例1 無水マレイン酸20重量部とトルエン58重量部とをオ
ートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で100℃まで加熱
した。これにt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート2重量部とトルエン18重量部との混合溶液、
およびメチルビニルケトン15.9重量部とトルエン4
重量部との混合溶液をそれぞれ別々に2時間かけて連続
的に添加した。その後100℃で1時間加熱・熟成し、
反応を終了させた。なお反応は1.5気圧で行った。上
澄み液を分離後、析出した共重合体を約60℃に加熱し
たトルエンで洗浄し、次いで乾燥を行った。共重合体の
収量は18.3重量部であった。この共重合体の赤外吸
収スペクトルにおいて、無水マレイン酸ユニットのカル
ボニルに由来するピークが1847cm-1及び1778
cm-1に観測された。また、メチルビニルケトンのカル
ボニルに由来するピークが1707cm-1に観測され
た。
【0038】次いで、この共重合体18.3重量部を純
水42.7重量部へ添加した。70℃に加熱後、水酸化
ナトリウム水溶液を共重合体が完全に溶解しpHが9に
なるまで撹拌しながら滴下し、常圧で2時間反応を行っ
た。た。得られた共重合体の赤外吸収スペクトルにおい
て、無水マレイン酸ユニットに由来する1847cm-1
及び1778cm-1のピークが消失し、マレイン酸ユニ
ットのカルボニル及びC−O結合に由来するピークが1
577cm-1及び1408cm-1にそれぞれ観測され
た。これは無水マレイン酸ユニットが、100%加水分
解されていることを示す。また、1704cm-1にメチ
ルビニルケトンユニットのカルボニルに由来するピーク
が観測された。
【0039】GPCによる重量平均分子量は9800
(Mw/Mn=2.4)であった。なお、GPCの測定
条件は以下のとおりである。カラム:東ソー(株)製T
SKgel;G5000PWXL+G3000PWXL
+G2000PWXL、カラム温:40℃、溶離液:リ
ン酸緩衝液(pH7)、流速:0.7ml/min、検
出器:RI、標準試料:ポリエチレンオキサイド。
【0040】得られた共重合体の生分解性試験結果およ
びカルシウムイオン捕捉能を表1に示す。
【0041】実施例2 無水マレイン酸20重量部とメチルエチルケトン53重
量部とをオートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で100
℃まで加熱した。これにt−ブチルパーオキシ−2−エ
チルヘキサノエート2重量部とメチルエチルケトン19
重量部の混合溶液、およびメチルビニルケトン15.9
重量部、チオグリコール酸1重量部、メチルエチルケト
ン8重量部の混合溶液をそれぞれ別々に2時間かけて連
続的に添加した。その後100℃で1時間加熱・熟成
し、反応を終了させた。なお反応は1.5気圧で行っ
た。次いで反応溶液を60重量部に濃縮し、約60℃に
加熱したトルエン600重量部へ滴下した。析出物を濾
過分離後、約60℃に加熱したトルエンで洗浄し、乾燥
を行なった。共重合体の収量は21.5重量部であっ
た。この共重合体の赤外吸収スペクトルにおいて、18
47cm-1及び1778cm-1に無水マレイン酸ユニッ
トのカルボニルに由来するピークが観測された。また、
1707cm-1にメチルビニルケトンのカルボニルに由
来するピークが観測された。
【0042】次いで、この共重合体を純水50.2重量
部へ添加した。70℃に加熱後、水酸化ナトリウム水溶
液を共重合体が完全に溶解しpHが9になるまで撹拌し
ながら滴下し、常圧で2時間反応を行った。得られた共
重合体の赤外吸収スペクトルにおいて、無水マレイン酸
ユニットに由来する1847cm-1及び1778cm-1
のピークが消失し、マレイン酸ユニットのカルボニル及
びC−O結合に由来するピークが1577cm-1及び1
408cm-1にそれぞれ観測された。これは無水マレイ
ン酸ユニットが100%加水分解されていることを示
す。また、1703cm-1にメチルビニルケトンユニッ
トのカルボニルに由来するピークが観測された。GPC
による重量平均分子量は9400(Mw/Mn=2.
3)であった。なお、GPCの測定条件は実施例1と同
様である。
【0043】得られた共重合体の生分解性試験結果およ
びカルシウムイオン捕捉能を表1に示す。
【0044】実施例3 無水マレイン酸20重量部とトルエン53重量部とをオ
ートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で100℃まで加熱
した。これにt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート2重量部とトルエン19重量部の混合溶液、お
よびアクロレイン12.7重量部とトルエン8重量部の
混合溶液を、それぞれ別々に2時間かけて連続的に添加
した。その後100℃で1時間加熱・熟成し、反応を終
了させた。なお反応は1.5気圧で行った。上澄み液を
分離後、析出した共重合体を約60℃に加熱したトルエ
ンで洗浄し、次いで乾燥を行った。共重合体の収量は
9.8重量部であった。この共重合体の赤外吸収スペク
トルにおいて、無水マレイン酸ユニットのカルボニルに
由来するピークが1846cm-1及び1782cm-1
観測された。また、アクロレインのカルボニルに由来す
るピークが1724cm-1に観測された。
【0045】次いで、この共重合体9重量部を純水21
重量部へ添加した。70℃に加熱後、水酸化ナトリウム
水溶液を共重合体が完全に溶解しpHが9になるまで撹
拌しながら滴下し、常圧で2時間反応を行った。得られ
た共重合体の赤外吸収スペクトルにおいて、無水マレイ
ン酸に由来する1846cm-1及び1782cm-1のピ
ークが消失し、マレイン酸ユニットのカルボニル及びC
−O結合に由来するピークが1578cm-1及び140
8cm-1にそれぞれ観測された。これは無水マレイン酸
ユニットが、100%加水分解されていることを示す。
また、1714cm-1にアクロレインのカルボニルに由
来するピークが観測された。1H−NMRスペクトル
(重水溶媒)においては、9.6ppmにアクロレイン
ユニットのアルデヒドプロトンに由来するピークが観測
された。GPCによる重量平均分子量は12000(M
w/Mn=2.5)であった。
【0046】なお、GPCの測定条件は以下のとおりで
ある。カラム:東ソー(株)製TSKgel;G500
0PWXL+G3000PWXL+G2000PWX
L、カラム温:40℃、溶離液:リン酸緩衝液(pH
7)、流速:0.7ml/min、検出器:RI、標準
試料:ポリエチレンオキサイド。
【0047】得られた共重合体の生分解性試験結果およ
びカルシウムイオン捕捉能を表1に示す。
【0048】実施例4 無水マレイン酸20重量部とメチルエチルケトン53重
量部とをオートクレーブに仕込み、窒素雰囲気で100
℃まで加熱した。これにt−ブチルパーオキシ−2−エ
チルヘキサノエート2重量部とメチルエチルケトン19
重量部の混合溶液、およびアクロレイン12.7重量
部、チオグリコール酸1重量部、メチルエチルケトン8
重量部の混合溶液をそれぞれ別々に2時間かけて連続的
に添加した。その後100℃で1時間加熱・熟成し、反
応を終了させた。なお反応は、1.5気圧で行った。次
いで反応溶液を60重量部に濃縮し、約60℃に加熱し
たトルエン600重量部へ滴下した。析出物を濾過分離
後、約60℃に加熱したトルエンで洗浄し、乾燥を行な
った。共重合体の収量は12.4重量部であった。この
共重合体の赤外吸収スペクトルにおいて、1849cm
-1及び1778cm-1に無水マレイン酸ユニットのカル
ボニルに由来するピークが観測された。また、1724
cm-1にアクロレインのカルボニルに由来するピークが
観測された。
【0049】次いで、この共重合体12重量部を純水2
8重量部へ添加した。70℃に加熱後、水酸化ナトリウ
ム水溶液を共重合体が完全に溶解しpHが9になるまで
撹拌しながら滴下し、常圧で2時間反応を行った。得ら
れた共重合体の赤外吸収スペクトルにおいて、無水マレ
イン酸ユニットに由来する1849cm-1及び1778
cm-1のピークが消失し、マレイン酸ユニットのカルボ
ニル及びC−O結合に由来するピークが1578cm-1
及び1406cm-1にそれぞれ観測された。これは無水
マレイン酸ユニットが100%加水分解されていること
を示す。また、1716cm-1にアクロレインのカルボ
ニルに由来するピークが観測された。1H−NMRスペ
クトル(重水溶媒)においては、9.6ppmにアクロ
レインユニットのアルデヒドプロトンに由来するピーク
が観測された。GPCによる重量平均分子量は1100
0(Mw/Mn=2.9)であった。なお、GPCの測
定条件は実施例1と同様である。
【0050】得られた共重合体の生分解性試験結果およ
びカルシウムイオン捕捉能を表1に示す。
【0051】比較例1 比較試料として、ビニル系高分子として生分解性を有す
ることが知られているポリビニルアルコール(重合度=
500、和光純薬(株)製)について生分解率を求め
た。結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】実施例5 以下の組成を有する洗剤組成物を調製した。
【0054】 主洗剤 直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS) 18重量% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム (AES) 5重量% 石けん 2重量% ビルダー 実施例1で得られた高分子電解質 25重量% ケイ酸ナトリウム(アルカリ緩衝剤) 10重量% 炭酸ナトリウム (アルカリ緩衝剤) 10重量% カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(再汚染防止剤) 1重量% 増量剤 硫酸ナトリウム 28重量% その他の配合剤 酵素 0.5重量% 蛍光増白剤 0.3重量% 香料・着香料 適量 合計 100重量% 実施例6 以下の組成を有する洗剤組成物を調製した。
【0055】 主洗剤 直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS) 18重量% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム (AES) 5重量% 石けん 2重量% ビルダー 実施例3で得られた高分子電解質 25重量% ケイ酸ナトリウム(アルカリ緩衝剤) 10重量% 炭酸ナトリウム (アルカリ緩衝剤) 10重量% カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(再汚染防止剤) 1重量% 増量剤 硫酸ナトリウム 28重量% その他の配合剤 酵素 0.5重量% 蛍光増白剤 0.3重量% 香料・着香料 適量 合計 100重量%
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、生分解性とビルダー機
能を共に有する高分子電解質を容易に製造できる。本発
明の高分子電解質は生分解性があり、金属イオン封鎖作
用を有することから洗剤用ビルダーとして利用可能であ
る。従って、環境破壊のない洗剤用ビルダー及び洗浄剤
を提供することが可能となる。本発明の高分子電解質を
用いれば、洗浄剤成分中の高分子電解質型の洗剤用ビル
ダーを増量でき、洗浄剤の性能をより向上させることが
できる。また、本発明の高分子電解質は水溶性であるた
め、液体状の洗浄剤にも配合が可能となり洗浄力を向上
できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で表されるα,β−不飽
    和カルボニル化合物 R1CH=C(R2)C=O(R3) (1) (式中、R1、R2及びR3は水素原子またはアルキル基
    を表し、同一または異なっていてもよい)と無水マレイ
    ン酸との共重合体を加水分解して得た、生分解性を有す
    る高分子電解質を有効成分として含有することを特徴と
    する、洗剤用ビルダー。
  2. 【請求項2】請求項1において、一般式(1)のR3
    アルキル基である洗剤用ビルダー。
  3. 【請求項3】請求項1において、一般式(1)のR3
    水素である洗剤用ビルダー。
  4. 【請求項4】請求項1、2、または3に記載の洗剤用ビ
    ルダーを含有することを特徴とする、洗剤組成物。
  5. 【請求項5】下記一般式(1)で表されるα,β−不飽
    和カルボニル化合物 R1CH=C(R2)C=O(R3) (1) (式中、R1、R2及びR3は水素原子またはアルキル基
    を表し、同一または異なっていてもよい)と無水マレイ
    ン酸とを共重合させ、得られた共重合体を加水分解する
    ことを特徴とする、生分解性を有する高分子電解質の製
    法。
  6. 【請求項6】請求項5おいて、有機溶媒に無水マレイン
    酸を溶解し、そこへα,β−不飽和カルボニル化合物を
    添加しながら、ラジカル共重合する方法。
JP16514394A 1994-07-18 1994-07-18 洗剤用ビルダー、その製法、及び洗剤組成物 Pending JPH0827483A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH107740A (ja) * 1994-12-15 1998-01-13 Nippon Shokubai Co Ltd マレイン酸系共重合体

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JPH107740A (ja) * 1994-12-15 1998-01-13 Nippon Shokubai Co Ltd マレイン酸系共重合体

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