JPH0827415B2 - 多心コネクタの寸法測定方法 - Google Patents

多心コネクタの寸法測定方法

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JPH0827415B2
JPH0827415B2 JP32184790A JP32184790A JPH0827415B2 JP H0827415 B2 JPH0827415 B2 JP H0827415B2 JP 32184790 A JP32184790 A JP 32184790A JP 32184790 A JP32184790 A JP 32184790A JP H0827415 B2 JPH0827415 B2 JP H0827415B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多心コネクタにおいて、ファイバ挿入孔及
びガイドピンが嵌合するピン孔の位置を測定する多心コ
ネクタの寸法測定方法に関する。
(従来の技術) 多心コネクタは、ガイドピンを相手方の多心コネクタ
のピン孔に嵌合させて突合せ接続するもので、例えば、
プラスチック製のフェルールに一定の配列ピッチで形成
した複数のファイバ挿入孔の夫々に、多心ファイバの各
光ファイバを挿入し、これらを接着剤で固定したもので
ある。
かかる多心コネクタにおいては、他の多心コネクタと
の突合せ接続に伴う接続ロスを極力低減するため、各フ
ァイバ挿入孔をサブミクロンオーダーで精密に形成加工
する必要がある。このため、多心コネクタの品質管理を
目的として、製造されたフェルールにおける各ファイバ
挿入孔の位置を測定している。
しかしながら、かかる測定において反射照明でファイ
バ挿入孔を測定すると、ファイバ挿入孔の周縁が欠けて
いたり、孔形状が歪んでいたりした場合等に、サブミク
ロンオーダーでは許容し得ない測定誤差を生ずるという
問題があった。
このため、各ファイバ挿入孔の出射側の形状や内部形
状による影響を受けないように、通常、各孔の後方から
測定光を入射している。即ち、ファイバ挿入孔毎に光フ
ァイバを挿入して接着固定し、一端の光源側から入射し
た測定光を他端のフェルールの突合せ面において測定す
ることによって、各ファイバ挿入孔の位置を精密に測定
している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、多心コネクタにおけるファイバ挿入孔の測
定は、ガイドピンとピン孔との嵌合によって突合せ接続
するため、ピン孔を基準とした位置が重要である。しか
し、かかるピン孔の測定は、孔径の違い等のため、別途
行わなければならず測定作業が非常に煩雑であるという
問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、ピン孔の
位置を、各ファイバ挿入孔の位置と共に一括して測定す
ることができる多心コネクタの寸法測定方法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の多心コネクタの寸
法測定方法によれば、ピン孔と多心ファイバを有する多
心コネクタの、前記ピン孔に光ファイバの取付けられた
単心フェルールを挿着し、 該単心フェルールの光ファイバ及び前記多心ファイバ
の各光ファイバ中心を測定することにより、前記ピン孔
の中心及び多心ファイバにおける各光ファイバの中心の
位置関係を求める構成としたものである。
好ましくは、各光ファイバ中心を測定する測定手段と
して、撮像カメラによる画像処理を用いる。
ここで、単心フェルール及び光ファイバは、夫々フェ
ルール外径及びコア外径に偏心がないものを用いる。
測定光の光源としては、例えば、LEDや半導体レーザ
等の光の強度変動の少ないものを使用する。
また、2軸方向に調節される多心コネクタの位置を測
定する位置測定方法としては、2軸方向の位置を微細に
調節することができる光学ステージ、例えば、X,Y2軸方
向の位置を表示するスケールを備えたX−Yステージを
用いる。
このとき、前記スケールは、スケールコントローラに
よって2軸方向の位置を調節し、初期位置の位置決めが
行われる。また、X−Yステージ自体は、手動によって
2軸方向の位置を微調節できる他、例えば、ステージコ
ントローラによって機械的に微細調節することも可能で
ある。
更に、各光ファイバ中心を測定する測定手段として
は、多心コネクタの光ファイバを通って伝送されてくる
測定光を、例えば、パワーメータで強度測定したり、撮
像カメラを用いて画像処理する手段がある。
(作用) 単心フェルールを多心コネクタのピン孔に挿着する
と、多心コネクタの突合せ端面には、多心ファイバと単
心フェルールの各光ファイバが露出する。
これら各光ファイバ毎に、中心位置を測定することに
より、多心コネクタのピン孔及び多心ファイバの各光フ
ァイバに関する位置関係が求まる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て詳細に説明する。
第1図は、本発明方法を実施する寸法測定系の構成を
示すもので、寸法測定系は、X−Yステージ1、スケー
ル2及び支持フレーム3を備えている。
X−Yステージ1は、図示のように、中央に上下方向
に貫通し、測定対象の多心コネクタ4を取り付ける方形
の取付孔1aが形成されている。このステージ1は、取付
孔1aに取付けた多心コネクタ4と共に、図中矢印X,Y方
向に微動自在で、第2図に示すステージコントローラ5
により、X,Yの2軸方向に移動される。これにより、多
心コネクタ4は、X−Y方向の位置が微調節される。
多心コネクタ4は、第1図に示したように、本体4aに
多心ファイバ6を取付けたもので、突合せ端面4bには各
光ファイバ6aの一端が露出している。多心ファイバ6
は、他端がLEDを用いた光源7(第2図参照)に接続さ
れている。また、本体4aの各光ファイバ6aの端部が露出
した両側にはピン孔4c,4cが形成され、夫々のピン孔4c
には、単心フェルール8が抜き差し自在に挿着されてい
る。
この単心フェルール8は、ピン孔4cの中心位置を測定
するためのもので、一端が光源7に接続された光ファイ
バ9の他端に取付けられている。
スケール2は、多心コネクタ4を取付けてX−Y方向
に微動したX−Yステージ1の位置を表示するもので、
第2図に示すスケールコントローラ10により、X−Y方
向の位置を調節し、多心コネクタ4の測定をする際に、
初期位置への位置決めが行われる。
支持フレーム3は、送受光フェルール11を取付けて支
持するもので、第1図に矢印Zで示すように、X−Yス
テージ1によって規定される平面に対して直交する方向
に移動して、送受光フェルール11を多心コネクタ4と突
合わせる。
送受光フェルール11は、一端が光パワーメータ12(第
2図参照)に接続された送受光ファイバ13の他端に取付
けられており、多心コネクタ4と突合わせることによ
り、送受光ファイバ13を多心コネクタ4に取付けられた
複数の光ファイバ6a,9の何れかに光接続させる。
光パワーメータ12は、送受光ファイバ13を伝送されて
くる光源7からの測定光の光強度を測定する。光パワー
メータ12が測定した光強度は、所定の信号に変換してコ
ンピュータ(ECU)14に入力される。コンピュータ14
は、光パワーメータ12から伝送されてくる光強度にかか
る信号に基づき、光強度が最大の位置を判別する。
そして、ステージコントローラ5、光源7、スケール
コントローラ10及び光パワーメータ12は、第2図に示す
ように、コンピュータ14と接続され、コンピュータ14に
よって作動が制御されている。
本発明の多心コネクタの寸法測定方法は、上記測定系
を用いて以下のようにして実行される。
先ず、多心コネクタ4の各ピン孔4cに、単心フェルー
ル8を突合せ端面4bと略面一となるように挿着する。
次に、多心コネクタ4をX−Yステージ1の取付孔1a
に取付けると共に、支持フレーム3を下降させる。これ
により、送受光フェルール11を多心コネクタ4の突合せ
端面4bに突合せ、位置を求めようとする複数の光ファイ
バ6a,9の第1の光ファイバに、送受光ファイバ13を概略
突合せ接続する。
このとき、送受光フェルール11は、多心コネクタ4と
完全に密着させる必要はなく、所定の光ファイバからの
測定光を測定している間に、一定に保持されていればよ
い。
かかる概略接続した状態において、送受光ファイバ13
を通って伝送されてくる測定光の強度を光パワーメータ
12で測定する。
この測定に際しては、X−Yステージ1を、第1の光
ファイバの範囲内で任意の方向に移動させ、光パワーメ
ータ12で測定される測定光の強度が最大、即ち、伝送損
失が最も小さいときの位置を、コンピュータ14での判別
結果に基づいてスケール2で読む。
以下、同様にして、第2乃至第nの光ファイバに相当
する他の光ファイバ6a,9の位置を求める。これにより、
多心コネクタ4のガイドピン孔4c,4cを基準とした複数
の光ファイバ6aの位置が求められる。
尚、測定光の強度を測定するにあたり、上記実施例と
は逆に送受光ファイバ側から測定光を入射させ、多心コ
ネクタ側で受光することにより測定の強度を測定しても
よいことは言うまでもない。
また、上記実施例においては、多心コネクタ4の各光
ファイバ6a,9の位置を測定するのに、光パワーメータ12
で測定光の強度が最大となる位置を求めたが、この他
に、例えば、撮像カメラを支持フレーム3に設置し、各
光ファイバ6a,9から出射される測定光を撮像カメラで撮
影し、これらの映像を画像処理することにより各光ファ
イバ6a,9の位置を測定してもよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明の多心コネクタ
の寸法測定方法によれば、光ファイバが取付けられた単
心フェルールを多心コネクタのピン孔に装着するので、
各光ファイバの位置をピン孔の位置と共に他の方法を用
いることなく一括して測定することができる。このた
め、ピン孔の位置と各光ファイバの位置とを別個に測定
しなくともよく、ピン孔を基準とした各光ファイバの位
置を簡便に求めることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法の一実施例を説明するも
ので、第1図は本発明方法を実施する測定系の機械的構
成に係る概略構成図、第2図は第1図の測定系の概略接
続図である。 1……X−Yステージ(位置測定手段)、4……多心コ
ネクタ、4b……突合せ端面、4c……ピン孔、6……多心
ファイバ、6a……光ファイバ、8……単心フェルール、
8a……光ファイバ、11……送受光フェルール、12……光
パワーメータ、13……送受光ファイバ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピン孔と多心ファイバを有する多心コネク
    タの、前記ピン孔に光ファイバの取付けられた単心フェ
    ルールを挿着し、 該単心フェルールの光ファイバ及び前記多心ファイバの
    各光ファイバ中心を測定することにより、前記ピン孔の
    中心及び多心ファイバにおける各光ファイバの中心の位
    置関係を求めることを特徴とする多心コネクタの寸法測
    定方法。
  2. 【請求項2】前記各光ファイバ中心を測定する測定手段
    が、撮像カメラによる画像処理である、請求項1記載の
    多心コネクタの寸法測定方法。
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