JPH08273083A - 移動体検出装置 - Google Patents

移動体検出装置

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JPH08273083A
JPH08273083A JP7074891A JP7489195A JPH08273083A JP H08273083 A JPH08273083 A JP H08273083A JP 7074891 A JP7074891 A JP 7074891A JP 7489195 A JP7489195 A JP 7489195A JP H08273083 A JPH08273083 A JP H08273083A
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JP
Japan
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moving body
code
approach
door
sensor
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JP7074891A
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English (en)
Inventor
Eitoku Tabuse
栄徳 田伏
Masaji Aono
正司 青野
Hiromi Kitaura
博己 北浦
Naotaka Miyamoto
尚孝 宮本
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Idec Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力消費を節減した移動体検出装置を提供す
る。 【構成】 人が移動体検出装置2に近付くと、接近検出
センサ6がこれを検出して検出信号を出力する。切換手
段8は、この検出信号を受けて、スイッチSW1、SW
2を閉じ、受信部10および処理部である送信部12に
電源を供給する。これにより受信部10が動作し、人の
側に設けられた発信器4からのIDコードを受信する。
受信部10は、このIDコードを警報手段14に送る。
警報手段14は警報を発する。また、受信部10は、受
信したIDコードを送信部12にも送る。送信部12
は、このIDコードをメインコントローラ20に送信す
る。メインコントローラ20では、受信したIDコード
に基づき、誰がドアに近付いたかを表示する。受信部1
0および送信部12に対して、接近検出センサ6が人を
検出するまでは電源が供給されない。したがって、移動
体検出装置2を電力消費を抑えることができ、電池駆動
による場合であっても長時間の稼働が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術およびその課題】人や動物などの移動体の
移動状況を監視するため、種々のセンサが用いられてい
る。これらセンサの多くは、建物の出入り口等の所定場
所に設けられ、当該場所を通過する人等を検出するもの
である。これらセンサでは、誰が当該場所を通過したの
かを知ることができない。
【0002】そこで、監視対象となる人にIDコードを
発信する発信器を所持させ、センサ側でこれを受信し
て、誰が当該場所を通過したのかを知るシステムも登場
している。
【0003】しかしながら、このようなセンサでは、I
Dコードを受信するために常時受信機を動作させておか
なければならず電力が無駄に消費されるという問題があ
った。この発明は、上記のような問題点を解決して、消
費電力を低減した装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の移動体検出装
置は、移動体の接近を検出する接近検出センサ、移動体
からのIDコードを受信する受信部、受信部によって受
信したIDコードに基づいて処理を行う処理部、接近検
出センサの出力を受け、接近検出センサが移動体の接近
を検出していない場合には、受信部が動作するに必要な
電源を供給せず、接近検出センサが移動体の接近を検出
した場合には、受信部が動作するに必要な電源を供給す
る切換手段、を備えている。
【0005】請求項2の移動体検出装置は、接近検出セ
ンサの出力を受け、接近検出センサが移動体の接近を検
出すると、警報を発する警報手段を備えたことを特徴と
している。
【0006】請求項3の移動体検出装置は、予め警報対
象となる移動体のIDコードを記憶した記憶手段を設
け、警報手段は、受信部によって受信したIDコードが
記憶手段に記憶したIDコードのいずれかと合致した場
合にのみ警報を発するようにしたことを特徴としてい
る。
【0007】請求項4の移動体検出装置は、移動体の接
近を検出する接近検出センサ、扉の開閉を検出する扉セ
ンサ、移動体からのIDコードを受信する受信部、受信
部によって受信したIDコードに基づいて処理を行う処
理部、接近検出センサの出力を受け、接近検出センサが
移動体の接近を検出していない場合には、受信部が動作
するに必要な電源を供給せず、接近検出センサが移動体
の接近を検出した場合には、受信部が動作するに必要な
電源を供給する受信部切換手段、扉センサの出力を受
け、扉センサが扉が開いたことを検出していない場合に
は、処理部が動作するに必要な電源を供給せず、移動体
が接近し、かつ扉センサが扉が開いたことを検出した場
合には、処理部が動作するに必要な電源を供給する送信
部切換手段、を備えている。
【0008】請求項5の移動体検出装置は、接近検出セ
ンサおよび扉センサの出力を受け、接近検出センサが移
動体の接近を検出するとともに扉センサが扉が開いたこ
とを検出すると、警報を発する警報手段を備えたことを
特徴としている。
【0009】請求項6の移動体検出装置は、予め警報対
象となる移動体のIDコードを記憶した記憶手段を設
け、警報手段は、受信部によって受信したIDコードが
記憶手段に記憶したIDコードのいずれかと合致した場
合にのみ警報を発するようにしたことを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】請求項1、請求項4の移動体検出装置は、接近
検出センサの出力を受け、接近検出センサが移動体の接
近を検出していない場合には、受信部が動作するに必要
な電源を供給せず、接近検出センサが移動体の接近を検
出した場合には、受信部が動作するに必要な電源を供給
する切換手段を備えている。したがって、移動体が接近
した場合のみ受信部が動作を行うので、電力消費を節減
することができる。
【0011】請求項2、請求項5の移動体検出装置は、
警報手段を備えている。したがって、移動体の接近によ
り、警報を発することができる。
【0012】請求項3、請求項6の移動体検出装置は、
予めIDコードを記憶しておき、受信したIDコードが
これに合致した場合のみ、警報を発するようにしてい
る。したがって、特定人のみを監視することが可能とな
る。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例による移動体検出装置2
の全体構成を図1に示す。この実施例では、人を検出対
象とした場合について説明する。移動体検出装置2は、
ドアの近傍など、人の移動を監視したい場所に設置す
る。一方、監視対象である人の側には、例えば名札など
に発信器が設けられている。人が移動体検出装置2に近
付くと、接近検出センサ6がこれを検出して検出信号を
出力する。切換手段8は、この検出信号を受けて、スイ
ッチSW1、SW2を閉じ、受信部10および処理部で
ある送信部12に電源を供給する。これにより受信部1
0が動作し、人の側に設けられた発信器4からのIDコ
ードを受信する。受信部10は、このIDコードを警報
手段14に送る。これを受けて、警報手段14は警報を
発する。これにより、監視対象としての人が、ドアに近
付いたことを警報で知らせることができる。
【0014】また、受信部10は、受信したIDコード
を送信部12にも送る。送信部12は、このIDコード
をメインコントローラ20に送信する。メインコントロ
ーラ20では、受信したIDコードに基づき、誰がドア
に近付いたかを表示する。メインコントローラ20を監
視している監視者は、この表示を確認した後、リセット
ボタン(図示せず)を押す。これに伴って、メインコン
トローラ20は、移動体検出装置2に対し確認信号を送
信する。移動体検出装置2の受信部10は、メインコン
トローラ20からの確認信号を受信し、警報手段14に
与える。警報手段14は、これを受けて警報を停止す
る。
【0015】以上のように、受信部10および送信部1
2に対して、接近検出センサ6が人を検出するまでは電
源が供給されない。したがって、移動体検出装置2を電
力消費を抑えることができ、電池駆動による場合であっ
ても長時間の稼働が可能となる。
【0016】図2に、図1の移動体検出装置2の各ブロ
ックの機能を、マイクロプロセッサを用いて実現した場
合のハードウエア構成を示す。この移動体検出装置2
は、図3に示すように、ドアのない出入口22の上部に
設けられる。メインコントローラ20は、管理室内に設
けられている。この実施例では、1台のメインコントロ
ーラ20により、4台の移動体検出装置2を制御してい
る。つまり、4ヵ所の出入口22に移動体検出装置2が
設けられている。また、人24は、胸ポケット内に発信
器4を所持しており、この発信器4は各人ごとに固有の
IDコードを送信する。
【0017】図2において、接近検出センサ6は、静電
容量、インダクタンス等に基づく近接センサや、赤外線
センサ等を用いることができる。なお、人感センサとし
ては、焦電型赤外線センサが好ましい。マイクロプロセ
ッサ26は、メモリ28、CPU30、入出力ポート3
2を備えており、メモリ28のプログラムにしたがって
各部の制御を行なう。入出力ポート32には、接近検出
センサ6の出力が与えられている。また、入出力ポート
32からは、LED36、ブザー38、デコーダ40、
エンコーダ42、スイッチVRX、VTXに対して出力が出
されている。なお、この移動体検出装置2は、電池34
によって電力の供給を行なうものである。
【0018】図4に、メモリ28に記憶されたプログラ
ムのフローチャートを示す。以下、このフローチャート
にしたがって、移動体検出装置2の動作を説明する。移
動体検出装置2に電源を投入すると、CPU30は各部
の初期化を行なう(ステップS1)。つまり、LED3
6を消灯し、ブザー38をオフにする。次に、スイッチ
RX、VTXをオフにし、受信部44、送信部46に電池
34からの電圧を供給しないようにする(ステップS
2)。さらに、CPU30は、消費電力節減のため省電
力モード(スタンバイモード)に入る(ステップS
3)。この省電力モードにおいては、クロックスピード
を遅くする等して、電力消費を抑えている。
【0019】次に、CPU30は、接近検出センサ6が
オンであるか否かを判断する(ステップS4)。つま
り、点αの電圧が0であるかVBであるかを入出力ポー
ト32から取り込んで、人が近付いたか否かを判断す
る。人が近付いておらず、接近検出センサ6がオフであ
り、点αの電圧がVBならば、ステップS2に戻って待
機を続ける。
【0020】一方、人が近付いており、接近検出センサ
6がオンであり、点αの電圧が0ならば、CPU30
は、省電力モードから通常動作モードに入る(ステップ
S5)。次に、CPU30は、受信部44、デコーダ4
0に電源を供給するため、スイッチVRXをオンにする
(ステップS6)。これにより、受信部44が動作し、
人24が有する発信器4からの信号をアンテナ50から
受信する。受信した信号は、デコーダ40によって複調
され、IDコードが取り出される。CPU30は、この
IDコードを取り込む(ステップS7)。さらに、入出
力ポート32を介して、LED36を点灯し、ブザー3
8を鳴らす(ステップS8)。これにより、人が出入口
22に近付いたことを報知することができる。
【0021】次に、CPU30は、送信部46、エンコ
ーダ42に電源を供給するため、スイッチVTXをオンに
する(ステップS9)。これにより、送信部46および
エンコーダ42が動作を開始する。CPU30は、ステ
ップS7で取り込んだIDコードをエンコーダ42に送
る。エンコーダ42は、CPU30からのIDコードを
変調し、送信部46を介してアンテナ50から送出す
る。また、この際、エンコーダ42は、受信したIDコ
ードだけでなく、当該移動体検出装置2に固有のIDコ
ードも併せて、送信部46に送る。その後、CPU30
は、タイマにΔTをセットする(ステップS10)。
【0022】この信号は、管理室等に設けられたメイン
コントローラ20によって受信される。この信号には、
人のIDコードと移動体検出装置2のIDコードが含ま
れているので、誰が、どの出入口に近付いたかを、メイ
ンコントローラ20側で表示することができる。監視者
は、これを確認した後、メインコントローラ20の確認
ボタン(図示せず)を押下する。これに応じて、メイン
コントローラ20は、当該移動体検出装置2に対して確
認信号を送信する。この際、メインコントローラ20
は、相手先の移動体検出装置2のIDコードを付して送
信する。
【0023】移動体検出装置2の受信部44は、これを
受信して確認信号に付されたIDコードを見て、自己に
対する信号であるか否かを判断する。確認信号が送られ
てきていなかったり、送られて来ていても他の移動体検
出装置に対する確認信号であれば、ステップS12に進
む。
【0024】ステップS12においては、接近検出セン
サ6がオンであるか否かを判断する。オンであれば、ス
テップS7以下を繰返して、再び、人からのIDコード
を読み込んでメインコントローラ20に送信する。これ
は、送信したIDコードがメインコントローラ20に受
信されず、確認信号が返信されない可能性があるためで
ある。また、この時点(ステップS12の時点)で、接
近検出センサ6がオフになっていれば、タイマをデクリ
メントし(ステップS13)、タイマが0になればステ
ップS2の待機状態に戻る(ステップS14)。タイマ
が0になっていなければ、接近検出センサ6がオフであ
ることから、LED36を消灯し、ブザー38を停止す
る(ステップS15)。その後、ステップS2の待機状
態に戻る。
【0025】一方、ステップS11において、自己に対
する確認信号を受信すると、LED36を消灯し、ブザ
ー38を停止して(ステップS15)、ステップS2の
待機状態に戻る。
【0026】以上のようにして、受信、送信の動作を終
了すると、再びスイッチVRX、VTXをオフにするととも
に、CPU30を省電力モードにして、電力消費の低減
を図っている。
【0027】なお、この実施例では、送信と受信の混信
を避けるため、送信と受信とで異なる周波数の搬送波を
用いている。しかし、送信時には送信部46のみをアン
テナ50に接続し、受信時には受信部44のみをアンテ
ナ50に接続するようにすれば、同一の周波数を用いる
ことも可能である。
【0028】図5に、この発明の他の実施例による移動
体検出装置21の配置例を示す。移動体検出装置21
は、開閉ドア23の上部に設けられている。移動体検出
装置21のハードウエア構成は、図7に示すように、前
述の実施例とほぼ同じである。ただし、この実施例で
は、メモリ28に、予め警報の対象となる人に対応する
IDコードが記憶されている。
【0029】また、ドア開閉センサ52が設けられてお
り、その出力が入出力ポート32を介してCPU30に
取り込まれている。このドア開閉センサ52は、図5に
示すように、ドア23に取り付けられた磁石54からの
磁束を検出するセンサである。図5のように、ドア23
が閉っている場合には、磁石54からの磁束を検出する
のでオフとなり、図6のようにドア23が開いた場合に
は、磁石54からの磁束を検出しないのでオンとなる。
なお、この実施例では、ドア開閉センサ52として、磁
気センサを用いているが、光電センサ等を用いてもよ
い。
【0030】この移動体検出装置21の動作を、図8の
フローチャートに従って説明する。ステップS21、S
22、S23は、初期的な設定であり、図4の実施例に
おけるステップS1、S2、S3と同じである。これら
が終了すると、CPU30は、接近検出センサ6がオン
であるか否かを検出する(ステップS24)。オフであ
れば、ステップS22以下の待機状態に戻る。
【0031】人24がドア23に近づき、接近検出セン
サ6がオンになると、CPU30は省電力モードから通
常モードに移るとともに、スイッチVRXをオンにする
(ステップS25)。これにより、受信部44が動作
し、人24の発信器4からの信号をアンテナ50より受
信する。受信した信号は、デコーダ40によって復調さ
れ、IDコードが取り出される。CPU30は、このI
Dコードを取り込む(ステップS26)。さらに、CP
U30は、取り込んだIDコードが、メモリ28に予め
記憶されているIDコードの何れかと合致するか否かを
判断する(ステップS27、S28)。
【0032】合致しなければ、ドア開閉センサ52がオ
ンであるか否かを判断する(ステップS29)。ドア開
閉センサ52がオフであれば、ドア23は開かれていな
いので、ステップS22に戻って待機状態に入る。ドア
開閉センサ52がオンであれば、ドア23が開かれたの
で、スイッチVTXをオンにして、当該移動体検出装置2
1のIDコード(つまりドア23のIDコード)を送信
部46から送信する(ステップS30、S31)。メイ
ンコントローラ20は、これを受けて、誰かがドア23
から出入りしたことを知ることができる。CPU30
は、信号を送出した後、ステップS22以下の待機状態
に入る。
【0033】上記のように、メモリ28にIDコードが
登録されていない人がドア23から出入りした場合に
は、警報を鳴らさず、IDコードをメインコントローラ
20に送るようにしている。
【0034】ステップS28において、受信したIDコ
ードがメモリ28に登録されているIDコードと合致し
た場合には、ステップS32に進む。ステップS32で
は、このIDコードをメモり28に一時記憶する。次
に、ドア開閉センサ52がオンであるか否かを判断する
(ステップS33)。オフであれば、ドア23が開いて
いないので、ステップS26に戻る。
【0035】ドア開閉センサ52がオンであれば、ドア
23が開かれたので、LED36を点灯し、ブザー38
を鳴らす(ステップS34)。次に、CPU30は、ス
イッチVTXをオンにし、メモリ28に一時記憶したID
コードに、当該移動体検出装置21のIDコードを付し
て、送信部46から送信する(ステップS35)。その
後、CPU30は、タイマにΔTをセットする(ステッ
プS36)。
【0036】この信号は、管理室等に設けられたメイン
コントローラ20によって受信される。この信号には、
人のIDコードと移動体検出装置21のIDコードが含
まれているので、誰が、どの出入口に近付いたかを、メ
インコントローラ20側で表示することができる。監視
者は、これを確認した後、メインコントローラ20の確
認ボタン(図示せず)を押下する。これに応じて、メイ
ンコントローラ20は、当該移動体検出装置21に対し
て確認信号を送信する。この際、メインコントローラ2
0は、相手先の移動体検出装置21のIDコードを付し
て送信する。
【0037】移動体検出装置21の受信部44は、これ
を受信して確認信号に付されたIDコードを見て、自己
に対する信号であるか否かを判断する。確認信号が送ら
れてきていなかったり、送られて来ていても他の移動体
検出装置に対する確認信号であれば、ステップS38に
進む。
【0038】ステップS38においては、タイマをデク
リメントする。タイマが0になれば、LED36を消灯
し、ブザー38を止めて(ステップS40)、ステップ
S22の待機状態に戻る。タイマが0になっていなけれ
ば、ステップS37に戻る。
【0039】一方、ステップS37において、自己に対
する確認信号を受信すると、LED36を消灯し、ブザ
ー38を停止して(ステップS40)、ステップS22
の待機状態に戻る。
【0040】以上のようにして、受信、送信の動作を終
了すると、再びスイッチVRX、VTXをオフにするとと
もに、CPU30を省電力モードにして、電力消費の低
減を図っている。
【0041】上記実施例では、予めメモり28にIDコ
ードが登録された人のみ警報を鳴らすようにしたが、I
Dコードが登録されていない人のみ警報を鳴らすように
してもよい。また、IDコードが登録された人が近づい
た場合のみ、ドア開閉の機械的ロック機構を解除するよ
うにしてもよい。
【0042】なお、上記各実施例においては、移動体と
して人を検出するようにしたが、動物、ロボット等、移
動するもの全てに対して適用可能である。
【0043】また、上記実施例では、メインコントロー
ラ20を離れた位置に設けたが、メインコントローラ2
0の機能を移動体検出装置2(21)の内部に持つよう
に構成してもよい。この場合、送信部46、エンコーダ
42は不要である。
【0044】さらに、上記各実施例では、切換手段であ
るスイッチによって、スタンバイ状態時には、受信部、
送信部に電力が全く供給されないように構成されてい
る。しかしながら、動作の立ち上がり迅速にするため、
スタンバイ状態時においても、低い電圧を供給しておい
てもよい。
【0045】また、上記各実施例では、CPUを用いて
各機能を実現しているが、その一部または全部をハード
ウエアロジックによって構成してもよい。
【0046】
【発明の効果】請求項1、請求項4の移動体検出装置
は、接近検出センサが移動体の接近を検出した場合に受
信部が動作するに必要な電源を供給する切換手段を備え
ている。したがって、移動体が接近した場合のみ受信部
が動作を行うので、電力消費を節減することができる。
【0047】請求項2、請求項5の移動体検出装置は、
警報手段を備えている。したがって、移動体の接近によ
り、警報を発することができる。
【0048】請求項3、請求項6の移動体検出装置は、
予めIDコードを記憶しておき、受信したIDコードが
これに合致した場合のみ、警報を発するようにしてい
る。したがって、特定人のみを監視することが可能とな
る。
【0049】すなわち、この発明によれば、電力消費を
節減した移動体検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による移動体検出装置の全
体構成を示す図である。
【図2】図1の各機能をCPUを用いて実現した場合の
ハードウエア構成を示す図である。
【図3】図2の実施例による移動体検出装置2の設置状
態を示す図である。
【図4】メモリ28に記憶されたプログラムのフローチ
ャートを示す図である。
【図5】他の実施例による移動体検出装置21の設置状
態を示す図である。
【図6】他の実施例による移動体検出装置21の設置状
態を示す図である。
【図7】移動体検出装置21のハードウエア構成を示す
図である。
【図8】メモリ28に記憶されたプログラムのフローチ
ャートを示す図である。
【符号の説明】
4・・・発信器 6・・・接近検出センサ 8・・・切換手段 10・・・受信部 12・・・送信部 14・・・警報手段 16・・・記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 尚孝 大阪府大阪市淀川区西宮原1丁目7番31号 和泉電気株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の接近を検出する接近検出センサ、 移動体からのIDコードを受信する受信部、 受信部によって受信したIDコードに基づいて処理を行
    う処理部、 接近検出センサの出力を受け、接近検出センサが移動体
    の接近を検出していない場合には、受信部が動作するに
    必要な電源を供給せず、接近検出センサが移動体の接近
    を検出した場合には、受信部が動作するに必要な電源を
    供給する切換手段、 を備えた移動体検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1の移動体検出装置において、 接近検出センサの出力を受け、接近検出センサが移動体
    の接近を検出すると、警報を発する警報手段、 を備えたことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2の移動体検出装置において、 予め警報対象となる移動体のIDコードを記憶した記憶
    手段を設け、 前記警報手段は、受信部によって受信したIDコードが
    記憶手段に記憶したIDコードのいずれかと合致した場
    合にのみ警報を発するようにしたことを特徴とするも
    の。
  4. 【請求項4】移動体の接近を検出する接近検出センサ、 扉の開閉を検出する扉センサ、 移動体からのIDコードを受信する受信部、 受信部によって受信したIDコードに基づいて処理を行
    う処理部、 接近検出センサの出力を受け、接近検出センサが移動体
    の接近を検出していない場合には、受信部が動作するに
    必要な電源を供給せず、接近検出センサが移動体の接近
    を検出した場合には、受信部が動作するに必要な電源を
    供給する受信部切換手段、 扉センサの出力を受け、扉センサが扉が開いたことを検
    出していない場合には、処理部が動作するに必要な電源
    を供給せず、移動体が接近し、かつ扉センサが扉が開い
    たことを検出した場合には、処理部が動作するに必要な
    電源を供給する送信部切換手段、 を備えた移動体検出装置。
  5. 【請求項5】請求項4の移動体検出装置において、 接近検出センサおよび扉センサの出力を受け、接近検出
    センサが移動体の接近を検出するとともに扉センサが扉
    が開いたことを検出すると、警報を発する警報手段、 を備えたことを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項5の移動体検出装置において、 予め警報対象となる移動体のIDコードを記憶した記憶
    手段を設け、 前記警報手段は、受信部によって受信したIDコードが
    記憶手段に記憶したIDコードのいずれかと合致した場
    合にのみ警報を発するようにしたことを特徴とするも
    の。
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