JPH08272711A - ファイル転送自動管理システム - Google Patents

ファイル転送自動管理システム

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Publication number
JPH08272711A
JPH08272711A JP7072547A JP7254795A JPH08272711A JP H08272711 A JPH08272711 A JP H08272711A JP 7072547 A JP7072547 A JP 7072547A JP 7254795 A JP7254795 A JP 7254795A JP H08272711 A JPH08272711 A JP H08272711A
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JP
Japan
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computer
command
schedule
file
server
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Application number
JP7072547A
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English (en)
Inventor
Masayuki Yoshizaki
正幸 吉崎
Takashi Takeuchi
尚 竹内
Takashi Hamada
敬 浜田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホスト計算機とサーバ・クライアントシステ
ム相互間でコマンド情報や稼動情報などを自動転送可能
なファイル転送自動管理システムを提供する。 【構成】 ホスト計算機1の管理端末14から入力した
リモート処理用のコマンド及びプロシージャは一旦コマ
ンド定義ファイル20へ登録された後、ファイル転送型
ミドルウェア34によって通信ソフトウェア4、通信回
線7を介して全てのサーバ8へ配信される。各サーバ8
では通信ソフトウェア10を介してファイル転送型ミド
ルウェア35が上記コマンド及びプロシージャを受信
し、コマンド定義ファイル15に登録する。また、サー
バ8の管理端末36から入力したマシン稼動情報は上記
のルートと同様のルートでサーバ8のマシン稼動ファイ
ル23からホスト計算機1のマシン稼動ファイル22へ
登録され、ファイル転送実行時に管理端末14の画面に
表示してサーバ8の稼動状況を調べることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホスト計算機とクラ
イアント−サーバ(C/S)システムとの間およびC/
SシステムとC/Sシステムとの間を接続したファイル
転送自動管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は例えば三菱電機技報Vol.6
8 No.4 p68〜p72 94年4月版「ファイ
ル転送自動管理システム」に示された従来のクライアン
ト・サーバシステムとホスト計算機とを通信網経由で接
続した通信システムを示す構成図であり、図中、1はホ
スト計算機、2はホスト計算機1との間で通信を行なう
サーバ、3はホスト計算機1とサーバ2とを接続して双
方の通信を行なうための通信網、4はLAN(Local Are
a Network)を介してサーバに接続されるクライアントで
ある。
【0003】次に、ホスト計算機1の構成を図について
説明する。図において5はホスト計算機1上で動作する
ユーザが作成したアプリケ−ションプログラム(以後A
PPという)、6は通信網とのインタ−フェ−スの役割
を果たす通信ソフトウェア、7はAPP6が通信網3を
介して業務を行う場合に利用する通信ソフトウェア6の
通信プロトコル(通信プロトコルとは通信を行う場合に
用いられる一種の会話のことである。通信ソフトウェア
6が有する複数の階層の各階層毎に独自の通信プロトコ
ルが存在し、通信を行う場合にはこれらの通信プロトコ
ルが一体となって動作する。)を意識せずに業務できる
ようにAPP5と通信ソフトウェア6との間を補完する
ファイル転送型通信ミドルウェアである。尚、仮にAP
P5が上記通信ソフトウェア6のプロトコルまで意識し
て組み込むことになるとAPP5の構成は複雑になり作
成が面倒になるだけでなく、APP5がメモリを専有す
る量も大きくなるという問題が発生する。通常APP5
は複数あるのでこの問題は増大する。ファイル転送型通
信ミドルウェ7はこの問題を解消する為のソフトウェア
であり、APP5とプロトコルとの間を補完するので、
APP5は簡単なコマンドで通信ソフトウェア6を利用
できる。また、ファイル転送とはファイル単位のデータ
の送受信を意味する。
【0004】また、8はサーバ2に転送するデータまた
はサーバ2から転送されたデータを記憶する転送用ファ
イル、9は後述のスケジューラ13の実行結果等の履歴
を記録するログファイル、10はユーザがホスト計算機
1へコマンドやスケジュールなどの情報を入力したり、
ホスト計算機1からの情報を表示したりする管理端末、
11はホスト計算機1上で動作する操作手順やスケジュ
ールを記憶する操作手順/スケジュール登録ファイル、
12は相手計算機(以降‘リモート’あるいは‘REM
OTE’ということがある)であるサーバ2から処理を
依頼されると自分の計算機(以降‘ローカル’あるいは
‘LOCAL’ということがある)であるホスト計算機
1がその依頼された処理を実行して実行結果を要求元の
サーバ2に通知するリモート処理において、ホスト計算
機1で処理する一連のコマンド情報を記憶するコマンド
定義ファイルである。
【0005】次にファイル転送型通信ミドルウェア7の
構成について説明する。図において、13は操作手順/
スケジュール登録ファイル11に記憶されている操作手
順やスケジュールに従って自動処理を実行するスケジュ
ーラ、14はログファイル9に記憶されているホスト計
算機1の実行結果等の履歴を編集して管理端末10に表
示する状況監視機能、15はユーザが管理端末10から
入力した操作手順やスケジュールなどの情報を操作手順
/スケジュール登録ファイル11に登録する操作手順/
スケジュール登録機能である。
【0006】次にサーバ2の構成について説明する。図
において、16はサーバ2の上で動作するユーザが作成
したAPP、17は通信網3とのインタ−フェ−スの役
割を果たす通信ソフトウェア、18はAPP16が通信
ソフトウェア17の通信プロトコルを意識せずに業務で
きるようにAPP16と通信ソフトウェア17との間を
補完するファイル転送型通信ミドルウェア、19はサー
バ2に接続され、ホスト計算機1に転送するデータまた
はホスト計算機1から転送されたデータを記憶する転送
用ファイル、20はホスト計算機1から処理を依頼され
るとサーバ2がその依頼された処理を実行して実行結果
を要求元のホスト計算機1に通知するリモート処理にお
いて、サーバ2で処理する一連のコマンド情報を記憶す
るサーバ用コマンド定義ファイル、21はサーバ2上の
後述のスケジューラ24の実行結果等の履歴を記録する
ログファイル、22はサーバ2上で動作する操作手順や
スケジュールを記憶する操作手順/スケジュール登録フ
ァイル、23はユーザがサ−バ2へコマンドやスケジュ
ールなどの情報を入力したり、サ−バ2からの情報を表
示したりする管理端末である。
【0007】次にファイル転送型通信ミドルウェア18
の構成について説明する。図において、24は操作手順
/スケジュール登録ファイル22に登録された手順やス
ケジュールに従って実行するスケジューラ、25はログ
ファイル21に記憶されているホスト計算機1の実行結
果等の履歴を編集して管理端末23に表示する状況監視
機能、26はユーザが管理端末23から入力した操作手
順やスケジュールなどの情報を操作手順/スケジュール
登録ファイル22に登録する操作手順/スケジュール登
録機能である。
【0008】次に図に示すホスト計算機1及びサーバ2
の動作について説明する。この動作はホスト計算機1の
動作、サーバ2の動作、ホスト計算機1とサーバ2との
間の動作に分類できる。まず、ホスト計算機1の動作に
ついて説明する。ホスト計算機1の動作はファイル転送
型通信ミドルウェア7の動作で代表され、このファイル
転送型通信ミドルウェア7は操作手順/スケジュール登
録機能15、スケジューラ13及び状況監視機能14の
3つの機能に分類できる。次に、この3つの機能の動作
についてそれぞれ説明する。
【0009】まず、ファイル転送型通信ミドルウェア7
の第1の機能である操作手順/スケジュール登録機能1
6の動作について説明する。操作手順/スケジュール登
録機能16は図18、図19、図20および図21に示
す画面インタフェースを有しており、システム管理者ま
たはユーザは、管理端末10を利用して図18〜図21
に示す画面を通じて操作手順やスケジュールを登録す
る。例えば、図18および図19の画面を使用して操作
手順としてファイル転送を行う場合の転送先である複数
のサーバ2の内のいずれか1つのサーバ2を指定するた
めのファイル転送先名、ホスト計算機1の転送元のファ
イルを示す転送元ファイル名、転送先のファイルを示す
転送先ファイル名、送信受信の区別、転送文字形式(数
値/英数字/日本語文字/2進数を示すバイナリ等)、
他人の勝手な入力を許さず特定の相手だけが入力できる
ようにするための相手ログイン名及び相手パスワード、
ファイル転送を行う前に前処理を行う上で必要な情報を
与える前処理情報、ファイル転送が正常に終了した時の
後処理を行うための情報を与える正常時後処理情報、フ
ァイル転送が異常終了した時の後処理を行うための情報
を与える異常時後処理情報、他人の勝手な入力を許さず
ユーザまたは管理者自信だけが入力できるようにするた
めの自ログイン名(図示せず)及び自パスワード(図示
せず)、ファイル転送が所定の時間内に終了するか否か
を監視し、所定の時間を過ぎても終了しない場合に通信
異常を通知するための監視時間(図示せず)等を入力す
る。
【0010】例えば、図18に示す画面ではこれから登
録する操作手順にFTP0001という操作手順IDを与える
ことを示している。また、図19に示す画面では操作手
順IDがFTP0001という操作手順に対して以下の情報を
管理端末10を利用して入力する。転送先名は転送先の
サーバ2を示すSERVER1を入力し、転送先ファイル名は/
TMP/DATA.DATを入力し、転送元ファイル名はNK20002.TE
STを入力し、送受信区別は送信示すPUTを入力し、転送
文字形式は2進数を意味するBINARYを入力する。これは
ホスト計算機1の転送用ファイル8の転送元ファイル名
NK20002.TESTからSERVER1という名のサーバ2の転送用
ファイル19の転送先ファイル名/TMP/DATA.DATへバイ
ナリ形式で送信することを示す。また、相手ログイン名
はMAID、相手パスワードはMAIDを入力し、前処理はロー
カルで行うことを示すLOCALを入力し、前処理名はSAMPE
LPを入力し、正常終了した場合にはリモート処理が行わ
れることを示すために正常時後処理識別にREMOTEを入力
し、後処理名には10秒間休止した後リターンコードを
0(正常終了等を示す)にして処理を終了することを示す
SLEEP 10;EXIT 0を入力する。また、異常終了した場合
には異常時後処理別にローカルで処理することを示すLO
CALを入力し、後処理名には異常終了した事を示すNOGOO
Dを入力する。
【0011】なお、図19に示す画面に‘前処理…’と
‘後処理…’が表示されているが、前処理とはファイル
転送前にコード変換などを行う処理のことであり、後処
理とはファイル転送終了後にファイル削除等を行う処理
のことである。
【0012】また、図20および図21の画面を使用し
てスケジュールとして転送開始日、開始時刻、終了時
刻、実行間隔、操作手順タイプ、操作手順名、日次か週
次か月次か特定日かの選択等を入力する。
【0013】例えば、図20に示す画面によってスケジ
ュールIDとしてSCH0002を入力して指定し、このスケ
ジュールIDSCH000に対してファイル転送を実行する実
行時刻として1994/10/10 10:10:00を入力し、操作手順
として図18、図19で指定した操作手順IDであるFT
P0001を入力する。あるいは図21においてスケジュー
ルIDSCH000で示されるスケジュールに対して以下の情
報を入力する。即ち、転送開始日として1994/10/10を入
力し、開始時刻として10:10:00を入力し、継続は継続し
ない旨を示すNOを入力し、操作手順タイプとしてファイ
ル転送を意味するFTPを入力し、操作手順名としてFTP00
01を入力し、CLASSとして日次を示すAを入力する。
【0014】上記の各情報を入力完了するとこれらの手
順及びスケジュールの情報は操作手順/スケジュール登
録機能15によって操作手順/スケジュール登録ファイ
ル11へ登録される。
【0015】なお、図21の画面に示すスケジュール登
録の中でCLASSパラメータが表示されているが、A
〜Zまでのクラスが選択可能であり、T〜Zを選択する
と週次(たとえばTは月曜、Uは火曜、…、Zは日曜)
となる。また、画面18〜画面21の右上に表示されて
いる<<運用情報 94/09/30 10:00:00>>の時刻はシステム
管理者またはユーザが入力作業を行っている現在時点の
時刻を示す。
【0016】また、サーバ2でもホスト計算機1と同様
に操作手順/スケジュール登録機能26によって管理端
末23から入力された操作手順を操作手順/スケジュー
ル登録ファイル23に登録することができる。
【0017】次にファイル転送型ミドルウェア7の第2
の機能であるスケジューラ13の動作について説明す
る。図17はスケジューラ13の動作を示すフローチャ
ートである。まず、ステップ1701において、図16
に示すスケジューラ13は前処理の有無を判断する。こ
の場合、図16に示す操作手順/スケジュール登録ファ
イル11に操作手順あるいはスケジュールが登録されて
いれば前処理があると判断し、操作手順あるいはスケジ
ュールが登録されていなければ前処理がないと判断す
る。この操作手順あるいはスケジュールは管理端末10
からユーザあるいはシステム管理者が予め入力したもの
である。前処理がなければステップ1702へジャンプ
する。前処理があれば、ステップ1703へジャンプし
て前処理を実行し、次にステップ1704へ行きここで
前処理の終了を待つ。前処理が正常に終了した場合、ス
テップ1702へジャンプする。前処理が正常に終了し
なかった場合、図17の処理を終了する。
【0018】ステップ1702ではファイル転送を実行
し、次にステップ1705でファイル転送が正常終了し
たか否かを判断する。ファイル転送が正常に終了したか
異常終了したかの情報はファイル転送終了時に図16に
示す通信ソフトウェア6からスケジューラ13へ伝達さ
れ、スケジューラ13はこの情報に基づいて判断する。
ファイル転送が正常に終了したとき、ステップ1706
へジャンプし、ここで正常終了時の後処理が操作手順/
スケジュール登録ファイル11に登録されているか否か
を判定し、後処理が登録されていなければ処理を終了
し、後処理が登録されていれば、ステップ1707へジ
ャンプして当該後処理を実行した後で処理を終了する。
また、ステップ1705において、ファイル転送が異常
終了したとき、ステップ1708へジャンプし、ここで
異常終了時の後処理が操作手順/スケジュール登録ファ
イル11に登録されているか否かを判定し、後処理が登
録されていなければ何もせず図17の処理を終了し、後
処理が登録されていればステップ1709で異常終了時
の後処理を実行した後、処理を終了する。
【0019】次にファイル転送型ミドルウェア7の第3
の機能である状況監視機能の動作について説明する。ス
ケジューラ13によって実行される転送状況および転送
結果は逐次ログファイル9に書き込まれる。ユーザが管
理端末10から状況監視機能14を起動すると、状況監
視機能14はこのログファイル9に書き込まれたホスト
計算機1の転送状況や実行結果等を編集して画面に表示
する。
【0020】ホスト計算機1の動作については上述した
通りであるが、サーバ2の動作についても同様である
為、説明を省略する。
【0021】次に、ホスト計算機1とサーバ2との間の
ファイル転送の動作について説明する。ホスト計算機1
からサーバ2へファイル転送する場合について説明す
る。ホスト計算機1のスケジューラ13は操作手順/ス
ケジュール登録ファイル11から図18〜図21に示す
画面で入力したFTP00001の情報を約1分毎に周
期的に読み出して、10:10:00になったら、FT
P00001を実行する。この場合、SERVER1と
いう名のサーバ2に対して、転送用ファイル5のNK2
0002.TESTというファイルに格納されているデ
ータを通信ソフトウェア6、通信網3、サーバ2の通信
ソフトウェア17を介してサーバ2の転送用ファイル1
9の/TMP/DATA.DATへ転送する。ホスト計
算機1からサーバ2へファイル転送する場合についても
同様である。
【0022】また、サーバ2の管理端末23からホスト
計算機1のコマンド定義ファイル12に格納されている
コマンドファイル名を指定して処理を要求すると、この
コマンドファイル名を含むコマンドはスケジューラ24
で解析され、通信ソフトウェア17、通信網3、ホスト
計算機1の通信ソフトウェア6を介してホスト計算機1
のスケジューラ13へ伝達される。スケジューラ13は
このコマンドファイル名を含むコマンドを解析し、指定
時刻がきたらコマンド定義ファイル12から要求された
コマンドを取り出して、このコマンドの内容に従って処
理を実行する。実行の結果はログファイル15に記録す
ると共に通信ソフトウェア6、通信網3、通信ソフトウ
ェア17を介してサーバ2のスケジューラ24へ伝達さ
れる。スケジューラ24はこの結果をサーバ2の管理端
末23によりユーザまたはシステム管理者に通知する。
ホスト計算機1からサーバ2へ処理を要求する場合につ
いても同様である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のファイル転送型
通信ミドルウェアは、以上のように構成されているが、
以下の問題があった。例えば、サーバ2が前処理及び後
処理においてリモート処理を実行する場合、サーバ8か
ら相手計算機であるホスト計算機1に処理を要求する際
に、ホスト計算機1へ送信する要求の中にホスト計算機
1のコマンド定義ファイル12に登録されている実行コ
マンドのファイル名を格納して指定する。従って、この
実行コマンドのファイルは予めホスト計算機1のコマン
ド定義ファイル12に登録しておく必要がありこの登録
作業が煩わしいという問題があった。また、ホスト計算
機1からサーバ2へリモート処理を要求する場合にも同
様の問題があった。
【0024】また、ホスト計算機1とサーバ2との間で
ファイル転送を自動実行させる場合、「いつ実行を開始
させるのか」「いつ実行を終了させるのか」などのスケ
ジュール投入は各計算機で独自に行っていた為、実際に
実行したとき、相手計算機が停止中であるため実行エラ
ーとなる場合が少なくない。従って、自動実行スケジュ
ールといっても、ユーザはホスト計算機1と各クライア
ントサーバの両側の計算機の稼働状況を別の手段で確認
した上で、スケジュールを投入することが必要でありこ
の作業が煩わしいという問題点があった。
【0025】また、ホスト計算機1のログファイル4の
情報はホスト計算機1上の状況監視機能14によって編
集/表示され、サーバ8のログファイル22の情報はサ
ーバ2上の状況監視機能25にて編集/表示される。こ
のように各計算機上のログファイルの情報はそれぞれの
計算機自身で参照することはできるが、相手計算機のロ
グファイルの情報を参照できないので1つの計算機で集
中管理することができないという問題点があった。
【0026】また、ホスト計算機1で実行される操作手
順/スケジュールの情報はホスト計算機1上の操作手順
/スケジュール登録機能15によって操作手順/スケジ
ュール登録ファイル11に登録され、サーバ2の操作手
順/スケジュール登録ファイル11の情報はサーバ2上
の操作手順/スケジュール登録機能26によって操作手
順/スケジュール登録ファイル22に登録される。この
ように各計算機で実行する操作手順/スケジュールの情
報はそれぞれの計算機自身の操作手順/スケジュール登
録ファイルに登録できるが、相手計算機の操作手順/ス
ケジュール登録ファイルには登録できないという問題点
があった。
【0027】また、ホスト計算機1から多数のサーバ2
へ一度にファイル転送する配信機能および多数のサーバ
2からホスト計算機1へ一度にファイル受信する集信機
能において、その前処理は配信/集信に対して1つしか
実行できないし、後処理も同様に配信/集信に対して1
つしか実行できない為、各計算機に対してきめ細かな対
応ができないという問題があった。
【0028】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、リモート処理において、相手
計算機に登録する実行コマンドのファイルを相手計算機
自身が登録する必要がなく、ジョブ・ファイル転送を自
動実行する際に事前に相手計算機の稼働状況を把握で
き、更に相手計算機のログファイルの情報を随時参照で
き、管理端末から入力した操作手順/スケジュールを相
手計算機の操作手順/スケジュール登録ファイルに登録
することが可能で、配信または集信を実行する場合に、
前処理及び後処理を配信先または集信先である各計算機
に対応して実行できるファイル転送自動管理システムを
得ることを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るファイ
ル転送自動管理システムは、第1の計算機とこの第1の
計算機に接続された少なくとも1つの第2の計算機から
なるファイル転送型通信システムにおいて、上記第2の
計算機で実行するコマンドを入力する入力手段と、この
コマンドを記憶する第1の記憶手段と、上記入力手段か
ら入力したコマンドを上記第1の記憶手段に格納する格
納手段と、上記第1の記憶手段から上記コマンドを読み
出して上記第2の計算機のすべてへ配信する配信手段と
を有する上記第1の計算機と、上記コマンドを受信する
受信手段と、上記コマンドを記憶する第2の記憶手段
と、上記コマンドを上記第2の記憶手段から読み出して
実行する実行手段とを有する上記第2の計算機とを備え
たものである。
【0030】第2の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムは特定の第2の計算機へコマンドを送信する第1
の計算機を備えたものである。
【0031】第3の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムはコマンドは配信の時刻を有し、第1の計算機は
この時刻にコマンドを第2の計算機へ配信するものであ
る。
【0032】第4の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムは、稼働計画を入力する入力手段とこの稼働計画
を記憶する第1の記憶手段と、上記入力手段から入力し
た稼働計画を上記第1の記憶手段に格納する格納手段
と、上記第1の記憶手段から稼働計画を読み出して送信
する送信手段とを有する第1の計算機と、上記稼働計画
を受信する受信手段と上記稼働計画を記憶する第2の記
憶手段と上記第2の記憶手段に記憶された稼働計画に基
づいてファイル転送のスケジューリングを行うスケジュ
ール手段とを有する第2の計算機とを備えたものであ
る。
【0033】第5の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムは、稼働計画は転送時間を有し第1の計算機は上
記転送時間を表示する出力手段を備えたものである。
【0034】第6の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムは、実行結果等を示すログ情報を記憶するログ情
報記憶手段と、このログ情報を格納する格納手段と、上
記ログ情報を上記格納手段から読み出して送信するログ
情報送信手段とを有する第1の計算機と、上記ログ情報
を要求かつ受信するログ情報受信手段と上記受信された
ログ情報を表示する表示手段とを有する第2の計算機と
を備えたものである。
【0035】第7の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムはログ情報は所望の時間帯に含まれる複数のログ
を有するものである。
【0036】第8の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムは、第1の計算機とこの第1の計算機に接続され
た第2の計算機からなるファイル転送型通信システムに
おいて、上記第2の計算機のスケジュールを記憶する第
1の記憶手段と、上記スケジュールを入力する入力手段
と、この入力手段が入力したスケジュールを上記第1の
記憶手段に格納する第1の格納手段と、上記スケジュー
ルを上記第1の格納手段から読み出して上記第2の計算
機へ送信する送信手段とを有する第1の計算機と、上記
スケジュールを受信する受信手段と上記受信されたスケ
ジュールを記憶する第2の記憶手段と、上記受信された
スケジュールを上記第2の記憶手段に格納する第2の格
納手段と、上記スケジュールに基づいて実行する実行手
段とを有する第2の計算機とを備えたものである。
【0037】第9の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムは、第1の計算機とこの第1の計算機に接続され
た第2の計算機からなるファイル転送型通信システムに
おいて、上記第1の計算機が配信相手である上記第2の
計算機のそれぞれに対応する前処理情報および後処理情
報を入力する入力手段と上記前処理情報および後処理情
報を記憶する記憶手段と、この記憶手段から上記前処理
情報および後処理情報を読み出してこの前処理情報およ
び後処理情報に格納された配信相手対応に前処理および
後処理を実行する実行手段とを備えたものである。
【0038】
【作用】第1の発明に係るファイル転送自動管理システ
ムにおいて、第1の計算機では入力手段は第2の計算機
で実行するコマンドを入力し、第1の記憶手段はこのコ
マンドを記憶する。また、格納手段は上記入力手段から
入力したコマンドを上記第1の記憶手段に格納し、配信
手段は上記第1の記憶手段から上記コマンドを読み出し
て上記第2の計算機のすべてへ配信する。また、第2の
計算機では受信手段は上記コマンドを受信し、第2の記
憶手段は上記コマンドを記憶する。また、実行手段は上
記コマンドを上記第2の記憶手段から読み出して実行す
る。
【0039】第2の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムにおいて、第1の計算機は特定の第2の計算機へ
コマンドを送信する。
【0040】第3の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムにおいて、コマンドは配信の時刻を有し、第1の
計算機はこの時刻にコマンドを第2の計算機へ配信す
る。
【0041】第4の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムにおいて、第1の計算機でぇは入力手段は稼働計
画を入力し、第1の記憶手段はこの稼働計画を記憶す
る。また、格納手段は上記入力手段から入力した稼働計
画を上記第1の記憶手段に格納し、送信手段は上記第1
の記憶手段から稼働計画を読み出して送信する。また、
受信手段は上記稼働計画を受信し、第2の記憶手段は上
記稼働計画を記憶する。また、スケジュール手段は上記
第2の記憶手段に記憶された稼働計画に基づいてファイ
ル転送のスケジューリングを行う。
【0042】第5の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムにおいて、稼働計画は転送時間を有し第1の計算
機の出力手段は上記転送時間を表示する。
【0043】第6の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムにおいて、第1の計算機では、ログ情報記憶手段
は実行結果等を示すログ情報を記憶し、格納手段はこの
ログ情報を格納する。また、ログ情報送信手段は上記ロ
グ情報を上記格納手段から読み出して送信する。また、
第2の計算機ではログ情報受信手段は上記ログ情報を要
求かつ受信し、表示手段は上記受信されたログ情報を表
示する。
【0044】第7の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムにおいて、ログ情報は所望の時間帯に含まれる複
数のログを有する。
【0045】第8の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムにおいて、第1の計算機では、第1の記憶手段は
第2の計算機のスケジュールを記憶し、入力手段は上記
スケジュールを入力する。また、第1の格納手段はこの
入力手段が入力したスケジュールを上記第1の記憶手段
に格納し、送信手段は上記スケジュールを上記第1の格
納手段から読み出して上記第2の計算機へ送信する。ま
た、第2の計算機では、受信手段は上記スケジュールを
受信し、第2の記憶手段は上記受信されたスケジュール
を記憶する。また、第2の格納手段は上記受信されたス
ケジュールを上記第2の記憶手段に格納し、実行手段は
上記スケジュールに基づいて実行する。
【0046】第9の発明に係るファイル転送自動管理シ
ステムにおいて、第1の計算機では、入力手段は配信相
手である第2の計算機のそれぞれに対応する前処理情報
および後処理情報を入力し、記憶手段は上記前処理情報
および後処理情報を記憶する。また、実行手段はこの記
憶手段から上記前処理情報および後処理情報を読み出し
てこの前処理情報および後処理情報に格納された配信相
手対応に前処理および後処理を実行する。
【0047】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明に係るホスト計算機及びクラ
イアント・サーバのシステム構成を示すブロック図であ
り、図中、図16と同符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、27はサーバ2の稼働計画を記憶するホ
スト計算機1に接続されたマシン稼働計画ファイル、2
8はホスト計算機1に接続され、サーバ2が実行するス
ケジュールを記憶するリモートスケジュール登録ファイ
ル、29はホスト計算機1のスケジューラ13上で動作
し、予めホスト計算機1で登録されたサーバ2で実行す
るコマンドおよびスケジュール情報をサーバ2へ転送す
るコマンドおよびスケジュール情報転送機能、30はホ
スト計算機1の操作手順/スケジュール登録機能15上
で動作し、集信・配信の時などに各サーバ2に対応して
前処理/後処理を実行する前処理/後処理グループ定義
機能である。
【0048】また、図1において、31はホスト計算機
1の稼働計画を記憶するサーバ2上のマシン稼働計画フ
ァイル、32はホスト計算機1が実行するスケジュール
を記憶するサーバ2上のリモートスケジュール登録ファ
イル、33はホスト計算機1の操作手順/スケジュール
登録機能26上の前処理/後処理グループ定義機能、3
4はホスト計算機1で実行するコマンドおよびスケジュ
ール情報をホスト計算機1へ転送するサーバ2のスケジ
ューラ24上のコマンドおよびスケジュール情報転送機
能である。
【0049】また、図2はホスト計算機1のコマンド定
義ファイル12に格納されたコマンド及びプロシージャ
をホスト計算機1からのトリガで全てのサーバ2へ配信
するシーケンスを示したシーケンス図である。
【0050】また、図3はホスト計算機1のコマンド定
義ファイル12へ格納されたコマンド及びプロシージャ
のテーブルの形式及び格納されるデータの一例を示す図
であり、この例ではホスト/サーバ名欄にSERVER1を格
納し、コマンド及びプロシージャ欄にsleep 10;exit 0
を格納している。このテーブルに格納された情報はSERV
ER1という名のサ−バ2が10秒間停止した後リターン
コード0を返して処理を終了するということを意味して
いる。なお、ここではホスト計算機1に接続されるクラ
イアント・サーバシステムは複数であることを想定して
いる。
【0051】次にコマンド及びプロシージャのテーブル
の配信と実行の動作について図1、図2、図3を用いて
説明する。ユーザまたはシステム管理者はホスト計算機
1に接続された管理端末10を利用して各サーバ2がリ
モート処理時に実行する図3に示すコマンド及びプロシ
ージャをすべてのサーバ2に対して定義し、コマンド定
義ファイル12に登録する。
【0052】このコマンド及びプロシージャの定義がす
べて終了すると、ホスト計算機1は各サーバ2へ登録し
たコマンドおよびプロシージャを配信する。この場合、
ファイル転送型通信ミドルウェア13上のコマンド及び
スケジュール情報転送機能29は、管理端末10から入
力完了したタイミングで、コマンド定義ファイル12内
に予め登録されている各サーバ名に従って通信ソフトウ
ェア6、通信網3を介して各サーバ2へ配信する。
【0053】配信は図2に示したシーケンスに従って行
われる。すなわち、ホスト計算機1からコマンド送信要
求を送ると、サーバ2ではコマンドおよびプロシージャ
の受信の準備を行い、準備が整うとサーバ2からOK信
号を返す。次に、ホスト計算機1がこのOK信号を受信
してサーバ2の受信準備完了を確認すると、ホスト計算
機1から図3に示すコマンド及びプロシージャのファイ
ル送信を行う。このコマンド及びプロシージャをサーバ
2が受信完了すると受信完了信号をホスト計算機1に返
す。このシーケンスをすべてのサーバ2に対して繰り返
すことによりホスト計算機1から全サーバ2へ図3に示
すテーブル情報を送信することができる。
【0054】配信されたコマンドおよびプロシージャは
各サーバ2の通信ソフトウェア17を介してファイル転
送型通信ミドルウェア24上のコマンド及びスケジュー
ル情報転送機能34に受信された後、コマンド定義ファ
イル20に登録される。以上が配信の動作である。以降
の各サーバ2における動作は従来通りである。すなわ
ち、各サーバ2では、操作手順/スケジュール登録ファ
イル22に登録されたスケジュールに従ってスケジュー
ラ24が動作し、図16に示したフローチャートに従っ
てファイル転送や前処理および後処理を実行する。この
前処理や後処理において、ホスト計算機1からリモート
処理を依頼されると、サーバ2はコマンド定義ファイル
20に格納された図3に示すコマンド及びプロシージャ
を実行し、実行結果をホスト計算機1へ送信する。
【0055】この実施例によれば、ホスト計算機1は各
サーバ2で実行されるコマンドを予め一箇所で登録で
き、集中管理できる。これにより、サーバ2での無人化
が進み保守費用の削減につながるという効果を奏する。
【0056】実施例2.また、実施例1では、管理端末
10から入力完了すると同時に全てのサーバ2へ、コマ
ンド定義ファイル12内の各サーバ名に従って配信する
機能について記述したが、ホスト計算機1のファイル転
送型通信ミドルウェア7のスケジューラ13のコマンド
およびスケジュール情報転送機能29は、管理端末10
から受信完了した後、ユーザが管理端末10からサーバ
名を指定することにより特定のサーバ2へ配信すること
も可能である。この場合の動作も上記と同様である。
【0057】この場合以下の効果を奏する。すなわち、
配信/集信を行う場合に、ホスト計算機1からすべての
サーバ2へ同時に転送するが、すべてのサーバ2が立ち
上がっていることは実システムではまれであり、転送が
失敗する場合もある。この機能を利用すれば転送が失敗
した特定のサーバ2へ転送することができるためエラー
回復が容易になる。
【0058】実施例3.また、図4は図3に示したコマ
ンド及びプロシージャのテーブルにファイル転送を実行
する実行時刻を追加したものである。図4のテーブルは
SERVER1というサーバ2が10秒間休止した後リターン
コード0を返して処理を終了するというコマンド及びプ
ロシージャを1994/10/1 10:10:00に転送するということ
を意味している。この場合もホスト計算機1に接続され
るクライアント・サーバシステムは複数であることを想
定している。
【0059】次に図4に示したコマンド及びプロシージ
ャのテーブルの配信と実行について図1、図2、図4を
用いて説明する。ユーザまたはシステム管理者はホスト
計算機1に接続された管理端末10を利用して各サーバ
2がリモート処理時に実行する図4に示すコマンド及び
プロシージャをすべてのサーバ2に対して定義し、コマ
ンド定義ファイル12に登録する。このコマンド及びプ
ロシージャのコマンド定義ファイル12への登録がすべ
て終了すると、コマンド及びスケジュール情報転送機能
29はコマンド定義ファイル12に登録されている内容
を調べ、指定時刻になったら全てのサーバ2へ配信す
る。以降の動作は実施例1と同様である。
【0060】この構成による効果として、実施例1で
は、管理端末10から登録するとすぐにすべてのサーバ
2へ転送するため、登録する管理者がサーバ2へ転送す
る時間を管理していなければならないが、これにより登
録する管理者の負担が軽減できる。
【0061】また、実施例1〜3に示した内容はサーバ
2でも同様であり、同様の効果が得られる。
【0062】実施例4.次に、計算機1またはサーバ2
の稼働計画を相手計算機へ転送する例について説明す
る。図5はホスト計算機1のマシン稼働計画ファイル2
7に格納されているサーバ2の稼働計画を示すマシン稼
働計画情報のテーブルの一例を示したものであり、マシ
ン稼働情報は記号で示される。この例では記号O0001で
示されたマシン稼働情報はSERVER1という名のサーバ8
が1994/10/11,08:10:20にOS立ち上げをするということ
を表している。また記号P0001で示されたマシン稼働情
報はSERVER1という名のサーバ8が1994/10/11,22:30:00
にOS停止をすることを表している。
【0063】次に、マシン稼働計画情報の登録と転送の
動作について説明する。ユーザまたはシステム管理者は
サーバ2の図5に示すマシン稼働計画情報をサーバの管
理端末23を利用して入力し、マシン稼働計画ファイル
31に登録する。マシン稼働計画ファイル31に登録し
た後、このマシン稼働計画ファイル31に格納されたマ
シン稼働計画情報をホスト計算機1へファイル転送し、
ホスト計算機1のマシン稼働計画ファイル27に登録す
る。ホスト計算機1でも同様に、ユーザまたはシステム
管理者が管理端末10から指示することによりホスト計
算機1のマシン稼働計画ファイル27に格納されたマシ
ン稼働情報をサーバ2へファイル転送し、サーバ2のマ
シン稼働計画ファイル31に登録する。これにより、各
計算機は相手計算機のマシン稼働計画を認識できる。
【0064】サーバ2のマシン稼働計画情報がマシン稼
働計画ファイル27に登録されたホスト計算機1におい
て、ユーザが管理端末10を利用してファイル転送のス
ケジュールを作成する場合に、操作手順/スケジュール
登録機能15は、管理端末10から入力されたファイル
転送の時刻とマシン稼働計画ファイル27に格納された
各サーバ2の稼働計画と照合し、例えば指定された時刻
にOSが停止中(P0001)であれば、ファイル転送
が実行できない旨を時刻と共に画面にエラーメッセージ
として表示する(図示せず)。また、サーバ上でも同様
に操作手順/スケジュール登録機能26はマシン稼働計
画31と照合させてエラーメッセージを表示する。
【0065】この実施例では以下の効果を奏する。すな
わち相手計算機の立ち上げ時刻等のマシン実稼働状況を
把握でき、相手計算機が立ち上がっていないことによる
転送失敗を避けることができ、エラーリトライによる無
駄な通信費用の削減が可能になる。
【0066】実施例5.また、図6は図5に示したマシ
ン稼働計画情報の内容を管理端末10の画面に表示した
ものであり、図5の年月日時分秒が図6の実行可能日時
を表している。ここでの‘実行’とはファイル転送を実
行するという意味である。従って、この例ではSERVER1
という名のサーバ2が稼働中であり、ファイル転送が実
行可能な時間帯を表示している。
【0067】実施例4ではスケジュール登録のため入力
してはじめて相手のサーバ2が使用できるか否かがエラ
ーメッセージによって解るが、この実施例では使える時
間帯を表示することで、入力ミス等が減るという効果を
奏する。
【0068】実施例6.図7は相手の計算機のログ情報
を要求する時のログ要求形式とこの要求に対するログデ
ータを格納した応答形式を示した図である。次に、図7
の動作を説明する。ホスト計算機1は、ファイル転送お
よび前処理/後処理を実行した結果をログファイル9に
蓄積する。また、各ログ情報には識別子としてスケジュ
ールIDを付加する。スケジュールIDは、1つのファ
イル転送および前処理/後処理のスケジュールを登録す
るとき付ける識別子に対応する。
【0069】図8はホスト計算機1のログファイル9に
登録されたログ情報をサーバ2が取り込むシーケンスに
ついて示したシーケンス図である。このシーケンス図に
ついて説明する。図8において、サーバ2のユーザまた
はシステム管理者がホスト計算機1のログ情報を参照し
たいとき、図7に示したログ要求形式の要求先ホスト/
サーバ名欄にホスト計算機1の名を格納し、要求元ホス
ト/サーバ名欄に自分のサーバ名を格納し、スケジュー
ルID欄に所望のログのスケジュールIDを指定してホ
スト計算機1にログ要求を送信する。
【0070】このログ要求を受信したホスト計算機1
は、状況監視機能14によってそのスケジュールIDに
対応したログ情報をログファイル9から取り出した後、
図7に示した応答形式に組み立てて通信ソフトウェア
6、通信網3を介してサーバ2へ送り返す。すなわち、
要求先ホスト/サーバ名欄に相手のサーバ2の名を格納
し、要求元ホスト/サーバ名欄に自分のホスト計算機1
の名を格納し、スケジュールID欄に指定されたログの
スケジュールIDを格納し、ログ情報欄に指定されたス
ケジュールIDのログ情報を格納して要求元サーバ2に
ログ結果として通知する。これにより、サーバ2でホス
ト計算機1の所望の処理の実行結果を参照することがで
きる。また、反対にホスト計算機1からサーバ2へログ
要求することも可能であり、同様の結果が得られる。
【0071】この実施例によればログを一箇所で集中管
理でき保守性の向上が図れ、ホストで集中管理すればサ
ーバ2の保守管理が不要になり、保守管理でのサーバ2
の無人化が図れるという効果を奏する。
【0072】実施例7.図9は図7でログを要求する時
のログ要求形式とログデータを入れたログ応答形式に対
し、欲しい時間帯を指定できるようにしたログ要求形式
およびログ応答形式の各形式の一例を示した図である。
図7では、どのログを選択するかはスケジュールIDで
識別していたが、図9は図7の要求形式のスケジュール
ID欄の代わりに、ほしい時間帯欄を設けたものであ
る。この欄に所望の時間帯を格納してホスト計算機1に
送信すると、ホスト計算機1はこの「所望の時間帯」に
基づいてログファイル9から該当するログ情報を読み出
す。この場合、複数のログが得られるので、ログ要求形
式にログ情報欄を設け、このログ情報欄に上記複数のロ
グ情報をスケジュールIDと共に格納してログ応答形式
としてサーバ2へ通知する。これにより、サーバ2でホ
スト計算機1の所望の時間帯における複数の処理の実行
結果を参照することができる。また、反対にホスト計算
機1からサーバ2へログ要求することも可能であり、同
様の結果が得られる。
【0073】この実施例は以下の効果を奏する。実施例
7では、一回の要求で1つのログしかとれないが、欲し
い時間帯を指定することで複数のログがとれ、通信費用
の削減につながる。
【0074】実施例8.図10は、転送先のホスト/サ
ーバに対するスケジュール情報を含むリモートスケジュ
ール登録テーブルの形式を示した図である。
【0075】ホスト計算機1に接続された管理端末10
を利用して各サーバ2で実行されるすべてのスケジュー
ル情報を定義し、リモートスケジュール登録ファイル2
8へ登録する。登録するとき、図11に示すように、ホ
スト/サーバ名およびスケジュールIDそしてスケジュ
ール情報として開始日/その日以降継続するか否か/開
始時刻実行間隔/終了時刻/操作手順タイプ/操作手順
名/日次処理か週次処理か月次処理か特定日かの選択等
の情報を入力する。ホスト計算機1のファイル転送型通
信ミドルウェア7のスケジューラ13のコマンドおよび
スケジュール情報転送機能29は、管理端末10から入
力完了したタイミングで、全てのサーバ2へリモートス
ケジュール登録ファイル28に登録されたスケジュール
情報のホスト/サーバ名欄に格納された各サーバ名に従
って配信する。図12は、スケジュール情報をホスト計
算機1からサーバ2へ送信するシーケンス図である。
【0076】受信したスケジュール情報は、サーバ2の
スケジュール登録ファイル22へ登録される。以降、各
サーバ2においては従来通り、操作手順/スケジュール
登録機能26で登録されたスケジュールおよびコマンド
およびスケジュール情報転送機能29でリモートに送ら
れたスケジュールよりスケジューラ13は図16に示し
たフローチャートに従ってファイル転送や前処理および
後処理を実行し、前処理や後処理でホスト計算機1から
要求されると、サーバ2はこのスケジュール登録ファイ
ル22のスケジュールを実行する。
【0077】この実施例の効果として、システム管理者
が一箇所でスケジュール登録でき、システム全体を効率
良く管理できるという効果を奏する。また、これにより
管理者の数を削減でき、システムの管理費用の削減につ
ながる。
【0078】実施例9.また、実施例8では、管理端末
10から入力完了すると同時に全てのサーバ2へ、リモ
ートスケジュール登録ファイル28内の各サーバ名に従
って配信する機能について記述したが、ホスト計算機1
のファイル転送型通信ミドルウェア7のスケジューラ1
3のコマンドおよびスケジュール情報転送機能29は、
管理端末10とのインタフェースを有しており、管理端
末10から受信完了した後、管理端末10からの起動に
て特定のサーバ2または全てのサーバ2へ配信すること
が可能である。実施例8では、無条件に全サーバ2に転
送するため、サーバ2が立ち上がっていないとき、転送
が失敗する。この場合、リカバリとして特定のサーバ2
へ転送可能にするものである。
【0079】実施例10.図11は、図10に示したリ
モートスケジュール登録テーブルに転送時間帯を示す実
行時間を加えたリモートスケジュール登録テーブルの形
式を示した図である。また、ホスト計算機1のファイル
転送型通信ミドルウェア7のコマンドおよびスケジュー
ル情報転送機能29は、従来のスケジュール機能を使っ
て、図11に示すテーブルに従って管理端末10で相手
スケジュールを登録するとき、実行時間を加えて指定す
ることで、ホスト計算機1のファイル転送型通信ミドル
ウェア7のスケジューラ13のコマンドおよびスケジュ
ール情報転送機能29は、指定した実行時間に従い、全
てのサーバ2へ配信することが可能である。効果は実施
例3と同様である。
【0080】また、実施例8から実施例10では、ホス
ト計算機1を中心に記述したが、サーバ2でも同様の効
果が得られる。
【0081】また、実施例8から10では、スケジュー
ル登録についての記述であるが、操作手順の登録につい
てもファイル転送型通信ミドルウェア7のコマンドおよ
びスケジュール情報転送機能29、34をもたせること
により、スケジュール登録と同様の効果が得られる。
【0082】実施例11.図13は、集配信用前処理/
後処理登録の一覧画面の一例を示した図である。また、
図14は、集配信用各相手対応の前処理/後処理登録の
一例を示した図である。また、図15は、集配信時の前
処理から後処理までの一連のフローチャートである。
【0083】次に、集配信時の前処理から後処理までの
一連の動作について図13、図14、図15を使用して
説明する。ユーザまたはシステム管理者は管理端末10
を利用して前処理または後処理で実行する操作手順/ス
ケジュールなどを各サーバ2対応にファイルに登録す
る。この際、操作手順/スケジュール登録機能15の前
処理/後処理グループ定義機能30は、集配信用のグル
ープ定義されたグループ一覧を図13に表示する。
【0084】ユーザまたはシステム管理者がこのグルー
プ一覧の中からあるグループを選択することでグループ
内の相手先対応に、各々の前処理および正常時後処理、
異常時後処理を登録する画面が図14に表示される。こ
の後、ユーザまたはシステム管理者は相手先を選択(コ
マンド領域のグループ名と相手名から選択する)して図
14に示した情報を入力することにより前処理および正
常時後処理、異常時後処理の各情報を登録することがで
きる。図13の画面ではグループ名としてGROUP1に含ま
れる相手先としてSERVER1、SERVER2、SERVER3、SERVER4
が表示される。相手先としてSERVER1を選択すると図1
4の画面が表示される。ここで前処理識別コードとして
LOCAL、前処理名としてSAMPLE、正常時後処理識別コー
ドとしてREMOTE、正常時後処理名としてGOODSEND、異常
時後処理識別コードとしてLOCAL、異常時後処理名とし
てNOGOODWを登録する。上記の登録作業をすべてのサー
バ2に対して行う。
【0085】この登録作業によって得られた情報は操作
手順/スケジュール登録ファイル11に登録される。操
作手順/スケジュール登録ファイルへの登録が完了した
後、ファイル転送型通信ミドルウェア7のスケジューラ
13は図15のフローチャートに従って、処理を実行す
る。すなわち、図15のステップ1501において、ス
ケジュール時間が登録されていなければ登録直後に、あ
るいはスケジュール時間が登録されていれば登録された
スケジュール時間で、登録した操作手順およびグループ
を実行する。この後ステップ1502において、前処理
が正常に終了したか否かをチェックし、正常に終了すれ
ば図15の処理を終了し、正常に終了しなければステッ
プ1503へジャンプして配信/集信を実行する。この
後ステップ1504において配信/集信の実行が正常に
終了したか否かをチェックし、正常に終了すればステッ
プ1505へジャンプして正常時の後処理1としてたと
えばサーバへの処理要求をし、ステップ1504におい
て異常終了すればステップ1506へジャンプして後処
理3を実行する。ステップ1507、ステップ150
8、ステップ1503、ステップ1509、ステップ1
510で示されるフローについても同様である。
【0086】また、実施例11では、ホスト計算機1を
中心に記述したが、サーバ2でも同様である。
【0087】この実施例によれば以下の効果を奏する。
ファイル転送などの集配信の前後に実行される前処理お
よび後処理が相手対応に実行でき、この集配信に対する
一連の連続処理をより密にでき、しかもシステムとして
きめ細かなサービス(処理)ができるしかも集中管理で
きる。
【0088】
【発明の効果】第1の発明によれば、第1の計算機とこ
の第1の計算機に接続された第2の計算機からなるファ
イル転送自動管理システムにおいて、上記第2の計算機
で実行するコマンドを入力する入力手段と、このコマン
ドを記憶する第1の記憶手段と、上記入力手段から入力
したコマンドを上記第1の記憶手段に格納する格納手段
と、上記第1の記憶手段から上記コマンドを読み出して
上記第2の計算機へ送信する送信手段とを有する上記第
1の計算機と、上記コマンドを受信する受信手段と、上
記コマンドを記憶する第2の記憶手段と、上記コマンド
を上記第2の記憶手段から読み出して実行する実行手段
とを有する上記第2の計算機とを備えたので、効果的な
集中管理ができ、サーバの無人化が進み保守費用の削減
につながるという効果を奏する。
【0089】また、第2の発明によれば第1の計算機は
特定の第2の計算機へコマンドを送信するのでいずれか
の第2の計算機へのコマンド転送が失敗した場合でもエ
ラー回復が容易になるという効果を奏する。
【0090】また、第3の発明によれば、コマンドは配
信の時刻を有し、第1の計算機はこの時刻にコマンドを
第2の計算機へ配信するので、管理者の負担が軽減でき
るという効果を奏する。
【0091】また、第4の発明によれば、稼働計画を入
力する入力手段とこの稼働計画を記憶する第1の記憶手
段と、上記入力手段から入力した稼働計画を上記第1の
記憶手段に格納する格納手段と、上記第1の記憶手段か
ら稼働計画を読み出して送信する送信手段とを有する第
1の計算機と、上記稼働計画を受信する受信手段と上記
稼働計画を記憶する第2の記憶手段と上記第2の記憶手
段に記憶された稼働計画に基づいてファイル転送のスケ
ジューリングを行うスケジュール手段とを有する第2の
計算機とを備えたので、相手計算機のマシン稼働状況を
知らなかったことで発生する実行段階でのファイル転送
失敗を回避させ、エラーリトライによる無駄な通信費用
の削減につながるという効果を奏する。
【0092】また、第5の発明によれば、稼働計画は転
送時間を有し第1の計算機は上記転送時間を表示する出
力手段を備えたので、使用時間帯が予め認識でき入力ミ
スが減少するという効果を奏する。
【0093】また、第6の発明によれば、実行結果等を
示すログ情報を記憶するログ情報記憶手段と、このログ
情報を格納する格納手段と、上記ログ情報を上記格納手
段から読み出して送信するログ情報送信手段とを有する
第1の計算機と、上記ログ情報を要求かつ受信するログ
情報受信手段と上記受信されたログ情報を表示する表示
手段とを有する第2の計算機とを備えたので、1つの計
算機、例えばホスト計算機でファイル転送および前処理
/後処理の結果を集中的に管理でき保守性の向上が図
れ、他の計算機の無人化が図れるという効果を奏する。
【0094】また、第7の発明によれば、ログ情報は所
望の時間帯に含まれる複数のログを有するので、所望の
時間帯に含まれる複数のログが欲しいとき、通信費用の
削減を図ることができるという効果を奏する。
【0095】また、第8の発明によれば、第1の計算機
とこの第1の計算機に接続された第2の計算機からなる
ファイル転送型通信システムにおいて、上記第2の計算
機のスケジュールを記憶する第1の記憶手段と、上記ス
ケジュールを入力する入力手段と、この入力手段が入力
したスケジュールを上記第1の記憶手段に格納する第1
の格納手段と、上記スケジュールを上記第1の格納手段
から読み出して上記第2の計算機へ送信する送信手段と
を有する第1の計算機と、上記スケジュールを受信する
受信手段と上記受信されたスケジュールを記憶する第2
の記憶手段と、上記受信されたスケジュールを上記第2
の記憶手段に格納する第2の格納手段と、上記スケジュ
ールに基づいて実行する実行手段とを有する第2の計算
機とを備えたので、スケジュールに従って主導で動く計
算機が複数ある場合、システム管理者が一箇所でスケジ
ュール登録でき、システム全体を効率良く管理できると
いう効果を奏する。また、これにより管理者の数を削減
でき、システムの管理費用の削減につながるという効果
を奏する。
【0096】また、第9の発明によれば、第1の計算機
と第2の計算機からなるファイル転送型通信システムに
おいて、上記第1の計算機が配信相手である上記第2の
計算機のそれぞれに対応する前処理情報および後処理情
報を入力する入力手段と上記前処理情報および後処理情
報を記憶する記憶手段と、この記憶手段から上記前処理
情報および後処理情報を読み出してこの前処理情報およ
び後処理情報に格納された配信相手対応に前処理および
後処理を実行する実行手段とを備えたので、この集配信
に対する一連の連続処理をより密にでき、しかもシステ
ムとしてきめ細かなサービス(処理)ができ、集中管理
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るホスト計算機及びクライアン
ト・サーバのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】 ホスト計算機1のコマンド定義ファイル12
に格納されたコマンド及びプロシージャをホスト計算機
1からのトリガで全てのサーバ2へ配信するシーケンス
を示したシーケンス図である。
【図3】 ホスト計算機1のコマンド定義ファイル12
へ格納されたコマンド及びプロシージャのテーブルの形
式及び格納されるデータの一例を示す図である。
【図4】 図3に示したコマンド及びプロシージャのテ
ーブルにファイル転送を実行する実行時刻を追加したも
のである。
【図5】 ホスト計算機1のマシン稼働計画ファイル2
7に格納されているサーバ2の稼働計画を示すマシン稼
働計画情報のテーブルの一例を示したものである。
【図6】 図5に示したマシン稼働計画情報の内容を管
理端末10の画面に表示したものである。
【図7】 相手の計算機のログ情報を要求する時のログ
要求形式とこの要求に対するログデータを格納した応答
形式を示した図である。
【図8】 ホスト計算機1のログファイル9に登録され
たログ情報をサーバ2が取り込むシーケンスについて示
したシーケンス図である。
【図9】 図7でログを要求する時のログ要求形式とロ
グデータを入れたログ応答形式に対し、欲しい時間帯を
指定できるようにしたログ要求形式およびログ応答形式
の各形式の一例を示した図である。
【図10】 転送先のホスト/サーバに対するスケジュ
ール情報を含むリモートスケジュール登録テーブルの形
式を示した図である。モートスケジュール登録ファイル
の形式である。
【図11】 図10に示したリモートスケジュール登録
テーブルに転送時間帯を示す実行時間を加えたリモート
スケジュール登録テーブルの形式を示した図である。
【図12】 図13で受信したスケジュール情報をホス
ト計算機からサーバへ送信するシーケンス図である。
【図13】 集配信用前処理/後処理登録の一覧画面の
一例を示した図である。
【図14】 集配信用各相手対応の前処理/後処理登録
の一例を示した図である。
【図15】 集配信時の前処理から後処理までの一連の
フローチャートである。
【図16】 従来のクライアント・サーバシステムとホ
スト計算機とを通信網経由で接続した通信システムを示
す構成図であり
【図17】 従来例の前処理からファイル転送、後処理
までの一連のフローチャートである。
【図18】 従来例の操作手順登録一覧の画面である。
【図19】 従来例の操作手順登録の画面である。
【図20】 従来例のスケジュール登録一覧の画面であ
る。
【図21】 従来例のスケジュール登録一覧の画面であ
る。
【符号の説明】
1 ホスト計算機、2 APP、3 ファイル転送型通
信ミドルウェア、4通信S/W、5 転送用ファイル、
6 ログファイル、7 通信網、8 サーバ、9 通信
用ファイル、10 通信S/W、11 ファイル転送型
通信ミドルウェア、12 APP、13 クライアン
ト、14 管理端末(サーバ)、15サーバ用コマンド
定義ファイル、16 操作手順/スケジュール登録機
能、17状況監視機能、18 操作手順/スケジュール
登録機能、19 状況監視機能、20 コマンド定義フ
ァイル、21 コマンド定義ファイル、22 マシン稼
働計画ファイル、23 マシン稼働計画ファイル、24
ログファイル、25コマンドおよびスケジュール情報
転送機能、26 前処理/後処理グループ定義機能、2
7 リモートスケジュール登録ファイル、28 操作手
順/スケジュール登録ファイル、29 リモートスケジ
ュール登録ファイル、30 前処理/後処理グループ定
義機能、31 コマンドおよびスケジュール情報転送機
能、32リモートスケジュール登録ファイル、33 操
作手順/スケジュール登録ファイル、34 スケジュー
ラ、35 スケジューラ、36 端末、37 ホスト用
コマンド定義ファイル。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の計算機とこの第1の計算機に接続
    された第2の計算機からなるファイル転送自動管理シス
    テムにおいて、上記第2の計算機で実行するコマンドを
    入力する入力手段と、このコマンドを記憶する第1の記
    憶手段と、上記入力手段から入力したコマンドを上記第
    1の記憶手段に格納する格納手段と、上記第1の記憶手
    段から上記コマンドを読み出して上記第2の計算機へ送
    信する送信手段とを有する上記第1の計算機と、上記コ
    マンドを受信する受信手段と、上記コマンドを記憶する
    第2の記憶手段と、上記コマンドを上記第2の記憶手段
    から読み出して実行する実行手段とを有する上記第2の
    計算機とを備えたことを特徴とするファイル転送自動管
    理システム。
  2. 【請求項2】 第1の計算機は特定の第2の計算機へコ
    マンドを送信することを特徴とする請求項1記載のファ
    イル転送自動管理システム。
  3. 【請求項3】 コマンドは送信の時刻を有し、第1の計
    算機はこの時刻にコマンドを第2の計算機へ送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載のファイル転送自動管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 稼働計画を入力する入力手段とこの稼働
    計画を記憶する第1の記憶手段と、上記入力手段から入
    力した稼働計画を上記第1の記憶手段に格納する格納手
    段と、上記第1の記憶手段から稼働計画を読み出して送
    信する送信手段とを有する第1の計算機と、上記稼働計
    画を受信する受信手段と、上記稼働計画を記憶する第2
    の記憶手段と、上記第2の記憶手段に記憶された稼働計
    画に基づいてファイル転送のスケジューリングを行うス
    ケジュール手段とを有する第2の計算機とを備えたこと
    を特徴とするファイル転送自動管理システム。
  5. 【請求項5】 稼働計画は転送時間を有し第1の計算機
    は上記転送時間を表示する表示手段を備えたことを特徴
    とする請求項4記載のファイル転送自動管理システム。
  6. 【請求項6】 実行結果等を示すログ情報を記憶するロ
    グ情報記憶手段と、このログ情報を格納する格納手段
    と、上記ログ情報を上記格納手段から読み出して送信す
    るログ情報送信手段とを有する第1の計算機と、上記ロ
    グ情報を要求かつ受信するログ情報受信手段と上記受信
    されたログ情報を表示する表示手段とを有する第2の計
    算機とを備えたことを特徴とするファイル転送自動管理
    システム。
  7. 【請求項7】 ログ情報は所望の時間帯に含まれる複数
    のログを有することを特徴とする請求項6記載のファイ
    ル転送自動管理システム。
  8. 【請求項8】 第1の計算機とこの第1の計算機に接続
    された第2の計算機からなるファイル転送自動管理シス
    テムにおいて、上記第2の計算機のスケジュールを記憶
    する第1の記憶手段と、上記スケジュールを入力する入
    力手段と、この入力手段が入力したスケジュールを上記
    第1の記憶手段に格納する第1の格納手段と、上記スケ
    ジュールを上記第1の格納手段から読み出して上記第2
    の計算機へ送信する送信手段とを有する第1の計算機
    と、上記スケジュールを受信する受信手段と上記受信さ
    れたスケジュールを記憶する第2の記憶手段と、上記受
    信されたスケジュールを上記第2の記憶手段に格納する
    第2の格納手段と、上記スケジュールに基づいて実行す
    る実行手段とを有する第2の計算機とを備えたことを特
    徴とするファイル転送自動管理システム。
  9. 【請求項9】 第1の計算機とこの第1の計算機に接続
    された第2の計算機からなるファイル転送自動管理シス
    テムにおいて、上記第1の計算機が配信相手である上記
    第2の計算機のそれぞれに対応する前処理情報および後
    処理情報を入力する入力手段と上記前処理情報および後
    処理情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段から上記
    前処理情報および後処理情報を読み出してこの前処理情
    報および後処理情報に格納された配信相手対応に前処理
    および後処理を実行する実行手段とを備えたことを特徴
    とするファイル転送自動管理システム。
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