JPH08271526A - 生化学自動分析装置 - Google Patents

生化学自動分析装置

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JPH08271526A
JPH08271526A JP9780795A JP9780795A JPH08271526A JP H08271526 A JPH08271526 A JP H08271526A JP 9780795 A JP9780795 A JP 9780795A JP 9780795 A JP9780795 A JP 9780795A JP H08271526 A JPH08271526 A JP H08271526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cuvette
optical system
absorbance
absorptiometer
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP9780795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Kadota
俊美 門田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP9780795A priority Critical patent/JPH08271526A/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸光光度計の光学系の調整も容易で、平面的
スペースも小さくして回転も容易にする。 【構成】 キュベット2は円環状に配列され、恒温槽4
の恒温水6に浸されてキュベットローラーによってその
円環の中心を回転中心として回転しながら移動する。キ
ュベット2にはキュベット配列の円環の外側になるキュ
ベット外側面に反射面40が形成されており、恒温槽4
の内側には1つの窓板14が設けられている。キュベッ
ト2中の反応液の吸光度を測定する吸光光度計は照射光
学系と受光光学系を備えているが、照射光学系と受光光
学系はともにキュベットの円環状配列の内側に配置さ
れ、かつ両光学系の光軸は同一平面内にあるように配置
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液や尿などの多成分
を含む試料中の目的成分の濃度又は活性値を測定する自
動化学分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような自動化学分析装置の分析部
は、キュベットが円環状に一列に配列されて搬送される
反応ライン、キュベットに試料を分注する試料注入機
構、キュベットに試薬を分注する試薬注入機構、キュベ
ット内の反応液の吸光度を測定する吸光光度計及びキュ
ベットを洗浄する洗浄機構を少なくとも備えている。
【0003】図1はそのような生化学自動分析装置で吸
光度を測定する吸光光度計をキュベット配列とともに示
したものである。(A)は概略平面図、(B)はそのX
−X’線位置での断面図、(C)は受光光学系を概念的
に示すためのもので、(B)のY方向からみた底面図で
ある。キュベット2は円環状に配列され、恒温槽4の恒
温水6に浸されてキュベットローラーによってその円環
の中心を回転中心として回転しながら移動する。キュベ
ット2に検体を分注する検体分注機構や試薬を分注する
試薬分注機構の他、反応終了後の反応液を廃棄しキュベ
ットを洗浄する洗浄機構もこのキュベットの配列の周囲
に配置されているが、図では省略されている。3はキュ
ベットに分注された検体と試薬からなる反応液である。
【0004】キュベット2中の反応液の吸光度を測定す
るために、キュベットの円環状配列の内側には吸光光度
計の照射光学系を構成する光源10と集光レンズ12が
配置されており、恒温槽4の内側に設けられた窓板14
を経てキュベット2内の反応液に測定光が照射される。
キュベット2を透過した測定光をキュベットの円環状配
列の外側に取り出すために恒温槽4の外側面にも窓板1
6が設けられている。吸光光度計を構成するために、恒
温槽4やキュベット配列の存在する面の裏面側に分光器
20が配置されている。分光器20は回折格子22、及
び回折格子22で分光された各波長光の焦点位置に設け
られたフォトダイオードなどの光検出器24を備え、光
検出器24により複数の波長での光強度を同時に検出す
るポリクロメータを構成している。30は分光器20の
入口スリットである。
【0005】キュベット2を透過し、恒温槽4の窓板1
6から出射した測定光は、ミラー26及び28によって
光路が分光器20方向に折り曲げられ、入口スリット3
0を経て分光器20に入射する。この生化学自動分析装
置では、キュベット2を検体分注位置へ移動させたり、
試薬分注位置へ移動させたり、撹拌位置や洗浄位置へも
移動させたりするために、キュベット2が恒温槽4の恒
温水6に浸された状態で、キュベット配列がその円環の
中心を回転中心として回転することにより、キュベット
2が移動する。一方、光源10及び分光器20を含む吸
光光度系も恒温槽4とともにキュベット配列の円環の中
心を回転中心として回転しながら移動することにより、
各キュベット2の反応液の吸光度を測定し、その吸光度
は反応液の濃度に換算されてプリントアウトされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1のようにキュベッ
ト2を透過した測定光をミラー26,28で折り曲げて
下部に配置された分光器20に導く光学系を備えた吸光
光度計は、平面上のスペースは小さくてすむが、光学系
が複雑になり、また調整も難しくなる。そこで、図2に
示されるように照射光学系も受光光学系も同一平面内に
あるように配置すれば、光学系の調整は容易になるが、
吸光光学系が大きくなって吸光光度計を回転させる負荷
が大きくなり、吸光光学系を回転させるのが難しくな
る。本発明は吸光光度計の光学系の調整も容易で、平面
的スペースも小さくして回転も容易にすることを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、キュベット
配列の円環の外側になる各キュベットの外側面に反射面
を形成し、吸光光度計はキュベットに測定光を入射させ
る照射光学系をキュベット配列の円環の内側に配置し、
キュベットの反射面で反射した測定光を受光して吸光度
を測定する受光光学系もその円環の内側に配置し、か
つ、照射光学系と受光光学系を通る光軸が同一平面内に
あるように配置したものとする。
【0008】
【作用】本発明では吸光光度計の照射光学系も受光光学
系もともにキュベット配列の円環の内側に配置され、し
かも同一平面内に配置するので、平面的スペースも小さ
くなり、光学系の調整も容易になる。
【0009】
【実施例】図3は一実施例を表わす。図1と同一部分に
は同一の符号を用いる。キュベット2は円環状に配列さ
れ、恒温槽4の恒温水6に浸されてキュベットローラー
によってその円環の中心を回転中心として回転しながら
移動する。実施例でもキュベット2に検体を分注する検
体分注機構や試薬を分注する試薬分注機構の他、反応終
了後の反応液を廃棄しキュベットを洗浄する洗浄機構は
キュベット配列の周囲に配置されているが、図では省略
されている。
【0010】キュベット2にはキュベット配列の円環の
外側になるキュベット外側面に反射面40が形成されて
いる。恒温槽4にはキュベット配列の円環の内側からキ
ュベット2に測定光を入射させ、キュベット2の反射面
40で反射した測定光をキュベット配列の円環の内側方
向に取り出すための1つの窓板14が恒温槽4の内側に
設けられている。
【0011】キュベット2中の反応液の吸光度を測定す
る吸光光度計は照射光学系と受光光学系を備えている
が、照射光学系と受光光学系はともにキュベットの円環
状配列の内側に配置され、かつ両光学系の光軸は同一平
面内にあるように配置されている。照射光学系は光源1
0と集光レンズ12を備えて恒温槽4の窓板14を経て
キュベット2内の反応液に測定光を照射する。受光光学
系はキュベット2の反射面40で反射された測定光を再
び恒温槽4の窓板14を経て受光する集光レンズ13、
及び集光レンズ13で集光された測定光を入口スリット
30を経て入射させる分光器20を備えている。分光器
20は回折格子22、及び回折格子22で分光された各
波長光の焦点位置に設けられたフォトダイオードなどの
光検出器24を備え、光検出器24により複数の波長で
の光強度を同時に検出するポリクロメータを構成してい
る。
【0012】キュベット2は例えばパイレックスガラス
製であり、反射面40はアルミニウム薄膜を蒸着法によ
りキュベット2の側面に形成したものであり、アルミニ
ウム膜が酸化されたり他の部分と接触して剥離したりす
るのを防ぐためにアルミニウム膜上に樹脂コーティング
膜などの保護膜を形成したものが好ましい。
【0013】
【発明の効果】本発明ではキュベット配列の円環の外側
になる各キュベットの外側面に反射面を形成し、吸光光
度計はキュベットに測定光を入射させる照射光学系をキ
ュベット配列の円環の内側に配置し、キュベットの反射
面で反射した測定光を受光して吸光度を測定する受光光
学系もその円環の内側に配置し、かつ、照射光学系と受
光光学系を通る光軸が同一平面内にあるように配置した
ので、吸光光度計が小型になり、回転が容易になり、照
射光学系の光軸と受光光学系の光軸が同一平面内に配置
されていることから、光学系の調整も容易になる。ま
た、恒温槽の窓板が1枚ですみ、恒温槽製作のコストが
小さくなる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の生化学自動分析装置の吸光光度計をキュ
ベット配列とともに示す図であり、(A)は概略平面
図、(B)はそのX−X’線位置での断面図、(C)は
受光光学系を概念的に示すためのもので、(B)のY方
向からみた底面図である。
【図2】他の従来の生化学自動分析装置の吸光光度計を
キュベット配列とともに示す概略平面図である。
【図3】一実施例の吸光光度計とキュベット配列の一部
を示す概略平面図である。
【符号の説明】
2 キュベット 3 反応液 4 恒温槽 6 恒温水 10 光源 12,13 集光レンズ 14 恒温槽の窓板 20 分光器 30 分光器の入口スリット 40 反射面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キュベットが円環状に一列に配列されて
    搬送される反応ライン、キュベットに試料を分注する試
    料注入機構、キュベットに試薬を分注する試薬注入機
    構、キュベット内の反応液の吸光度を測定する吸光光度
    計及びキュベットを洗浄する洗浄機構を少なくとも備え
    ている分析部と、前記分析部の各部の動作を制御し、前
    記分光光度計からの吸光度により試料の濃度又は活性値
    を算出する制御部とを備えた生化学自動分析装置におい
    て、 キュベット配列の円環の外側になる各キュベットの外側
    面に反射面を形成し、 前記吸光光度計はキュベットに測定光を入射させる照射
    光学系を前記円環の内側に配置し、キュベットの前記反
    射面で反射した測定光を受光して吸光度を測定する受光
    光学系も前記円環の内側に配置したものとし、かつ、照
    射光学系と受光光学系を通る光軸が同一平面内にあるよ
    うに配置したものであることを特徴とする生化学自動分
    析装置。
JP9780795A 1995-03-29 1995-03-29 生化学自動分析装置 Pending JPH08271526A (ja)

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JP9780795A JPH08271526A (ja) 1995-03-29 1995-03-29 生化学自動分析装置

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JPH08271526A true JPH08271526A (ja) 1996-10-18

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JP9780795A Pending JPH08271526A (ja) 1995-03-29 1995-03-29 生化学自動分析装置

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JP (1) JPH08271526A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108646809A (zh) * 2018-04-13 2018-10-12 复旦大学 温控设备及温控光化学系统
JP2020536235A (ja) * 2017-09-28 2020-12-10 ザ・ボード・オブ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・イリノイThe Board Of Trustees Of The University Of Illinois 複数検出モダリティが可能な移動生体内感知装置

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JP2020536235A (ja) * 2017-09-28 2020-12-10 ザ・ボード・オブ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・イリノイThe Board Of Trustees Of The University Of Illinois 複数検出モダリティが可能な移動生体内感知装置
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