JPH08270369A - 掘削機の掘削方向制御装置 - Google Patents

掘削機の掘削方向制御装置

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JPH08270369A
JPH08270369A JP9600695A JP9600695A JPH08270369A JP H08270369 A JPH08270369 A JP H08270369A JP 9600695 A JP9600695 A JP 9600695A JP 9600695 A JP9600695 A JP 9600695A JP H08270369 A JPH08270369 A JP H08270369A
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昭夫 池田
Koetsu Kurumano
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SEKYU KODAN
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 掘削機の掘削方向を精度よく検出し、掘削中
のビット荷重や振動が強度の弱い偏心機構部へ作用する
のを抑制して回転シャフトの剛性を高める。 【構成】 第1および第2の円環状部材11、12と中
空型の調和歯車減速機13、14との間に第1および第
2の円環状部材11、12の回転角度位置を検出するレ
ゾルバを配置し、ドリルビットと第1および第2の円環
状部材11、12との中間に回転シャフト2の支点軸受
8を配置し、第1および第2の円環状部材11、12の
上部にフレキシブルジョイント3と、さらにその上部に
回転シャフト1を支持する軸受15とを配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油井、ガス井掘削機
等に代表される掘削装置の掘削方向を制御するための制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地下資源の採取あるいは土木工事を目的
として地下に孔を掘削する掘削装置、特に石油、天然ガ
ス、地熱蒸気などの地下流体資源を採取するためにその
賦存地層まで大深度の坑井を能率よく掘削する代表的な
掘削装置であるロータリー式掘削装置においては、固い
岩盤などを迂回させて掘削作業を継続させるために、ド
リルの進行方向を変更させる掘削方向制御装置が必要で
ある。また、掘削中に何らかの原因で掘削方向に狂いが
生じた場合には、掘削方向を目標とする方向に修正する
ため、掘削方向制御装置が必要である。
【0003】従来、ロータリー式掘削装置の掘削方向制
御装置としては、特開昭57−21695号公報、特開
昭57−100290号公報、特開昭58−21030
0号公報等に各種の掘削方向制御機構が提案されてい
る。しかし、特開昭57−21695号公報、特開昭5
7−100290号公報、特開昭58−210300号
公報等に開示の掘削方向制御機構は、掘削方向を全方位
に亘って制御できないばかりでなく、機構が複雑である
などの問題点を有しており、十分に満足できるものでは
なかった。
【0004】また、最近においては、複数の中空型調和
歯車減速機と、中空型調和歯車減速機のそれぞれの出力
要素に連結され、対応する各減速機回転軸に対して偏心
回転する偏心中空部を備えた複数の偏心回転部材と、前
記中空型調和歯車減速機の中空部および前記偏心回転部
材の前記偏心中空部を貫通した状態に装着された掘削機
ドリルの回転シャフトとを有し、偏心回転する前記偏心
中空部の内周面によって、前記回転シャフトの部分がシ
ャフト中心軸線とほぼ直行する方向に向けて変位せしめ
られるようになっている装置(特開平4−76183号
公報)、同軸状態に配置した第1および第2の中空型調
和歯車減速機と、前記第1の中空型調和歯車減速機と同
軸状態に配列され、この減速機により回転させられる第
1の円環状部材と、前記第2の中空型調和歯車変速機と
同軸状態に配列され、この変速機により回転させられる
第2の円環状部材とを有し、前記第1および第2の円環
状部材は相対回転可能な状態にそれらの環状端面が相互
に重ね合わされており、これらの重ね合わされた端面
は、中心軸線方向に対して一定の角度だけ傾斜した傾斜
面に設定されており、前記第1および第2の円環状部材
の中空部分を貫通した状態に掘削ドリルの回転シャフト
を配置し、これらの第1および第2の円環状部材を相対
回転させて、この回転シャフトを所定の方向に撓める装
置(特開平5−149079号公報)、図7に示すとお
り、円筒型ハウジング101と、この円筒型ハウジング
101の円形内周面上に回転自在に支持されていると共
に、当該円筒型ハウジング101に対して偏心した円形
内周面を備えた第1の円環状部材102と、この第1の
円環状部材102の前記円形内周面上に回転自在に支持
されていると共に、当該円形内周面に対して偏心した円
形内周面を備えた第2の円環状部材103と、前記第1
および第2の円環状部材102、103をそれらの部材
中心の回りに相対的に回転させる中空型の調和歯車減速
機104、105とを有し、前記円筒型ハウジング10
1に対する前記第1の円環状部材102の円形内周面の
偏心量と、この第1の円環状部材102に対する前記第
2の円環状部材103の円形内周面の偏心量とが等しく
なるように設定されており、前記第2の円環状部材10
3の円形内周面の中心と一体的に移動するように先端に
ドリルビット106を有する回転シャフト107を当該
第2の円環状部材103に連結して、前記第1および第
2の円環状部材102、103を相対回転させることに
よって、支点軸受108を支点として前記回転シャフト
107の位置決めを行う装置(特開平5−202689
号公報)等の提案が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平4−761
83号公報、特開平5−149079号公報および特開
平5−202689号公報に開示の掘削方向制御装置
は、次のような問題点を有している。 (イ). ビット荷重を受けるスラスト軸受は、掘削方
向制御装置の上部の回転シャフト保持機構部であり、回
転シャフトはこの位置までビット荷重が作用する。 (ロ). 第1および第2の円環状部材の回転角度位置
によって回転シャフトの撓みの方向と量が決まるが、こ
の回転角度位置を検出する従来の光センサーや渦電流セ
ンサー等のパルスカウント方式の位置検出センサーでは
原点保持が困難で、地上での調整はできるが石油掘削等
の地下数百、数千メータにおよぶ坑底の高温、高圧環境
下で精度よく検出することは不可能に近い。 (ハ). 回転シャフトの撓みの支点が掘削方向制御装
置の上部のシャフト保持機構であり、支点から下部シー
ル機構までの距離が長くなって、回転シャフト撓み時の
下部シール部でのシャフト偏心量が大きくなり、シール
機構の構造が複雑となって設計困難となるため、シール
機構における制限から回転シャフトの曲げ角度を大きく
取れない。 (ニ). ドリルビット直上で回転シャフトを支持して
いるのは、2重偏心機構部であり、掘削中の振動が直ち
に偏心機構に伝わる構造となっており、強度的に問題が
ある。したがって、実際の掘削においては、ドリルビッ
トの横荷重を利用して掘削方向を制御するものである
が、回転シャフトの剛性が弱いため、ビット横荷重量が
ビット荷重により大きく変動し、場合によっては変えた
い方向と逆方向の力に転ずるという弱点を有している。
【0006】この発明の目的は、第1および第2の円環
状部材の回転角度位置を坑底の高温、高圧環境下で精度
よく検出できると共に、下部シール部での回転シャフト
の軸直角方向変位量をできるだけ小さくでき、掘削中の
ビット荷重や振動が強度の弱い偏心機構部へ作用するの
を抑制でき、ビット上部の回転シャフトの剛性を高める
ことができる掘削機の掘削方向制御装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意試験研究を重ねた。その結果、ドリル
ビットと2重偏心機構部との中間に支点軸受を配置する
と共に、2重偏心機構の上部に回転シャフトの軸直角方
向変位量を吸収するためのフレキシブルジョイントを上
部軸受との間に配置することによって、支点軸受がビッ
ト荷重を受けるスラスト軸受としての機能ばかりでな
く、2重偏心機構部での回転シャフトの軸直角方向変位
時の回転中心となり、ドリルビットを反対方向に変位さ
せる働きをするため、支点軸受に隣接して下部シールを
配置でき、下部シール部での回転シャフトの軸直角方向
変位量が小さくシール構造が簡単になること、回転シャ
フトに与えられた軸直角方向変位がフレキシブルジョイ
ントにより吸収され、回転シャフトへの過大な曲げ応力
が防止できることを究明し、この発明に到達した。
【0008】すなわちこの発明は、円筒型ハウジング
と、該円筒型ハウジングの円形内周面上に回転自在に支
持されていると共に、当該円筒型ハウジングに対して偏
心した円形内周面を備えた第1の円環状部材と、この第
1の円環状部材の前記円形内周面上に回転自在に支持さ
れていると共に、当該円形内周面に対して偏心した円形
内周面を備えた第2の円環状部材と、前記第1および第
2の円環状部材をそれらの部材中心の回りに相対的に回
転させる中空型の調和歯車減速機とを有し、前記円筒型
ハウジングに対する前記第1の円環状部材の円形内周面
の偏心量と、この第1の円環状部材に対する前記第2の
円環状部材の円形内周面の偏心量とが等しくなるように
設定されており、前記第2の円環状部材の円形内周面の
中心と一体的に移動するように掘削機ドリルの回転シャ
フトを当該第2の円環状部材に連結し、前記第1および
第2の円環状部材を単独に回転させることにより、前記
回転シャフトの位置決めを行う掘削機の掘削方向制御装
置において、前記第1および第2の円環状部材と中空型
の調和歯車減速機との間に第1および第2の円環状部材
の回転角度位置を検出するレゾルバを配置し、ドリルビ
ットと前記第1および第2の円環状部材との中間に回転
シャフトの支点軸受を配置すると共に、前記第1および
第2の円環状部材の上部にフレキシブルジョイントと、
さらにその上部に回転シャフトを支持する軸受とを配設
したことを特徴とする掘削機の掘削方向制御装置であ
る。
【0009】
【作用】この発明においては、第1および第2の円環状
部材と中空型の調和歯車減速機との間に第1および第2
の円環状部材の回転角度位置を検出するレゾルバを配置
したことによって、第1および第2の円環状部材の回転
角度位置の絶対量を精度よく検出でき、掘削方向の正確
で安定した制御を行うことができる。また、レゾルバの
回転子は、各調和歯車減速機の出力回転を第1および第
2の円環状部材に伝達する動力伝達部材を兼ねることが
でき、コンパクトな構造とすることができる。
【0010】また、この発明においては、ドリルビット
と前記第1および第2の円環状部材との中間に回転シャ
フトの支点軸受を配置したことによって、この支点軸受
がビット荷重を受けるスラスト軸受として機能するばか
りでなく、前記第1および第2の円環状部材からなる2
重偏心機構部での回転シャフトの軸直角方向変位時の回
転中心となり、ドリルビットを反対方向に変位させる働
きをするため、下記の利点を有する。 (イ). 支点軸受に隣接して円筒型ハウジングと回転
シャフト間の下部シール部を設置でき、下部シール部で
の回転シャフトの軸直角方向変位量が小さく、シール構
造が簡単となる。 (ロ). ビット荷重は、支点軸受で受けて円筒型ハウ
ジングに伝達されるため、2重偏心機構部に回転シャフ
トから直ちにビット荷重が作用せず、強度的弱点部であ
る2重偏心機構部を保護することができる。 (ハ). 支点軸受と下部シール部が近いため、下部シ
ール部での回転シャフトの軸直角方向変位量に対する回
転シャフトの傾斜角を大きくとることができる。 (ニ). ドリルビットと支点軸受間の距離を短縮でき
ると共に、この間に2重偏心機構部がないため、回転シ
ャフトの大径化が可能であり、回転シャフトの剛性アッ
プを図ることができ、掘削方向制御時のビット横荷重を
大きく取ることができる。
【0011】さらに、この発明においては、前記第1お
よび第2の円環状部材の上部にフレキシブルジョイント
と、さらにその上部に回転シャフトを支持する軸受とを
配設したことによって、2重偏心機構部で回転シャフト
に与えられた軸直角方向変位による撓み力がフレキシブ
ルジョイントで吸収でき、軸直角方向変位による回転シ
ャフトの過大な繰り返し曲げ応力の発生を防止すること
ができる。
【0012】この発明におけるフレキシブルジョイント
としては、2重偏心機構部で回転シャフトに与えられた
軸直角方向変位による撓み力の吸収と、回転シャフト内
部を流れる泥水の流出を防止できればよく、特に限定さ
れないが、中空のヨークと中空のセンターシャフトとク
ロスピンの接続部内部にシールチューブを挿嵌して両端
を密封した中空ユニバーサルジョイント、あるいはヤン
グ率の低いチタン材等を使用したねじ結合の中空フレキ
シブルチューブを使用することができる。
【0013】
【実施例】以下にこの発明の詳細を実施の一例を示す図
1ないし図6に基づいて説明する。図1はこの発明の掘
削方向制御装置の概略全体構成図、図2はこの発明の掘
削方向制御装置で回転シャフトを偏心させた状態の概略
全体構成図、図3は掘削方向制御部の詳細断面図、図4
は二重偏心機構部の詳細水平断面図、図5はこの発明の
掘削方向制御装置の動作を示す説明図、図6は掘削方向
制御装置の制御系を示す概略ブロック図である。図1な
いし図6において、1はロータリー式掘削装置の上部回
転シャフト、2は下部回転シャフトで上部回転シャフト
1とフレキシブルジョイント3により接続されている。
4は下部回転シャフト2の先端に同軸状態に連結したド
リルカラー、5はドリルカラー4の先端に固定したドリ
ルビットで、上部回転シャフト1は図示しない回転駆動
機構に連結されている。6はドリルカラー4より上部の
上下回転シャフト1、2の外周を囲むように配置した円
筒型ハウジングで、該円筒型ハウジング6の先端と下部
回転シャフト2との間には下部シール7が設けられてい
る。
【0014】8は下部シール7上部の円筒型ハウジング
6と下部回転シャフト2との間に設けたドリルビット5
の荷重を受ける支点軸受、9は支点軸受8上部の円筒型
ハウジング6と下部回転シャフト2との間に設けた二重
偏心機構部で、図3に示すとおり、円筒型ハウジング6
の内周面に固定支持された円筒部材10と、円筒部材1
0の内側に回転自在に装着された第1の円環状部材11
と、円環状部材11の内側に回転自在に装着された第2
の円環状部材12から構成されている。13は二重偏心
機構部9の直上に設けた前記第1の円環状部材11を回
転させる第1の調和歯車減速機、14は二重偏心機構部
9の直下に設けた前記第2の円環状部材12を回転させ
る第2の調和歯車減速機である。15は上部回転シャフ
ト1の下部を軸支する軸受、16は円筒型ハウジング6
の上部と上部回転シャフト1との間の上部シールであ
る。
【0015】前記第1の調和歯車減速機13は、図3に
示すとおり、環状の第1および第2の剛性内歯歯車2
1、22と、その内側に配置された環状の可繞性外歯歯
車23と、その内側に配置された楕円形状の波動発生器
から構成されている。波動発生器は、楕円形状をした剛
性カム板24と、剛性カム板24の外周と可繞性外歯歯
車23の間に挿入されたベアリング25から構成され、
楕円形状をした剛性カム板24の中心には中空部26が
形成されており、下部回転シャフト2が遊びのある状態
で貫通している。上記第1の剛性歯車21は、円筒型ハ
ウジング6の内周面に固定支持されている。第2の剛性
歯車22には、レゾルバ27の中空の回転子28の一端
が連結され、中空の回転子28の他端は第1の円環状部
材11に直結されており、レゾルバ27の固定子29は
円筒型ハウジング6の内周面に固定され、第2の剛性歯
車22、中空の回転子28および第1の円環状部材11
が一体回転するようになっている。また、波動発生器
は、電磁クラッチブレーキ機構30、第1のオルダム継
手31を介して下部回転シャフト2の側に連結されてお
り、電磁クラッチブレーキ機構30を操作して下部回転
シャフト2の回転力を第1の調和歯車減速機13に伝達
すれば、第1の調和歯車減速機13で所定の減速比に減
速したのち、レゾルバ27の中空の回転子28を介して
第1の円環状部材11を回転させるよう構成されてい
る。
【0016】前記第2の調和歯車減速機14は、環状の
第1および第2の剛性内歯歯車41、42と、その内側
に配置された環状の可繞性外歯歯車43と、その内側に
配置された楕円形状の波動発生器から構成されている。
波動発生器は、楕円形状をした剛性カム板44と、剛性
カム板44の外周と外歯歯車43の間に挿入されたベア
リング45から構成され、楕円形状をした剛性カム板4
4の中心には中空部46が形成されており、下部回転シ
ャフト2が遊びのある状態で貫通している。上記第1の
剛性内歯歯車41は、円筒型ハウジング6の内周面に固
定支持されている。第2の剛性内歯歯車42には、レゾ
ルバ47の中空の回転子48の一端が連結され、中空の
回転子48の他端は第2の円環状部材12にオルダム型
調心機構49を介して連結されており、レゾルバ47の
固定子50は円筒型ハウジング6の内周面に固定され、
第2の剛性内歯歯車42、中空の回転子48、および第
2の円環状部材12がオルダム型調心機構49を介して
一体回転するようになっている。また、波動発生器は、
電磁クラッチブレーキ機構51、第2のオルダム継手5
2を介して下部回転シャフト2の側に連結されており、
電磁クラッチブレーキ機構51を操作して下部回転シャ
フト2の回転力を第2の調和歯車減速機14に伝達すれ
ば、第2の調和歯車減速機14で所定の減速比に減速し
たのち、レゾルバ47の中空の回転子48およびオルダ
ム型調心機構49を介して第2の円環状部材12が回転
するよう構成されている。
【0017】上記二重偏心機構部9の最も外側の円筒部
材10は、支点軸受8によって規定されるシャフト中
心、すなわち、図4に示すとおり、シャフト回転軸A上
に中心を有する円形内周面61が形成され、ローラベア
リング62を介して第1の円環状部材11の円形外周面
63が回転自在に支持されている。第1の円環状部材1
1には、シャフト回転軸Aに対して距離eだけ偏心した
位置Bを中心とする円形内周面64が形成され、ローラ
ベアリング65を介して第2の円環状部材12の円形外
周面66が回転自在に支持されている。第2の円環状部
材12には、円形外周面66の中心Bに対して同一距離
eだけ偏心した位置Cを中心とする円形内周面67が形
成され、下部回転シャフト2の外周面がローラベアリン
グ68を介して回転自在に支持されている。
【0018】二重偏心機構部9においては、第1および
第2の円環状部材11、12の回転角度位置および相対
回転量を制御することによって、下部回転シャフト2を
支持している第2の円環状部材12の円形内周面67の
中心Cを任意の方向に所定の距離だけ移動させることが
できる。すなわち、図5に示すとおり、第1の円環状部
材11の円形内周面64の中心Bは、シャフト回転中心
Aに対して距離eだけ偏心しているので、このシャフト
回転中心Aを中心とする半径eの円が移動軌跡である。
第2の円環状部材12の円形内周面67の中心Cは、前
記移動軌跡を描く中心Bに対して距離eだけ偏心してい
るので、この中心Bを中心とする半径eの円が移動軌跡
である。したがって、第2の円環状部材12の円形内周
面67の中心Cは、第1および第2の円環状部材11、
12の回転角度、相対回転量を制御することによって、
シャフト回転軸Aを中心とした半径2eの円内の任意の
位置に移動させることができ、この二重偏心機構部9内
に支持されている下部回転シャフト2の部分を、回転軸
に直交する平面上における任意の方向に最大2eの距離
だけ変位させることができるよう構成されている。
【0019】下部回転シャフト2の下方位置は、支点軸
受8によってその中心がシャフト回転軸Aに保持されて
いる。したがって、下部回転シャフト2の先端側は図2
に示すとおり、支点軸受8の中心Aと二重偏心機構部9
における第2の円環状部材12の円形内周面67の中心
Cとを結ぶ線分Lに沿った方向に進行方向(掘削方向)
が変更される。この場合、下部回転シャフト2と上部回
転シャフト1とは、フレキシブルジョイント3を介して
連結されているので、下部回転シャフト2の軸直角方向
変位による曲げ応力が吸収され、上部回転シャフト1お
よび下部回転シャフト2に撓みが発生しない。本実施例
においては、第1および第2の円環状部材11、12に
形成されている円形内周面64、67の中心B、Cの偏
心量が共にeであるので、掘削方向を制御する必要のな
い場合には、二重偏心機構部9を貫通している下部回転
シャフト2の部分の中心Cがシャフト回転軸A上に位置
するよう制御される。
【0020】図6において、71は掘削機の全体の駆動
制御を司るホストコンピュータ、72は掘削方向制御装
置のコントローラで、ホストコンピュータ71から掘削
方向を規定する方位および角度の指令信号73が入力さ
れる。コントローラ72は、ホストコンピュータ71か
ら入力される掘削方向を規定する方位および角度の指令
信号73に基づき、第1および第2の円環状部材11、
12の目標回転位置を演算する目標回転位置演算部74
を有している。また、コントローラ72は、第1および
第2の円環状部材11、12と第1および第2の調和歯
車減速機13、14との間に介在せしめたレゾルバ2
7、47からの角度検出信号75、76に基づき、第1
および第2の円環状部材11、12の実際の回転位置を
演算する実回転位置演算部77を有している。さらに、
コントローラ72は、第1および第2の円環状部材1
1、12の実際の回転位置が目標回転位置となるように
第1および第2の調和歯車減速機13、14を駆動制御
するための駆動制御信号78を出力する駆動信号指令部
79を有している。駆動信号指令部79から出力される
駆動制御信号78は、第1および第2の調和歯車減速機
13、14の駆動制御ユニット80、81に出力され
る。駆動制御ユニット80、81は、駆動信号指令部7
9から駆動制御信号78が入力されると、第1および第
2のオルダム継手31、52に連結される電磁クラッチ
ブレーキ機構30、51を操作することによって、下部
回転シャフト2の回転力を第1および第2の調和歯車減
速機13、14に伝達し、所定の減速比に減速したの
ち、レゾルバ27、47の中空の回転子28、48を介
して第1および第2の円環状部材11、12を目標とす
る回転位置まで回転させて保持するよう構成されてい
る。このような第1および第2の円環状部材11、12
の駆動制御は、予めホストコンピュータ71内に格納さ
れた制御プログラムを実行することにより達成される。
【0021】上記のとおり構成したことによって、掘削
機の掘削方向を変更する場合には、ホストコンピュータ
71からコントローラ72に掘削方向を規定する方位お
よび角度の指令信号73を出力すれば、コントローラ7
2は、入力される掘削方向を規定する方位および角度の
指令信号73に基づき、目標回転位置演算部74で第1
および第2の円環状部材11、12の目標回転位置を演
算し、駆動信号指令部79に出力する。一方、実回転位
置演算部77は、第1および第2の円環状部材11、1
2と第1および第2の調和歯車減速機13、14との間
に介在せしめたレゾルバ27、47からの角度検出信号
75、76に基づき、第1および第2の円環状部材1
1、12の実際の回転位置を演算し、駆動信号指令部7
9に出力する。駆動信号指令部79は、目標回転位置演
算部74から第1および第2の円環状部材11、12の
目標回転位置が入力されると、駆動指令を駆動制御ユニ
ット80、81に出力すると共に、実回転位置演算部7
7から入力される第1および第2の円環状部材11、1
2の実際の回転位置に基づき、第1および第2の円環状
部材11、12の実際の回転位置が目標回転位置となる
ように第1および第2の調和歯車減速機13、14を駆
動制御するための駆動制御信号78を駆動制御ユニット
80、81に出力する。
【0022】駆動制御ユニット80、81は、駆動信号
指令部79から駆動指令が入力されると、電磁クラッチ
ブレーキ機構30、51を制御して第1および第2のオ
ルダム継手31、52を介して下部回転シャフト2の回
転力を第1および第2の調和歯車減速機13、14に伝
達すると共に、駆動信号指令部79から入力される駆動
制御信号77に基づき、第1および第2の円環状部材1
1、12の回転角度位置および相対回転量を変更し、第
1および第2の円環状部材11、12の回転位置が目標
回転位置となるよう所定の減速比に減速したのち、レゾ
ルバ27、47の中空の回転子28、48を介して第1
および第2の円環状部材11、12を目標とする回転位
置まで回転させて保持する。上記操作によって、第2の
円環状部材12の円形内周面67内を貫通する下部回転
シャフト2は、支点軸受8を中心として回転軸に直交す
る平面上における任意の方向に所定量だけ傾斜させるこ
とができ、掘削方向を任意の方向に変更することができ
る。この場合、下部回転シャフト2の支点軸受8を中心
とする軸直角方向変位による上部回転シャフト1間の曲
げ応力は、フレキシブルジョイント3によって吸収さ
れ、上部回転シャフト1および下部回転シャフト2の橈
みは大幅に軽減され、回転シャフトを長期間使用するこ
とができる。
【0023】本実施例においては、レゾルバ27、47
を第1および第2の調和歯車減速機13、14と第1お
よび第2の円環状部材11、12との間に介在させたこ
とによって、第1および第2の円環状部材11、12の
回転角度位置の絶対量を高精度で検出でき、掘削方向の
正確で安定した制御を実施することができる。また、レ
ゾルバ27、47は、第1および第2の調和歯車減速機
13、14と第1および第2の円環状部材11、12を
中空の回転子28、48で直結し、第1および第2の調
和歯車減速機13、14の出力回転を第1および第2の
円環状部材11、12に伝達する動力伝達部材を兼ねて
いるので、コンパクトな構造とすることができる。さら
に、この発明においては、支点軸受8をドリルビット5
と二重偏心機構部9との中間に配置したことによって、
支点軸受8がドリルビット5の荷重を受けるスラスト軸
受としての機能と共に、下部回転シャフト2の軸直角方
向変位時の回転中心となり、ドリルビット5を二重偏心
機構部の傾斜方向とは反対の方向に変位させる。
【0024】この発明においては、ドリルビット5と支
点軸受8との中間に下部シール7を設けたことによっ
て、下部シール7での下部回転シャフト2の軸直角方向
変位量が小さく、シール構造を簡単なものとすることが
できると共に、下部シール7での下部回転シャフト2の
傾斜角を大きく取ることができる。また、下部シール7
とドリルカラー4間の下部回転シャフト2の大径化が可
能で、剛性アップを図ることができ、掘削方向制御時の
ビット横荷重を大きく取ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明の掘削方向
制御装置は、二重偏心機構部の偏心角度検出にレゾルバ
を用いることによって、2枚の円環状部材の回転角度位
置の絶対量を精度よく検出でき、掘削方向の正確で安定
したステップレス制御が可能となる。また、二重偏心機
構部とドリルビットの中間に支点軸受を配置したことに
よって、支点軸受に隣接して下部シールを配置でき、下
部シール部での回転シャフトの軸直角方向変位量が小さ
く、シール構造が簡単となるばかりでなく、ヒット荷重
が支点軸受で受けて円筒型ハウジングに伝達されるた
め、二重偏心機構部に回転シャフトから直ちにビット荷
重が作用せず、強度的に弱い二重偏心機構部が保護され
る。さらに、支点軸受と下部シールが近いため、下部シ
ールでの回転シャフトの傾斜角を大きく取れると共に、
回転シャフトの大径化が可能である。さらにまた、二重
偏心機構部より上部にフレキシブルジョイントを配置し
たことによって、フレキシブルジョイントにより回転シ
ャフトの撓みを防止でき、過大な曲げ応力の発生を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の掘削方向制御装置の概略全体構成図
である。
【図2】この発明の掘削方向制御装置で回転シャフトを
偏心させた状態の概略全体構成図である。
【図3】この発明の掘削方向制御装置の掘削方向制御部
の詳細縦断面図である。
【図4】この発明の掘削方向制御装置の二重偏心機構部
の詳細水平断面図である。
【図5】この発明の掘削方向制御装置の動作を示す説明
図である。
【図6】この発明の掘削方向制御装置の制御系を示す概
略ブロック図である。
【図7】特開平5−202689号公報に開示の油井掘
削機の掘削方向制御装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1 上部回転シャフト 2 下部回転シャフト 3 フレキシブルジョイント 4 ドリルカラー 5、106 ドリルビット 6、101 円筒型ハウジング 7 下部シール 8、108 支点軸受 9 二重偏心機構部 10 円筒部材 11、102 第1の円環状部材 12、103 第2の円環状部材 13 第1の調和歯車減速機 14 第2の調和歯車減速機 15 軸受 16 上部シール 21、41 第1の剛性内歯歯車 22、42 第2の剛性内歯歯車 23、43 可繞性外歯歯車 24、44 剛性カム板 25、45、62、65、68 ローラベアリング 26、46 中空部 27、47 レゾルバ 28、48 中空の回転子 29、50 固定子 30、51 電磁クラッチブレーキ機構 31 第1のオルダム継手 49 オルダム型調心機構 52 第2のオルダム継手 61、64、67 円形内周面 63、66 円形外周面 71 ホストコンピュータ 72 コントローラ 73 指令信号 74 目標回転位置演算部 75、76 角度検出信号 77 実回転位置演算部 78 駆動制御信号 79 駆動信号指令部 80、81 駆動制御ユニット 104、105 調和歯車減速機 107 回転シャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒型ハウジングと、該円筒型ハウジン
    グの円形内周面上に回転自在に支持されていると共に、
    当該円筒型ハウジングに対して偏心した円形内周面を備
    えた第1の円環状部材と、この第1の円環状部材の前記
    円形内周面上に回転自在に支持されていると共に、当該
    円形内周面に対して偏心した円形内周面を備えた第2の
    円環状部材と、前記第1および第2の円環状部材をそれ
    らの部材中心の回りに相対的に回転させる中空型の調和
    歯車減速機とを有し、前記円筒型ハウジングに対する前
    記第1の円環状部材の円形内周面の偏心量と、この第1
    の円環状部材に対する前記第2の円環状部材の円形内周
    面の偏心量とが等しくなるように設定されており、前記
    第2の円環状部材の円形内周面の中心と一体的に移動す
    るように掘削機ドリルの回転シャフトを当該第2の円環
    状部材に連結し、前記第1および第2の円環状部材を単
    独に回転させることにより、前記回転シャフトの位置決
    めを行う掘削機の掘削方向制御装置において、前記第1
    および第2の円環状部材と中空型の調和歯車減速機との
    間に第1および第2の円環状部材の回転角度位置を検出
    するレゾルバを配置し、ドリルビットと前記第1および
    第2の円環状部材との中間に回転シャフトの支点軸受を
    配置すると共に、前記第1および第2の円環状部材の上
    部にフレキシブルジョイントと、さらにその上部に回転
    シャフトを支持する軸受とを配設したことを特徴とする
    掘削機の掘削方向制御装置。
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